JP3088748B2 - 腕時計 - Google Patents

腕時計

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JP3088748B2
JP3088748B2 JP04500248A JP50024892A JP3088748B2 JP 3088748 B2 JP3088748 B2 JP 3088748B2 JP 04500248 A JP04500248 A JP 04500248A JP 50024892 A JP50024892 A JP 50024892A JP 3088748 B2 JP3088748 B2 JP 3088748B2
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ブゥソン、ルネ
ジルベール ブラナ、フラン
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モントレ ローレックス エス.エー.
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    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B19/00Indicating the time by visual means
    • G04B19/24Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars
    • G04B19/243Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars characterised by the shape of the date indicator
    • G04B19/247Clocks or watches with date or week-day indicators, i.e. calendar clocks or watches; Clockwork calendars characterised by the shape of the date indicator disc-shaped

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は時計面中の窓に日付表示を有した時計に関
するものである。
このような有針式の時計にあっては、追加の針を用い
て針と同心状の円周上に配置された1月当り31個の日付
を針が指すか、31個の日付を示すリングを用いて1日当
りこのリングが380度/31回転して、時計面に形成された
方形の窓に1個の数字が現われるようになっている。
日付表示装置は今日では適宜な訂正手段を具えてい
る。理論的には3個の時間設定ステムのうちの1個が日
付訂正に充当される。時計を使用するに際しては、正し
い数字が表示されるまで日付を訂正する。通常の使用時
には針またはディスクが真夜中に1ステップだけ進ん
で、訂正された日付が常に表示されるようになる。31日
でない月の場合には、使用者が必要に応じて訂正をす
る。
このような時計の主な欠点は、数字の寸法が小さいた
めに易読性が低いことにあり、特に婦人用時計の場合こ
れが顕著である。
31個の数字を日付表示リング上に配置することから半
径の如何に拘わらず数字の高さがリングの円周の1/31に
制約されることになる。この数字の高さ制限を克服する
には、拡大レンズなどの光学装置を時計のガラスに取り
付ければよい。
従来技術においてはいくつかの解決法が提案されてお
り、例えば2個の連続した同心状のディスクを用いて、
1個は2桁の数字表示し他の1個は1桁の数字を表示す
るようになっている。しかしこの解決法のものは構造的
に複雑となり、しかも2個のディスクの間に可視状の隙
間ができるので外観が劣るため、当業者ではあまり歓迎
されていないのである。
コネクターや可撓性のフックリングを用いるものも提
案されている。しかし複雑でしかも信頼性に劣るのであ
まり実用されていないのが現状である。
この発明はこれら従来技術に見られる諸欠点を克服し
ようとするものであって、可視性に秀れしかも信頼性の
高い効果的な日付表示手段を提供しようとするものであ
る。
このためこの発明の腕時計においては、少なくとも31
日のうちの一部の日付に対応する一連の数字の第1の群
と残りの日付に対応する一連の数字の第2の群とを具え
た単一の回転ディスクを用いて、これらの数字を少なく
とも2個の同心円上に配列して、駆動機構によってこの
回転ディスクを回転駆動するとともにその軸を半径方向
に変位させることにより、第1と第2の群の数字を自動
的かつ選択的に窓に向けて移動させるようにしたもので
ある。
好ましき実施態様によれば、同心円のうち1個は2〜
30の間の15個の偶数を有しており、他の1個は1〜31の
間の16個の奇数を有している。2個の同心円上の数字
は、時間順配置(chronological order)が2個の円の
間で交代する数字の順序に対応するように、配列されて
いる。
好ましくは15個の偶数と16個の奇数とはそれぞれの円
に時間順配置で配列され、ある日付から次の日付への転
移が1/32のディスク回転に対応するようになっている。
この例の場合には、15個の偶数は2−24−14−4−26
−16−6−28−18−8−30−20−10−22−12の配列とな
っており、16個の奇数は1−23−13−3−25−15−5−
27−17−7−29−19−9−31−21−11−の配列となって
いる。またある日付から次の日付への転移は3/32ディス
ク回転に対応するようになっている。
特に好ましい実施態様によれば、同心円のうち1個は
時間順配置で配列されたn個の数字を有しており、他の
1個は同様に配列された次の(31−n)個の数字を有し
ている。
好ましくは内側の同心円上に配置された一連の数字
は、外側の同心円上に配置された一連の数字中の隣り合
うものの中間を通る回転ディスクの半径上に、位置して
いる。
これらの実施態様の場合、回転ディスクの駆動機構は
ディスクをその軸について回転させる第1のモーターと
ディスクを半径方向に転移させる第2のモーターとを有
している。
またディスクをその軸について回転させるモーター
と、その軸を第1と第2の位置間で転移させる機構とを
用いることもできる。
この場合転移機構は、固定軸について軸転しかつ回転
ディスクを保持するする円状部分と、第2の部分をその
固定軸について軸転させるモーター時計を、有してい
る。
好ましくは回転ディスクの駆動機構には偏心体を設
け、これをモーターで駆動して回転ディスクの各前進毎
に半回転させるようにしする。さらに直径方向対向して
ツメを設けて、回転ディスクに連結された星形日付ディ
スクの歯と協働するように構成し、偏心体の半回転毎に
ディスクが1ステップ前進するようにする。
さらに他の実施態様においては、回転ディスクの駆動
機構に17個の歯を具えた内歯ホイールとその内側で回転
する16個の歯を具えた外歯ホイールとを設ける。この外
歯ホイール(星形日付ホイールと呼ばれる)を回転ディ
スクに連結して同期回転させるとともに、その軸を転移
させるようにする。またはこれに代えて内歯ホイールを
19歯とするとともに、その内側で回転する星形外側ホイ
ール(日付ホイール)を16歯として、外歯ホイールを回
転ディスクに連結して同期回転させるとともに、その軸
を転移させるようにしてもよい。
以下図面に示す実施態様によりさらにこの発明につい
て説明する。
第1、2図はこの発明の時計の回転日付ディスクの平
面図であって、1ステップ異なる第1と第2の状態で示
したもの、 第3図はこの発明の時計の一実施態様の部分断面図で
あって、前の図面に示した日付ディスクを用いたもの、 第4図は第3図に示す構造の一部平面図、 第5〜8図は第4図の構造において1ステップを生じ
させるに必要な運動を示す説明図、 第9図はこの発明の時計の他の実施態様の部分断面図
であって、第1、2図に示した日付ディスクを用いたも
の、 第10図は第9図に示す構造の一部平面図、 第11、12図は第1、2図と同じ構造であるが、異なる
日付ディスクを用いたものの平面図、 第13、14図は第11、12図と同じ構造であるが、異なる
日付配列を有したものの平面図、 第15図は日付ディスクの軸を転移させる構造の一例を
示す平面図である。
第1、2図においてこの発明の対象である時計面10は
図中円で示されており、その窓11には日付12(第1図中
では月の第20番目の日付が、また第2図では21番目の日
付)が現われている。これらの日付は日付ディスクと呼
ばれる回転ディスクまたはリング13に刻設されており、
この回転ディスクには月当りの最大日数に対応する1〜
31の数字が設けられている。図示の例ではこれらの日付
は2個の同心円に配列された2群の数字からなってい
る。第1の群14は1〜31の16個の奇数を有しており、こ
れらは時間順配置で外側円に配列されている。また第2
の群15は2〜30の15個の偶数を有しており、これらは時
間順配置で内側円に配列されている。2と30との間には
空所16が設けられて第2の群15を完結しており、各円に
おいて最初の位置に戻るのに必要なステップ数が同じに
なる(すなわち16)ように構成してある。
内側円上の数字は外側円の隣接する2個の数字の中間
を通るディスク13の半径上に配列されている。例えば数
字2は1と3との間に、数字4は3と5との間に、数字
6は5と7との間にそれぞれ配列されている。このよう
な配列により2個の円間の交互の数字により時間順配置
が構成されている。ディスクが1/32回転をするとある日
付から次の日付へと転移するのである。
従来のように同じ円上に連続数字を配列したものに比
べて、このような配列は非常に有利なのである。なぜな
ら外側日付ディスクの寸法に影響を与えることなしに数
字寸法を顕著に増加させるこができるからである。しか
しこのようにすると、従来の日付運動に加えて半径方向
転移により日付を時間順配置で窓に移動させることが必
要なので、無理がある。これは日付ディスクの回転軸を
位置M,M′間で転移させなければならないということで
ある。
次に第3図において、時計面10には窓11と回転ディス
ク13とが設けられており、このディスク13は第2図に対
応する状態では図中13で示す実線位置にあり、第1図に
対応する状態では図中13′で示す点線位置にある。
日付ディスクの駆動機構は星形の日付ディスク20を有
しており、この日付ディスク20の周縁に沿って形成され
た歯部21ツメ22と協働するようになっている。図中待機
位置にあるツメ22を実線でかつ22′で示す。この待機位
置においてツメ22′は星形日付ディスク20の歯部21と係
合する。このとき歯部21は日付ディスク13の分離位置に
対応する分離位置にある。星形日付ディスク20は環状の
中央溝23を有しており、これに偏心体24が係合してい
る。この偏心体は駆動機構の中心軸25と一体に形成され
ている。偏心体24を支持するこの中心軸はこれに架設さ
れたホイール26と一体になっており、その歯部27を介し
てホイール30を支持する軸29と係合している。このホイ
ール30は歯部31を介して表示ポイール33と一体のピニオ
ン32と係合している。ホイール33の歯部34は軸36に取り
付けられたピニオン35と係合しており、この軸に支持さ
れたローター37には振動モーター38が付設されている。
このような構成により、ピニオンおよびホイールおよび
偏心体24などの介在により、回転日付ディスクはロータ
ー37から星形日付ディスク20へと動かされ、この結果日
付ディスクが位置13と位置13′との間を移動するのであ
る。
この駆動システムは第4図に示す実施態様のように簡
単にすることもできる。この場合日付ディスク13は星形
日付ディスク20、偏心体24、駆動機構の中心軸25および
ホイール26と一体に形成されており、該ホイールはモー
ター41によって駆動されるエンドレスネジ40と直接係合
している。ツメ22と42(図中ではそのうち一方が待機状
態にある)星形日付ディスクひいては回転日付ディスク
の連続位置を交互に位置決めするようになっている。モ
ーター41の制御回路は図中方形43で示されており、これ
には接点44が接続されている。この接点は日付上の突起
45と協働してディスクに対しての位置決めもしくは検知
システムを構成している。この接点が閉じると制御回路
に情報が伝達される。この制御回路は例えばこの情報を
モーターへの指令に変換して、空所(内側円上の第16番
目の位置)に対応するステップを飛び越し(SKIP)させ
て、外側円上の数字に対応する次のステップに達するよ
うにするものである。
上記のように第5、6図には星形日付ディスクの矢印
A方向(または時計回り方向)の変位を、第7、8図に
は同じく矢印B方向(または反時計回り方向)の変位
を、それぞれ示す。偏心体24については、その初期位置
を実線(24)で、中間位置を破線(24″)で、最終位置
を点線(24′)で、それぞれ示す。星形日付ディスクの
3通りの連続位置20、20″および20′は偏心体のこれら
の位置にそれぞれ対応するものである。ツメ22は位置2
2、22″および22′を連続して占めるものである。日付
ディスク20の経路50は点線(曲線)で示す。ツメ42は初
期位置42、中間位置42″および最終位置42′を連続して
占める。星形日付ディスク20の上の歯の経路51を点線
(点線)で示す。
第5図に示す運動は中心軸25の1/2回転に相当し、さ
らに日付ディスクの1ステップの変位および窓中の日付
の1日分の増加に相当する。他の1日分の増加は第6図
に示す運動に相当するもので、これはさらに中心軸25の
矢印A方向の1/2回転に相当する。
偏心体は位置24′から位置24″を通って位置24へと移
動する。ツメは位置22′、42′から位置22、42へとそれ
ぞれ戻る。第5図に示した変位は外側円上の奇数日付か
ら内側円の偶数日付への転移を与えるもので、この間日
付ディスクは左から右へと1/32回転を行なうのである。
第6図に示す変位は内側円の偶数日付から外側円の奇
数日付への転位を与えるもので、この間日付ディスクは
右から左へと時計回りに1/32回転を行なうものである。
第7、8図に示す変位はそれぞれ、日付の順序を減ら
すためのものである。第7図の変位は日付ディスクの反
時計回り方向への1/32回転と右から左への半径方向の転
移とを組合せたものであり、これにより内側円の偶数日
付から外側円の奇数日付への転移が行なわれる。
第8図に示す変位は奇数日付から前の偶数日付への転
移を与えるもので、この際日付ディスクは反時計回り方
向に1/32回転をし、これと並行して左から右へと半径方
向に変位する。
2個のツメに代えて運動板と一体の2個の歯を用いる
こともできる。この場合には剛性の機械的な部品間にあ
る程度の遊びが必要なので、位置決めは不正確となる。
実際遊びがないと、製造許容誤差の関係でジャミングが
起きるのである。しかしツメがないのでエネルギー消費
は少なくなる。これは表面連結である。
上記と同様な運動を第9図に横断面で示す。この場合
図示された要素の多くは第3図に示したものと同じであ
るので、同じ参照番号を付してある。またそれらの作用
についても説明を割愛する。この例ではツメの代わりに
時計板Pを一体のホイール60が用いられており、このホ
イールが内側歯部61を支持している。内側歯部61は17個
の歯を有しており、星形日付ディスク20の歯部21(16個
の歯を有している)と協働する。なお前記のようにこの
星形日付ディスクは回転ディスク13に連結されている。
したがって偏心体が半回転する毎にディスクは窓の中心
から中心までを変位し、同時に星形日付ディスクは1/32
回転する。第10図に示すのは駆動機構の平面図である
が。図示の簡便上若干手が加えられている。すなわち、
偏心体を支持しているホイール26がネジ40および制御回
路43から制御信号を受けるモーター41により直接駆動さ
れるようになっている。前の例と同じように、位置検知
システムは接点44と日付ディスク13の周縁上に設けられ
た突起45とにより構成されている。
第11、12図に日付ディスク13上の日付の配列の他の例
を示す。この配列は第1、2図のものに比べると、外側
円上の日付(図示の例では奇数であるが、偶数であって
もよい)と内側円上の日付(図示の例では偶数である
が、奇数であってもよい)とが時間順配置にはなってい
ないという点で、異なっている。外側円上の日付は1−
23−13−3−25−15−5−27−17−7−29−19−9−31
−21−11の順になっており、内側円上の日付は2−24−
14−4−26−16−6−28−18−8−30−20−10−22−12
の順になっている。また第1、2図の場合と同じよう
に、内側円の群中には空所16が設けられている。この空
所は10と22との間に配置されている。
このような配列により、2この円の間で数字を交互に
することにより時間順配置を実現することができる。し
かし日付18(第11図)から日付19(第12図)への転移は
星形日付ディスクを1/32回転させることによっては実現
できず、3/32回転を必要とする。この場合にはホイール
60の内側歯部61は19歯を有しており、偏心体が1回転す
る毎に星形日付ディスクが3/32回転前進する。歯部は特
にスマートであり製造も容易である。しかし第4図に示
すようなツメの構造を採用することもできる。
第13、14図に示す実施態様にあっては、日付ディスク
13上の数字の配列が上記のものとは全く異なっている。
前の場合と同じく日付は2個の同心円14、15に沿って配
列されている。しかし内側円15には1〜12の数字が時間
順配置で配列されており、外側円14には13〜31の数字が
やはり時間順配置で配列されている。この場合2個の数
字群では、内側円上の最後の数字12が外側円上の最初の
数字13の次に位置している。また内側円上の最初の数字
1は外側円上の最後の数字31の次に位置している。
このように構成した結果、内側円上に外側円と同じよ
うな多くの日付を設ける必要がないので、大きな寸法の
数字を用いることができるという利点がある。実際図示
の例では内側円は12個の数字を有しており、外側円は19
個の数字を有している。しかしこれらの数字を窓11に向
かわせるために日付ディスクを駆動する機構は上記のも
のとは異なっている。最初の12個の位置については、位
置Mに対応する軸の回りに日付ディスクを回転させなけ
ればならない。この回転変位は1ステップ当たり1/12回
転に相当する。また日付ディスクは半径方向に転移し
て、その回転中心を位置M′に移さねばならない。この
位置に至ったら、毎日1/19回転して円上の19個の日付を
連続して窓11に向かわせる。
これを可能とする電子回路は振動モーターを駆動し
て、最初の12個の位置については1/12日付ディスク回転
に相当するモーターステップだけ運動させ、次の19個の
位置については1/19日付ディスク回転に相当するモータ
ーステップだけ運動させるのである。例えば1回転は8
*12*19=1824モーターステップに相当し、1/12回転は
152モーターステップに相当し、1/19回転は96モータス
テップに相当する。または1回転は4*12*19=912モ
ーターステップに相当し、1/12回転は76モーターステッ
プに相当し、1/19回転は48モーターステップに相当する
のである。またこれに代えて、n個の数字を一方の円上
に、(31−n)個の数字を他の円上に配置して、全ての
配列を時間順配置とすることもできる。
外側円が第1の時間順配置の数字を有しており、内側
円が第2の時間順配置の数字を有しているような配列の
場合には、第1の配置のために日付ディスクを回転させ
るモーター手段と、第2の配置のために日付ディスクを
横動させる(軸転移させる)モーター手段とを時計に設
けることになる。
第15図に示すのはそのような構成の実施態様であって
日付ディスク13に加えて、第1の駆動モーター71と第2
の駆動モーター72とを有しており前者にはエンドレスネ
ジ71がまた後者には円ドレスネジ73がそれぞれ付設され
ている。第1のネジ71は日付ディスクを回転させ、第2
のネジ73は固定軸75について軸転する円弧部分74を変位
させて日付ディスクの軸を2個の位置M,M′に向かわせ
るものである。2個のモーター70、72は適宜な電子回路
76により制御される。日付ディスクの位置は日付ディス
ク上の突起45と協働する接点44により検知される。これ
らの組合せは第4図に示したものと同じである。
さらにこれらに代わるものとして、日付ディスクを2
個ではなく3個以上の同心円から構成し、それぞれの日
付その他の情報の時間順配置されたものを時計面の1個
以上の窓に表示するようにしてもよい。この場合には駆
動手段は日付の回転と日付の回転軸を選択的に変位させ
るもんとをそれぞれ別設すればよい。さらに表示前に情
報ディスク特に日付ディスクに複合運動を与えるような
駆動機構とすることもできる。
この発明の主たる利点は従来のシステムに比べて大き
な数字を用いて情報特に日付を表示できることにある。
このように数字を大きくしても時計の美感を損ねること
はなく、克服できないような機械的な不都合もない。モ
ーターは一方向および二方向のいずれであってもよく、
特に夜中に日付が変る際にも衝撃に対して完全な耐久性
を発揮するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 スイス国特許発明532808(CH,A 5) ***国特許出願公開2218954(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04B 19/00 G04B 45/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時計面の単一の窓に日付を表示する手段と
    単一の回転ディスクとを具えており、 回転ディスクには少なくとも31日の内の一部の日付に対
    応する一連の数字からなる第1の群と、同じく残りの日
    付に対応する一連の数字からなる第2の群とが、設けら
    れており、 これら2群の数字が少なくとも2個の同心円上に配列さ
    れており、 駆動機構が自動的かつ選択的に第1および第2の群の数
    字を前記の窓に向けて移動させるように、回転ディスク
    を回転駆動し、かつ 該駆動機構がさらにディスクの軸を半径方向に変位させ
    る ことを特徴とする腕時計。
  2. 【請求項2】一方の同心円が15個の偶数数字を有してお
    り、 これらの数字が2−24−14−4−26−16−6−28−18−
    8−30−20−10−22−12の順で配列されており、 他方の同心円が16個の奇数数字を有しており、 これらの数字が1−23−13−3−25−15−5−27−17−
    7−29−19−9−31−21−11の順で配列されており、 ある日付から次の日付への転移がディスクの1/32回転に
    相当する ことを特徴とする請求項1記載の時計。
  3. 【請求項3】一方の同心円が時間順配置に配列されたn
    個の連続数字を有しており、 他方の同心円が時間順配置で配列されたそれらに続く残
    りの(31−n)個の数字を有している ことを特徴とする請求項1記載の時計。
  4. 【請求項4】回転ディスクの駆動機構が、回転ディスク
    をその軸について回転させるモーターと、第1と第2の
    位置間で回転ディスクの軸を半径方向に変位させる機構
    を有しており、かつ 軸の変位が2個の同心円間の距離により定められる ことを特徴とする請求項1記載の時計。
  5. 【請求項5】半径方向変位機構が、固定軸について軸転
    しかつディスクを保持する円弧部分と、円弧部分を固定
    軸について軸転させるモーターとを、有している ことを特徴とする請求項1記載の時計。
  6. 【請求項6】回転ディスクの駆動機構が、回転ディスク
    の各前進毎に1/2回転だけモーターによって駆動される
    偏心体と、偏心体の直径方向反対側に互いに対向して設
    けられてかつ回転ディスクに連結された星形ディスクの
    歯と協働して偏心体による1/2回転毎にディスクを1ス
    テップ前進させる2個のツメとを、有していることを特
    徴とする請求項1記載の時計。
  7. 【請求項7】回転ディスクの駆動機構が、17歯を具えた
    内歯ホイールとその内側で回転する16歯を具えた日付ホ
    イールと呼ばれる外歯ホイールとを、有しており、 この外歯ホイールが回転ディスクに連結されて、これを
    回転させるとともにその軸を半径方向に変位させる ことを特徴とする請求項1記載の時計。
  8. 【請求項8】回転ディスクの駆動機構が、19歯を具えた
    内歯ホイールとその内側で回転する16歯を具えた日付ホ
    イールと呼ばれる外歯ホイールとを、有しており この外歯ホイールが回転ディスクに連結されて、これを
    回転させるとともにその軸を半径方向に変位させる ことを特徴とする請求項1記載の時計。
JP04500248A 1990-12-14 1991-12-13 腕時計 Expired - Fee Related JP3088748B2 (ja)

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CH3972/90-6 1990-12-14
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