JP3083178U - 緊急ブレーキ補助装置 - Google Patents

緊急ブレーキ補助装置

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JP3083178U JP2001004421U JP2001004421U JP3083178U JP 3083178 U JP3083178 U JP 3083178U JP 2001004421 U JP2001004421 U JP 2001004421U JP 2001004421 U JP2001004421 U JP 2001004421U JP 3083178 U JP3083178 U JP 3083178U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付けが容易で、制動距離および制動時間
の短縮が可能なブレーキ補助装置を提供する。 【解決手段】 支持部10と、辺縁に折り曲げ12が設
けられ底面にブレーキ板13が設けられている制動板1
1とを有し、ブレーキ板13はタイヤと同等のゴムなど
からなり、アスファルト路面を破壊せず、かつ摩擦制動
の効果を発揮可能である。動力伝動機構はモータ動力源
20と、モータの出力軸と歯車組伝動部材22とを有す
る。始動装置のスイッチ30は、電線32によって電池
31とモータ動力源20に連結され、運転席に設けられ
ている。ブレーキをかけると同時に、スイッチ30によ
ってモータ動力源20を始動させ、歯車組伝動部材22
は支持部10を駆動して軸受他端の制動板11を迅速に
下げる。ブレーキ板13と地面に摩擦が発生し、それに
よって車の走る慣性力を大幅に低減し、車に車輪以外の
ブレーキ補助効果が発生する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は緊急ブレーキ補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在の一般輸送車両に使われるブレーキシステムの構造は、直接車輪に対して 制動することで、ブレーキの効果を達成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来のブレーキには一定の実施効果があるが、貨物を積 んで運転されるトラックについて言えば、重量と速度から発生する慣性力により 、高速運転中にブレーキがきかず、先行している車に衝突するなど、不幸な事故 につながりかねない。この状況は雨の滑り易い日に特に多い。 したがって本考案の目的は、取り付けが容易で、制動距離および制動時間の短 縮が可能な緊急ブレーキ補助装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本考案の請求項1に記載の緊急ブレーキ補助装置 は、ブレーキ機構、動力伝動機構および始動装置等から構成されている。ブレー キ機構は一端が上下に移動可能で、車体底面に軸受が取付けられている支持部と 、支持部の揺動端に固定されている制動板とを有する。動力伝動機構は動力源と 、前述の制動用の支持部の上下作動を駆動するために設けられている伝動部材と を有する。始動装置には動力源の電力供給回路を始動させるスイッチが設けられ ている。ブレーキをかけた時、始動装置のスイッチによって動力源が支持部を下 げ、制動板はしっかり地面に接触して車輪以外の強い摩擦力を発生し、ブレーキ の効果を補助してブレーキの制動距離を短縮する。
【0005】 本考案の請求項2に記載の緊急ブレーキ補助装置は、ブレーキ機構の制動板は 端縁が上へ曲がるように成形されている。地面の突出物に直接当たらないように 配され、底面にはゴム(またはネオプレン)板が接着されてアスファルト路面で の使用に適合させる。
【0006】 本考案の請求項3に記載の緊急ブレーキ補助装置は、直接制動板の底面に金属 の釘歯を形成して土の地面または雪地の使用に適合させる。 また、本考案の緊急ブレーキ補助装置では、動力伝動機構が指す電力源にはモ ータ、油圧シリンダー、気圧シリンダーまたは電磁式ソレノイドの使用が可能で ある。伝動部材により動力はブレーキ機構の支持部の軸受端に伝達され、それに よって支持部底端に取付けられている制動板は上下の作動を行うことができる。
【0007】 本考案では、ブレーキ機構の支持部と制動板の間にクッション用の油圧(気圧 )シリンダーが設けられ、緊急ブレーキ時の車体の安定性を高める。 更に、支持部の取付け個所には圧縮ばね構造が形成され、制動板と路面との間 には安定した摩擦力が維持される。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1、図3に示すように、本考案の実施例による緊急ブレーキ補助装置は、ブ レーキ機構、動力伝動機構および始動装置等からなる。ブレーキ機構は一端が上 下に移動可能で、車体底面aに軸受が取付けられている支持部10と、少なくと も一方の辺縁が上へ折り曲げられて形成されている折り曲げ部12が設けられ銅 板からなる制動板11とを有する。頂面は支持部10の底端に固定され、制動板 11の底面にはブレーキ板13が取付けられている。ブレーキ板13はタイヤと 同等のゴムまたは、その他合成繊維からなるアスファルト路面を破壊せず、かつ 摩擦制動の効果を発揮することが可能な物質により成形されている。また、動力 伝動機構はモータ動力源20と、モータの出力軸21と、支持部10との軸受端 間に設けられている歯車組伝動部材22とを備える。始動装置はスイッチ30を 有する。そのスイッチ30は電線32によって電池31とモータ動力源20とを 連結して運転席の適当個所に設けられている。上述のような装置は、ブレーキを かけると同時に、スイッチ30によってモータ動力源20を始動させ、歯車組伝 動部材22は支持部10を駆動して軸受他端の制動板11を迅速に下げる。ブレ ーキ板13と地面との間に摩擦が発生し、それによって車の走る慣性力を大幅に 低減し、車に車輪以外のブレーキ補助効果が発生する。
【0009】 図1、図2に示すように本考案の実施例による緊急ブレーキ補助装置は、その 中、支持部10底端に取付けられている制動板11は違う路面特性の必要に応じ 、その板の形状を適当に変えることが可能である。例えば板底面のブレーキ板1 3を釘歯14またはその他凹凸紋のある銅板15にすることで、山岳地のアスフ ァルトが布設されていない産業道路または雪地の補助ブレーキに適用される。
【0010】 図4、図5に示すように、本実施例による緊急ブレーキ補助装置の動力伝動機 構の動力源は一般の油圧(気圧)シリンダー40、または電磁ソレノイド50で も良い。 ブレーキ機構の制動板11を連結する支持部は2本の支持部41、支持部42 を組合わせて一組にし、その2本の支持部41、支持部42の一端は同心で制動 板11に枢設され、他端はそれぞれ油圧(気圧)シリンダー40と固定架台43 に枢設されている。シリンダー軸40が押し出された場合、2本の支持部41、 支持部42は連動されて接触し、それによって本実施例が提供するブレーキの補 助効果を発揮することが可能となる。
【0011】 本実施例による緊急ブレーキ補助装置で、始動装置のスイッチ30は運転者に 自主的に動力源の始動電力を操作制御することに供されるもので、その基本的構 造としては電池、動力源と一般道路の連通による切換えスイッチも可能である。 図6に示すように本実施例のブレーキの補助装置の構造形態は、支持部10の 支える力が大きすぎてブレーキ時に車の進行方向が偏移することを避けるため、 制動板11の頂上面に基柱16を延伸して支持部10の枢軸と一体に結合してい る。クッション用油圧(気圧)シリンダー60の本体とシリンダー軸をそれぞれ 支持部10と制動板の基柱16に枢設することが可能で、シリンダー60に予め 設定された圧力値によって制動板11が路面に押し付ける力を保持することが可 能となる。
【0012】 図7に示すように、本実施例によるブレーキの補助装置で、制動板の頂面に延 伸される基柱16には、支持部41および支持部42が枢設されて圧縮ばね16 3が取付けられている軸柱162が設けられている。制動板11は安定な圧力を 維持可能で、車輪の上下に伴ってしっかりと路面を押し付ける。 本実施例による緊急ブレーキ補助装置で、始動装置のスイッチ30は運転者に 自主的に動力源の始動電力を操作制御することに供されるもので、その基本は電 池、動力源と一般道路の連通による切換えスイッチも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるブレーキの補助装置の構
造を示す図である。
【図2】本考案の実施例によるブレーキの補助装置の制
動板を示す図である。
【図3】本考案の実施例によるブレーキの補助装置のブ
レーキ機構および動力機構の関係を示す図である。
【図4】本考案の実施例によるブレーキの補助装置の動
力伝動機構の構造を示す図である。
【図5】本考案の実施例による動力伝動機構に電磁型動
力源が採用された状態を示す図である。
【図6】本考案の実施例によるブレーキの補助装置のブ
レーキ機構にクッション用油圧(気圧)シリンダーが取
付けられた状態を示す構造図である。
【図7】本考案の実施例によるブレーキの補助装置に圧
縮ばね構造が設けられた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 支持部 11 制動板 12 折り曲げ 13 ブレーキ皮 14 釘歯 15 銅板 16 基柱 20 モーター動力源 21 出力軸 22 歯車組伝動部材 30 スイッチ 31 電池 32 電線 40 油圧(気圧)シリンダー 50 電磁ソレノイド 41 支持部 42 支持部 162 軸柱 163 圧縮バネ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ機構と、動力伝動機構と、始動
    装置とを備え、 前記ブレーキ機構は、一端が上下に移動可能であり、車
    体底面に軸受が取付けられている支持部と、前記支持部
    の揺動端に固定されている制動板とを有し、 前記動力伝動機構は、動力源と、前記ブレーキ機構の前
    部の支持部の上下作動を駆動する伝動部材とを有し、 前記始動装置は、前記動力源の電力供給回路を操作制御
    するスイッチを有し、 緊急ブレーキ作動時、前記始動装置のスイッチにより前
    記動力源は迅速に前記支持部を降下させ、前記制御板は
    地面に押しつけられることを特徴とする緊急ブレーキ補
    助装置。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキ機構の制動板は、少なくと
    も一方の端縁が上方へ折り曲げられ、アスファルト地面
    での使用に適合可能とするために底面にゴムまたはネオ
    プレン板が取付けられていることを特徴とする請求項1
    記載の緊急ブレーキ補助装置。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキ機構の制動板の底面には、
    山岳泥地または雪地での使用に適合可能とするために金
    属製釘歯または凹凸紋を有する銅板が取付けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の緊急ブレーキ補助装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109532792A (zh) * 2019-01-18 2019-03-29 山东科技大学 一种货车辅助刹车***
JP2022133217A (ja) * 2021-03-01 2022-09-13 勝正 丸山 車両の制動距離を短くする
JP7458387B2 (ja) 2018-11-02 2024-03-29 ニューロ・インコーポレーテッド 車両を急減速させるためのシステムおよび方法

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