JP3080064B2 - プラズマディスプレイパネルの駆動回路 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの駆動回路

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JP3080064B2
JP3080064B2 JP10122319A JP12231998A JP3080064B2 JP 3080064 B2 JP3080064 B2 JP 3080064B2 JP 10122319 A JP10122319 A JP 10122319A JP 12231998 A JP12231998 A JP 12231998A JP 3080064 B2 JP3080064 B2 JP 3080064B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示パネル駆動回路
に関し、特に、プラズマディスプレイパネル(PDP)
のように容量性発光セルでなる表示パネルの充放電電力
の回収および再利用機能を有する表示パネル駆動回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】PDPの表示セルへの充放電電力の回収
と再利用をするための電力回収回路は、特にデータIC
(データ電極ドライバー)による電力消費を抑え、さら
にその消費電力を補償するために構成されている。この
ような、表示セルへの充放電電力の回収と再利用は、近
年の省エネルギー化の傾向と、表示画像の高精細化、高
輝度化に伴う消費電力の上昇を抑制するために要求され
ている。
【0003】この要求に応えるために、例えば、特開平
9−146490にはデータICへ電力を供給する電源
の電力回収を行う表示パネル駆動回路が開示されてい
る。
【0004】この先行技術文献に開示されている手法
は、表示セルへの充放電電力の回収と再利用を電極毎に
個別に並行して行い、維持放電期間ばかりでなくデータ
書込み期間にも電力削減を図ることを意図している。以
下、この技術を公報記載技術と記す。
【0005】この先行技術においては、PDPの電極か
ら回収電流を回収し、回収した電力を再利用する周期に
ほぼ等しい固有周期をもつ直列共振LC回路を、複数の
単位電極ドライバー共用の回収電力蓄積部として備えて
いる。各単位電極ドライバーは第1、第2、第3、第4の
スイッチを備えている。走査電極またはデータ電極から
流れる回収電流は第1のスイッチによって回収電力蓄積
部に導通される。また、回収電力放出期間(維持放電期
間およびデータ書込み期間)には回収電力は第2のスイ
ッチを介して回収電力蓄積部から個別の表示用電極また
は表示セルに供給される。第3のスイッチおよび第4のス
イッチは、電流経路の抵抗成分による電力消費、並び
に、データ電極および走査電極による電力消費によって
走査パルスまたはデータパルスがそれぞれ走査パルスレ
ベルまたはデータパルスレベルに達しなくなり、または
基底レベル(通常は接地レベル)に達しなくなることを
防止するために走査電極またはデータ電極をそれぞれの
パルス電圧源、基底電圧源に接続する。
【0006】この公報記載技術の第1の長所は走査電極
毎およびデータ電極毎に電極ドライバーを設け、各電極
ドライバーにおいて電力回収動作と電力放出動作を同時
に並行して行うことができるようにスイッチの開閉タイ
ミングを制御することによって、維持駆動期間のみなら
ず、表示データ書き込み期間においても電力の回収と再
利用を行うことができる点にある。
【0007】また、この公報記載技術の第2の長所は、
複数の単位電極ドライバーに対して単一のコイル(共振
回路用コイル)を用いることによって単位電極ドライバ
ーの数が多くてもコイルの占める体積を低減させた点に
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前掲の公報記載技術
は、維持駆動期間のみならず、表示データ書き込み期間
においても電力の回収と再利用を行うことができるの
で、表示セルの点灯率が通常の値を示す場合には表示電
極ドライバーの消費電力削減に有効である。しかし、こ
の公報記載技術には、表示セルの点灯率によっては電力
回収動作を行うことが、逆に電力を消費してしまう場合
があるという問題点がある。
【0009】例えば表示セルの点灯率が特に高い場合、
すなわち、点灯するセルが多い場合にはデータICのデ
ータ電極のうち、ハイレベル状態をとる電極数が多くな
る。この状態でこのデータICのハイレベル状態のデー
タ電極がローレベル状態に遷移したときには、電力回収
動作を行うための回路やデータICの抵抗分によって多
数の表示セルから回収される電流の損失が生じてしま
う。データICの出力は、データ電極がハイレベルを維
持している期間には電力損失はゼロであるから、表示率
が高い場合には、電力回収回路を動作させることが、か
えって、消費電力を増加させることになる。また、表示
率が低い場合には回収する電力が無くても回収回路が動
作するので回収回路での無用な電力消費を生じてしまう
(後述の図5参照)。
【0010】本発明の目的は、表示パネルの表示率が高
い場合、および低い場合に非効率的な電力回収動作を行
って無用な電力を生じることがなく効率的な電力回収及
び回収電力の再利用をすることができるPDP駆動回路
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1のPDP駆動回路は、クロック信号
に同期してPDPのアドレス指定された表示セルに書き
込むR・G・Bデータを出力するアドレスコントロール
回路と、クロック信号に同期して、アドレスコントロー
ル回路から出力されたR・G・Bデータを入力してアド
レス指定されたデータ電極に、指定されたR・G・Bデ
ータを受信するデータICと、表示セルが放電するとき
には、放電電流の電力を回収し、表示セルが充電される
ときには回収した電力を放出する電力回収回路と、電力
回収回路が電力を回収し、および電力を放出するタイミ
ングを制御するタイミング制御回路とを有するPDPの
駆動回路であって、R・G・Bデータを入力し、表示レ
ベル、すなわち、表示セルを点灯させる論理レベルをも
つR・G・Bデータの、任意に設定された単位時間当た
りの総数、すなわち表示セルの点灯率を演算し、表示セ
ルの点灯率が所定の上限値より高く、または所定の下限
値より低い第1の点灯率領域に属するときには第1の論理
レベルの回収制御信号をタイミング制御回路に出力し、
該点灯率が前記下限値以上で上限値以下の第2の点灯率
領域に属するときには、第2の論理レベルの回収制御信
号をタイミング制御回路に出力する点灯率検出回路を有
し、タイミング制御回路は、第1の論理レベルの回収制
御信号を受信した場合には電力回収回路を制御して電力
の回収または電力の放出を非動作にし、第2の論理レベ
ルの回収制御信号を受信した場合には、電力回収回路を
制御して電力の回収動作および電力の放出動作を実行さ
せる。
【0012】本発明の第2のPDP駆動回路は、クロッ
ク信号に同期してプラズマディスプレイパネルのアドレ
ス指定された表示セルに書き込むR・G・Bデータを入
力して指定されたデータ電極に、指定されたR・G・B
データを受信するデータICと、前記表示セルが放電す
るときには、放電電流の電力を回収し、表示セルが充電
されるときには回収した電力を放出する電力回収回路
と、電力回収回路が電力を回収し、および電力を放出す
るタイミングを制御するタイミング制御回路とを有する
プラズマディスプレイパネルの駆動回路であって、デー
タICと電力回収回路とによって消費される電力を検出
し、検出された消費電力が設定された基準値以下のとき
には第1の論理レベルの回収制御信号をタイミング制御
回路に出力し、検出された消費電力が設定された基準値
より高いときには第2の論理レベルの回収制御信号をタ
イミング制御回路に出力する消費電力検出回路を有し、
タイミング制御回路は、第1の論理レベルの回収制御信
号を受信した場合には電力回収回路を制御して電力の回
収または電力の放出を非動作にし、第2の論理レベルの
回収制御信号を受信した場合には、電力回収回路を制御
して電力の回収および電力の放出を実行させる。
【0013】消費電力検出回路の一実施形態として、消
費電力検出回路はデータICと電力回収回路との間の、
電力を回収し放出する電流路に接続される。この場合に
は、消費電力検出回路は、データICと電力回収回路と
の間の、電力を回収し放出する電流路に直列に接続され
ている抵抗体と、該抵抗体の両端電圧を所定時間当たり
について積分する積分回路と、積分回路による積分結果
を前記所定の基準値と比較し、その積分結果が前記所定
の基準値以下の場合には第1の論理レベルの回収制御信
号を出力し、前記積分結果が前記所定の基準値より高い
場合には第2の論理レベルの回収制御信号を出力するコ
ンパレータを備えている。
【0014】
【作用】本発明の第1のPDP駆動回路においては、デ
ータICに入力されるR・G・Bデータのうち、表示レ
ベルをもつR・G・Bデータの単位時間当たりの総数、
すなわち、点灯率を求め、点灯率が所定の上限値より高
い場合(後述の図5では点灯率が90%以上の場合)、
または所定の下限値よりも低い場合(図5では点灯率が
10%以下の場合)を電力回収効率が低い場合と見做
し、電力回収回路による電力回収を抑止する。ここで、
表示レベルとは、表示セルにプラズマを生じさせる(表
示セルを点灯させる)ようにデータ電極電圧を制御する
論理レベルである。
【0015】本発明の第2のPDP駆動回路は、データ
ICと電力回収回路による消費電力を直接的に検出し
て、消費電力が設定された基準値以下のとき(図5では
データIC消費電力相対値が10%以下のとき)には電
力回収回路による電力回収を抑止する。
【0016】第2のPDP駆動回路の前掲の実施形態に
よる消費電力の検出は次の原理による。もし、データI
Cと電力回収回路による電力消費が無ければ、電力回収
回路によって回収された電力を点灯のために再利用する
とき、データ電極には設定された電圧レベルのパルスが
印加される筈である。そうして、この場合には、データ
ICから電力回収回路に回収される電流(回収電流)
と、点灯時に電力回収回路からデータICに放出される
電流(放出電流)とは大きさが等しく、逆向きになる。
したがって、この電流を抵抗体に流してその両端の電圧
を整数周期の期間にわたって積分すると、その積分結果
はゼロになる。
【0017】しかし、通常はデータICと電力回収回路
による電力消費があるので、電力回収回路によって回収
された電力を点灯のために再利用するとき、データ電極
に印加されるパルスレベルは所定の電圧レベルには達し
ない。したがって、データ電極に設定されたレベルのパ
ルスを印加するために、通常は、電力回収回路からデー
タICに電流が放出される期間(表示セルを充電する期
間)、すなわち、充電期間の終了時にデータ電極を補償
電源(クランプ電源)に接続して電力消費に起因するパ
ルスレベルの不足分を補償する。その結果、前記の抵抗
体の両端電圧は、前記補償電源によって補償された電力
分だけ、回収期間と充電期間との間に不均衡を生じる。
したがって、この両端電圧を所定期間にわたって積分す
ると、ゼロでない積分値を得る。この積分値はデータI
Cと電力回収回路とによる電力損失に該当する。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は、本発明のPDP駆動
回路の第1の実施形態を示すブロック図である。本実施
形態のPDP駆動回路はアドレスコントロール回路1、
データIC2、回収回路3、タイミング制御回路4、表
示セル点灯率検出回路(以下、点灯率検出回路と記す)
5を備えている。
【0019】アドレスコントロール回路1はクロック信
号に同期してPDPのアドレス指定された表示セル(図
示せず)に書き込むR・G・Bデータを出力する。デー
タIC2はクロック信号に同期してアドレスコントロー
ル回路1から出力されたR・G・Bデータを入力し、指
定されたアドレスのデータ電極に、指定されたR・G・
Bデータを印加する。点灯率検出回路5は、データIC
2に入力されるR・G・Bデータを入力し、任意に設定
された単位時間毎のハイレベルデータ(表示セルのプラ
ズマ状態を指定する論理レベルの制御信号)の総数、す
なわち表示セルの点灯率を演算し、表示セルの点灯率が
所定の上限以上および所定の下限以下のときには回収回
路3の非動作状態を指定し、該点灯率が前記下限以上で
上限以下のときには回収回路3の動作状態を指定する回
収制御信号Srecを出力する。
【0020】タイミング制御回路4はクロックと回収制
御信号Srecを入力し、回収制御信号Srecが、回収回路
3における回収・放出動作の非能動状態を指定する第1
の論理レベルのときには回収回路3の電力放出動作およ
び電力回収動作のタイミング(電力放出動作および電力
回収動作の期間)を制御する制御信号Sw1、Sw2を
非能動にし、かつ、回収回路3がデータIC2にデータ
電極の電源電圧を供給するタイミングを制御する制御信
号Sw3を能動にする。タイミング制御回路4は、回収
制御信号Srecが、回収回路3の動作状態を指定する第
2の論理レベルのときには、制御信号Sw1、Sw2お
よび制御信号Sw3を能動にする。
【0021】回収回路3は、制御信号Sw2が能動にさ
れた場合においてデータ電極がハイレベルからローレベ
ルになったとき、当該表示セルからの放電電流を回収し
て蓄積する。回収回路3は、制御信号Sw1が能動にさ
れた場合においてデータ電極がローレベルからハイレベ
ルになったときには、蓄積している回収電力を当該表示
セルに放出する。回収回路3は、制御信号Sw3が能動
にされた場合には、所定のタイミングでデータ電極に所
定のパルスレベルまたは所定の基底レベルを与える電圧
源にデータ電極を接続する。したがって、回収回路3
は、表示セルの点灯率が所定の上限値より高いとき、お
よび所定の下限値より低いときには回収回路の回収・放
出動作を非能動状態にし、該点灯率が前記下限値以上で
上限値以下のときには回収回路の回収・放出動作を能動
状態にする。
【0022】点灯率検出回路5は点灯率演算部6と点灯
率判定部7とを備えている。点灯率演算部6はB・R・
Gデータを入力し、所定の単位時間当たりの、ハイレベ
ル(表示セルを点灯させる制御信号レベル)のB・R・
Gデータの総数を演算し、その演算結果を点灯率として
出力する。そのために、点灯率演算部6は表示信号検出
回路8、カウンター9、加算器10を備えている。表示
信号検出回路8はB・R・Gデータを入力し、各色毎に
データの論理レベルをクロックに同期して検出し、ハイ
レベルを検出したときにはパルスを出力する。カウンタ
ー9は表示信号検出回路8の各色毎のパルスを計数す
る。加算器10は、カウンター9によって計数された各
色毎のパルス数を所定の単位時間当たりについて加算
し、点灯率として出力する。
【0023】点灯率判定部7は点灯率演算部6から出力
される点灯率を入力し、該点灯率が設定された最大値ma
xより高く、または設定された最小値minより低いときに
は第1の論理レベルの回収制御信号Srecを出力し、点
灯率が最小値min以上で、かつ、最大値max以下のときに
は第2の論理レベルの回収制御信号Srecを出力する。
点灯率判定部7はコンパレータ11および12、ORゲ
ート13によって構成されている。コンパレータ11の
反転入力端子には最大値maxが接続され、コンパレータ
12の非反転入力端子には最小値minが接続されてい
る。コンパレータ11の非反転入力端子およびコンパレ
ータ12の反転入力端子には、点灯率演算部6によって
演算された点灯率が入力されている。なお、本実施例に
おいては、回収制御信号Srecの第1の論理レベルはハ
イレベルであり、第2の論理レベルはローレベルであ
る。
【0024】図2は本実施形態の表示信号検出回路8の
構成図である。本実施形態の表示信号検出回路8は、B
・R・Gデータを色毎に入力するDフリップフロップ
(DF/F)によって構成されている。このDF/Fの
クロック入力端子にはアドレスコントロール回路1に入
力されたクロックと同一のクロックが入力される。Q出
力がカウンター9に入力される。
【0025】図3は本実施形態の回収回路3の回路図で
ある。回収回路3はスイッチSW1と電流の逆流阻止用
のダイオード41、スイッチSW2と逆流阻止用のダイ
オード42、データ電極に所定レベルの電圧を与える電
圧クランプ用電源にデータICを接続するスイッチSW
3、回収電力を蓄積する容量CおよびコイルLを備えて
いる。容量CとコイルLとは実質的に直列共振回路を構
成し、その共振周期は、表示セルへの充放電の周期とほ
ぼ等しくなるように設定されている。図中抵抗Rは、デ
ータIC、および、回収電流と放出電流との電流経路の
実効抵抗で、PDP駆動回路はこの抵抗で電力損失を生
じる。
【0026】図1の制御信号Sw1、Sw2、Sw3は
それぞれ図3のスイッチSW1、SW2、SW3を開閉
制御する。回収制御信号Srecがハイレベルのときに
は、スイッチSW1、SW2のうちの少なくとも1つが
オフ状態で、SW1、SW2の状態は固定され、スイッ
チ3はオン状態で固定される。したがって、R・G・B
データはデータICから表示マトリクスに入力されるけ
れども、回収動作は非能動状態になる。その結果、不必
要な回収動作を行わず、消費電力を減らすことができ
る。
【0027】図4は回収制御信号Srecがローレベルの
場合のスイッチSW1、SW2、SW3の動作を示すタ
イミング図である。まず、図の左端の期間から説明す
る。この期間にはスイッチSW1がオンからオフに遷移
し、次に点灯する表示セルへの回収電力の放出(次の表
示セルの充電)が終了する。しかし、電流経路の抵抗損
およびデータICの電力損失によって、放出された回収
電力のみでは当該表示セルを駆動するデータ電極の電圧
レベルを所定の値に到達させることができない。そのた
め、スイッチSW3をオンにしてクランプ用電源と当該
データ電極とを接続し、電圧レベルの不足分を補償す
る。この間に、表示セルのデータ電極と走査電極間の電
圧が放電閾値に達すると表示セルの放電(点灯)が開始
される。スイッチSW3がオンの期間はクランプ期間と
呼ばれている。
【0028】クランプ期間が終了すると、スイッチSW
2がオンになって回収期間T1が開始される。このと
き、コイルLの自己誘導のために、回収期間が開始され
ても直ちに回収電流が容量Cに蓄積されるわけではな
い。しかし、コイルLと容量Cの直列共振周期をほぼ回
収期間に等しく設定してあるので表示セルからの放電電
流の回収は、この回収期間にほぼ終了する。
【0029】次に、スイッチSW1がオンになって、充
電期間(表示セルへの充電期間)T2が開始される。本
実施形態では、LC共振周期で電力回収と放出を行うた
めに、この期間には、スイッチSW1とスイッチSW2
とを共にオンにする。(このように、回収電流回路のス
イッチSW2と充電電流回路(容量Cからの放出電流の
回路)のスイッチSW1とを同時に導通状態にするのは
次の理由による。もともと、回収電流と充電電流とは独
立な電流ではなく、LC直列共振回路の振動電流であ
る。容量Cに向かう回収電流が容量Cに蓄積された後
に、今度は容量Cから放出されて充電電流になる折り返
し時点で回収期間を終了して充電期間を開始するために
は、その折り返し時点の近傍のある時間幅では、回収電
流回路と充電電流回路の両方を導通状態にする必要があ
るからである。)次に、スイッチSW2がオフになる
と、スイッチSW3をオンにしてクランプ期間を開始す
る。回収制御信号Srecがローレベルのときには回収回
路は上記の動作を繰り返す。
【0030】以下、本実施形態の動作について説明す
る。アドレスコントロール回路1からのR・G・B各デ
ータ信号及び各セル毎のクロックは表示信号検出回路8
に入力され、入力信号がハイレベルの場合(表示信号の
場合)には表示信号検出回路8はハイレベルを出力す
る。この出力信号はカウンター9に送られ、ハイレベル
のデータ信号の数が計数される。この計数結果は加算器
10に送られR・G・B3色のハイレベルデータが加算
される。次に点灯率判定部7にて、演算された点灯率が
基準の点灯率(表示率)より低い、または基準の点灯率
より高いことが判定される。点灯率が基準の点灯率(表
示率)より低い、または基準の点灯率より高い場合に
は、電力の回収を行っても回収効率が低いので、タイミ
ング制御回路4の制御によって、回収回路3の回収動作
が抑止される。
【0031】図5は表示率(点灯率)に対するデータI
Cの消費電力相対値の一例を示すグラフである。図にお
いて電力回収が無い場合には、表示率が約50%までは
消費電力は表示率に比例して上昇する。そして、表示率
が約50%を過ぎると、消費電力は、今度は線形的に減
少する。表示率が大きい場合に表示率の増加と共に消費
電力が減少する理由は、前記したように、表示率が大き
いときには平均としてデータ電極がハイレベルを維持し
ている時間が長く、データ電極がハイレベルを維持して
いる期間には、データICの出力は損失がゼロであるか
らである。
【0032】図5の例では、表示率が約10%から約9
0%までは電力回収を行った場合には、電力回収を行わ
なかった場合よりも消費電力が格段に少ないけれど、表
示率が約10%、および約90%で両方の消費電力曲線
が交差し、表示率が10%以下、90%以上では、電力
回収を行わない方が消費電力が少ないことがわかる。し
たがって、この図の例では、表示率10%を、電力回収
を行う表示率の下限値MINに設定し、90%を電力回
収を行う表示率の上限値MAXにとれば効率的な電力回
収を達成することができる。
【0033】図6は本発明によるPDP駆動回路の第2
の実施形態を示す回路図である。本実施形態のPDP駆
動回路は、データIC62、回収回路63、タイミング
制御回路64、消費電力検出回路65を備えている。こ
のうち、データIC62、回収回路63、タイミング制
御回路64は、図1のデータIC2、回収回路3、タイ
ミング制御回路4と同一であるが、回収制御信号を生成
する消費電力検出回路65が、第1の実施形態の点灯率
検出回路5と異なっている。
【0034】消費電力検出回路は、データIC62と回
収回路63との間の、電力を回収し放出する電流路に接
続され、前記データIC62と回収回路63とによって
消費される電力を検出し、検出された消費電力が、設定
された基準値以下のときには第1の論理レベルの回収制
御信号Srecをタイミング制御回路64に出力し、検出
された消費電力が設定された基準値より高いときには第
2の論理レベルの回収制御信号Srecをタイミング制御
回路64に出力する。
【0035】前記タイミング制御回路は、第1の論理レ
ベルの回収制御信号を受信した場合には回収回路63を
制御して電力の回収または電力の放出を非動作にし、第
2の論理レベルの回収制御信号を受信した場合には、電
力回収回路を制御して電力の回収および電力の放出を実
行させることは第1の実施形態と同様である。
【0036】消費電力検出回路65は抵抗体66、積分
回路67、差動増幅器68、コンパレータ69を備えて
いる。抵抗体66はデータIC62と回収回路63との
間の、電力を回収し放出する電流路に直列に接続されて
いる。積分回路67は抵抗体66の両端電圧を所定時間
当たりについて積分する。差動増幅器68は積分回路に
よる積分結果を増幅する。コンパレータ69は差動増幅
器68の出力を所定の基準値VRと比較し、その比較結
果が基準値VR以下の場合には第1の論理レベルの回収
制御信号Srecを出力し、その比較結果が基準値VRよ
り高い場合には第2の論理レベルの回収制御信号Srec
を出力する。本実施形態においては、コンパレータ69
の反転入力端子には差動増幅器68の出力が接続され、
コンパレータ69の非反転入力端子には基準値VRが接
続されている。したがって、回収制御信号Srecの第1
の論理レベルはハイレベルであり、第2の論理レベルは
ローレベルである。
【0037】次に、本実施形態の動作を説明する。ま
ず、データICと回収回路とによる電力消費が非常に少
なく、ほぼ、ゼロの場合には、回収回路63によって回
収された電力を、点灯のために再利用するとき、データ
電極には設定された電圧レベルのパルスが印加される。
この場合には、データIC62から回収回路63に回収
される電流(回収電流)と、点灯のために回収回路63
からデータIC62に放出される電流(放出電流)とは
大きさが等しく、逆向きになる。したがって、この電流
によって抵抗体66の両端に生じる電圧を整数周期の期
間にわたって積分すると、その積分結果は略ゼロにな
る。データIC62と回収回路63による電力消費が大
きい場合には、回収回路によって回収された電力を点灯
のために再利用するとき、データ電極に印加されるパル
スは所定のパルスレベルに達しない。したがって、デー
タ電極には設定された電圧レベルのパルスを印加するた
めに、通常は、回収回路63からデータIC62に電流
が放出される期間(表示セルを充電する期間、)、すな
わち、図4の充電期間T2の終了時にデータ電極を補償
電源(クランプ電源、図3、図6のスイッチSW3に接
続されている電源)に接続して、電力消費に起因するパ
ルスレベルの不足分を補償する(図4のクランプ期間T
3)。したがって、抵抗体66の両端電圧は、補償電源
によって与えられた電力分だけ、回収期間と充電期間と
の間に不均衡を生じる。その結果、この両端電圧を所定
期間にわたって積分すると、ゼロでない積分値を得る。
この積分値はデータIC62と回収回路63とによる電
力損失に該当する。
【0038】図6の実施例では、基準値VRとして消費
電力相対値10%に該当する電圧を用いることによって
電力消費の特に低い場合(図5の表示率がMIN以下、
またはMAX以上)には、回収回路63を非動作する。
このようにして、常に消費電力を監視し、回収回路の動
作による不要な充放電によって生じる不要な電力消費を
抑えることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は次の効果
を有する。点灯率検出回路を設けて常に表示セルの点灯
率を監視することによって、表示パネルの表示率が高い
場合、および低い場合に非効率的な電力回収動作を行っ
て無用な電力を生じることがなく効率的な電力回収及び
回収電力の再利用をすることができる。消費電力検出回
路を設けてデータICおよび電力回収回路の消費電力を
常に監視することによって、電力消費が少ない場合に非
効率的な電力回収動作を行って無用な電力を生じること
がなく効率的な電力回収及び回収電力の再利用をするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPDP駆動回路の第1の実施形態を示
すブロック図である。
【図2】第1の実施形態の表示信号検出回路の構成図で
ある。
【図3】第1の実施形態の回収回路の回路図である。
【図4】回収制御信号Srecがローレベルの場合のスイ
ッチSW1、SW2、SW3の動作を示すタイミング図
である。
【図5】表示率(点灯率)に対するデータICの消費電
力相対値の一例を示すグラフである。
【図6】本発明によるPDP駆動回路の第2の実施形態
を示す回路図である。
【符号の説明】
1 アドレスコントロール回路 2、62 データIC 3、63 回収回路 4、64 タイミング制御回路 5 点灯率検出回路 6 点灯率演算部 7 点灯率判定部 8 表示信号検出回路 9 カウンター 10 加算器 11,12 コンパレータ 13 OR回路 21 フリップフロップ回路 41,42 逆流阻止用ダイオード 65 消費電力検出回路 66 抵抗体 67 積分回路 68 差動増幅器 69 コンパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/28 G09G 3/20

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号に同期してプラズマディス
    プレイパネルのアドレス指定された表示セルに書き込む
    R・G・Bデータを出力するアドレスコントロール回路
    と、クロック信号に同期して、アドレスコントロール回
    路から出力されたR・G・Bデータを入力してアドレス
    指定されたデータ電極に、指定されたR・G・Bデータ
    を受信するデータICと、前記表示セルが放電するとき
    には、放電電流の電力を回収し、表示セルが充電される
    ときには回収した電力を放出する電力回収回路と、電力
    回収回路が電力を回収し、および電力を放出するタイミ
    ングを制御するタイミング制御回路とを有するプラズマ
    ディスプレイパネルの駆動回路において、 R・G・Bデータを入力し、表示レベル、すなわち、表
    示セルを点灯させる論理レベルをもつR・G・Bデータ
    の、任意に設定された単位時間当たりの総数、すなわち
    表示セルの点灯率を演算し、表示セルの点灯率が所定の
    上限値より高く、または所定の下限値より低い第1の点
    灯率領域に属するときには第1の論理レベルの回収制御
    信号をタイミング制御回路に出力し、該点灯率が前記下
    限値以上で上限値以下の第2の点灯率領域に属するとき
    には、第2の論理レベルの回収制御信号をタイミング制
    御回路に出力する点灯率検出回路を有し、 前記タイミング制御回路は、第1の論理レベルの回収制
    御信号を受信した場合には前記電力回収回路を制御して
    電力の回収または電力の放出を非動作にし、第2の論理
    レベルの回収制御信号を受信した場合には、電力回収回
    路を制御して電力の回収動作および電力の放出動作を実
    行させることを特徴とするプラズマディスプレイパネル
    の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記点灯率検出回路は、前記R・G・B
    データを入力して点灯率を演算する点灯率演算部と、点
    灯率が前記第1の点灯率領域に属するか前記第2の点灯
    率領域に属するかを判定し、当該点灯率が第1の点灯率
    領域に属するときには第1の論理レベルの回収制御信号
    を前記タイミング制御回路に出力し、当該点灯率が第2
    の点灯率領域に属するときには第2の論理レベルの回収
    制御信号を前記タイミング制御回路に出力する点灯率判
    定部を有する請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記点灯率演算部は、R・G・Bデータ
    を入力し、前記表示レベルをもつR・G・Bデータを検
    出したときには表示パルスを出力する表示信号検出回路
    と、前記表示パルスを計数するカウンターと、前記カウ
    ンターの出力から所定の時間当たりの全カラーの表示パ
    ルスの総数を計算する加算器とを有する請求項2に記載
    の装置。
  4. 【請求項4】 前記点灯率判定部は、前記加算器から出
    力される表示パルスの総数を前記所定の上限値と比較す
    る第1のコンパレータと、前記加算器から出力され表示
    パルスの総数を前記所定の下限値と比較する第2のコン
    パレータと、第1、第2のコンパレータの出力を入力して
    前記回収制御信号を出力するゲート回路を有する、請求
    項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記表示信号検出回路はDフリップフロ
    ップである請求項3に記載の装置。
  6. 【請求項6】 クロック信号に同期してプラズマディス
    プレイパネルのアドレス指定された表示セルに書き込む
    R・G・Bデータを入力して指定されたデータ電極に、
    指定されたR・G・Bデータを受信するデータICと、
    前記表示セルが放電するときには、放電電流の電力を回
    収し、表示セルが充電されるときには回収した電力を放
    出する電力回収回路と、電力回収回路が電力を回収し、
    および電力を放出するタイミングを制御するタイミング
    制御回路とを有するプラズマディスプレイパネルの駆動
    回路において、 前記データICと電力回収回路とによって消費される電
    力を検出し、検出された消費電力が、設定された基準値
    以下のときには第1の論理レベルの回収制御信号をタイ
    ミング制御回路に出力し、検出された消費電力が設定さ
    れた基準値より高いときには第2の論理レベルの回収制
    御信号をタイミング制御回路に出力する消費電力検出回
    路を有し、 前記タイミング制御回路は、第1の論理レベルの回収制
    御信号を受信した場合には前記電力回収回路を制御して
    電力の回収または電力の放出を非動作にし、第2の論理
    レベルの回収制御信号を受信した場合には、電力回収回
    路を制御して電力の回収および電力の放出を実行させる
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動装
    置。
  7. 【請求項7】 前記消費電力検出回路は、データICと
    電力回収回路との間の、電力を回収し放出する電流路に
    接続され、該消費電力検出回路は、データICと電力回
    収回路との間の、電力を回収し放出する電流路に直列に
    接続されている抵抗体と、該抵抗体の両端電圧を所定時
    間当たりについて積分する積分回路と、積分回路による
    積分結果を前記所定の基準値と比較し、その積分結果が
    前記所定の基準値以下の場合には第1の論理レベルの回
    収制御信号を出力し、前記積分結果が前記所定の基準値
    より高い場合には第2の論理レベルの回収制御信号を出
    力するコンパレータを有する、請求項6に記載の装置。
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