JP3081460B2 - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP3081460B2 JP06198660A JP19866094A JP3081460B2 JP 3081460 B2 JP3081460 B2 JP 3081460B2 JP 06198660 A JP06198660 A JP 06198660A JP 19866094 A JP19866094 A JP 19866094A JP 3081460 B2 JP3081460 B2 JP 3081460B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話等の無線通信
装置をブースタ等の無線出力増幅器に接続した時の出力
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話装置からの無線送信出力
の制御は基地局からの情報によって無線出力レベルを切
替えて送出することが行なわれている。また、携帯電話
装置にブースタ(無線出力増幅器)を接続して無線出力を
増強することは一般的に行なわれている。たとえば、特
開平2−159155号公報(H04M1/00)に
は、送受信アンテナを備え制御信号に応じて送信出力レ
ベルを切り換える携帯無線機と、送受信アンテナを有す
る自動車等の移動体に設けられ前記携帯無線機を接続し
て送受信可能な搭載アダプタにより構成される無線電話
装置が記載されている。
【0003】ところで、携帯電話装置としては、従来よ
りアナログ方式が採用されていたが、将来にわたる需要
の増加が見込まれることから、最近デジタル方式が採用
され、より効率的な携帯電話システムが導入されるよう
になった。このデジタル方式の携帯電話は、PDCシス
テムとも呼ばれ、財団法人電波システム開発センター発
行の「ディジタル方式自動車電話システムの標準規格
(STD−27B)」にて詳細が決められている。
【0004】本規格によると、通話時の携帯電話装置の
無線送信出力は、着信時点または発信時点に、移動局が
移動局の種別情報を基地局に対し知らせることによって
決定される。すなわち規格では、移動局として移動局種
別I、II、IIIがあり、それぞれ最大送信出力が3W、2
W、0.8Wと決められている。従って、通話中に移動
局の状態の変化によって、携帯電話装置から基地局に対
して変更することは現行の標準規格では不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
技術に示されたアダプタを用いると、たとえば、通話中
に携帯電話装置をブースタに接続した時、通話開始時に
通知した最大送信出力を越える出力で送信を行ってしま
い、規格を満足しないと言う解決すべき課題があった。
【0006】本発明は、この問題点を解決し通話中に携
帯電話装置をブースタに接続しても、その通話開始時に
設定された最大送信出力を越えない制御手段を携帯電話
装置をブースタを一連とした構成で実現する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の従来技術の問題点
を改善するため本発明は、ブースタに接続して使用する
携帯電話機とからなる無線通信装置において、 該携帯
電話機は送信回路と、送受信を行うためのアンテナと、
前記送信回路から送出される送信信号を前記アンテナも
しくは前記ブースタのいずれかに選択的に送出するため
のスイッチと、前記送信回路の送信出力を制御する出力
制御回路と、前記ブースタが接続されたことを検出する
接続検出回路と、送信可能な最大送信出力を記憶する最
大送信出力記憶部と、増幅すべき増幅レベルを記憶する
増幅レベル記憶器とを有し、前記接続検出回路によって
通話中に前記携帯電話機に前記ブースタが接続されたこ
とが検出されると、前記最大送信出力から前記増幅すべ
き増幅レベルを減じたレベルを前記ブースタに送信し、
該レベル分増幅するよう前記ブースタの出力増幅回路の
増幅率を制御することにより、通話開始時点で設定され
ている最大送信出力を越えない送信出力にて送信される
ことを特徴とするものである。
【0008】また、本発明は、携帯電話機とブースタと
からなる無線通信装置において、該携帯電話機は送信回
路と、送受信を行うためのアンテナと、前記送信回路か
ら送出される送信信号を前記アンテナもしくは前記ブー
スタのいずれかに選択的に送出するためのスイッチと、
前記送信回路の送信出力を制御する出力制御回路と、前
記ブースタが接続されたことを検出する接続検出回路
と、送信可能な最大送信出力を記憶する最大送信出力記
憶器と、増幅すべき増幅レベルを記憶する増幅レベル記
憶器とを有し、前記ブースタは前記携帯電話機から送出
される送信信号を増幅する出力増幅回路と、該出力増幅
回路の増幅率を制御する制御回路とを有するとともに、
前記接続検出回路によって通話中に前記携帯電話機に前
記ブースタが接続されとが検出されると、前記最大送信
出力から前記増幅すべき増幅レベルを減じたレベルを前
記ブースタに送信し、前記ブースタの制御回路は該レベ
ル分増幅するよう前記出力増幅回路の増幅率を制御し、
通話開始時点で設定されている最大送信出力を越えない
送信出力にて送信されることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】通話中に携帯電話装置がブースタに接続された
ことを検出すると、通話中接続情報をブースタに通知す
る。さらに、接続時点で携帯電話装置からブースタへ増
幅レベル情報をブースタに通知し、携帯電話装置の送信
出力をブースタ側で、一定レベル増幅する出力制御を行
なうことによって、通話開始時に設定された最大送信出
力を越えない制御を実現する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例を実現するブロック図で
ある。図において1は携帯電話機、2はブースタであ
り、これらの携帯電話機1とブースタ2は、RF信号線
3および制御信号線4を介して接続される。5は携帯電
話機1の送信回路でありこの送信回路5は制御回路7に
よって制御される出力制御回路6に基づいて出力が制御
されるとともに、スイッチ8を介して、アンテナ19に
もしくはRF信号線を通じてブースタ2に選択的に出力
信号が送出される。制御回路7は増幅レベル記憶器9、
最大送信出力記憶器10、接続検出回路11および後述
のフローチャートに従って機器を制御するCPU12か
ら構成される。
【0011】一方、ブースタ2は、携帯電話機1からR
F信号線3を介して送られる送信信号を増幅する出力増
幅回路12、この出力増幅回路の出力を制御する出得よ
く制御回路14、制御回路15およびアンテナ16から
構成され、制御回路15は増幅レベル記憶器17および
CPU18から構成される。
【0012】携帯電話機1にブースタ2が接続された
時、携帯電話機1の接続検出回路11によってブースタ
2が接続されたことを検出する。この検出に従って接続
検出回路11は、携帯電話機CPU12にブースタ2が
接続されたことを通知する。携帯電話機CPU12は、
レジスタにブースタ接続状態中情報を蓄える。携帯電話
機CPU12には携帯電話機1が通話中もしくは待受中
かを示す情報が蓄えられており、携帯電話機CPU12
はこの情報に基づいて携帯電話機1にブースタ2が接続
された時点が通話中かまたは待受中かを判定する。通話
中にブースタ2が接続されたと判定された場合、携帯電
話機1、ブースタ2はそれぞれ図2(A)、(B)に示
されるフローチャートに従って動作する。
【0013】図2(A)は携帯電話機1の動作を示すフ
ローチャート、(B)はブースタ2の動作を示すフロー
チャートであり、以下、フローチャートに従って携帯電
話機1、ブースタ2の動作を説明する。
【0014】まず、携帯電話機1側では同図(A)に示
すようにCPU12の指示によって制御回路7から制御
信号線4を介して通話中に接続されたことを示す情報が
ブースタ2に送出される(ステップ101)。次に携帯
電話機CPU12は増幅レベル記憶器9に保持されてい
るブースタ2側で増幅させるレベル情報を制御回路7か
ら制御信号線4を介してブースタ2に送出する(ステッ
プ102)。さらに、制御回路7は、通話開始時に設定
された最大送信出力記憶器10に記憶されている出力レ
ベルから増幅レベル記憶器9に記憶されている出力レベ
ル分を引いた送信出力値をCPU12で計算し、その出
力値に基づき、出力制御回路6に制御信号を送り(ステ
ップ103)、出力制御回路6は送信出力を所望のレベ
ルに設定するようして送信回路5を制御する(ステップ
104)。この結果、レベル変更された出力が送信回路
5から出力される。同時に制御回路7は、スイッチ8を
切替え無線信号を携帯電話器アンテナ19からRF信号線
3へ供給し(ステップ105)、RF信号線3を介してブ
ースタ出力増幅回路13に入力される。そしてその後、
ステップ106で終話が検出されると、ブースタ2に終
話情報を伝送する(ステップ107)。
【0015】一方、ブースタ2の制御回路15は、制御
信号線4からの情報を常に受け取る状態にあり、携帯電
話機1からの通話中に接続されたという情報を制御信号
線4を介して受け取った時(ステップ201)、その情
報をブースタ2のCPU18に通知する。さらに、ブー
スタ制御回路6は携帯電話機1から増幅レベル情報を受
信すると(ステップ202)、CPU18に通知し増幅
レベル記憶器17に記憶する。ブースタCPU18は、
増幅レベル記憶器17に保持されている増幅させるレベ
ル情報に基づき制御回路15から出力制御回路14に増
幅レベル分出力を増幅するように指示を出す(ステップ
203)。出力制御回路14は、出力増幅回路13を制
御しレベル分増幅してアンテナ16から送出する(ステ
ップ204)。この動作は、制御回路15が、制御信号
線4から通信終了情報を受信するまで継続される(ステ
ップ205)。
【0016】このような制御を行うことにより、通話中
にブースタが接続された場合でも最大送信出力を越えて
送信されることはなく、またこのとき、ブースタでも一
定量増幅させるので、携帯電話機の増幅量は少なくてよ
く、消費電力が低減される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による無線
通信装置は携帯電話を通話中に、ブースタに接続しても
その設定された最大送信出力を越えない無線出力制御を
簡単な構成によって行うことが可能であり、規格定めら
れた出力を越える大きな出力で送信を行ってしまうと行
った問題が未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による無線通信装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による携帯電話機の処理内容
を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1 携帯電話機 2 ブースタ 3 RF信号線 4 制御信号線 5 携帯電話機送信回路 6 携帯電話機出力制御回路 7 携帯電話機制御回路 8 RF信号線切替えスイッチ 9 増幅レベル記憶器 10 最大送信出力記憶器 11 接続検出回路 12 携帯電話機CPU 13 ブースタ出力増幅回路 14 ブースタ出力制御回路 15 ブースタ制御回路 16 ブースタアンテナ 17 増幅レベル記憶器 18 ブースタCPU 19 携帯電話機アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/725 H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/20 - 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブースタに接続して使用する携帯電話機
    とからなる無線通信装置において、 該携帯電話機は送信回路と、 送受信を行うためのアンテナと、 前記送信回路から送出される送信信号を前記アンテナも
    しくは前記ブースタのいずれかに選択的に送出するため
    のスイッチと、 前記送信回路の送信出力を制御する出力制御回路と、 前記ブースタが接続されたことを検出する接続検出回路
    と、 送信可能な最大送信出力を記憶する最大送信出力記憶部
    と、 増幅すべき増幅レベルを記憶する増幅レベル記憶器とを
    有し、 前記接続検出回路によって通話中に前記携帯電話機に前
    記ブースタが接続されたことが検出されると、前記最大
    送信出力から前記増幅すべき増幅レベルを減じたレベル
    を前記ブースタに送信し、該レベル分増幅するよう前記
    ブースタの出力増幅回路の増幅率を制御することによ
    り、通話開始時点で設定されている最大送信出力を越え
    ない送信出力にて送信されることを特徴とする無線通信
    装置。
  2. 【請求項2】 携帯電話機とブースタとからなる無線通
    信装置において、 該携帯電話機は送信回路と、 送受信を行うためのアンテナと、 前記送信回路から送出される送信信号を前記アンテナも
    しくは前記ブースタのいずれかに選択的に送出するため
    のスイッチと、 前記送信回路の送信出力を制御する出力制御回路と、 前記ブースタが接続されたことを検出する接続検出回路
    と、 送信可能な最大送信出力を記憶する最大送信出力記憶器
    と、 増幅すべき増幅レベルを記憶する増幅レベル記憶器とを
    有し、 前記ブースタは前記携帯電話機から送出される送信信号
    を増幅する出力増幅回路と、 該出力増幅回路の増幅率を制御する制御回路とを有する
    とともに、 前記接続検出回路によって通話中に前記携帯電話機に前
    記ブースタが接続されたことが検出されると、前記最大
    送信出力から前記増幅すべき増幅レベルを減じたレベル
    を前記ブースタに送信し、前記ブースタの制御回路は該
    レベル分増幅するよう前記出力増幅回路の増幅率を制御
    し、通話開始時点で設定されている最大送信出力を越え
    ない送信出力にて送信されることを特徴とする無線通信
    装置。
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