JP3077707B2 - ロックミシン - Google Patents

ロックミシン

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JP3077707B2
JP3077707B2 JP03079670A JP7967091A JP3077707B2 JP 3077707 B2 JP3077707 B2 JP 3077707B2 JP 03079670 A JP03079670 A JP 03079670A JP 7967091 A JP7967091 A JP 7967091A JP 3077707 B2 JP3077707 B2 JP 3077707B2
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康史 馬場
資郎 里麻
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B1/00General types of sewing apparatus or machines without mechanism for lateral movement of the needle or the work or both
    • D05B1/08General types of sewing apparatus or machines without mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making multi-thread seams
    • D05B1/18Seams for protecting or securing edges
    • D05B1/20Overedge seams
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2205/00Interface between the operator and the machine
    • D05D2205/12Machine to the operator; Alarms
    • D05D2205/16Display arrangements

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロックミシンの改良に関
し、更に詳細にのべると、縁かがり縫いや2重環縫い等
の種々の縫い目を簡単な縫い目変換操作によって行うこ
とができるロックミシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、環縫いと縁かがり縫いとの両方
の機能を備えたミシンは知られている。
【0003】従来、一本針と三本糸の縁かがり縫いを行
うオーバロック縫いミシンが特開昭62−16785号
公報に開示され、このミシンは上ルーパと主軸との連動
を解除する手段と、下ルーパが固着された揺動軸を反布
送り方向に往復動させる手段と、この往復動手段を解除
する手段とを備えている。
【0004】一方、従来の2重環縫いミシンが実開昭6
2−143483号公報に開示されている。このミシン
は針と、左右および前後に往復動するルーパとの協働作
用により2重環縫目を形成する。このミシンでは調節函
の傾き度合を調整することによりルーパ軸の前後往復動
のストロークを調整するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の特開昭
62−16785号公報に記載されたミシンでは、今迄
の機構を変えずに一本針・三本糸の別の運動機構を付加
して縁かがりおよび2重環縫いを行うようにしているた
めに、構造が複雑になり且つ故障が生じ易いという欠点
があった。又、このミシンでは一本針・三本糸縫いのた
め針を二本用いることができなかった。仮に、このミシ
ンで2本針縫いを行う場合、右針を新たに追加しなけれ
ばならず、又、右針をルーパがすくう際に、針幅が広く
なり、このため針糸を良好なタイミングですくうことが
できなかった。針糸をすくえるように針の高さを調節す
ると、針が縫製布から抜ける前に布が送り歯によって送
られ、従って、針流れを生ずる問題があった。
【0006】他方、実開昭62−143483号に開示
されたミシンではルーパ軸の前後往復動のストロークを
調節函によって行っているために、前後送り量を零にす
ることが難しく、従って、かがり縁縫いと2重環縫いと
の相互変換の際、針すくいの位置(針とルーパとのすき
ま)が一定にならないという欠点があった。又、このミ
シンでは前後送り量の調整が難しいという問題があっ
た。
【0007】本発明の目的は、上述の如き従来技術の欠
点を解消したロックミシンを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、下ルーパを揺動運動させる下ルーパ揺
動装置と、下ルーパを前後・揺動運動させる下ルーパ前
後・揺動装置と、これら下ルーパ揺動装置と下ルーパ前
後・揺動装置との作動を相互に切換える運動切換装置と
を備えているロックミシンを特徴とする。
【0009】
【作用】下ルーパ揺動装置は下ルーパを揺動運動させ、
下ルーパ前後・揺動装置は下ルーパを前後および揺動運
動させる。下ルーパが下ルーパ揺動装置によって揺動運
動されるとき下ルーパは上ルーパと協働して縁かがり縫
いを行う。一方、下ルーパが下ルーパ前後・揺動装置に
よって前後および揺動運動されるとき下ルーパは針と協
働して2重環縫いを行う。この際上ルーパは運動しな
い。運動切換装置は、簡単な切換操作によって上述の下
ルーパ揺動装置と下ルーパ前後・揺動装置との作動を相
互に切換えて縁かがり縫いと2重環縫いとを自在に変換
させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0011】先ず、図1を参照すると、本発明に係るロ
ックミシンが示してあり、このミシンは針1とこの針と
協働して縫目を形成する下ルーパ2および上ルーパ3を
備えている。これら針および上下のルーパは共通の駆動
手段によって駆動される。この駆動手段は周知の如く、
はずみ車4とこのはずみ車によって回転運動される主軸
5とから成る。更に具体的にのべると、針1は、主軸5
に固定された偏心カム6とこの偏心カムに遊嵌する連結
ロッド7とこの連結ロッドに連結部8を介して連結され
た針棒駆動軸9とによって針棒10が駆動されることに
よって所要のタイミングで上下動される。この構成は周
知であるので更に詳細な説明を省略する。 本発明に係
るロックミシンは、下ルーパ2を駆動する下ルーパ揺動
装置20および下ルーパ前後・揺動装置21と、これら
下ルーパ揺動装置と下ルーパ前後・揺動装置との作動を
相互に切換える運動切換装置22とを備えている。一
方、上ルーパ3は上ルーパ揺動装置23によって駆動さ
れる。
【0012】下ルーパ揺動装置20は下ルーパ2を揺動
運動させて上ルーパ3および針1と協働して縁かがり縫
いを行い、下ルーパ前後・揺動装置21は下ルーパ2を
前後および揺動運動させて針1と協働して2重環縫いを
行う。この場合、上ルーパ3は運動しない。
【0013】図2を参照すると、下ルーパ揺動装置2
0、下ルーパ前後・揺動装置21、運動切換装置22お
よび上ルーパ揺動装置23の構造および相互の関係が示
されている。
【0014】下ルーパ揺動装置20は、下ルーパ2を支
持する下ルーパ支持機構30とこの下ルーパ支持機構を
第一の揺動連結機構31を介して揺動する下ルーパ駆動
機構32とから成っている。
【0015】下ルーパ支持機構30は下ルーパ支持腕3
3と下ルーパ軸34とから成っている。下ルーパ2の基
端は下ルーパ支持腕33の一端に固定され、この下ルー
パ支持腕の他端は下ルーパ軸34に固定されている。下
ルーパ軸34は、その軸線周りに回転自在に且つその長
手方向に沿って往復動し得るようにミシンのフレーム3
5に支承されている(図4および図5参照)。ここで、
明細書において、下ルーパ2の前後運動とは、図2に矢
印Rで示す如く、下ルーパ軸の長手方向(図示しない縫
製布の送り方向)に沿う往復動をいい、下ルーパ2の揺
動運動とは、図2に矢印S1 で示す如く、下ルーパ軸の
軸線周りのある角度範囲に亘る往復回転運動をいうもの
とする。下ルーパ駆動機構32はミシンのフレーム35
に回転自在に支承された中央軸36とこの中央軸上に固
定された中央軸駆動腕37とこの中央軸駆動腕を揺動さ
せる揺動手段38とから成っている。この揺動手段は一
端が中央軸駆動腕37に固定された下ルーパ連結腕39
とこの下ルーパ連結腕と主軸5とを連結する下ルーパ揺
動ロッド40とから成っている。更に詳細にのべると、
下ルーパ連結腕39の他端部には図4に示すように球状
部39aが設けられ、この球状部は下ルーパ揺動ロッド
40の一端に形成された軸受部40aに球面運動可能に
嵌合されている。主軸5には偏心カム41が固定され、
この偏心カムは下ルーパ揺動ロッド40の他端に設けら
れた軸受部40bに回転自在に嵌合されている。従っ
て、主軸5が回転すると、下ルーパ揺動ロッド40が略
長手方向に沿って往復動し、これによって中央軸駆動腕
37が図2に矢印S2 で示す如く、中央軸36の軸線周
りに所定の角度範囲に亘って往復動(揺動)することが
できる。
【0016】第一の揺動連結機構31は、中央軸駆動腕
37の一側で中央軸36に回転自在に取付けられたロッ
ク切換腕42と、一端がこのロック切換腕の自由端に枢
着され他端がロック揺動板軸43に固定されたロック連
結ロッド44と、下ルーパ軸34に固定され且つロック
揺動板軸43を回転自在に支承し且つ下ルーパ軸34に
固定されたロック揺動板45とから成っている。従っ
て、ロック切換腕42が中央軸36の軸線周りに揺動運
動すると、ロック連結ロッド44、ロック揺動板軸43
およびロック揺動板45を介して下ルーパ軸34が揺動
運動する。この第一の揺動連結機構31は、後述する運
動切換装置22によって中央軸駆動腕37に対して連結
したりその連結を解放したりするようにされる。これに
ついては後述する。
【0017】下ルーパ2を前後および揺動運動させる下
ルーパ前後・揺動装置21は下ルーパ駆動機構32に解
放可能に連結する第二の揺動連結機構46と、下ルーパ
を前後運動する前後駆動機構47と、前後運動をロック
する前後ロック機構48とから成っている。
【0018】第二の揺動連結機構46は、図2、図4お
よび図5に示すように、一端が中央軸36に回転自在に
嵌合された二重環切換腕49と一端が下ルーパ軸34に
固定され他端が二重環切換腕49の他端に連結された二
重環揺動腕50とを有する。この二重環揺動腕の他端に
は二重環揺動腕軸51が固定され、この軸51は二重環
切換腕49の他端に形成されたスロット49aの中にな
めらかに嵌合されている(図2参照)。この二重環切換
腕49は中央軸駆動腕37の他側、即ち、この中央軸駆
動腕をはさんで第一の揺動連結機構31のロック切換腕
42の反対側に配置されている。尚、図2、図4および
図5において符号52は二重環切換腕49が中央軸36
の軸方向に移動するのを防ぐカラーを示す。
【0019】従って、二重環切換腕49が揺動すると、
二重環揺動腕軸51および二重環揺動腕50を介して下
ルーパ軸34が揺動する。この二重環切換腕49は、運
動切換装置22によって中央軸駆動腕37に対して連結
したり解放したりするように作動される。
【0020】前後駆動機構47は、下ルーパ軸34の揺
動方向と略垂直方向に揺動するようにフレーム35に回
転自在に支承された前後揺動軸53と、この前後揺動軸
を揺動する揺動手段54と、前後揺動軸の揺動を下ルー
パ軸34に伝達する伝達手段55とから成っている。揺
動手段54は一端が前後揺動軸53に固定されたリンク
56と、一端がこのリンクの他端に枢着され他端が主軸
5に連結された二重環揺動ロッド57とを有している。
この場合、主軸5には偏心カム58が固定され、この偏
心カムは二重環揺動ロッド57の他端に形成された軸受
部57aの中に滑らかに嵌合されている。従って、主軸
5を回転運動させると、この二重環揺動ロッド57およ
びリンク56を介して前後揺動軸53を揺動させること
ができる。
【0021】伝達手段55は、図2に示すように、一端
が前後揺動軸53に固定された前後揺動腕59と下ルー
パ軸34に固定された一対のリング60,60′と前後
揺動腕をリングに係合させたり解放したりする連結手段
61とを備えている。この連結手段は前後揺動軸53に
取付けられた前後揺動切換枠62とこの前後揺動切換枠
に固定された前後揺動ピン63とから成っている。リン
グ60,60′は所定の間隔をあけて配置されて下ルー
パ軸34に固定されている。前後揺動切換枠62は間隔
をあけた一対の側板64,65とこれら側壁を連結する
連結板66とから成っている。この場合、前後揺動腕5
9が前後揺動切換枠62の一方の側板64と下ルーパ軸
34との間に位置するように設定されている。前後揺動
切換枠62は、それら側板64,65が前後揺動軸53
にその長手方向に摺動可能に取付けられている。前後揺
動ピン63は一端が一方の側板64に固定されている。
このピンは前後揺動腕59に形成された長孔59aを貫
通して下ルーパ軸34に固定された一対のリング60,
60′の間に挿入可能である。ピンが、この状態、即
ち、前後揺動腕59の長孔59aを通してリング60,
60′間に挿入されたとき前後揺動軸53の揺動運動が
前後揺動腕59および前後揺動ピン63を介して下ルー
パ軸34に伝えられ、従って、下ルーパ軸即ち下ルーパ
2は前後運動Rを行う。
【0022】前後ロック機構48は、前後揺動切換枠6
2の他方の側板65に固定された前後ロック腕67とこ
の前後ロック腕に取付けられた前後固定ピン68とから
成る。前後ロック腕67には図8に示すように、ボス部
69と前後揺動軸53が遊嵌する孔70とが設けられて
いる。ボス部69は、側板65を貫通しこの貫通した部
分に止メ輪71によって側板65に固定されている。従
って、この前後ロック腕67は前後揺動切換枠62の移
動に伴って下ルーパ軸34に接近したり離れたりするよ
うに前後揺動軸上を移動可能である。尚、符号72は前
後揺動固定軸を示し、この固定軸の一端はフレーム35
に固定され、他端は前後ロック腕67を貫通している。
この前後揺動固定軸は前後ロック腕が前後揺動軸上を移
動するときのガイドの役目を果す。
【0023】前後固定ピン68はその一端が前後ロック
腕67に固定され、その他端は下ルーパ軸34に固定さ
れたリング60,60′間に挿入可能である。
【0024】この前後ロック腕67は後で詳細にのべる
運動切換装置22によって作動される。
【0025】上述から認識されるべきことは前後ロック
腕67が図2で見て右方に移動されると、前後揺動切換
枠62も右方に移動し、前後固定ピン68がリング6
0,60′間に挿入され、前後揺動ピン63がリング6
0,60′間から抜け出ることである。この状態では下
ルーパ軸は前後揺動腕59から解放されて前後運動せず
且つ前後固定ピン68によって前後運動がロックされ
る。これとは逆に、前後ロック腕67が図2で見て左方
に移動されると、前後固定ピン68がリング60,6
0′間から抜け出て、前後揺動ピン63がリング60,
60′間に挿入される。この状態では前後運動のロック
が解除され、下ルーパ軸は前後揺動腕59によって前後
運動を行うことができる。
【0026】ここで、再び述べておくと、下ルーパ2は
下ルーパ駆動機構32および第一の揺動連結機構31に
よって揺動運動され、又、下ルーパ2は下ルーパ駆動機
構32、第二の揺動連結機構46および前後駆動機構4
7によって前後運動および揺動運動される。
【0027】上ルーパ3を揺動させる上ルーパ揺動装置
23は上ルーパ支持機構80とこの上ルーパ支持機構を
駆動する上ルーパ駆動機構81と上ルーパ支持機構に設
けられた揺動・解放機構82とから成っている(図2,
図4および図5参照)。
【0028】上ルーパ支持機構80は上ルーパ軸83
と、一端がこの上ルーパ軸に回転自在に取付けられた上
ルーパ揺動腕84と、一端がこの上ルーパ揺動腕の自由
端に枢着された上ルーパ支持腕85とから成っている
(図1および図2参照)。上ルーパ3はこの上ルーパ支
持腕85の他端に固定されている。又、この上ルーパ支
持腕85は図1に示すように、上ルーパスライド軸受8
6によって案内されている。従って、上ルーパ揺動腕8
4が図2に矢印S3 で示すように揺動すると、下ルーパ
2が所定の揺動運動を行う。上ルーパ軸83は下ルーパ
軸34と略平行に配置され且つミシンのフレーム35に
回転自在に支承されている(図4および図5参照)。
【0029】上ルーパ駆動機構81は、上ルーパ軸83
に固定された上ルーパ駆動腕87と、一端がこの上ルー
パ駆動腕に固定された上ルーパ連結腕88と、この上ル
ーパ連結腕と主軸5とを連結する上ルーパ揺動ロッド8
9とを有している。上ルーパ連結腕88の他端即ち突出
端には球状部90が形成され(図4および部5参照)、
この球状部は上ルーパ揺動ロッド89の一端に形成され
た軸受部91に球面運動可能に嵌合されている。主軸5
には偏心カム92(図10参照)が固定され、この偏心
カムは上ルーパ揺動ロッド89の他端に形成された軸受
部93に回転自在に嵌合されている。従って、主軸5を
回転すると、上ルーパ揺動ロッド89、上ルーパ連結腕
88を介して上ルーパ駆動腕87即ち上ルーパ軸83が
その軸線周りに所定の角度範囲に亘って往復回転運動を
することができる。
【0030】揺動・解放機構82は下ルーパ軸の揺動運
動を上ルーパ揺動腕84に付与したり付与しなかったり
するものである。この揺動・解放機構82は図示の実施
例では下ルーパ軸83に固定された上ルーパ揺動連結腕
94と、この上ルーパ揺動連結腕94に上ルーパ揺動腕
84を係合させたり外したりりするリリース手段95と
から成っている。このリリース手段は上ルーパリリース
本体96とこの上ルーパリリース本体に固定された上ル
ーパリリースピン97とを有している。上ルーパリリー
ス本体96は上ルーパ軸83にその長手方向に沿って摺
動自在に取付けられている。上ルーパリリースピン97
は、上ルーパ揺動腕84および上ルーパ揺動連結腕94
の夫々に設けられた切欠溝84aおよび94a(図2お
よび図4参照)に滑らかに嵌合し得るようにされてい
る。上ルーパリリース本体96は後述する運動切換装置
22によって上ルーパリリースピン97が上ルーパ揺動
連結腕94に係合する揺動位置と係合しない非揺動位置
との間を移動される。更に詳細にのべると、揺動位置に
おいては上ルーパリリースピン97が上ルーパ揺動連結
腕94および上ルーパ揺動腕84に係合(図4参照)し
ているので下ルーパ軸83の揺動運動が上ルーパ揺動連
結腕94を介して上ルーパ揺動腕84に伝えられ、この
ため上ルーパ3が揺動する。非揺動位置では上ルーパリ
リースピン97が上ルーパ揺動連結腕94に係合してい
ない(図5参照)ので下ルーパ軸83の揺動は上ルーパ
揺動腕84に伝わらない。尚、この場合、上述の非揺動
位置において、上ルーパ3は最下位の位置にある。
【0031】次に、下ルーパ揺動装置20と下ルーパ前
後・揺動装置21との作動を切換える運動切換装置22
について述べる。
【0032】この運動切換装置22は、第一の揺動連結
機構31と第二の揺動連結機構46とを下ルーパ駆動機
構32に対して夫々連結したり切離したりするクラッチ
機構100と、前後ロック機構48の前後ロック腕67
を移動するロック制御手段101と、リリース手段95
の上ルーパリリース本体96を移動するリリース制御手
段102とを備えている。これらクラッチ機構100、
ロック制御手段101およびリリース制御手段102
は、フレーム35に取付けられたフレーム取付板103
上に設けられ且つこれらは運動切換装置22の主切換腕
104、リンク手段105および駆動手段106によっ
て、駆動される(図2,図3参照)。
【0033】クラッチ機構100は、図6および図7に
示すように、中央軸駆動腕37、二重環切換腕49およ
びロック切換腕42の夫々の下部に互いに整列するよう
に形成された第一、第二の貫通孔107,108および
ロック切換腕42の二又部42a(図2,図6参照)の
中に嵌合された切換ピン110とこの切換ピンに係合可
能な切換ピン係合部材111とこの切換ピン係合部材を
支持する第一の切換腕112(図3)とを備えている。
切換ピン係合部材111は第一の切換腕112に固定さ
れている。切換ピン110は中央軸36に略平行に配置
されて第一〜第二の貫通孔および二又部42a内を摺動
自在であり且つその略中央部には図6および図7に示す
ように小径部110aが形成されている。切換ピン係合
部材111の起立部113の先端面113aは、図10
に示すように、小径部110aの外径に相応してこの小
径部を担持するようにわん曲面に形成されている。
【0034】ロック制御手段101は一端が前後ロック
腕67の下面に固定された第二の切換腕114(図3)
から成っている。この第二の切換腕114の他端は第一
の切換レバー115を介して第一の切換腕112に連結
されている(図3参照)。
【0035】リリース制御手段102は主切換腕104
と上ルーパリリース本体96とを連結する上ルーパリリ
ース切換腕116を有する。この上ルーパリリース切換
腕116の略中央部はフレーム取付板103に枢着さ
れ、一端は主切換腕104に枢着されている。この上ル
ーパリリース切換腕の他端には係合ピン117が固定さ
れており、この係合ピンは上ルーパリリース本体96に
形成された溝96a(図10)の中に嵌合されている。
【0036】尚、主切換腕104と第一の切換腕112
とは第二の切換レバー118によって連結されている。
【0037】従って、主切換腕104がその長手方向に
移動すると、上ルーパリリース切換腕116を介して上
ルーパリリース本体96が上ルーパ軸83に沿って駆動
され、又、第二の切換レバー118を介して第一の切換
腕112が駆動されて切換ピン110が移動され、更
に、第一の切換レバー115を介して第二の切換腕11
4が駆動して前後ロック腕67が移動される(図3参
照)。
【0038】運動切換装置22の駆動手段106は、図
示の実施例では、図2に示すように、ミシンのフレーム
200(図1)の後方に配置された縫目交換ダイヤル2
01とこのダイヤルの軸に固定された縫目変換カム20
2と一端がこのカムに接触する変換レバー203とから
成る。
【0039】リンク手段105はこの変換レバー203
の他端に一端が枢着されたロッド204と一端がこのロ
ッドの他端に枢着された変換駆動腕205と主切換腕1
04に固定されたブラケット206と変換駆動腕205
とブラケット206とを連結する調節軸207とから成
っている。
【0040】上述において、縫目変換ダイヤル201を
回すと、縫目変換カム202、変換レバー203および
リンク手段105を介して主切換腕104をその長手方
向に沿って移動せしめることができる。
【0041】図3において、主切換腕104の実線で示
す矢印方向の第一の移動Aは縁かがりあるいは全巻きの
場合であり、主切換腕104の破線で示す矢印方向の第
二の移動Bは2重環縫いの場合である。
【0042】上述の縫目変換ダイヤル201、縫目変換
カム202、変換レバー203およびリンク手段105
は、縫目変換ダイヤル201を回したとき、縁かがりや
2重環縫い等種々の縫目形式に相応して下ルーパ揺動装
置20と下ルーパ前後・揺動装置21との相互の切換え
および上ルーパ揺動装置23の制御を行うことができる
ように設定されている。尚、縫目変換ダイヤルに各縫い
目の表示を設けると好ましい。
【0043】このように、縫目変換ダイヤル201を単
に回すだけで種々の縫目変換を行うことができる。
【0044】次に、上述の本発明に係るロックミシンの
作動について述べる。
【0045】先ず、全体的にのべると、縁かがり縫いの
場合、下ルーパ揺動装置20によって下ルーパ2は揺動
運動のみを行う。この場合、下ルーパ2の前後運動は停
止しているが上ルーパ3は上ルーパ揺動装置23によっ
て作動される。従って、下ルーパの揺動運動と上ルーパ
の揺動運動とによって縁かがりが行われる(図4参
照)。
【0046】次に、2重環縫いの場合、下ルーパ2は下
ルーパ前後・揺動装置21によって前後および揺動運動
を行う。この場合、上ルーパ3は揺動しない。これによ
って2重環縫いが行われる(図5参照)。
【0047】次に、これら縫い形式に基いて作動を説明
する。
【0048】縁かがりおよび全巻き縫いの場合 先ず、運動変換装置22の縫目変換ダイヤル201を縁
かがり等を行う位置に回す。すると、上述したように、
リンク手段105を介して主切換腕104が図2に実線
で示す第一の移動Aを行う。すると、次の3つの操作が
行われる。第一に、上ルーパリリース腕切換腕116を
介して上ルーパリリース本体96が上ルーパ揺動腕84
に向って上ルーパ軸83上を移動され、上ルーパリリー
スピン97が上ルーパ揺動連結腕94の切欠溝94aの
中に嵌入する。この状態では上ルーパリリースピン97
は上ルーパ揺動腕84および上ルーパ揺動連結腕94の
両方に係合し、従って、上ルーパ駆動機構81による上
ルーパ軸83の揺動運動が上ルーパ揺動腕84および上
ルーパ支持腕85を介して上ルーパ3に与えられ、上ル
ーパは所定の揺動運動を行う。第二に、第二の切換レバ
ー118を介して第一の切換腕112が図3に実線で示
す方向に移動する。換言すると、切換ピン係合部材11
1が切換ピン110の一端をロック切換腕42の二又部
42aの中に嵌合せしめる。この場合、切換ピン110
の他端は二重環切換腕49の第二の貫通孔108から抜
け出ている。従って、切換ピン110は中央軸駆動腕3
7の第一の貫通孔107とロック切換腕42の二又部4
2aの両方に嵌入している。このような状態が図6に示
されている。このような状態では下ルーパ駆動機構32
による中央軸36の揺動運動は中央軸駆動腕37および
第一の揺動連結機構31、具体的にはロック切換腕4
2、ロッド連結ロッド44、ロック揺動板45を介して
下ルーパ軸34および下ルーパ支持腕33に伝えられ、
次いで下ルーパ2に伝えられる。このため下ルーパは所
定の揺動運動を行う。注目すべきことは、この場合、第
二の揺動連結機構46が解放状態となって中央軸駆動腕
37の運動は二重環切換腕49に伝えられないことであ
る。これは切換ピン110が第二の貫通孔108から抜
け出ているからである。
【0049】第三に、第二の切換腕114が図3に実線
で示す方向に移動し、前後ロック腕67および前後揺動
切換枠62を図2で見て右方に移動する。すると、前後
固定ピン68が下ルーパ軸34に固定された一対のリン
グ60,60′間に挿入され、他方,前後揺動ピン63
はこれらリング60,60′間から抜け出る。このこと
は、上述の如く下ルーパの前後運動がロックされること
になる。
【0050】以上から、下ルーパ2は揺動運動のみを行
い、上ルーパ3の揺動と協働して縁かがり縫いを行う。
【0051】二重環縫い等の場合 先ず、縫目変換ダイヤル201を2重環縫い等を行う位
置に回す。すると、主切換腕104が図2に破線で示す
第二の移動Bを行う。この際、先ず、上ルーパリリース
腕切換腕116を介して上ルーパリリース本体96が上
ルーパ揺動腕84から離れるように移動され上ルーパリ
リースピン97が上ルーパ揺動連結腕94の切換溝94
aから抜け出る。従って、上ルーパ軸83の運動は上ル
ーパ揺動腕84に伝えられず、上ルーパ3は揺動しな
い。この場合、上ルーパは最下位の位置でフリーとな
る。次に、第二の切換レバー118を介して第一の切換
腕112が図3に破線で示す方向に移動する。これは、
切換ピン係合部材111が切換ピン110の他端を二重
環切換腕49の第二の貫通孔108の中に嵌合せしめ、
切換ピン110の一端がロック切換腕42の二又部42
aから抜け出ることになる(図7参照)。この状態では
第一の揺動連結機構31が解放され、第二の揺動連結機
構46が下ルーパ駆動機構32と連結されることにな
る。従って、下ルーパ駆動機構の揺動運動はこの第二の
揺動連結機構46、具体的には二重環切換腕49、二重
環揺動腕軸51および二重環揺動腕50を介して下ルー
パ軸34に伝えられる。従って、下ルーパ2は所定の揺
動運動を行う。一方、第二の切換腕114が第一の切換
腕112の破線方向の移動(図3)に伴って図2で見て
左方に移動される。このことは前後揺動切換枠62を同
様に図2の左方に移動せしめ、前後揺動ピン63を前後
揺動腕59の長孔59aを貫通した状態で下ルーパ軸3
4に固定されたリング60,60′間に挿入され、他
方、前後固定ピン68がリング60,60′間から抜け
出ることになる。従って、下ルーパ軸34は前後駆動機
構47によって前後運動が与えられる。
【0052】以上の結果として、下ルーパ2は前後およ
び揺動運動を行って2重環縫い等に寄与することにな
る。
【0053】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、縫目変換
ダイヤルを単に回すだけで縫目を変えることができるロ
ックミシンが提供できる。又、下ルーパ揺動装置、下ル
ーパ前後・揺動装置および上ルーパ揺動装置を独自に構
成し、これら装置を運動切換装置によって制御するよう
に構成したので広範囲の縫目変換が実施でき、このこと
は一つの縫目形成ミシンに他の縫目形成装置を付加する
従来のミシンでは広範囲の縫目変換ができない点で大き
な特徴を有する。更に、下ルーパ揺動装置、下ルーパ前
後・揺動装置および上ルーパ揺動装置が、夫々、下ルー
パおよび上ルーパの所定の運動を実現させることがで
き、従って、下ルーパおよび上ルーパを確実に駆動させ
ることができ、従来技術の如き針流れや針すくいの不定
等の問題が全くないという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロックミシンを示す正面図。
【図2】図1に示すロックミシンにおいて下ルーパ揺動
装置、下ルーパ前後・揺動装置、上ルーパ揺動装置およ
び運動切換装置を示す斜視図。
【図3】運動切換装置の要部の平面図。
【図4】縁かがり縫い等の場合の下ルーパ揺動装置、上
ルーパ揺動装置および下ルーパ前後・揺動装置の一部断
面せる平面図。
【図5】2重環縫い等の場合の図4と同様の平面図。
【図6】第一の揺動連結機構が作動状態にある縁かがり
縫い等の場合のクラッチ機構を示す側面図。
【図7】第二の揺動連結機構が作動状態にある2重環縫
い等の場合のクラッチ機構を示す側面図。
【図8】前後ロック腕の前後揺動切換枠に対する取付部
を示す一部断面せる部分正面図。
【図9】第一の揺動連結機構と前後駆動機構との一部を
示す一部断面せる側面図。
【図10】図10(a)は第一の揺動連結機構と上ルー
パ揺動装置とを示す正面図、図10(b)は切換ピンと
切換ピン係合部材との係合状態を示す部分断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−16785(JP,A) 実開 昭62−143483(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05B 1/20 D05B 1/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下ルーパを、前後運動及び揺動運動から
    成る楕円運動と、揺動運動のみから成る往復直線運動
    と、の何れか一方の運動にて駆動する下ルーパ駆動装置
    と; 前記楕円運動又は往復直線運動を相互に切り換えて下ル
    ーパへ伝達するクラッチ機構と; を備えていることを特徴とするロックミシン。
  2. 【請求項2】 下ルーパを前後運動又は揺動運動するた
    めの下ルーパ駆動機構を備えているロックミシンであっ
    て、該下ルーパ駆動機構が、下ルーパに連結し前後運動又は揺動運動を可能とした
    後揺動軸と; 該前後揺動軸を揺動運動させる揺動手段と; 該揺動手段の揺動運動を前記前後揺動軸に選択的に伝達
    ・解除する伝達・解除手段と; 下ルーパが揺動手段によって揺動運動する間、該下ルー
    パの前後運動をロックする前後運動ロック機構と; を備えていることを特徴とするロックミシン。
  3. 【請求項3】 下ルーパを揺動運動させる下ルーパ揺動
    装置と; 下ルーパを前後運動及び揺動運動させる下ルーパ前後・
    揺動装置と; 前記下ルーパ揺動装置と前記下ルーパ前後・揺動装置と
    の作動を相互に切り換える運動切り換え装置と; を備えていることを特徴とするロックミシン。
  4. 【請求項4】 下ルーパを、前後運動及び揺動運動から
    成る楕円運動と、揺動運動のみから成る往復直線運動
    と、の何れか一方の運動にて駆動する下ルーパ駆動装置
    と; 前記楕円運動又は往復直線運動を相互に切り換えるクラ
    ッチ機構と; 下ルーパを前後運動させる前後駆動機構と; 該前後駆動機構の運動を下ルーパに選択的に伝達・解除
    する伝達・解除手段と; 上ルーパを揺動させる上ルーパ揺動装置と; 上ルーパの揺動を選択的に解放する揺動・解放機構と; 前記下ルーパの伝達・解除手段と、上ルーパの揺動・解
    放機構と、を相互に切り換え可能としている運動切り換
    え装置と; を備えていることを特徴とするロックミシン。
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