JP3070569U - スタンディングパウチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は詰め替え用スタンディングパウチに関
するものであり、内容物注出時の注出作業の煩わしさを
解消することを目的とする。 【解決手段】上記目的は、パウチ上部のハーフカット線
に沿って易カットすることで、端部に設けた所定の開口
部を開口させ、更に充填物をスムーズに詰め替え出来る
様、印刷で折り部を色別した折り曲げ部で折り返すこと
によって達成される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は詰め替え用スタンディングパウチに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、詰め替え用の化粧品、洗剤等にスタンディングパウチが使用されている 。例えば、特開平１０−１６７２９０には、スタンディングパウチの上部一方角 部に、該角部を側辺と上辺にかけて斜めに伸びる切断予定線を有し、該切断予定 線上の一点とスタンディングパウチの他側辺上の一点を収納部を介して結び、か つ切断予定線上の一点から下方傾斜状に伸びる折り曲げ予定線を有したスタンデ ィングパウチが開示されている。また、少なくとも前記折り曲げ予定線上に、該 折り曲げ予定線を目視判別させる印刷、罫線加工等の識別表示を設けたことを特 徴とするスタンディングパウチが開示されている。

【０００３】 しかし、上記スタンディングパウチは、切断予定線をハサミやナイフ等で切断 しなくてはならないため不便であること、注出口がスタンディングパウチの側辺 に対して斜めに形成されるため、内容物注出時の内容物の注出流れ方向が斜めに なり注出作業が煩わしかった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は上述の点に鑑みなされたもので、スタンディングパウチは、切断予定 線をハサミやナイフ等で切断しなくてはならないため不便であること、注出口が スタンディングパウチの側辺に対して斜めに形成されるため、内容物注出時の内 容物の注出流れ方向が斜めになり注出作業が煩わしかった。本考案は、これらの 問題点の無いスタンディングパウチを提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決する為の手段】

本考案者らは上記の問題点を解決するために鋭意研究した結果、パウチ上部の ハーフカット線に沿って易カットすることで、端部に設けた所定の開口部を開口 させ、更に充填物をスムーズに詰め替え出来る様、印刷で折り部を色別した折り 曲げ部で折り返すことを特徴としたスタンディングパウチが得られた。

【０００６】

【考案の実施の形態】

次に考案の実施の形態について説明する。 本考案のスタンディングパウチに使用するプラスチック積層フイルムとしては 特に制限はなく、通常スタンディングパウチに用いられるものはいずれも使用可 能である。

【０００７】 本考案のスタンディングパウチを第１図に示す。 スタンディングパウチ１は、底縁接合部４、側縁接合部６、上部接合部５、よ りなり、開口部２、ハーフカット線３、折り部を色別した折り曲げ部７を設けた 。

【０００８】

【考案の効果】

従来のスタンディングパウチは、切断予定線をハサミやナイフ等で切断しなく てはならないため不便であること、注出口がスタンディングパウチの側辺に対し て斜めに形成されるため、内容物注出時の内容物の注出流れ方向が斜めになり注 出作業が煩わしかったが本考案のスタンディングパウチはこれらの欠点を解消す ることができた。

【０００９】

【図面の簡単な説明】

図１は、本考案のスタンディングパウチの正面図であ
る。 １、…スタンディングパウチ、 ２、…開口部、３、…
ハーフカット線、 ４、…底縁接合部、 ５、…上部接
合部、６、…側縁接合部、 ７、…折り部を色別した折
り曲げ部、８…切欠き 図２は、本考案のスタンディングパウチを折り部を色別
した折り曲げ部で折り曲げた状態をしめす図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】パウチ上部のハーフカット線に沿って易カ
   ットすることで、端部に設けた所定の開口部を開口さ
   せ、更に充填物をスムーズに詰め替え出来る様、印刷で
   折り部を色別した折り曲げ部で折り返すことを特徴とし
   たスタンディングパウチ。