JP3081875U - 循環式塗装ブース装置 - Google Patents

循環式塗装ブース装置

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JP3081875U JP2001003046U JP2001003046U JP3081875U JP 3081875 U JP3081875 U JP 3081875U JP 2001003046 U JP2001003046 U JP 2001003046U JP 2001003046 U JP2001003046 U JP 2001003046U JP 3081875 U JP3081875 U JP 3081875U
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屋芳 宮本
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株式会社カーボ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗装ブース内における塗装作業を、大気汚染
を防止し、塗装作業の安全性を確保し、しかも高品質で
行う。 【解決手段】 塗装ブース3の前部に吸引室6を設け、
その天井部7に吹出室9を設け、又その後側上部に給気
室10を設ける。吸引室6に設けた循環ファン57を稼
働させると、塗装ブース3内の塗装排ガスが吸引室6内
に吸引され、ミスト除去フィルタ22で塗装ミストが除
去されると共に活性炭フィルタ50aで有機溶剤成分が
除去され、その後、粉塵除去フィルタ56で活性炭の粉
塵が除去される。このように浄化処理された空気が吹出
室9に供給され、吹出フィルタ72を通して塗装ブース
3内に下向きに吹き出される。又給気室10内に納設さ
れた給気ファン82の稼働によって吸引された外気が、
給気フィルタ81を通して塗装ブース3内の後部側で下
向きに吹き出され、該後部側で発生した余分の塗装ミス
トが下方向に移動せしめられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、塗装ブース内で発生した塗装排ガスを適切に浄化処理してこれを循 環させると共に塗装ブースの後側の上部から外気をブース内に供給させることに より、大気汚染を防止できると共に高品質の塗装を可能とし、又塗装作業の安全 性を確保せしめる循環式塗装ブース装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車が出入り可能に構成された塗装ブース内で自動車ボディーの被塗装部分 を塗装する従来の塗装ブース装置は、塗装ブースに対して強制的な空気の供給と 排気を行い、その排気により、塗装に伴う余分の塗装ミストを大気に放出する構 成のものであったため、塗装排ガスに含有されている有機溶剤成分等が大気汚染 を引き起こす問題があり、周辺住民から塗装施設の移転を求められるケースも生 じていた。
【0003】 そこで、この塗装排ガスを所要に浄化処理してこれを循環させるように構成さ れた循環式塗装ブース装置が、特開昭57−75121号公報で提案された。こ の循環式塗装ブース装置は、フィルタで除塵された外気を塗装ブース内に送給す ると共に、該塗装ブースから排出される塗装排ガスについては、含有されている 塗装ミストや有機溶剤成分を除去して浄化した後、この浄化された空気を塗装ブ ースに戻して排気を循環させる構成のものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記公報には、塗装ブース内に外気を導入することと、塗装排ガスを所要に浄 化処理して循環させるという基本的な技術については開示されているが、排気循 環を効率的に行わせるために外気を如何にして導入するか、又、塗装ブース内に おける塗装作業の安全性を向上させるために外気を如何にして導入するか、更に 、塗装品質を向上させるために外気を如何にして導入するか、等の点については 全く記載がない。
【0005】 かかることから前記従来の循環式塗装ブース装置は、その実施化のためには更 に改良の余地があったのである。
【0006】 本考案は、従来装置の前記課題に鑑みて開発されたものであり、塗装排ガスを 適切に浄化処理して循環させることにより大気汚染を防止できるのは元より、塗 装ブース内への適切な外気導入を図ることによって、塗装作業の安全性向上と塗 装品質の向上を達成せしめる循環式塗装ブース装置の提供を目的とするものであ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案は以下の手段を採用する。 即ち本考案に係る循環式塗装ブース装置は、閉じた塗装ブースの前部に吸引室 が設けられると共に、該塗装ブースの天井部には吹出室が設けられ、又該塗装ブ ースの後側の上部には給気室が設けられてなる。そして前記吸引室には、前記塗 装ブース内で発生した余分の塗装ミストを除去するミスト除去フィルタと、該ミ スト除去フィルタを通過した空気に含有されている有機溶剤成分を除去する溶剤 除去フィルタと、該溶剤除去フィルタを通過して浄化された空気の一部は屋外に 放出させると共に残余の空気は前記吹出室に導入させ、該導入された空気を吹出 フィルタを通して前記塗装ブース内に下向きに吹き出させる循環フアンとが設け られ、又前記給気室には、吸引した外気を給気フィルタを通して塗装ブース内に 下向きに吹き出して、塗装ブースの後部側で発生した余分の塗装ミストを下方向 に移動させるようになされた給気ファンが納設されており、該給気ファンからの 外気供給により、塗装ブース内の空気圧をプラス圧に設定するようになされてい る。又、前記吹出室及び前記給気室から塗装ブース内に供給された空気は、前記 循環ファンの稼働によって、前記吸引室内に吸引されて前記ミスト除去フィルタ 及び前記溶剤除去フィルタを通過せしめられるようにしたことを特徴とするもの である。
【0008】 前記循環式塗装ブース装置は好ましくは、自動車ボディの塗装に応用され、こ の場合は、前記塗装ブースは、自動車が出入り可能に構成される。
【0009】 又前記各循環式塗装ブース装置において、前記給気ファンは、塗装ブース内に 、略真下に向けて空気を吹き出すように構成するのがよい。又、前記給気ファン の稼働によって塗装ブース内に吹き出される空気の風向を可変とするのがよい。 この場合、前記給気フィルタの下側に、傾動可能のルーバーを配設し、該ルーバ ーの傾きの調節によって空気の風向を変更容易とするのがよい。
【0010】 又前記各循環式塗装ブース装置において、前記ミスト除去フィルタは、比較的 大きな塗装ミストを除去するメッシュの荒い一次フィルタと、それよりも小さな 塗装ミストを除去するメッシュの細かい二次フィルタとから構成し、該二次フィ ルタを通過した空気が、活性炭フィルタとして構成された前記溶剤除去フィルタ を通過する如くなし、又、該活性炭フィルタで発生した活性炭の粉塵が粉塵除去 フィルタで除去される如くなし、該粉塵除去フィルタを通過して浄化された空気 が、前記循環ファンの稼働によって前記吹出室に導入されるように構成するのが よい。
【0011】 該循環式塗装ブース装置において、前記活性炭フィルタを、前後方向に幅広の 板状に形成し、その多数枚を、前記一次フィルタの左右方向の略全幅に亘って並 設し、該並設状態の活性炭フィルタ列間を通過する空気が整流されるように構成 するのがよい。
【0012】 前記各循環式塗装ブース装置において、天井部の前側部分を除いて、それより も後側に前記吹出室を設け、且つ、前記塗装ブース内に供給された空気が前記吸 引室の下側部分を通して吸引室内に吸引されるようになし、これにより、天井部 から吸引室に向かう斜め下向きの気流が生ずるように構成するのがよい。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1において本考案に係る循環式塗装ブース装置1は、自動車ボディの部分塗 装を行う簡易タイプの自動車専用装置として応用されており、自動車2が出入り 可能に構成された塗装ブース3の前部に吸引室6が設けられると共に、該塗装ブ ース3の天井部7には吹出室9が設けられ、又該塗装ブース3の後側上部には給 気室10が設けられている。そして前記天井部7は、図1、図3〜4に示すよう に、床面11に立設された前面板12の上端において、該床面11と平行して後 方に延長する如く配設され、該前面板12と等幅に形成されており、工場建屋の 天井に、図示しない吊りボルトを介して吊下されている。
【0014】 そして、該天井部7の下方空間15の左右の側部16,16は、例えば図1〜 2に示すように、帯電防止機能を有する塩化ビニル製のカーテン18a1,18 a2,19a1,19a2からなる開閉体18,19で開閉可能とされ、又、前 記空間15の後部17も、前記と同様のカーテン20aからなる開閉体20で開 閉可能とされている。これらのカーテン18a1,18a2,19a1,19a 2,20aは、図3、図5に示すように、前記天井部7の左右縁部及び後部縁部 の下面7aに連続して配設されたカーテンレール21(図3、図5)に案内され て開閉可能となされている。又前記下面7aには、図5、図1〜2に示すように 、前記カーテンレール21の外側に位置させて、例えば塩化ビニル製の垂れ片2 3の上端23aが固定されている。該垂れ片23は、吊下された前記カーテンの 吊下部分23をその外側から覆って、該吊下部分24に生ずる隙間から塗装排ガ スが塗装ブース外に漏れるのを効果的に防止している。
【0015】 そして、これらのカーテンの下端部分には、図5〜6に示すように袋状部8が 形成され、例えばチエンからなる重りWが、該袋状部8の長さ方向に延長する如 く収容されている。又、該袋状部8の下端には裾片14が連設され、該裾片14 の下端部分14aが、図6に示すように、床面11に屈曲状態で密接する。そし て該開閉体18,19,20を閉じることにより、前記閉じた塗装ブース3を形 成できると共に、後部の開閉体20を図7に示すように開くことによって、矢印 で示すように、自動車2を塗装ブース3内に出入りさせ得る如く構成されている 。なお図3においては説明の便宜上、開閉体18,19,20及び垂れ片22を 省略して、カーテンレール21のみを示している。又図4においてはカーテンを 省略している。
【0016】 前記吸引室6は、塗装ブース3内で発生した塗装排ガスをミスト除去フィルタ 22を通して吸引するものであり、図1、図3〜4、図8〜9に示すように、前 記前面板12を後面部24として前方に突出する直方体箱状に形成されている。 そして該後面部24の左右方向長さは、前面板12の左右方向長さよりも若干小 さく設定されると共に、吸引室6の上面部25は、前記天井部7の稍下側に位置 せしめられている。又、かかる構成を有する吸引室6の後面部24の上側の部分 の左右側は覆板26,26で塞がれると共に、該上側の部分の中央部には、蓋板 27で閉蓋される点検口29が設けられ、又該後面部24の下側の部分は吸引口 30とされている。該吸引口30は本実施の形態においては、左右方向に3つに 区画されており、各区画31には、フィルタ板32が着脱可能に取り付けられて いる。そして該フィルタ板32には、塗装ブース3内で発生した余分の塗装ミス トの内、比較的大きなものを除去するメッシュの荒い一次フィルタ33(前記ミ スト除去フィルタ22の一構成要素)が設けられている。
【0017】 又図1、図8〜9に示すように、前記後面部24の稍前側に位置させて、第1 の仕切り35が前記床面11に立設状態に設けられると共に、該仕切り35の上 端と前記吸引口30の上縁部とは塞ぎ板37で塞がれている。又該仕切り35の 下側の部分には開口39が設けられ、該開口39は左右方向に5つに区画されて いる。そして各区画にはフィルタ板41が着脱可能に取り付けられ、該フィルタ 板41には、前記塗装ブース3内における余分の塗装ミストの内、比較的小さな ものを除去するメッシュの細かい二次フィルタ42(前記ミスト除去フィルタ2 2のもう一つの構成要素)が設けられている。
【0018】 又前記フィルタ板41の稍前側に位置させて、第2の仕切り43が前記床面1 1に立設されており、図9に示すように、該第2の仕切り43の上端と前記第1 の仕切り35の前記開口39の上縁部とが覆板47で塞がれている。そして該第 2の仕切り43は、その開口44が左右方向に例えば36に区画されており、各 区画48には、前記二次フィルタ42を通過した空気に含有されている有機溶剤 成分を除去する活性炭が収容された、前後方向に幅広の板状をなす活性炭フィル タ50aとしての有機溶剤除去フィルタ50の2枚が、図9〜10に示すように 、後で開いて前が閉じたV字状を呈する如く並設され、両前端49,49が受け 柱51で支持されており、各有機溶剤除去フィルタ50aは着脱可能である。そ して、並設された有機溶剤除去フィルタ50の上部全体を覆うように覆い板52 が設けられ、V字状に組み合わされた隣り合う2枚の有機溶剤除去フィルタ50 ,50間にその後側から流入した空気は、前記覆い板52によって上方への移動 が阻止され、図10に矢印で示すように、該フィルタ50を通過して前方へのみ 流れる。
【0019】 又図1、図9に示すように、前記活性炭フィルタ50aが左右方向に並設され てなる部分の稍上側に位置させて、第3の仕切り52が水平に配設され、該仕切 り52は左右方向に3つに区画されている。そして各区画53には、前記活性炭 フィルタ50aを前方向に通過した空気中に含まれている活性炭の粉塵を除去す るためのフィルタ板55が着脱可能に取り付けられており、該フィルタ板55に は、前記活性炭フィルタ50aを通過した空気に含まれている活性炭の粉塵を除 去するための粉塵除去フィルタ56が設けられている。
【0020】 又図1、図11に示すように、前記第3の仕切り52の上側に位置させて、例 えばシロッコファンを以って構成された循環ファン57が、左右の吸引口58, 58を前記吸引室6内に位置させて配設されており、その排気口59は吸引室6 の前記上面部25で開放されている。該排出口59はダクト60を介して前記吹 出室9の前端に連結されている。そして該ダクト60の中間部には、余剰の空気 を外部(本実施の形態においては工場建屋内)に放出させるための排気ダンパー 61が連結されている。
【0021】 又前記天井部7は図1、図3、図12に示すように、左右側部が照明器具取付 部分62,62とされると共に中央部分は、上下厚さが厚く且つ前後方向に長い 空洞部分63として形成されている。該空洞部分63は、図1及び、図2の天井 カバー板64を取り外して示す図12に示すように、その後側で、仕切り板65 により2分割されており、前側の空洞部分は前記吹出室9を構成する一方、後側 の空洞部分は前記給気室10を構成する。又該吹出室9の前後方向長さは例えば 3800mm程度に設定されると共に、給気室10の前後長さは例えば800m m程度に設定されている。そして左右の照明器具取付部分62,62には、図3 に示すようにその下面側で、照明器具66が前後方向に3か所設けられている。
【0022】 又前記天井部7の下面は、その前側の略1/3部分67が盲に形成される共に 、その後側の部分69は、前後方向に2分割され且つ左右に方向に3分割されて 6つの区画を有し、各区画にはフィルタ板71が着脱可能に取り付けられている 。そして該フィルタ板71には、該吹出室9に導入された空気を最終的に除塵す ると共に、塗装ブース3内への空気の供給を均一化させる目的で、吹出フィルタ 72が設けられている。
【0023】 又前記給気室10の上面及び後面には、図1、図2〜4に示すように、新鮮な 外気を取り入れるためのフィルタ付き外気取入口75,76が設けられると共に 、該給気室10の下面は左右方向に2分割され、各区画にはフィルタ板80が着 脱可能に取り付けられている。該フィルタ板80には、取り入れられた外気を更 に除塵すると共に、塗装ブース3内への空気の供給を均一化させる目的で、給気 フィルタ81が設けられている。
【0024】 又前記給気室10の内部は、図1、図12に示すように、傾斜板77で2分割 されると共に、その左右方向中央部に設けられた取付口に給気ファン82が配設 されており、該給気ファン82の、垂直線に対する前方向への下方傾斜の角度は 約15度に設定されている。
【0025】 然して、かかる構成を有する塗装ブース装置1によるときは、図7に示すよう に後部の開閉体20を開いて、自動車2を塗装ブース3内に入れ、その後図1〜 2に示すように、後部の開閉体20を閉じる。この状態で前記循環ファン57を 稼働させると、清浄な空気が前記吹出室9に導入され、該導入された空気は、前 記吹出フィルタ72により更に除塵されると共に該吹出フィルタ72の風量均一 化作用によって、吹出室9の下面の各部から略均一な風量で塗装ブース3内に、 図1に矢印で示すように吹き出されることになる。同時に前記給気ファン82は 、その稼働により、前記外気取入口75,76のフィルタを通して外気を給気室 10内に吸引せしめ、これを、給気室10の前記給気フィルタ81を通して徐塵 し、塗装ブース3内に、図1に矢印で示すように下向きに吹き出させる。該給気 フィルタ81は、給気室10の下面全体に亘って設けられているため、給気フィ ルタ81の風量均一化作用により、給気室10の下面の各部から略均一な風量で 新鮮な空気が塗装ブース3内に吹き出されることとなる。そして前記給気ファン 82は、図1に示すように前方に向け下方に稍傾斜しているため、その吹き出し の方向は、図1に矢印で示すように、前方に向け下方に稍傾斜した状態(略真下 の状態)となり、この供給された空気が、塗装ブース3の後部側で発生した余分 の塗装ミストを下方向に速やかに移動させる。そして該給気ファン82による外 気導入で、塗装ブース3内の空気圧をプラス圧に設定できる。
【0026】 前記吹出室9及び前記給気室10から塗装ブース内3に供給された空気は、前 記循環ファン57の稼働によって、図1に矢印で示すような状態で、前記吸引室 6内に吸引せしめられる。
【0027】 なお、前記循環ファン57は前記給気ファン82に比して強力であり、該循環 ファンは、例えば毎分186立方メートルの風量を有するのに対し、該給気ファ ンは、例えば毎分33立方メートルの風量を有するものである。従って、給気フ ァン82の稼働が、循環ファン57の稼働による空気循環を阻害することはない 。
【0028】 前記循環ファン57及び前記給気ファン82をこのように稼働させながら自動 車ボディーの被塗装部分に塗装ミストを吹き付けて塗装を施すのであるが、前記 吹出室9から塗装ブース3内に供給される空気は浄化されているために、塗装作 業の安全を確保できる。特に、塗装ブース3の後部側89で塗装作業を行う場合 は、前記給気室10から空気が下向きに吹き出すことにより、発生した余分の塗 装ミストを下方向に移動させて、塗装ミストが舞い上がるのを防止できる。作業 者が塗装ミストを吸引しにくいように、例えば作業者の腰よりも下に移動させる 。然も、このように吹き出す空気は新鮮な外気であることから、健康上の安全を 一層確保して塗装作業を行うことができる。
【0029】 もしも、前記給気ファン82が設けられていないとすれば、塗装ブース3内に おける空気の循環は達成されるであろうが、塗装ブースの後部側89に空気の滞 留部分が発生しやすくなり、その部分での有機溶剤密度が高まることになる。そ の結果、塗装ブース3の前部側90を塗装作業場所とせざるを得ないのを、本考 案によるときは、塗装ブースの前部側90の塗装作業条件を悪くすることなく、 空気の滞留状態が解消されしかも新鮮な空気が導入される、塗装ブースの後部側 89を、一層良好な塗装作業場所となし得る。
【0030】 又前記のように、塗装ミストを下方向に移動させ得ることから、飛散した塗装 ミストが塗装面に付着するのを防止でき、塗装品質を向上させ得ることともなる 。
【0031】 又塗装ブース3内の空気圧がプラス圧になることから、前記吹出フィルタ72 や給気フィルタ81以外からの空気が塗装ブース3内に流入することにより該塗 装ブース内にゴミや埃が進入するのを防止でき、従って、これらが付着すること による塗装品質の低下を防止できることとなる。
【0032】 そして、前記吹出室9及び前記給気室10から塗装ブース3内に供給された空 気は、前記循環ファン57の吸引作用により、吸引室6の前記ミスト除去フィル タ22に向けて移動せしめられる。この移動は、前記給気ファン82の稼働によ って、前記給気室10から下向きに空気が吹き出すため、塗装ブースの後部側8 9における空気の滞留を生じさせることなく円滑に行われる。特に吸気室19か ら供給された空気は例えば図1に矢印で示すように、作業者の膝位置までは下向 きに移動し、その後は、L字に屈曲して床面11に沿う状態で吸引室6に向けて 移動する。
【0033】 そして該吸引室6においては、比較的大きな塗装ミストは前記一次フィルタ3 3で除去されると共に、それよりも小さな塗装ミストは前記二次フィルタ42で 除去される。この際、前記活性炭フィルタ50aの前記並列がもたらす空気の整 流作用により、前記一次フィルタ33の略全面及び二次フィルタ42の略全面で 塗装ミストを略均一の状態に捕獲でき、塗装ミストの除去が効率良く行われるこ ととなる。
【0034】 そして、該ミスト除去フィルタ22を通過した空気に含有されている有機溶剤 成分は、前記活性炭フィルタ50aである溶剤除去フィルタ50を図10に矢印 で示す方向に通過することによって浄化される。活性炭フィルタ50aは、本実 施の形態においては、含有されている有機溶剤成分の少なくとも95%程度を除 去できるものを用いるのがよい。このように浄化された空気は、その後、前記粉 塵除去フィルタ56を図1、図9に矢印で示すように通過する。この通過により 、前記活性炭フィルタ50aで発生した活性炭の粉塵を除去できる。該粉塵除去 フィルタ56を通過して更に浄化された空気は、図11に矢印で示すように、前 記循環ファン57の吸引口58に流入し、その排気口59から、ダクト60を介 して前記吹出室9内に導入される。なお、前記給気室10からの外気供給によっ て塗装ブース3内の圧力が必要以上に高まるのを防止するため、余分の空気が図 11に矢印で示すように前記排気ダンパー61を介して外部に放出される。これ により吸引室6で吸引された排気の大半が吹出室9に戻されることとなり、余剰 の空気のみが外部に放出されるに過ぎないため、外部への放出を最小限度に抑制 できることとなる。しかも、前記一次フィルタ33及び二次フィルタ42で塗装 ミストが殆ど除去され、又前記活性炭フィルタ50aにより有機溶剤成分の殆ど が除去され、然も前記粉塵除去フィルタ56により活性炭の粉塵が殆ど除去され るため、排気ダンパー61から外部に放出される排気による汚染の影響は殆どな い。
【0035】 そして、前記吹出室9内に導入された浄化空気は、前記吹出フィルタ72を通 過して塗装ブース内3内に下向きに吹き出される。この吹き出しは、該吹出フィ ルタ72により、それまでの工程で除去されなかった塗装ミスト等が更に除去さ れて行われると共に、該吹出フィルタ72の風量均一化作用により、吹出室9の 下面の各部から塗装ブース3内に浄化空気が略均一状態で吹き出されることにな る。
【0036】 前記のように、塗装ブース3の後部側89(図1)が良好な塗装作業場所とな るため、自動車ボディの後部が被塗装部分となるときは、自動車2を塗装ブース 3内に前進で入れ、逆に自動車ボディの前部が被塗装部分となるときは、自動車 2を塗装ブース3内にバックで入れるのがよい。
【0037】 なお、前記一次フィルタ33、二次フィルタ42、活性炭フィルタ50a、粉 塵除去フィルタ56、吹出フィルタ72及び給気フィルタ81は、何れも前記の ように着脱可能であるため、装置のメンテナンスを良好に行うことができる。又 前記活性炭フィルタは、その再生処理を行うことにより繰り返し使用が可能であ る。
【0038】 〔その他の実施の形態〕 (1) 本考案に係る塗装ブース装置は、図13に示すように、前記給気フィルタ8 1の下側に、垂直面内で傾動可能のルーバー83を所要間隔を置いて並設して構 成されたルーバー装置78を設け、該給気フィルタ81から塗装ブース3内に吹 き出す空気の吹き出し方向を、塗装条件に合わせて変更可能とすることもある。 図13において、実線の矢印と一点鎖線の矢印は、異なる空気の吹き出し方向を 示すものである。 例えば、自動車ボディの被塗装部分が稍前側である場合は、ルーバー83を図 13に一点鎖線で示すように前方向に傾けることにより、その部分で発生した塗 装ミストを下方向に効率よく移動させることができる。
【0039】 (2) 本考案に係る塗装ブース装置におけるフィルタは、溶剤除去フィルタが活性 炭フィルタでない場合、前記粉塵除去フィルタを省略することもある。
【0040】 (3) 本考案に係る塗装ブース装置は、自動車以外の塗装にも応用できる。
【0041】 (4) 本考案に係る塗装ブース装置は、自動車ボディの塗装に応用されることの他 、木工製品やプラスチック製品等の各種物品の塗装に応用できる。
【0042】
【考案の効果】
本考案に係る塗装ブース装置によるときは、塗装ブース内で発生した塗装排ガ スを適切に浄化処理して循環させることにより大気汚染を防止できるのは元より 、塗装ブース内への適切な外気導入を図ることによって、塗装作業の安全性向上 と塗装品質の向上を達成できる。以下これを具体的に説明する。
【0043】 (1) 本考案に係る塗装ブース装置は、塗装ブースの後側の上部に給気室を設ける と共に該給気室に給気ファンを納設し、その稼働により、吸引した外気を給気フ ィルタを通して塗装ブース内に下向きに吹き出させ、塗装ブースの後部側で発生 した余分の塗装ミストを下方向に移動させるように構成されているため、塗装ブ ースの後部側に空気の滞留部分が発生するのを防止して、塗装ブース内で発生し た塗装排ガスの略全てを円滑に吸引室に移動させることができ、該塗装排ガスを 効率良く浄化処理できることとなる。
【0044】 (2) 本考案に係る塗装ブース装置によるときは、吹出室から塗装ブース内に供給 される空気が浄化されているために、塗装作業の安全を確保できる。又本考案は 、塗装ブースの後側の上部に給気室を設けているために、塗装ブースの後部側で 塗装作業を行う場合は、該給気室から吹き出す空気によって、発生した余分の塗 装ミストを下方向に移動させ、これが舞い上がるのを防止できる。然も、このよ うに吹き出す空気は新鮮な外気であることから、健康上の安全を一層確保して塗 装作業を行うことができる。 又前記のように、塗装ミストを下方向に移動させることができるため、飛散し た塗装ミストが塗装面に付着するのを防止でき、塗装品質を向上させ得ることと もなる。加えて、塗装ブース内の空気圧がプラス圧になることから、前記吹出フ ィルタや給気フィルタ以外からの空気が塗装ブース内に進入することによって塗 装ブース内にゴミや埃が進入するのを防止でき、従って、これらが付着すること による塗装品質の低下も防止できる。
【0045】 (3) 本考案に係る塗装ブース装置において、該給気ファンの稼働によって塗装ブ ース内に吹き出される空気の風向をルーバー装置等によって可変とするときは、 塗装ブース内における塗装条件に合わせて風向を変更できる。例えば、自動車ボ ディの被塗装部分が稍前側である場合は、風向を前方向に傾けて、発生した塗装 ミストを下方向に移動させるようになすことができる。
【0046】 (4) 吸引室に設けるミスト除去フィルタを、比較的大きな塗装ミストを除去する メッシュの荒い一次フィルタと、それよりも小さな塗装ミストを除去するメッシ ュの細かい二次フィルタとで構成し、該二次フィルタを通過した空気が、活性炭 フィルタとしての溶剤除去フィルタを通過する如くなし、又、該活性炭フィルタ で発生した活性炭の粉塵が粉塵除去フィルタで除去される如く構成するときは、 塗装排ガスの浄化処理をより確実に行うことができ、余剰の排気を大気に放出し た場合も、大気汚染を防止できると共に、浄化された空気を塗装ブース内に供給 できて、塗装作業の安全と塗装品質の向上を期し得る。 この場合、特に、前記活性炭フィルタを前後方向に幅広の板状とし、その多数 枚を、前記一次フィルタの左右方向の略全幅に亘って並列せしめ、該並列された 活性炭フィルタ列間を通過する空気を整流するように構成するときは、前記一次 フィルタの略全面及び二次フィルタの略全面で塗装ミストを略均一の状態に捕獲 でき、塗装ミストの除去効率を向上させ得ることとなる。
【0047】 (5) 前記天井部の前側部分を除いて、それよりも後側に前記吹出室が設けられ、 且つ、塗装ブース内に供給された空気が前記吸引室の下側部分を通して吸引室内 に吸引されるように構成したときは、天井部から吸引室に向けての自然な斜めの 気流を形成できることとなり、塗装ブース内における塗装排ガスを吸引室で効率 よく吸引できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る循環式塗装ブース装置をその作用
と共に示す断面図である。
【図2】その全体斜視図である。
【図3】吸引室と天井部の構成を示す斜視図である。
【図4】吸引室と天井部の構成を示す斜視図である。
【図5】カーテンの吊下状態を示す中間を省略した断面
図である。
【図6】カーテンの下側部分に設けた袋状部を、収容さ
れた重りと共に示す部分斜視図である。
【図7】後部の開閉体を開いた状態を示す斜視図であ
る。
【図8】吸引室の構成を説明する一部欠切斜視図であ
る。
【図9】吸引室の構成を示す一部欠切斜視図である。
【図10】活性炭フィルタによる有機溶剤成分の除去作
用を説明する断面図である。
【図11】循環ファンの稼働に伴う、吸引室内における
空気の流れ状態を示す説明図である。
【図12】天井部の構造を説明する斜視図である。
【図13】ルーバー装置を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 循環式塗装ブース装置 2 自動車 3 塗装ブース 6 吸気室 7 天井部 9 吹出室 10 給気室 11 床面 18 開閉体 19 開閉体 20 開閉体 22 ミスト除去フィルタ 33 一次フィルタ 42 二次フィルタ 50 有機溶剤除去フィルタ 50a 活性炭フィルタ 56 粉塵除去フィルタ 57 循環ファン 72 吹出フィルタ 81 給気フィルタ 82 給気ファン

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉じた塗装ブースの前部に吸引室が設け
    られると共に、該塗装ブースの天井部には吹出室が設け
    られ、又該塗装ブースの後側の上部には給気室が設けら
    れてなり、 前記吸引室には、前記塗装ブース内で発生した余分の塗
    装ミストを除去するミスト除去フィルタと、該ミスト除
    去フィルタを通過した空気に含有されている有機溶剤成
    分を除去する溶剤除去フィルタと、該溶剤除去フィルタ
    を通過して浄化された空気の一部は屋外に放出させると
    共に残余の空気は前記吹出室に導入させ、該導入された
    空気を吹出フィルタを通して前記塗装ブース内に下向き
    に吹き出させる循環フアンとが設けられ、又前記給気室
    には、吸引した外気を給気フィルタを通して塗装ブース
    内に下向きに吹き出して、塗装ブースの後部側で発生し
    た余分の塗装ミストを下方向に移動させるようになされ
    た給気ファンが納設されており、該給気ファンからの外
    気供給により、塗装ブース内の空気圧をプラス圧に設定
    するようになされており、 又、前記吹出室及び前記給気室から塗装ブース内に供給
    された空気は、前記循環ファンの稼働によって、前記吸
    引室内に吸引されて前記ミスト除去フィルタ及び前記溶
    剤除去フィルタを通過せしめられるようにしたことを特
    徴とする循環式塗装ブース装置。
  2. 【請求項2】 自動車が出入り可能に構成された閉じた
    塗装ブースの前部に吸引室が設けられると共に、該塗装
    ブースの天井部には吹出室が設けられ、又該塗装ブース
    の後側の上部には給気室が設けられてなり、 前記吸引室には、前記塗装ブース内で発生した余分の塗
    装ミストを除去するミスト除去フィルタと、該ミスト除
    去フィルタを通過した空気に含有されている有機溶剤成
    分を除去する溶剤除去フィルタと、該溶剤除去フィルタ
    を通過して浄化された空気の一部は屋外に放出させると
    共に残余の空気は前記吹出室に導入させ、該導入された
    空気を吹出フィルタを通して前記塗装ブース内に下向き
    に吹き出させる循環フアンとが設けられ、又前記給気室
    には、吸引した外気を給気フィルタを通して塗装ブース
    内に下向きに吹き出して、塗装ブースの後部側で発生し
    た余分の塗装ミストを下方向に移動させるようになされ
    た給気ファンが納設されており、該給気ファンからの外
    気供給により、塗装ブース内の空気圧をプラス圧に設定
    するようになされており、 又、前記吹出室及び前記給気室から塗装ブース内に供給
    された空気は、前記循環ファンの稼働によって、前記吸
    引室内に吸引されて前記ミスト除去フィルタ及び前記溶
    剤除去フィルタを通過せしめられるようにしたことを特
    徴とする循環式塗装ブース装置。
  3. 【請求項3】 前記給気ファンは、塗装ブース内に、略
    真下に向けて空気を吹き出すことを特徴とする請求項1
    又は2記載の循環式塗装ブース装置。
  4. 【請求項4】 前記給気ファンの稼働によって塗装ブー
    ス内に吹き出される空気の風向を可変としたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の循環式塗装ブース装置。
  5. 【請求項5】 前記給気ファンの稼働によって塗装ブー
    ス内に吹き出される空気の風向を、前記給気フィルタの
    下側に配設した、傾動可能のルーバーによって可変とし
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の循環式塗装ブ
    ース装置。
  6. 【請求項6】 前記ミスト除去フィルタは、比較的大き
    な塗装ミストを除去するメッシュの荒い一次フィルタ
    と、それよりも小さな塗装ミストを除去するメッシュの
    細かい二次フィルタとからなり、該二次フィルタを通過
    した空気が、活性炭フィルタとして構成された前記溶剤
    除去フィルタを通過する如くなされ、又、該活性炭フィ
    ルタで発生した活性炭の粉塵が粉塵除去フィルタで除去
    される如くなされており、該粉塵除去フィルタを通過し
    て浄化された空気が、前記循環ファンの稼働によって前
    記吹出室に導入されるように構成したことを特徴とする
    請求項1又は2記載の循環式塗装ブース装置。
  7. 【請求項7】 前記活性炭フィルタは、前後方向に幅広
    の板状をなし、その多数枚が、前記一次フィルタの左右
    方向の略全幅に亘って並設されており、該並設状態の活
    性炭フィルタ列間を通過する空気が整流されるように構
    成したことを特徴とする請求項6記載の循環式塗装ブー
    ス装置。
  8. 【請求項8】 前記天井部の前側部分を除いて、それよ
    りも後側に前記吹出室が設けられ、且つ、前記塗装ブー
    ス内に供給された空気が前記吸引室の下側部分を通して
    吸引室内に吸引されるようになし、これにより、天井部
    から吸引室に向かう斜め下向きの気流が生ずるように構
    成したことを特徴とする請求項1又は2記載の循環式塗
    装ブース装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018089572A (ja) * 2016-12-02 2018-06-14 アネスト岩田株式会社 塗装ブース
JP7453737B2 (ja) 2021-10-29 2024-03-21 ダイハツ工業株式会社 塗料ミスト除去装置

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JP2018089572A (ja) * 2016-12-02 2018-06-14 アネスト岩田株式会社 塗装ブース
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