JP3071795B2 - サブバンドコーディング方法および装置 - Google Patents

サブバンドコーディング方法および装置

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JP3071795B2
JP3071795B2 JP1252473A JP25247389A JP3071795B2 JP 3071795 B2 JP3071795 B2 JP 3071795B2 JP 1252473 A JP1252473 A JP 1252473A JP 25247389 A JP25247389 A JP 25247389A JP 3071795 B2 JP3071795 B2 JP 3071795B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/66Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission
    • H04B1/667Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission using a division in frequency subbands

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
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  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はディジタル音声通信、特にディジタル音声信
号の伝送速度を減少するためのサブバンドコーディング
装置に関する。
背景技術 ディジタル音声信号のサブバンドコーディングは、音
声のディジタルに通信に必要なビット速度を減少するた
めの比較的簡単であるが、能率の良い手法を提供する。
周知のように、ディジタル符号化されるべき音声信号は
その帯域の2倍に対応する周波数でサンプルされ、各サ
ンプルは多ビットのディジタル符号に変換される。従っ
て、ディジタル符号の伝送速度は音声信号のサンプリン
グ速度より各ディジタル符号のビットの数に対応する係
数倍だけ大きくなっている。サブバンドコーディングで
は短い時間の音声信号のスペクトルは本質的に低い帯域
の複数のサブバンドに分割され、従って各サブバンドは
低い帯域の2倍だけでサンプルすればよい。各サブバン
ドは音声信号の全スペクトルよりも少ない情報しか含ま
ないので、エンコーディングをサブバンドにより即して
行なう可能性があって、サブバンドの伝送速度を低くす
ることができるかもしれない。従って音声を表わす多重
化されたサブバンドディジタル符号の全ビット周波数は
デコードされた音声信号の受信品質を低下することな
く、下げることができる。
周知のサブバンドコーディング装置によっても本質的
なビット周波数の減少が可能であるが、システムによっ
ては有限な伝送チャネルを収容するためにさらに圧縮を
必要とする。サブバンドの冗長度圧縮の利点を生かして
さらにビット周波数を低下するために米国特許4,538,23
4および4,622,680に述べられているような各サブバンド
の符号化のために適応差動パルス符号変調や適応予測符
号化が用いられる。しかしこのような装置では符号化装
置は複雑化し、高価になり、また伝送誤りの影響を受け
やすくなる。無線チャネルを使った通信システムはバー
スト性の誤りがあるから、ADPCHあるいはAPC符号化を有
効に利用することはできない。この代りとしてダイナミ
ックビット割当だけを使う方法があり、これはビット速
度節約の効果が大きいものとしてトルA・ラムスタッド
(Tor A.Ramstad)の1982年音響、音声および信号処理
国際会議のプロシーディングス(International Confer
ence or Acoustics,Speech and Signal Processing)の
ページ203〜207の“単純な適応ビット割当アルゴリズム
を使ったサブバンドコーディング:ディジタル移動電話
のための一方法”(Sub−Band Coderwith Simple Adapt
ive Bit−Allocation Algorithm)と題する論文に述べ
らた方法がある。しかし動的ビット割当だけでは低いビ
ット周波数、例えば、12kbpsで良い音声品質を保証する
ことはできない。この結果として性能の劣化が生ずる。
米国特許4,538,234は音声信号を複数の帯域に分割す
るときの適応的ビット割当を保った適応予測処理システ
ムを開示している。音声の各々のサブバンド部分に対し
て適応予測符号化を行ない予測符号化において適応的に
量子化特性を変化し量子化雑音を減少する。各帯域の信
号の平均振幅は各時間幅について検出されてハードウエ
アの要求を減少する。セルラ無線のような音声コーディ
ングを用いたシステムでは限定された帯域の要求に合わ
せまたチャネルのバースト雑音特性に適合した誤り訂正
を実行するために低いビット周波数であることが要求さ
れる。このようなシステムにおいては、適応予測符号化
はビット割当をうまく実行しても充分に低いビット周波
数を実現することはできず、チャネル誤りに対して強い
特性を達成することはできない。
強い特性を得るために動的なビット割当だけを用いた
とすると、サブバンドに対して限定されたビット数を割
当てるとサブバンドの1部では特性のフレームの間のビ
ットが割当てられないことも生ずる。サブバンドについ
てビットが割当てられない現象が時間フレームのシーケ
ンスで不規則に生ずる現象は復号された音声にチャープ
的な効果を生じ、これは復号された音声の了解性を劣化
する。
上述の問題は各サブバンドについて残留信号を形成し
大きい量子化誤差を持つサブバンドを選択し、不規則な
ビットパターンによって生ずるチャープ的効果を減少す
るために選択されたサブバンドについて残留信号を表わ
す符号化された信号を伝送する。
本発明はサブバンドの相対的音声エネルギーに従って
音声の各時間フレームで音声スペクトルの各サブバンド
部分に予め定められたビットの数を割当てるサブバンド
音声符号化を指向している。サブバンドのエネルギーを
表わす信号とサブバンドに割当てられたビット数に応動
して、時間フレームの間のそのサブバンドの音声サンプ
ルが量子化される。その時間フレームの複数のサブバン
ドの量子化された音声サンプルと音声エネルギー信号は
多重化された信号の流れとして組合わされる。サブバン
ドの各時間フレームの音声サンプルと対応する量子化さ
れた音声サンプルの間の残留差を表わす信号が発生され
る。そのサブバンドのその時間フレームにおける残留差
の大きさに応じてひとつあるいは2つのサブバンドが選
択されて、選択されたサブバンドについての残留差信号
のシーケンスに対応する符号化された信号が発生され
て、その時間フレームの多重化された流れに与えられ
る。
詳細な説明 第1図は従来技術に従うサブバンド音声符号化装置で
あり、音声信号を低ビット速度の音声信号に変換するた
めのディジタルエンコーダ、ディジタルビットの流れを
伝送するためのディジタル伝送チャネル、およびディジ
タルビットの流れを音声信号の写しに変換するための遠
端のデコーダを含んでいる。第1図で音声信号s(t)
はサンプラ101によって予め定められた速度、例えば8kH
zでサンプルされて音声サンプルのシーケンスs
(1)、s(2)・・・s(k)を形成する。各音声サ
ンプルはアナログ・ディジタル変換器105で対応するデ
ィジタル表現に変換される。変換器105の出力はサブバ
ンドフィルタ107−1、107−2・・・107−Nに与えら
れ、これが音声サンプルのスペクトルを予め定められた
サブバンドに分割する。フィルタは信号サンプルs
(k)の予め定められたサブバンド部分をデシメータ10
9−1乃至109−Nに与えられるように設計されたディジ
タルフィルタである。
当業者には周知であるようにフィルタ107−1、107−
2・・・107−Nから得られるサブバンド部分の各々は
入力音声信号よりはるかに低い帯域しか持っておらず、
従ってサブバンド部分のサンプリング速度はそれに従っ
て狭くしてよい。サンプリング速度の低減はデシメータ
109−1乃至109−Nで行なわれる。各デシメータはサン
プリング速度を予め定められた係数、例えば、8で低下
されるようになっており、それから出力されるデシメー
トされたディジタルサンプリングはサブバンド符号器11
1−1乃至111−Nで処理されてビット速度を低下させた
符号q1(k)、q2(k)・・・qN(k)を生ずる。符号
q1(k)、q2(k)・・・qN(k)は次にマルチプクサ
115でひとつのビットの流れに組立てられて、伝送回線1
17に与えられる。
伝送回路117からのビットの流れは、デマルチプレク
サ120でサブバンドで分離され、サブバンド部分のディ
ジタル符号(k)、(k)・・・(k)は
サブバンドデコーダ122−1乃至122−Nで復号されてサ
ブバンド音声サンプルのディジタル表示を形成する。内
挿器124−1乃至124−Nはサブバンドサンプルの間に0
の値を持つサンプルを入れることによってディジタルサ
ブバンドサンプルのサンプリング速度を高くするように
動作する。内挿されたサブバンド部分のディジタルサン
プルの表現は合成フィルタ126−1乃至126−Nに与えら
れ、加算回路128で組合わされて元の音声信号の写し
(t)を形成する。よく知られているようにサブバンド
符号化はディジタル音声の伝送のために低ビット速度の
チャネルを使えるようにする比較的単純な方法である。
しかしもし誤りバーストを生ずるような雑音がディジ
タル伝送回線に生じたときには、チャネルを通して伝送
されるビットの一部は誤り訂正に使用しなければなら
ず、音声符号化に利用できるビットは音声信号を符号化
するには不充分なものとなる。従って、サブバンドのサ
ンプルの流れを時間フレームに分割し、時間フレームに
対してサブバンドのサンプルを割当てることが必要にな
る。ひとつあるいはそれ以上のサブバンドに対して、し
ばらくの間ビットが割当てられなかったり、特定のサブ
バンドに対してビットの割当てられないパターンが不規
則に生じたりする。このような不規則のビット割当によ
って復号装置から得られる音声の写しにチャープ的な効
果(チューチューという雑音)が生ずる。
第2はチャープ型の効果を低下させるために入力音声
の各々の時間フレームのビットの数を制限し、選択され
たサブバンドに対して残留信号を符号化するような本発
明のサブバンド符号化装置の一般的ブロック図を図示し
ている。第2図の装置は音声パターンを予め定められた
周波数(8kHz)のサンプルのシーケンスに変換し、各サ
ンプルのディジタル表現を形成する。このようなディジ
タル化されたサンプルは16m秒の時間フレーム期間で生
ずる128のグループに分割される。サンプルは分析フィ
ルタに与えられ各サンプルのスペクトルを複数のサブバ
ンド部分に分割する。その時間フレームでサブバンド音
声パターンのrmsエネルギーを表わす信号が発生され、
各サブバンドに割当てるビット数を割当てるのに使用さ
れる。ある時間フレームで各サブバンドの連続したサン
プルはサブバンドのrms値に対して正規化され、正規化
されたサンプルがサブバンドに割当てられたビット数に
従って量子化される。rms値に対応するインデクス信号
のその時間フレームの量子化されたサブバンドサンプル
が組立てられて送信される。
本発明に従えば各サブバンドのサンプルの残留量子化
誤差が形成されて、サブバンドの残留信号のベクトルが
発生される。サブバンドの残留誤差のrms値の推定値が
発生され、最大の量子化誤差を持つ2つのサブバンドが
選択される。選択されたサブバンドベクトルはベクトル
をガウスコードブックの内容と比較することによって符
号化され、コードブックの内容を識別するインデクス信
号が、組立てられたインデクス信号として伝送される。
このようにして、最大の量子化誤差を持つサブバンドの
残留信号が送信され、これによってチャープ的効果が軽
減される。その時間フレームのビット割当を伝送される
ビットの流れから除き、それを表わすインデクス符号で
選択された残留信号を置換することによって伝送速度は
最小化される。伝送チャネルのデコーダ端ではrms値の
インデクスから、その時間フレームのビット割当信号が
再構成され、量子化された信号インデクスは音声サンプ
ルに変換され、選択されたサブバンドの残留信号はコー
ドブックとrms信号から再構成される。
第2図を参照すれば、サンプラ201は音声信号s
(t)を予め定められた周波数、例えば、8kHzでサンプ
ルし、アナログ・ディジタル変換器205が各サンプルを
そのディジタル表現に変換する。ディジタル化されたサ
ンプルの流れは、例えば16m秒の連続した時間フレーム
に分割されて、分析フィルタ207−0乃至207−Nに与え
られる。各々の分析フィルタはディジタル化されたサン
プルの流れのスペクトルの内の例えば500kHzの予め定め
られたサブバンド部分を通すように動作し、その出力を
デシメータに与えてサブバンド信号のサンプリング速度
を8kHzから1kHzに減少する。例えば分析フィルタ207−
0は次のようなインパルス応答を持つような周知のディ
ジタルフィルタである。
ここで、 これによってフィルタの出力は次の信号を生ずる。
これは音声サンプルs(k)の選択されたサブバンド
部分に対応する。
分析フィルタ207−0の出力はアナログ・ディジタル
変換器205からフルバンドと同じサンプリング速度で生
ずる。デシメータ209−0は周知の方法でフィルタ207−
0からサブバンドコーダ211−0にゆくサンプルを8サ
ンプルに1サンプルだけ通すことによってサンプリング
速度を低下させる。サブバンドコーダ211−0乃至211−
Nはサブバンド部分の音声信号に対応する量子化された
値q0(k)、q1(k)・・・・qN(k)、k=0,1・・
・15と量子化された値を表わすインデクス信号Iq
6(k)、Iq1(k)・・・IqN(k)を発生するように
なっている。これらのインデクス信号はビットマルチプ
レクサ215で組合わされて送信される。サブバンドコー
ダ211−0乃至211−Nに対してビットを割当てるため
に、各サブバンドの時間フレームのrms音声エネルギー
がまずサブバンドコーダで判定される。サブバンドコー
ダ211−0乃至211−Nからのrms信号はサブバンドビッ
ト割当回路220に与えられ、ここで現在の時間フレーム
の各々のサブバンドについてのビットの数が選択され
る。信号bs0乃至bsnはそれぞれサブバンドコーダ211−
0乃至211−Nに与えられ、その時間フレームで各サン
プルについて発生されるビット数を制御する。その時間
フレーム期間のサンプルのシーケンスはrmsとビット割
当信号が形成されるまで遅延される。
サブバンドコーダ回路は第3図のブロック図に詳細に
図示されている。第3図において、rms推定器301は現在
の時間フレームのサブバンド音声サンプルsn(k)の音
声エネルギーを表わす信号rmsnとそれに対応するインデ
クス信号Irmsnを生ずるようになっている。スカラー量
子化305はその時間フレームの間の16個のディジタル化
されたサブバンドサンプルsn(k)を量子化し、16個の
量子化された信号qn(k)とそれに対応する16個のイン
デクス信号Iqn(k)を音声エネルギー信号rmsnとそれ
から誘導されたビット割当信号bsnに応動して発生す
る、減算器310はサブバンドnに対応して量子化の残留
誤差を示すために0<=k<=15に対応して差信号 en(k)=sn(k)−qn(k) (3) を発生する。各々の時間フレームにおいて、その時間フ
レームのインデクス信号出力Iq0(k)、Iq1(k)・・
・IqN(k)とrmsインデクス信号出力Irms0、Irms1・・
・IrmsNが第2図のサブバンドコーダ211−0乃至211−
Nからビットマルチプレクサ215に出力される。信号Iq0
(k)、Iq1(k)・・・IqN(k)、k=0,1,2,3・・
・kは時間フレームの量子化された値を表わし、信号Ir
ms0、Irms1・・・IrmsNはサブバンド部分の符号を再生
するのに必要な時間フレームのrms値を表わす。
第3図のrms推定器301は第4図に詳しく示されてい
る。第4図を参照すればサブバンド部分の信号sn(k)
はエネルギー信号発生器401に与えられ、ここで信号 がその時間フレームの間のサブバンドnの音声エネルギ
ーに対応して発生される。サブバンドエネルギー信号En
はエネルギー量子化器405で標準値の集合のひとつに量
子化され、これはその出力にその時間フレームの音声エ
ネルギーに対応するインデクス信号値Irmsnを発生す
る。インデクス値IrmsnはROM形のrms表410の中のrms値
に変換されて、エネルギーのrms値に対応する信号rmsn
を生ずる。このrmsn信号は第2図のビット割当器に与え
られ、Irmsn信号はビットマルチプレクサ215に与えられ
る。rmsn信号は全時間フレームの間一定であり、それか
らその時間フレーム期間の符号化された信号が復号され
るようなその時間フレームの2次情報を形成している。
サブバンドビット割当器220は第6図のフローチャー
トに示した動作を実行するような命令符号の集合を記憶
したリードオンリーメモリを含むマイクロプロセッサで
形成される。第6図において、第4図のrms信号発生器
で生じたrms0乃至rmsNの信号は第6図のステップ601で
ビット割当器220の入力に与えられる。サブバンドコー
ダのインデクスnはステップ603で0にセットされ、ス
テップ605からステップ613までのループを形成する。各
サブバンドのインデクスnについて、ループではまずビ
ット信号bsnを0に設定し(ステップ605)、そのサブバ
ンドのrmsn値を信号tempnとして記憶し(ステップ60
7)、インデクス信号nは増分する(ステップ610)。最
後のインデクスNについての信号が処理されたあと、判
定ステップ613からステップ616に入り、ここでビット割
当処理がくりかえしの数を制御するためのインデクス信
号であるiterが0にセットされる。
ステップ620からステップ640へのループは、その時間
フレームの各サンプルについて各サブバンド符号器で形
成されるビットの数を制御するビット割当信号を発生す
るように動作する。12kbpsの符号器では各サンプルにつ
いて、すべてのサブバンドコーダからのビットの総数は
9に選択すればよく、サブバンドの任意のサンプルにつ
いての最大のビット数は4でよい。ビット割当ループに
入ったとき、rms値tempeとして最大の記憶されたrms値
がステップ620で選択される。
この値はステップ625でrmsatt(1+bse)によって変
更される。減衰係数はサブバンドeについですでに選択
されたビット数の関数である。もしビット信号bseのビ
ットの数が4であれば、これはステップ630で増分さ
れ、iterインデクス信号はステップ635で増分される。
インデクス信号iterがそのサンプル位置におけるビット
の総数より少ないときには(ステップ640)、他のビッ
ト割当のイタレーションのために再びステップ620に入
る。割当られたビットの総和が9に達すると、ビット数
信号bs0、bs1・・・bsNはサブバンドコードに与えられ
てその中でのスカラ量子化を制御する(ステップ64
5)。信号bs0乃至bsNはその時間フレームの間一定に保
たれるから、そのサブバンドのサンプルの各々はbsn
ットに量子化される。
第5図により詳細に示した第3図のスカラ量子器はビ
ット数選択器501、割算器505、量子化テーブルユニット
510、515、520、525、量子化選択器530および量子化イ
ンデクス選択器535を含んでいる。上述したように、各
サブバンドにはその時間フレーム期間の各サンプルにつ
いて、量子化のために予め定められた数のビットが割当
てられるから、量子化器はそのビット割当信号に適応す
るようになっている。量子化テーブルユニットに入力さ
れた時間フレーム期間のサンプル信号は、その時間フレ
ームのビット割当とrms音声エネルギー信号が発生され
るまで遅延される。量子化器510は1ビットの最大量子
化値とそれに対応するインデクス信号を割算器505から
の各々のrms正規化されたサブバンドサンプル
(k)について発生するようになっている。量子化器
515は2ビットの最大量子化値と対応するインデクス信
号を正規化された信号(k)に応動して発生する、
量子化器520は3ビットの最大信号と正規化された信号
(k)に対する対応するインデクス信号を発生し、
量子化器525は4ビットの量子化された値と正規化され
た信号(k)に対する対応するインデクス信号を発
生する。
サブバンドコーダnの量子化器501の中の選択器501は
サブバンドnに割当てられたビット数信号bsnを受信し
て選択信号SE1、SE2、SE3、SE4の集合を発生する。信号
SE1はビット割当信号bsn=1に対応し、信号SE2、SE3お
よびSE4はそれぞれビット割当信号bsn=2、bsn=3お
よびbsn=4に対応する。その時間フレーム期間でもし
そのサブバンドサンプルが量子化されるときには選択信
号の内のひとつだけが活性化される。選択された信号は
量子化テーブル510、515、520および525中の付勢された
入力に与えられ、ひとつだけの量子化テーブルが動作さ
れる。もしbsn=1であれば、量子化テーブル510が付勢
されて、1ビットの量子化された値qn1(k)とインデ
クス信号Iqn1(k)がrms正規化されたサンプル信号
(k)に応動して発生される。同様にbsn=2信号は
量子化テーブル515を付勢して2ビットの量子化された
値符号qn3(k)とインデクス符号qn2(k)を;bsn=3
信号はテーブル520を動作して3ビットの符号Iq
n2(k)とインデクス符号qn3(k)を、bsn=4信号は
量子化テーブル525から4ビットの量子化値qn4(k)と
インデクス信号Iqn4(k)を生ずる。動作した量子化テ
ーブルからの量子化された値は量子化器選択器530に与
えられ、一方それらに対応するインデクス信号は量子化
器インデクス選択器535に送られる。選択器信号SE1、SE
2、SE3およびSE4はアドレス選択器530および535を動作
して付勢された量子化テーブルからの量子化された値が
選択器530の出力に現われ、対応するインデクス信号が
選択器535の出力に現われるようにする。選択器530の出
力は乗算器540のサブバンドrms信号によってスケーリン
グされて量子化された値を回復する。
ある時間フレーム期間の各サブバンドサンプルについ
て、式(3)に従って残留信号en(k)が発生される。
この結果として、各々のサブバンドコーダnは16個の残
留信号のシーケンスを発生する。
en(0)、en(1)・・・en(15) (5) これらの残留信号は組合わされて16要素のベクトルを
形成する。ディジタル化されたサンプルsn(k)から得
られた残留信号は符号化されていないディジタル表現で
あり、従ってその時間フレーム期間の各々の残留信号と
その結果得られた残留ベクトルは高いかもしれない。方
法に従えば、第2図の回路は2つのサブバンド符号器の
残留ベクトルを選択し、選択された残留ベクトルを乱数
コードブックによってベクトル量子化し、選択されたコ
ードブックの内容に対応するインデクス信号をビットス
トリームマルチプレクサ215に与えるようになってい
る。最大の残留誤差を持つサブバンドが残留信号の符号
化のために選択される。このようにして最大のrms値を
持つ残留ベクトルが1対の低ビットのインデクス符号に
圧縮され、再生された音声信号の品質が改善される。
残留信号の量子化は第2図のサブバンド残留量子化器
225によって実行される。量子化器225は当業者には周知
のタイプのディジタルプロセッサを有し、リードオンリ
ーメモリに記憶された命令コードの集合によって制御さ
れて第7図および第8図のフローチャートに示された動
作を実行するようになっていてもよい、式5のサブバン
ド残留信号ベクトルを量子化するために、残留ベクトル
enのrms値を表わす信号gnを求めて、第7図のフローチ
ャートに図示するように2つの大きいrms推定値が選ば
れる。第7図を参照すれば、ステップ701でサブバンド
インデクス信号nが0にセットされ、判定ステップ70
5、715、725、735で現在のサブバンドnに対する割当信
号bsnが評価され、rms調整係数fがステップ710、720、
730、740あるいは750のひとつによって設定される。rms
調整係数fの特定の値は1960年3月のIREトランザクシ
ョン オン インフォメーション セオリー(IRE Tran
sactiots on Information Theory)IT−6巻、頁7−12
のJ.マックスの(Joel Max)“最小歪みのための量子
化”(Quantizing for Mirimum Distortion)と題する
論文に従って選択される。0ビットの割当信号について
は(ステップ705)、rms調整係数はステップ710で1.0に
設定される。もし割当ビット信号が1であれば(ステッ
プ715)、ステップ720でrms調整係数fは0.3634にセッ
トされ、一方割当ビット信号2(ステップ725)はステ
ップ720でrms調整係数0.1175を生ずる。割当ビット信号
からであると(ステップ735)、ステップ740でrms調整
係数は0.03454となり、ステップ735からビット割当信号
が4であることがわかると、ステップ750でrms調整係数
は0.009497となる。
rms調整係数が設定されたあと、ステップ755でrms推
定信号 gn=(f)(rmsn) (6) を形成する。次にステップ760でサブバンドインデクス
信号が増分され、判定ステップ765からステップ705を経
由して次のイターレーションに入る、サブバンドのrms
推定信号gnが形成されたあと、ステップ770で最大のサ
ブバンドrms推定信号を識別し、ステップ775で次に最大
であるrms推定信号が識別される。これらの選択された
推定信号は最大の量子化誤差を持つ2つのサブバンドに
対応する。これらのサブバンドの各々の16個の要素残留
信号ベクトルは選択されたサブバンドの残留ベクトル信
号を256*16のコードブックの内容と一致をとることに
符号化される。このコードブックは平均値0で残留差の
サブバンドrms推定信号gnによってスケーリングされた
単位分散を持つ独特なランダムガウス性雑音を元として
作られている。各々のコードブックの内容にはインデク
スが付けられ Cr(0)、Cr(1)・・・Cr(15)0r255
(7) の形をしている。このコードブックの内容が1回選択さ
れたあと、その内容についてのインデクス信号がビット
ストリームマルチプレクサ215に与えられる。
コードブックの内容をサブバンドの残留信号ベクトル
と比較するプロセスを第8図のフローチャートに示す。
まずステップ801でサブバンドインデクスmiはmlにセッ
トされる。信号Eminは使用する最大の可能な数(LPN)
にセットされ、コードブックインデクス信号rはステッ
プ810で0にセットされる。次にステップ815に入って、
正規化されたコードブックな内容gmiCr(k)とサブバ
ンド残留ベクトルemi(k)の差を示すE(r)を求め
る。もし差の大きさ信号E(r)がEmin以下であれば
(ステップ820)、EminがE(r)にセットされ、ステ
ップ825でrminがrにセットされ、コードブックインデ
クス増分ステップ830に入る。さもなければEminとrmin
は不変であって、ステップ830には判定ステップ820から
直接入る、コードブックの内容インデクスrはステップ
830で増分され、ステップ835を経由してステップ805に
再び入って、次のコードブックの内容をサブバンドの残
留ベクトルと比較する。最後のコードブックの内容が処
理されたあと、ステップ838でrminはrminにセットされ
る。次にサブバンドインデクスmiはステップ840で増分
され他の選択されたサブバンドについて残留信号ベクト
ルとコードブックの内容の最も近い一致を判定するため
のイメレーションが行なわれる。2つの選択されたサブ
バンドのコードブックのインデクス信号rm1とrm2が次に
第2図のビットストリームマルチプレクサ215に与えら
れる。(ステップ850)。
Kサンプル例えば16を持つ各々の連続した時間フレー
ム期間について、ストリームマルチプレクサはサブバン
ドコーダ211−0乃至211−Nから量子化されたサブバン
ドインデクス信号Iq1(k)、Iq1(k)、・・・Iq
N(k)、rms値インデクス信号Irms0、Irms1・・・Irms
Nおよび残留ベクトルインデクスrm1、rm2を受信する。
マルチプレクサはインデクス信号を時間フレームの音声
パターンを表わすブロックに組合わせ、インデクス信号
のブロックを伝送チャネル217に与える。もし移動電話
用バーストタイプの誤り、フェーディングあるいは雑音
があるチャネルが使われているときには、当業者には周
知の誤り訂正符号を信号ブロックに加えてもよい、時間
フレーム期間のインデクス信号だけを伝送すればビット
周波数は最小化される。
第9図に図示した復号化装置はその時間フレーム期間
のインデクス信号からその時間幅の音声パターンの写し
(t)を形成するようになっている。これはこの時間
フレーム期間の2次情報であるrmsn信号を使うことによ
って実現される。rmsn信号は送信されたrmsインデクス
からテーブルを参照することによって求められ、ビット
割当信号は第2図の符号化装置で使われるのと同一のプ
ロセスで発生される。次に量子化されたサンプルのイン
デクス信号は、サブバンドの量子化されたインデクス信
号の各シーケンスについて逆量子化器を使用して再生さ
れる。
本発明に従えば、サブバンドのrms信号はビット割当
信号と組合わされてそのサブバンドの残留差のrms推定
信号を形成し、この時間幅についてどの残留信号ベクト
ルを再生するかを判定するのに使用される。選択された
サブバンドのコードブックの内容は再生されたrms推定
信号と組合わさって選択されたサブバンドの残留信号シ
ーケンスを形成し、再生された量子化サンプルは再生さ
れた残留信号と組合わさってサブバンド音声信号の写し
(t)を形成する。信号(k)が形成されたあ
とは、内挿によってサンプリング速度は全音声信号の帯
域の2倍に増大され、内挿されたサブバンドの音声信号
はフィルタされてそれからサブバンド以外の成分を除
き、結果として得られた信号を組合わせて元の音声信号
が再現される。
第9図を参照すれば、現在の時間フレーム期間のビッ
トストリームはデマルチプレクサによってrmsインデク
ス信号の集合Irms0、Irms1・・・IrmsN、量子化された
サブバンドインデクス信号の集合Iqo(k)、Iq1(k)
・・・IqN(k)、および残留ベクトルインデクスrm1
よびrm2に分離される。各々のサブバンドデコーダ、例
えば、910−nはそのサブバンドについてのrmsインデク
ス信号Irmsnと量子化サブバンドインデクス信号Iq
n(k)、k=0,1・・・k=15を受信し、それに与えら
れる各々の量子化されたサブバンドインデクスコードIq
n(k)について量子化されたサンプル(k)を発
生するように動作する。rmsインデクス信号はサブバン
ドデコーダ910−nの逆rms量子化器912−nに与えら
れ、これはインデクス信号をそのサブバンドのrms音声
エネルギーを表わす信号rmsnに変換する。すべてのサブ
バンドからのrms信号はビット割当器935に与えられ、こ
れは第2図のビット割当器について述べたのと同一の方
法で動作し、その時間フレーム期間のビット割当信号bs
0、bs1・・・bsNを逆スカラー量子化器914−0乃至914
−Nに出力する。各々のサブバンドのビット割当信号bs
nはサブバンドのrms信号およびサブバンドの連続した量
子化インデクス信号Iqn(0)、Iqn(1)・・・Iq
N(k)と組合わされて、そのサブバンドの量子化され
たサンプルの写し(0)、(1)・・・
(k)を生ずる。
サブバンドの残留信号は残留信号復号器940によって
発生される。復号器940は第2図のサブバンド符号化回
路のコードブックと同一のコードブックを有しており、
従ってサブバンドの個々のサブバンド残留信号
(0)、(1)・・・(k)はrms信号、ビ
ット割当信号および残留信号ベクトルインデクスに応動
して再生される。サブバンド量子化信号(0)、
(1)・・・(k)は加算器918−nで残留量子
化信号(0)、(1)・・・(k)と組合
わさってサブバンド部分の信号の写しを次のように形成
する。
(k)=(k)+(k) (8) 加算回路918−0乃至918−Nからの再生されたサブバ
ンド部分サンプル信号のサンプリング速度はサブバンド
の帯域の2倍から全信号の帯域幅の2倍に内挿器920−
0乃至920−Nによって増大される。各々の内挿器は当
業者には周知であるように連続したサブバンドサンプル
の間に一連の0の値のサンプルを挿入するように動作す
る。これによって、次式に従って全音声帯域のサンプリ
ングが得られる。
ここで、 内挿器の出力は合成フィルタ925−0乃至925−Nで帯域
制限され、合成フィルタからのサブバンド部分信号は加
算回路930によって加算される。加算されたサンプルは
ディジタル・アナログ変換器935によってアナログ信号
に変換されて、第2図の符号器の入力に与えられて音声
信号の写し(t)を形成する。
第10図はサブバンド復号器910−nの逆スカラー量子
化器914−んを詳細に図示している。逆量子化装置はサ
ブバンドのrmsとビット割当信号の形成のあと動作す
る。第10図において選択信号論理1001はその時間フレー
ム期間のサブバンドビット割当信号bsnに対応する選択
制御信号SR1、SR2、SR3およびSR4を発生する。選択制御
信号ではひとつだけが活性化される。連続したサブバン
ド量子化インデクス信号Iqn(0)、Iqn(1)・・・Iq
ん(k)は1ビット最大逆量子化器1005、2ビット最大
逆量子化器1010、3ビット最大逆量子化器1015、4ビッ
ト最大逆量子化器1020に与えられる。各々の逆量子化器
は選択制御信号によってその時間フレーム期間の間付勢
されるリードオンリー形のメモリであり、各々の連続し
た量子化インデクス信号I(k)によってアドレス
されて、対応するrms正規化されたサブバンド量子化サ
ンプル値(k)を生ずる。もし現在の時間フレーム
期間でそのサブバンドに対して1ビットが割当てられて
いれば、信号SR1は1ビットの最大逆量子化テーブル100
5を付勢して、適切な量子化サンプル値が選択器1025に
与えられる。同様にして、サブバンドに2ビットが割当
てられたときには選択制御信号SR2によって逆量子化器1
010が付勢される。サブバンドに3ビットが割当てられ
たときには選択制御信号SR3によって逆量子化器1015が
付勢され、サブバンドに4ビットが割当てられたときに
は選択制御信号SR4によって逆量子化器1030が付勢され
る。
選択器1024は制御信号SR1、SR2、SR3およびSR4によっ
てアドレスされて、付勢された逆量子化器からの量子化
サンプル値がそこを通過できるようにする。逆rmsテー
ブル1035は現在の時間フレーム期間のサブバンドのrms
インデクス信号を、その時間フレームのrms音声エネル
ギーの信号表現に変換する。テーブル1035は対応するrm
sn信号を発生するためにIrmsn信号によってアドレスさ
れるリードオンリーメモリから成る。ROM1035からのrms
n信号と選択器1025の積が乗算器1030によって形成され
て、これがその時間フレーム期間のサブバンドのサンプ
ル値の系列(0)、(1)・・・・(k)
を第9図の加算器918−nの一方の入力に与える。
加算器918−nの他方の入力は残留信号復号器940から
得られるサブバンド残留信号en(k)のシーケンスであ
る。この復号器はそれに永久的に記憶された命令の集合
を持つインデクス8080形のようなマイクロプロセッサを
含み、各々の連続した時間フレーム期間について残留信
号ベクトルインデクス信号rm1、rm2に応動してサブバン
ド残留信号(k)を与える。マイクロプロセッサに
はまた第2図の回路に関連して説明したものと同一の16
要素の内容を持つインデクス付きの256内容のガウス性
コードブックを記憶している。第11図は記憶された命令
に従う残留信号量子化器940の動作を示すフローチャー
トである。
第11図を参照すれば、そのサブバンドのrms推定信号
はサブバンドのビット割当とその時間フレーム期間のrm
s信号からステップ1101で残留信号量子化器によって再
生される。rms推定信号gnの再生は第7図に関連して述
べたと同一の方法で実行される。サブバンドインデクス
信号は0にセットされる。(ステップ1110)。
次にサブバンドの残留信号の発生はサブバンドインデ
クス信号nを0にセットし(ステップ1110)。ステップ
1115からステップ1145への残留信号発生ループに入るこ
とによって開始される。各々のサブバンドについて、判
定ステップ1115でサブバンドのコードブックのフラグが
調べられて、選択されたサブバンドを示すのがm1である
かm2であるかが判定される。もしサブバンドのコードブ
ックフラグがm1あるいはm2であれば、ステップ1120ある
いは1125でデマルチプレクサからのコードブックインデ
クス信号はrm1あるいはrm2にセットされ、ステップ1135
でそのサブバンドのrms残留推定信号を選択されたサブ
バンドのコードブックの内容rm1あるいはrm2と組合わせ
ることによって、そのサブバンドの残留信号が形成され
る。次にステップ1140でサブバンドインデクス信号が増
分され、ステップ1115に再び入ることによってループが
繰返される、最後のサブバンドnについて残留信号が再
生されたあとで、すべてのサブバンドについての再生さ
れた残留信号がサブバンド加算回路218−0乃至218−N
に送られる。(ステップ1050)。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術の音声信号のサブバンド符号化装置を
示す図; 第2図は本発明のサブバンド符号化装置のブロック図; 第3図は第2図のサブバンドコーダのブロック図; 第4図は第3図のrms推定回路のより詳細なブロック
図; 第5図は第3図のスカラ量子化回路により詳細のブロッ
ク図; 第6図は第2図のビット割当回路の動作を示すフローチ
ャートを示す図; 第7図および第8図は第2図の残留信号符号器の動作を
示すフローチャートを示す図; 第9図は本発明のサブバンド復号装置の一般的ブロック
図; 第10図は第9図のサブバンドデコーダのひとつのより詳
細なブロック図; 第11図は第9図の反転残留信号復号器の動作を示すフロ
ーチャートを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−147500(JP,A) 特開 昭61−236600(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 19/00 - 19/14 H04B 14/04 H03M 7/30 JICSTファイル(JOIS)

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声パターンのスペクトルを複数のサブバ
    ンド部分に分離し; 予め定められた速度で各サブバンド部分をサンプリング
    し; 各サブバンド部分のサンプルのシーケンスを連続した時
    間フレーム期間に分割し、 時間フレーム期間の各サブバンド部分の音声エネルギー
    を表わす信号と、その時間フレーム期間の各サブバンド
    に予め定められた数のビットを割当てる信号を形成し、 その時間フレーム期間の各サブバンド部分のサンプルの
    シーケンスをそのサブバンド部分のビット割当と音声エ
    ネルギー信号に従って量子化されたディジタル信号のシ
    ーケンスに符号化し、 各々が各サンプルとそれに対応する量子化されたディジ
    タル信号の間の残差を表わす信号のシーケンスを形成
    し、 複数のサブバンド部分の量子化されたディジタル信号と
    音声エネルギーを表わす信号を組み合わせて、音声パタ
    ーンの時間フレーム部分を表わす符号化信号にする ステップを含む予め定められた帯域幅を持つ音声パター
    ンを処理する方法において; 残差信号のシーケンスを符号化するために、時間フレー
    ム期間の推定残差信号の推定エネルギーの最大値を有す
    る少なくともひとつのサブバンドが選択され、該少なく
    ともひとつの選択されたサブバンド部分の残差信号のシ
    ーケンスを表わす符号化信号が形成され、該符号化され
    た残差を表わす信号が音声パターンの時間フレーム部分
    を表わす該符号化された信号に加えられる ことを特徴とする定められた帯域幅を持つ音声パターン
    を処理する方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の音声パターンを処理する方
    法において、現在の時間フレーム期間の該少なくともひ
    とつの選択されたサブバンドの残差信号を表わす符号化
    された信号を発生するステップは、 各々が要素のシーケンスを持つ複数の固定符号を記憶
    し; 該選択されたサブバンド部分の残差信号に対応するベク
    トル信号を形成し; 該選択されたサブバンドベクトル信号に最もよく一致す
    る該固定符号を残差符号化信号として識別する ステップを含むことを特徴とする音声パターンを処理す
    る方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の音声パターンを処理する方
    法において、該記憶された固定符号の各々は平均0で単
    位分散を持つガウス符号であることを特徴とする音声パ
    ターンを処理する方法。
  4. 【請求項4】請求項2記載の音声パターンを処理する方
    法において、残差信号を符号化するために少なくともひ
    とつのサブバンドを選択するステップは、 各サブバンドのビット割当信号と音声エネルギー信号と
    に応動してサブバンドの残留差の推定値を表わす信号を
    発生し; その時間フレーム期間の残差推定信号に応動して最大の
    残差推定信号を持つ少なくともひとつのサブバンドを選
    択する ステップを含むことを特徴とする音声パターンを処理す
    る方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の音声パターンを処理する方
    法において、該選択されたサブバンドベクトル信号に最
    も良く一致する記憶された固定符号を識別するステップ
    は 該少なくともひとつの選択されたサブバンドの残差ベク
    トル信号を、該選択されたサブバンドの残差推定信号に
    よってスケーリングされた各々の記憶された固定符号と
    比較し、 該スケーリングされた固定符号と該選択されたサブバン
    ドの残差ベクトル信号との差が最小となる記憶された固
    定符号を選択し、 該選択された固定符号を示すインデクスコートを発生す
    る ステップを含むことを特徴とする音声パターンを処理す
    る方法。
  6. 【請求項6】請求項1記載の方法に従って音声パターン
    を処理する回路において、 音声パターンのスペクトルを複数のサブバンド部分に分
    離する手段(207−O乃至207−N)と、 各サブバンド部分を予め定められた速度でサンプリング
    し、各サブバンド部分のサンプルのシーケンスを連続し
    た時間フレーム期間に分割する手段(例えば、209−
    O)と; 時間フレーム期間の各サブバンド部分の音声エネルギー
    を表わす信号を形成する手段(401,405,410)と; 音声エネルギー信号に応動して、時間フレーム期間の各
    サブバンドに対して予め定められた数のビットを割当て
    る信号を形成する手段(22)と; 時間フレーム期間の各サブバンド部分のサンプルのシー
    ケンスを該サブバンド部分の該ビット割当及び音声エネ
    ルギー信号に従って量子化されたディジタル信号のシー
    ケンスに符号化する手段(305)と; 各々が各サンプルとそれに対応する量子化されたディジ
    タル信号の間の残差を現わす信号のシーケンスを形成す
    る手段(310)と; 複数のサブバンド部分の量子化されたディジタル信号と
    音声エネルギーを表わす信号を組合せて、音声パターン
    の該時間フレーム部分を表わす符号化信号とする手段
    (215)と を含む音声パターンを処理する回路において; その残留差信号のシーケンスを符号化するための少なく
    ともひとつのサブバンドを選択し、該少なくともひとつ
    の選択されたサブバンド部分の残差信号のシーケンスを
    表わす符号化信号を形成する手段(225)と 音声パターンの該時間フレーム部分を表わす符号化信号
    に符号化された残差を表わす信号を加える手段(215)
    と を含むことを特徴とする音声パターンを処理する回路。
  7. 【請求項7】請求項6記載の音声パターンを処理する回
    路において、現在の時間フレーム期間の該少なくともひ
    とつの選択されたサブバンドの残差信号を表わす符号化
    信号を発生する手段は 該選択されたサブバンド部分の残留差信号に対応するベ
    クトル信号を一組の固定符号と比較して、最も良く一致
    する固定符号を残差の符号化信号として識別する手段
    (815−840) を含むことを特徴とする音声パターンを処理する回路。
  8. 【請求項8】請求項7記載の音声パターンを処理する回
    路において、記憶された固定符号は平均0で単位分散を
    持つガウス符号であることを特徴とする音声パターンを
    処理する回路。
  9. 【請求項9】請求項7記載の音声パターンを処理する回
    路において、少なくともひとつのサブバンドを選択して
    残差信号を符号化する手段は 各サブバンドのビット割当信号と音声エネルギー信号と
    に応動して、該サブバンドの残差信号の推定値を表わす
    信号を発生する手段(705−765)と その時間フレーム期間の残差推定信号に応動して最大の
    残差推定信号を持つサブバンドを少なくとも1つ選択す
    る手段(770、775)と を含むことを特徴とする音声パターンを処理する回路。
  10. 【請求項10】請求項9記載の音声パターンを処理する
    回路において、該選択されたサブバンドのベクトル信号
    に最も良く一致する記憶された固定符号を識別する手段
    は 該少なくともひとつの選択されたサブバンドの残差ベク
    トル信号を、該選択されたサブバンドの残差推定信号に
    よってスケーリングされた各々の記憶された固定符号と
    比較する手段(815)と; 該スケーリングされた固定符号と該選択されたサブバン
    ドの残差ベクトル信号の間の差が最小であるような記憶
    された固定符号を選択する手段(820,825)と; 該選択された固定符号を識別するインデクス符号を発生
    する手段(850)と を含むことを特徴とする音声パターンを処理する回路。
  11. 【請求項11】請求項1記載の音声パターンを処理方法
    において、音声パターンの時間フレーム部分を表わす符
    号化された信号を復号するステップをさらに含み、 音声パターンの時間フレーム部分を表わす符号化された
    信号中のサブバンド部分の音声エネルギー信号に応動し
    て、時間フレーム期間の各サブバンド部分に予め定めら
    れたビット数を割当てる一組の信号を発生し、 音声パターンの時間フレーム部分を表わす符号化信号中
    のサブバンド符号化された量子化信号を、音声パターン
    の時間フレーム部分を表わす該符号化信号中のサブバン
    ド部分の音声エネルギー信号とサブバンド部分のビット
    割当信号の両方に応動して、該サブバンド部分のサブバ
    ンド量子化されたサンプルのシーケンスに変換し、 音声パターンの時間フレーム部分を表わす該符号化され
    た信号中の音声エネルギー信号及び複数のサブバンドの
    ビット割当信号の両方に応動して、符号化された一組の
    残差信号に対応する少なくともひとつの選択されたサブ
    バンド部分を判定し、 該選択されたサブバンドの符号化された残差信号に応動
    して該選択されたサブバンドの残差信号のシーケンスを
    発生し、 該選択されたサブバンドの残差信号のシーケンスと該選
    択されたサブバンドの量子化されたサンプルのシーケン
    スを組合わせて、音声パターンのサブバンドサンプル信
    号を表わす信号のシーケンスを形成し、 音声パターンのサブバンドサンプル信号のサンプリング
    周波数を音声パターンのスペクトルの帯域の2倍に増大
    し、 増大したサンプリング周波数を持つサブバンドの量子化
    されたサンプルのスペクトルをそのサブバンド部分に制
    限し、 複数のサブバンドのスペクトルに制限されたサブバンド
    サンプル信号を組合わせてその時間フレーム期間の音声
    パターンの写しを形成する ステップを含むことを特徴とする音声パターンの処理方
    法。
  12. 【請求項12】請求項11記載の音声パターンを処理する
    方法において、符号化された残差信号を表わす一組の信
    号のひとつに対応する少なくともひとつの選択されたサ
    ブバンドを判定するステップは、 その時間フレーム期間のビット割当及び音声エネルギー
    信号とに応動して各サブバンドのその時間フレーム期間
    における残差の推定値を表わす一組の信号を形成し、 その時間フレーム期間の最大の残差推定信号を持つサブ
    バンドを少なくともひとつ選択する ステップを含むことを特徴とする音声パターンを処理す
    る方法。
  13. 【請求項13】請求項12記載の音声パターンを処理する
    方法において、該選択されたサブバンドの残差信号のシ
    ーケンスを発生するステップは 複数の固定符号を記憶し、 該選択されたサブバンドに対応する符号化信号に応動し
    て複数の固定符号のひとつを選択し、 該選択された固定符号を該選択されたサブバンドの残差
    推定信号でスケーリングして、該選択されたサブバンド
    について残差信号のシーケンスを形成する ステップを含むことを特徴とする音声パターンを処理す
    る方法。
  14. 【請求項14】請求項13記載の音声パターンを処理する
    方法において、各々の固定符号の要素は平均0で単位分
    散を有するガウス符号であることを特徴とする音声パタ
    ーンを処理する方法。
  15. 【請求項15】音声パターンの時間フレーム部分を表わ
    す符号化信号を復号する手段をさらに含む、請求項1記
    載の方法に従って音声パターンを処理する回路におい
    て、 音声パターンの時間フレーム部分を表わす符号化信号中
    のサブバンド部分の音声エネルギー信号に応動して、そ
    の時間フレーム期間の各々のサブバンド部分に予め定め
    られた数のビットを割当てる一組の信号を発生する手段
    (935)と、 音声パターンのその時間フレーム期間を表わす符号化信
    号中のサブバンド部分の音声エネルギー信号及びサブバ
    ンド部分のビット割当信号の両方に応動して、音声パタ
    ーンのその時間フレーム期間を表わす符号化信号中のサ
    ブバンドの符号化された量子化信号を、そのサブバンド
    部分のサブバンド量子化サンプルのシーケンスに変換す
    る手段(例えば、910−O)と、 音声パターンのその時間フレーム期間を表わす符号化信
    号中の音声エネルギー信号及び複数のサブバンドのビッ
    ト割当信号とに応動して、一組の符号化された残差を表
    わす信号に対応する少なくともひとつの選択されたサブ
    バンド部分を判定し、該選択されたサブバンドの残差信
    号のシーケンスを発生する手段(940)と、 該選択されたサブバンドの残差信号のシーケンスを該選
    択されたサブバンドの量子化されたサンプルのシーケン
    スを組合わせて音声パターンのサブバンドサンプル信号
    を表わす信号のシーケンスを形成する手段(例えば、91
    8−O)と、 音声パターンサブバンドサンプル信号のサンプリング周
    波数を音声パターンのスペクトルの帯域の2倍に増大さ
    せる手段(例えば920−O)と、 該増大されたサンプリング周波数を持つサブバンド量子
    化サンプルのスペクトルをそのサブバンド部分に制限す
    る手段(例えば、925−O)と、 複数のサブバンドのスペクトル制限されたサブバンドサ
    ンプル信号を組合わせてその時間フレーム期間の音声パ
    ターンの写しを形成する手段(930)と を含むことを特徴とする音声パターンを処理する回路。
  16. 【請求項16】請求項15記載の音声パターンを処理する
    回路において、該一組の符号化残差を表わす信号のひと
    つに対応する少なくともひとつの選択されたサブバンド
    部分を判定する手段は、 その時間フレーム期間のビット割当信号及び音声エネル
    ギー信号とに応動して各サブバンドのその時間フレーム
    期間の残差の推定値を表わす一組の信号を形成する手段
    (1101)と その時間フレーム期間の最大の残差推定信号を持つサブ
    バンドを少なくともひとつ選択する手段(1115,1120,11
    25,1130)と を含むことを特徴とする音声パターンを処理する回路。
  17. 【請求項17】請求項16記載の音声パターンを処理する
    回路において、該選択されたサブバンドの残差信号のシ
    ーケンスを発生する手段は 音声パターンの時間フレーム期間を表わす符号化信号中
    の該選択されたサブバンドに対応する符号化信号に応動
    して、複数の固定符号のひとつを選択し、該選択された
    固定符号を該選択されたサブバンドの残差推定信号でス
    ケーリングし、該選択されたサブハンドのための残差信
    号を形成する手段(1135)と を含むことを特徴とする音声パターンを処理する回路。
JP1252473A 1988-09-30 1989-09-29 サブバンドコーディング方法および装置 Expired - Lifetime JP3071795B2 (ja)

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