JP3087587B2 - ディスクブレーキ - Google Patents
ディスクブレーキInfo
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- JP3087587B2 JP3087587B2 JP06266847A JP26684794A JP3087587B2 JP 3087587 B2 JP3087587 B2 JP 3087587B2 JP 06266847 A JP06266847 A JP 06266847A JP 26684794 A JP26684794 A JP 26684794A JP 3087587 B2 JP3087587 B2 JP 3087587B2
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- torque receiving
- pad
- brake
- receiving plate
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D65/04—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
- F16D65/092—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
- F16D65/095—Pivots or supporting members therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/02—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
- F16D55/22—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D2055/0004—Parts or details of disc brakes
- F16D2055/0008—Brake supports
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トルク受け面の形状を
工夫したトルク受けプレートを用いて、通常の設計で必
要とする板厚よりも薄いトルク受けプレートでフル摩耗
時までインナーパッドを安定して受けられるようにした
ディスクブレーキに関する。
工夫したトルク受けプレートを用いて、通常の設計で必
要とする板厚よりも薄いトルク受けプレートでフル摩耗
時までインナーパッドを安定して受けられるようにした
ディスクブレーキに関する。
【０００２】
【従来の技術】周知のキャリパ浮動型ディスクブレーキ
の中に、ディスクに摺接させる対向一対のパッドのう
ち、ブレーキピストンで押圧するインナーパッドを制動
時に位置固定のトルク受けプレートに当接させてそのプ
レートでインナーパッドに加わるブレーキトルクを受け
止め、アウターパッドに加わるブレーキトルクはアウタ
ーパッドをキャリパのアウター部に固定してキャリパで
受ける方式のものがある。
の中に、ディスクに摺接させる対向一対のパッドのう
ち、ブレーキピストンで押圧するインナーパッドを制動
時に位置固定のトルク受けプレートに当接させてそのプ
レートでインナーパッドに加わるブレーキトルクを受け
止め、アウターパッドに加わるブレーキトルクはアウタ
ーパッドをキャリパのアウター部に固定してキャリパで
受ける方式のものがある。
【０００３】この方式のディスクブレーキは、インナー
パッドの裏板に形成されるトルク伝達面の全域がトルク
受け面に接する位置からパッドの使用を開始する場合
（これよりもパッドをディスクから離すと初期のトルク
伝達が一部の面で行われてトルクの受け面と伝達面がダ
メージを受け易い）、トルク受けプレートに設けるトル
ク受け面のディスク軸方向幅をパッドの摩耗によるスラ
イド量を考慮した大きさにしておかないと、インナーパ
ッドがフル摩耗したときにトルク受けプレートから外
れ、パッドをディスク軸方向スライド自在に支えるパッ
ドピンなどに負担がかかる。また、インナーパッドの支
持をトルク受けプレートで行なうものはパッドが脱落し
て制動不能になる。
パッドの裏板に形成されるトルク伝達面の全域がトルク
受け面に接する位置からパッドの使用を開始する場合
（これよりもパッドをディスクから離すと初期のトルク
伝達が一部の面で行われてトルクの受け面と伝達面がダ
メージを受け易い）、トルク受けプレートに設けるトル
ク受け面のディスク軸方向幅をパッドの摩耗によるスラ
イド量を考慮した大きさにしておかないと、インナーパ
ッドがフル摩耗したときにトルク受けプレートから外
れ、パッドをディスク軸方向スライド自在に支えるパッ
ドピンなどに負担がかかる。また、インナーパッドの支
持をトルク受けプレートで行なうものはパッドが脱落し
て制動不能になる。
【０００４】かかる理由から、トルク受けプレートは、
フル摩耗したパッドを受け止め得る厚さのものが用いら
れる。
フル摩耗したパッドを受け止め得る厚さのものが用いら
れる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述のトルク受けプレ
ートは、鋳造品に比べて量産性に優れる鋼板のプレス打
抜き品が用いられている。従って、板厚の薄いものほど
加工し易い。また、このトルク受けプレートが薄ければ
ブレーキも軽量化されて好ましい。
ートは、鋳造品に比べて量産性に優れる鋼板のプレス打
抜き品が用いられている。従って、板厚の薄いものほど
加工し易い。また、このトルク受けプレートが薄ければ
ブレーキも軽量化されて好ましい。
【０００６】しかしながら、従来のこの種ディスクブレ
ーキでは、トルク受け面の必要幅を正味の板厚によって
確保する方法を採っていたので、トルク受けプレートの
薄肉化に限界があり、また、打ち抜き加工ではいわゆる
打抜きダレによりエッジ部の板厚が変わるためトルク受
け部のダレをトルク受け面の必要幅確保のために機械加
工して除去する必要があり、加工性の向上やブレーキの
軽量化が充分に進んでいない。
ーキでは、トルク受け面の必要幅を正味の板厚によって
確保する方法を採っていたので、トルク受けプレートの
薄肉化に限界があり、また、打ち抜き加工ではいわゆる
打抜きダレによりエッジ部の板厚が変わるためトルク受
け部のダレをトルク受け面の必要幅確保のために機械加
工して除去する必要があり、加工性の向上やブレーキの
軽量化が充分に進んでいない。
【０００７】そこで、本発明は、従来品よりも薄いトル
ク受けプレートでフル摩耗時までインナーパッドを安定
して受けられるようにすることを課題としている。
ク受けプレートでフル摩耗時までインナーパッドを安定
して受けられるようにすることを課題としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明においては、通常設計で必要とされる板厚よ
りも薄い板材から成るトルク受けプレートに、トルク受
け面をジグザグにしてその面の幅をフル摩耗時のパッド
を受けられる位置まで広げるディスク軸方向の打ち出し
部を設け、かつ、この打ち出し部形成後のトルク受け面
を、その面の長手方向中心を境にして対称形になり、か
つ、その面にインナーパッドの裏板に形成されるトルク
伝達面が一平面上で接するようにしたのである。
め、本発明においては、通常設計で必要とされる板厚よ
りも薄い板材から成るトルク受けプレートに、トルク受
け面をジグザグにしてその面の幅をフル摩耗時のパッド
を受けられる位置まで広げるディスク軸方向の打ち出し
部を設け、かつ、この打ち出し部形成後のトルク受け面
を、その面の長手方向中心を境にして対称形になり、か
つ、その面にインナーパッドの裏板に形成されるトルク
伝達面が一平面上で接するようにしたのである。
【０００９】
【作用】トルク受けプレートにトルク受け面をジグザグ
にする打ち出し部を設けると、トルク受け面のディスク
軸方向幅が図３（ａ）のｗからＷに広がる。従って、ト
ルク受けプレートを、従来に比べて打ち出し部による拡
幅値相当分薄くすることができ、これにより打ち抜き加
工が容易になり、ブレーキ重量も軽減される。
にする打ち出し部を設けると、トルク受け面のディスク
軸方向幅が図３（ａ）のｗからＷに広がる。従って、ト
ルク受けプレートを、従来に比べて打ち出し部による拡
幅値相当分薄くすることができ、これにより打ち抜き加
工が容易になり、ブレーキ重量も軽減される。
【００１０】また、このようにしてトルク受け面の幅を
広げれば、従来、打抜きダレを除去する目的（つまりは
必要幅を確保する目的）で行っていた追加工が不要にな
り、さらに、板厚減少による材料削減で製造コストも下
がる。
広げれば、従来、打抜きダレを除去する目的（つまりは
必要幅を確保する目的）で行っていた追加工が不要にな
り、さらに、板厚減少による材料削減で製造コストも下
がる。
【００１１】さらに、トルク受け面が、その面の長手方
向中間を境にして対称形になっているので、ブレーキト
ルクの受け止めをパッドの新品時からフル摩耗時まで安
定して行える。
向中間を境にして対称形になっているので、ブレーキト
ルクの受け止めをパッドの新品時からフル摩耗時まで安
定して行える。
【００１２】即ち、ブレーキトルクをディスク中心側に
偏った位置で受ける場合とディスク外周側に偏った位置
で受ける場合とで長手方向中心からのモーメントアーム
の長さに差があると、ディスク外周側とディスク中心側
のトルク受け面に働く面圧が異なってくるし、モーメン
トアーム長の差によりパッドに回転力も生じる。従っ
て、パッド摩耗の進行に伴ってトルクを受ける位置がモ
ーメントアーム長が変わる方向に変動するとパッドの受
け止めが不安定になって受け止めトルクも変動し、ブレ
ーキ性能が一定しない。また、トルク受け面の傷み方に
も差が生じ、寿命等にも悪影響が出る。
偏った位置で受ける場合とディスク外周側に偏った位置
で受ける場合とで長手方向中心からのモーメントアーム
の長さに差があると、ディスク外周側とディスク中心側
のトルク受け面に働く面圧が異なってくるし、モーメン
トアーム長の差によりパッドに回転力も生じる。従っ
て、パッド摩耗の進行に伴ってトルクを受ける位置がモ
ーメントアーム長が変わる方向に変動するとパッドの受
け止めが不安定になって受け止めトルクも変動し、ブレ
ーキ性能が一定しない。また、トルク受け面の傷み方に
も差が生じ、寿命等にも悪影響が出る。
【００１３】これに対し、トルク受け面が、長手方向中
心を境にして対称形であれば、ディスク外周側とディス
ク中心側のトルク受け面中心からのモーメントアーム長
さがパッドの新品時もフル摩耗時もほぼ等しく保たれ
（新品時とフル摩耗時とではその長さが異なる）、パッ
ドに回転力が殆ど発生せずトルク変動が起こらない。
心を境にして対称形であれば、ディスク外周側とディス
ク中心側のトルク受け面中心からのモーメントアーム長
さがパッドの新品時もフル摩耗時もほぼ等しく保たれ
（新品時とフル摩耗時とではその長さが異なる）、パッ
ドに回転力が殆ど発生せずトルク変動が起こらない。
【００１４】
【実施例】図１に本発明のディスクブレーキの一例を示
す。図中１は鋼板を打ち抜き加工して作られたトルク受
けプレートである。このトルク受けプレート１に本発明
の工夫が施されているが、これは後に詳しく述べる。
す。図中１は鋼板を打ち抜き加工して作られたトルク受
けプレートである。このトルク受けプレート１に本発明
の工夫が施されているが、これは後に詳しく述べる。
【００１５】２はキャリパである。このキャリパ２は、
トルク受けプレート１に固定したガイドピン３にディス
ク軸方向スライド可能に支持されている。４、５は、デ
ィスクＤを間にして対向させるパッドであり、ディスク
Ｄの外周においてキャリパ２の窓穴部に横架したパッド
ピン６に吊るされている。
トルク受けプレート１に固定したガイドピン３にディス
ク軸方向スライド可能に支持されている。４、５は、デ
ィスクＤを間にして対向させるパッドであり、ディスク
Ｄの外周においてキャリパ２の窓穴部に横架したパッド
ピン６に吊るされている。
【００１６】ブレーキピストン７で押圧するインナーパ
ッド４は、パッドピン６に拘束されずにディスク接線方
向に若干動き得るように吊るされており、制動時に裏板
４ａがトルク受けプレート１のトルク受け面１ａに当接
する。
ッド４は、パッドピン６に拘束されずにディスク接線方
向に若干動き得るように吊るされており、制動時に裏板
４ａがトルク受けプレート１のトルク受け面１ａに当接
する。
【００１７】アウターパッド５は、裏板５ａをキャリパ
２の窓穴部に係合させて制動時に加わるトルクをキャリ
パ２で受けるようにしてある。
２の窓穴部に係合させて制動時に加わるトルクをキャリ
パ２で受けるようにしてある。
【００１８】トルク受けプレート１に設けられるトルク
受け面１ａは、図２及び図３に示すようにジグザグにな
っており、これにより、図３（ａ）に示す面１ａのディ
スク軸方向幅Ｗがトルク受けプレートの板厚ｗよりも大
きくなっている。このジグザグに入り込んだトルク受け
面１ａは、トルク受けプレート１の内側縁部に打ち出し
部８を設けて作り出されている。
受け面１ａは、図２及び図３に示すようにジグザグにな
っており、これにより、図３（ａ）に示す面１ａのディ
スク軸方向幅Ｗがトルク受けプレートの板厚ｗよりも大
きくなっている。このジグザグに入り込んだトルク受け
面１ａは、トルク受けプレート１の内側縁部に打ち出し
部８を設けて作り出されている。
【００１９】打ち出し部８は、いわゆるハーフシャー加
工によるもの、通常のプレス加工によるもののどちらで
あってもよい。図２及び図３（ａ）の打出し部は、前者
の加工方向によるもの、図３（ｂ）のそれは後者の加工
方法によるものである。
工によるもの、通常のプレス加工によるもののどちらで
あってもよい。図２及び図３（ａ）の打出し部は、前者
の加工方向によるもの、図３（ｂ）のそれは後者の加工
方法によるものである。
【００２０】トルク受け面１ａは、図３に示すように、
その全長をＬとしてＬ／２の位置に線Ｃをひいたとき、
この線Ｃに対してディスク中心側とディスク外周側が対
称形になるようにしてある。
その全長をＬとしてＬ／２の位置に線Ｃをひいたとき、
この線Ｃに対してディスク中心側とディスク外周側が対
称形になるようにしてある。
【００２１】このようにしておけば、トルク受け面１ａ
の拡幅により、通常設計での必要厚みより薄いトルク受
けプレートでインナーパッドをフル摩耗時まで確実に受
けることができる。また、面１ａが線Ｃを中心にして対
称形であることにより、トルクを実際に受ける面の中心
がパッドの新品時からフル摩耗時まで（パッド４が図４
の実線位置から鎖線位置に移るまで）線Ｃ上に揃い、デ
ィスク外周側と中心側のモーメントアーム長さが常に等
しく保たれて受け止めトルクの変動が起こらない。
の拡幅により、通常設計での必要厚みより薄いトルク受
けプレートでインナーパッドをフル摩耗時まで確実に受
けることができる。また、面１ａが線Ｃを中心にして対
称形であることにより、トルクを実際に受ける面の中心
がパッドの新品時からフル摩耗時まで（パッド４が図４
の実線位置から鎖線位置に移るまで）線Ｃ上に揃い、デ
ィスク外周側と中心側のモーメントアーム長さが常に等
しく保たれて受け止めトルクの変動が起こらない。
【００２２】なお、パッドピン５は、トルク受けプレー
トにディスク軸方向のガイド溝を設けてその溝に係合さ
せる構造にすれば省くことができるが、この構造は薄い
トルク受けプレートに必要長さのガイド溝を設けるのに
工夫を要し、また、ガイド溝によってトルク受け面の有
効面積も狭められるのでブレーキの信頼性や耐久性を考
えるとこの問題を生じない図のパッドピン吊下方式の方
が有利である。
トにディスク軸方向のガイド溝を設けてその溝に係合さ
せる構造にすれば省くことができるが、この構造は薄い
トルク受けプレートに必要長さのガイド溝を設けるのに
工夫を要し、また、ガイド溝によってトルク受け面の有
効面積も狭められるのでブレーキの信頼性や耐久性を考
えるとこの問題を生じない図のパッドピン吊下方式の方
が有利である。
【００２３】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ト
ルク受けプレートに打出し部を設けてトルク受け面の幅
を広げるので、プレート厚みを薄くしてインナーパッド
を新品時からフル摩耗時まで安定して受けることがで
き、プレートの薄肉化による打ち抜き加工の容易化、ブ
レーキの軽量化が図れる。
ルク受けプレートに打出し部を設けてトルク受け面の幅
を広げるので、プレート厚みを薄くしてインナーパッド
を新品時からフル摩耗時まで安定して受けることがで
き、プレートの薄肉化による打ち抜き加工の容易化、ブ
レーキの軽量化が図れる。
【００２４】また、打出し加工によるトルク受け面の拡
幅で打ち抜きダレ除去のための追加工も不要になり、加
工の簡単化と材料削減でコスト削減も図れる。
幅で打ち抜きダレ除去のための追加工も不要になり、加
工の簡単化と材料削減でコスト削減も図れる。
【００２５】さらに、トルク受け面が長手方向中心を基
準にして対称形でディスク外周側と中心側のモーメント
アーム長さが常時均衡するようにしたので、パッドの摩
耗に伴うトルク変動も防止され、ブレーキ性能も安定し
て維持される。
準にして対称形でディスク外周側と中心側のモーメント
アーム長さが常時均衡するようにしたので、パッドの摩
耗に伴うトルク変動も防止され、ブレーキ性能も安定し
て維持される。
【図１】（ａ）：本発明のディスクブレーキの一例を示
す平面図 （ｂ）：同上のブレーキをアウター側から見た図
す平面図 （ｂ）：同上のブレーキをアウター側から見た図
【図２】トルク受けプレートの一例を示す斜視図
【図３】（ａ）：トルク受け面の図２Ａ方向矢視図 （ｂ）：トルク受け面の他の形状を示す図
【図４】本発明のディスクブレーキの要部を示す平面図
１ トルク受けプレート １ａ トルク受け面 ２ キャリパ ３ ガイドピン ４ インナーパッド ５ アウターパッド ４ａ、５ａ 裏板 ６ パッドピン ７ ブレーキピストン ８ 打ち出し部 Ｄ ディスク Ｗ トルク受け面の幅 ｗ トルク受けプレートの板厚
Claims (1)
- 【請求項１】 ディスクに摺接させる対向一対のパッド
のうち、ブレーキピストンで押圧するインナーパッドを
位置固定のトルク受けプレートに当接させ、そのトルク
受けプレートでインナーパッドに加わるブレーキトルク
を受け止めるディスクブレーキにおいて、前記トルク受
けプレートに、トルク受け面をジグザグにしてその面の
幅をフル摩耗時のパッドを受けられる位置まで広げるデ
ィスク軸方向の打ち出し部を設け、かつ、この打ち出し
部形成後のトルク受け面を、その面の長手方向中心を境
にして対称形にし、その面にインナーパッドの裏板に形
成されるトルク伝達面が一平面上で接する形状にしたこ
とを特徴とするディスクブレーキ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06266847A JP3087587B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | ディスクブレーキ |
| DE69514482T DE69514482T2 (de) | 1994-10-31 | 1995-10-23 | Scheibenbremse |
| EP95116680A EP0709592B1 (en) | 1994-10-31 | 1995-10-23 | Disc brake |
| US08/550,111 US5566791A (en) | 1994-10-31 | 1995-10-30 | Disc brake |
| KR1019950038565A KR100374384B1 (ko) | 1994-10-31 | 1995-10-31 | 디스크브레이크 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06266847A JP3087587B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | ディスクブレーキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08128468A JPH08128468A (ja) | 1996-05-21 |
| JP3087587B2 true JP3087587B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=17436494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06266847A Expired - Lifetime JP3087587B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | ディスクブレーキ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5566791A (ja) |
| EP (1) | EP0709592B1 (ja) |
| JP (1) | JP3087587B2 (ja) |
| KR (1) | KR100374384B1 (ja) |
| DE (1) | DE69514482T2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4112067B2 (ja) * | 1998-03-31 | 2008-07-02 | 株式会社日立製作所 | ディスクブレーキ |
| DE10241157A1 (de) * | 2002-09-05 | 2004-03-25 | Wabco Perrot Bremsen Gmbh | Scheibenbremse |
| US7128809B2 (en) * | 2002-11-05 | 2006-10-31 | The Procter & Gamble Company | High caliper web and web-making belt for producing the same |
| DE102004009123B4 (de) | 2004-03-01 | 2007-06-14 | Wabco Radbremsen Gmbh | Scheibenbremse |
| DE102004045218B4 (de) | 2004-09-17 | 2014-06-18 | Wabco Radbremsen Gmbh | Bremsenträger und scheibenbremse mit einem solchen bremsenträger |
| DE102004050349B4 (de) * | 2004-10-15 | 2007-06-14 | Wabco Radbremsen Gmbh | Nutzfahrzeuge-Scheibenbremse |
| KR101394126B1 (ko) * | 2009-12-09 | 2014-05-14 | 주식회사 만도 | 디스크 브레이크 |
| ITPD20110154A1 (it) * | 2011-05-13 | 2012-11-14 | Freni Brembo Spa | Pinza flottante per freno a disco |
| US8973240B2 (en) | 2012-08-17 | 2015-03-10 | Bendix Spicer Foundation Brake Llc | Disc brake pad mounting and retention system and method |
| EP3194802B1 (en) | 2014-09-16 | 2019-09-04 | Hendrickson USA, L.L.C. | Improved torque plate for heavy-duty vehicles |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1174117B (de) * | 1960-04-16 | 1964-07-16 | Teves Kg Alfred | Hydraulisch oder mechanisch betaetigte Teilbelagscheibenbremse |
| FR1534085A (fr) * | 1967-06-16 | 1968-07-26 | Ferodo Sa | Perfectionnements apportés aux freins à disque |
| JPS5493768A (en) * | 1978-01-05 | 1979-07-25 | Tokico Ltd | Disc brake apparatus |
| GB8817632D0 (en) * | 1988-07-23 | 1988-09-01 | Hunting Eng Ltd | Quick release joint |
| JP2724757B2 (ja) * | 1989-09-13 | 1998-03-09 | 曙ブレーキ工業株式会社 | ディスクブレーキ装置 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP06266847A patent/JP3087587B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-10-23 EP EP95116680A patent/EP0709592B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-10-23 DE DE69514482T patent/DE69514482T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-10-30 US US08/550,111 patent/US5566791A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-10-31 KR KR1019950038565A patent/KR100374384B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69514482D1 (de) | 2000-02-17 |
| EP0709592B1 (en) | 2000-01-12 |
| EP0709592A3 (en) | 1996-10-09 |
| JPH08128468A (ja) | 1996-05-21 |
| DE69514482T2 (de) | 2000-08-24 |
| US5566791A (en) | 1996-10-22 |
| EP0709592A2 (en) | 1996-05-01 |
| KR100374384B1 (ko) | 2003-07-10 |
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|---|---|---|
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| US6378666B1 (en) | Disc brake | |
| JP3087587B2 (ja) | ディスクブレーキ | |
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