JP3089759U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3089759U
JP3089759U JP2002002582U JP2002002582U JP3089759U JP 3089759 U JP3089759 U JP 3089759U JP 2002002582 U JP2002002582 U JP 2002002582U JP 2002002582 U JP2002002582 U JP 2002002582U JP 3089759 U JP3089759 U JP 3089759U
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英雄 田所
康弘 石川
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード側端子とスイッチ端子とを有し、これ
らがフレキシブルプリント板と接続可能であり、安価な
製造コストで実装できるコネクタを提供する。 【解決手段】 コネクタ1は、先端部にカード側端子7
1を有したメモリカード70を前側から挿抜可能であ
り、且つ先端部に平面状に配設されたプリント板側端子
85を有したフレキシブルプリント板80を後側から挿
着可能な保持部材2を有する。保持部2は、メモリカー
ド70とフレキシブルプリント板80を挿着した状態
で、前側でカード側端子71と後側でプリント板側端子
85とを電気的に接続するコンタクト10と、コンタク
ト10の右側に並設されてメモリカード70が挿着され
た状態で前側でメモリカード70と当接して押圧作動さ
れ、フレキシブルプリント板80が挿着された状態で後
側でプリント板側端子85と電気的に接続するスイッチ
端子20とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コネクタに関し、さらに詳細には、端部にカード側端子を有したメ モリカードと端部にプリント板側端子を有したフレキシブルプリント板とを電気 的に接続させるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近の電子機器には小型のメモリカードが搭載可能に構成されているものがあ る。このメモリカードは先端下面に平面状に配設された複数のカード側端子を有 し、電子機器の機器本体に設けられたコネクタの一端側から挿抜自在に挿着保持 されて用いられるのが一般的である。このコネクタは手前側に挿入孔を有してメ モリカードを挿抜自在に保持可能な凹部を有し、凹部の奧側にはメモリカードが 凹部に挿着保持された状態で複数のカード側端子と接触する複数のコンタクトと 、コネクタにメモリカードが挿着されているか否かを検知するカード挿着検知端 子等のスイッチ端子が配設されているものがある。このようなコネクタは機器本 体に内蔵されたプリント基板に実装されるのが一般的である。
【0003】 このようにプリント基板に実装されたコネクタのコンタクトやスイッチ端子は 、通常、プリント基板に形成された導体に半田付けされて接続されるのが一般的 である。ここで、このコネクタにフレキシブルプリント板を接続するには、例え ば、コネクタが実装されたプリント基板上にフレキシブルプリント板を着脱自在 に挿着可能なコネクタ(以下、「別コネクタ」と記す。)を実装し、この別コネ クタとコネクタとをコネクタが実装されたプリント基板に形成された導体やプリ ント基板とは別個に用意される電線を介して電気的に接続し、別コネクタにフレ キシブルプリント板を挿着して、コネクタと電子部品とをフレキシブルプリント 板を介して接続する方法がある。また、別の接続方法として、フレキシブルプリ ント板のプリント板側端子をプリント基板上の導体に半田付けし、この導体を介 してフレキシブルプリント板とコネクタとを電気的に接続させる方法もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような接続方法では、コネクタをプリント基板に実装する 実装作業の他に、別コネクタをプリント基板に実装する実装作業や、別コネクタ をプリント基板に形成された導体に半田付けする半田付け作業が必要となる、ま た別コネクタとコネクタとを電線を介して電気的に接続させる場合でも、電線を これらのコネクタ間に半田付けする半田付け作業が必要となる。その結果、プリ ント基板にコネクタ等を実装する製造コストが増加する。また、フレキシブルプ リント板をプリント基板上の導体に半田付けする場合でも、この半田付け作業が 必要となりプリント基板にコネクタ等を実装する製造コストが増加するという問 題が発生する。
【0005】 本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、カード側端子とスイッ チ端子を有し、これらがフレキシブルプリント板と接続可能であり、安価な製造 コストでプリント基板に実装できるコネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本考案のコネクタは、端部に電子部品側端子(例え ば、実施形態におけるカード側端子71)を有した電子部品(例えば、実施形態 におけるメモリカード70)を前端側から挿抜自在に保持可能であるとともに、 端部に平面状に配設されたプリント板側端子を有したフレキシブルプリント板を 後端側から着脱自在に挿着可能な保持部材と、保持部材に配設され、電子部品を 保持部材に挿着保持させ、且つフレキシブルプリント板を保持部材に挿着させた 状態で、前端側において電子部品側端子と電気的に接続し、後端側においてプリ ント板側端子と電気的に接続する第1接続端子(例えば、実施形態におけるコン タクト10)と、保持部材に第1接続端子の左右方向に並んで配設され、電子部 品を保持部材に挿着保持させた状態で前端側において電子部品と当接して押圧作 動され、フレキシブルプリント板を保持部材に挿着させた状態で後端側において プリント板側端子と電気的に接続する第2接続端子(例えば、実施形態における スイッチ端子20)とを有して構成される。
【0007】 上記構成のコネクタによれば、第1接続端子は、電子部品を保持部材に挿着保 持させ且つフレキシブルプリント板を保持部材に挿着させた状態で、電子部品側 端子と電気的に接続するとともにプリント板側端子と電気的に接続し、第2接続 端子は保持部材に第1接続端子の左右方向に並んで配設され、電子部品が保持部 材に挿着保持されると電子部品と当接して押圧作動され、フレキシブルプリント 板が保持部材に挿着されると第2接続端子はプリント板側端子と電気的に接続さ れるように構成することで、電子部品を保持部材に挿着保持させるとともにフレ キシブルプリント板を保持部材に挿着させた状態にすれば、第1接続端子を介し て電子部品側端子に対応するフレキシブルプリント板のプリント板側端子と電気 的に接続させることができ、且つ第2接続端子をそれぞれに対応するフレキシブ ルプリント板のプリント板側端子と電気的に接続させることができる。このため 、フレキシブルプリント板をコネクタに直接に挿着するだけでフレキシブルプリ ント板を第1接続端子及び第2接続端子に電気的に接続させることができ、コネ クタとは別個のフレキシブルプリント板を接続させるための他のコネクタが不要 となり、コネクタを搭載する電子機器の製造コストを安価にすることができる。
【0008】 また、上記構成のコネクタにおいて、プリント板側端子と電気的に接続する第 2接続端子は前後に延びて上下に間隙を有して対向配置された第1突出片部及び 第2突出片部を有してチューニングフォーク状に形成され、プリント板側端子は 間隙内に挿入されて第1突出片部及び第2突出片部に挟持された状態で第1接続 端子及び第2接続端子に電気的に接続されるように構成されてもよい。
【0009】 上記構成のコネクタによれば、第2接続端子はチューニングフォーク状に形成 されているので、プリント板側端子を有したフレキシブルプリント板の端部を第 1突出片部及び第2突出片部間の間隙内に挿入するだけで、プリント板側端子を 第2接続端子に容易に電気的に接続させることができる。
【0010】 また、上記構成のコネクタにおいて、第2接続端子は、後端側から前側へ延び る共通端子と、電子部品が保持部材に挿着保持されると電子部品に押圧されて共 通端子に当接接触して電子部品が保持部材に挿着保持されたことを検知する電子 部品挿着検知端子(例えば、実施形態におけるカード挿着検知端子21)と、電 子部品が保持部材に挿着保持された状態で、電子部品の側面に前後に移動可能に 配設された移動部材の移動位置に応じて共通端子の左右方向への押圧を許容させ 及び解除させて、共通端子と接触状態又は非接触状態にされる電子部品状態検知 端子(例えば、実施形態におけるライトプロテクト検知端子35)とを有して構 成されてもよい。
【0011】 上記構成のコネクタによれば、保持部材に共通端子、電子部品挿着検知端子及 び電子部品状態検知端子を設けることで、電子部品が保持部材に挿着保持された か否か、移動部材の移動位置に応じた電子部品の状態を検知することができる。
【0012】 また、上記構成のコネクタにおいて、保持部材は前端側が開口して後端側へ延 びて電子部品を保持可能な凹部を有し、凹部内を前後に摺動可能であり、凹部に 挿入された電子部品の先端部が当接する当接部(例えば、実施形態における傾斜 面62a)を有し、電子部品の挿抜とともに電子部品の挿抜方向に摺動するスラ イダと、スライダ及び保持部材間に設けられ、電子部品の押し込み操作に応じて 、電子部品の先端部が当接部に当接したままで電子部品側端子と第1接続端子が 接触して、電子部品が保持部材に保持される接触状態位置、及び電子部品が保持 部材に対して挿抜可能な挿抜可能位置に位置決め保持するハートカム機構とを有 して構成されてもよい。
【0013】 上記構成のコネクタによれば、電子部品の先端部が当接する当接部を有するス ライダと、スライダを接触状態位置及び挿抜可能位置に位置決め保持するハート カム機構とを設けることで、コネクタに挿入された電子部品をスライダとともに 移動させることで、電子部品を第1接続端子に確実に接触させることができる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の好ましい実施の形態を図1から図8を使用して説明する。本実 施の形態はメモリカードを挿抜自在に保持し、且つフレキシブルプリント板を接 続可能なコネクタの態様を示す。なお、図1に示すように、説明の便宜上、矢印 が示す方向を前後、左右及び上下方向として以下説明する。先ず、本考案に係わ るコネクタを説明する前にこれに挿着されるメモリカードとフレキシブルプリン ト板について説明する。
【0015】 メモリカード70は、図2に示すように、厚さが薄く切手大の大きさを有して 平板状であり、その前端下面に左右方向(図2紙面の左右方向)に所定の間隙を 有して並設された複数のカード側端子71を有している。カード側端子71はメ モリカード70内に内蔵された図示しないメモリ機構部に電気的に接続されて情 報の読み書きが可能に構成されている。メモリカード70の右側面(図2紙面の 右側の側面)にはライトプロテクトスイッチ73が設けられている。
【0016】 このライトプロテクトスイッチ73は、前後に延びるスライド凹部74と、ス ライド凹部74に前後に移動自在に取り付けられた移動部材76とを有して構成 されている。スライド凹部74の底部の中間部には前後に延びるスライド突起部 74aが形成され、このスライド突起部74aに沿って移動部材76が前後に移 動可能に取り付けられている。ライトプロテクトスイッチ73は、移動部材76 がスライド凹部74の先端側に移動すると、前述したメモリ機構部への情報の書 き込みを規制し、移動部材76がスライド凹部74の後端側に移動するとメモリ 機構部への情報の書き込みを許容するように構成されている。スライド突起部7 6の頂部の位置はメモリカード30の右側面よりも内側に所定距離Lを有した位 置に形成され、このスライド突起部76の頂部の位置は、後述する図1に示す共 通端子25に何ら外力が作用していない状態、即ち、共通端子25が左右方向に 揺動していない状態において、共通端子25の当接部25fがスライド突起部7 6の頂部に接触しない位置に形成されている。移動部材76がスライド突起部7 4aに取り付けられた状態において、移動部材76の外側面はメモリカード70 の外側面(上面、下面、左側面)と略同一面上に位置するように形成されている 。メモリカード30の左側(図2紙面の左側)の先端縁部には斜め右側に傾斜す る傾斜部77が形成され、メモリカード30の左側面の中間部には矩形状の凹部 78が形成されている。
【0017】 次に、フレキシブルプリント板について説明する。なお、図3(a)はフレキ シブルプリント板80の先端側の平面図を示し、同図(b)は同図(a)のA− A矢視に相当する部分の断面図を示す。図3に示すように、フレキシブルプリン ト板80は、可撓材料製の基板81上に導体82を印刷し、その上部に絶縁物8 3を積層したものであり、フレキシブルプリント板80の先端部の下部には変形 し難い変形防止部材84が接着されている。フレキシブルプリント板80の先端 部は絶縁物55が取り除かれて導体82に繋がったプリント板側端子85が左右 方向に並んで形成されている。プリント板側端子85はフレキシブルプリント板 80の右側(図3紙面の下側)に広ピッチで隣接して配設された複数のプリント 板側カード端子86と、プリント板側カード端子86の左側(図3紙面の上側) に並んでプリント板側カード端子86のピッチよりも狭ピッチで隣接して配設さ れた複数のプリント板側スイッチ端子87とを有して構成されている。
【0018】 このように構成されたフレキシブルプリント板80及びメモリカード70を挿 着するコネクタ1は、図1に示すように、平面視において略矩形状であり、メモ リカード70を前端側から挿抜自在に保持可能であるとともに、フレキシブルプ リント板80のプリント板側端子85を後端側から着脱自在に挿着可能な保持部 材2を有している。保持部材2は絶縁材料製であり、図4(a)に示すように、 保持部材2の左右方向の中間部に前後に延びる凹部3を有し、この凹部3は前端 から延びて後端から前端側に所定距離を有した位置まで延びている。凹部3の前 側底部には上方へ開口する下開口部4が形成され、凹部3の前端部には前側に開 口する図4(d)に示す前開口部5が形成されている。凹部3の上下寸法は図2 に示すメモリカード70の厚さ寸法と略同じであり、凹部3の左右方向の寸法は 図2に示すメモリカード70の左右方向の寸法と略同じである。このため、凹部 3内に図2に示すメモリカード70が挿入されると、メモリカード70の上面が 保持部材2の上面と略同一平面上に位置することになる。
【0019】 このように形成された凹部3を有する保持部材2の後端部には左右方向に所定 の間隙を有して配置された複数のコンタクト10が取り付けられている。コンタ クト10は、図5に示すように、基部10aと、この基部10aから斜め上方に 延びる傾斜アーム部10bと、傾斜アーム部10bの先端部から上方へ突出した 第1接触部10cと、基部10aの基端部から上方へ屈曲して斜め上方へ延びた 第2接触部10dとからなり、例えば、導電性金属材料の薄板を曲げ加工して成 形される。コンタクト10は、図4(c)に示すように、保持部材2の後側端部 に左右方向に並んだ状態で複数形成されたコンタクト挿入孔13の下部に形成さ れたコンタクト保持溝15から保持部材2の前端側に向けて挿入され、基部10 aの基端部がコンタクト保持溝15に圧入されて保持部材2に取り付けられてい る。図1に示すように、複数のコンタクト10の左右方向のピッチは前述したフ レキシブルプリント板80のプリント板側カード端子86のピッチ及びメモリカ ード70のカード側端子71と同一ピッチであり、メモリカード70のカード側 端子71を下方に向けた状態でメモリカード70を凹部3に挿着すれば、複数の カード側端子71がそれぞれに対応するコンタクト10に接触し、且つフレキシ ブルプリント板80のプリント板側端子86を下方に向けた状態でフレキシブル プリント板80を保持部材2の後端部に挿着すれば、複数のプリント板側カード 端子86がそれぞれに対応するコンタクト10に接触するように、複数のコンタ クト10が保持部材2に配設されている。
【0020】 図4(c)及び図4(a)に示すように、コンタクト挿入孔13が形成された 保持部材2の後端部には図1に示すフレキシブルプリント板80の端部を着脱可 能に挿着させるプリント板挿入穴17が形成されている。プリント板挿入穴17 はコンタクト挿入孔13の上部位置に左右方向に延びて矩形状に形成されて前後 に延びている。プリント板挿入穴17の右側端部は保持部材2の右側面の内側近 傍位置まで延びている。即ち、プリント板挿入穴17はコンタクト挿入孔13の 上部において交差した状態にある。この交差するプリント板挿入穴17内には前 述したコンタクト10の第2接触部10dが上方へ突出した状態で配設されてい る。このため、図1に示すように、プリント板側端子85を下向きにしたフレキ シブルプリント板80を図4(c)に示すプリント板挿入穴17に挿入すれば、 プリント板側カード端子86をこれに対応する第2接触部10dに当接接触させ ることができる。
【0021】 図4(a)に示すように、保持部材2の右側端部には、後端から前側に延びて 複数のコンタクト10に並び、内側から外側に配置されたカード挿着検知端子2 1、共通端子25及びライトプロテクト検知端子35(以下、この3つの端子を まとめて「スイッチ端子20」と記す。)が取り付けられている。カード挿着検 知端子21は、図6(b)に示すように、板状で前後(図6紙面の上下方向)に 延びる接続部21aと、この接続部21aの前端下側(図6紙面の左側)から水 平方向に前側に延びる第1水平アーム部21bと、第1水平アーム部21bの先 端部から上方(図6紙面の右側)へ延びて接続部21aの前端近傍位置まで延び る第2水平アーム部21cと、第2水平アーム部21cの先端上部から紙面垂直 方向手前側に屈曲して突出した当接部21dとからなり、例えば、導電性金属材 料の薄板を曲げ加工して成形される。接続部21aは上下に間隙22を有して対 向配置されて水平方向に延びる第1突出片部21a1及び第2突出片部21a2 を有してチューニングフォーク状に形成され、第1突出片部21a1は第2突出 片部21a2の先端位置よりも後側に突出している。第1突出片部21a1の中 間下面及び第2突出片部21a2の先端上面には対向配置された一対の係止突起 21a3がそれぞれに形成されている。第2水平アーム部21cはその基端部が 片持ち梁状に支持されて、基端部を揺動中心として左右方向に弾性変形による揺 動が可能である。カード挿着検知端子21は図4(c)に示す保持部材2の左側 後端部に左右方向に並んだ状態で複数形成された端子挿入穴50から保持部材2 の前端側に向けて挿入され、接続部21aの前側端部が端子挿入穴50に圧入さ れてカード挿着検知端子21が保持部材2に取り付けられる。
【0022】 図4(a)に示す保持部材2に取り付けられたカード挿着検知端子21の当接 部21dはこれに外力が作用していない状態では凹部3の右側面内側に形成され た図示しない開口部から突出している。このため、図1に示すように、メモリカ ード70が凹部3内に挿入されて、メモリカード70の先端部が凹部3の後端側 に移動してメモリカード70の右側面が当接部21dを押圧すれば、図6に示す 第2水平アーム部21cは保持部材2の右側に撓んで当接部21dが右側に移動 することになる。なお、カード挿着検知端子21の作動については後述する。
【0023】 このように構成された図4(a)に示すカード挿着検知端子21の右側の保持 部材3には共通端子25が配設されている。共通端子25は、図7(b)に示す ように、板状で前後方向に延びる第1接続部25aと、この第1接続部25aの 前端(図7紙面の上側)の下部(図7紙面の左側)から水平方向に前側に延びる 第1水平アーム部25bと、第1水平アーム部25bの先端部から上方(図7紙 面の右側)へ延びて第1接続部25aの前端近傍位置まで水平方向に延びる第2 水平アーム部25cと、第2水平アーム部25cの先端下部から紙面垂直方向手 前側へ突出した当接部25dと、第2水平アーム部25cの基端部から前側に水 平方向に延びる先端水平アーム部25eと、図7(a)に示す先端水平アーム部 25eの先端部から斜め左側に傾斜して延びて斜め右側に傾斜して凸状を形成す る当接部25fと、図7(a)に示す当接部25fの先端部に右側へ突出した円 弧状の第2接触部25gからなり、例えば、導電性金属材料の薄板を曲げ加工し て成形される。第1接続部25aは前述した図6に示すカード挿着検知端子21 の接続部21aと同様の形状であるので、第1接続部25aの形状は接続部21 aに準じた符号を附して説明を省略する。なお、第1接続部25aの第1突出片 部を25a1で示し、第2突出片部を25a2で示し、一対の係止突起を25a 3で示す。共通端子25は、図4(c)に示す保持部材2の後端右側端部に形成 された端子挿入穴50から保持部材2の前端側に向けて挿入され、第1接触部2 5aの前側端部が端子挿入穴50に圧入されて保持部材2に取り付けられる。
【0024】 図7(b)に示す第2水平アーム部25cはその基端部が片持ち梁状に支持さ れて、基端部が揺動中心として左右方向に弾性変形して揺動可能である。この第 2水平アーム部25cと前述した図6に示すカード挿着検知端子21の第2水平 アーム部21cは、これらが図4(a)に示す保持部材2に挿着された状態にお いて左右に隣接した位置に配設されており、図4(a)に示すカード挿着検知端 子21の当接部21dが右側に移動すれば、この当接部21dの右側面が共通端 子25の当接部25dと押圧接触するように構成されている。その結果、図1に 示すように、メモリカード70が凹部3に収容保持された状態になると、カード 挿着検知端子21と共通端子25とが接触状態となってこられの端子が電気的に 接続された状態になる。このため、図示しない電子機器にこのコネクタ1を搭載 し、カード挿着検知端子21と共通端子25とが接触状態にあるときに電気信号 を受けるように電子機器を構成することで、電子機器はメモリカード70がコネ クタ1に収容保持されていることを検知することができる。
【0025】 このように構成された図4(a)に示す共通端子25の右側にはライトプロテ クト検知端子35が配設されている。このライトプロテクト検知端子35は、図 8(b)に示すように、平板状で前後に延びる接続部35aと、この接続部35 aの前端(図8紙面の上側の端部)の下部(図8紙面の左側)から水平方向に前 側に延びる第1水平アーム部35bと、図8(a)に示す第1水平アーム部35 bの先端部から斜め左側に傾斜して延びる接触アーム部35cからなり、例えば 、導電性金属材料の薄板を曲げ加工して成形される。接続部35aは前述した図 6に示すカード挿着検知端子21の接続部21aと同様の形状であるので、この 接続部35aの形状はカード挿着検知端子21の接続部21aに準じた符号を附 して説明を省略する。なお、第1突出片部を35a1で示し、第2突出片部を3 5a2で示し、一対の係止突起を35a3で示す。ライトプロテクト検知端子3 5は、図4(c)に示す保持部材2の後端左側端部に形成された端子挿入穴50 から保持部材3の前端側に向けて挿入され、接触部35aの前側端部が端子挿入 穴50に圧入されて保持部材2に取り付けられる。
【0026】 接触アーム部35cはその基端部が片持ち梁状に支持されて、基端部を揺動中 心として左右方向に弾性変形して揺動可能である。この接触アーム部35cと前 述した図7(a)に示す共通端子25の先端水平アーム部25e及び当接部25 fは、これらが図4(a)に示す保持部材2に挿着された状態において左右に隣 接した位置に配置されており、共通端子35の先端水平アーム部35cが右側に 揺動すれば、共通端子25の当接部25fが接触アーム部35cの前端側の内面 を押圧接触するように構成されている。このため、図1に示すように、メモリカ ード70の移動部材76がカード先端側に移動された状態でメモリカード70が 凹部3に収容保持されると、共通端子25の当接部25fが移動部材76により コネクタ1の右側に押圧作動されて、共通端子25とライトプロテクト検知端子 35とが接触状態となって電気的に接続された状態になる。一方、メモリカード 70の移動部材76がカード後端側に移動された状態でメモリカード70が凹部 3に収容保持されると、移動部材76による当接部25fへの押圧作動が解除さ れて、共通端子25とライトプロテクト検知端子35とが非接触状態となってこ れらの端子が電気的に遮断された状態になる。その結果、図示しない電子機器に このコネクタ1を搭載し、ライトプロテクト検知端子35と共通端子25とが接 触状態にあるときに電気信号を受け取るように電子機器を構成することで、電子 機器はメモリカード70への情報の書き込み規制がされた状態にあるか否かを検 知することができる。
【0027】 さて、図4(a)に示すように、保持部材2の左側端部には凹部3に並んで前 後に延びる段部53が形成されている。この段部53の上面にはハートカム機構 55の一部を構成するカム溝57が形成されている。カム溝57は上下方向の深 さが異なる複数の溝を繋げて平面視においてY字状に形成されている。カム溝5 7は、図1に示すカード側第1端子とコネクタ10が接触した状態で、メモリカ ード70が保持部材2に収容される接触状態位置、及びメモリカード70を保持 部材2に対して挿抜可能な挿抜可能位置に位置決め保持可能に形成されている。
【0028】 このカム溝57上にはカム溝57に沿って前後方向に移動が案内されるスライ ダ60が設けられている。このスライダ60は、図4(a)に示すように、板状 で前後に延びて内部が中空な本体部61を有し、本体部61の先端部には凹部側 へ突出する突出部62が形成されている。突出部62の先端部には斜め内側に傾 斜する傾斜面62aが形成されている。この傾斜面62aは図2に示すメモリカ ード70の傾斜部77と程同じ傾斜角度を有しており、傾斜部77を傾斜面62 aに当接させることで、メモリカード70の保持部材2に対する左右方向の位置 ずれを調整することができるとともに、スライダ60に対するメモリカード70 の前後位置の位置決めを行なうことができる。
【0029】 スライダ60の本体部61には図1に示すメモリカード70をスライダ60に 固定し及びスライダ60から抜脱可能にするための固定保持部材63が内蔵され ている。固定保持部材63は前後に延びる揺動アーム部63aと揺動アーム部6 3aの中間部に形成されて右側へ突出する係止突起部63bと揺動アーム部63 bの先端部に下方(図4紙面の垂直方向裏側)へ延びる案内突起63cとを有し て構成されている。揺動アーム部63aの基端部は本体部61内において左右方 向に揺動自在に取り付けられて揺動アーム部63aは左右に揺動可能であり、係 止突起部63cは揺動アーム部63aの揺動に応じてスライダ60の内側面に形 成された図示しない開口部から突出入動可能に形成されている。案内突起63c はスライダ60の先端裏側面に形成されて左右方向に延びる貫通孔65から下方 へ延出して前述したカム溝57内に突出している。このため、スライダ60が段 部53上を前後方向に移動すれば、案内突起63cがカム溝57内を移動して係 止突起63bが開口部から突出入動する。より具体的には、スライダ60が前述 した接触状態位置に移動すれば開口部から係止突起63bが大きい突出量を有し て突出し、スライダ60が前述した挿抜可能位置に移動すれば開口部から係止突 起63bが小さい突出量で突出する。このため、大きい突出量で係止突起63b が突出している状態で図2に示すメモリカード70の凹部78に係止突起63b が係合すれば、メモリカード70をスライダ60に係止させることができ、一方 、小さい突出量で係止突起63bが突出している状態でメモリカード70の凹部 78に係止突起63bが係合していれば、メモリカード70をスライダ60から 抜脱させることができる。固定保持部材63はバネ用ステンレス鋼などの導電性 金属材料の薄板を曲げ加工して形成される。なお、スライダ60は保持部材2の 後端部及びスライダ60の先端部間に挟装されたばね67により常に保持部材2 の前側に付勢されている。
【0030】 このように構成されたコネクタ1によれば、図1に示すように、保持部材2の 前側からカード側端子71を下方に向けた状態のメモリカー70ドを凹部3内に 挿入すれば、メモリカード70は凹部3に沿って後側に移動してスライダ60に 当接する。そして、メモリカード70を更に後側に押圧操作すればメモリカード 70はスライダ60とともに後側に移動し、スライダ60はハートカム機構55 によってスライダ60にメモリカード70が当接したままでカード側端子71と コネクタ10とが接触してメモリカード70が保持部材2に保持される前述した 接触状態位置に移動する。その結果、メモリカード70とコネクタ1とが電気的 に接続された状態に維持することができる。なお、メモリカー70は、ハートカ ム機構55により図4(a)に示す固定保持部材63の係止突起63bが内側に 大きく突出されて、係止突起63bがメモリカード70の凹部78に係合して、 メモリカード70がスライダ60に係止された状態になる。
【0031】 また、保持部材2の後端側からプリント板側端子85を下方に向けたフレキシ ブルプリント板80の端部を図4(c)に示すプリント板挿入穴17に挿入すれ ば、複数のプリント板側端子85のうちのプリントカード端子86がそれぞれに 対応するコンタクト10の第2接触部10dに押圧接触した状態になるとともに 、複数のプリント板側端子85のうちのプリント板側スイッチ端子87が図6〜 図8に示すチューニングフォーク状の接続部22a、35a及び第1接続部25 aに挟持された状態で接触する。更に、メモリカード70の先端右側の側面がカ ード挿着検知端子21の当接部21dを押圧して、カード挿着検知端子21が共 通端子25と電気的に接続される。またメモリカード70の移動部材76が先端 側に移動した状態である場合には、共通端子25の当接部25fが押圧されてラ イトプロテクト端子35の接触アーム部35cに接触してライトプロテクト端子 35が共通端子25に電気的に接続される。
【0032】 このため、保持部材2にメモリカード70及びフレキシブルプリント板80を 挿着することで、カード側端子71とコンタクト10、コンタクト10とプリン ト板側カード端子86、カード挿着検知端子21とプリント板側スイッチ端子8 7、共通端子25とプリント板側スイッチ端子87、及びライトプロテクト検知 端子35とプリント板側スイッチ端子87を電気的に接続させることができ、そ の結果として、メモリカード70とフレキシブルプリント板80とを電気的に接 続させた状態にすることができるとともに、フレキシブルプリント板80とスイ ッチ端子20(カード挿着検知端子21、共通端子25、ライトプロテクト検知 端子35)を電気的に接続させた状態にすることができる。また、前述したよう にメモリカード70が保持部材2に収容保持されると、カード挿着検知端子21 と共通端子25が電気的に接続された状態になるので、図示しない電子機器にコ ネクタ1が搭載されて、カード挿着検知端子21と共通端子25が電気的に接続 された状態になると電気信号を受けるように構成することで、メモリカード70 がコネクタ1に挿着されたか否かの判断をすることができる。
【0033】 更に、前述したように移動部材がメモリカード70の先端側に移動された状態 でメモリカード70が保持部材2に収容保持されると、カード挿着検知端子21 とライトプロテクト検知端子35が電気的に接続された状態になるので、図示し ない電子機器にコネクタ1が搭載されて、カード挿着検知端子21とライトプロ テクト検知端子35が電気的に接続された状態になると電気信号を受けるように 構成することで、電子機器はメモリカード70が書き込み規制がされているか否 かの判断をすることができる。
【0034】 このように本発明に係わるコネクタ1によれば、コネクタ1とは別にフレキシ ブルプリント板80が挿着可能な他のコネクタ(図示せず)を用意し、この他の コネクタとコネクタ1間を電気的に接続させた状態にして、他のコネクタにフレ キシブルプリント板80を挿着させることで、フレキシブルプリント板80とコ ネクタ1とを電気的に接続させる場合と比較して、本発明に係わるコネクタ1は このコネクタ1にフレキシブルプリント板80を直接に挿着できるので、このコ ネクタ1を搭載するプリント板の製造コストをより安価にすることができる。
【0035】 尚、前述した実施の形態では、フレキシブルプリント板80をコネクタ1に挿 着する例を示したが、これに限るものでなく、FFC(フレキシブルフラットケ ーブル)をコネクタ1に挿着するようにしてもよい。
【0036】
【考案の効果】
本考案によるコネクタによれば、第1接続端子は、電子部品を保持部材に挿着 保持させ且つフレキシブルプリント板を保持部材に挿着させた状態で、電子部品 側端子と電気的に接続するとともにプリント板側端子と電気的に接続し、第2接 続端子は保持部材に第1接続端子の左右方向に並んで配設され、電子部品が保持 部材に挿着保持されると電子部品と当接して押圧作動され、フレキシブルプリン ト板が保持部材に挿着されると第2接続端子はプリント板側端子と電気的に接続 されるので、電子部品を保持部材に挿着保持させるとともにフレキシブルプリン ト板を保持部材に挿着させた状態にすれば、第1接続端子を介して電子部品側端 子に対応するフレキシブルプリント板のプリント板側端子と電気的に接続させる ことができ、且つ第2接続端子をそれぞれに対応するフレキシブルプリント板の プリント板側端子と電気的に接続させることができる。このため、フレキシブル プリント板をコネクタに直接に挿着するだけでフレキシブルプリント板を第1接 続端子及び第2接続端子に電気的に接続させることができ、コネクタとは別個の フレキシブルプリント板を接続させるための他のコネクタが不要となり、コネク タを搭載する電子機器の製造コストを安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態におけるコネクタにメモ
リカード及びフレキシブルプリント板が挿入された状態
にあるコネクタの平面図を示す。
【図2】本考案の一実施の形態におけるコネクタに挿着
されるメモリカードの平面図を示す。
【図3】本考案の一実施の形態におけるコネクタに挿着
されるフレキシブルプリント板を示し、同図(a)はフ
レキシブルプリント板の一端側端部の平面図であり、同
図(b)は同図(a)のA−A矢視に相当する部分の断
面図を示す。
【図4】本考案の一実施の形態におけるコネクタを示
し、同図(a)はコネクタの平面図であり、同図(b)
はコネクタの正面図であり、同図(c)はコネクタの後
側側面図であり、同図(d)はコネクタの前側側面図で
ある。
【図5】本考案の一実施の形態におけるコネクタの図4
(a)中のB−B矢視に相当する部分の断面図を示す。
【図6】本考案の一実施の形態におけるコネクタに取り
付けられるカード挿着検知端子を示し、同図(a)はカ
ード挿着検知端子の平面図であり、同図(b)はコネク
タの正面図であり、同図(c)はコネクタの前側側面図
である。
【図7】本考案の一実施の形態におけるコネクタに取り
付けられる共通端子を示し、同図(a)は共通端子の平
面図であり、同図(b)は共通端子の正面図であり、同
図(c)は共通端子の前側側面図である。
【図8】本考案の一実施の形態におけるコネクタに取り
付けられるライトプロテクト検知端子を示し、同図
(a)はライトプロテクト検知端子の平面図であり、同
図(b)はライトプロテクト検知端子の正面図であり、
同図(c)はライトプロテクト検知端子の前側側面図で
ある。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 保持部材 3 凹部 10 コンタクト(第1接続端子) 20 スイッチ端子(第2接続端子) 21 カード挿着検知端子(第2接続端子、電子部品挿
着検知端子) 22 間隙 22a1、25a1、35a1 第1突出片部 22a2、25a2、35a2 第2突出片部 25 共通端子(第2接続端子) 35 ライトプロテクト検知端子(第2接続端子、電子
部品状態検知端子) 55 ハートカム機構 60 スライダ 62a 傾斜面(当接部) 70 メモリカード(電子部品) 71 カード側端子(電子部品側端子) 80 フレキシブルプリント板 85 プリント板側端子 86 プリント板側カード端子(第1接続端子)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に電子部品側端子を有した電子部品
    を前端側から挿抜自在に保持可能であるとともに、端部
    に平面状に配設されたプリント板側端子を有したフレキ
    シブルプリント板を後端側から着脱自在に挿着可能な保
    持部材と、 前記保持部材に配設され、前記電子部品を前記保持部材
    に挿着保持させ、且つ前記フレキシブルプリント板を前
    記保持部材に挿着させた状態で、前端側において前記電
    子部品側端子と電気的に接続し、後端側において前記プ
    リント板側端子と電気的に接続する第1接続端子と、 前記保持部材に前記第1接続端子の左右方向に並んで配
    設され、前記電子部品を前記保持部材に挿着保持させた
    状態で前端側において前記電子部品と当接して押圧作動
    され、前記フレキシブルプリント板を前記保持部材に挿
    着させた状態で後端側において前記プリント板側端子と
    電気的に接続する第2接続端子とを有して構成されてい
    ることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記プリント板側端子と電気的に接続す
    る前記第2接続端子は前後に延びて上下に間隙を有して
    対向配置された第1突出片部及び第2突出片部を有して
    チューニングフォーク状に形成され、前記プリント板側
    端子は前記間隙内に挿入されて前記第1突出片部及び前
    記第2突出片部に挟持された状態で前記第1接続端子及
    び前記第2接続端子に電気的に接続されることを特徴と
    する請求項1に記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記第2接続端子は、 後端側から前側へ延びる共通端子と、 前記電子部品が前記保持部材に挿着保持されると前記電
    子部品に押圧されて前記共通端子に当接接触して前記電
    子部品が前記保持部材に挿着保持されたことを検知する
    電子部品挿着検知端子と、 前記電子部品が前記保持部材に挿着保持された状態で、
    前記電子部品の側面に前後に移動可能に配設された移動
    部材の移動位置に応じて前記共通端子の左右方向への押
    圧を許容させ及び解除させて、前記共通端子と接触状態
    又は非接触状態にされる電子部品状態検知端子とを有し
    て構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記保持部材は前端側が開口して後端側
    へ延びて前記電子部品を保持可能な凹部を有し、 前記凹部内を前後に摺動可能であり、前記凹部に挿入さ
    れた前記電子部品の先端部が当接する当接部を有し、前
    記電子部品の挿抜とともに前記電子部品の挿抜方向に摺
    動するスライダと、 前記スライダ及び前記保持部材間に設けられ、前記電子
    部品の押し込み操作に応じて、前記電子部品の先端部が
    前記当接部に当接したままで前記電子部品側端子と前記
    第1接続端子が接触して、前記電子部品が前記保持部材
    に保持される接触状態位置、及び前記電子部品が前記保
    持部材に対して挿抜可能な挿抜可能位置に位置決め保持
    するハートカム機構とを有して構成されていることを特
    徴とする請求項1から3の少なくともいずれかに記載の
    コネクタ。
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