JP3083006U - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP3083006U JP2001005071U JP2001005071U JP3083006U JP 3083006 U JP3083006 U JP 3083006U JP 2001005071 U JP2001005071 U JP 2001005071U JP 2001005071 U JP2001005071 U JP 2001005071U JP 3083006 U JP3083006 U JP 3083006U
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彰 長崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体撮像素子や収束レンズの光学系部品
を回路基板に取り付ける際に光学系部品に悪影響が及ば
ないように接着剤を使用しないで組立られる構造を実現
する。 【解決手段】 固体撮像素子3を実装した回路基板1と
収束レンズ6を保持し回路基板1に契合された内ケース
4と該内ケース4を掩蔽する形で組み込まれた外ケース
9とこれらを固定するための保持金具10により構成
し、固体撮像素子3と収束レンズ6の中心を回路基板1
と内ケース4の位置決め部位で契合して決め、外ケース
9と収束レンズ6の間および外ケース9と回路基板1の
間にパッキング7とパッキング8を配し内ケース4およ
び収束レンズ6を固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本願考案は、携帯電話、デジタルカメラをはじめ としたモバイル幾器等やビデオカメラ等に利用される小形な固体撮像装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】 従来の固体撮像装置の一例を図3に示す。 この固体撮像装置は、回路基板1の所定の位置に複数の電子部品2と固体撮像素 子3を実装し、IR/UVカットの為のガラス11を取り付けた下ケース12が 固体撮像素子3を掩蔽した形態に接着してあり、収束レンズ6を接着した上ケー ス13を下ケース12の開口部に捩じ込み乍ら映像のピント調整を為し緩み止め 接着を施した構造で固体撮像素子3の防塵のために構成部品の接合部の間隙を接 着剤で充填してある。
【0003】 このような固体撮像装置は、上ケース13の開口部13aか ら入射した光を収束レンズ6で集光し、固体撮像素子3の受光面3a上に結像さ せ受光素子(図示せず)が受光して電気信号に変換し、回路基板1に実装した電 子部品2にて画像信号化して外部に出力する機能と特性を有している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上記従来の固体撮像装置で は、次のような不具合があった。 すなわち、上記従来の固体撮像装置においては、固体撮像素子を実装した回路 基板1と下ケース12の組立や収束レンズ6と上ケース13の組立と回路基板1 と収束レンズ6で構成する空間の密閉、および上ケース13のネジ部の緩み止め に接着剤を用いるので、作業中に固体撮像素子3の受光面3aや収束レンズ6の 表面が接着剤で汚損されて、画質が劣化するという欠点がある。 また、斯様に接着剤で雁字搦めに接合してあるので製造ラインで発生したこれ ら不具合品の再生や高価な部材の分解再利用等が出来ず甚だ不経済であった。 その上に周知の如く接着剤の硬化処理はエージングとバッチ型の乾燥炉での加 熱を必要とし組立部品等の作業投入後の工程内滞留が長時間になり多量の部品在 庫や大きな作業場(クリーンルーム等)と製品置場を用意する必要が生じていた 。
【0005】 また、光学機器における映像の焦点距離の調節には構造が簡 易で取扱いが容易な事から旧来よりネジ構造が良く用いられており、固体撮像装 置においても多用されているが最近の固体撮像装置の小形化と薄型化の要望には ネジ構造を採り入れるスペースがなく限界があり、また、映像の焦点距離の調節 が映像品質を作業者の感覚で判断しながら捩じ込んだり緩めたりして行う煩雑な 作業が固体撮像装置の組立工程の内で最大の工数を占め品質と生産性が悪くコス ト高の要因であり、これらの事情も合わせて映像の無調節化の実現が課題と成っ ている。
【0006】 したがって、本考案の目的は、従来の固体撮像装置が持つ機 能と特性を毀損せずに、薄型で組立構造や密閉構造に接着剤を用いず、しかも映 像の焦点距離の調節作業を解消する事ができる小形な固体撮像装置を提供するこ とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 そこで、前記目的を達成するために本考案は 次の技術的手段を採用している。 本考案の固体撮像装置は、所定の位置に固体撮像素子を実装した回路基板と収 束レンズを保持し回路基板に契合された内ケースと、該内ケースを掩蔽する形で 組み込まれた外ケースとこれらを固定するための保持金具により構成し、固体撮 像素子の受光面と収束レンズの中心を回路基板の位置決め部位と内ケースの位置 決め部位を契合して決め、内ケースと収束レンズの間に適宜なスペーサを装入し て映像の焦点距離を調整する。また、外ケースと収束レンズの当接部位および外 ケースと回路基板の当接部位の間に弾力性を有するパッキングやシーリング材を 配し、内ケースおよび収束レンズの固定と内ケースと収束レンズおよび回路基板 により形成される空間を密閉する。
【0008】
【実施例】 以下、本考案の固体撮像装置の実施例を図面に基づいて説明する 。 図1および図2において、回路基板1の所定の位置に複数の電子部品2と固体 撮像素子3が複数の基準穴1a(本考案では四ヶ所)を衝に実装してあり内ケー ス4に設けた複数の位置決めボス4a(本考案では4ケ所)を契合し、回路基板 1の表面と内ケース4の支承面4bを蜜接させ固体撮像素子3の受光面3aと内 ケース4の印龍部4cの中心位置を合致させる。 次いで、印龍部4cにスペーサ5と収束レンズ6およびパッキング7を重ねて 装着し、さらにその外側にパッキン8を印龍部9aに装填した外ケース9を被せ 保持金具10で回路基板1を挟持した形態で固定する。 この時、回路基板1と外ケース9の間でパッキング7とパッキング8が抑圧変 形され内ケース4およびスペーサ5と収束レンズ6は中心を決め乍ら位置決めと 固定が為され、固体撮像素子3の受光面3aと収束レンズ6の中心と映像の焦点 距離が定まり、内ケース4と収束レンズ6および回路基板1で為した空間に固体 撮像素子3を密封した固体撮像装置を構成する。尚、本願考案の機能と特性は従 来の固体撮像装置と同様であるので説明を省略する。
【0009】 図2に示す回路基板1は、たとえば硬質の板状のエポキシ樹 脂やエポキシ樹脂で裏打ちしたフレキシブルシートまたはセラミックなどで作っ たもので、長方形を為した表面には導電配線パターン(図示略)とワイヤボンデ ィングパッド(図示略)および貫通した基準穴1aが設けてあり、これは前述
【00008】の如く電子部品2や固体撮像素子3を実装したり、位置決めボス
1 aと契合し収束レンズ6と受光面3aの中心位置を決められるようにしてあり、 光の反射による映像のフレアー現象を防ぐために表面を艷消しの暗色にする。
【0010】 なお、薄型な固体撮像装置の回路基板1は板厚も極力薄い物 を用いたいので基準穴1aを塞穴で構成することは無理で貫通穴にせざるを得な く成り固体撮像装置の機能として防塵問題が発生する。 そこで、本考案では、図4に示すように三ヶ所の防塵部位を設けることした 、即ち、基準穴1aと位置決めボス4aの嵌合部と基準穴1aの穴周辺部と内ケ ース4の支承面4bおよび保持金具10の平板部10c(図8に示す)の面接触 部で、この嵌合部の狭小なクリアランスと保持金具10の固定力で面接触部が密 着し良好な防塵効果を発揮する。 このような訳で、防塵の為に回路基板1の基準穴1aおよび穴の周辺と支承部 4bおよび平板部10cの密着するには傷や汚れ等のような防塵を阻害する物が 在っては成らないし、また、導電配線パターンやコーテング等を配設しない様に する、すると、この事により回路基板1のパターニングの自由度が増し、また、 後述
【0017】する映像の焦点距離の無調節化に於ける組立構成の基準となる 。また、基準穴1aの防塵の他の形態として、回路基板1の当該個所にプラスチ ックや金属フィルム貼付や基準穴1aにシーリング材を充填する事等も同様な効 果がある。
【0011】 次に、図5に示した内ケース4は、例えばガラス入りポリカ ーボネート樹脂等の合成樹脂を射出成形した略筒型を為したもので、内側の片端 部にスペーサ5と収束レンズ6とパッキング7を保持しスペーサ5を支承する印 龍部4cと、他端部に固体撮像素子3を掩蔽する方形を為した空間部4eを設け 、これらの間に収束レンズの画角Φ(図1に示す)より広角なコーン形を為した 導光穴4dを設けてある。印籠部4cと導光穴4dの外側には外ケース9の印籠 部9c(図7に示す)に契合し位置決めをする円形を為した外周部4fを印籠部 4cと同心に設け、空間部4eの外側は方形を成した外郭4gであり空間部4e との間に回路基板1と当接する方形を為した支承面4bを印籠部4cと直角に設 けこの支承面4bに基準穴1aに契合する回路基板1の板厚より若干低い高さの エンボス状の位置決めボス4aを印籠部4cの同心円上に配置して構成してある 。 また、光の反射による映像のフレアー現象を防ぐ為に表面が艶消しの暗色にし てある。
【0012】 次に、図6に示した収束レンズ6は、たとえば無色透明なア クリル系樹指やポリカーボネート系樹脂等の合成樹脂を成形し、凸レンズ部6d と同心に印龍部4bと嵌合する鍔部6aを設け、スペーサ5とパッキング7に当 接する平面6bと平面6cが平行でレンズ中心と直角に配置して構成してある。 なお、本考案では薄型化とコストダウンの為に、収束レンズ6の表面に無反射化 と硬度の向上およびIR/UVカットの効果を目的とした真空蒸着やイオンプレ ーティングおよび薄膜コーティング処理等を施し、従来使用していたIR/UV カットガラスの代替とした。
【0013】 次に、図7に示す外ケース9は、たとえばガラス入りポリカ ーボネート樹脂等の合成樹脂を射出成形したもので、回路基板1の幅と略同寸の 方形を為した外郭9gの相対する二側面に保持金具10の引掛部10a(図8に 示す)を掛止する掛止部位9eを設け、収束レンズ6の絞りの作用をする円形を 為した開口部9bとパッキング8を保持する略方形を為した印龍部9aを両端に 配し、開口部9b寄りの内部に内ケース4の外周部4fと係合しパッキング7と 当接する円形を為した印龍部9cを同心に配し、前記印龍部9aの内側面9dと 内ケース4の外郭4gが干渉しないようにしてある。斯様な外ケース9を内ケー ス4に被せると印龍部9cが外周部4fにガイドされ開口部9bの中心と受光面 3aの中心が一致することになる。なお、反射による映像のフレアー現象を防ぐ 為に表面が艶消しの暗色にしてある。
【0014】 また、開口部9bの光軸方向の厚みは可能な限り薄いことが 望ましく、図7に示すように、開口部9bより収束レンズ6側にはレンズの画角 Φより広角な内斜面9e設け、その逆側の斜面9fは収束レンズ6のレンズ中心 点Qと開口部9bを結んだ線分と収束レンズ6の中心の成す角度αより広角にす る事で映像のゴーストを防具ことができる。
【0015】 ところで、本考案のように接着剤で固着しない組立品に於い ては、主たる構造部品の材質が同じ物を用いることが重要である、即ち、材質の 相違により夫々の持つ線膨張係数が異なるので、環境温度の変化に伴い寸法変化 に差が生じ固着部位に微細な歪が発生する。ところが、その後に環境温度が復元 しても歪が解消されず環境温度が逆側に変化して漸く復元するような履歴現象が 能くあり、固体撮像装置のような光学精密機器においては若干の歪の発生でも経 時的に光学的性能に悪影響を及ぼす事がある。この様な事例に鑑みて内ケース4 と外ケース9を同一材料、同一グレードで具現することとした。
【0016】 次に、図2に示す保持金具10は、例えばバネ用ステンレス 鋼板をプルス加工したもので、その形体を図8−(1)の保持金具10を展開し た平面図と図8−(2)に側面図を示し説明する。 図8−(1)において、回路基板1の幅と略同寸の方形を為した平板部10を 設け、この外周の平行な二辺の中央部に掛止部9eに掛止するT字形を為した引 掛部10aを配し、M−M,N−Nの位置で山折り曲げをし、さらに、回路基板 1を外ケース9と平板部10cが挟持して固定する際に押圧するバネとして作用 する弾條部10bを引掛け部10aに連ねて設けX−X,Y−Yの位置で谷折り し曲げをして図8−(2)に示す如き固定金具10と成る。 この保持金具10の作用は、
【0008】で記述した如く構成部品を組み込ん で係止した回路基板1と外ケース9の回路基板1側を保持金具10に対比させて 引掛部10aの間に挿入し、回路基板1と平板10cが密着するまで押し込み、 次いで、弾條部10bを撓まして掛止部9eに引掛部10aを引掛けると弾條部 10bのバネ力で外ケース9に回路基板1が押し付けられ、パッキング7とパッ キング8が潰され構成部品の固定と密閉が為される。 また、本考案に開示したバネ性を用いた保持金具10は弾條部10bの撓みが 回路基板1で規制されて過度の変形が生じない様にしてあり、組立作業中におい て無理な荷重が掛からず構成部品の損傷や変形等の事故が防止出来る。
【0017】 次に、映像の焦点距離の無調節化に関して説明する。 映像の焦点距離は図9に示すように収束レンズ6の光学的特性を固体撮像素子 3の受光面3aと収束レンズ6の頂点Pとの間隔F代替したとものであり、従来 のネジによる映像の焦点距離の調節は頂点Pをネジによって受光面3aに近付け たり遠避けたりして映像が鮮明になった状態を焦点が合致したと感覚的に判断し ていたわけで、間隔Fの距離を感覚で探り当てていたと言うのが実状であった。 そこで本願考案は、組立てられた固体撮像装置の間隔Fの期待値を統計的手法 により推定し、焦点が合致している状態の間隔Fの基準値との間に有意差を有す る時は、その差の寸法を部品の現合寸法に反映させて映像の焦点距離を調製しよ うとするものである。 従来の固体撮像装置は回路基板を基準に構成部品を積層して組付けた形態を採 っており、間隔Fは回路基板1から収束レンズ6の頂点Pまでの積層高さと、回 路基板1から受光面3までの積層高さの差で決まるので、映像の焦点距離を無調 節にするには積層に係る構成部品が寸法のバラツキが小さく、また、少ない部品 点数で構成する事が肝要であり、本考案に於いては、固体撮像素子3と収束レン ズ6以外の構成部品は内ケース4の一点のみで構成し、猶且つ、部品の固定に接 着剤を使用しない構造とした。 その結果、間隔Fに関与する変動因子は、図9に示す固体撮像素子3を回路基 板1に実装した際の接着剤の層厚Nと固体撮像素子3の板厚Sおよび内ケース4 の支承面4bから印龍部4cまでの高さHと収束レンズ6のレンズ高さRの3部 品4要因で従来の固体撮像装置に比較して極めて少なくなり、収束レンズ6の要 求特性と現品の期待値の差を内ケース4の高さHに現合して映像の焦点距離を決 めピント調節を無くすことができる。
【0018】 ところで、近年モバイル機器等の小型軽量化が進み固体撮像装 置の小形薄型化が要望されているが、薄型にすると言うことで、要求する画質が 従来通りであるのが一般の傾向であり、固体撮像素子も従来と略同一品を使用す ることになるので、固体撮像装置としては焦点距離が短くて画角が広い収束レン ズを装着した物を要求する事になる。 しかし、レンズ本来の特性として焦点距離が短くなるに連れ焦点深度も浅くな るので相対的に映像の焦点調整が難しくなり
【0017】において記述した内ケ ース4の高さHの現合だけでは不十分である。 そこで、本考案は内ケース4と収束レンズ6の間に所期の板厚Tを有するスペ ーサ5を挿入することにより映像の焦点距離を調整し組立作業中の焦点調節をな くしたものである
【0019】 次に、図1および図2に示すスペーサ5は、例えば合成樹脂 や金属で作られた断面が矩形のリング形状を為した物で、内ケース4の印龍部4 cに嵌合する外形と内ケース4の印龍部4cと収束レンズ6に当接する平面で構 成し光の反射によるフレアー現象を防ぐ為に表面が艶消しの暗色にしてある。 なお、板厚Tは、組立投入前に構成部品のロット毎の工程能力を把握し間隔F の期待値と分散を推定し、映像の焦点距離の基準値と間隔Fの期待値の差がプラ スの場合はこの差の分薄くし、差がマイナスの場合はこの差の分厚くすれば良い 。
【0020】 次に、図1および図2に示すパッキング7とパッキング8は 例えばゴム系の合成樹脂を成形したもので、断面が円形もしくは矩形を為し平面 形状が密閉部の密閉長さを円周に持つ円形乃至は密閉部と同一投影形状をしたリ ング形状を為したものであり、光の反射によるフレアー現象を防ぐ為に表面が艶 消しの黒色にしてある。
【0021】 次に、図10に示す固体撮像装置は、パッケージ封入型固体 撮像素子14を実装した他の実施例であり
【0008】に記述した固体撮像装置 と構造と作用を一にした物である。
【0022】
【考案の効果】 以上説明したように、請求項1と請求項4および請求項5に 記載の考案によれば、回路基板に構成部品を搭載し保持金具で固定するようにし たので、固体撮像装置全体が薄型化され、また、接着作業がなくなることで作業 工数の削減と部品の再利用も可能になり、接着剤の硬化に係る構成部品の工程内 滞留や工程内在庫の縮小も図ることができる。
【0023】 また、請求項2に記載の考案によれば、構成部品で位置決め やガイドが為されるようにしたので、組立の位置だし精度が向上し、組立治具が 不要になり組立工数の削減と作業ミスの防止する事が可能になる。
【0024】 さらに、請求項3に記載の考案によれば、映像の焦点調節が なくなり、製品品質が向上し、作業工数の減少が図られ、固体撮像装置を薄型に する事が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る、固体撮像装置の実施例を示し
た断面図である。
【図2】 本考案に係る、固体撮像装置の実施例を示し
た斜視図(1)と分解斜視図(2)である。
【図3】 固体撮像装置の従来例を示した断面図であ
る。
【図4】 図1に示す、固体撮像装置の部分断面詳細図
である。
【図5】 図1に示す、固体撮像装置の内ケース4の断
面詳細図である。
【図6】 図1に示す、固体撮像装置の収束レンズ6の
断面詳細図である。
【図7】 図1に示す、固体撮像装置の外ケース9の断
面詳細図である。
【図8】 図2に示す、保持金具10の展開平面図
(1)と側面図(2)である。
【図9】 本考案に係る、固体撮像装置の作用を示す説
明図である。
【図10】本考案に係る、固体撮像装置の別の実施例を
示した分解斜視図である。
【符号の説明】
1 回路基板 2 電子部品 3 固体撮像素子 4 内ケース 5 スペーサ 6 収束レンズ 7 パッキング 8 パッキング 9 外ケース 10 保持金具

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の位置に固体撮像素子を実装した回
    路基板と収束レンズを保持し回路基板に契合された内ケ
    ースと、該内ケースを掩蔽する形で組み込まれた外ケー
    スとこれらを固定するための保持金具により構成された
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 固体撮像素子の受光面と収束レンズの中
    心を回路基板の位置決め部位と内ケースの位置決め部位
    を契合して決めることを特徴とする請求項1に記載の固
    体撮像装置。
  3. 【請求項3】 内ケースと収束レンズの間にスペーサを
    挿入して映像の焦点を定めることを特徴とする請求項1
    に記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 外ケースと収束レンズの当接部位および
    外ケースと回路基板の当接部位の間に弾力性を有するパ
    ッキングを装着し、内ケースと収束レンズの固定及び内
    ケースと収束レンズおよび回路基板により形成される空
    間を密閉することを特徴とする請求項1に記載の固体撮
    像装置。
  5. 【請求項5】 外ケースと収束レンズの当接部位および
    外ケースと回路基板の当接部位の間に弾力性を有するシ
    ーリング材を膠着させて、内ケースと収束レンズの固定
    及び内ケースと収束レンズおよび回路基板により形成さ
    れる空間を密閉することを特徴とする請求項1に記載の
    固体撮像装置。
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