JP3078795U - 自動車用ブレーキディスクのキャリパー化粧装置 - Google Patents

自動車用ブレーキディスクのキャリパー化粧装置

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亘雄 西田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブレーキディスクのキャリパーを簡素な作業の
もとで、しかも確実に安定良く被覆化粧できるようにす
る。 【解決手段】ブレーキディスク(10)のキャリヤー
(15)から張り出すブリッジ部(15a)へ係止させ
た支持ステー(S)を、その前方からキャリパー(1
1)へ被覆させた化粧カバー(C)へ、裏当て状態とし
て組付け一体化すると共に、上記支持ステー(S)に連
繋したワイヤーロープ(12)とコイルバネ(13)と
の複数本づつを、上記キャリパー(11)のピストンポ
ット部(11a)へ捲き付けて緊張させることにより、
その化粧カバー(C)を固定維持した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は自動車用ブレーキディスクのキャリパー化粧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車軸には図16から明白な通り、ホイール(W)のほか、その背後位 置にブレーキディスク(1)が装着されている。これらがレーシングカーのよう な大型品である場合や、放熱孔を有さない所謂ディッシュタイプのホイールが装 着使用される場合にはともかく、通常上記ブレーキディスク(1)のキャリパー (2)やそのキャリヤー(3)はホイール(W)に開口分布する放熱孔(4)を 通じて、前方から透視され得る状態にある。
【0003】 そのため、ブレーキディスク(1)のキャリパー(2)やそのキャリヤー(3 )に塵埃を初め、ブレーキパッドの鉄粉やタイヤの破片、油分などの各種異物が 付着・堆積すると、折角に優美なホイール(W)を装着使用したとしても、その 自動車における足廻りの外観化粧効果が著しく阻害されてしまうことになる。
【0004】 そこで、近時主に若者の間ではホイール(W)を取りはずし、その露出させた ブレーキディスク(1)のキャリパー(2)を、ワイヤーブラシや洗浄スプレー などの清掃用具により清掃して、上記異物を除去した後、別なハケや毛筆などの 塗装用具を使って、希望する着色カラーの塗料(A)を塗装する作業が行なわれ ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、各種異物を確実に除去清掃する下地処理と、その後の塗装作業は著 しく煩らわしく、重労働を余儀なくされるほか、着色塗料(A)を何回も塗装し なければ、均一な塗膜として地肌を完全に被覆化粧することができない。
【0006】 又、着色塗料(A)はその混入の硬化剤により、比較的早く乾燥するとしても 、その完全に硬化するまでの間はホイール(W)を取り付けることができず、そ の硬化不充分であったり、或いは雨天に作業したりすると、上記着色塗料(A) がホイール(W)やブレーキディスク(1)へ飛び散り付着する結果となる。
【0007】 更に、上記のような多大の時間と労力を要するため、塗料の着色カラーを容易 に変えることができず、その着色塗料(A)での化粧効果は使用中の熱を受けて 、早期に変色してしまうことにもなる。それにもまして、上記キャリパー(2) のキャリヤー(3)は複雑に変化した凹凸表面を有するため、そのキャリヤー( 3)までは着色塗料による化粧を行なうことが至難の業であり、事実上放置され ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような諸問題の抜本的な解決を企図しており、そのためのキャリ パー化粧装置として、ブレーキディスクのキャリパーを被覆できる大きさの化粧 カバーと、その化粧カバーへ裏当て状態に組付け使用される支持ステーと、上記 キャリパーへ捲き付け併用されるワイヤーロープ並びにコイルバネとから成り、
【0009】 上記キャリパーのキャリヤーから張り出すブリッジ部へ係止させた支持ステー を、その前方からキャリパーに被覆させた化粧カバーへ、裏当て状態として組付 け一体化した上、
【0010】 上記支持ステーに連繋したワイヤーロープとコイルバネを、上記キャリパーの ピストンポット部へ捲き付けて緊張させることにより、その化粧カバーを位置ズ レ不能に固定維持することを特徴とするものである。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、図示の実施形態に基いて本考案の具体的構成を詳述すると、その本考案 に係るキャリパー化粧装置は自動車用ブレーキディスク(10)の少なくともキ ャリパー(11)を前方から被覆できる大きさの化粧カバー(C)と、その化粧 カバー(C)への裏当て状態に組付け使用される少なくとも1本の支持ステー( S)と、上記キャリパー(11)へ捲き付け併用される複数本づつのワイヤーロ ープ(12)並びにコイルバネ(13)とから成り、これらが自動車における車 軸(14)の両端部に対応する左右一対づつの組として、予じめ用意されている のである。
【0012】 先ず,上記化粧カバー(C)は図1〜5のように、軽金属のアルミニウム板材 からブレーキディスク(10)のキャリパー(11)のみならず、そのキャリヤ ー(15)も被覆できる正面視のほぼ弓形な輪郭形状に打ち抜かれた前面カバー 本体(16)を備えており、その前面カバー本体(16)には少なくとも2個一 対の並列するビス挿通孔(17)が開口分布されている。
【0013】 その前面カバー本体(16)は上記アルミニウム板材のフラットな状態に放置 してもさしつかえないが、これには補強リブ模様(18)となる凹凸変化を与え ることが好ましい。(19)はステッカーを貼り付けるための凹段面である。
【0014】 又、(20)は同じく軽金属のアルミニウム板材から上記前面カバー本体(1 6)と予じめ別個独立して、キャリパー(11)の外周面に沿う円弧状に弯曲形 成された一定な奥行を有する縁取りカバー片であり、その前縁部から内向く接合 座(21)の複数が上記前面カバー本体(16)の円弧凸曲縁部(16a)に沿 って接合された上、各々リベット(22)や溶接、その他の適当な固定手段によ って、その前面カバー本体(16)へ組付け一体化されている。(23)は上記 縁取りカバー片(20)のほぼ中央部に切り欠かれた点検窓であり、ブレーキパ ッドの消耗状態を透視するために役立つ。
【0015】 化粧カバー(C)はこのように、前面カバー本体(16)とその縁取りカバー 片(20)との別個独立する2部品から組付け一体化されているため、その量産 効果を最大限に発揮させ得る利点があるが、これに代えて上記化粧カバー(C) を1枚物の軽金属材から塑性変形させたり、或いはこれと同等の高強度な耐熱合 成樹脂材からの一体品として射出成形したりしてもさしつかえない。
【0016】 何れにしても、上記化粧カバー(C)の全体には赤色や青色、金色などの着色 カラーが施されている。(16b)は上記前面カバー本体(16)における円弧 凸曲縁部(16a)とほぼ平行な円弧凹曲縁部であり、車軸(14)のホイール 取付面(24)を逃すことに奉仕する。
【0017】 次に、上記化粧カバー(C)の支持ステー(S)は折り曲げたり、更に好まし くは金切り鋏などの手動利器によって、容易に切断したりすることができる比較 的薄肉な鋼鉄板やその他の金属材から、その化粧カバー(C)よりも予じめ長く 作成されている。しかも、その支持ステー(S)には後述する組付けビス挿通孔 とワイヤーロープ(12)の挿通孔並びにコイルバネ(13)の係止孔として兼 用できる貫通孔(25)の多数が、図6のような一定間隔ピッチでの点在分布状 態に打ち抜き開口されている。
【0018】 その場合、図示の実施形態では上記化粧カバー(C)よりも相当長い1本の支 持ステー(S)を作成準備し、これを適当な長さに短かく切断の上、その少なく とも合計3本の分割支持ステー(S1)(S2)(S3)を化粧カバー(C)へ 、裏当て状態に組付け使用するようになっているが、これを化粧カバー(C)へ 裏当て使用できる対応長さの複数本から成る1組として、予じめ作成準備しても 良い。
【0019】 先に一言したワイヤーロープ(12)としては、適当な長さのステンレス鋼製 品を採用することが好ましく、その剛性なワイヤーロープ(12)と弾性の上記 コイルバネ(13)とを複数本づつ併用することによって、化粧カバー(C)の 支持ステー(S)をキャリパー(11)のピストンポット部(11a)へ適度な 緊張状態のもとに、且つ安定良く捲き付け固定できるようになっている。
【0020】 図10〜13は本考案の使用状態を示している。同図のように自動車用ブレー キディスク(10)のキャリパー(11)から前方へ、そのキャリヤー(15) のブリッジ部(15a)が比較的背高く張り出す場合において、上記キャリパー (11)を本考案の使用により化粧するに当っては、次の通り作業する。
【0021】 即ち、先ず上記支持ステー(S)を金切り鋏やその他の手動利器(図示省略) により、化粧カバー(C)へ裏当て使用できる適当な長さに切断し、少なくとも 合計3本の分割支持ステー(S1)(S2)(S3)とする。
【0022】 そして、そのうちの比較的短かい第1、2分割支持ステー(S1)(S2)の 切り離し一端部を図7〜11のように、各々上記キャリヤー(15)のブリッジ 部(15a)に対する係止片(26)として折り曲げ、その係止片(26)をキ ャリヤー(15)のブリッジ部(15a)へ前方から係止させる。
【0023】 他方、同じく第1、2分割支持ステー(S1)(S2)の切り離し他端部を図 7〜11のように、各々キャリパー(11)にフィットし得る脚座(27)とし て折り曲げ、その脚座(27)をキャリパー(11)の前面へ接支させて、上記 第1、2分割支持ステー(S1)(S2)へ前方から化粧カバー(C)を組付け ることにより、その化粧カバー(C)を車軸(14)のホイール取付面(24) とほぼ平行な安定状態に固定する。
【0024】 その際、上記支持ステー(S)に開口分布されている貫通孔(25)と、化粧 カバー(C)に開口分布されているビス挿通孔(17)とを利用して、その化粧 カバー(C)へ上記第1、2分割支持ステー(S1)(S2)の一対を、組付け ビス(28)とナット(29)により、裏当て状態に締結するのである。
【0025】 上記締結作業と相前後して、残りの比較的長い第3分割支持ステー(S3)を 図7〜11のように、化粧カバー(C)の長手方向に沿って延在させる如く、上 記第1、2分割支持ステー(S1)(S2)と交叉させて、その交叉点を別な組 付けビス(30)とナット(31)により締結一体化する。その際にも、上記化 粧カバー(C)に開口分布されている貫通孔(25)を、組付けビス(30)の 挿通用として選択使用することができる。
【0026】 そして、やはり支持ステー(S)の貫通孔(25)を活用し、その上記第3分 割支持ステー(S3)へ直接に又は別個な係止環(図示省略)を介して、複数本 のワイヤーロープ(12)における一端部を各々係止させ、そのワイヤーロープ (12)を悉くキャリパー(11)のピストンポット部(11a)へ捲き付ける 。
【0027】 その場合には図12から明白な通り、上記各ワイヤーロープ(12)の他端部 同志をコイルバネ(13)の仲介により連繋するか、又はその各ワイヤーロープ (12)の他端部と上記第3分割支持ステー(S3)との相互間を、同じくコイ ルバネ(13)により連繋して、上記化粧カバー(C)がキャリパー(11)や そのキャリヤー(15)に対する位置ズレやガタツキなどを生じないように、適 度の緊張力を与えた固定状態に施錠するのである。
【0028】 このような本考案の使用状態では、キャリパー(11)とそのキャリヤー(1 5)を被覆化粧した化粧カバー(C)が、図13のように前方からホイール(W )の放熱孔(32)を通じて透視される結果となる。
【0029】 更に、図14、15は本考案の別な使用状態を示しており、上記キャリヤー( 15)のブリッジ部(15a)におけるキャリパー(11)からの張り出し高さ が、同図のように比較的低く又はその前面同志のほぼフラットな関係状態にある 場合には、上記第1、2分割支持ステー(S1)(S2)の脚座(27)を各々 キャリパー(11)の外周面へ沿うように折り曲げて、そのキャリパー(11) の外周面へ安定良く接支させる。
【0030】 又、残りの比較的長い第3分割支持ステー(S3)はこれを図11、12のよ うな化粧カバー(C)への裏当て状態に使用せず、キャリパー(11)の外周面 に沿うよう弯曲させると共に、上記第1、2分割支持ステー(S1)(S2)と の交叉状態に保って、その交叉点をやはり組付けビス(30)とナット(31) により締結一体化すれば良い。
【0031】 尚、このように使用される本考案の構成とその作業手順は、図1〜13に示し た上記実施形態と実質的に同一であるため、その図14、15に図1〜13との 対応符号を記入するにとどめて、詳細な説明を省略する。
【0032】 何れにしても第1、2分割支持ステー(S1)(S2)と化粧カバー(C)と の組付けビス(28)や、第1、2分割支持ステー(S1)(S2)と第3分割 支持ステー(S3)との組付けビス(30)は、一旦仮り締め状態に維持してお き、化粧カバー(C)の前面カバー本体(16)が車軸(14)のホイール取付 面(24)と平行な関係状態に位置調整された後、上記組付けビス(28)(3 0)を本締め施錠することが望ましい。
【0033】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係る自動車用ブレーキディスク(10)のキャリパー 化粧装置は、ブレーキディスク(10)のキャリパー(11)を被覆できる大き さの化粧カバー(C)と、その化粧カバー(C)へ裏当て状態に組付け使用され る支持ステー(S)と、上記キャリパー(11)へ捲き付け併用されるワイヤー ロープ(12)並びにコイルバネ(13)とから成り、
【0034】 上記キャリパー(11)のキャリヤー(15)から張り出すブリッジ部(15 a)へ係止させた支持ステー(S)を、その前方からキャリパー(11)に被覆 させた化粧カバー(C)へ、裏当て状態として組付け一体化した上、
【0035】 上記支持ステー(S)に連繋したワイヤーロープ(12)とコイルバネ(13 )を、上記キャリパー(11)のピストンポット部(11a)へ捲き付けて緊張 させることにより、その化粧カバー(C)を位置ズレ不能に固定維持するように なっているため、冒頭に述べた従来技術の課題を完全に解決できる効果がある。
【0036】 即ち、本考案の上記構成によれば、ブレーキディスク(10)のキャリパー( 11)を被覆できる大きさの化粧カバー(C)が、予じめ作成用意されており、 これを化粧カバー(C)とワイヤーロープ(12)並びにコイルバネ(13)を 使って、上記キャリパー(11)のピストンポット部(11a)へ固定維持する ようになっているため、従来のような各種異物の除去から着色塗料(A)の塗装 に至る一連の面倒な作業を行なう必要がなく、著しく便利である。
【0037】 又、着色塗料(A)の塗装作業による化粧と異なって、そのキャリパー(11 )の化粧カバー(C)が物理的に完成した製品となっているため、その着脱・交 換によって希望の着色カラーを与えることができ、使用中の熱を受けても、その 化粧効果の劣化するおそれがない。
【0038】 更に、上記化粧カバー(C)にはその支持ステー(S)が裏当て状態として組 付け一体化され、しかも剛性なワイヤーロープ(12)と弾性のコイルバネ(1 3)とを併用して、その化粧カバー(C)をキャリパー(11)のピストンポッ ト部(11a)へ捲き付け緊張させるようになっているため、使用中の振動や衝 撃などを受けるも、位置ズレやガタツキなどを生じ難く、常時安定・確固な固定 状態に保てる効果がある
【0039】 特に、請求項2の構成を採用するならば、キャリパー(11)の前方からキャ リヤー(15)のブリッジ部(15a)が張り出す高さにつき、その車種毎の高 低変化があっても、これに左右されることなく、上記化粧カバー(C)を常時車 軸(14)のホイール取付面(24)とほぼ平行状態に固定維持することができ 、ホイール(W)との干渉を完全防止し得ることになる。
【0040】 請求項3の構成を採用するならば、化粧カバー(C)の支持ステー(S)を適 当な長さに切断・分割して使用でき、これに開口分布する多数の貫通孔(25) を選択して、組付けビス(28)(30)の挿通やワイヤーロープ(12)の挿 通、コイルバネ(13)の係止などを便利良く行なえる効果があり、作業性の向 上に役立つ。
【0041】 又、請求項4の構成を採用するならば、キャリパー(11)のみならず、その キャリヤー(15)も併せて被覆することができ、自動車における足廻りの外観 化粧効果をますます昂め得る効果がある。
【0042】 請求項5の構成を採用するならば、化粧カバー(C)の前面カバー本体(16 )とその縁取りカバー片(20)によって、キャリパー(11)の前面と外周面 を効果的に被覆化粧できるほか、その化粧カバー(C)の量産効果を最大限に発 揮させることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るキャリパー化粧装置の化粧カバー
を抽出して示す正面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図2の4−4線に沿う拡大断面図である。
【図5】図2の5−5線に沿う拡大断面図である。
【図6】化粧カバーの支持ステーを抽出して示す斜面図
である。
【図7】化粧カバーに支持ステーを取り付けた状態の背
面図である。
【図8】図7の8−8線に沿う拡大断面図である。
【図9】支持ステーへワイヤーロープとコイルバネを連
繋させた状態の背面図である。
【図10】化粧カバーをキャリパーに取り付けた状態の
正面図である。
【図11】本考案の使用状態を示す側断面図である。
【図12】図11の12−12線に沿う拡大断面図であ
る。
【図13】図11の前方から見た全体概略正面図であ
る。
【図14】本考案の別な使用状態を示す側断面図であ
る。
【図15】図14の15−15線に沿う拡大断面図であ
る。
【図16】従来の塗装によるキャリパーの化粧状態を示
す正面図である。
【符号の説明】
(10)・ブレーキディスク (11)・キャリパー (11a)・ピストンポット部 (12)・ワイヤーロープ (13)・コイルバネ (14)・車軸 (15)・キャリヤー (15a)・ブリッジ部 (16)・前面カバー本体 (17)・ビス挿通孔 (20)・縁取りカバー片 (22)・リベット (24)・ホイール取付面 (25)・貫通孔 (26)・係止片 (27)・脚座 (28)・組付けビス (29)・ナット (30)・組付けビス (31)・ナット (C)・化粧カバー (S)・支持ステー (W)・ホイール (S1)・第1分割支持ステー (S2)・第2分割支持ステー (S3)・第3分割支持ステー

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーキディスク(10)のキャリパー
    (11)を被覆できる大きさの化粧カバー(C)と、そ
    の化粧カバー(C)へ裏当て状態に組付け使用される支
    持ステー(S)と、上記キャリパー(11)へ捲き付け
    併用されるワイヤーロープ(12)並びにコイルバネ
    (13)とから成り、 上記キャリパー(11)のキャリヤー(15)から張り
    出すブリッジ部(15a)へ係止させた支持ステー
    (S)を、その前方からキャリパー(11)に被覆させ
    た化粧カバー(C)へ、裏当て状態として組付け一体化
    した上、 上記支持ステー(S)に連繋したワイヤーロープ(1
    2)とコイルバネ(13)を、上記キャリパー(11)
    のピストンポット部(11a)へ捲き付けて緊張させる
    ことにより、その化粧カバー(C)を位置ズレ不能に固
    定維持することを特徴とする自動車用ブレーキディスク
    のキャリパー化粧装置。
  2. 【請求項2】化粧カバー(C)の支持ステー(S)を折
    り曲げ可能な金属材から作成し、 その切り離し一端部をキャリパー(11)のキャリヤー
    (15)から張り出すブリッジ部(15a)への係止片
    (26)として折り曲げ係止させる一方、 同じく支持ステー(S)の切り離し他端部をキャリパー
    (11)へフイットし得る脚座(27)として折り曲げ
    接支させることにより、 上記化粧カバー(C)を車軸(14)のホイール取付面
    (24)とほぼ平行に固定維持できるように定めたこと
    を特徴とする請求項1記載の自動車用ブレーキディスク
    のキャリパー化粧装置。
  3. 【請求項3】化粧カバー(C)の支持ステー(S)を金
    切り鋏などの手動利器によって容易に切断できる金属材
    から作成し、 その支持ステー(S)に化粧カバー(C)との組付けビ
    ス挿通孔、ワイヤー挿通孔並びにコイルバネ係止孔とし
    て兼用できる貫通孔(25)の多数を点在分布させたこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動車用ブレーキディス
    クのキャリパー化粧装置。
  4. 【請求項4】化粧カバー(C)を着色カラーが施された
    軽金属材又は高強度な耐熱合成樹脂材から、キャリパー
    (11)とそのキャリヤー(15)を被覆できる正面視
    のほぼ弓形に作成し、 その化粧カバー(C)へ支持ステー(S)との組付けビ
    ス挿通孔(17)を、少なくとも2個一対の並列状態に
    開口分布させたことを特徴とする請求項1記載の自動車
    用ブレーキディスクのキャリパー化粧装置。
  5. 【請求項5】化粧カバー(C)を軽金属の板材から正面
    視のほぼ弓形に打ち抜かれた前面カバー本体(16)
    と、同じく軽金属の板材からキャリパー(11)の外周
    面に沿って円弧状に弯曲された縁取りカバー片(20)
    との別個独立する2部品として、 その縁取りカバー片(20)を複数のリベット(22)
    や溶接、その他の固定手段により、上記前面カバー本体
    (16)の円弧凸曲縁部(16a)に沿って組付け一体
    化したことを特徴とする請求項4記載の自動車用ブレー
    キディスクのキャリパー化粧装置。
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