JP3082421B2 - ディジタル電子構内交換機 - Google Patents
ディジタル電子構内交換機Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/04—Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
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- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、サービス総合ディジタ
ル網（以下、ＩＳＤＮと記す。）とのインタフェース機
能を有するディジタル電子構内交換機に関する。
ル網（以下、ＩＳＤＮと記す。）とのインタフェース機
能を有するディジタル電子構内交換機に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４はＩＳＤＮとのインタフェース機能
を有する従来のディジタル電子構内交換機の概略の構成
を示すブロック図である。この図に示す交換機は、通話
路系を構成する時分割スイッチ３と、複数のＩＳＤＮ端
末装置１を収容するＩＳＤＮ端末インタフェース装置７
と、ＩＳＤＮ網５に接続されるＩＳＤＮ網インタフェー
ス装置８と、交換機全体を制御する中央処理制御装置６
とを備えている。
を有する従来のディジタル電子構内交換機の概略の構成
を示すブロック図である。この図に示す交換機は、通話
路系を構成する時分割スイッチ３と、複数のＩＳＤＮ端
末装置１を収容するＩＳＤＮ端末インタフェース装置７
と、ＩＳＤＮ網５に接続されるＩＳＤＮ網インタフェー
ス装置８と、交換機全体を制御する中央処理制御装置６
とを備えている。
【０００３】ところで、ＩＳＤＮではＤチャネルを使用
して呼制御信号データの他にパケットデータを転送する
ことができる。ここで、図４に示す従来の交換機におけ
るＤチャネルパケットデータの流れを説明する。従来の
方式では、ＩＳＤＮ端末装置１からのＤチャネルパケッ
トデータは、呼制御信号データと同様にＩＳＤＮ端末イ
ンタフェース装置７によって中央処理制御装置６に転送
され、この中央処理制御装置６からＩＳＤＮ網インタフ
ェース装置８へ転送される。また、逆方向のパケットデ
ータも上述と同様の経路で転送される。
して呼制御信号データの他にパケットデータを転送する
ことができる。ここで、図４に示す従来の交換機におけ
るＤチャネルパケットデータの流れを説明する。従来の
方式では、ＩＳＤＮ端末装置１からのＤチャネルパケッ
トデータは、呼制御信号データと同様にＩＳＤＮ端末イ
ンタフェース装置７によって中央処理制御装置６に転送
され、この中央処理制御装置６からＩＳＤＮ網インタフ
ェース装置８へ転送される。また、逆方向のパケットデ
ータも上述と同様の経路で転送される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の方式
では、交換機の中央処理制御装置６が全てＤチャネルパ
ケットデータを転送しているため、Ｄチャネルパケット
データのデータ量および呼量が多くなると、中央処理制
御装置６の負荷が重くなり、通常の呼制御の処理に対し
て影響を及ぼし、正常な呼サービスを提供できなくなる
という問題点があった。
では、交換機の中央処理制御装置６が全てＤチャネルパ
ケットデータを転送しているため、Ｄチャネルパケット
データのデータ量および呼量が多くなると、中央処理制
御装置６の負荷が重くなり、通常の呼制御の処理に対し
て影響を及ぼし、正常な呼サービスを提供できなくなる
という問題点があった。
【０００５】そこで本発明の目的は、通常の呼制御およ
びサービス機能を低下させることなく、Ｄチャネルパケ
ットデータの通信サービスを実現できるようにしたディ
ジタル電子構内交換機を提供することにある。
びサービス機能を低下させることなく、Ｄチャネルパケ
ットデータの通信サービスを実現できるようにしたディ
ジタル電子構内交換機を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明で
は、通話路を構成する時分割スイッチと、パーマネント
・バーチャル・コールでＤチャネルパケット通信を行う
複数の端末装置を収容する端末インタフェース装置と、
サービス総合ディジタル網に接続された網インタフェー
ス装置と、交換機全体を制御する中央処理制御装置とを
備えたディジタル電子構内交換機において、（イ）端末
インタフェース装置は、各端末装置からのＤチャネル信
号を呼制御信号データとＤチャネルパケットデータとに
分離する分離手段と、この分離手段によって分離された
Ｄチャネルパケットデータを各端末装置分論理多重する
多重手段と、この多重手段によって論理多重されたＤチ
ャネルパケットデータを送信先のサービス総合ディジタ
ル網のアドレスに置き換えて、時分割スイッチにおいて
あらかじめ割り当てられたＤチャネルパケットデータ用
ポートに対して固定的に時分割スイッチ内で構成された
通話路を介して網インタフェース装置へ送信するＤチャ
ネルパケットサービス総合ディジタル網方向送信手段
と、サービス総合ディジタル網から網インタフェース装
置を経由して送られてきたＤチャネルパケットデータを
時分割スイッチから受信し、網からのアドレスを各端末
装置側のアドレスに読み替えて対応する端末装置に送信
するＤチャネルパケット各端末装置方向送信手段とを有
し、（ロ）網インタフェース装置は、論理多重されたＤ
チャネルパケットデータを時分割スイッチにおいてあら
かじめ割り当てられたＢチャネルあるいはＤチャネルに
対応するポートに対して固定的に時分割スイッチ内で構
成された通話路を介してＤチャネルパケットデータのア
ドレスを変更することなく端末インタフェース装置と送
受信する送受信手段を有することを特徴としている。
は、通話路を構成する時分割スイッチと、パーマネント
・バーチャル・コールでＤチャネルパケット通信を行う
複数の端末装置を収容する端末インタフェース装置と、
サービス総合ディジタル網に接続された網インタフェー
ス装置と、交換機全体を制御する中央処理制御装置とを
備えたディジタル電子構内交換機において、（イ）端末
インタフェース装置は、各端末装置からのＤチャネル信
号を呼制御信号データとＤチャネルパケットデータとに
分離する分離手段と、この分離手段によって分離された
Ｄチャネルパケットデータを各端末装置分論理多重する
多重手段と、この多重手段によって論理多重されたＤチ
ャネルパケットデータを送信先のサービス総合ディジタ
ル網のアドレスに置き換えて、時分割スイッチにおいて
あらかじめ割り当てられたＤチャネルパケットデータ用
ポートに対して固定的に時分割スイッチ内で構成された
通話路を介して網インタフェース装置へ送信するＤチャ
ネルパケットサービス総合ディジタル網方向送信手段
と、サービス総合ディジタル網から網インタフェース装
置を経由して送られてきたＤチャネルパケットデータを
時分割スイッチから受信し、網からのアドレスを各端末
装置側のアドレスに読み替えて対応する端末装置に送信
するＤチャネルパケット各端末装置方向送信手段とを有
し、（ロ）網インタフェース装置は、論理多重されたＤ
チャネルパケットデータを時分割スイッチにおいてあら
かじめ割り当てられたＢチャネルあるいはＤチャネルに
対応するポートに対して固定的に時分割スイッチ内で構
成された通話路を介してＤチャネルパケットデータのア
ドレスを変更することなく端末インタフェース装置と送
受信する送受信手段を有することを特徴としている。
【０００７】すなわち請求項１記載の発明では、端末イ
ンタフェース装置で、各端末装置からのＤチャネル信号
を呼制御信号データとＤチャネルパケットデータとに分
離し、分離されたＤチャネルパケットデータを各端末装
置分論理多重し、論理多重されたＤチャネルパケットデ
ータを送信先のサービス総合ディジタル網のアドレスに
置き換えて時分割スイッチにおいてあらかじめ割り当て
られたＤチャネルパケットデータ用ポートに対して固定
的に時分割スイッチ内で構成された通話路を介して網イ
ンタフェース装置へ送信している。また、サービス総合
ディジタル網から網インタフェース装置を経由して送ら
れてきたＤチャネルパケットデータは時分割スイッチか
らこの端末インタフェース装置が受信して、網からのア
ドレスを各端末装置側のアドレスに読み替えて対応する
端末装置に送信するようにしている。更に、網インタフ
ェース装置は、論理多重されたＤチャネルパケットデー
タを時分割スイッチにおいてあらかじめ割り当てられた
ＢチャネルあるいはＤチャネルに対応するポートに対し
て固定的に時分割スイッチ内で構成された通話路を介し
てＤチャネルパケットデータのアドレスを変更すること
なく端末インタフェース装置と送受信するようにしてい
る。
ンタフェース装置で、各端末装置からのＤチャネル信号
を呼制御信号データとＤチャネルパケットデータとに分
離し、分離されたＤチャネルパケットデータを各端末装
置分論理多重し、論理多重されたＤチャネルパケットデ
ータを送信先のサービス総合ディジタル網のアドレスに
置き換えて時分割スイッチにおいてあらかじめ割り当て
られたＤチャネルパケットデータ用ポートに対して固定
的に時分割スイッチ内で構成された通話路を介して網イ
ンタフェース装置へ送信している。また、サービス総合
ディジタル網から網インタフェース装置を経由して送ら
れてきたＤチャネルパケットデータは時分割スイッチか
らこの端末インタフェース装置が受信して、網からのア
ドレスを各端末装置側のアドレスに読み替えて対応する
端末装置に送信するようにしている。更に、網インタフ
ェース装置は、論理多重されたＤチャネルパケットデー
タを時分割スイッチにおいてあらかじめ割り当てられた
ＢチャネルあるいはＤチャネルに対応するポートに対し
て固定的に時分割スイッチ内で構成された通話路を介し
てＤチャネルパケットデータのアドレスを変更すること
なく端末インタフェース装置と送受信するようにしてい
る。
【０００８】請求項２記載の発明のディジタル電子構内
交換機は、請求項１記載の発明において、分離手段が、
分離した呼制御信号データを中央処理制御装置へ送るも
のである。
交換機は、請求項１記載の発明において、分離手段が、
分離した呼制御信号データを中央処理制御装置へ送るも
のである。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図１ないし図３は本発明の一実施例に係る
ものである。
て説明する。図１ないし図３は本発明の一実施例に係る
ものである。
【００１０】図１は本実施例のディジタル電子構内交換
機の要部を示すブロック図である。この図に示すように
本実施例の交換機は、通話路系を構成する時分割スイッ
チ３と、ＩＳＤＮ端末装置１を収容するＩＳＤＮ端末イ
ンタフェース装置２と、ＩＳＤＮ網５に接続されるＩＳ
ＤＮ網インタフェース装置４と、交換機全体を制御する
中央処理制御装置６とを備えている。ＩＳＤＮ端末装置
１は、Ｄチャネルパケット通信を、論理チャネルが予め
固定されたバーチャル・コールであるパーマネント・バ
ーチャル・コール（以下、ＰＶＣと記す。）で行う端末
装置であり、ＩＳＤＮ端末インタフェース装置２は複数
のＩＳＤＮ端末装置１を収容することができる。
機の要部を示すブロック図である。この図に示すように
本実施例の交換機は、通話路系を構成する時分割スイッ
チ３と、ＩＳＤＮ端末装置１を収容するＩＳＤＮ端末イ
ンタフェース装置２と、ＩＳＤＮ網５に接続されるＩＳ
ＤＮ網インタフェース装置４と、交換機全体を制御する
中央処理制御装置６とを備えている。ＩＳＤＮ端末装置
１は、Ｄチャネルパケット通信を、論理チャネルが予め
固定されたバーチャル・コールであるパーマネント・バ
ーチャル・コール（以下、ＰＶＣと記す。）で行う端末
装置であり、ＩＳＤＮ端末インタフェース装置２は複数
のＩＳＤＮ端末装置１を収容することができる。
【００１１】また、ＩＳＤＮ端末インタフェース装置２
は、各ＩＳＤＮ端末装置１からのＢチャネル数以外に１
ポート分、時分割スイッチ３へのインタフェースを持っ
ている。これは、後述するように、ＩＳＤＮ端末装置１
からのＤチャネルパケットデータを収容されている台数
数だけ論理多重し、ＩＳＤＮ網インタフェース装置４と
送受するためである。ＩＳＤＮ網インタフェース装置４
でも同様に、網とのインタフェースするＢチャネル数
（基本インタフェースであれば２Ｂ、一次群インタフェ
ースであれば２３Ｂまたは３０Ｂ）以外に１ポートをＤ
チャネルパケットデータ用に時分割スイッチ方向に持っ
ている。
は、各ＩＳＤＮ端末装置１からのＢチャネル数以外に１
ポート分、時分割スイッチ３へのインタフェースを持っ
ている。これは、後述するように、ＩＳＤＮ端末装置１
からのＤチャネルパケットデータを収容されている台数
数だけ論理多重し、ＩＳＤＮ網インタフェース装置４と
送受するためである。ＩＳＤＮ網インタフェース装置４
でも同様に、網とのインタフェースするＢチャネル数
（基本インタフェースであれば２Ｂ、一次群インタフェ
ースであれば２３Ｂまたは３０Ｂ）以外に１ポートをＤ
チャネルパケットデータ用に時分割スイッチ方向に持っ
ている。
【００１２】また、時分割スイッチ３において、ＩＳＤ
Ｎ端末インタフェース装置２のＤチャネルパケットデー
タ用ポートとＩＳＤＮ網インタフェース装置４のＤチャ
ネルパケットデータ用ポートとは予め固定的に接続して
おく。
Ｎ端末インタフェース装置２のＤチャネルパケットデー
タ用ポートとＩＳＤＮ網インタフェース装置４のＤチャ
ネルパケットデータ用ポートとは予め固定的に接続して
おく。
【００１３】図２はＩＳＤＮ端末インタフェース装置２
の機能ブロック図である。この図に示すように、ＩＳＤ
Ｎ端末インタフェース装置２は、各ＩＳＤＮ端末装置１
に接続される複数の物理レイヤ（レイヤ１）インタフェ
ース回路２１と、この各物理レイヤインタフェース回路
２１に接続された複数のＤチャネル制御回路２２と、Ｄ
チャネルパケットデータの送受を行うＤチャネルパケッ
ト送受回路２３と、ＩＳＤＮ端末インタフェース装置２
内の制御を行う装置内制御回路２４と、各物理レイヤイ
ンタフェース回路２１およびＤチャネルパケット送受回
路２３と時分割スイッチ３との間のインタフェースをと
る時分割スイッチインタフェース回路２５と、装置内制
御回路２４と中央処理制御装置６との間のインタフェー
スをとる中央処理装置インタフェース回路２６とを備え
ている。Ｄチャネル制御回路２２およびＤチャネルパケ
ット送受回路２３は装置内制御回路２４に接続されてい
る。ここで、装置内制御回路２４によって分離手段が構
成され、装置内制御回路２４およびＤチャネルパケット
送受回路２３によって多重手段が構成され、Ｄチャネル
パケット送受回路２３によって送受信手段が構成され
る。
の機能ブロック図である。この図に示すように、ＩＳＤ
Ｎ端末インタフェース装置２は、各ＩＳＤＮ端末装置１
に接続される複数の物理レイヤ（レイヤ１）インタフェ
ース回路２１と、この各物理レイヤインタフェース回路
２１に接続された複数のＤチャネル制御回路２２と、Ｄ
チャネルパケットデータの送受を行うＤチャネルパケッ
ト送受回路２３と、ＩＳＤＮ端末インタフェース装置２
内の制御を行う装置内制御回路２４と、各物理レイヤイ
ンタフェース回路２１およびＤチャネルパケット送受回
路２３と時分割スイッチ３との間のインタフェースをと
る時分割スイッチインタフェース回路２５と、装置内制
御回路２４と中央処理制御装置６との間のインタフェー
スをとる中央処理装置インタフェース回路２６とを備え
ている。Ｄチャネル制御回路２２およびＤチャネルパケ
ット送受回路２３は装置内制御回路２４に接続されてい
る。ここで、装置内制御回路２４によって分離手段が構
成され、装置内制御回路２４およびＤチャネルパケット
送受回路２３によって多重手段が構成され、Ｄチャネル
パケット送受回路２３によって送受信手段が構成され
る。
【００１４】図３はＩＳＤＮ網インタフェース装置４の
機能ブロック図である。この図に示すように、ＩＳＤＮ
網インタフェース装置４は、ＩＳＤＮ網５に接続される
物理レイヤインタフェース回路４１と、この物理レイヤ
インタフェース回路４１に接続されたＤチャネル制御回
路４２と、このＤチャネル制御回路４２に接続されたＤ
チャネルパケット送受回路４３と、ＩＳＤＮ網インタフ
ェース装置４内の制御を行う装置内制御回路４４と、Ｄ
チャネルパケット送受回路４３および物理レイヤインタ
フェース回路４１と時分割スイッチ３との間のインタフ
ェースをとる時分割スイッチインタフェース回路４５
と、装置内制御回路４４と中央処理制御装置６との間の
インタフェースをとる中央処理装置インタフェース回路
４６とを備えている。Ｄチャネル制御回路４２およびＤ
チャネルパケット送受回路４３は装置内制御回路４４に
接続されている。
機能ブロック図である。この図に示すように、ＩＳＤＮ
網インタフェース装置４は、ＩＳＤＮ網５に接続される
物理レイヤインタフェース回路４１と、この物理レイヤ
インタフェース回路４１に接続されたＤチャネル制御回
路４２と、このＤチャネル制御回路４２に接続されたＤ
チャネルパケット送受回路４３と、ＩＳＤＮ網インタフ
ェース装置４内の制御を行う装置内制御回路４４と、Ｄ
チャネルパケット送受回路４３および物理レイヤインタ
フェース回路４１と時分割スイッチ３との間のインタフ
ェースをとる時分割スイッチインタフェース回路４５
と、装置内制御回路４４と中央処理制御装置６との間の
インタフェースをとる中央処理装置インタフェース回路
４６とを備えている。Ｄチャネル制御回路４２およびＤ
チャネルパケット送受回路４３は装置内制御回路４４に
接続されている。
【００１５】次に本実施例におけるＤチャネルパケット
データの流れを説明する。
データの流れを説明する。
【００１６】図２において、ＩＳＤＮ端末装置１は物理
レイヤインタフェース回路２１に接続され、制御チャネ
ルであるＤチャネルはＤチャネル制御回路２２で送受さ
れ、ベアラチャネルであるＢチャネルは時分割スイッチ
インタフェース回路２５に直接接続される。装置内制御
回路２４は、Ｄチャネル制御回路２２で受信したＤチャ
ネルデータが呼制御データ（サービス・アクセス・ポイ
ント識別子ＳＡＰＩ＝“０”）か、Ｄチャネルパケット
データ（ＳＡＰＩ＝“１６”）かを判断し、呼制御デー
タであれば、中央処理制御装置インタフェース回路２６
を通して中央処理制御装置６へ送る。一方、Ｄチャネル
パケットデータであれば、装置内制御回路２４は、端末
から来たアドレスを対ＩＳＤＮ網へのアドレスに読み替
えてＤチャネルパケット送受回路２３へ送る。この装置
内制御回路２４およびＤチャネルパケット送受回路２３
によって、ＤチャネルパケットデータがＩＳＤＮ端末装
置分、論理多重され、時分割スイッチインタフェース回
路２５を通して、固定的に時分割スイッチ３内で接続さ
れたＩＳＤＮ網インタフェース装置４へ送られる。
レイヤインタフェース回路２１に接続され、制御チャネ
ルであるＤチャネルはＤチャネル制御回路２２で送受さ
れ、ベアラチャネルであるＢチャネルは時分割スイッチ
インタフェース回路２５に直接接続される。装置内制御
回路２４は、Ｄチャネル制御回路２２で受信したＤチャ
ネルデータが呼制御データ（サービス・アクセス・ポイ
ント識別子ＳＡＰＩ＝“０”）か、Ｄチャネルパケット
データ（ＳＡＰＩ＝“１６”）かを判断し、呼制御デー
タであれば、中央処理制御装置インタフェース回路２６
を通して中央処理制御装置６へ送る。一方、Ｄチャネル
パケットデータであれば、装置内制御回路２４は、端末
から来たアドレスを対ＩＳＤＮ網へのアドレスに読み替
えてＤチャネルパケット送受回路２３へ送る。この装置
内制御回路２４およびＤチャネルパケット送受回路２３
によって、ＤチャネルパケットデータがＩＳＤＮ端末装
置分、論理多重され、時分割スイッチインタフェース回
路２５を通して、固定的に時分割スイッチ３内で接続さ
れたＩＳＤＮ網インタフェース装置４へ送られる。
【００１７】また、ＩＳＤＮ網５からのＤチャネルパケ
ットデータは、時分割スイッチインタフェース回路２５
を通してＤチャネルパケット送受回路２３で受信され、
網からのアドレスは端末側アドレスに読み替えられ、該
当回線のＤチャネル制御回路２２へ送られ、物理レイヤ
インタフェース回路２１を通してＩＳＤＮ端末装置１へ
送られる。
ットデータは、時分割スイッチインタフェース回路２５
を通してＤチャネルパケット送受回路２３で受信され、
網からのアドレスは端末側アドレスに読み替えられ、該
当回線のＤチャネル制御回路２２へ送られ、物理レイヤ
インタフェース回路２１を通してＩＳＤＮ端末装置１へ
送られる。
【００１８】一方、図３に示すＩＳＤＮ網インタフェー
ス装置４では、時分割スイッチ３経由で送られてくるＤ
チャネルパケットは、時分割スイッチインタフェース回
路４５を通してＤチャネルパケット送受回路４３で受信
され、再度Ｄチャネル制御回路４２により物理レイヤイ
ンタフェース回路４１を通してＩＳＤＮ網５へ送られ
る。ここではＤチャネルパケットデータのアドレスは変
更しないで、単にパケットをリレーするのみである。ま
た、ＩＳＤＮ網５からのＤチャネルパケットデータは、
物理レイヤインタフェース回路４１、Ｄチャネル制御回
路４２、Ｄチャネルパケット送受回路４３および時分割
スイッチインタフェース回路４５を通して時分割スイッ
チ３へ送られる。
ス装置４では、時分割スイッチ３経由で送られてくるＤ
チャネルパケットは、時分割スイッチインタフェース回
路４５を通してＤチャネルパケット送受回路４３で受信
され、再度Ｄチャネル制御回路４２により物理レイヤイ
ンタフェース回路４１を通してＩＳＤＮ網５へ送られ
る。ここではＤチャネルパケットデータのアドレスは変
更しないで、単にパケットをリレーするのみである。ま
た、ＩＳＤＮ網５からのＤチャネルパケットデータは、
物理レイヤインタフェース回路４１、Ｄチャネル制御回
路４２、Ｄチャネルパケット送受回路４３および時分割
スイッチインタフェース回路４５を通して時分割スイッ
チ３へ送られる。
【００１９】なお、他の実施例として、ＩＳＤＮ網イン
タフェース装置４のＢチャネルに対応するポートとＩＳ
ＤＮ端末インタフェース装置２のＤチャネルパケット用
ポートとを固定的に接続しても良く、この場合にはＰＶ
Ｃ接続のＢチャネル／Ｄチャネル接続となる。
タフェース装置４のＢチャネルに対応するポートとＩＳ
ＤＮ端末インタフェース装置２のＤチャネルパケット用
ポートとを固定的に接続しても良く、この場合にはＰＶ
Ｃ接続のＢチャネル／Ｄチャネル接続となる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように請求項１記載の発明
によれば、Ｄチャネルパケットデータを時分割スイッチ
を通して論理多重して網インタフェース装置側に直接転
送することにしたので、中央処理制御装置への負荷をな
くすことができ、通常の呼制御およびサービス機能を低
下させることなくＤチャネルパケットデータの通信サー
ビスを実現することができる。しかも請求項１記載の発
明では、端末インタフェース装置内に、論理多重された
Ｄチャネルパケットデータを送信先のサービス総合ディ
ジタル網のアドレスに置き換えて時分割スイッチにおい
てあらかじめ割り当てられたＤチャネルパケットデータ
用ポートに対して固定的に時分割スイッチ内で構成され
た通話路を介して網インタフェース装置へ送信するＤチ
ャネルパケットサービス総合ディジタル網方向送信手段
と、サービス総合ディジタル網から網インタフェース装
置を経由して送られてきたＤチャネルパケットデータを
時分割スイッチから受信して、網からのアドレスを各端
末装置側のアドレスに読み替えて対応する端末装置に送
信するＤチャネルパケット各端末装置方向送信手段とを
配置したので、網インタフェース装置は、論理多重され
たＤチャネルパケットデータを時分割スイッチにおいて
あらかじめ割り当てられたＢチャネルあるいはＤチャネ
ルに対応するポートに対して固定的に時分割スイッチ内
で構成された通話路を介してＤチャネルパケットデータ
のアドレスを変更することなく端末インタフェース装置
と送受信することができるようになるという効果があ
る。さらに、網インタフェース装置側では、Ｄチャネル
パケットデータのアドレス変更を行わず、単にパケット
をリレーするだけにしたので、ＰＶＣ接続のＢチャネル
／Ｄチャネル接続によるＤチャネルパケットデータの通
信が可能となり、増加するＤチャネルパケットデータの
データ量および呼量に対して、中央処理制御装置に負荷
をかけることなく柔軟に対応することができるようにな
るという効果がある。
によれば、Ｄチャネルパケットデータを時分割スイッチ
を通して論理多重して網インタフェース装置側に直接転
送することにしたので、中央処理制御装置への負荷をな
くすことができ、通常の呼制御およびサービス機能を低
下させることなくＤチャネルパケットデータの通信サー
ビスを実現することができる。しかも請求項１記載の発
明では、端末インタフェース装置内に、論理多重された
Ｄチャネルパケットデータを送信先のサービス総合ディ
ジタル網のアドレスに置き換えて時分割スイッチにおい
てあらかじめ割り当てられたＤチャネルパケットデータ
用ポートに対して固定的に時分割スイッチ内で構成され
た通話路を介して網インタフェース装置へ送信するＤチ
ャネルパケットサービス総合ディジタル網方向送信手段
と、サービス総合ディジタル網から網インタフェース装
置を経由して送られてきたＤチャネルパケットデータを
時分割スイッチから受信して、網からのアドレスを各端
末装置側のアドレスに読み替えて対応する端末装置に送
信するＤチャネルパケット各端末装置方向送信手段とを
配置したので、網インタフェース装置は、論理多重され
たＤチャネルパケットデータを時分割スイッチにおいて
あらかじめ割り当てられたＢチャネルあるいはＤチャネ
ルに対応するポートに対して固定的に時分割スイッチ内
で構成された通話路を介してＤチャネルパケットデータ
のアドレスを変更することなく端末インタフェース装置
と送受信することができるようになるという効果があ
る。さらに、網インタフェース装置側では、Ｄチャネル
パケットデータのアドレス変更を行わず、単にパケット
をリレーするだけにしたので、ＰＶＣ接続のＢチャネル
／Ｄチャネル接続によるＤチャネルパケットデータの通
信が可能となり、増加するＤチャネルパケットデータの
データ量および呼量に対して、中央処理制御装置に負荷
をかけることなく柔軟に対応することができるようにな
るという効果がある。
【図１】本実施例の一実施例のディジタル電子構内交換
機の要部を示すブロック図である。
機の要部を示すブロック図である。
【図２】図１におけるＩＳＤＮ端末インタフェース装置
の機能ブロック図である。
の機能ブロック図である。
【図３】図１におけるＩＳＤＮ網インタフェース装置の
機能ブロック図である。
機能ブロック図である。
【図４】従来のディジタル電子構内交換機の概略の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
２ ＩＳＤＮ端末インタフェース装置 ３ 時分割スイッチ ４ ＩＳＤＮ網インタフェース装置 ６ 中央処理制御装置 ２２、４２ Ｄチャネル制御回路 ２３、４３ Ｄチャネルパケット送受回路 ２４、４４ 装置内制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｑ 3/58 １０１ Ｈ０４Ｑ 3/58 １０１ 5/00 5/00 (56)参考文献 特開 平２−298148（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−17534（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−264431（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−35427（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−120838（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−103248（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−50645（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−90065（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04L 12/56 H04M 3/00 H04M 3/20 H04M 11/00 303 H04Q 3/42 104 H04Q 3/58 101 H04Q 5/00
Claims (2)
- 【請求項１】 通話路を構成する時分割スイッチと、パ
ーマネント・バーチャル・コールでＤチャネルパケット
通信を行う複数の端末装置を収容する端末インタフェー
ス装置と、サービス総合ディジタル網に接続された網イ
ンタフェース装置と、交換機全体を制御する中央処理制
御装置とを備え、 前記端末インタフェース装置は、各端末装置からのＤチ
ャネル信号を呼制御信号データとＤチャネルパケットデ
ータとに分離する分離手段と、この分離手段によって分
離されたＤチャネルパケットデータを各端末装置分論理
多重する多重手段と、この多重手段によって論理多重さ
れたＤチャネルパケットデータを送信先のサービス総合
ディジタル網のアドレスに置き換えて、前記時分割スイ
ッチにおいてあらかじめ割り当てられたＤチャネルパケ
ットデータ用ポートに対して固定的に前記時分割スイッ
チ内で構成された通話路を介して前記網インタフェース
装置へ送信するＤチャネルパケットサービス総合ディジ
タル網方向送信手段と、前記サービス総合ディジタル網
から前記網インタフェース装置を経由して送られてきた
Ｄチャネルパケットデータを前記時分割スイッチから受
信し、網からのアドレスを各端末装置側のアドレスに読
み替えて対応する端末装置に送信するＤチャネルパケッ
ト各端末装置方向送信手段とを有し、 前記網インタフェース装置は、論理多重されたＤチャネ
ルパケットデータを前記時分割スイッチにおいてあらか
じめ割り当てられたＢチャネルあるいはＤチャネルに対
応するポートに対して前記固定的に前記時分割スイッチ
内で構成された通話路を介してＤチャネルパケットデー
タのアドレスを変更することなく前記端末インタフェー
ス装置と送受信する送受信手段を有することを特徴とす
るディジタル電子構内交換機。 - 【請求項２】 前記分離手段は、分離した呼制御信号デ
ータを中央処理制御装置へ送ることを特徴とする請求項
１記載のディジタル電子構内交換機。
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|---|---|---|---|
| JP12175192A JP3082421B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | ディジタル電子構内交換機 |
| US08/061,388 US5398246A (en) | 1992-05-14 | 1993-05-14 | ISDN private local switching system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12175192A JP3082421B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | ディジタル電子構内交換機 |
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|---|---|
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| JP3082421B2 true JP3082421B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=14818988
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP12175192A Expired - Fee Related JP3082421B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | ディジタル電子構内交換機 |
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-
1993
- 1993-05-14 US US08/061,388 patent/US5398246A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| US5398246A (en) | 1995-03-14 |
| JPH05316149A (ja) | 1993-11-26 |
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