JP3090724B2 - 自動車用ウインドウモールディング、並びにその取付構造及び製造方法 - Google Patents

自動車用ウインドウモールディング、並びにその取付構造及び製造方法

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JP3090724B2 JP03208601A JP20860191A JP3090724B2 JP 3090724 B2 JP3090724 B2 JP 3090724B2 JP 03208601 A JP03208601 A JP 03208601A JP 20860191 A JP20860191 A JP 20860191A JP 3090724 B2 JP3090724 B2 JP 3090724B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウインドウガラス等の
ウインドウプレート(以下、理解容易化のためのウイン
ドウガラスという。)と車体パネルとの間の隙間内に嵌
挿されたウインドウモールディングを、ファスナーによ
り固定してなる自動車用ウインドウモールディング、並
びにその取付構造及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車体パネルの窓開口部に取付け
られたウインドウガラスの周縁部には、ウインドウモー
ルディングが装着されている。具体的には、ウインドウ
ガラスの周縁と車体パネルの窓開口部の開口縁との間
に、連続長尺状の隙間が形成されており、この隙間内
に、長尺状の押出部材からなるウインドウモールディン
グが嵌挿されシールが行われている。このウインドウモ
ールディングは、上記隙間内に介挿される脚部と、その
隙間を車外側から覆う装飾部とを備えている。
【0003】このようなウインドモールディングを装着
するにあたっては、ウインドモールディング自体を車体
パネル側に嵌合させる場合と、車体パネル側に固定され
たファスナーにウインドモールディングを嵌着する場合
とがある。
【0004】ウインドウモールディング自体を車体パネ
ル側に嵌合させる場合の例として、米国特許USP38
51432号、4165119号、4441755号が
ある。この場合には、脚部の一部をウインドウガラス側
に嵌合させ、当該脚部の弾性力によって、車体パネルと
ウインドウガラスとの隙間における中央部分にウインド
モールディングを位置させるとともに、車体パネルの窓
開口部の略中央にウインドウガラスを配置させるように
している。同様な例として、実開昭60−158908
号、特開昭62−178421号等に記載されたウイン
ドウモールディングもある。
【0005】一方ファスナーを用いてウインドウモール
ディングを装着させる例としては、実開昭58−188
12号、実開昭61−115714号、実開昭62−1
0108号、実開昭62−26719号、特開昭61−
27723号等に記載されたウインドモールディングが
ある。これらに開示されたファスナーには、所定の係止
部が設けられており、その係止部内に、ウインドウモー
ルディングの脚部を嵌着させている。このようなファス
ナーを用いれば、ウインドモールディングを所定の深さ
まで確実に装着させることができ、その結果として、車
体パネルに対するウインドウガラスの装着深さを正確に
維持することができる。なお特開昭59−164222
号及び実開昭61−59421号に記載されたウインド
ウモールディングも、ほぼ同様の基礎構造からなってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにファスナー
を用いれば、ウインドウモールディングを精度良く固定
し、ウインドウガラスの深さ方向の位置を正確に維持す
ることができるという利点があるが、その反面、ウイン
ドウガラス側への嵌合部分が少なくなってしまい、ウイ
ンドウガラスを窓枠開口部の中心方向に位置規制する作
用力が不足する傾向がある。したがってファスナーを用
いる取付構造には、車体パネルの窓開口部の略中央にウ
インドウガラスを配置させる機能に欠けるという問題が
ある。
【0007】そこで本発明は、ファスナーを用いてウイ
ンドウモールディングを装着させる場合であっても、ウ
インドウガラスを深さ方向及び表面方向の両方向に位置
規制することができるようにした自動車用ウインドウモ
ールディングの取付構造及び製造方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明にかかる自動車用ウインドウモールディングは、
車体パネルの窓枠開口部に沿って固着されたウインドウ
プレートの周縁部と、車体パネルの窓枠開口部の内周縁
部との間に形成された隙間内に嵌挿され、車体パネル側
の複数箇所に点在するように取り付けられたファスナー
に嵌合・固定される脚部と、当該脚部の車外側端に設け
られて上記隙間を車外側から覆う装飾部と、を備えてな
る自動車用ウインドウモールディングおいて、上記ウ
インドウモールディングの脚部は、前記ファスナーに嵌
合・固定される外周配置部と、ウインドウプレートの周
縁部に嵌着される内周配置部と、を備え、これら外周配
置部及び内周配置部は、前記装飾部との位置関係におい
て長手方向に直交する幅方向に異なる位置関係となるよ
うに配置され、かつ前記車体パネル側にファスナーが取
り付けられている部位においては、前記内周配置部が設
けられることなく前記外周配置部が設けられた構成にな
されている。また、本発明にかかる自動車用ウインドウ
モールディングでは、車体パネルの窓枠開口部に沿って
固着されたウインドウプレートの周縁部と、車体パネル
の窓枠開口部の内周縁部との間に形成された隙間内に嵌
挿され、車体パネル側の複数箇所に点在するように取り
付けられたファスナーに嵌合・固定される脚部と、当該
脚部の車外側端に設けられて上記隙間を車外側から覆う
装飾部と、を備えてなる自動車用ウインドウモールディ
ングにおいて、上記ウインドウモールディングの脚部
は、前記ファスナーに嵌合・固定される外周配置部と、
ウインドウプレートの周縁部に嵌着される内周配置部
と、を備え、これら外周配置部及び内周配置部は、前記
装飾部との位置関係において長手方向に直交する幅方向
に異なる位置関係となるように配置され、かつ前記外周
配置部が設けられている部位に、前記内周配置部が設け
られていない部分を有する。 さらに、本発明にかかる自
動車用ウインドウモールディングでは、車体パネルの窓
枠開口部に沿って固着されたウインドウプレートの周縁
部と、車体パネルの窓枠開口部の内周縁部との間に形成
された隙間内に嵌挿され、車体パネル側の複数箇所に点
在するように取り付けられたファスナーに嵌合・固定さ
れる脚部と、 当該脚部の車外側端に設けられて上記隙間
を車外側から覆う装飾部と、を備えてなる自動車用ウイ
ンドウモールディングにおいて、上記ウインドウモール
ディングの脚部は、前記ファスナーに嵌合・固定される
外周配置部と、ウインドウプレートの周縁部に嵌着され
る内周配置部と、を備え、これら外周配置部及び内周配
置部は、前記装飾部との位置関係において長手方向に直
交する幅方向に異なる位置関係となるように配置され、
かつ前記内周配置部が設けられている部位に、前記外周
配置部が設けられていない部分を有する。 さらにまた、
本発明にかかる自動車用ウインドウモールディングで
は、車体パネルの窓枠開口部に沿って固着されたウイン
ドウプレートの周縁部と、車体パネルの窓枠開口部の内
周縁部との間に形成された隙間内に嵌挿され、車体パネ
ル側の複数箇所に点在するように取り付けられたファス
ナーに嵌合・固定される脚部と、当該脚部の車外側端に
設けられて上記隙間を車外側から覆う装飾部と、を備え
てなる自動車用ウインドウモールディングにおいて、上
記ウインドウモールディングの脚部は、前記ファスナー
に嵌合・固定される外周配置部と、ウインドウプレート
の周縁部に嵌着される内周配置部と、を備え、これら外
周配置部及び内周配置部は、前記装飾部との位置関係に
おいて長手方向に直交する幅方向に異なる位置関係とな
るように配置され、かつ前記外周配置部は、モールディ
ングの長手方向に沿って断続的に形成され、当該外周配
置部が設けられていない部位においては、前記内周配置
部が前記ウインドウプレートの周縁部に嵌着されてい
る。 また、本発明にかかる自動車用ウインドウモールデ
ィングでは、車体パネルの窓枠開口部に沿って固着され
たウインドウプレートの周縁部と、車体パネルの窓枠開
口部の内周縁部との間に形成された隙間内に嵌挿され、
車体パネル側の複数箇所に点在するように取り付けられ
たファスナーに嵌合・固定される脚部と、当該脚部の車
外側端に設けられて上記隙間を車外側から覆う装飾部
と、を備えてなる自動車用ウインドウモールディングに
おいて、上記ウインドウモールディングの脚部は、前記
ファスナーに嵌合・固定される外周配置部と、ウインド
ウプレートの周縁部に嵌着される内周配置部と、を備
え、これら外周配置部及び内周配置部は、前記装飾部と
の位置関係において長手方向に直交する幅方向に異なる
位置関係となるように配置され、かつ前記内周配置部
は、モールディングの長手方向 に沿って断続的に形成さ
れ、当該内周配置部が形成されていない部位において
は、前記外周配置部がファスナーに嵌合・固定されてい
る。 さらに、本発明にかかる自動車用ウインドウモール
ディングでは、車体パネルの窓枠開口部に沿って固着さ
れたウインドウプレートの周縁部と、車体パネルの窓枠
開口部の内周縁部との間に形成された隙間内に嵌挿さ
れ、車体パネル側の複数箇所に点在するように取り付け
られたファスナーに嵌合・固定される脚部と、当該脚部
の車外側端に設けられて上記隙間を車外側から覆う装飾
部と、を備えてなる自動車用ウインドウモールディング
において、上記ウインドウモールディングの脚部は、前
記ファスナーに嵌合・固定される外周配置部と、ウイン
ドウプレートの周縁部に嵌着される内周配置部と、を備
え、これら外周配置部及び内周配置部は、前記装飾部と
の位置関係において長手方向に直交する幅方向に異なる
位置関係となるように配置され、かつ前記外周配置部及
び内周配置部は、幅方向における装飾部との位置関係が
長手方向に沿って連続的に変化している。 さらにまた、
本発明にかかる自動車用ウインドウモールディングで
は、車体パネルの窓枠開口部に沿って固着されたウイン
ドウプレートの周縁部と、車体パネルの窓枠開口部の内
周縁部との間に形成された隙間内に嵌挿され、車体パネ
ル側の複数箇所に点在するように取り付けられたファス
ナーに嵌合・固定される脚部と、当該脚部の車外側端に
設けられて上記隙間を車外側から覆う装飾部と、を備え
てなる自動車用ウインドウモールディングにおいて、上
記ウインドウモールディングの脚部は、前記ファスナー
に嵌合・固定される外周配置部と、ウインドウプレート
の周縁部に嵌着される内周配置部と、を備え、これら外
周配置部及び内周配置部は、前記装飾部との位置関係に
おいて長手方向に直交する幅方向に異なる位置関係とな
るように配置され、かつ前記脚部は、長手方向に直交す
る任意の横断面に関して、外周配置部及び内周配置部の
いずれか一方の単一部材から構成され、当該単一部材か
らなる脚部が、長手方向に沿って連続するように形成さ
れている。
【0009】また本発明にかかる自動車用ウインドウモ
ールディングの取付構造では、車体パネルの窓枠開口部
に沿って固着されたウインドウプレートの周縁部と、車
体パネルの窓枠開口部の内周縁部との間に形成された隙
間内に自動車用ウインドウモールディングが嵌挿された
ものであって、上記車体パネル側の複数箇所に点在する
ように取り付けられたファスナーに、自動車用ウインド
ウモールディングの脚部が嵌合・固定されているととも
に、上記脚部の車外側端に設けられた装飾部が、前記隙
間を車外側から覆うように配置された自動車用ウインド
ウモールディングの取付構造において、上記自動車用ウ
インドウモールディングの脚部は、ウインドウモールデ
ィングの長手方向の一部分において前記ファスナーに嵌
合・固定されているとともに、長手方向の他の部分にお
ける脚部は、前記ファスナーに嵌合・固定されることな
前記ウインドウプレートを窓枠開口部の中央寄りに押
すように当該ウインドウプレートの周縁部に当接するよ
うに配置されている。さらに、本発明にかかる自動車用
ウインドウモールディングの取付構造では、車体パネル
の窓枠開口部に沿って固着されたウインドウプレートの
周縁部と、車体パネルの窓枠開口部の内周縁部との間に
形成された隙間内に自動車用ウインドウモールディング
が嵌挿されたものであって、上記車体パネル側の複数箇
所に点在するように取り付けられたファスナーに、自動
車用ウインドウモールディングの脚部が嵌合・固定され
ているとともに、上記脚部の車外側端に設けられた装飾
部が、前記隙間を車外側から覆うように配置された自動
車用ウインドウモールディングの取付構造において、上
記自動車用ウインドウモールディングの脚部は、ウイン
ドウモールディングの長手方向の一部分において、前記
ウインドウプレートの周縁部に当接することなく前記フ
ァスナーに嵌合・固定されているとともに、長手方向の
他の部分では、前記ウインドウプレートを窓枠開口部の
中央寄りに押すように当該ウインドウプレートの周縁部
に当接するように配置されている。 さらにまた、本発明
にかかる自動車用ウインドウモールディングの取付構造
では、車体パネルの窓枠開口部に沿って固着されたウイ
ンドウプレートの周縁部と、車体パネルの窓枠開口部の
内周縁部との間に形成された隙間内に自動車用ウインド
ウモールディングが嵌挿されたものであって、上記車体
パネル側の複数箇所 に点在するように取り付けられたフ
ァスナーに、自動車用ウインドウモールディングの脚部
が嵌合・固定されているとともに、上記脚部の車外側端
に設けられた装飾部が、前記隙間を車外側から覆うよう
に配置された自動車用ウインドウモールディングの取付
構造において、上記自動車用ウインドウモールディング
の脚部は、ウインドウモールディングの長手方向の一部
分において前記ファスナーに嵌合・固定されているとと
もに、長手方向の他の部分では、前記ウインドウプレー
トを窓枠開口部の中央寄りに押すように当該ウインドウ
プレートの周縁部に当接するように配置され、かつ前記
脚部は、長手方向に直交する幅方向において装飾部との
位置関係が、長手方向に沿って連続的に変化している。
また、本発明にかかる自動車用ウインドウモールディン
グの取付構造では、車体パネルの窓枠開口部に沿って固
着されたウインドウプレートの周縁部と、車体パネルの
窓枠開口部の内周縁部との間に形成された隙間内に自動
車用ウインドウモールディングが嵌挿されたものであっ
て、上記車体パネル側の複数箇所に点在するように取り
付けられたファスナーに、自動車用ウインドウモールデ
ィングの脚部が嵌合・固定されているとともに、上記脚
部の車外側端に設けられた装飾部が、前記隙間を車外側
から覆うように配置された自動車用ウインドウモールデ
ィングの取付構造において、上記自動車用ウインドウモ
ールディングの脚部は、ウインドウモールディングの長
手方向の一部分において前記ファスナーに嵌合・固定さ
れているとともに、長手方向の他の部分では、前記ウイ
ンドウプレートを窓枠開口部の中央寄りに押すように当
該ウインドウプレートの周縁部に当接するように配置さ
れ、かつ前記脚部は、長手方向の一部分及び他の部分の
双方において、単一の部材から構成され、当該単一の部
材からなる脚部が、上記長手方向の一部分から他の部分
にかけて連続するように形成されている。さらに、本発
明にかかる自動車用ウインドウモールディングの製造方
法は、ウインドウプレートと車体パネルとの間の隙間を
覆うウインドウモールディングの装飾部に対応する押出
形成口と、上記隙間内に嵌挿されるウインドウモールデ
ィングの脚部に対応する押出形成口とを備えてなるダイ
を用いて、ウインドウモールディングの押出を行うよう
にした自動車用ウインドウモールディングの製造方法に
おいて、上記ダイの脚部に対応する押出形成口を、装飾
部に対応する押出形成口に対して、ウインドウモールデ
ィングの長手方向に直交する幅方向である内外周方向に
相当する方向に所定のタイミングで移動させつつ押出を
行うようにした構成になされている。
【0010】
【作用】このような構成を有する各手段では、ウインド
ウモールディングの長手方向における一部を構成する脚
の外周配置部が、車体パネル側に設けられたファスナ
ーの係止部に嵌着され、これによってウインドウプレー
トが深さ方向に位置規制されるとともに、ウインドウモ
ールディングの長手方向における他の部分を構成する脚
の内周配置部が、ウインドウプレートの周縁部に嵌着
され、これによってウインドウプレートが窓枠開口部の
中心方向に位置規制されるようになっている。しかも、
このような作用を奏する外周配置部及び内周配置部は、
互いに干渉することのないように配置されているから、
モールディングの取付に支障を来すことがなく取付作業
は容易かつ効率的に行われるとともに、モールディング
の幅寸法が狭小になされることとなり、その分、運転視
界が拡大されるようになっている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1に表わされているように、自動車のフ
ロントウインドウガラス11の周縁部には、ウインドモ
ールディング2が、図示を省略したファスナーを介して
装着されている。ウインドモールディング2は、フロン
トウインドウガラス11の上縁部とルーフパネル12と
の間に装着されるアッパーモールディング2Aと、フロ
ントウインドウガラス11の両側縁部とフロントピラー
パネル13との間に装着されるサイドモールディング2
Cを有し、これら両モールディング2A,2Cが、コー
ナーモールディング2Bを介して一体に連続されてい
る。このようなウインドモールディング2の取付構造の
第1実施例が、図2ないし図4に示されている。
【0012】各図に示されているように、ルーフパネル
12及びフロントピラーパネル13に設けられたガラス
取付用開口部の内周縁部は、ウインドウガラス11を受
け入れるように室内側に向かって階段状に折り曲げられ
ており、折曲壁12a,13aを介してフランジ部12
b,13bが設けられている。これらアッパー部及びサ
イド部の各折曲壁12a,13aの立上り高さは、全周
均一高さとなるように設定されている。
【0013】前記車体パネル12,13側のフランジ部
12b,13b上には、帯状のダムラバー14が固着さ
れているとともに、このダムラバー14の外周面側に、
接着剤15が押出によって充填されている。ウインドウ
ガラス11は、その車内側面が上記ダムラバー14上に
当接されるように押圧されている。これによってウイン
ドウガラス11は、車体パネル12,13側のフランジ
部12b,13b上に全周略均一の高さに固着されてい
るとともに、当該ウインドウガラス11の周端面と、上
記車体パネル12,13の折曲壁12a,13aとの間
に、隙間が形成されている。
【0014】また上記折曲壁12a,13aとフランジ
部12b,13bとの角部には、ファスナー24が配置
されている。このファスナー24は、一定の長さを有す
る横断面略U字状の溝形部材からなり、ウインドウモー
ルディング2の長手方向において複数箇所に点在されて
いる。そしてこのファスナー24の底部側は、フランジ
部12b,13b上に載置されているとともに、外周側
の壁部が接着テープ25を介して折曲壁12a,13a
に貼着され、かつ内周側の壁部が上記接着剤15に固着
されている。当該ファスナー24の溝内には、後述する
ウインドモールディング2が嵌挿され、ファスナー24
の内周側壁部の先端縁部に設けられた鍵形状の係止段部
24aによって、ウインドモールディング2が脱落なき
係合状態に嵌合されている。
【0015】ウインドウモールディング2は、ゴム、合
成樹脂等の弾性材料を後述する成形装置によって、長尺
帯状にて一体に押出成形してなるものであり、ウインド
ウガラス11の周縁部と、ルーフパネル12及びフロン
トピラーパネル13との間隙に介挿される脚部22を有
しているとともに、上記隙間を車外側(図3,図4上
側)から覆うリップ状の装飾部21を備えている。そし
てこれら装飾部21と脚部22とによって、長手方向に
直交する横断面形状が略T字状になされている。
【0016】装飾部21は、脚部22の車外側端(図
3,図4上端)からウインドウガラス11側に延びる内
周側装飾部21aと、車体パネル12,13側に延びる
外周側装飾部21bとを有しており、モールデイングの
全長にわたって均一の横断面形状になされている。上記
内周側装飾部21aは、ウインドウガラス11の車外側
表面上に弾接されているとともに、外周側装飾部21b
は、車体パネル12,13の車外側表面上に弾接されて
いる。またこのような装飾部21の略中央部分には、芯
材としてのワイヤー23が埋設されている。
【0017】一方脚部22は、上記ファスナー24に嵌
着される外周配置部22a(図4参照)と、ウインドウ
ガラス11の周縁部に嵌着される内周配置部22b(図
3参照)とを備えている。これら脚部22の外周配置部
22a及び内周配置部22bは、それぞれ一定の長さを
備えるように形成されており、外周配置部22aが、ウ
インドウガラス11と車体パネル12,13aとの間の
隙間のほぼ中央部分に位置するように形成されているの
に対して、内周配置部22bは、ウインドウガラス11
側寄りの内周側に片寄らされた位置に形成されている。
そしてこれら外周配置部22aと内周配置部22bと
は、モールディングの長手方向に沿って交互に断続的に
延在するように設けられている。また、これらの外周配
置部22a及び内周配置部22bどうしは、内外周方向
に向かって斜めに延びる接続部22cによって一体に連
結されており、この状態を横断面形状としてみた場合に
は、図4と図3との間で相互に変化している。すなわ
ち、上記外周配置部22aは、ファスナー24が取り付
けられている部位に配置され、内周配置部22bは、フ
ァスナー24が取り付けられていない部位に配置されて
いる。なお、上述した接続部22cがモールディング取
付の際に邪魔になったり、モールディングの軽量化を行
いたいなどの場合には、例えば実開昭57−12241
4号、特開昭59−53196号、実開昭59−105
509号等において周知の切除技術と同様にして、上記
接続部22cを除去することもできる。
【0018】上記脚部22の外周配置部22aは、図4
に示されているように、前記ファスナー24の溝内に嵌
挿されており、当該外周配置部22aの車内側端(図4
下端)に設けられた鍵形状の係合段部が、ファスナー2
4側の係止段部24aに嵌合されている。そしてこれに
よってウインドモールディング2が所定の位置に固定さ
れている。一方前記内周配置部22bの内周側壁は、図
3に示されているように、ウインドウガラス11の周端
面部に圧接されている。当該内周配置部22bの車内側
端(図3下端)には、鍵形状の係合段部が設けられてお
り、この係合段部が、ウインドウガラス11の車内側エ
ッジ部に嵌合されている。
【0019】このように本実施例では、ウインドウモー
ルディング2の長手方向において脚部22の一部分を構
成する外周配置部22aが、ファスナー24に嵌着され
ることによってウインドウモールディング2が所定の位
置に固定されている。その結果、ウインドウガラス11
は、図4中の矢印で示されているように深さ方向(図示
下方向)に押圧されることとなり、所定の深さに位置規
制される。一方脚部22の他の部分を構成する内周配置
部22bは、ウインドウガラス11の周縁部に嵌着され
ている。これによってウインドウガラス11は、図3中
の矢印で示されているようにガラス表面方向(図示左方
向)に押圧されることとなり、ウインドウガラス11の
全体が、車体パネル側窓開口部の略中央に位置規制され
る。
【0020】次に、上述したウインドウモールディング
2を成形する装置を説明する。まず図5に示されている
ように、コイラー3から巻き出されたインサート材23
は、フォーミングロール4、検出装置5を通して押出成
形金型(ダイス)6に供給され、樹脂と一体にて上述し
た横断面形状に押出成形される。押し出されたモールデ
ィング素材は、冷却槽7を通して引取機8によって切断
装置9に送り込まれ、そこで所定長さに切断が行われ
る。
【0021】このとき上記検出装置5で検出されたイン
サート材23の送り量は、制御装置10に印加されてお
り、その入力信号に基づいて、上記押出成形金型6及び
切断装置9の動作タイミングが決定され、制御装置10
から各装置6,9に動作信号が出力されている。なお検
出装置5の配設位置は、素材の進行量あるいは移動量を
検知することができる位置であればどこでも良く、例え
ば引取機8の前後いずれであっても配置することができ
る。
【0022】上記押出成形金型6に設けられたダイは、
図6に示されているように、合成樹脂押出用の開口部を
形成するための2つのダイを備えている。これらのダイ
は、モールディングの押出方向(紙面垂直方向)に並設
された第1のダイ61と、第2のダイ62とからなる。
上記第1のダイ61は固定状態に設置されており、ウイ
ンドウモールディング2の装飾部21及び脚部22を成
形するための押出形成口64を備えている。この押出形
成口64において装飾部21に対応する開口領域は、装
飾部21の上縁に相当する弓形湾曲形状の上辺部を有し
ているとともに、装飾部21の下縁に相当する部分は、
脚部22に対応する開口領域に開放され連通されてい
る。脚部22に対応する開口領域は、図示一点鎖線で示
された正面略矩形状の大型開口形状になされており、当
該脚部22に対応する開口領域に、前記第2のダイ62
が重ね合わされている。
【0023】第2のダイ62は、正面略矩形状の板状部
材から形成されており、前記第1のダイ61の前面上
に、一対のガイド62a,62aによって平行移動可能
に支持されている。この第2のダイ62には、脚部22
の外形に一致する形状の押出形成口65が設けられてい
るとともに、前記第1のダイ61の押出形成口64を前
面側に露出させるための切欠き部66が設けられてい
る。この第2のダイ62が、前記第1のダイ61に対し
て所定の位置に重ね合わせられることによって、前述し
たウインドウモールディング2の全体の横断面形状が、
ダイ6の前面に画成される。
【0024】第2のダイ62の図示左端縁部には、連接
棒62bが設けられており、この連接棒62bが、回転
運動を直線運動に変換する変換器を介して駆動モータ6
2cに連結されている。そしてこの駆動モータ62cか
らの駆動力によって上記第2のダイ62の往復移動が行
われ、ウインドモールディング2の脚部22の成形位置
が、装飾部21の底面部において適宜移動されるように
して押出成形が行われるようになっている。
【0025】このような成形装置6においては、まず図
6に表わされた状態になされ、図4に示されたウインド
モールディング2が押出成形される。このとき第1のダ
イ61の押出形成口64に、金属ワイヤー23が供給さ
れる。この部分におけるウインドモールディング2の脚
部22は、ファスナー24に嵌着される外周配置部22
aに相当する部分であり、図4に表わされた横断面形状
のウインドモールディング2が、一つのファスナー24
の全長に相当する長さにわたって押出成形される。つい
でこの状態から、第2のダイ62が図示左方向に移動さ
れつつ押出が継続されるとともに、第2のダイ62の停
止後に、図3に示されたウインドモールディング2が所
定の長さにわたって押出成形される。これを繰り返すこ
とによってウインドモールディング2の全長が一連に押
出成形される。
【0026】次に図7ないし図9に示された第2実施例
にかかるファスナー204は、接着テープ205を介し
て車体パネル12,13の折曲壁12a,13aに貼着
されている。このファスナー204は、パネル側窓開口
部の全周にわたって装着されており、図9に示されてい
るように横断面略U字状になされている部分と、図8に
示されているように横断面略L字状になされている部分
とが交互に設けられている。
【0027】ファスナー204の外周側壁部は、車体パ
ネル12,13の各折曲壁12a,13aに沿って延び
ており、車体パネル12,13の車外側表面に突出する
リップ状になされている。この車外側に突出するリップ
状の部分は、ウインドモールディング20の全長にわた
って設けられている。
【0028】一方ファスナー204の横断面略U字状に
なされている部分は、後述するウインドモールディング
20の脚部202を固定するための溝部を有している。
このファスナー204の溝部を構成する内周側壁部の先
端縁部には、鍵形状の係止段部204aが設けられてお
り、この係止段部204aによって、ウインドモールデ
ィング20が脱落なき係合状態に嵌合されるようになっ
ている。またこのファスナー204の横断面略L字状に
なされている部分は、これに対応するウインドモールデ
ィング20の脚部202bを受け入れる構成にはなされ
ていない。
【0029】ウインドウモールディング20は、脚部2
02の車外側(図示上側)に一体成形されたリップ状の
装飾部201を備えており、これら装飾部201と脚部
202とによって、長手方向に直交する横断面形状が略
L字状(図9参照)またはT字状(図8参照)になされ
ている。装飾部201は、ウインドウガラス11側に延
びるリップ状部材から形成されており、ウインドウガラ
ス11の車外側表面上に弾接されている。この装飾部2
01の略中央部分には、芯材としての金属箔板203が
埋設されている。
【0030】一方脚部202は、前記ファスナー204
に嵌着される外周配置部202a(図9参照)と、ウイ
ンドウガラス11の周縁部に嵌着される内周配置部20
2b(図8参照)とを備えている。これら外周配置部2
02a及び内周配置部202bは、前記実施例と同様な
構成になされているものである。すなわち外周配置部2
02aが、ウインドウガラス11と車体パネル12,1
3aとの間の隙間のほぼ中央部分に位置するように形成
されているのに対して、内周配置部202bは、ウイン
ドウガラス11の端面に当接するように内周側に片寄ら
された位置に形成されている。そしてこれら外周配置部
202aと内周配置部202bとは、内外周方向に向か
って斜めに延びる接続部202cによって一体に連結さ
れている。
【0031】図9に示されているように、上記外周配置
部202aはファスナー204の溝内に嵌挿されてお
り、当該外周配置部202aの車内側端(図9下端)に
設けられた鍵形状の係合段部が、ファスナー204側の
係止段部204aに嵌合されている。これによってウイ
ンドモールディング20が所定の位置に固定されてい
る。一方図8に示されているように、内周配置部202
bの内周側壁は、ウインドウガラス11の周端面部に圧
接されており、当該内周配置部202bの車内側端(図
8下端)に設けられた鍵形状の係合段部が、ウインドウ
ガラス11の車内側エッジ部に嵌合されている。
【0032】このような第2実施例によっても、上記第
1実施例と同様な作用・効果を得ることができる。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明にかかる自動車
用ウインドウモールディング及びその取付構造は、ウイ
ンドウモールディング長手方向において、脚部の外周配
置部と内周配置部とを、互いに干渉することのないよう
内外周方向に位置変化させつつ一連に成形し、上記脚
部の外周配置部をファスナーの係止部に嵌着するととも
に、脚部の内周配置部をウインドウガラスの周縁部に嵌
着してなるものであるから、ウインドウモールディング
を固定するにあたって、ウインドウプレートを、車体パ
ネル側における窓枠開口部の深さ方向及び中央方向の双
方に位置規制することができ、ウインドウプレート及び
ウインドモールディングの取付を極めて精度良く行うこ
とができるとともに、モールディングの取付を容易かつ
確実に行うことができ、しかも、モールディングの幅寸
法を狭小とすることを可能として、運転視界の拡大を図
ることができる。 また、本発明にかかる自動車用ウイン
ドウモールディングの製造方法によれば、上述した本発
明にかかる自動車用ウインドウモールディングを効率的
に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる自動車の前部を表わした
外観斜視説明図である。
【図2】本発明の第1実施例におけるモールディング構
造を表わした外観斜視説明図である。
【図3】図2に表わされたウインドモールディング構造
の一部分を表わした横断面説明図である。
【図4】図2に表わされたウインドモールディング構造
の他の部分を表わした横断面説明図である。
【図5】図2ないし図4に表わされたウインドモールデ
ィングを製造するための装置例を表わした側面説明図で
ある。
【図6】図5に示された製造装置に用いられている金型
成形装置を表わした正面説明図である。
【図7】本発明の第2実施例におけるモールディング構
造を表わした外観斜視説明図である。
【図8】図7に表わされたウインドモールディング構造
の一部分を表わした横断面説明図である。
【図9】図7に表わされたウインドモールディング構造
の他の部分を表わした横断面説明図である。
【符号の説明】
11 フロントウインドウガラス 12,13 車体パネル 2,20 モールディング 21,201 装飾部 22,202 脚部 22a,202a 外周配置部 22b,202b 内周配置部 24,204 ファスナー 61 第1のダイ 62 第2のダイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 1/02 111 B60J 1/18 B60J 10/02 B60R 13/06

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルの窓枠開口部に沿って固着さ
    れたウインドウプレートの周縁部と、車体パネルの窓枠
    開口部の内周縁部との間に形成された隙間内に嵌挿さ
    れ、車体パネル側の複数箇所に点在するように取り付け
    られたファスナーに嵌合・固定される脚部と、 当該脚部の車外側端に設けられて上記隙間を車外側から
    覆う装飾部と、を備えてなる自動車用ウインドウモール
    ディングおいて、 上記ウインドウモールディングの脚部は、前記ファスナ
    ーに嵌合・固定される外周配置部と、ウインドウプレー
    トの周縁部に嵌着される内周配置部と、を備え、 これら外周配置部及び内周配置部は、前記装飾部との位
    置関係において長手方向に直交する幅方向に異なる位置
    関係となるように配置され、かつ 前記車体パネル側にフ
    ァスナーが取り付けられている部位においては、前記内
    周配置部が設けられることなく前記外周配置部が設けら
    れていることを特徴とする自動車用ウインドウモールデ
    ィング。
  2. 【請求項2】 車体パネルの窓枠開口部に沿って固着さ
    れたウインドウプレートの周縁部と、車体パネルの窓枠
    開口部の内周縁部との間に形成された隙間内に嵌挿さ
    れ、車体パネル側の複数箇所に点在するように取り付け
    られたファスナーに嵌合・固定される脚部と、 当該脚部の車外側端に設けられて上記隙間を車外側から
    覆う装飾部と、を備えてなる自動車用ウインドウモール
    ディングにおいて、 上記ウインドウモールディングの脚部は、前記ファスナ
    ーに嵌合・固定される外周配置部と、ウインドウプレー
    トの周縁部に嵌着される内周配置部と、を備え、 これら外周配置部及び内周配置部は、前記装飾部との位
    置関係において長手方向に直交する幅方向に異なる位置
    関係となるように配置され、かつ 前記外周配置部が設け
    られている部位に、前記内周配置部が設けられていない
    部分を有することを特徴とする自動車用ウインドウモー
    ルディング。
  3. 【請求項3】 車体パネルの窓枠開口部に沿って固着さ
    れたウインドウ プレートの周縁部と、車体パネルの窓枠
    開口部の内周縁部との間に形成された隙間内に嵌挿さ
    れ、車体パネル側の複数箇所に点在するように取り付け
    られたファスナーに嵌合・固定される脚部と、 当該脚部の車外側端に設けられて上記隙間を車外側から
    覆う装飾部と、を備えてなる自動車用ウインドウモール
    ディングにおいて、 上記ウインドウモールディングの脚部は、前記ファスナ
    ーに嵌合・固定される外周配置部と、ウインドウプレー
    トの周縁部に嵌着される内周配置部と、を備え、 これら外周配置部及び内周配置部は、前記装飾部との位
    置関係において長手方向に直交する幅方向に異なる位置
    関係となるように配置され、かつ 前記内周配置部が設け
    られている部位に、前記外周配置部が設けられていない
    部分を有することを特徴とする自動車用ウインドウモー
    ルディング。
  4. 【請求項4】 車体パネルの窓枠開口部に沿って固着さ
    れたウインドウプレートの周縁部と、車体パネルの窓枠
    開口部の内周縁部との間に形成された隙間内に嵌挿さ
    れ、車体パネル側の複数箇所に点在するように取り付け
    られたファスナーに嵌合・固定される脚部と、 当該脚部の車外側端に設けられて上記隙間を車外側から
    覆う装飾部と、を備えてなる自動車用ウインドウモール
    ディングにおいて、 上記ウインドウモールディングの脚部は、前記ファスナ
    ーに嵌合・固定される外周配置部と、ウインドウプレー
    トの周縁部に嵌着される内周配置部と、を備え、 これら外周配置部及び内周配置部は、前記装飾部との位
    置関係において長手方向に直交する幅方向に異なる位置
    関係となるように配置され、かつ 前記外周配置部は、モ
    ールディングの長手方向に沿って断続的に形成され、当
    該外周配置部が設けられていない部位においては、前記
    内周配置部が前記ウインドウプレートの周縁部に嵌着さ
    れていることを特徴とする自動車用ウインドウモールデ
    ィング。
  5. 【請求項5】 車体パネルの窓枠開口部に沿って固着さ
    れたウインドウプレートの周縁部と、車体パネルの窓枠
    開口部の内周縁部との間に形成された隙 間内に嵌挿さ
    れ、車体パネル側の複数箇所に点在するように取り付け
    られたファスナーに嵌合・固定される脚部と、 当該脚部の車外側端に設けられて上記隙間を車外側から
    覆う装飾部と、を備えてなる自動車用ウインドウモール
    ディングにおいて、 上記ウインドウモールディングの脚部は、前記ファスナ
    ーに嵌合・固定される外周配置部と、ウインドウプレー
    トの周縁部に嵌着される内周配置部と、を備え、 これら外周配置部及び内周配置部は、前記装飾部との位
    置関係において長手方向に直交する幅方向に異なる位置
    関係となるように配置され、かつ 前記内周配置部は、モ
    ールディングの長手方向に沿って断続的に形成され、当
    該内周配置部が形成されていない部位においては、前記
    外周配置部がファスナーに嵌合・固定されていることを
    特徴とする自動車用ウインドウモールディング。
  6. 【請求項6】 車体パネルの窓枠開口部に沿って固着さ
    れたウインドウプレートの周縁部と、車体パネルの窓枠
    開口部の内周縁部との間に形成された隙間内に嵌挿さ
    れ、車体パネル側の複数箇所に点在するように取り付け
    られたファスナーに嵌合・固定される脚部と、 当該脚部の車外側端に設けられて上記隙間を車外側から
    覆う装飾部と、を備えてなる自動車用ウインドウモール
    ディングにおいて、 上記ウインドウモールディングの脚部は、前記ファスナ
    ーに嵌合・固定される外周配置部と、ウインドウプレー
    トの周縁部に嵌着される内周配置部と、を備え、 これら外周配置部及び内周配置部は、前記装飾部との位
    置関係において長手方向に直交する幅方向に異なる位置
    関係となるように配置され、かつ 前記 外周配置部及び内
    周配置部は、幅方向における装飾部との位置関係が長手
    方向に沿って連続的に変化していることを特徴とする自
    動車用ウインドウモールディング。
  7. 【請求項7】 車体パネルの窓枠開口部に沿って固着さ
    れたウインドウプレートの周縁部と、車体パネルの窓枠
    開口部の内周縁部との間に形成された隙間内に嵌挿さ
    れ、車体パネル側の複数箇所に点在するように取り付け
    られたファ スナーに嵌合・固定される脚部と、 当該脚部の車外側端に設けられて上記隙間を車外側から
    覆う装飾部と、を備えてなる自動車用ウインドウモール
    ディングにおいて、 上記ウインドウモールディングの脚部は、前記ファスナ
    ーに嵌合・固定される外周配置部と、ウインドウプレー
    トの周縁部に嵌着される内周配置部と、を備え、 これら外周配置部及び内周配置部は、前記装飾部との位
    置関係において長手方向に直交する幅方向に異なる位置
    関係となるように配置され、かつ 前記 脚部は、長手方向
    に直交する任意の横断面に関して、外周配置部及び内周
    配置部のいずれか一方の単一部材から構成され、 当該単一部材からなる脚部が、長手方向に沿って連続す
    るように形成されていることを特徴とする自動車用ウイ
    ンドウモールディング。
  8. 【請求項8】 車体パネルの窓枠開口部に沿って固着さ
    れたウインドウプレートの周縁部と、車体パネルの窓枠
    開口部の内周縁部との間に形成された隙間内に自動車用
    ウインドウモールディングが嵌挿されたものであって、 上記車体パネル側の複数箇所に点在するように取り付け
    られたファスナーに、自動車用ウインドウモールディン
    グの脚部が嵌合・固定されているとともに、 上記脚部の車外側端に設けられた装飾部が、前記隙間を
    車外側から覆うように配置された自動車用ウインドウモ
    ールディングの取付構造において、 上記自動車用ウインドウモールディングの脚部は、ウイ
    ンドウモールディングの長手方向の一部分において前記
    ファスナーに嵌合・固定されているとともに、長手方向
    の他の部分における脚部は、前記ファスナーに嵌合・固
    定されることなく前記ウインドウプレートを窓枠開口部
    の中央寄りに押すように当該ウインドウプレートの周縁
    部に当接するように配置されていることを特徴とする自
    動車用ウインドウモールディングの取付構造。
  9. 【請求項9】 車体パネルの窓枠開口部に沿って固着さ
    れたウインドウプレートの周縁部と、車体パネルの窓枠
    開口部の内周縁部との間に形成された隙間内に自動車用
    ウインドウモールディングが嵌挿されたものであって、 上記車体パネル側の複数箇所に点在するように取り付け
    られたファスナーに、 自動車用ウインドウモールディン
    グの脚部が嵌合・固定されているとともに、 上記脚部の車外側端に設けられた装飾部が、前記隙間を
    車外側から覆うように配置された自動車用ウインドウモ
    ールディングの取付構造において、 上記自動車用ウインドウモールディングの脚部は、ウイ
    ンドウモールディングの長手方向の一部分において、前
    記ウインドウプレートの周縁部に当接することなく前記
    ファスナーに嵌合・固定されているとともに、長手方向
    の他の部分では、前記ウインドウプレートを窓枠開口部
    の中央寄りに押すように当該ウインドウプレートの周縁
    部に当接するように配置されていることを特徴とする自
    動車用ウインドウモールディングの取付構造。
  10. 【請求項10】 車体パネルの窓枠開口部に沿って固着
    されたウインドウプレートの周縁部と、車体パネルの窓
    枠開口部の内周縁部との間に形成された隙間内に自動車
    用ウインドウモールディングが嵌挿されたものであっ
    て、 上記車体パネル側の複数箇所に点在するように取り付け
    られたファスナーに、自動車用ウインドウモールディン
    グの脚部が嵌合・固定されているとともに、 上記脚部の車外側端に設けられた装飾部が、前記隙間を
    車外側から覆うように配置された自動車用ウインドウモ
    ールディングの取付構造において、 上記自動車用ウインドウモールディングの脚部は、ウイ
    ンドウモールディングの長手方向の一部分において前記
    ファスナーに嵌合・固定されているとともに、 長手方向の他の部分では、前記ウインドウプレートを窓
    枠開口部の中央寄りに押すように当該ウインドウプレー
    トの周縁部に当接するように配置され、かつ 前記 脚部
    は、長手方向に直交する幅方向において装飾部との位置
    関係が、長手方向に沿って連続的に変化していることを
    特徴とする自動車用ウインドウモールディングの取付構
    造。
  11. 【請求項11】 車体パネルの窓枠開口部に沿って固着
    されたウインドウプレートの周縁部と、車体パネルの窓
    枠開口部の内周縁部との間に形成された隙間内に自動車
    用ウインドウモールディングが嵌挿されたものであっ
    て、 上記車体パネル側の複数箇所に点在するように取り付け
    られたファスナーに、自動車用ウインドウモールディン
    グの脚部が嵌合・固定されているとともに、 上記脚部の車外側端に設けられた装飾部が、前記隙間を
    車外側から覆うように 配置された自動車用ウインドウモ
    ールディングの取付構造において、 上記自動車用ウインドウモールディングの脚部は、ウイ
    ンドウモールディングの長手方向の一部分において前記
    ファスナーに嵌合・固定されているとともに、長手方向
    の他の部分では、前記ウインドウプレートを窓枠開口部
    の中央寄りに押すように当該ウインドウプレートの周縁
    部に当接するように配置され、かつ 前記 脚部は、長手方
    向の一部分及び他の部分の双方において、単一の部材か
    ら構成され、 当該単一の部材からなる脚部が、上記長手方向の一部分
    から他の部分にかけて連続するように形成されているこ
    とを特徴とする自動車用ウインドウモールディングの取
    付構造。
  12. 【請求項12】 請求項1又は2又は3又は4又は5又
    は6又は7記載の自動車用ウインドウモールディングの
    装飾部に対応する押出形成口と、上記隙間内に嵌挿され
    前記自動車用ウインドウモールディングの脚部に対応
    する押出形成口とを備えてなるダイを用いて、前記自動
    車用ウインドウモールディングの押出成形を行うように
    した自動車用ウインドウモールディングの製造方法にお
    いて、 上記ダイの脚部に対応する押出形成口を、装飾部に対応
    する押出形成口に対して、ウインドウモールディングの
    長手方向に直交する幅方向である内外周方向に相当する
    方向に所定のタイミングで移動させつつ押出を行うよう
    にしたことを特徴とする自動車用ウインドウモールディ
    ングの製造方法。
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