JP4791057B2 - プラズマディスプレイパネルの駆動方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、マトリクス表示方式のプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと称する)の駆動方法に関する。
現在、薄型の画像表示装置として、AC型(交流放電型)のプラズマディスプレイパネルを搭載したプラズマディスプレイ装置が製品化されている(例えば特許文献1の図2参照)。
かかるプラズマディスプレイ装置に搭載されているプラズマディスプレイパネルとしてのPDP10には、アドレス電極としての列電極D1〜Dmと、これら列電極と直交して配列されている行電極X1〜Xn及び行電極Y1〜Ynを備えている。このPDP10においては、互いに隣接する一対の行電極X及びYと、列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成される構造となっている。
このプラズマディスプレイ装置では、上記PDP10に対してサブフィールド法を用いた階調駆動を実施することにより、入力映像信号に対応した画像表示を行う(例えば特許文献1の図3〜図5参照)。つまり、1フィールド表示期間毎に、14個のサブフィールドSF1〜SF14各々内にて、入力映像信号に基づき各放電セルを点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定する画素データ書込行程Wcと、点灯モードに設定されている放電セルのみを繰り返し放電発光させる維持発光行程Icとを実施する。更に、先頭のサブフィールドのみで、全ての放電セルの状態を初期化するリセット行程Icを実行する。尚、リセット行程Icでは、全放電セルに対して一斉にリセット放電を生起させて、各放電セル内に所望量の壁電荷を形成させることにより全ての放電セルを点灯モードの状態に初期化する。
又、画素データ書込行程Wcでは、入力映像信号に基づき各放電セルを点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定すべく、行電極の各々に順次負極性の走査パルスを印加しつつ、消灯モードに設定すべき放電セルが属する列電極には高電圧、点灯モードに設定すべき放電セルが属する列電極には低電圧の画素データパルスを印加する。これにより、高電圧の画素データパルスが印加された放電セルのみに、その放電セル内の列電極及び行電極間にて放電(選択消去放電)が生起される。かかる選択消去放電により、この放電セル内に存在する壁電荷が消去され、この放電セルは消灯モードに設定される。一方、低電圧の画素データパルスが印加された放電セル内には上記の如き放電が生起されないので、その直前までの状態が維持される。つまり、所望量の壁電荷が残留していた放電セルは点灯モード、壁電荷量が所望量に充たない状態にあった放電セル消灯モードに夫々維持される。
ここで、1フィールド表示期間内の各サブフィールドの内の1のサブフィールドのみで上記選択消去放電を生起させることにより、この選択消去放電が生起されるまでの間の各サブフィールドの維持発光行程Icにて連続して放電発光が為され、その放電発光の総数に対応した輝度が視覚される(例えば特許文献1の図5参照)。
しかしながら、画素データ書込行程Wcにおいて放電セルを消灯モードに設定させるべく、その放電セルが属する列電極に高電圧の画素データパルスを印加しても、上記選択消去放電が正しく生起されない場合が生じた。
そこで、消灯モードに設定すべき放電セルに対しては、選択消去放電を生起させる画素データパルスを、連続したサブフィールド各々の画素データ書込行程Wcにて繰り返し印加することにより選択消去放電の機会を増加させて、この放電を確実に生起させるようにした駆動方法が提案された(例えば特許文献1の図29参照)。
ところが、各放電セルを選択消去放電を生起させるべき画素データパルスが周期的に列電極に印加されると、この列電極が形成されている背面基板(図示せぬ)及び行電極が形成されている前面透明基板(図示せぬ)が振動する場合があり、それに伴う耳障りな異常音が発生するという問題が生じた。
特開2000−231362号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、プラズマディスプレイパネル自体が振動することによる異常音を除去することが可能なプラズマディスプレイパネルの駆動方法を提供することを目的とする。
請求項1記載によるプラズマディスプレイパネルの駆動方法は、複数の行電極対と前記行電極対の各々に交叉した方向に伸張する複数の列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成されているプラズマディスプレイパネルを、単位表示期間毎にN個(N:2以上の整数)のサブフィールドにて階調駆動するプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、前記単位表示期間内において互いに隣接するM個(M:N以下の整数)のサブフィールドからなるサブフィールド群を1つまたは複数設け、前記サブフィールド群内において、先頭のサブフィールドは、全ての前記放電セルを点灯モードの状態に初期化するリセット行程と、入力映像信号に応じて前記放電セルを点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定するアドレス行程と、点灯モードに設定されている前記放電セルのみをサスティン放電させるサスティン行程とを含み、先頭以外の前記サブフィールドは前記アドレス行程と前記サスティン行程とを含み、前記サブフィールド群内において、入力映像信号によって示される輝度レベルに応じた1のサブフィールドの前記アドレス行程にて前記放電セルの状態を消灯モードの状態に遷移させる選択放電を生起させるべく第1の画素データパルスを前記放電セルに印加し、前記1のサブフィールドに後続するサブフィールドの前記アドレス行程において前記選択放電を生起させる為の第2の画素データパルスを前記放電セルに印加し、前記入力映像信号の平均輝度レベルが所定輝度レベルよりも低い場合には高い場合に比して前記サブフィールド群内において前記放電セルに前記第2の画素データパルスを印加するサブフィールドの数を減らす。
又、請求項4記載によるプラズマディスプレイパネルの駆動方法は、複数の行電極対と前記行電極対の各々に交叉した方向に伸張する複数の列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成されているプラズマディスプレイパネルを、単位表示期間毎にN個(N:2以上の整数)のサブフィールドにて階調駆動するプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、前記単位表示期間内において互いに隣接するM個(M:N以下の整数)のサブフィールドからなるサブフィールド群を1つまたは複数設け、前記サブフィールド群内において、先頭のサブフィールドは、全ての前記放電セルを消灯モードの状態に初期化するリセット行程と、入力映像信号に応じて前記放電セルを点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定するアドレス行程と、点灯モードに設定されている前記放電セルのみをサスティン放電させるサスティン行程とを含み、先頭以外の前記サブフィールドは前記アドレス行程と前記サスティン行程とを含み、前記サブフィールド群内において、入力映像信号によって示される輝度レベルに応じた1のサブフィールドの前記アドレス行程にて前記放電セルの状態を点灯モードの状態に遷移させる選択放電を生起させるべく第1の画素データパルスを前記放電セルに印加し、前記1のサブフィールドに後続するサブフィールドの前記アドレス行程において前記選択放電を生起させる為の第2の画素データパルスを前記放電セルに印加し、前記入力映像信号の平均輝度レベルが所定輝度レベルよりも高い場合には低い場合に比して前記サブフィールド群内において前記放電セルに前記第2の画素データパルスを印加するサブフィールドの数を減らす。
連続する複数のサブフィールドからなるサブフィールド群内において、入力映像信号によって示される輝度レベルに応じた1のサブフィールドにて第1の画素データパルスを放電セルに印加することによりこの放電セルの状態を消灯モードの状態に遷移させるべき選択放電を生起させた後、この1のサブフィールドに後続するサブフィールド各々において再び上記選択放電を生起させるべき第2の画素データパルスを放電セルに印加し、上記点灯モードに設定されている放電セルのみを繰り返しサスティン放電させる駆動を実施するにあたり、入力映像信号の平均輝度レベルが所定輝度レベルよりも低い場合には高い場合に比して上記サブフィールド群内において放電セルに印加すべき第2の画素データパルスの数を減らす。
以下、本発明の実施例を図を参照しつつ説明する。
図1は、本発明による駆動方法に基づいてプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと称する)を発光駆動するプラズマディスプレイ装置の概略構成を示す図である。
図1において、プラズマディスプレイパネルとしてのPDP10は、2次元表示画面の縦方向(垂直方向)に夫々伸張して配列された列電極D1〜Dm、横方向(水平方向)に夫々伸張して配列された行電極X1〜Xn及び行電極Y1〜Ynが形成されている。尚、互いに隣接する一対の行電極X及びYにて、PDP10の1表示ライン分の表示を行う。これら行電極X1〜Xn及びY1〜Ynと、列電極D1〜Dmとの間には放電ガスが封入された放電空間(図示せぬ)が設けられており、この放電空間を含む行電極と列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成される構造となっている。
A/D変換器1は、アナログの入力映像信号をサンプリングしてこれを各画素に対応した例えば8ビットの画素データPDに変換し、これを平均輝度演算回路2及び画素駆動データ生成回路3の各々に供給する。
平均輝度演算回路2は、上記画素データPDに基づき、入力映像信号による画像1フレーム分(又は1フィールド分)毎の平均輝度レベルを算出し、その平均輝度レベルを示す平均輝度信号APLを駆動制御回路4に供給する。
画素駆動データ生成回路3は、画素データPDに対して多階調化処理を施した後、PDP10の各放電セルを各サブフィールド毎に点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定すべき14ビットの画素駆動データGDに変換し、これをメモリ5に供給する。
図2は、かかる画素駆動データ生成回路3の内部構成の一例を示す図である。
図2において、多階調化処理回路31は、8ビットの画素データPDに対して誤差拡散処理及びディザ処理を施す。例えば、上記誤差拡散処理では、先ず、画素データPDの上位6ビット分を表示データ、残りの下位2ビット分を誤差データと捉える。そして、周辺画素各々に対応した上記画素データPDの各誤差データを重み付け加算したものを、上記表示データに反映させる。かかる動作により、原画素における下位2ビット分の輝度が上記周辺画素によって擬似的に表現され、それ故に8ビットよりも少ない6ビット分の表示データにて、上記8ビット分の画素データと同等の輝度階調表現が可能になる。そして、この誤差拡散処理によって得られた6ビットの誤差拡散処理画素データに対してディザ処理を施す。ディザ処理では、互いに隣接する複数の画素を1画素単位とし、この1画素単位内の各画素に対応した上記誤差拡散処理画素データに夫々、互いに異なる係数値からなるディザ係数を夫々割り当てて加算してディザ加算画素データを得る。かかるディザ係数の加算によれば、上記1画素単位で眺めた場合には、上記ディザ加算画素データの上位4ビット分だけでも8ビットに相当する輝度を表現することが可能となる。そこで、多階調化処理回路31は、上記ディザ加算画素データの上位4ビット分を多階調化画素データPDSとしてデータ変換回路32に供給する。
データ変換回路32は、発光駆動パターンA(後述する)を示す駆動モード信号KSが供給された場合には図3に示すデータ変換テーブルに従って上記多階調化画素データPDSを14ビットの画素駆動データGDに変換する。一方、発光駆動パターンB(後述する)を示す駆動モード信号KSが供給された場合には、データ変換回路32は、図4に示すデータ変換テーブルに従って上記多階調化画素データPDSを14ビットの画素駆動データGDに変換する。尚、画素駆動データGDの第1〜第14ビットは、夫々後述するサブフィールドSF1〜SF14各々に対応している。
メモリ5は、駆動制御回路4から供給された書込信号に従って上記画素駆動データGDを順次書き込む。そして、1画面分、つまり第1行・第1列の画素に対応した画素駆動データGD11から、第n行・第m列の画素に対応した画素駆動データGDnmまでの(n×m)個分の画素駆動データGDの書き込みが終了すると、メモリ5は、以下の如き読み出し動作を行う。
先ず、メモリ5では、書き込まれた1画面分の画素駆動データGD(1,1)〜GD(n,m)各々を、各ビット桁(第1ビット〜第14ビット)毎に分割した画素駆動データビットDB1〜DB14と捉える。そして、メモリ5は、後述するサブフィールドSF1のアドレス行程Wにおいて、画素駆動データビットDB1(1,1)〜DB1(n,m)を1表示ライン分ずつ読み出してアドレスドライバ6に供給する。又、後述するサブフィールドSF2のアドレス行程Wでは、メモリ5は、上記画素駆動データビットDB2(1,1)〜DB2(n,m)を1表示ライン分ずつ読み出してアドレスドライバ6に供給する。以下、同様にして、メモリ5は、後述するサブフィールドSF3〜SF14の各アドレス行程Wにて、画素駆動データビットDB3〜DB14を1表示ライン分ずつ読み出してアドレスドライバ6に供給するのである。
駆動制御回路4は、上記入力映像信号中の水平及び垂直同期信号に同期して、上記A/D変換器1に供給すべきクロック信号、及びメモリ5に供給すべき書込及び読出信号を発生する。
又、駆動制御回路4は、平均輝度演算回路2から供給された平均輝度信号APLによって示される画像1フレーム分(又は1フィールド分)の平均輝度レベルが所定輝度レベルよりも大であるか否かを判定する。この際、所定輝度レベルよりも大なる場合には、駆動制御回路4は、発光駆動パターンA(後述する)を示す駆動モード信号KSを画素駆動データ生成回路3に供給する。一方、かかる平均輝度レベルが所定輝度レベルよりも小である場合には、駆動制御回路4は、発光駆動パターンB(後述する)を示す駆動モード信号KSを画素駆動データ生成回路3に供給する。
更に、駆動制御回路4は、1フレーム又は1フィールド分の画像を、図5に示す如き14個のサブフィールドSF1〜SF14に基づく駆動によって表示させるべき各種タイミング信号を発生してアドレスドライバ6、X電極ドライバ7及びY電極ドライバ8各々に供給する。尚、サブフィールドSF1〜SF14各々は、入力映像信号に応じてPDP10の各放電セルを点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定するアドレス行程Wと、点灯モードに設定されている放電セルのみを繰り返しサスティン放電させてその放電に伴う発光状態を維持させるサスティン行程Iとを含む。尚、先頭のサブフィールドSF1に限り、アドレス行程Wの直前において全ての放電セルを点灯モードの状態に初期化するリセット行程Rを含んでいる。
アドレスドライバ6、X電極ドライバ7及びY電極ドライバ8各々は、駆動制御回路4から供給された各種タイミング信号に応じて、各サブフィールドにおいて図6に示す如き各種駆動パルスを発生し、PDP10の行電極X及びYに印加する。尚、図6においては、サブフィールドSF1〜SF14の内からSF1及びSF2のみを抜粋して示す。
図6において、リセット行程Rでは、第1サスティンドライバ7及び第2サスティンドライバ8が、PDP10の行電極X1〜Xn及びY1〜Yn各々に対してリセットパルスRPx及びRPYを同時に印加する。リセットパルスRPx及びRPYの印加に応じて、PDP10の全放電セルにおいてリセット放電が生起される。かかるリセット放電の終息後、各放電セル内には一様に所定量の壁電荷が形成され、PDP10における全ての放電セルは点灯モードに初期化される。
アドレス行程Wでは、アドレスドライバ6は、画素駆動データビットDBが論理レベル0である場合には0ボルト、論理レベル1である場合には正極性の所定電圧を有する画素データパルスを発生し、これを1表示ライン分(m個)ずつ列電極D1〜Dmに印加して行く。例えば、サブフィールドSF1のアドレス行程Wでは、アドレスドライバ6は、先ず、図6に示す如くPDP10の第1表示ラインに対応したm個の画素駆動データビットDB1(1,1)〜DB1(1,m)各々の論理レベルに応じたm個の画素データパルスDP11を生成し、夫々列電極D1〜Dmに同時に印加する。次に、PDP10の第2表示ラインに対応したm個の画素駆動データビットDB1(2,1)〜DB1(2,m)各々の論理レベルに応じたm個の画素データパルスDP12を生成し、夫々列電極D1〜Dmに同時に印加する。以下同様にして、アドレスドライバ6は、PDP10の第3,第4,・・・,第n表示ライン各々に対応した画素駆動データビットDB1(3,1)〜DB1(3,m),DB1(4,1)〜DB1(4,m),・・・,DB1(n,1)〜DB1(n,m)各々の論理レベルに応じた夫々m個の画素データパルス群DP13,DP14,・・・,DP1nを順次、列電極D1〜Dmに印加して行く。この間、Y電極ドライバ8は、各画素データパルス群DPの印加タイミングと同一タイミングにて、図6に示されるが如き負極性の走査パルスSPを発生し、これを行電極Y1〜Ynへと順次印加して行く。この際、走査パルスSPが印加された行電極Yと、正極性の所定電圧の画素データパルスが印加された列電極との交叉部の放電セルにのみ放電(選択消去放電)が生じ、その放電セル内に残存していた壁電荷が消去される。従って、この放電セルは、消灯モードに設定される。尚、上記の如き正極性の所定電圧の画素データパルスが印加されなかった列電極に属する放電セルには選択消去放電は生起されないので、この放電セルは直前までの状態を維持する。つまり、所定量の壁電荷が残存する放電セルは点灯モード、一方、壁電荷の量が所定量に充たない放電セルは消灯モードの状態をそのまま維持する。
サスティン行程Iでは、X電極ドライバ7及びY電極ドライバ8各々が、以下の如き、各サブフィールドに割り当てられている輝度重み付け値に対応した数だけ、図6に示す如きサスティンパルスIPX及びIPYを行電極X1〜Xn及びY1〜Ynに繰り返し印加する。
SF1:1
SF2:3
SF3:5
SF4:8
SF5:10
SF6:13
SF7:16
SF8:19
SF9:22
SF10:25
SF11:28
SF12:32
SF13:35
SF14:39
すると、上記サスティンパルスIPX及びIPYが印加される度に点灯モードに設定されている放電セルのみが放電(サスティン放電)し、その放電に伴う発光状態が維持される。
尚、サブフィールドSF1〜SF14各々のサスティン行程Iにおいて各放電セルをサスティン放電させるか否かは、図3又は図4に示す如き画素駆動データGDに応じて決定される。画素駆動データGDによれば、図3又は図4の発光駆動パターンA又はBにて示されるように、表現すべき輝度階調のレベルに応じた1のサブフィールド(黒丸印にて示す)にて第1回目の選択消去放電を生起させるべく正極性の所定電圧の画素データパルスを列電極に印加する。これにより、放電セルは消灯モードの状態に遷移するので、先頭のサブフィールドSF1のリセット行程Rにて点灯モードに初期化された放電セルは、この選択消去放電が生起されるまでの間に存在する各サブフィールド(白丸印にて示す)で点灯モード状態となり、これらのサブフィールドにて連続してサスティン放電が生起される。尚、図5及び図6に示される駆動では、1フレーム(又は1フィールド)表示期間内において放電セルを消灯モードから点灯モードに遷移させることが可能な機会は先頭のサブフィールドSF1のリセット行程Rだけである。従って、SF1以降において一度、選択消去放電が生起され消灯モードに設定された放電セルは、最後尾のサブフィールドSF14までの間、この消灯モードの状態を維持することになる。この際、サブフィールドSF1〜SF14各々において生起されたサスティン放電の総数に対応した中間輝度が視覚される。つまり、図3又は図4に示されるが如き15種類の発光駆動パターンによれば、発光輝度比が、
{0、1、4、9、17、27、40、56、75、97、122、150、182、217、255}
なる15階調分の中間輝度が表現される。
ここで、図3又は図4に示す発光駆動パターンA又はBでは、1フレーム(又は1フィールド)表示期間内において、表現すべき輝度階調のレベルに応じた1のサブフィールド(黒丸印にて示す)にて第1回目の選択消去放電を生起させるようにしているが、この選択消去放電が正しく生起されない場合がある。
そこで、図3に示す発光駆動パターンAでは、1のサブフィールドのアドレス行程Wにて第1回目の選択消去放電(黒丸印にて示す)を生起させるべき第1の画素データパルスを印加した後も、最後尾のサブフィールドSF14までの各サブフィールドのアドレス行程Wにて、繰り返し第2回目以降の選択消去放電(黒三角印にて示す)を生起させるべき第2の画素データパルスを印加するのである。すなわち、上記の如き第1回目の選択消去放電が正しく生起されなかった場合に備えて、この第1回目の選択消去放電を実施した後も、最後尾のサブフィールドSF14に到るまでの各サブフィールドにて繰り返し、第2回目以降の選択消去放電を生起させるべき駆動(正極性の所定電圧を有する画素データパルスの印加)を実施するのである。
ところが、同一の放電セルに対して連続したサブフィールド各々において繰り返し選択消去放電を生起させるべき画素データパルスを列電極に印加すると、行電極が形成されている前面透明基板及び列電極が形成されている背面基板が振動する場合があり、それに伴う耳障りな異常音が発生するという問題が生じる。特に、低輝度駆動を行う場合には高輝度駆動を行う場合に比して、第2回目以降の選択消去放電(図3の黒三角印にて示す)を生起させるべき画素データパルスの印加が為されるサブフィールドの数が多くなるので、異常音の発生確率が高くなる。
そこで、図1に示されるプラズマディスプレイ装置では、入力映像信号の平均輝度レベルが所定輝度レベルよりも高い場合には図3に示す如き発光駆動パターンAに基づく駆動を実施する一方、低い場合には図4に示す如き発光駆動パターンBに基づく駆動を実施するようにしている。すなわち、入力映像信号の平均輝度レベルが低い場合には、第2回目以降の選択消去放電(黒三角印にて示す)を生起させるべき回数を減らすのである。つまり、例え連続するサブフィールド各々が異常音を誘発する周期であっても、第2回目以降の選択消去放電を生起させるべき画素データパルスの印加が為されるサブフィールドの数が減るので、周期的な画素データパルス印加に伴うパネル振動(異常音)の発生確率が低下する。
尚、上記所定輝度レベルとしては、例えば、予め各種平均輝度レベルを有する映像信号を入力した際に発生した異常音の内で、耳障りと感じられるようになった際に入力された映像信号の平均輝度レベルを用いる。又、上記所定レベルとしては、サブフィールドSF1〜SF14の内で、特に異常音が顕著に表れる少なくとも2つの連続するサブフィールドの内の前方のサブフィールドが点灯モード、後方のサブフィールドが消灯モードとなる際の階調輝度レベルを用いるようにしても良い。例えば、サブフィールドSF12及びSF13において異常音が顕著に表れる場合には、図3又は図4に示されるように、サブフィールドSF1〜SF12にて連続してサスティン放電が為される場合に視覚される輝度「182」を上記所定輝度レベルとする。
又、上記実施例においては、入力映像信号の平均輝度レベルが所定輝度レベルよりも高い場合には、図3の発光駆動パターンAの黒三角印にて示す如く第2回目以降の選択消去放電を最後尾のサブフィールドSF14まで連続して実行するようにしている。しかしなから、第2回目以降の選択消去放電に関しては、必ずしも最後尾のサブフィールドに到るまで連続して実行する必要はない。又、入力映像信号の平均輝度レベルが所定輝度レベルよりも低い場合には、図4の発光駆動パターンBの黒三角印にて示す如く、第2回目以降の選択消去放電を連続した3つのサブフィールドにて生起させるべき駆動を行うようにしているが、第2回目以降の選択消去放電を生起させるべき回数は3回に限定されるものではない。
要するに、入力映像信号の平均輝度レベルが所定輝度レベルよりも低い場合には高い場合に比して、第2回目以降の選択消去放電を生起させるべき回数を少なくした駆動を行うようにすれば良いのである。この際、発光駆動パターンA及びB共に、第1回目の選択消去放電が正しく生起されなかった場合に備え、少なくともその直後のサブフィールドにて第2回目の選択消去放電が生起されるような駆動を行うようにすれば良い。
尚、図3に示すように、1フレーム表示期間内において選択消去放電を生起させるべき駆動を行う回数が最も多くなるのは、表現すべき輝度レベルが0となるときである。すなわち、サブフィールドSF1〜SF14各々が全て異常音を誘発する周期であった場合には、表示画面の全面が輝度レベル0となる、いわゆる黒表示時において最もパネル振動(異常音)の発生確率が高いといえる。
そこで、黒表示を行う場合に限り、第2回目以降の選択消去放電を生起させるべき駆動を実施する回数を少なくするようにしても良い。すなわち、上記所定輝度レベルを、表示画面の全体が黒表示となる際の平均輝度レベルよりも1段階だけ高輝度な輝度レベルに設定するのである。
又、上記実施例においては、PDP10を階調駆動させる駆動方法として、予め全放電セル内に所定量の壁電荷を形成させ、入力映像信号に基づいて選択的に各放電セル内に形成されている壁電荷を消去させる、いわゆる選択消去アドレス法を採用した場合の動作について述べた。しかしながら、全放電セル内から壁電荷を消去し(リセット行程R)、入力映像信号に基づき選択的に各放電セル内に放電(選択書込放電)を生起させて所定量の壁電荷を形成させる(アドレス行程W)、いわゆる選択書込アドレス法を採用した場合についても同様に実施可能である。この際、駆動制御回路4は、図5に示す発光駆動シーケンスに代わり図7に示す発光駆動シーケンスを採用すると共に、入力映像信号の平均輝度レベルが所定輝度レベルよりも低い場合には図8に示す発光駆動パターンAに基づく駆動を実施する一方、高い場合には図9に示す発光駆動パターンBに基づく駆動を実施するのである。
又、上記実施例においては、表現すべき階調輝度レベルに応じた数だけ連続したサブフィールドにてサスティン放電を実行する為のサブフィールド群(SF1〜SF14)を1フレーム(1フィールド)表示期間内に1つだけ設けるようにしているが、このようなサブフィールド群を1フレーム(1フィールド)表示期間内において複数設けるようにした場合にも同様に適用可能である。
本発明による駆動方法によってプラズマディスプレイパネルの駆動を行うプラズマディスプレイ装置の構成を示す図である。 図1に示される画素駆動データ生成回路3の内部構成を示す図である。 発光駆動パターンAに対応したデータ変換テーブル、並びに発光駆動パターンAによる駆動を示す図である。 発光駆動パターンBに対応したデータ変換テーブル、並びに発光駆動パターンBによる駆動を示す図である。 図1に示されるPDP10を駆動する際の発光駆動シーケンスの一例を示す図である。 図1に示されるPDP10に印加される各種駆動パルスの印加タイミングを示す図である。 図1に示されるPDP10を駆動する際の発光駆動シーケンスの他の一例を示す図である。 選択書込アドレス法を採用して駆動を行う場合に採用される発光駆動パターンAによる動作を示す図である。 選択書込アドレス法を採用して駆動を行う場合に採用される発光駆動パターンBによる動作を示す図である。
主要部分の符号の説明
2 平均輝度演算回路
3 画素駆動データ生成回路
4 駆動制御回路
10 PDP

Claims (5)

  1. 複数の行電極対と前記行電極対の各々に交叉した方向に伸張する複数の列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成されているプラズマディスプレイパネルを、単位表示期間毎にN個(N:2以上の整数)のサブフィールドにて階調駆動するプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、
    前記単位表示期間内において互いに隣接するM個(M:N以下の整数)のサブフィールドからなるサブフィールド群を1つまたは複数設け、前記サブフィールド群内において、先頭のサブフィールドは、全ての前記放電セルを点灯モードの状態に初期化するリセット行程と、入力映像信号に応じて前記放電セルを点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定するアドレス行程と、点灯モードに設定されている前記放電セルのみをサスティン放電させるサスティン行程とを含み、先頭以外の前記サブフィールドは前記アドレス行程と前記サスティン行程とを含み、
    前記サブフィールド群内において、入力映像信号によって示される輝度レベルに応じた1のサブフィールドの前記アドレス行程にて前記放電セルの状態を消灯モードの状態に遷移させる選択放電を生起させるべく第1の画素データパルスを前記放電セルに印加し、前記1のサブフィールドに後続するサブフィールドの前記アドレス行程において前記選択放電を生起させる為の第2の画素データパルスを前記放電セルに印加し、
    前記入力映像信号の平均輝度レベルが所定輝度レベルよりも低い場合には高い場合に比して前記サブフィールド群内において前記放電セルに前記第2の画素データパルスを印加するサブフィールドの数を減らすことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  2. 前記平均輝度レベルは、前記入力映像信号における1フレーム又は1フィールド分毎の平均輝度レベルであることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  3. 前記所定輝度レベルは、表示画面の全体が黒表示となる際の平均輝度レベルよりも1段階だけ高輝度な輝度レベルであることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  4. 複数の行電極対と前記行電極対の各々に交叉した方向に伸張する複数の列電極との各交叉部に画素に対応した放電セルが形成されているプラズマディスプレイパネルを、単位表示期間毎にN個(N:2以上の整数)のサブフィールドにて階調駆動するプラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、
    前記単位表示期間内において互いに隣接するM個(M:N以下の整数)のサブフィールドからなるサブフィールド群を1つまたは複数設け、前記サブフィールド群内において、先頭のサブフィールドは、全ての前記放電セルを消灯モードの状態に初期化するリセット行程と、入力映像信号に応じて前記放電セルを点灯モード及び消灯モードのいずれか一方に設定するアドレス行程と、点灯モードに設定されている前記放電セルのみをサスティン放電させるサスティン行程とを含み、先頭以外の前記サブフィールドは前記アドレス行程と前記サスティン行程とを含み、
    前記サブフィールド群内において、入力映像信号によって示される輝度レベルに応じた1のサブフィールドの前記アドレス行程にて前記放電セルの状態を点灯モードの状態に遷移させる選択放電を生起させるべく第1の画素データパルスを前記放電セルに印加し、前記1のサブフィールドに後続するサブフィールドの前記アドレス行程において前記選択放電を生起させる為の第2の画素データパルスを前記放電セルに印加し、
    前記入力映像信号の平均輝度レベルが所定輝度レベルよりも高い場合には低い場合に比して前記サブフィールド群内において前記放電セルに前記第2の画素データパルスを印加するサブフィールドの数を減らすことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  5. 前記平均輝度レベルは、前記入力映像信号における1フレーム又は1フィールド分毎の平均輝度レベルであることを特徴とする請求項4記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
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