JP3082913B1 - 航空貨物の搬送制御方法および搬送制御装置 - Google Patents

航空貨物の搬送制御方法および搬送制御装置

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JP3082913B1
JP3082913B1 JP19737599A JP19737599A JP3082913B1 JP 3082913 B1 JP3082913 B1 JP 3082913B1 JP 19737599 A JP19737599 A JP 19737599A JP 19737599 A JP19737599 A JP 19737599A JP 3082913 B1 JP3082913 B1 JP 3082913B1
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Abstract

【要約】 【課題】 航空貨物取扱設備における固定式搬送手段を
介しての搬送台車と昇降式搬送台車との間の貨物受渡し
を、効率よく自動的になし得る航空貨物取扱設備におけ
る航空貨物の搬送制御方法および搬送制御装置を提供す
る。 【解決手段】 倉庫6と、前記倉庫6に沿って並列配置
された所要数の固定式搬送手段5と、貨物を前記所要数
の固定式搬送手段5の内のいずれか一つまで搬送する移
動式搬送手段3と、移動式搬送手段3からの貨物を、固
定式搬送手段5から受取って倉庫の所定位置まで搬送す
る入庫用移動式搬送手段4とを備え、移動式搬送手段3
に貨物が積載される位置に関する情報、移動式搬送手段
3の位置に関する情報および倉庫6における貨物の入庫
位置に関する情報に応じて、移動式搬送手段3に対し前
記固定式搬送手段5の内のいずれに貨物を搬送するかを
指定するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空貨物の搬送制
御方法および搬送制御装置に関する。さらに詳しくは、
複数の搬送台車、昇降式搬送台車、所要数のローラコン
ベアおよび立体倉庫を有する航空貨物取扱設備におい
て、効率的な航空貨物の取扱いが自動的になし得る航空
貨物の搬送制御方法および搬送制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、航空貨物取扱設備S’とし
て、例えば図12に示すように、航空貨物(以下、単に
貨物という)を一時的に保管する立体倉庫aと、この立
体倉庫aとワークステーションb間の貨物の搬送を行う
搬送台車c,d,eやローラコンベアfなどの搬送装置
と、c−d間の受け渡しコンベアgと、直接に搬送台車
dに受け渡しコンベアh(複数)と、搬送装置などの動
作を制御する制御装置(図示省略)などにより構成され
ているものが知られている。なお、作図の便宜上、立体
倉庫aの幅は狭めて表示されている。
【0003】しかして、このような従来の航空貨物取扱
設備S’では、1台の搬送台車でワークステーションb
から立体倉庫aまで貨物を搬送するのではなく、ワーク
ステーションb→縦方向搬送台車c→受け渡しコンベア
g→横方向搬送台車d→ローラコンベアf→昇降式搬送
台車e→立体倉庫aまたは受け渡しコンベアh→横方向
搬送台車d→ローラコンベアf→昇降式搬送台車e→立
体倉庫aというように、各搬送装置間で貨物の受渡しを
行って貨物の搬送がなされている。また、設置されてい
るローラコンベアfは1本ではなく、通常、図12に示
すように横方向搬送台車dの稼動範囲にわたって所要数
のローラコンベアfが並列的に設置されている。
【0004】したがって、かかる航空貨物取扱設備S’
での貨物搬送を効率よく行うには、各搬送台車dの稼動
状態、各貨物の入庫位置(gまたはh)および出庫位置
(gまたはh)、昇降式搬送台車eの位置などに関する
各種情報を総合的に分析して、各搬送台車dあるいは昇
降式搬送台車eが貨物を受け渡すローラコンベアfを適
切に選択するとともに、搬送台車dとローラコンベアf
との貨物の受け渡し、およびローラコンベアfと昇降式
搬送台車eとの貨物の受け渡しを自動的に行う必要があ
る。
【0005】しかしながら、従来の航空貨物取扱設備
S’では、各搬送台車dあるいは昇降式搬送台車eとロ
ーラコンベアfとの貨物の受け渡しは、作業員がローラ
コンベアfを適当に選択して、手動運転あるいは手作業
により行なわれている。また、ローラコンベアfから搬
送台車dあるいは昇降式搬送台車eへの貨物の受け渡し
も、同様に作業員の手動運転あるいは手作業によりなさ
れている。そのため、ランニングコストが高くなるとと
もに、貨物の搬送が効率的に行えないという問題があ
る。
【0006】なお、特開平6−56205号公報には、
大量の貨物を迅速確実に仕分け搬送することを目的とし
て、到着貨物、発送貨物を取り扱うトラックドッグと、
発送貨物を便別・搭載口別に仕分け到着貨物を代理店別
に仕分ける仕分け設備と、仕分け設備の移載ポイントに
おけるコンベア群と直交する方向に待機させた複数両編
成の台車に貨物を積込みまたは取卸す自動移載装置と、
仕分け設備の上階に設けた発送貨物・到着貨物または空
コンテナを一時保管するエリアと、貨物を受入れ・仕分
け・発送・保管等を制御する制御装置とを備えてなるも
のが提案されているが、前記提案においては、前述した
構成の航空貨物取扱設備S’における貨物の取扱いにつ
いて何ら教えるところはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、航空貨物取扱設
備におけるローラコンベアなどの固定式搬送手段を介し
ての搬送台車と昇降式搬送台車との間の貨物受渡しを、
効率よく自動的になし得る航空貨物取扱設備における航
空貨物の搬送制御方法および搬送制御装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】 本発明の航空貨物取扱設
備における航空貨物の搬送制御方法の第1形態の第1態
は、航空貨物を保管する倉庫と、前記倉庫に沿って並
列配置された所要数の固定式搬送手段と、前記航空貨物
を前記所要数の固定式搬送手段の内のいずれか一つまで
搬送する、前記固定式搬送手段に沿って移動可能とされ
ている移動式搬送手段と、前記移動式搬送手段からの前
記航空貨物を、前記いずれか一つの固定式搬送手段から
受取って前記倉庫の所定位置まで搬送する、前記固定式
搬送手段に沿って移動可能とされている入庫用移動式搬
送手段とを備えてなる航空貨物取扱設備における航空貨
物の搬送制御方法であって、前記移動式搬送手段に前記
航空貨物が積載される位置に関する情報、前記入庫用移
動式搬送手段の位置に関する情報および前記倉庫におけ
る航空貨物の入庫位置に関する情報に応じてなされる前
記所要数の固定式搬送手段の内のいずれに前記航空貨物
を搬送するかの指定が、前記入庫用移動式搬送手段が航
空貨物の搬送中であるときは、前記入庫用移動式搬送手
段の位置に関する情報として搬送終了時点の位置を用い
てなされることを特徴とする。
【0010】 本発明の航空貨物取扱設備における航空
貨物の搬送制御方法の第1形態の第2態様は、航空貨物
を保管する倉庫と、前記倉庫に沿って並列配置された所
要数の固定式搬送手段と、前記航空貨物を前記所要数の
固定式搬送手段の内のいずれか一つまで搬送する、前記
固定式搬送手段に沿って移動可能とされている移動式搬
送手段と、前記移動式搬送手段からの前記航空貨物を、
前記いずれか一つの固定式搬送手段から受取って前記倉
庫の所定位置まで搬送する、前記固定式搬送手段に沿っ
て移動可能とされている入庫用移動式搬送手段とを備え
てなる航空貨物取扱設備における航空貨物の搬送制御方
法であって、前記移動式搬送手段に前記航空貨物が積載
される位置に関する情報、前記入庫用移動式搬送手段の
位置に関する情報および前記倉庫における航空貨物の入
庫位置に関する情報に応じてなされる前記所要数の固定
式搬送手段の内のいずれに前記航空貨物を搬送するかの
指定が、前記入庫用移動式搬送手段が航空貨物の搬送中
でないときは、前記入庫用移動式搬送手段の位置に関す
る情報として現在位置を用いてなされることを特徴とす
る。本発明の航空貨物取扱設備における航空貨物の搬送
制御方法の第1形態の第3態様は、航空貨物を保管する
倉庫と、前記倉庫に沿って並列配置された所要数の固定
式搬送手段と、前記航空貨物を前記所要数の固定式搬送
手段の内のいずれか一つまで搬送する、前記固定式搬送
手段に沿って移動可能とされている移動式搬送手段と、
前記移動式搬送手段からの前記航空貨物を、前記いずれ
か一つの固定式搬送手段から受取って前記倉庫の所定位
置まで搬送する、前記固定式搬送手段に沿って移動可能
とされている入庫用移動式搬送手段とを備えてなる航空
貨物取扱設備における航空貨物の搬送制御方法であっ
て、前記移動式搬送手段に前記航空貨物が積載される位
置に関する情報、前記入庫用移動式搬送手段の位置に関
する情報および前記倉庫における航空貨物の入庫位置に
関する情報に応じてなされる前記所要数の固定式搬送手
段の内のいずれに前記航空貨物を搬送するかの指定が、
前記入庫用移動式搬送手段が航空貨物の搬送中でなく、
かつ前記移動式搬送手段に航空貨物が積載される位置
が、前記入庫用移動式搬送手段の現在位置と航空貨物の
入庫位置との間にあるときは、前記移動式搬送手段に対
して航空貨物が積載される位置に最も近い固定式搬送手
段になされることを特徴とする。 本発明の航空貨物取扱
設備における航空貨物の搬送制御方法の第1形態の第4
態様は、航空貨物を保管する倉庫と、前記倉庫に沿って
並列配置された所要数の固定式搬送手段と、前記航空貨
物を前記所要数の固定式搬送手段の内のいずれか一つま
で搬送する、前記固定式搬送手段に沿って移動可能とさ
れている移動式搬送手段と、前記移動式搬送手段からの
前記航空貨物を、前記いずれか一つの固定式搬送手段か
ら受取って前記倉庫の所定位置まで搬送する、前記固定
式搬送手段に沿って移動可能とされている入庫用移動式
搬送手段とを備えてなる航空貨物取扱設備における航空
貨物の搬送制御方法であって、前記移動式搬送手段に前
記航空貨物が積載される位置に関する情報、前記入庫用
移動式搬送手段の位置に関する情報および前記倉庫にお
ける航空貨物の入庫位置に関する情報に応じてなされる
前記所要数の固定式搬送手段の内のいずれに前記航空貨
物を搬送するかの指定が、前記入庫用移動式搬送手段が
航空貨物の搬送中でなく、かつ同入庫用移動式搬送手段
の現在位置が、前記移動式搬送手段が航空貨物を受取る
位置と航空貨物の入庫位置との間にあるときは、前記入
庫用移動式搬送手段に最も近い固定式搬送手段になされ
ることを特徴とする。 本発明の航空貨物取扱設備におけ
る航空貨物の搬送制御方法の第1形態の第5態様は、航
空貨物を保管する倉庫と、前記倉庫に沿って並列配置さ
れた所要数の固定式搬送手段と、前記航空貨物を前記所
要数の固定式搬送手段の内のいずれか一つまで搬送す
る、前記固定式搬送手段に沿って移動可能とされている
移動式搬送手段と、前記移動式搬送手段からの前記航空
貨物を、前記いずれか一つの固定式搬送手段から受取っ
て前記倉庫の所定位置まで搬送する、前記固定式搬送手
段に沿って移動可能とされている入庫用移動式搬送手段
とを備えてなる航空貨物取扱設備における航空貨物の搬
送制御方法であって、前記移動式搬送手段に前記航空貨
物が積載される位置に関する情報、前記入庫用移動式搬
送手段の位置に関する情報および前記倉庫における航空
貨物の入庫位置に関する情報に応じてなされる前記所要
数の固定式搬送手段の内のいずれに前記航空貨物を搬送
するかの指定が、前記入庫用移動式搬送手段が航空貨物
の搬送中でなく、かつ航空貨物の入庫位置が移動式搬送
手段に航空貨物が積載される位置と入庫用移動式搬送手
段の現在位置との間にあるときは、前記入庫位置に最も
近い固定式搬送手段になされる ことを特徴とする。
【0011】 本発明の航空貨物取扱設備における航空
貨物の搬送制御方法の第2形態は、航空貨物を保管する
倉庫と、前記倉庫に沿って並列配置された所要数の固定
式搬送手段と、前記航空貨物を前記倉庫から積出して前
記所要数の固定式搬送手段の内のいずれか一つまで搬送
する、前記固定式搬送手段に沿って移動可能とされてい
る出庫用移動式搬送手段と、前記出庫用移動式搬送手段
からの航空貨物を前記いずれか一つの固定式搬送手段か
ら受取って搬出手段側の所定位置へ搬送する、前記固定
式搬送手段に沿って移動可能とされている移動式搬送手
段とを備えてなる航空貨物取扱設備における航空貨物の
搬送制御方法であって、前記移動式搬送手段が航空貨物
の搬送中であるときは、出庫位置に関する情報、前記移
動式搬送手段の搬送終了時点における位置および前記搬
出手段側の所定位置に応じて、前記出庫用移動式搬送手
段に対して前記所要数の固定式搬送手段の内のいずれに
航空貨物を搬送するかの指定がなされることを特徴とす
る。
【0012】 本発明の航空貨物取扱設備における航空
貨物の搬送制御方法の第2形態においては、移動式搬送
手段の搬送終了時点における位置が、航空貨物の出庫位
置と、搬出手段側の所定位置との間にあるときは、前記
搬送終了時点における位置に最も近い固定式搬送手段に
航空貨物を受け渡すように指定がなされ、航空貨物の出
庫位置が、移動式搬送手段の搬送終了時点における位置
と、搬出手段側の所定位置との間にあるときは、前記出
庫位置に最も近い固定式搬送手段に航空貨物を受け渡す
ように指定がなされ、搬出手段側の所定位置が、移動式
搬送手段の搬送終了時点における位置と、航空貨物の出
庫位置との間にあるときは、前記搬出手段側の所定位置
に最も近い固定式搬送手段に航空貨物を受け渡すように
指定がなされる
【0013】
【0014】 一方、本発明の航空貨物取扱設備におけ
る航空貨物の搬送制御装置の第1形態の第1態様は、航
空貨物を保管する倉庫と、前記倉庫に沿って並列配置さ
れた所要数の固定式搬送手段と、前記航空貨物を前記所
要数の固定式搬送手段の内のいずれか一つまで搬送す
る、前記固定式搬送手段に沿って移動可能とされている
移動式搬送手段と、前記移動式搬送手段からの前記航空
貨物を、前記いずれか一つの固定式搬送手段から受取っ
て前記倉庫の所定位置まで搬送する、前記固定式搬送手
段に沿って移動可能とされている入庫用移動式搬送手段
とを備えてなる航空貨物取扱設備における航空貨物の搬
送制御装置であって、前記移動式搬送手段に前記航空貨
物が積載される位置に関する情報、前記入庫用移動式搬
送手段位置に関する情報および前記倉庫における航空
貨物の入庫位置に関する情報に基づいてなす前記所要数
の固定式搬送手段の内のいずれに前記航空貨物を搬送す
るか指示を、前記入庫用移動式搬送手段が航空貨物の
搬送中であるときは、前記入庫用移動式搬送手段の位置
に関する情報として、搬送終了時点における前記入庫用
移動式搬送手段の位置を用いてなすことを特徴とする。
【0015】 本発明の航空貨物取扱設備における航空
貨物の搬送制御装置の第1形態の第2態様は、航空貨物
を保管する倉庫と、前記倉庫に沿って並列配置された所
要数の固定式搬送手段と、前記航空貨物を前記所要数の
固定式搬送手段の内のいずれか一つまで搬送する、前記
固定式搬送手段に沿って移動可能とされている移動式搬
送手段と、前記移動式搬送手段からの前記航空貨物を、
前記いずれか一つの固定式搬送手段から受取って前記倉
庫の所定位置まで搬送する、前記固定式搬送手段に沿っ
て移動可能とされている入庫用移動式搬送手段とを備え
てなる航空貨物取扱設備における航空貨物の搬送制御装
置であって、前記移動式搬送手段に前記航空貨物が積載
される位置に関する情報、前記入庫用移動式搬送手段の
位置に関する情報および前記倉庫における航空貨物の入
庫位置に関する情報に基づいてなす前記所要数の固定式
搬送手段の内のいずれに前記航空貨物を搬送するかの指
示を、前記入庫用移動式搬送手段が航空貨物の搬送中で
ないときは、前記入庫用移動式搬送手段の位置に関する
情報として現在位置を用いてなすことを特徴とする
【0016】 また、本発明の航空貨物取扱設備におけ
る航空貨物の搬送制御装置の第1形態の第2態様におい
ては、移動式搬送手段が航空貨物を受取る位置が、入庫
用移動式搬送手段の現在位置と航空貨物の入庫位置との
間にあるときは、前記移動式搬送手段に対して航空貨物
を受取る位置に最も近い固定式搬送手段に航空貨物を受
け渡すように指示するものとされ、入庫用移動式搬送手
の現在位置が、移動式搬送手段が航空貨物を受取る位
置と航空貨物の入庫位置との間にあるときは、前記移動
式搬送手段に対して前記入庫用移動式搬送手段に最も近
い固定式搬送手段に航空貨物を受け渡すように指示する
ものとされ、航空貨物の入庫位置が、移動式搬送手段が
航空貨物を受取る位置と入庫用移動式搬送手段の現在位
との間にあるときは、前記移動式搬送手段に対して
記入庫位置に最も近い固定式搬送手段に航空貨物を受け
渡すように指示するものとされる。
【0017】 本発明の航空貨物取扱設備における航空
貨物の搬送制御装置の第2形態は、航空貨物を保管する
倉庫と、前記倉庫に沿って並列配置された所要数の固定
式搬送手段と、前記航空貨物を前記倉庫から積出して前
記所要数の固定式搬送手段の内のいずれか一つまで搬送
する、前記固定式搬送手段に沿って移動可能とされてい
る出庫用移動式搬送手段と、前記出庫用移動式搬送手段
からの航空貨物を前記いずれか一つの固定式搬送手段か
ら受取って搬出手段側の所定位置へ搬送する、前記固定
式搬送手段に沿って移動可能とされている移動式搬送手
段とを備えてなる航空貨物取扱設備における航空貨物の
搬送制御装置であって、移動式搬送手段が航空貨物の搬
送中であるときは、出庫位置に関する情報、前記移動式
搬送手段の搬送終了時点における位置および前記搬出手
段側の所定位置に応じて、前記出庫用移動式搬送手段に
対して前記所要数の固定式搬送手段の内のいずれに航空
貨物を搬送するかの指示なすことを特徴とする。
【0018】 本発明の航空貨物取扱設備における航空
貨物の搬送制御装置の第2形態においては、移動式搬送
手段の搬送終了時点における位置が、航空貨物の出庫位
置と、搬出手段側の所定位置との間にあるときは、前記
搬送終了時点における位置に最も近い固定式搬送手段に
航空貨物を受け渡すように指示するものとされ、航空貨
物の出庫位置が、移動式搬送手段の搬送終了時点におけ
る位置と、搬出手段側の所定位置との間にあるときは、
前記出庫位置に最も近い固定式搬送手段に航空貨物を受
け渡すように指示するものとされ、搬出手段側の所定位
置が、移動式搬送手段の搬送終了時点における位置と、
航空貨物の出庫位置との間にあるときは、前記搬出手段
側の所定位置に最も近い固定式搬送手段に航空貨物を受
け渡すように指示するものとされる。
【0019】
【0020】
【作用】本発明は前記の如く構成されているので、各移
動式搬送手段の移動を自動的かつ合理的に制御して、航
空貨物取扱い設備内で効率良く貨物を搬送できるように
することができる。その結果、設備の運転コストを抑え
ることができるとともに、貨物の設備内での滞留などを
極力抑えることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる
実施形態のみに限定されるものではない。
【0022】本発明の一実施形態に係る航空貨物の搬送
制御方法が適用されている航空貨物取扱設備Sを図1に
ブロック図で示し、またその制御系を図2にブロック図
で示す。
【0023】この空港貨物取扱設備Sは、図1に示すよ
うに、輸出貨物を取扱う輸出セクションEと輸入貨物を
取扱う輸入セクションIとを備えてなるものとされ、ま
た輸出セクションEおよび輸入セクションIはほぼ同様
に構成されていて、それぞれ縦方向搬送台車2と、横方
向搬送台車(移動式搬送手段)3と、昇降式搬送台車
(入庫用移動式搬送手段または出庫用移動式搬送手段)
4と、所要数のローラコンベア(固定式搬送手段)5
と、立体倉庫6、受け渡しコンベア8、10とを主要構
成要素として有している。そして、これらの各構成要素
2、3、4、5、6、8、10の動作は制御装置1によ
り制御される。なお、作図の便宜上、立体倉庫6の幅は
狭めて表示されている。
【0024】制御装置1は、図2に示すように、CPU
を中心として、入出力インターフェース、A/D変換
器、D/A変換器、RAM、ROM、クロックなどを備
えてなるものとされ、ROMには後述するアルゴリズム
に対応したプログラムや、縦方向搬送台車2、横方向搬
送台車3、昇降式搬送台車4、ローラコンベア5および
立体倉庫6、受け渡しコンベア8、10を制御するため
の制御プログラムなどが格納されている。また、RAM
には縦方向搬送台車2の位置データ、横方向搬送台車3
の位置データ、昇降式搬送台車4の位置データ、立体倉
庫6内の貨物の位置データなどが一時的に格納される。
また、制御装置1と搬送台車2、3、4などとの信号の
遣り取りは入出力インターフェースを介してなされる。
【0025】次に、図3を参照しながら、各構成要素
2、3、4、5、6、8、10について輸出セクション
Eを例に取り説明する。
【0026】縦方向搬送台車2は、第1軌道L1に沿っ
て、図中A点とB点との間を往復移動して、空港外部か
らの貨物の搬入を行うワークステーション7か受け渡し
コンベア8へ貨物を搬送している。
【0027】横方向搬送台車3は、第2軌道L2に沿っ
て図中のC点とD点との間を移動可能とされて、受け渡
しコンベア8または直接に受け渡しコンベア10に搬送
された貨物を所定のローラコンベア5に搬送している。
つまり、横方向搬送台車3は、ローラコンベア5に沿っ
て移動して貨物の搬送をなしている。
【0028】昇降式搬送台車(入庫用移動式搬送手段)
4は、第3軌道L3に沿って図中のG点とH点との間を
移動可能とされて、横方向搬送台車3により所定のロー
ラコンベア5に搬送された貨物を立体倉庫6の所定の場
所に搬送している。つまり、昇降式搬送台車4は、ロー
ラコンベア5に沿って移動して貨物の搬送をなしてい
る。また、昇降式搬送台車4は各航空機と空港貨物取扱
設備との間で貨物を搬送する、図示しない貨物搬送車と
貨物を受け渡すための複数のローラコンベア9との間で
貨物の受渡も行っている。
【0029】なお、輸入セクションIにおいては、輸出
セクションEと貨物の流れが逆方向となる他は、各構成
要素2,3,4、5、6、8、10は輸出セクションE
と同様とされている。例えば、昇降式搬送台車4は出庫
用移動式搬送手段とされる。
【0030】 このような構成の航空貨物取扱設備Sに
おいて、制御装置1は、横方向搬送台車3の第2軌道L
2における位置に関する情報、昇降式搬送台車4の第3
軌道L3における位置に関する情報、各搬送台車3、4
の稼動状態に関する情報、横方向搬送台車3と縦方向搬
送台車2との間の貨物受渡し位置に関する情報および各
貨物の立体倉庫6における入庫位置および出庫位置に関
する情報などを収集する一方、収集したこれら各情報に
基づいて、輸出セクションEにおける航空機への積込
は、横方向搬送台車3が縦方向搬送台車2から受取った
貨物を受け渡すローラコンベア5を指定することにより
なし、また輸入セクションIにおける航空機からの積出
は、昇降式搬送台車4が立体倉庫6から受取った貨物を
受け渡すローラコンベア5を指定することによりなされ
る。
【0031】なお、この制御装置1は、原則として横方
向搬送台車3および昇降式搬送台車4の移動距離が、最
小となるようなアルゴリズムに従って前述した各種制御
を行うが、この原則は、当然のことながら航空貨物取扱
設備Sの効率的稼動という観点から様々な修正がなされ
る。
【0032】
【実施例】次に、本発明における横方向搬送台車と昇降
式搬送台車との貨物の受渡しを、より具体的な実施例に
基づいて説明する。
【0033】なお、以下に説明する実施例1〜2は、前
述した実施形態における制御装置1の制御内容を具体化
したものである。それ故、実施例1〜2における航空貨
物取扱設備の構成は図1〜図3に示したものと同一であ
るから、以下の説明においては図3の符号を流用して説
明する。なお、横方向搬送台車3とローラコンベア5と
の貨物の受渡し、およびローラコンベア5と昇降式搬送
台車4との貨物の受渡しは制御装置1の指示により自動
的になされる。
【0034】実施例1 貨物を立体倉庫に入庫する場合 貨物を立体倉庫6に入庫する場合、制御装置1は、昇降
式搬送台車4が貨物を搬送しているか否かに応じて、横
方向搬送台車3が縦方向搬送台車2からまたは直接貨物
を受取る位置PTに関する情報、昇降式搬送台車4の位
置PEに関する情報および立体倉庫6内における入庫位
置PPに関する情報に基づいて、横方向搬送台車3がい
ずれのローラコンベア5に貨物を受け渡すかをそれぞれ
指定する。
【0035】(a)昇降式搬送台車4が現在貨物を搬送
していないとき この場合は、前記各位置PT、PEおよびPP相互の位
置関係により、以下の位置パターンがあり、その各位置
パターンに応じたアルゴリズムにより処理がなされる。
【0036】(あ)位置PTが位置PEと位置PPの間
にあるとき 図4に位置PTが位置PEと位置PPの間にある場合の
一例を示す。この例では昇降式搬送台車4が入庫位置P
Pに行くまでの間に、横方向搬送台車3が貨物を受取る
位置PTがあるので、横方向搬送台車3が貨物を受取る
位置PTに最も近いローラコンベア5aに貨物を受け渡
すように指定する。これにより、各搬送台車3、4が移
動する距離を最小とすることができる。
【0037】すなわち、横方向搬送台車3は位置PTま
で移動して、貨物を受取るとローラコンベア5aに貨物
を受け渡す。昇降式搬送台車4はローラコンベア5aか
ら貨物を受取る位置まで移動して貨物を受取った後、位
置PPまで貨物を搬送する。
【0038】(い)位置PEが位置PTと位置PPの間
にあるとき 図5に位置PEが位置PTと位置PPの間にある場合の
一例を示す。この例では位置PEに最も近いローラコン
ベア5bを横方向搬送台車3が貨物を受け渡すべきロー
ラコンベア5として指定する。これは、機構の複雑な昇
降式搬送台車4の移動距離をできるだけ小さくするため
である。
【0039】すなわち、横方向搬送台車3は位置PTま
で移動して貨物を受取った後、昇降式搬送台車4の位置
PEに最も近いローラコンベア5bまで移動し、このロ
ーラコンベア5bに貨物を受け渡す。昇降式搬送台車4
は、ローラコンベア5bまで移動して貨物を受取った
後、位置PPまで貨物を搬送する。
【0040】(う)位置PPが位置PTと位置PEの間
にあるとき 図6に位置PPが位置PTと位置PEの間にある場合の
一例を示す。この例では位置PPに最も近いローラコン
ベア5bを横方向搬送台車3が貨物を受け渡すべきロー
ラコンベア5として指定する。これは、前述した理由に
より、昇降式搬送台車4の移動距離をできるだけ小さく
するためである。
【0041】すなわち、横方向搬送台車3は位置PTま
で移動して貨物を受取った後、入庫位置PPに最も近い
ローラコンベア5bまで移動し、このローラコンベア5
bに貨物を受け渡す。昇降式搬送台車4はローラコンベ
ア5bまで移動して、貨物を受取った後、位置PPまで
貨物を搬送する。
【0042】(b)昇降式搬送台車4が現在貨物を搬送
中であるとき この場合は、制御装置1は、昇降式搬送台車4の位置P
Eに関する情報として、貨物搬送終了時点における昇降
式搬送台車4の位置を採用して、前記(a)で述べたの
と同様のアルゴリズムで、横方向搬送台車3が貨物を受
け渡すべきローラコンベア5を指定する。
【0043】次に、前述したアルゴリズムを図7に示す
フローチャートを参照しながら説明する。
【0044】先ず、ステップS1で、昇降式搬送台車4
が現在貨物を搬送中であるか否かを判別する。搬送中で
ない場合は、ステップS2に進み、横方向搬送台車3が
縦方向搬送台車2から貨物を受取る位置PTに関する情
報、昇降式搬送台車4の位置PEに関する情報としての
昇降式搬送台車4の現在位置に関する情報および当該入
庫される貨物の立体倉庫6内における入庫位置PPに関
する情報を収集する。
【0045】また、ステップS1で昇降式搬送台車4が
現在貨物を搬送中である場合は、ステップS3で、横方
向搬送台車3が縦方向搬送台車2から貨物を受取る位置
PTに関する情報、昇降式搬送台車4の位置PEに関す
る情報としての搬送終了時点における昇降式搬送台車4
の位置に関する情報および当該入庫される貨物の立体倉
庫6内における入庫位置PPに関する情報を収集する。
【0046】ステップS2、S3の処理が終了すると、
ステップS4に進み、位置PTが位置PEと位置PPの
間にあるか否かを判別する。ここで、位置PTが位置P
Eと位置PPの間にあるときは、ステップS5に進み、
位置PTに最も近いローラコンベア5を横方向搬送台車
3が貨物を受け渡すローラコンベア5として指定し、処
理を終了する。
【0047】ステップS4で、位置PTが位置PEと位
置PPの間にないときはステップS6に進み、位置PE
が位置PTと位置PPとの間にあるか否かを判別する。
ここで、位置PEが位置PTと位置PPとの間にあれ
ば、ステップS7に進み、位置PEに最も近いローラコ
ンベア5を横方向搬送台車3が貨物を受け渡すローラコ
ンベア5として指定し、処理を終了する。
【0048】ステップS6で、位置PEが位置PTと位
置PPの間にないときはステップS8に進み、位置PP
が位置PTと位置PEとの間にあるか否かを判別する。
ここで、位置PPが位置PTと位置PEとの間にあれ
ば、ステップS9に進み、位置PPに最も近いローラコ
ンベア5を横方向搬送台車3が貨物を受け渡すローラコ
ンベア5として指定し、処理を終了する。なお、ステッ
プS8で、位置PPが位置PTと位置PEとの間にない
ときは、直ちに本処理を終了する。
【0049】実施例2 貨物を立体倉庫から出庫する場合 立体倉庫6に保管されていた貨物を出庫する場合、制御
装置1は、横方向搬送台車3が現在貨物を搬送している
か否かにより、以下に述べるようなアルゴリズムに従っ
て、昇降式搬送台車4が貨物を受け渡すべきローラコン
ベア5を指定する。
【0050】(a)横方向搬送台車3が現在貨物を搬送
していないとき この場合は、制御装置1は、各貨物が立体倉庫6から積
出される出庫位置POに関する情報のみに応じて昇降式
搬送台車4が貨物を受け渡すローラコンベア5を指定す
る。
【0051】(b)横方向搬送台車3が現在貨物を搬送
しているとき この場合は、制御装置1は、各貨物が立体倉庫6から積
出される出庫位置POに関する情報、横方向搬送台車3
の搬送終了時点における位置PTに関する情報および横
方向搬送台車3が縦方向搬送台車2へ貨物を受け渡す位
置PQに関する情報に基づいて、昇降式搬送台車4がい
ずれのローラコンベア5に貨物を受け渡すべきかを指定
する。前記各位置PO、PTおよびPQ相互の位置関係
として、以下に述べる3つの位置パターンがある。
【0052】(あ)位置PTが位置POと位置PQの間
にあるとき 図8に位置PTが位置POと位置PQの間にあるときの
一例を示す。この例では横方向搬送台車3の搬送終了時
点における位置PTに最も近いローラコンベア5cが、
昇降式搬送台車4が貨物を受け渡すべきローラコンベア
5として指定される。
【0053】すなわち、昇降式搬送台車4は出庫位置P
Oまで移動し、この位置POで立体倉庫6から貨物を積
出した後、位置PTに最も近いローラコンベア5cまで
移動し、立体倉庫6から積出した貨物をローラコンベア
5cに受け渡す。一方、横方向搬送台車3は位置PTま
で移動し、ローラコンベア5cに現在搬送中の貨物を受
け渡すとともに、このローラコンベア5cを介して搬送
される昇降式搬送台車4からの貨物を受取り、この受取
った貨物を位置PQまで搬送し、受け渡しコンベア8を
介して縦方向搬送台車2に受け渡す。
【0054】(い)位置POが位置PTと位置PQの間
にあるとき 図9に位置POが位置PTと位置PQの間にあるときの
一例を示す。この例では、貨物が立体倉庫6から積出さ
れる出庫位置POに最も近いローラコンベア5cが、昇
降式搬送台車4が貨物を受け渡すべきローラコンベア5
として指定される。
【0055】すなわち、昇降式搬送台車4は出庫位置P
Oまで移動し、この位置POで立体倉庫6から貨物を積
出すとともに、この積出した貨物を位置POでローラコ
ンベア5cに受け渡す。一方、横方向搬送台車3は位置
PTまで移動し、ローラコンベア5dに貨物を受け渡し
た後、ローラコンベア5cまで移動し、このローラコン
ベア5cを介して搬送される昇降式搬送台車4からの貨
物を受取り、この受取った貨物を位置PQまで搬送し、
受け渡しコンベア8を介して縦方向搬送台車2に受け渡
す。
【0056】(う)位置PQが位置PTと位置POの間
にあるとき 図10に位置PQが位置PTと位置POの間にあるとき
の一例を示す。この例では横方向搬送台車3が縦方向搬
送台車2へ貨物を受け渡す位置PQに最も近いローラコ
ンベア5cが、横方向搬送台車3が貨物を受け渡すべき
ローラコンベア5として指定される。
【0057】すなわち、昇降式搬送台車4は出庫位置P
Oまで移動し、この位置POで立体倉庫6から貨物を積
出した後、位置PQに最も近いローラコンベア5cまで
移動し、立体倉庫から貨物を積出した貨物をローラコン
ベア5cに受け渡す。一方、横方向搬送台車3は位置P
Tまで移動し、ローラコンベア5aに貨物を受け渡した
後、位置PQまで移動し、ローラコンベア5cを介して
搬送される昇降式搬送台車4からの貨物を受取り、この
受取った貨物をこの位置PQで受け渡しコンベア8を介
して縦方向搬送台車2に受け渡す。
【0058】次に、前述したアルゴリズムを図11に示
すフローチャートを参照しながら説明する。
【0059】 先ず、ステップS11で、横方向搬送台
が現在貨物を搬送中であるか否かを判別する。搬送
中でない場合は、ステップS12に進み、貨物が立体倉
庫6から積出される出庫位置POに関する情報を取得し
て、この位置POに最も近いローラコンベア5を昇降式
搬送台車4が貨物を受け渡すローラコンベア5として指
定し、処理を終了する。
【0060】ステップS11で、横方向搬送台車3が現
在貨物を搬送中である場合は、ステップ13に進み、貨
物が立体倉庫6から積出される出庫位置POに関する情
報、横方向搬送台車3の搬送終了時点における位置PT
に関する情報および横方向搬送台車3が、縦方向搬送台
車2へ貨物を受け渡す位置PQに関する情報を収集す
る。
【0061】ステップS13の処理が終了すると、ステ
ップS14に進み、位置PTが位置POと位置PQとの
間にあるか否かを判別する。ここで、位置PTが位置P
Oと位置PQの間にあるときは、ステップS15に進
み、位置PTに最も近いローラコンベア5を昇降式搬送
台車4が貨物を受け渡すローラコンベア5として指定
し、処理を終了する。
【0062】ステップS14で、位置PTが位置POと
位置PQとの間にないときは、ステップS16に進み、
位置POが位置PQと位置PTとの間にあるか否かを判
別する。ここで、位置POが位置PQと位置PTとの間
にあれば、ステップS17に進み、位置POに最も近い
ローラコンベア5を昇降式搬送台車4が貨物を受け渡す
ローラコンベア5として指定し、処理を終了する。
【0063】ステップS16で、位置POが位置PQと
位置PTとの間にないときは、ステップS18に進み、
位置PQが位置PTと位置POとの間にあるか否かを判
別する。ここで、位置PQが位置PTと位置POとの間
にあれば、ステップS19に進み、位置PQに最も近い
ローラコンベア5を昇降式搬送台車4が貨物を受け渡す
ローラコンベア5として指定し、処理を終了する。な
お、ステップS18で、位置PQが位置PTと位置PO
との間にないときは、直ちに本処理を終了する。
【0064】以上、本発明を実施形態および実施例に基
づいて説明してきたが、本発明はかかる実施形態および
実施例に限定されるものではなく、種々改変が可能であ
る。例えば、実施形態では、横方向搬送台車3が航空貨
物の搬入・搬出設備側へ受け渡す位置を1つの縦方向搬
送台車2のみとしたが、これに限られるものではなく2
以上の縦方向搬送台車2とすることもできる。また、輸
出セクションEおよび輸入セクションIの各横方向搬送
台車3および昇降式搬送台車4は、輸出セクションEと
輸入セクションIとの両セクションE、Iにおいて搬送
するようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
航空貨物取扱設備における各移動式搬送手段間の航空貨
物の受渡しにおける移動を効率よくなすとともに、各移
動式搬送手段と固定式搬送手段との自動的になしている
ので、航空貨物取扱設備における作業能率の向上および
コストが著しく低減されるという優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る航空貨物取扱設備の
ブロック図である。
【図2】同設備の制御系のブロック図である。
【図3】同設備の輸出セクションの概略図である。
【図4】本発明の実施例1における位置パターンの説明
図であって、位置PTが位置PPと位置PEとの間にあ
る場合を示す。
【図5】本発明の実施例1における位置パターンの説明
図であって、位置PEが位置PTと位置PPとの間にあ
る場合を示す。
【図6】本発明の実施例1における位置パターンの説明
図であって、位置PPが位置PTと位置PEとの間にあ
る場合を示す。
【図7】本発明の実施例1のアルゴリズムを示すフロー
チャートである。
【図8】本発明の実施例2における位置パターンの説明
図であって、位置PTが位置POと位置PQとの間にあ
る場合を示す。
【図9】本発明の実施例2における位置パターンの説明
図であって、位置POが位置PTと位置PQとの間にあ
る場合を示す。
【図10】本発明の実施例2における位置パターンの説
明図であって、位置PQが位置PTと位置POとの間に
ある場合を示す。
【図11】本発明の実施例2のアルゴリズムを示すフロ
ーチャートである。
【図12】従来の航空貨物取扱設備の概略図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 縦方向搬送台車 3 横方向搬送台車 4 昇降式搬送台車 5 ローラコンベア 6 立体倉庫 7 ワークステーション 8、10 受け渡しコンベア E 輸出セクション I 輸入セクション S 航空貨物取扱設備
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−56205(JP,A) 特開 昭63−112305(JP,A) 特開 昭64−17703(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/00 - 1/20

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空貨物を保管する倉庫と、前記倉庫に
    沿って並列配置された所要数の固定式搬送手段と、前記
    航空貨物を前記所要数の固定式搬送手段の内のいずれか
    一つまで搬送する、前記固定式搬送手段に沿って移動可
    能とされている移動式搬送手段と、前記移動式搬送手段
    からの前記航空貨物を、前記いずれか一つの固定式搬送
    手段から受取って前記倉庫の所定位置まで搬送する、前
    記固定式搬送手段に沿って移動可能とされている入庫用
    移動式搬送手段とを備えてなる航空貨物取扱設備におけ
    る航空貨物の搬送制御方法であって、 前記移動式搬送手段に前記航空貨物が積載される位置に
    関する情報、前記入庫用移動式搬送手段の位置に関する
    情報および前記倉庫における航空貨物の入庫位置に関す
    る情報に応じてなされる前記所要数の固定式搬送手段の
    内のいずれに前記航空貨物を搬送するかの指定が、 前記
    入庫用移動式搬送手段が航空貨物の搬送中であるとき
    は、前記入庫用移動式搬送手段の位置に関する情報とし
    て搬送終了時点の位置を用いてなされることを特徴とす
    る航空貨物取扱設備における航空貨物の搬送制御方法。
  2. 【請求項2】 航空貨物を保管する倉庫と、前記倉庫に
    沿って並列配置された所要数の固定式搬送手段と、前記
    航空貨物を前記所要数の固定式搬送手段の内のいずれか
    一つまで搬送する、前記固定式搬送手段に沿って移動可
    能とされている移動式搬送手段と、前記移動式搬送手段
    からの前記航空貨物を、前記いずれか一つの固定式搬送
    手段から受取って前記倉庫の所定位置まで搬送する、前
    記固定式搬送手段に沿って移動可能とされている入庫用
    移動式搬送手段とを備えてなる航空貨物取扱設備におけ
    る航空貨物の搬送制御方法であって、 前記移動式搬送手段に前記航空貨物が積載される位置に
    関する情報、前記入庫用移動式搬送手段の位置に関する
    情報および前記倉庫における航空貨物の入庫位置に関す
    る情報に応じてなされる前記所要数の固定式搬送手段の
    内のいずれに前記航空貨物を搬送するかの指定が、 前記
    入庫用移動式搬送手段が航空貨物の搬送中でないとき
    は、前記入庫用移動式搬送手段の位置に関する情報とし
    て現在位置を用いてなされることを特徴とする航空貨物
    取扱設備における航空貨物の搬送制御方法。
  3. 【請求項3】 航空貨物を保管する倉庫と、前記倉庫に
    沿って並列配置された所要数の固定式搬送手段と、前記
    航空貨物を前記所要数の固定式搬送手段の内のいずれか
    一つまで搬送する、前記固定式搬送手段に沿って移動可
    能とされている移動式搬送手段と、前記移動式搬送手段
    からの前記航空貨物を、前記いずれか一つの固定式搬送
    手段から受取って前記倉庫の所定位置まで搬送する、前
    記固定式搬送手段に沿って移動可能とされている入庫用
    移動式搬送手段とを備えてなる航空貨物取扱設備におけ
    る航空貨物の搬送制御方法であって、 前記移動式搬送手段に前記航空貨物が積載される位置に
    関する情報、前記入庫用移動式搬送手段の位置に関する
    情報および前記倉庫における航空貨物の入庫位置に関す
    る情報に応じてなされる前記所要数の固定式搬送手段の
    内のいずれに前記航空貨物を搬送するかの指定が、前記
    入庫用移動式搬送手段が航空貨物の搬送中でなく、かつ
    前記移動式搬送手段に航空貨物が積載される位置が、前
    記入庫用移動式搬送手段の現在位置と航空貨物の入庫位
    置との間にあるときは、前記移動式搬送手段に対して航
    空貨物が積載される位置に最も近い固定式搬送手段に
    されることを特徴とする航空貨物取扱設備における航空
    貨物の搬送制御方法。
  4. 【請求項4】 航空貨物を保管する倉庫と、前記倉庫に
    沿って並列配置された所要数の固定式搬送手段と、前記
    航空貨物を前記所要数の固定式搬送手段の内のいずれか
    一つまで搬送する、前記固定式搬送手段に沿って移動可
    能とされている移動式搬送手段と、前記移動式搬送手段
    からの前記航空貨物を、前記いずれか一つの固定式搬送
    手段から受取って前記倉庫の所定位置まで搬送する、前
    記固定式搬送手段に沿って移動可能とされている入庫用
    移動式搬送手段とを備えてなる航空貨物取扱設備におけ
    る航空貨物の搬送制御方法であって、 前記移動式搬送手段に前記航空貨物が積載される位置に
    関する情報、前記入庫用移動式搬送手段の位置に関する
    情報および前記倉庫における航空貨物の入庫位置に関す
    る情報に応じてなされる前記所要数の固定式搬送手段の
    内のいずれに前記航空貨物を搬送するかの指定が、前記
    入庫用移動式搬送手段が航空貨物の搬送中でなく、かつ
    入庫用移動式搬送手段の現在位置が、前記移動式搬送
    手段が航空貨物を受取る位置と航空貨物の入庫位置との
    間にあるときは、前記入庫用移動式搬送手段に最も近い
    固定式搬送手段になされることを特徴とする航空貨物取
    扱設備における航空貨物の搬送制御方法。
  5. 【請求項5】 航空貨物を保管する倉庫と、前記倉庫に
    沿って並列配置された所要数の固定式搬送手段と、前記
    航空貨物を前記所要数の固定式搬送手段の内のいずれか
    一つまで搬送する、前記固定式搬送手段に沿って移動可
    能とされている移動式搬送手段と、前記移動式搬送手段
    からの前記航空貨物を、前記いずれか一つの固定式搬送
    手段から受取って前記倉庫の所定位置まで搬送する、前
    記固定式搬送手段に沿って移動可能とされている入庫用
    移動式搬送手段とを備えてなる航空貨物取扱設備におけ
    る航空貨物の搬送制御方法であって、 前記移動式搬送手段に前記航空貨物が積載される位置に
    関する情報、前記入庫用移動式搬送手段の位置に関する
    情報および前記倉庫における航空貨物の入庫位置に関す
    る情報に応じてなされる前記所要数の固定式搬送手段の
    内のいずれに前記航空貨物を搬送するかの指定が、前記
    入庫用移動式搬送手段が航空貨物の搬送中でなく、かつ
    航空貨物の入庫位置が移動式搬送手段に航空貨物が積載
    される位置と入庫用移動式搬送手段の現在位置との間に
    あるときは、前記入庫位置に最も近い固定式搬送手段に
    なされることを特徴とする航空貨物取扱設備における航
    空貨物の搬送制御方法。
  6. 【請求項6】 航空貨物を保管する倉庫と、前記倉庫に
    沿って並列配置された所要数の固定式搬送手段と、前記
    航空貨物を前記倉庫から積出して前記所要数の固定式搬
    送手段の内のいずれか一つまで搬送する、前記固定式搬
    送手段に沿って移動可能とされている出庫用移動式搬送
    手段と、前記出庫用移動式搬送手段からの航空貨物を前
    記いずれか一つの固定式搬送手段から受取って搬出手段
    側の所定位置へ搬送する、前記固定式搬送手段に沿って
    移動可能とされている移動式搬送手段とを備えてなる航
    空貨物取扱設備における航空貨物の搬送制御方法であっ
    て、 前記 移動式搬送手段が航空貨物の搬送中であるときは、
    出庫位置に関する情報、前記移動式搬送手段の搬送終了
    時点における位置および前記搬出手段側の所定位置に応
    じて、前記出庫用移動式搬送手段に対して前記所要数の
    固定式搬送手段の内のいずれに航空貨物を搬送するかの
    指定がなされることを特徴とする航空貨物取扱設備にお
    ける航空貨物の搬送制御方法。
  7. 【請求項7】 移動式搬送手段の搬送終了時点における
    位置が、航空貨物の出庫位置と、搬出手段側の所定位置
    との間にあるときは、前記搬送終了時点における位置に
    最も近い固定式搬送手段に航空貨物を受け渡すように指
    定がなされることを特徴とする請求項記載の航空貨物
    取扱設備における航空貨物の搬送制御方法。
  8. 【請求項8】 航空貨物の出庫位置が、移動式搬送手段
    の搬送終了時点における位置と、搬出手段側の所定位置
    との間にあるときは、前記出庫位置に最も近い固定式搬
    送手段に航空貨物を受け渡すように指定がなされること
    を特徴とする請求項記載の航空貨物取扱設備における
    航空貨物の搬送制御方法。
  9. 【請求項9】 搬出手段側の所定位置が、移動式搬送手
    段の搬送終了時点における位置と、航空貨物の出庫位置
    との間にあるときは、前記搬出手段側の所定位置に最も
    近い固定式搬送手段に航空貨物を受け渡すように指定が
    なされることを特徴とする請求項記載の航空貨物取扱
    設備における航空貨物の搬送制御方法。
  10. 【請求項10】 航空貨物を保管する倉庫と、前記倉庫
    に沿って並列配置された所要数の固定式搬送手段と、前
    記航空貨物を前記所要数の固定式搬送手段の内のいずれ
    か一つまで搬送する、前記固定式搬送手段に沿って移動
    可能とされている移動式搬送手段と、前記移動式搬送手
    段からの前記航空貨物を、前記いずれか一つの固定式搬
    送手段から受取って前記倉庫の所定位置まで搬送する、
    前記固定式搬送手段に沿って移動可能とされている入庫
    用移動式搬送手段とを備えてなる航空貨物取扱設備にお
    ける航空貨物の搬送制御装置であって、 前記移動式搬送手段に前記航空貨物が積載される位置に
    関する情報、前記入庫用移動式搬送手段位置に関する
    情報および前記倉庫における航空貨物の入庫位置に関す
    る情報に基づいてなす前記所要数の固定式搬送手段の内
    のいずれに前記航空貨物を搬送するか指示を、前記入
    庫用移動式搬送手段が航空貨物の搬送中であるときは、
    前記入庫用移動式搬送手段の位置に関する情報として、
    搬送終了時点における前記入庫用移動式搬送手段の位置
    を用いてなすことを特徴とする航空貨物取扱設備におけ
    る航空貨物の搬送制御装置。
  11. 【請求項11】 航空貨物を保管する倉庫と、前記倉庫
    に沿って並列 配置された所要数の固定式搬送手段と、前
    記航空貨物を前記所要数の固定式搬送手段の内のいずれ
    か一つまで搬送する、前記固定式搬送手段に沿って移動
    可能とされている移動式搬送手段と、前記移動式搬送手
    段からの前記航空貨物を、前記いずれか一つの固定式搬
    送手段から受取って前記倉庫の所定位置まで搬送する、
    前記固定式搬送手段に沿って移動可能とされている入庫
    用移動式搬送手段とを備えてなる航空貨物取扱設備にお
    ける航空貨物の搬送制御装置であって、 前記移動式搬送手段に前記航空貨物が積載される位置に
    関する情報、前記入庫用移動式搬送手段の位置に関する
    情報および前記倉庫における航空貨物の入庫位置に関す
    る情報に基づいてなす前記所要数の固定式搬送手段の内
    のいずれに前記航空貨物を搬送するかの指示を、 前記入
    庫用移動式搬送手段が航空貨物の搬送中でないときは、
    前記入庫用移動式搬送手段の位置に関する情報として現
    在位置を用いてなすことを特徴とする航空貨物取扱設備
    における航空貨物の搬送制御装置。
  12. 【請求項12】 移動式搬送手段が航空貨物を受取る位
    が、入庫用移動式搬送手段の現在位置と航空貨物の入
    庫位置との間にあるときは、前記移動式搬送手段に対し
    航空貨物を受取る位置に最も近い固定式搬送手段に航
    空貨物を受け渡すように指示することを特徴とする請求
    11記載の航空貨物取扱設備における航空貨物の搬送
    制御装置。
  13. 【請求項13】 入庫用移動式搬送手段の現在位置が、
    移動式搬送手段が航空貨物を受取る位置と航空貨物の入
    庫位置との間にあるときは、前記移動式搬送手段に対し
    前記入庫用移動式搬送手段に最も近い固定式搬送手段
    に航空貨物を受け渡すように指示することを特徴とする
    請求項11記載の航空貨物取扱設備における航空貨物の
    搬送制御装置。
  14. 【請求項14】 航空貨物の入庫位置が、移動式搬送手
    段が航空貨物を受取る位置と入庫用移動式搬送手段の現
    在位置との間にあるときは、前記移動式搬送手段に対し
    前記入庫位置に最も近い固定式搬送手段に航空貨物を
    受け渡すように指示することを特徴とする請求項11
    載の航空貨物取扱設備における航空貨物の搬送制御装
    置。
  15. 【請求項15】 航空貨物を保管する倉庫と、前記倉庫
    に沿って並列 配置された所要数の固定式搬送手段と、前
    記航空貨物を前記倉庫から積出して前記所要数の固定式
    搬送手段の内のいずれか一つまで搬送する、前記固定式
    搬送手段に沿って移動可能とされている出庫用移動式搬
    送手段と、前記出庫用移動式搬送手段からの航空貨物を
    前記いずれか一つの固定式搬送手段から受取って搬出手
    段側の所定位置へ搬送する、前記固定式搬送手段に沿っ
    て移動可能とされている移動式搬送手段とを備えてなる
    航空貨物取扱設備における航空貨物の搬送制御装置であ
    って、 移動式搬送手段が航空貨物の搬送中であるときは、出庫
    位置に関する情報、前記移動式搬送手段の搬送終了時点
    における位置および前記搬出手段側の所定位置に応じ
    て、前記出庫用移動式搬送手段に対して前記所要数の固
    定式搬送手段の内のいずれに航空貨物を搬送するかの指
    なすことを特徴とする航空貨物取扱設備における航空
    貨物の搬送制御装置。
  16. 【請求項16】 移動式搬送手段の搬送終了時点におけ
    る位置が、航空貨物の出庫位置と、搬出手段側の所定位
    置との間にあるときは、前記搬送終了時点における位置
    に最も近い固定式搬送手段に航空貨物を受け渡すように
    指示することを特徴とする請求項15記載の航空貨物取
    扱設備における航空貨物の搬送制御装置。
  17. 【請求項17】 航空貨物の出庫位置が、移動式搬送手
    段の搬送終了時点における位置と、搬出手段側の所定位
    置との間にあるときは、前記出庫位置に最も近い固定式
    搬送手段に航空貨物を受け渡すように指示することを特
    徴とする請求項15記載の航空貨物取扱設備における航
    空貨物の搬送制御装置。
  18. 【請求項18】 搬出手段側の所定位置が、移動式搬送
    手段の搬送終了時点における位置と、航空貨物の出庫位
    置との間にあるときは、前記搬出手段側の所定位置に最
    も近い固定式搬送手段に航空貨物を受け渡すように指示
    することを特徴とする請求項15記載の航空貨物取扱設
    備における航空貨物の搬送制御装置。
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