JP3086141U - 膨張ネジ釘の構造 - Google Patents

膨張ネジ釘の構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 膨張ネジ釘の構造の提供。 【解決手段】 本考案は膨張ネジ釘の構造を提供し、そ
れは、現在ある膨張ネジ釘が脱落しやすい問題を解決す
る。本考案の膨張ネジ釘の構造は、ネジ、腹径スリーブ
及びナットで組成され、ナット内にO形リングが設けら
れ、ネジが腹径スリーブを貫通して後端のナットと螺合
された後に、ネジのネジ溝とOリングが相互に噛み合
い、しっかりとネジを固定し、外力の振動により腹径ス
リーブとゆるみを発生して脱落する状況を防止するよう
にしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の膨張ネジ釘の構造に係り、特に、一般に壁面に固定して使用さ れる膨張ネジ釘の構造であり、埋め込み後の膨張ネジ釘の、外来の力による振動 による膨張ネジ釘のぐらつきを防止した、膨張ネジ釘の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築、土木に使用される膨張ネジ釘Aは、壁面内と連接物の間に固定され、該 膨張ネジ釘Aの構造は、ネジA1、スリーブA2及び錐形ナットA3で組成され 、該錐形ナットA3がさきにスリーブA2の後端に置かれ、図1に示されるよう に、並びに壁面に埋め込まれた後、さらにネジA1が外側から前述のスリーブA 2に通され、ネジ山が螺合され、徐々にねじ込まれた後に、スリーブA2が錐形 ナットA3と強固に固定されることにより、徐々に四周に向けて膨張し、膨張に より壁面と相互に圧迫し、強固に連接される。しかしこのような構造は長年にわ たり使用されているが、欠点もある。即ち錐形ナットA3が錐形体とされ、スリ ーブA2と相互に圧迫する時、錐形が影響を受けて四周に膨張し、壁面がもし外 力因子によりぐらついたり、或いは膨張ネジ釘がその他の外力を受けて振動する と、徐々にゆるみ、長時間でスリーブA2の膨張面積が回復しネジA1、スリー ブA2と錐形ナットA3の間の組合せにゆるみが生じて、緊密でなくなり、脱落 する状況が発生し、製品使用の安全性から、極めて克服を待たれる問題とされて いた。
【0003】 このほか、もう一種類の膨張ネジ釘Bの構造は、図2に示されるように、ネジ B1、スリーブB2及びナットB3で組成され、このナットB3の前端が方形を 呈し、且つフック形態とされ並びに内部にネジ山が設けられ、ネジB1がスリー ブB2を経由して直接ナットB3と螺合され、スリーブB2がネジB1とナット B3の距離が近くなるにつれ、四周に向けて膨張し、連接物を固定する。しかし 、スリーブB2(円弧溝B4が開設されている)にナットB3が収容される時、 脱落して紛失する状況が発生し、即ち未使用時にスリーブB2とナットB3の間 の組合せが不安定で、螺設後に、前者と同じ問題を有し、即ち、外力振動の影響 を受け、徐々にゆるんで脱落し、もし脱落前に気づかなければ、次の振動時に急 速に安全性の問題が発生する。このため業界ではこの問題に対して改善が求めら れていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は一種の膨張ネジ釘の構造を提供することを課題とし、それは、簡単な 組合せで、螺合と同時に、三つの部品が強固に結合され、壁面連接物の間を強固 とし、外力因子によりゆるんで脱落する欠点がないものとする。
【0005】 本考案はまた一種の膨張ネジ釘の構造を提供することを課題とし、それは部品 が相互に組み合わされ、及び組合せて距離を延長し並びに引っ張り強度が増加さ れ、別に他の寸法形態の部品を購入する必要がなく、多重の利用価値を有するも のとする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、 腹径スリーブ内に収容されるネジと、 腹径部分に溝が開設され、外拡張の形態を発生可能である腹径スリーブと、 前置リングを具えた雌ネジ構造が採用され、後端部分に収容空間が形成された 後端ナットと、 内径に凸縁が形成され、前記収容空間内に収容されて被覆形態を呈するOリン グと、 を具え、ネジのネジ溝を利用し、ネジを腹径スリーブ、後端ナットを通して直 接Oリングの凸縁と噛み合わせ、各部品間の組合せを強固とし、連接物と壁面に 固定して外力の振動による脱落を発生しないことを特徴とする、膨張ネジ釘の構 造としている。 請求項2の考案は、前記腹径スリーブの溝の側方の対称位置にフックが形成さ れ、該フックが後端ナットの前置リングと係合してもう一つの安定作用を発生す ることを特徴とする、請求項1に記載の膨張ネジ釘の構造としている。 請求項3の考案は、前記腹径スリーブが必要に応じて一つ以上が順に組み合わ されて延長使用可能とされたことを特徴とする、請求項1に記載の膨張ネジ釘の 構造としている。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案は、一種の膨張ネジ釘の構造を提供し、それは、ネジ1、腹径スリーブ 2及び後端ナット3で組成されている。図3、4を参照されたい。 該ネジ1は一般の標準形態のネジとされて、腹径スリーブ2内に収容される。
【0008】 腹径スリーブ2は腹径部分に溝21が開設され、外拡張の形態を発生可能であ る。
【0009】 後端ナット3は、前置リング31を具えた雌ネジ構造が採用され、後端部分に 収容空間32が採用されている。
【0010】 Oリング4は内径に凸縁41が形成され、収容空間32内に収容可能である。
【0011】 該Oリング4が凸縁41を具えた環体とされ、予め後端ナット3の収容空間3 2内に収容され、さらに外力により収容空間32外縁が変形させられてOリング 4が後端ナット3内部に完全に被覆され、Oリング4の凸縁41内径が後端ナッ ト3の雌ネジより小さく、即ち後端ナット3が腹径スリーブ2の後端部分内に置 かれ、前置リング31が内部に置かれる。使用時には、該ネジ1が腹径スリーブ 2内部を貫通し、並びに直接後端ナット3と螺合され、このときネジ1の最前端 のネジ溝11が順次後端ナット3のOリング4の凸縁41に嵌入し、相互に噛み 合う形態を形成し、締めつけが緊密になると、後端ナット3が徐々に腹径スリー ブ2方向に圧迫され、腹径スリーブ2の溝21以外の構造が四周に膨張し、これ により、強固な固定を達成し、さらに、該ネジ1と後端ナット3がOリング4の 設置により、緊密に固定され、外力の振動により後端ナット3が腹径スリーブ2 より離脱して徐々にゆるんで脱落する状況を発生せず、このため周知の構造の欠 点を解決し、安全性の問題を完全に解決する。
【0012】 また、本考案は安全性の問題を考慮し、直接腹径スリーブ2の溝21の側方に 、対称なフック22を形成し、このフック22が後端ナット3の前置リング31 を、腹径スリーブ2内に起き入れる時にフック22と相互に嵌合させ、さらなる 組合せ固定の機能を達成し、脱落の欠点をなくす。これは図5に示されるとおり である。
【0013】 周知の構造では、どの形態であっても、単一の独立使用であり、延長使用不能 であったが、本考案によると、腹径スリーブ2を固定距離により一つ以上組み合 わせて延長して固定距離とした後、最後に後端ナット3を螺合して組み合わせる ことにより、複数の腹径スリーブ2を外向きに拡張させて、連接物を固定し並び に引っ張り強度を増加でき、予期された機能を達成できる。
【0014】
【考案の効果】
総合すると、本考案の構造は、確実に周知の技術の欠点を解決し、外連接物を 強固に固定するほか、さらなる安定性の保障を提供し、確実に実用新案登録の進 歩性の要件に符合する。また本考案の構造は公開されておらず、新規性を有して いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の構造の分解斜視図である。
【図2】もう一つの周知の構造の分解斜視図である。
【図3】本考案の分解斜視図である。
【図4】本考案のOリングの立体図である。
【図5】本考案の腹径スリーブのもう一つの実施状態図
である。
【図6】本考案の腹径スリーブの複数組合せ形態表示図
である。
【符号の説明】
A 膨張ネジ釘 A1 ネジ A2 スリーブ A3 錐形ナット B 膨張ネジ釘 B1 ネジ B2 スリーブ B3 ナット B4 円弧形溝 1 ネジ 11 ネジ溝 2 腹径スリーブ 21 溝 22 フック 3 後端ナット 31 前置リング 32 収容空間 4 Oリング 41 凸縁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腹径スリーブ内に収容されるネジと、 腹径部分に溝が開設され、外拡張の形態を発生可能であ
    る腹径スリーブと、 前置リングを具えた雌ネジ構造が採用され、後端部分に
    収容空間が形成された後端ナットと、 内径に凸縁が形成され、前記収容空間内に収容されて被
    覆形態を呈するOリングと、 を具え、ネジのネジ溝を利用し、ネジを腹径スリーブ、
    後端ナットを通して直接Oリングの凸縁と噛み合わせ、
    各部品間の組合せを強固とし、連接物と壁面に固定して
    外力の振動による脱落を発生しないことを特徴とする、
    膨張ネジ釘の構造。
  2. 【請求項2】 前記腹径スリーブの溝の側方の対称位置
    にフックが形成され、該フックが後端ナットの前置リン
    グと係合してもう一つの安定作用を発生することを特徴
    とする、請求項1に記載の膨張ネジ釘の構造。
  3. 【請求項3】 前記腹径スリーブが必要に応じて一つ以
    上が順に組み合わされて延長使用可能とされたことを特
    徴とする、請求項1に記載の膨張ネジ釘の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11318052B2 (en) 2016-12-20 2022-05-03 The Procter & Gamble Company Methods and apparatuses for making elastomeric laminates with elastic strands unwound from beams
US11344453B2 (en) 2016-12-20 2022-05-31 The Procter & Gamble Company Methods and apparatuses for making elastomeric laminates with elastic strands unwound from spools on surface unwinders
US12016753B2 (en) 2016-12-20 2024-06-25 The Procter & Gamble Company Absorbent article(s) chassis comprising beamed elastics

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