JP3074472U - 調理容器の取手装置 - Google Patents

調理容器の取手装置

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JP3074472U JP2000004591U JP2000004591U JP3074472U JP 3074472 U JP3074472 U JP 3074472U JP 2000004591 U JP2000004591 U JP 2000004591U JP 2000004591 U JP2000004591 U JP 2000004591U JP 3074472 U JP3074472 U JP 3074472U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なくてすむ着脱式の調理容器の
取手装置を提供する。 【解決手段】 受け体5に縦孔7を形成し、先端部9に
縦孔7に挿入する挿入部10を形成する。挿入部10の先端
に受け体5の下面5Aに係止する下面係止部11を内側に
向けて形成する。挿入部9の基端に前記受け体5の上面
に係止する上面係止部12を外側に向けて形成する。上面
係止部12の基端に受け体5の外側縁に係止可能な外側縁
係止部13を形成する。受け体5と取手4の先端部9のみ
で取手4の着脱を行うことができるので、部品点数を少
なくすることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、調理容器の取手装置に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
従来の鍋、フライパン等の調理容器には取手が突出し固着していたので、収納 スペースが広くなるという問題があった。このような問題を解決するものとして 、例えば実用新案登録第3067853号公報の取手装置が公知である。この取 手装置は、鍋本体の周面に横向きに板状の突片を張出して設け、突片の基端側に 上下方向に貫通して孔を形成する。そして、取手には、突片が開口部より挿入し て着脱可能に嵌合する嵌合受け部を形成する。さらに孔に鉤部が係止可能なスト ッパーを取手に設ける。従って、突片に開口部より挿入して溝状の嵌合受け部を 嵌合させて、取手を突片に安定性良く取り付けることができ、また、ストッパー を回動するように操作部を操作することにより、簡単にストッパーの作動を行な うことができる。
【0003】 しかしながら、このようなものにおいては部品点数が多く、高価になってしま い、比較的安価に提供すべき鍋やフライパンには利用することが出来ないという 問題があった。
【0004】 そこで、本考案は、部品点数が少なくてすむ着脱式の調理容器の取手装置を提 供することを目的とする。また、本考案は取手を調理容器本体に設けた受け体に 確実に連結することができる調理容器の取手装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、調理容器本体に設けた受け体に取手の先端部を着脱自在に 設ける調理容器の取手装置において、前記受け体に縦孔を形成し、前記先端部に 前記縦孔に挿入する挿入部を形成すると共に該挿入部の先端に前記受け体の下面 に係止する下面係止部を内側に向けて形成し、前記挿入部の基端に前記受け体の 上面に係止する上面係止部を外側に向けて形成し、該上面係止部の基端に前記受 け体の外側縁に係止可能な外側縁係止部を形成したことを特徴とする調理容器の 取手装置である。
【0006】 この請求項1の構成によれば、受け体の下面に下面係止部が係止し、挿入部が 縦孔に挿入し、受け体の上面に上面係止部が係止し、さらに外側縁係止部が受け 体の外側縁に形成した凹部に係止することにより、調理容器本体に取手を一体的 に連結することができる。
【0007】 請求項2の考案は、前記外側縁係止部は下端を下方内側に向けて形成されたこ とを特徴とする請求項1記載の調理容器の取手装置である。
【0008】 この請求項2の構成によれば、外側縁係止部は下端を下方内側に向けて形成さ れるので、該外側縁係止部は受け体の外側縁に弾性的に係止できる。
【0009】 請求項3の考案は、前記受け体の外側縁に凹部を形成すると共に、該凹部の左 右縁に前記外側縁係止部の左右縁が係止することを特徴とする請求項2記載の調 理容器の取手装置である。
【0010】 この請求項3の構成によれば、両左右縁の係止により取手のぐらつきを防止で きる。
【0011】 請求項4の考案は、前記外側縁係止部の下端に外側へ延設する延長部が形成さ れ、該延長部を取手の先端に挿着することを特徴とする請求項3記載の調理容器 の取手装置である。
【0012】 この請求項4の構成によれば、延長部を取手の先端に挿着することで、取手と 先端部を連結することができる。
【0013】 請求項5の考案は、前記調理容器本体が鍋本体であることを特徴とする請求項 1〜4のいずれか1項に記載の調理容器の取手装置である。
【0014】 この請求項5の構成によれば、複数の鍋本体に取手を選択的に着脱することが できる。
【0015】
【考案の実施形態】
以下、本考案の実施形態を添付図を参照して説明する。図1に示すように調理 容器本体である片手形の鍋本体1は底部2と周面3を備え、周面3の一側に取手 4を連結するための金属製の受け体5を固着する。周面3に添着する下向きの基 端部6に接続された前記受け体5は水平またはやや上向きなどのほぼ水平な平板 状であり、そのほぼ中央に縦孔7を上下方向に貫通して形成しており、該縦孔7 は横幅Wが長く形成されている。さらに、受け体5の外側縁には凹部8を形成す る。
【0016】 合成樹脂からなる前記取手4の金属製の先端部9は、前記縦孔7の横長幅Wと ほぼ同じ幅を形成したほぼ平板状であり、縦孔7に挿入する挿入部10を形成する と共に該挿入部10の先端に前記受け体5の下面5Aに係止する下面係止部11を内 側に向けて形成し、前記挿入部10の基端に前記受け体5の上面5Bに係止する上 面係止部12を外側に向けて形成し、該上面係止部12の基端に前記受け体5の外側 縁に形成した凹部8に係止可能な外側縁係止部13を形成している。そして、外側 縁係止部13は下端13Aを下方内側に向けて形成されており、また外側縁係止部13 の下端13Aには外側へ延設する延長部14が形成され、該延長部14を取手4の先端 に挿着している。また、凹部8の左右縁8Aに外側縁係止部13の左右縁13Bが係 止するように形成されている。
【0017】 尚、図中15は上面係止部12、外側縁係止部13及び延長部14に形成した補強用リ ブである。
【0018】 次に前記構成についてその作用を説明する。取手4を受け体5に取り付けると きは、まず取手4を握って下面係止部11を縦孔7に上方より挿入し、続けて挿入 部10を縦孔7に挿入する。この後上向きの取手4をゆっくりと外側へ倒す。この 際には縦孔7に挿入している挿入部10が回転中心となる。この取手4の倒し作業 により外側縁係止部13が受け体5の外側縁に形成した凹部8に係止する際、凹部 8の外側縁により外側縁係止部13がいったん外側に押し広げられた後、凹部8の 外側縁に外側縁係止部13が係止すると、再び外側縁係止部13が復帰して凹部8の 外側縁に外側縁係止部13が弾性的に係止することにより、受け体5の下面5Aに 下面係止部11が係止し、挿入部10が縦孔7に挿入し、受け体5の上面5Bに上面 係止部12が係止し、さらに外側縁係止部13が受け体5の外側縁に形成した凹部8 に係止することにより、鍋1に取手4を一体的に連結することができる。尚、先 端部9の幅は縦孔7の横長幅Wとほぼ同じで挿入するので両者は嵌合状態となっ ている。また、外側縁係止部13は下端13Aを下方内側に向けて形成されるので、 該外側縁係止部13は受け体5の外側縁たる凹部8に弾性的に係止できる。
【0019】 しかして、取手4を握って鍋1を火にかけるなど運搬することができるもので ある。特に凹部8の左右縁8Aに外側縁係止部13の左右縁13Bが係止するように 形成されているので、取手4が受け体5に対して左右にぶれるようなことはない 。そして、取手4を受け体5より取り出すときは、挿入部10を回転中心として取 手4を持ち上げ、外側縁係止部13を凹部8より離脱し、さらに縦孔7より挿入部 10、下面係止部11を抜き出すものである。
【0020】 以上のように、前記実施例では請求項1に対応して、鍋本体1に設けた受け体 5に取手4の先端部9を着脱自在に設ける調理容器の取手装置において、前記受 け体5に縦孔7を形成し、前記先端部9に前記縦孔7に挿入する挿入部10を形成 すると共に該挿入部10の先端に前記受け体5の下面5Aに係止する下面係止部11 を内側に向けて形成し、前記挿入部9の基端に前記受け体5の上面に係止する上 面係止部12を外側に向けて形成し、該上面係止部12の基端に前記受け体5の外側 縁に係止可能な外側縁係止部13を形成したことにより、受け体5と取手4の先端 部9のみで取手4の着脱を行うことができるので、部品点数を少なくすることが できる。
【0021】 また、前記実施例では請求項2に対応して、前記外側縁係止部13は下端13Aを 下方内側に向けて形成されたことにより、外側縁係止部13を凹部8に弾性的に係 止して抜け止めでき取手4をぐらつくなく受け体5に連結することができる。
【0022】 さらに、前記実施例では請求項3に対応して前記受け体5の外側縁に凹部8を 形成すると共に、該凹部8の左右縁8Aに前記外側縁係止部13の左右縁13Bが係 止することにより、外側縁係止部13と受け体5の外側縁との係止において左右方 向も係止することになるので、により、取手4をぐらつくなく受け体5に確実に 連結することができる。
【0023】 また、前記実施例では請求項4に対応して前記外側縁係止部13の下端13Aに外 側へ延設する延長部14が形成され、該延長部14を取手4の先端に挿着することに より、合成樹脂製の取手4と金属製の先端部9とを確実に連結することができる 。
【0024】 しかも、前記実施例では請求項5に対応して鍋本体1に受け体5を設けると共 に該受け体5に取手4を着脱自在に設けたことにより、大きさが異なる複数の鍋 本体1に対して一個の取手4で済むことになるので、鍋の収納スペースを大幅に 小さくすることができる。
【0025】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内に おいて、種々の変形実施が可能である。例えば縦孔は貫通孔ではなく凹状のもの でもよい。
【0026】
【考案の効果】 請求項1の考案は、調理容器本体に設けた受け体に取手の先端部を着脱自在に 設ける調理容器の取手装置において、前記受け体に縦孔を形成し、前記先端部に 前記縦孔に挿入する挿入部を形成すると共に該挿入部の先端に前記受け体の下面 に係止する下面係止部を内側に向けて形成し、前記挿入部の基端に前記受け体の 上面に係止する上面係止部を外側に向けて形成し、該上面係止部の基端に前記受 け体の外側縁に係止可能な外側縁係止部を形成したことを特徴とする調理容器の 取手装置であり、先端部と受け体により少ない部品点数で取手を調理容器本体に 着脱できる。
【0027】 請求項2の考案は、前記外側縁係止部は下端を下方内側に向けて形成されたこ とを特徴とする請求項1記載の調理容器の取手装置であり、外側縁係止部を弾性 的に受け体に係止して、取手をぐらつくことなく受け体に取り付けることができ る。
【0028】 請求項3の考案は、前記受け体の外側縁に凹部を形成すると共に、該凹部の左 右縁に前記外側縁係止部の左右縁が係止することを特徴とする請求項2記載の調 理容器の取手装置であり、前記両左右縁が係止することで、取手をぐらつくこと なく受け体に確実に取り付けることができる。
【0029】 請求項4の考案は、前記外側縁係止部の下端に外側へ延設する延長部が形成さ れ、該延長部を取手の先端に挿着することを特徴とする請求項3記載の調理容器 の取手装置であり、取手と先端部が異なる材質であっても簡単に両者を連結する ことができる。
【0030】 請求項5の考案は、前記調理容器本体が鍋本体であることを特徴とする請求項 1〜4のいずれか1項に記載の調理容器の取手装置であり、複数の鍋に対して一 個の取手で対応することができ、鍋の収納スペースを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す一部切り欠き側面図で
ある。
【図3】本考案の一実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 鍋本体(調理容器本体) 4 取手 5 受け体 5A 下面 5B 上面 7 縦孔 8 凹部 8A 左右縁 9 先端部 10 挿入部 11 下面係止部 12 上面係止部 13 外側縁係止部 13A 下端 13B 左右縁 14 延長部 W 横長幅

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理容器本体に設けた受け体に取手の先
    端部を着脱自在に設ける調理容器の取手装置において、
    前記受け体に縦孔を形成し、前記先端部に前記縦孔に挿
    入する挿入部を形成すると共に該挿入部の先端に前記受
    け体の下面に係止する下面係止部を内側に向けて形成
    し、前記挿入部の基端に前記受け体の上面に係止する上
    面係止部を外側に向けて形成し、該上面係止部の基端に
    前記受け体の外側縁に係止可能な外側縁係止部を形成し
    たことを特徴とする調理容器の取手装置。
  2. 【請求項2】 前記外側縁係止部は下端を下方内側に向
    けて形成されたことを特徴とする請求項1記載の調理容
    器の取手装置。
  3. 【請求項3】 前記受け体の外側縁に凹部を形成すると
    共に、該凹部の左右縁に前記外側縁係止部の左右縁が係
    止することを特徴とする請求項2記載の調理容器の取手
    装置。
  4. 【請求項4】 前記外側縁係止部の下端に外側へ延設す
    る延長部が形成され、該延長部を取手の先端に挿着する
    ことを特徴とする請求項3記載の調理容器の取手装置。
  5. 【請求項5】 前記調理容器本体が鍋本体であることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の調理容
    器の取手装置。
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