JPH059322Y2 - - Google Patents

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JPH059322Y2
JPH059322Y2 JP2499988U JP2499988U JPH059322Y2 JP H059322 Y2 JPH059322 Y2 JP H059322Y2 JP 2499988 U JP2499988 U JP 2499988U JP 2499988 U JP2499988 U JP 2499988U JP H059322 Y2 JPH059322 Y2 JP H059322Y2
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は容器の取手に関するものであり、更に
詳しく言えば筒状容器用の着脱自在な取手に関す
るものである。
〔従来の技術・問題点〕
水、お茶その他の飲料を収容する筒状容器、例
えば水差し、湯沸かし、コーヒーポツトなどの着
脱自在な取手としては、実開昭61−161232号、実
開昭61−175132号などが挙げられるが、何れも把
手部を取り付ける部材が容器本体に固定されてい
て、内容物の多少に拘わらず把手の位置、すなわ
ち筒状容器を傾けるときの支点の位置が変わらな
いので、多量の内容物があるときには把手の手で
握つた場所を支点として小さな傾斜角度でも受器
に水やコーヒー等の内容物を比較的簡単に移すこ
とができるが、内容物が少なくなるにつれて筒状
容器を大きく傾斜させる必要があり、内容物をで
きるがだけ底部に残さないようにするためには、
容器に極めて不安定な大角度の傾斜を与えること
が必要で、場合によつては容器の保持ができなく
なり、受器上に受器を落下させ受器の破損を来す
ことがあつた。また、中央がくびれた形状の筒状
容器の場合に、そのくびれた部分に把手取付部材
を取り付けることは極めて困難であつた。更に、
容器と一体になつている把手取付部材が破損した
ときには、取手付容器としての用をなさなくなる
という問題があつた。
〔問題点を解決するための手段・作用〕
本考案によれば、上記の問題点は、把手と把手
取付部材と止め合せ部材とからなる筒状容器用取
手によつて解決される。本考案の筒状容器用取手
の把手は押え部と握り部とを有し、押え部には筒
状容器取付け側に断面L字型の嵌合片があり、こ
の嵌合片には彎曲した弾力部が形成されている。
把手取付部材は切れ目のあるC字型環状体で、切
れ目を接触させたときにその内径が筒状容器の把
手取付部分の外径と略等しくなるようになつてお
り、切れ目の対向側には把手の嵌合片を嵌合する
ための貫通口が設けられている。把手取付部材の
切れ目には接触部材が対向していて、止め合せ部
材により接触固定され、把手取付部材は環状とな
つて筒状容器の外周に密着するようになつてい
る。
以下に図面を参照しながら本考案の筒状容器用
取手を詳しく説明する。
第1図は本考案に係る筒状容器取手の構成部材
を示す図で、Aは把手、Bは把手取付部材、Cは
止め合せ部材を示す。本考案の筒状容器取手を第
2図に示したような円筒形カラス容器22に取付
ける手順を説明する。先づ、把手1のL字型の嵌
合片4を把手取付部材2の貫通口5に装入貫通さ
せる。嵌合片4の下部には弾力部6があつて、嵌
合片が貫通口に嵌合されたときに貫通口の内壁に
弾性的に密着するようになつており、また、嵌合
片の先端近くには係止部7があつて、貫通口5の
上端面に係止し、把手と貫通口が結合固定される
ようになつている。次に、把手取付部材2の切れ
目8を開いて円筒形ガラス容器の所望の位置に当
接し、貫通口の対向側にある切れ目8の各々の側
にある接触部材9を互いに当接させ、止め合せ部
材3の切り込みに接触部材を上方から押し込んで
切れ目を止め合せると、把手取付部材2は第2図
に示すように円筒形ガラス容器に密着固定し、容
器への取手の取り付けが完了する。第2図は円筒
形ガラス容器の取手取り付けの要部を示すもので
あり、21は容器の蓋である。容器22の外周面
の適所に溝23が設けられていて、把手の押え部
11の頂部に形成された小突起10をこの溝23
に嵌合させることにより、取手の容器への固定を
より確実にすることができる。
本考案による筒状容器用取手は、第2図では円
筒形容器についての取付状態が示されているが、
三角筒、四角筒等の多角筒状のもの、中央にくび
れのあるものなど、任意の筒状のものに取り付け
ることができることは勿論である。第2図におい
て、取手は円筒形ガラス容器の上方に取り付けら
れているが、内容物が少量になつたときには、必
要ならば止め合せ部材を外して、把手取付け部材
を下方にずらせて把手の位置を底に近付けて固定
すると、残存する小量の内容物も容易かつ安全に
受器に流出させることができる。
〔考案の効果〕
本考案の筒状容器用取手は、把手と把手取付部
材と止め合せ部材よりなるものであつて、容器内
の内容物の残量により取手の位置を適宜変更する
ことにより内容物の取り出しを円滑に行うことが
でき、また、スペースをとる把手を外し、把手取
付部材のみを容器に装着したままで容器を保存管
理することができ、必要に応じて把手を取り付け
ればよいので容器の保管に有利である。また、把
手取付部材は容器と一体化されていないから、該
部材が破損したときには、それだけを取り換えれ
ばよく経済的利点も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cは本考案の筒状容器用取手の
構成を示す図、第2図は筒状容器用取手を円筒形
ガラス容器に取り付けた要部を示す図である。 1……把手、2……把手取付部材、3……止め
合せ部材、4……嵌合片、5……貫通口、8……
切れ目、22……円筒形ガラス容器、21……
蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾力部を有し押え部に対向している断面L字型
    の嵌合片を備えた把手、前記嵌合片を嵌合するた
    めの貫通口を切れ目の対向側に有する環状の把手
    取付部材、および把手取付部材の切れ目を止め合
    せるための止め合せ部材からなることを特徴とす
    る筒状容器用取手。
JP2499988U 1988-02-29 1988-02-29 Expired - Lifetime JPH059322Y2 (ja)

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JP2499988U JPH059322Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

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JPH01130948U JPH01130948U (ja) 1989-09-06
JPH059322Y2 true JPH059322Y2 (ja) 1993-03-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000354547A (ja) * 1999-06-14 2000-12-26 Zojirushi Corp ハンドル付き容器
JP6816675B2 (ja) * 2017-08-10 2021-01-20 王子ホールディングス株式会社 容器用ホルダおよびブランクシート

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JPH01130948U (ja) 1989-09-06

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