JP3073824U - 合成樹脂製クリップ - Google Patents

合成樹脂製クリップ

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JP3073824U
JP3073824U JP2000003844U JP2000003844U JP3073824U JP 3073824 U JP3073824 U JP 3073824U JP 2000003844 U JP2000003844 U JP 2000003844U JP 2000003844 U JP2000003844 U JP 2000003844U JP 3073824 U JP3073824 U JP 3073824U
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decorative
piece
synthetic resin
clip
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JP2000003844U
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Inventor
健一 大澤
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有限会社ワイルドギヤー
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】略板体状を成した一対の挟着片1が連結片
2を介して一体に連結され、挟着片1の間に用紙Pを強
制的に挟着する合成樹脂製クリップを形成する。挟着片
の表面に、装飾的な表示物を表示せしめる装飾表示部を
設ける。挟着片に装飾的な形状を象った装飾貫通孔を開
穿する。挟着片に貫通孔を設け、この貫通孔に回転自在
な装飾回転体を装着する。挟着片の内部に揺動自在な装
飾揺動体を設け、挟着片に用紙を挿入したときに用紙に
押圧された装飾揺動体が揺動するように設ける。挟着片
の一部を切り抜いて挟着片又は固定片に揺動自在に連結
する係止フックを形成する。 【効果】安全で且つ装飾的趣向に富んだクリップを提供
することができる。個人的な書類等や、趣味的な書類等
に適合して使用することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、書類等を着脱自在に綴じる際に用いる合成樹脂製クリップに係り、 綴じた状態の書類等に、装飾的なアクセントを付すことができる合成樹脂製クリ ップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、書類等を着脱自在に綴じるクリップは、実公昭58-4698 号及び、USP 4, 332,060 等に記載されているように、略矩形状の板状体を折り曲げて作られてい る。このクリップは、専用のクリップ操作器で一つづつ送り出されることで強制 的に拡開され、クリップ自身の弾性を利用した挟着力で書類等の端部を綴じるよ うに構成されている。
【0003】 そして、綴じられた書類等の端部表面には、クリップを構成する矩形状の板状 体が表出するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この種のクリップは、クリップの弾性力を優先するために、主に金属製のクリ ップが使用されていた。この金属製のクリップは、耐久性に富み、しかも、強力 な弾性係止力を有するので、広範囲に使用されているが、綴じる書類の種類や使 用用途によっては、金属製のクリップが馴染まないケースもある。
【0005】 すなわち、年少者対象の書類では、金属製の強力な弾性係止力よりも、扱いが 容易で安全な合成樹脂製のクリップが望まれている。
【0006】 しかも、趣味的な書類を綴じる場合は、趣向に富んだ装飾的なクリップのほう が馴染み易く、趣味的な書類を綴じた後の体裁も頑強なクリップより好ましい。
【0007】 このように、従来のクリップは、実用的な使用は可能であっても、装飾的、趣 味的、個人的な使用に十分は適しているとは言えなかった。
【0008】 そこで、本考案は上述の課題を解消すべく案出されたもので、安全で且つ装飾 的趣向に富んだクリップを提供することで、個人的な書類等や、趣味的な書類等 に適合して使用することができる合成樹脂製クリップの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく本考案の第1の手段は、略板体状を成した一対の挟着 片1が連結片2を介して一体に連結され、挟着片1の間に用紙Pを強制的に挟着 する合成樹脂製クリップにおいて、挟着片1の表面に、装飾的な表示物3Aを表 示せしめる装飾表示部3を設けたことにある。装飾的な表示物3Aとしては、例 えばキャラクター等の図柄や文字などを表示する。
【0010】 第2の手段は、略板体状を成した一対の挟着片1が連結片2を介して一体に連 結され、挟着片1の間に用紙Pを強制的に挟着する合成樹脂製クリップにおいて 挟着片1に装飾的な形状を象った装飾貫通孔4を開穿したことにある。この装飾 貫通孔4は、挟着片1の一方にのみ開穿しても良く、また両方の挟着片1に設け てもよい。
【0011】 第3の手段は、略板体状を成した一対の挟着片1が連結片2を介して一体に連 結され、挟着片1の間に用紙Pを強制的に挟着する合成樹脂製クリップにおいて 挟着片1に貫通孔5を設け、この貫通孔5に回転自在な装飾回転体6を装着した ことにある。回転自在な装飾回転体6とは、例えば回転軸6Aに軸支された円筒 状の回転体6Bを設けた装飾回転体6を形成し、この装飾回転体6を貫通孔5に 回転自在又は回動自在に装着するものである。
【0012】 第4の手段は、略板体状を成した一対の挟着片1が連結片2を介して一体に連 結され、挟着片1の間に用紙Pを強制的に挟着する合成樹脂製クリップにおいて 挟着片1の内部に揺動自在な装飾揺動体7を設け、挟着片1内に用紙Pを挿入し たときに、用紙Pに押圧された装飾揺動体7が揺動するように設けたことにある 。
【0013】 第5の手段は、略板体状を成した一対の挟着片1が連結片2を介して一体に連 結され、挟着片1の間に用紙Pを強制的に挟着する合成樹脂製クリップにおいて 挟着片1の一部を切り抜いて挟着片1又は固定片2に揺動自在に連結する係止フ ック8を形成したことにある。係止フック8は、通常、挟着片1と一体になって おり、用紙Pを挟着した状態で挟着片1から係止フック8を引き起こすと係止フ ック8が現れるように形成している。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。本考案クリップは、 装飾加工が容易なように合成樹脂で形成されており、略板体状を成した一対の挟 着片1が連結片2を介して一体に連結され、挟着片1の間に用紙Pを強制的に挟 着するものである。そして、この挟着片1に各種の装飾を施している。
【0015】 図1に示す挟着片1には、装飾的な表示物3Aを表示せしめる装飾表示部3を 設けている。装飾的な表示物3Aとしては、例えばキャラクター等の図柄や文字 、模様などを表示する。表示物3Aの表示手段は、印刷手段、刻印手段、貼着手 段を問わない。図示の装飾表示部3は、表示物3Aを印刷した部分を装飾表示部 3としている。また、装飾表示部3を予め挟着片1の表面に区画形成し、この区 画された装飾表示部3に任意の表示物3Aを印刷し、刻印し、貼着してもよい。
【0016】 図2に示す挟着片1には、装飾的な形状を象った装飾貫通孔4を開穿している 。図示の装飾貫通孔4は、1個のハート形状を模しているが、装飾貫通孔4のデ ザイン、数、大きさは任意に設定できるものである。また、挟着片1の一方にの み開穿しても良く、また両方の挟着片1に設けてもよい。
【0017】 図3は、挟着片1に貫通孔5を設け、この貫通孔5に回転自在な装飾回転体6 を装着した状態を示している。図示の装飾回転体6は、回転軸6Aに軸支された 円筒状の回転体6Bを設けた装飾回転体6を形成し、この装飾回転体6を貫通孔 5に回転自在又は回動自在に装着している。この装飾回転体6によって、挟着片 1の装飾表示部3に表示した表示物3Aの眼が、あたかも回転するかのように形 成している。この装飾回転体6は、自由回転するように設けてもよく、また、挟 着片1間に用紙Pを挿入した際に、用紙Pとの接触で回転するように設けてもよ い。
【0018】 図4に示す挟着片1には、挟着片1の内部に揺動自在な装飾揺動体7を設けて いる。そして、挟着片1内に用紙Pを挿入したときに、用紙Pに押圧された装飾 揺動体7が揺動するようにしている。図示の装飾揺動体7は、挟着片1に固定し た一対の揺動軸7Aに、それぞれ揺動体7Bを軸着したもので、揺動体7Bの基 端部に設けた押圧杆7Cを用紙Pが押圧すると、揺動体7Bの先端部が挟着片1 の内部から表出するように設けている。尚、用紙Pを挟着していないときに、揺 動体7Bが挟着片1の内部に収納するように、揺動体7Bにスプリング(図示せ ず)を連結してもよい。
【0019】 図5の挟着片1には、挟着片1の一部を切り抜いて形成した係止フック8を示 している。この係止フック8は、挟着片1又は固定片2に揺動自在に連結されて おり、挟着片1から係止フック8を引き起こすと係止フック8が現れる。係止フ ック8は、通常、挟着片1と一体になっており、用紙Pを挟着した状態で挟着片 1から係止フック8を引き起こすと係止フック8が現れて用紙Pを吊すことがで きる。係止フック8は、挟着片1の一部を切り抜いて形成することで、装飾上の 効果も有するが、敢えて、この係止フック8に任意の装飾を施してもよい。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。
【0021】 すなわち、請求項1に記載のように、合成樹脂製クリップの挟着片1の表面に 装飾的な表示物3Aを表示せしめる装飾表示部3を設けたことにより、キャラク ター等の図柄や文字などを表示することが可能になり、特に年少者や婦女子が好 むクリップを提供することができる。しかも、クリップは合成樹脂製であるから 扱いが容易で安全な使用ができる。
【0022】 また、挟着片1に装飾的な形状を象った装飾貫通孔4を開穿したことにより、 挟着片1自体に装飾的な効果を持たせることが可能になった。この結果、従来の 実用本位のクリップに比べて、個人的な書類等や、趣味的な書類等に適合した使 用が可能になった。
【0023】 更に、合成樹脂製クリップの挟着片1に貫通孔5を設け、この貫通孔5に回転 自在な装飾回転体6を装着し、あるいは、挟着片1の内部に揺動自在な装飾揺動 体7を設け、挟着片1内に用紙Pを挿入したときに、用紙Pに押圧された装飾揺 動体7が揺動するように設けたことで、あたかも玩具のように楽しむことができ る興趣に富んだクリップの提供が可能になった。
【0024】 そして、挟着片1の一部を切り抜いて挟着片1又は固定片2に揺動自在に連結 する係止フック8を形成したことで、装飾効果と共に、閉じた用紙Pを吊り下げ ることができるなどといった実用的な効果も奏するものである。
【0025】 このように、本考案によると、安全で且つ装飾的趣向に富んだクリップを提供 することが可能になり、個人的な書類等や、趣味的な書類等に適合して使用する ことができるなどといった有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
P 用紙 1 挟着片 2 連結片 3 装飾表示部 3A 表示物 4 装飾貫通孔 5 貫通孔 6 装飾回転体 6A 回転軸 6B 回転体 7 装飾揺動体 7A 揺動軸 7B 揺動体 7C 押圧杆 8 係止フック

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略板体状を成した一対の挟着片が連結片
    を介して一体に連結され、挟着片の間に用紙を強制的に
    挟着する合成樹脂製クリップにおいて、挟着片の表面
    に、装飾的な表示物を表示せしめる装飾表示部を設けた
    ことを特徴とする合成樹脂製クリップ。
  2. 【請求項2】 略板体状を成した一対の挟着片が連結片
    を介して一体に連結され、挟着片の間に用紙を強制的に
    挟着する合成樹脂製クリップにおいて、挟着片に装飾的
    な形状を象った装飾貫通孔を開穿したことを特徴とする
    合成樹脂製クリップ。
  3. 【請求項3】 略板体状を成した一対の挟着片が連結片
    を介して一体に連結され、挟着片の間に用紙を強制的に
    挟着する合成樹脂製クリップにおいて、挟着片に貫通孔
    を設け、この貫通孔に回転自在な装飾回転体を装着した
    ことを特徴とする合成樹脂製クリップ。
  4. 【請求項4】 略板体状を成した一対の挟着片が連結片
    を介して一体に連結され、挟着片の間に用紙を強制的に
    挟着する合成樹脂製クリップにおいて、挟着片の内部に
    揺動自在な装飾揺動体を設け、挟着片に用紙を挿入した
    ときに用紙に押圧された装飾揺動体が揺動するように設
    けたことを特徴とする合成樹脂製クリップ。
  5. 【請求項5】 略板体状を成した一対の挟着片が連結片
    を介して一体に連結され、挟着片の間に用紙を強制的に
    挟着する合成樹脂製クリップにおいて、挟着片の一部を
    切り抜いて挟着片又は固定片に揺動自在に連結する係止
    フックを形成したことを特徴とする合成樹脂製クリッ
    プ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002274088A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Wild Gear:Kk 合成樹脂製クリップの製造方法及び合成樹脂製クリップ
JP3514388B2 (ja) 2001-07-09 2004-03-31 三菱鉛筆株式会社 事務用クリップ
JP2012210712A (ja) * 2011-03-30 2012-11-01 Maazen Products:Kk シート積層体用のクリップ

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