JP3074069U - 保温保冷具 - Google Patents

保温保冷具

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JP3074069U
JP3074069U JP2000004111U JP2000004111U JP3074069U JP 3074069 U JP3074069 U JP 3074069U JP 2000004111 U JP2000004111 U JP 2000004111U JP 2000004111 U JP2000004111 U JP 2000004111U JP 3074069 U JP3074069 U JP 3074069U
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bag
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cooling
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JP2000004111U
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裕一 松本
隆志 山川
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吉比化成株式会社
三重化学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暑気や寒気から人体を保護することのでき
る、保温保冷具を提供する。 【解決手段】 この保温保冷具10は、使用前に冷却ま
たは加熱することにより所定時間蓄熱蓄冷効果を発揮す
る蓄熱蓄冷剤の充填された袋12、14を含む。また、
人体の少なくとも一部に沿うよう形成された基材16を
含む。基材16には、袋12、14を出し入れ自在に収
納するためのポケット26,28が形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、保温保冷具に関し、特にたとえば、乳幼児を暑気や寒気から保護 するための保温保冷具に関する。
【0002】
【従来の技術】
真夏や真冬において、たとえば乗用車等の乗り物のカーシート、チャイルドカ ーシート、ベビーカーシートなどは、カーシート表面が非常に高温になったり低 温になったりして、快適に着座することができない場合が多い。特に着座者が抵 抗力の弱い乳幼児の場合には、健康状態に悪影響を与えるおそれがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
それゆえに、本願考案の主たる目的は、暑気や寒気から人体を保護することの できる、保温保冷具を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、人体の少なくとも一部に沿うよう形成された基材と、使用前に冷 却または加熱することにより所定時間蓄熱蓄冷効果を発揮する蓄熱蓄冷剤の充填 された袋と、基材に形成され、袋を出し入れ自在に収納するためのポケットとを 含む、保温保冷具である。この保温保冷具では、蓄熱蓄冷剤を充填した袋を基材 に形成されたポケットに出し入れ自在に収納して用いるものなので、夏季は保冷 具として用いることができ、冬季は保温具として用いることができる。
【0005】 本願考案において、ポケットおよび袋は、袋の出し入れ方向の長さが、袋の出 し入れ方向に直交する方向の長さよりも短く形成されることが好ましい。 この場合には、袋の出し入れがしやすく、操作性のよい保温保冷具を提供する ことができる。すなわち、袋の出し入れ方向の長さが、出し入れ方向に直行する 方向の長さよりも長いと、袋の一端をポケットに入れた後、ポケットを袋の他端 部方向へ手繰り寄せたり、袋をポケットに押し込んだりする操作を何度も繰り返 さなければ、ポケット内に袋を完全に収納することができない。そのため、冷却 または加熱された蓄熱蓄冷剤の充填された袋を直接触って作業しなければならな い時間がどうしても長くなってしまうという不都合がある。しかし、ポケットお よび袋の袋出し入れ方向の長さを、出し入れ方向に直行する方向の長さよりも短 く形成した場合には、ポケットへの出し入れを手早く完了させることができ、ポ ケットに袋を出し入れする人が冷たい、または熱い袋に直接触れる時間を短くで きて便利である。
【0006】 本願考案において、基材にポケットが複数形成され、それぞれのポケットに蓄 熱蓄冷剤の充填された袋が出し入れ自在に収納されることが好ましい。この場合 には、頭、首、肩、上背、中背、下背、臀部、腿など、被保温保冷者の体の各部 に適宜対応させて複数の蓄熱蓄冷剤入り袋を配置することも可能である。
【0007】 また、本願考案において、基材には複数のポケットが被保温保冷者の身長方向 に配列されて形成され、基材の複数のポケット間のポケットの設けられない部分 を折り曲げ自在のヒンジ部としてもよい。この場合には、ヒンジ部が設けられて いるので、基材が人体の形状に沿いやすくなり、フィット感を高めることができ 、着座の際の快適性が増す。また、不使用時には簡単に小さく折りたたむことが でき、収納などが容易である。
【0008】 さらに、本願考案において、ヒンジ部の幅方向両側から内側へ向かって切り込 まれるスリットを基材に形成してもよい。この場合には、ヒンジ部の屈曲性がよ り高まり、上述の作用効果をさらに得やすくなる。また、保温保冷具の軽量化を 図ることができる。さらに、材料を節約できる。
【0009】 さらに、本願考案において、基材はチャイルドカーシートやベビーカーシート などに着脱自在に装着され、ヒンジ部の幅方向両側から内側へ向かって切り込ま れるスリットを基材に形成し、該スリットをシートベルト挿通孔としてもよい。 この場合には、シートベルトのあるカーシートへの保温保冷具の装着が容易にで きる。
【0010】 また、本願考案において、ポケットは、被保温保冷者の頭ないし首に対応する 部分と背中ないし腰に対応する部分とに形成され、頭ないし首に対応するポケッ トは背中ないし腰に対応するポケットよりも小さく形成され、頭ないし首に対応 するポケットに収納される袋は背中ないし腰に対応するポケットに収納される袋 よりも小さく形成されてもよい。この場合には、大きさの相違により、上下位置 関係を一目で見分けることができる。
【0011】 また、本願考案において、ポケットの4辺のうち、少なくとも1辺を基材に対 して開閉自在に留めつけるための係止手段が設けられることが好ましい。係止手 段によりポケットの少なくとも一辺を基材に対して開閉自在に留めつけることに より、収納した袋が不用意にポケットから飛び出したりすることを防止できる。 かかる係止手段としては、たとえば面ファスナーを用いることができる。
【0012】 また、本願考案において、基材およびポケットは、蓄熱蓄冷剤の充填された袋 からの熱伝導を緩やかにするとともにクッション性を与えるための芯材と、袋表 面に結露した水分が被保温保冷者側に染み出さないようにするための撥水加工材 と、芯材の表面に配置され被保温保冷者に当接される表地材とを、一体に縫製し てなる生地で形成されることが好ましい。 この場合には、撥水加工材によって、冷却した袋表面に結露した水分が被保温 保冷者側に染み出すことが防止され、結露を原因としては着座面が湿らず、快適 性を担保できる。また、芯材によりクッション性が与えられ、また、熱伝導が緩 やかになるので、冷たすぎたり、熱すぎたりすることがなく、着座の際の快適性 を担保できる。表地材に肌触りや吸湿性の良いたとえば綿パイル地などを用いる ことにより、さらに快適性を担保できる。
【0013】 また、本願考案において、蓄熱蓄冷剤は、−25℃〜90℃の温度範囲で冷却 と加熱を繰り返しても離水現象の生じないことが耐久性などの観点から実用上、 好ましい。
【0014】 さらに、本願考案において、蓄熱蓄冷剤は、家庭用冷蔵冷凍庫の冷凍室で冷却 するとシャーベット状に固化するものでもよい。冷凍室で冷却された際に塊状に なると使用時にごつごつして不快であるが、本願考案によればソフトな感触の保 温保冷具とすることができる。 本願考案の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の考案の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0015】
【考案の実施の形態】
図1は、本願考案にかかる保温保冷具の一例を示す斜視図解図である。図1に 示す保温保冷具10は、たとえば図3および図4に示すベビーカーシートや、図 5に示すチャイルドカーシートの表面に装着されて、被保温保冷者としての乳幼 児およびカーシート表面を保温または保冷するために用いられる。
【0016】 この保温保冷具10は、たとえば2つの袋12、14を含む。この袋12、1 4は、それぞれ合成樹脂シートを多重積層ラミネートしたシートで形成され、内 部にゲル状の蓄熱蓄冷剤が充填されて密閉されたものである。この実施形態の蓄 熱蓄冷剤は−25℃〜90℃の温度範囲で冷却と加熱を繰り返しても離水現象が 生じず、常温時および加熱時にはゲル状であるが、冷却時にはシャーベット状に 固化するものが用いられる。
【0017】 袋12は被保温保冷者の後頭部に対応し、袋14は被保温保冷者の背中に対応 する。袋12、14はいずれも横長の矩形状に形成されるが、袋12の方が、袋 14よりも小さく形成される。これは後頭部の面積は背中の面積に比べて小さい からであり、また、保温保冷具10の上下の向きを一目で判別できるようするた めであり、さらに、装着時の安定性の観点から、被保温保冷者の身長方向の上側 に配置される袋をできるだけ軽くするためである。
【0018】 保温保冷具10は、柔軟な基材16を含む。基材16は、第1の横長矩形部1 8と第2の横長矩形部20とをヒンジ部22で一体に接続してなる。ヒンジ部2 2の幅長は第1および第2の矩形部18,20の長辺の長さよりも短く形成され る。ヒンジ部22の幅方向両側において、第1および第2の矩形部18、20の 対向する辺間がスリット24として形成される。また、この実施形態では、第1 の横長矩形部18の縦長が第2の横長矩形部20の縦長よりも短く形成される。 第1の横長矩形部18はより面積の小さな頭首部に対応し、第2の横長矩形部2 0はより面積の大きな上背部に対応するものだからである。
【0019】 第1の横長矩形部18の表面には袋12を出し入れ自在に収納するための第1 のポケット26が形成され、第2の横長矩形部20の表面には袋14を出し入れ 自在に収納するための第2のポケット28が形成される。袋12と袋14のそれ ぞれの大きさに対応して、第1のポケット26は、第2のポケット28よりも小 さく形成される。第1ポケット26は、第1の横長矩形部18の表面に別の矩形 の部材aをあてて3方を縫いつけて、上辺を係止手段としての面ファスナ30で 着脱自在にして形成される。また、第2のポケット28は、第2の横長矩形部2 0の表面にさらに別の矩形の部材28aをあてて3方を縫いつけて、上辺を係止 手段としての面ファスナ32で着脱自在にして形成される。
【0020】 また、この実施形態では、基材16をカーシート等に固定するための固定手段 として、たとえば4本の紐34が、第1の横長矩形部18の裏面の4方に縫い付 けられる。カーシートに取り付ける場合には、4本の紐34をカーシートの裏面 に延び出させ互いに結びつけることにより、基材12を固定することができる。
【0021】 この実施形態の基材16およびポケット26,28を構成する生地は、図2に 示すようにそれぞれ内部に芯材34を含む。芯材34は、保温保冷具10にクッ ション性を与え、袋12、14からの熱伝導を緩やかにするためのものである。 芯材34は、たとえば発泡成形された合成樹脂シートなどで形成される。芯材3 4は撥水加工材36で包まれる。撥水加工材36は、たとえば撥水剤を含浸させ た布が用いられる。撥水加工材36は、袋12、14表面に結露した水分が被保 温保冷者側に染み出さないようにするためのものである。さらに、撥水加工材3 6は表地材38で包まれる。表地材38は、肌触りのよく、汗などの吸湿性の良 い、たとえば綿パイル地などで形成される。表地材38表面には色、柄がプリン ト、刺繍、縫い付け、などされてもよい。芯材34、撥水加工材36、および表 地材38は、重ねられて所定形状にカットされ、辺縁部をバイアステープ40で 縁取りして一体に縫い付けられて、基材16やポケット26、28を構成する生 地とされる。
【0022】 この保温保冷具10に用いられる蓄熱蓄冷剤は、たとえば−25℃〜90℃の 温度範囲で冷却と加熱を繰り返しても離水現象が生じず、家庭用冷蔵冷凍庫の冷 凍室で冷却するとシャーベット状に固化する材料が用いられる。
【0023】 この保温保冷具10の使用方法について説明する。冷やす場合には、まず、蓄 熱蓄冷剤の充填された袋12、14を冷凍庫でたとえば0℃以下に冷却する。冷 凍庫内において、袋12、14は、水平に載置され、蓄熱蓄冷剤がシャーベット 状になるまで、3時間から8時間冷やされる。表面の凍った袋12、14は、長 時間素手で触らないようにする。充分に冷却された袋12、14をそれぞれポケ ット26,28に収納した際のポケット26、28の表地材38の外表面の温度 と経過時間との関係を図6のグラフに示す。図6に示すように、この実施形態の 保温保冷具10では、室温37℃の場合において、3時間から4時間の間、人体 やカーシート表面を保冷することができる。室温に戻った袋12、14は上述の 操作を繰り返すことにょり、何回も用いることができる。
【0024】 暖める場合には、まず、蓄熱蓄冷剤の充填された袋12、14を少なくとも約 50℃以上に加熱する。電子レンジを用いる場合には、出力500〜600ワッ トの電子レンジで1分から1分30秒加熱する。お湯を用いる場合には、約85 ℃〜90℃に加熱されたお湯中に約5分間浸漬して加熱する。加熱された袋12 、14は、長時間素手で触らないようにする。そして、この袋12、14をそれ ぞれポケット26,28に収納した際のポケット26、28の表地材38の外表 面の温度と経過時間との関係を図6のグラフに併せて示す。図6に示すように、 この実施形態の保温保冷具1 0では、冬季、室温20℃の場合において、3時 間から4時間の間、人体やカーシート表面を保温することができる。室温に戻っ た袋12、14は上述の操作を繰り返すことにょり、何回も用いることができる 。
【0025】 このように、この実施形態の保温保冷具10は、夏季は保冷具として用いるこ とができ、冬季は保温具として用いることができる。また、この保温保冷具10 は、袋12、14の出し入れがしやすく操作性が良い。さらに、この保温保冷具 10は、ヒンジ部22が設けられているので、基材16が人体の形状に沿いやす くなり、フィット感を高めることができ使用時の快適性が増す。また、不使用時 には簡単に小さく折りたたむことができ収納などが容易である。さらに、スリッ ト24が形成されているので、軽量化や材料の節約が図られる。また、シートベ ルトのあるカーシートへの保温保冷具の装着が容易にできる。
【0026】 なお、ポケット26、28は、上述のように形成することに限らず、基材12 内部に袋が収納されるように形成してもよく、基材12の裏面に形成してもよい 。また、係止手段として、面ファスナに限らず、着座の際に異物感が生じない限 度において、スライドファスナやホックを用いてもよい。また、上述のポケット では、係止手段としての面ファスナ32を上辺のみに設けたが、これに限らず、 上辺と右および、または左辺に面ファスナ32を設けて、ポケット26、28が 大きく開くようにしてもよい。また、この保温保冷具10はカーシート、チャイ ルドカーシート、ベビーカーシートに用いることに限らず、たとえば子供を背負 ったり抱いたりするときの背負いバンド、抱きバンド、ねんねこ半纏、キャリー 、ベッド、ゆりかごなどに装着して用いてもよい。また、一つの基材12に対し て袋12、14およびポケット26、28は2つだけに限らず、さらに多数個設 けても良い。
【0027】
【考案の効果】
上述のように、本願考案によれば、夏季や冬季に、被保温保冷者を暑気や寒気 から保護することができる保温保冷具を提供することができる。この保温保冷具 は構造がシンプルなので低コストであり、特にたとえば、ベビーカーシートやチ ャイルドカーシートに着座する乳幼児の保温ないし保冷に用いるのに好適である 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案にかかる保温保冷具を示す斜視図解図
である。
【図2】図1に示す保温保冷具の断面図解図である。
【図3】図1に示す保温保冷具をベビーカーシートに取
り付けようとする状況を示す斜視図解図である。
【図4】図1に示す保温保冷具をベビーカーシートに取
り付けた状態を示す斜視図解図である。
【図5】図1に示す保温保冷具をチャイルドカーカーシ
ートに取り付けた状態を示す斜視図解図である。
【図6】図1に示す保温保冷具の表面温度と経過時間と
の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10 保温保冷具 12、14 袋 16 基材 18 第1の矩形部 20 第2の矩形部 22 ヒンジ部 24 スリット 26 第1のポケット 28 第2のポケット 30、32 面ファスナ 34 芯材 36 撥水加工材 38 表地材 40 バイアステープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B62B 9/00 B62B 9/00

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の少なくとも一部に沿うよう形成さ
    れた基材、 使用前に冷却または加熱することにより所定時間蓄熱蓄
    冷効果を発揮する蓄熱蓄冷剤の充填された袋、および前
    記基材に形成され、前記袋を出し入れ自在に収納するた
    めのポケットを含む、保温保冷具。
  2. 【請求項2】 前記ポケットおよび前記袋は、前記袋の
    出し入れ方向の長さが、前記袋の出し入れ方向に直交す
    る方向の長さよりも短く形成された、請求項1に記載の
    保温保冷具。
  3. 【請求項3】 前記基材に前記ポケットが複数形成さ
    れ、それぞれのポケットに蓄熱蓄冷剤の充填された袋が
    出し入れ自在に収納される、請求項1または請求項2に
    記載の保温保冷具。
  4. 【請求項4】 前記基材には前記複数のポケットが被保
    温保冷者の身長方向に配列されて形成され、前記基材の
    前記複数のポケット間のポケットの設けられない部分を
    折り曲げ自在のヒンジ部とした、請求項3に記載の保温
    保冷具。
  5. 【請求項5】 前記ポケットは、被保温保冷者の頭ない
    し首に対応する部分と背中ないし腰に対応する部分とに
    それぞれ形成され、前記頭ないし首に対応するポケット
    は前記背中ないし腰に対応するポケットよりも小さく形
    成され、前記頭ないし首に対応するポケットに収納され
    る前記袋は前記背中ないし腰に対応するポケットに収納
    される前記袋よりも小さく形成された、請求項4に記載
    の保温保冷具。
  6. 【請求項6】 前記ヒンジ部の幅方向両側から内側へ向
    かって切り込まれるスリットを前記基材に形成した、請
    求項4または請求項5に記載の保温保冷具。
  7. 【請求項7】 前記基材はベビーカーやチャイルドカー
    などに着脱自在に装着され、前記スリットをシートベル
    ト挿通孔とした、請求項6に記載の保温保冷具。
  8. 【請求項8】 前記ポケットの4辺のうち、少なくとも
    1辺を前記基材に対して開閉自在に留めつけるための係
    止手段が設けられた、請求項2ないし請求項7のいずれ
    かに記載の保温保冷具。
  9. 【請求項9】 前記係止手段は面ファスナーである、請
    求項8に記載の保温保冷具。
  10. 【請求項10】 前記基材および前記ポケットは、 前記蓄熱蓄冷剤の充填された袋からの熱伝導を緩やかに
    するとともにクッション性を与えるための芯材と、 前記袋表面に結露した水分が被保温保冷者側に染み出さ
    ないようにするための撥水加工材と、 前記芯材の表面に配置され被保温保冷者に当接される表
    地材とを、一体に縫製してなる生地で形成された、請求
    項1ないし請求項9のいずれかに記載の保温保冷具。
  11. 【請求項11】 前記蓄熱蓄冷剤は、−25℃〜90℃
    の温度範囲で冷却と加熱を繰り返しても離水現象の生じ
    ないことを特徴とする、請求項2ないし請求項10のい
    ずれかに記載の保温保冷具。
  12. 【請求項12】 前記蓄熱蓄冷剤は、家庭用冷蔵冷凍庫
    の冷凍室で冷却するとシャーベット状に固化することを
    特徴とする、請求項2ないし請求項11のいずれかに記
    載の保温保冷具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017166098A (ja) * 2016-03-17 2017-09-21 株式会社Mogu サポーター

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