JP3087434U - 順調に引っ張り可能なファスナー引っ張りヘッド構造 - Google Patents

順調に引っ張り可能なファスナー引っ張りヘッド構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファスナーを平坦化でき、ファスナー引っ張
りヘッドを順調に引っ張られるようにすることができ、
ユーザーがファスナー引っ張りヘッドを引っ張る時に楽
に実行できる構造を提供する。 【解決手段】 ファスナー引っ張りヘッド本体と引き片
とを有し、且つ前記ファスナー引っ張りヘッド本体には
上板部と底板部を有し、前記上板部と底板部との間に2
つの滑走槽が形成され、前記上板部と底板部の一端にそ
れぞれ2つの平面部と凹槽を形成しており、前記引き片
が前記ファスナー引っ張りヘッド本体の上板部に枢着結
合され、これらのことによって順調に引っ張り可能なフ
ァスナー引っ張りヘッド構造を提供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は順調に引っ張り可能なファスナー引っ張りヘッド構造に係わり、特に 金属やスチールなど材料によって製造され、ファスナーを平面化でき、ファスナ ー引っ張りヘッドを順調に引っ張ることができるファスナー引っ張りヘッド構造 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すように、従来のファスナー引っ張りヘッド構造にはファスナー引っ 張りヘッド本体10aと引き片11aとを有し、引き片11aがファスナー引っ 張りヘッド本体10aに枢着され、且つ引き片11aを引くことによってファス ナー引っ張りヘッドを移動し、ファスナーの結合や釈放を制御する。
【0003】 また、ファスナー引っ張りヘッド本体10aに付勢片12aを設けてもよい。 付勢片12aには係止部13aを有し、係止部13aがファスナー引っ張りヘッ ド本体10aの上部を貫通してファスナー引っ張りヘッド本体10aの内部に進 入することができ、そのことによってファスナーの歯部20aに係止し、引き片 11aが引かれない場合にファスナー引っ張りヘッドが係止固定状態を呈し、自 己ロックファスナー引っ張りヘッド構造を形成する。
【0004】 しかしながら、一般の従来のファスナー引っ張りヘッド構造は、ジーンズ布材 料に使用される場合では、ジーンズ布材料が水で洗濯後に収縮を生じ、ファスナ ーに波浪状の皺形状を形成し、ファスナーが平坦ではないので、ファスナー引っ 張りヘッドを引くことが順調にならなくなり、ユーザーの使用の不便さをもたら すことがしばしばある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な目的は順調に引っ張り可能なファスナー引っ張りヘッド構造を 提供することにあり、引き片を引いてファスナー引っ張りヘッドを移動し、ファ スナーにおいて滑走させ、ファスナーの歯部の結合を制御する場合に、平面部に よってファスナーを当接して平坦化作用を提供し、そのため、本考案によるファ スナー引っ張りヘッド構造をジーンズズボンなどの布材料に適用でき、布材料が 水で洗濯後に収縮を生じファスナーをでこぼこに形成させる場合に本考案の平面 部によってファスナーを平坦化でき、ファスナー引っ張りヘッドを順調に引っ張 られるようにすることができ、ユーザーがファスナー引っ張りヘッドを引っ張る 時に楽に実行することができるようになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案は、ファスナー引っ張りヘッド本体と引 き片とを有し、且つ前記ファスナー引っ張りヘッド本体には上板部と底板部を有 し、前記上板部と底板部との間に2つの滑走槽が形成され、前記上板部と底板部 の一端にそれぞれ2つの平面部と凹槽を形成しており、前記引き片が前記ファス ナー引っ張りヘッド本体の上板部に枢着結合され、これらのことによって順調に 引っ張り可能なファスナー引っ張りヘッド構造を提供する。
【0007】
【考案の実施の形態】
図2ないし図5に示すように、本考案は順調に引っ張り可能なファスナー引っ 張りヘッド構造を提供し、本実施例において自己ロック式ファスナー引っ張りヘ ッドのことを述べるが、そのような自己ロック式ファスナー引っ張りヘッド構造 に限らず、一般のファスナー引っ張りヘッドの場合でも実施可能である。当該フ ァスナー引っ張りヘッドは金属やスチールなどの材料によって製造され、それに はファスナー引っ張りヘッド本体10と引き片20と付勢片30とを有し、その うち、ファスナー引っ張りヘッド本体10には上板部11と底板部12とを有し 、上板部11が底板部12の上方の適当な距離の所に位置し、上板部11と底板 部12との間を連接部13によって連接し、上板部11と底板部12との間に2 つの滑走槽14が形成され、それらの滑走槽14がそれぞれファスナー引っ張り ヘッド本体10の内部の連接部13の左右両側に形成され、ファスナーを収納で きる。ファスナー引っ張りヘッド本体10の上板部11の上面部に2つの枢着ベ ース15が設けられ、それらの2つの枢着ベース15にそれぞれ枢着孔16を有 し、他に上板部11の一方の端縁部の近傍に2つの固定片17が設けられ、且つ 他の端縁部に穿孔18が形成される。
【0008】 引き片20は長型の片体であり、その一端に枢着部21を有し、枢着部21に 当接片22が突出形成されている。引き片20の枢着部21がファスナー引っ張 りヘッド本体10の枢着ベース15の枢着孔16に枢着され、引き片20をファ スナー引っ張りヘッド本体10の上部に枢着結合できるようにする。
【0009】 付勢片30は好ましい弾性を有する材料によって製造されるものであり、その 一端に固定部31を有すると共に、他端部に係止部32を有する。付勢片30が ファスナー引っ張りヘッド本体10の上部の2つの枢着ベース同士15の間に収 納され、付勢片30の一端の固定部31が二枚の固定片同士17に圧着固定され 、付勢片30をファスナー引っ張りヘッド本体10の上部の2つの枢着ベース同 士15の間に位置決められるようにし、且つ付勢片30の係止部32をファスナ ー引っ張りヘッド本体10の上部の穿孔18に貫通させ、滑走槽14内に進入さ せることによってファスナーの歯部を係止するようにする。
【0010】 本考案は主にファスナー引っ張りヘッド本体10の上板部11と底板部12の 一端にそれぞれ2つの平面部111,121を形成し、それらの平面部111, 121が直接的に上板部11と底板部12の一端の左右両側に成形され、それら の平面部111,121の縁部に斜面状や弧面状の案内面112,122を形成 している。他に、平面部111,121の前縁部の裏側にそれぞれV字形を呈す る凹槽113,123を形成している。
【0011】 本考案のファスナー引っ張りヘッド本体10は2つの滑走槽14によってファ スナー40(図6参照)に結合できると共に、引き片20を利用して当該ファス ナー引っ張りヘッドを引くことによってファスナー40の歯部の結合及び釈放を 制御でき、引き片20が引っ張られる時、引き片20の枢着部21における当接 片22が外方へ向いて付勢片30を押し付け、係止部32を連動して外方へ移動 しファスナー40の歯部41より離脱し、引き片20によってファスナー40に おいて滑走できるように前記ファスナー引っ張りヘッドを引っ張ると、ファスナ ー40の歯部の結合や釈放を制御できる。引き片20が放される場合に当該引き 片20の枢着部21における当接片22が外方へ付勢片30を押し付ける力を抜 き、付勢片30の係止部32をファスナー40の歯部41に係止するように復位 させ、当該ファスナー引っ張りヘッドを係止固定する。
【0012】 本考案は主にファスナー引っ張りヘッド本体10に平面部111,121を形 成するものであり、引き片20を引いてファスナー引っ張りヘッドをファスナー 40において滑走させ、ファスナーを閉鎖するように制御する時に、上板部11 と底板部12の一端に設けられる平面部111,121が先にファスナー40を 接触し、ファスナー40を上下平面部111,121の間に置くことができ、且 つ凹槽113,123が歯部41を避けることに利用でき、平面部111,12 1によって先にファスナー40を当接し(図6参照)、このことによって平坦化 作用を提供できる。
【0013】
【考案の効果】
本考案はジーンズ布材料などの場合に利用可能であり、布材料が水で洗濯後に 収縮現象を生じ、ファスナーをでこぼこになるように形成させる場合に本考案の 平面部によってファスナーを平坦化でき、ファスナー引っ張りヘッドを順調に引 っ張れるようにし、ユーザーがファスナー引っ張りヘッドを引っ張る時に一層楽 になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のファスナーとファスナー引っ張りヘッド
を示す斜視図である。
【図2】本考案を示す斜視図である。
【図3】本考案を示す分解斜視図である。
【図4】本考案を示す側面図である。
【図5】本考案を示す断面図である。
【図6】本考案の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ファスナー引っ張りヘッド本体 11 上板部 12 底板部 13 連接部 14 滑走槽 15 枢着ベース 16 枢着孔 17 付勢片固定片 18 穿孔 20 引き片 21 枢着部 22 当接片 30 付勢片 31 固定部 32 係止部 40 ファスナー 41 歯部 111,121 平面部 112,122 案内面 113,123 凹槽

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上板部と底板部を有し、且つ上板部と底
    板部との間に滑走槽が形成され、上板部と底板部の一端
    にそれぞれ2つの平面部を有し、当該平面部の裏側に凹
    槽が形成される、ファスナー引っ張りヘッド本体と、 前記ファスナー引っ張りヘッド本体における上板に枢着
    結合される引き片とを有することを特徴とする順調に引
    っ張り可能なファスナー引っ張りヘッド構造。
  2. 【請求項2】 前記ファスナー引っ張りヘッド本体の上
    板の上面部に枢着ベースが設けられ、且つ前記引き片の
    一端に枢着部を有し、前記引き片の枢着部が前記ファス
    ナー引っ張りヘッド本体における枢着ベースに枢着結合
    されることを特徴とする請求項1に記載の順調に引っ張
    り可能なファスナー引っ張りヘッド構造。
  3. 【請求項3】 前記ファスナー引っ張りヘッド本体の上
    板の端縁部近傍に固定片が設けられ、当該ファスナー引
    っ張りヘッド本体の上部に付勢片が設けられ、それの一
    端に固定部を有し、当該付勢片の一端における固定部が
    前記固定片に圧着固定され、付勢片をファスナー引っ張
    りヘッド本体の上部に位置決め、当該付勢片の他端に係
    止部を有し、当該係止部が前記ファスナー引っ張りヘッ
    ド本体の内部に進入することを特徴とする請求項1に記
    載の順調に引っ張り可能なファスナー引っ張りヘッド構
    造。
  4. 【請求項4】 前記ファスナー引っ張りヘッド本体の上
    板の他の端縁部近傍に穿孔が形成され、前記付勢片の係
    止部が当該穿孔を貫通してファスナー引っ張りヘッド本
    体の内部に進入することを特徴とする請求項3に記載の
    順調に引っ張り可能なファスナー引っ張りヘッド構造。
  5. 【請求項5】 前記ファスナー引っ張りヘッド本体にお
    ける平面部が前記上板部と底板部の一端の左右両側に形
    成されることを特徴とする請求項1に記載の順調に引っ
    張り可能なファスナー引っ張りヘッド構造。
  6. 【請求項6】 前記平面部の裏側にある凹槽がV字形に
    形成されることを特徴とする請求項1に記載の順調に引
    っ張り可能なファスナー引っ張りヘッド構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011078358A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 Ykk株式会社 スライドファスナー用スライダー

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011078358A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 Ykk株式会社 スライドファスナー用スライダー
JP5318228B2 (ja) * 2009-12-25 2013-10-16 Ykk株式会社 スライドファスナー用スライダー
US8966720B2 (en) 2009-12-25 2015-03-03 Ykk Corporation Slider for slide fastener

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