JP3089904B2 - 電気自動車の駆動制御装置 - Google Patents

電気自動車の駆動制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気自動車の駆動制御装
置、特にモータが中立状態の時に電力の消費を低減する
ことのできる電気自動車の駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車は排ガスや騒音のない無公害
車として、さらに脱石油化、代替エネルギの促進から開
発が進められている。
【0003】電気自動車に使用される永久磁石型同期モ
ータ(以下、「モータ」とする)においては、モータの
駆動によりモータの回転数が上昇すると、モータの回転
数に応じて該モータの端子間に逆起電圧Eが発生する。
この逆起電圧Eは図6に破線で示すように、モータ回転
数の上昇に伴って比例して昇し、逆起電圧Eによってモ
ータの端子電圧Vが電源やインバータ等のモータ駆動装
置の許容電圧VB を越えてしまう場合がある。モータの
端子電圧Vが許容電圧VB を越えると、その差分が電源
やモータと電源の間に設けられたインバータに印加さ
れ、該インバータや電源に損傷を与えてしまう。
【0004】そこで従来は、逆起電圧Eによるモータの
端子電圧Vが許容電圧VB 以下になるように、モータの
固定子側に弱め界磁電流を流して、回転子磁界と逆方向
の磁界を発生させ、図6に実線で示すように逆起電圧E
をモータの端子電圧Vと許容電圧VB とが等しくなる逆
起電圧Emax の値以下に抑える弱め界磁制御を行い、逆
起電圧Eによるモータの端子電圧Vが電源の許容電圧V
B を越えないようにして、モータの回転数が逆起電圧E
max となるモータの回転数NB を越えた後も逆起電圧E
が逆起電圧Vmax を越えないように制御し、インバータ
や電源の保護を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、モータと車輪
との間の動力伝達を遮断するクラッチ機構を有していな
い電気自動車(一般的に、モータは回転数が略0の時か
らトルクを発生することができるのでエンジンのように
クラッチ機構を必要としない場合が多い)において、走
行中に、モータに制御を加えず、電気的に中立状態にす
る、いわゆる中立レンジ(以下、Nレンジという)で走
行させる場合がある。つまり、下り坂走行中や加速およ
び定速走行を必要としない場合、電力の消費を低減させ
ることを目的として、モータに対する電気的制御を停止
し、惰性で電気自動車を走行させる場合がある。
【0006】この場合、車輪とモータとはクラッチ機構
により動力伝達が遮断されることがないため、Nレンジ
にも関わらず車輪の回転数と同じ回転数でモータが回転
することになり、前述したように逆起電圧Eを生じる。
従って、Nレンジ走行時にも逆起電圧Eによるモータの
端子電圧Vが電源電圧の許容電圧VB 以下になるように
弱め界磁制御が不可欠となる。従って、Nレンジによる
走行時に電力の消費を低減させることが十分に実施でき
ないという問題があった。
【0007】そこで本発明は、Nレンジによる走行にお
いて、弱め界磁制御を行うことなく、発生する逆起電圧
Eによるモータの端子電圧Vの上昇を抑制し、モータの
端子電圧Vが許容電圧VB 以下になるようにすることの
できる電気自動車の駆動制御装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するため、第1には、車輪に動力を供給する永久磁
石同期モータと、前記モータへの供給電圧を回転数に応
じて制御すると共に、モータの端子電圧がモータ駆動装
置の許容電圧より高くならないように、モータの回転に
よって生じる逆起電圧を抑制するように弱め界磁電流を
モータに流す弱め界磁制御を行う制御装置と、モータを
正・逆転駆動する運転レンジとモータを電気的に中立状
態にする中立レンジとを有するシフト機構と、を備えた
電気自動車の駆動制御機構において、前記モータの回転
数について、モータの端子電圧が許容電圧を越えない逆
起電圧を生じる最大回転数か否かを逐次判断する回転数
判定手段と、シフト機構が中立レンジに操作されたか否
かを検出するレンジ検出手段と、モータの出力を少なく
とも2つ以上の変速比に変換する変速装置と、前記回転
数判定手段によってモータの回転数が、前記最大回転数
以下であると判断したときに、弱め界磁制御を停止する
弱め界磁停止手段と、前記回転数判定手段によってモー
タの回転数が、前記最大回転数以上であると判断し、か
つレンジ検出手段が中立レンジであることを検出したと
きに、モータの端子電圧が許容電圧以下となるようにモ
ータの回転数を前記最大回転数以下にするように前記変
速装置をシフトアップ制御するシフトアップ制御手段
と、を有することを特徴とするものである。
【0009】また、第2には、前記第1の構成におい
て、前記回転数判定手段によってモータの回転数が、前
記最大回転数以上であると判断し、かつレンジ検出手段
が中立レンジであることを検出したときに、モータの端
子電圧が許容電圧以下となるようにモータの回転数を前
記最大回転数以下にするように前記変速装置をシフトア
ップ制御すると共に、モータの実回転数が前記最大回転
数以下となるまで弱め磁界制御を継続することを特徴と
するものである。
【0010】さらに、第3には、上記第1および第2の
構成において、前記変速装置が変速比を無段階に可変で
きる無断変速機であって、前記回転数判定手段によって
モータの回転数が、前記最大回転数以上であると判断し
た時に、モータの回転数と最大回転数とが等しくなるよ
うにモータの回転数を維持するように連続的に変速装置
をシフトアップ制御することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明の電気自動車の駆動制御装置において
は、回転数判定手段がモータの回転数に対して、モータ
の端子電圧がモータ駆動装置の許容電圧を越えない逆起
電圧を生じる最大回転数以上であると判断し、さらにレ
ンジ検出手段が中立レンジであることを検出した時に、
モータの端子電圧が許容電圧以下となるようにモータの
回転数が前記最大回転数以下になるように変速装置をシ
フトアップ制御手段によってシフトアップ制御する。ま
た、モータの回転数が上記最大回転数以下になった場合
には、弱め界磁制御停止手段によって弱め界磁制御を停
止する。
【0012】本発明においては、モータの回転数が最大
回転数を越える場合に、シフトアップすることにより回
転数を下げ、最大回転数以下になった場合には、弱め界
磁を停止するので、中立レンジにおける電力の消費を低
減することができる。
【0013】また、前記シフトアップ制御を行うとき、
モータの端子電圧が許容電圧以下になるようにモータの
回転数が前記最大回転数以下になるまで弱め界磁制御を
継続するので、モータの端子電圧が許容電圧を越えるこ
とを確実に防止することが可能であり、インバータや電
源の保護を行うことができる。
【0014】さらに、シフトアップ制御を行うとき、モ
ータの回転数と最大回転数とが等しくなるように無段変
速機によってモータの回転数を維持するので、中立レン
ジから運転レンジに切り換えた時にモータの立ち上げ量
が最小となり、レンジ切換え後スムーズな加速を行うこ
とができる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面を利用して説明する。
【0016】図1は本発明の電気自動車の駆動制御装置
の好適な実施例を説明するためのブロック図である。
【0017】バッテリー10は電源リレー等を内蔵した
ジャンクションボックス11を介してモータ駆動回路1
2に接続されている。該モータ駆動回路12の内部には
インバータやモータのドライバ等が内蔵され、内磁型P
Mモータ等のモータ13に接続されている。このモータ
13には変速機14が接続され、該変速機14は変速ア
クチュエータ15の動作に応じて変速比を可変し、モー
タ13からの回転駆動力を所望の回転数に変換して図示
しない車輪に伝達している。
【0018】さらに、前記ジャンクションボックス1
1、モータ駆動回路12、変速アクチュエータ15には
ECU16が接続され、該ECU16の指令に基づいて
モータ13の制御および変速機14の制御を行ってい
る。また、該ECU16にはモータを正・逆転駆動する
運転レンジ(以下、Dレンジという)とモータを電気的
に中立状態にする中立レンジ(以下、Nレンジという)
とを切り換えるシフト17が接続されている。
【0019】一方、前記ECU16の内部には逆起電圧
によってモータ13の端子電圧がバッテリー10または
インバータ等の駆動装置の許容電圧を越えないように、
モータ13の固定子側に弱め界磁電流を流して、回転子
磁界と逆方向の磁界を発生させて逆起電圧をモータの端
子電圧と許容電圧とが等しくなる逆起電圧Emax の値以
下に抑える(図6参照)弱め界磁制御を行う弱め界磁制
御手段16aを有している。
【0020】本実施例の特徴とするところは、ECU1
6に前記弱め界磁制御手段16aに加えて、レンジ検出
手段16bと、回転数判定手段16cと、弱め界磁制御
停止手段16dと、シフトアップ制御手段16eと、を
備えている点である。
【0021】ここで、前記レンジ検出手段16bは、シ
フト17がDレンジとNレンジとのいずれのレンジであ
るかを検出するものであり、また、回転数判定手段16
cは、モータ13の回転数が、弱め界磁制御を行わない
状態でモータ13の端子電圧がバッテリー10の許容電
圧を越えない逆起電圧を生じる最大回転数NB を越える
か否かの判断をモータ駆動回路12を介して逐次行って
いる。一方、弱め界磁制御停止手段16dは前記回転数
判定手段16bによってモータ13の回転数が、前記最
大回転数NB 以下であると判断されたときに、電力の消
費を低減させるために弱め界磁制御手段16aの弱め界
磁制御を停止させる。また、シフトアップ制御手段16
eは、前記回転数判定手段16cによってモータ13の
回転数が、前記最大回転数NB 以上であると判断し、か
つレンジ検出手段16bがNレンジであることを検出し
たときに、モータ13の端子電圧がバッテリー10の許
容電圧以下となるように前記変速アクチュエータ15を
介して変速機14をシフトアップする。変速機14がシ
フトアップすることによってモータ13に対する負荷は
低減され、モータ13の回転数は前記最大回転数NB
下にするように制御することが可能となり、弱め界磁制
御を行うことなく発生する逆起電圧を許容電圧以下にす
ることができる。
【0022】図2にモータ13に発生する逆起電圧を許
容電圧以下に制御するための動作フローチャートの一例
を示す。以下、図1と合わせて制御動作の説明を行う。
【0023】動作フローチャートがスタートすると、シ
フトがNレンジか否かの判断をECU16内部のレンジ
検出手段16bが行い(ステップ020)、Nレンジで
ない場合、すなわち、Dレンジの場合は、ECU16は
Dレンジ用シフトマップを選択し(ステップ021)、
図4の破線で示すように弱め界磁制御を行いながら、電
気自動車の速度に応じたシフト動作を行う。Dレンジ用
シフトマップを選択後には、レンジ検出手段16bはシ
フトがNレンジか否かの判断を繰り返し行う。図3にお
いて矢印30はDレンジにおけるシフトアップ動作であ
り、矢印31はシフトダウン動作である。ここで、Dレ
ンジにおいて車速が増加するに連れてモータ回転数が増
加して最大回転数NB を越えたとしてもモータ13は弱
め界磁制御が行われているので図6に示すようにモータ
に発生する逆起電圧がEmax を越えることはなく、モー
タ駆動回路12やバッテリー10等に損傷を与えること
はない。
【0024】一方、ステップ020において、シフトが
Nレンジである場合、ECU16はNレンジ用シフトマ
ップを選択する(ステップ022)。そして、ECU1
6内の回転数判定手段16cはモータ13の回転数がモ
ータ13の端子電圧がバッテリー10の許容電圧を越え
ない逆起電圧を生じる最大回転数NB 以下であるか否か
の判断を行う(ステップ023)。モータ13の回転数
が最大回転数NB 以上であった場合、ECU16は弱め
界磁制御手段16aによる弱め界磁制御を継続したまま
(ステップ024)、シフトアップ制御手段16eによ
って変速アクチュエータ15を操作し、変速機14をシ
フトアップし(ステップ025)、ステップ023に戻
ってモータ13の回転数が最大回転数NB 以下であるか
否かの判断を再度行う。そして、モータ13の回転数が
最大回転数NB 以下になるまで、ステップ023〜ステ
ップ025を繰り返しシフトアップ制御を行う。
【0025】その結果、ステップ023において、モー
タ13の回転数が最大回転数NB 以下になった場合、E
CU16は弱め界磁制御停止手段16dによって弱め界
磁制御手段16aを停止しモータ駆動回路12に対する
弱め界磁制御を停止し、電力の消費の低減を行う。EC
U16は弱め界磁制御を停止した後は、ステップ020
に戻り、ステップ020〜ステップ026の各ステップ
を繰り返し、モータ13の回転数が最大回転数NB を越
えないように監視することによってモータに発生する逆
起電力がEmax を越えることはなく、モータ駆動回路1
2やバッテリー10等に損傷を与えることを防止してい
る。
【0026】前述の実施例においては、図3に示すよう
に所定の変速比を有する変速機によって段階的にシフト
アップを行いモータの回転数を低下させる例について説
明した。従って、シフトアップ毎にモータの回転数に変
動を生じNレンジからDレンジに切り換えて再び電気自
動車の加速を行う場合にモータの回転数上昇に時間を有
し、スムーズな加速ができない場合がある。そこで、変
速機に無断変速機を用い、前記ECU16の回転数判定
手段16cシフトアップ制御手段16eとによって、図
4に示すようにモータ13の回転数を逆起電力Emax
生じる最大回転数NB に維持することによってNレンジ
からDレンジに切り換えた時にモータの立ち上げ量が最
小となり、レンジ切換え後スムーズな加速を行うことが
できる。ここで、図5は、トロイダル型無段変速機を使
用した場合の構成図であり、先端にディスク20aを有
する回転軸20bを回転させるモータ(例えば、内磁型
PMモータ)13がトルクカム21を介して回転力をト
ロイダル無断変速機14aのコーン状の入力ディスク1
41に伝達する。さらに、該入力ディスク141のコー
ン面と転がり接触するパワーローラ142が回転し、コ
ーン状の出力ディスク143に回転が伝達される。トロ
イダル無断変速機14aはパワーローラ142の接触角
度が変化することによって無段階の変速動作が行われ
る。前記出力ディスク143に接続された出力軸23は
ギア24,25,23を介して回転力をデファレンシャ
ルギア27に伝達し、車輪28を所望の回転数で回転さ
せて、電気自動車を駆動させる。
【0027】また、上記実施例においては、図2に示す
ように、変速機をシフトアップする場合に、弱め界磁制
御を継続した状態で行うが、変速機のシフトアップの応
答が早ければ、弱め界磁制御を行うことなく変速機をシ
フトアップするようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明に基づく電気自動車の駆動制御装
置においては、回転数判定手段がモータの回転数に対し
て、モータの端子電圧が許容電圧を越えない逆起電圧を
生じる最大回転数以上であると判断し、さらにレンジ検
出手段が中立レンジであることを検出した時に、モータ
の端子電圧が許容電圧以下となるようにモータの回転数
が前記最大回転数以下になるように変速装置をシフトア
ップ制御手段によってシフトアップ制御することができ
る。従って、モータの回転数が最大回転数以下になった
場合に、弱め界磁制御停止手段によって弱め界磁制御を
停止して、中立レンジにおける電力の消費を低減するこ
とが可能となる。
【0029】また、前記シフトアップ制御を行うとき、
モータの回転数が前記最大回転数以下になるまで弱め界
磁制御を継続するので、モータの端子電圧が許容電圧を
越えることを確実に防止することが可能であり、インバ
ータや電源の保護を行うことが可能となる。
【0030】さらに、シフトアップ制御を行うとき、モ
ータの回転数と最大回転数とが等しくなるように無段変
速機によってモータの回転数を維持するので、中立レン
ジから運転レンジに切り換えた時にモータの立ち上げ量
が最小となり、レンジ切換え後スムーズな加速を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく電気自動車の駆動制御装置の構
成を説明するためのブロック図である。
【図2】本発明に基づく電気自動車の駆動制御装置の動
作を示すフローチャート図である。
【図3】本発明に基づく電気自動車の駆動制御装置のシ
フトマップを示す説明図である。
【図4】本発明に基づく電気自動車の駆動制御装置の他
のシフトマップを示す説明図である。
【図5】本発明に基づく実施例において、無段変速機を
使用した場合の構成を示す構成図である。
【図6】モータの回転数とモータに発生する逆起電圧の
関係を説明する説明図である。
【符号の説明】
10 バッテリー 12 モータ駆動回路 13 モータ 14 変速機 15 変速アクチュエータ 16 ECU 16a 弱め界磁制御手段 16b レンジ検出手段 16c 回転数判定手段 16d 弱め界磁制御停止手段 16e シフトアップ制御手段 17 シフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−191904(JP,A) 特開 平6−225402(JP,A) 特開 平5−284611(JP,A) 特開 昭52−143609(JP,A) 実開 昭61−2702(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 15/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪に動力を供給する永久磁石同期モー
    タと、 前記モータへの供給電圧を回転数に応じて制御すると共
    に、モータの端子電圧がモータ駆動装置の許容電圧より
    高くならないように、モータの回転によって生じる逆起
    電圧を抑制するように弱め界磁電流をモータに流す弱め
    界磁制御を行う制御装置と、 モータを正・逆転駆動する運転レンジとモータを電気的
    に中立状態にする中立レンジとを有するシフト機構と、 を備えた電気自動車の駆動制御機構において、 前記モータの回転数について、モータの端子電圧が許容
    電圧を越えない逆起電圧を生じる最大回転数か否かを逐
    次判断する回転数判定手段と、 シフト機構が中立レンジに操作されたか否かを検出する
    レンジ検出手段と、 モータの出力を少なくとも2つ以上の変速比に変換する
    変速装置と、 前記回転数判定手段によってモータの回転数が、前記最
    大回転数以下であると判断したときに、弱め界磁制御を
    停止する弱め界磁制御停止手段と、 前記回転数判定手段によってモータの回転数が、前記最
    大回転数以上であると判断し、かつレンジ検出手段が中
    立レンジであることを検出したときに、モータの端子電
    圧が許容電圧以下となるようにモータの回転数を前記最
    大回転数以下にするように前記変速装置をシフトアップ
    制御するシフトアップ制御手段と、 を有することを特徴とする電気自動車の駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 回転数判定手段によって、モータの回転
    数が前記最大回転数以上であると判断され、かつレンジ
    検出手段が中立レンジであることを検出したときに、モ
    ータの端子電圧が許容電圧以下となるようにモータの回
    転数を前記最大回転数以下にするように前記変速装置を
    シフトアップ制御すると共に、モータの実回転数が前記
    最大回転数以下となるまで弱め磁界制御を継続すること
    を特徴とする請求項1に記載の電気自動車の駆動制御装
    置。
  3. 【請求項3】 変速装置が変速比を無段階に可変できる
    無断変速機であって、回転数判定手段によって、モータ
    の回転数が前記最大回転数以上であると判断された時
    に、モータの回転数と最大回転数とが等しくなるように
    モータの回転数を維持するように連続的に変速装置をシ
    フトアップ制御することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の電気自動車の駆動制御装置。
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