JP3070180U - 装身具 - Google Patents

装身具

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 愛玩動物または人の死後、焼却骨を衛生的で
かつ美観を損なうことなく長期保存可能な形態を提供す
る。 【解決手段】 愛玩動物または人の死後、その焼却骨を
砕片化または粉体化し、合成樹脂と混合あるいは封入
し、型を用いて成形固化する。合成樹脂組成物の形は身
近に置いて慰霊できるように装身具等に成形する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、愛玩動物または人を火葬にした後の遺骨を樹脂と混合して成形固化 された樹脂組成物およびそれを用いた樹脂製品に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、犬、猫その他アニマルペットの飼育が盛んであり、家族同様に飼育され ているケースが増加している。このようなアニマルペットも、生きものであるか ら当然誕生・死亡を繰り返すわけで、死亡した場合にはペットの葬儀や火葬を行 うことが日常化してきている。また、その上に火葬にした骨を身近に置いておき たいと望む人もある時代となってきた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のような火葬処理して骨壺に入れただけで身近に置くことは、心 情的にも感覚的にも満足できない人が増え、ペット霊園に管理を依頼したり、土 中に埋める等の処理をすることになる。しかしながら長期的にみて遠方のペット 霊園あるいは遺骨安置所などに、いつでも望むときに出向くというのは必ずしも 容易でなく、また最近では、愛情を持って飼育していたペットの形見を身近に置 きたいと望む欲求が強くなってきた。
【0004】 本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、ペットアニマル(愛玩動物) などの死後も何らかの形で身近に置いておきたいという人達の希望に沿うべく、 美観を損なうことなく、衛生的かつ長期保存が可能な記念となる樹脂組成物を提 供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案は、砕片化または粉体化された愛玩動物ま たは人の焼却骨を、合成樹脂と混合した後、合成樹脂を溶融し、その溶融物を成 形固化した樹脂組成物、あるいは前記焼却骨を溶融した合成樹脂中に封入し、そ のまま成形固化した樹脂組成物である。
【0006】 本考案による樹脂組成物はまた、砕片化または粉体化された愛玩動物または人 の焼却骨を、無色または着色され、所定の形状に成形固化された装身具としたり 、樹脂組成物の表面に愛玩動物の姿がレリーフ加工された樹脂製品とすることが できる。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案に係る樹脂組成物を成形固化させる形状としては、例えば板状、球状、 方形状、その他ハート形、菱形、角錐など任意の形状とすることができ、さらに これをそれぞれの形状に合わせた容器、例えばガラス、クリスタル、陶磁器、金 属など、または木製の容器に入れて生前の写真と共に身近に置くことができる。
【0008】 また、前記の樹脂組成物が所定の形状に成形固化された装身具とすることもで きる。所定の形状とは、例えば円形、方形、ハート型、菱形など好みに応じて選 択することができる。装身具としては、例えばネックレス、指輪、イヤリング、 キーホルダーなどに加工すればよい。あるいは装身具とは言えないが、球状等に 成形加工したものを多数繋いで仏教で用いる数珠などに加工することもできる。 さらに、愛玩動物の写真をコンピュータ・グラフィック処理して、前記樹脂組成 物の表面にその姿をレリーフ加工した製品とすることもできる。
【0009】 使用する遺骨は、成形する品物の大きさと形状により砕片とするか、または粉 体とするか、など任意に選択すればよい。樹脂としては、特に限定はなく、汎用 の熱可塑性樹脂、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル、ポリスチ レン(ABS、AS、AASを含む)、アクリル、ポリアミド、ポリカーボネー ト、その他の各樹脂、またフェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ 樹脂、シリコーンなどの熱硬化性樹脂を使用することができる。あるいはこれら の樹脂を適当にブレンドして使用してもよい。
【0010】 また、成形した装身具などにより、透明なものがよい場合と不透明なものがよ い場合などがあり、あるいは適当な色を希望する場合でもそれぞれに応じた樹脂 を選択することができる。
【0011】 成形方法としては、選択した樹脂により、いわゆる通常の樹脂の成型法が適用 できる。成型品自体は多数を要しないものであるから、例えば射出成形、押出成 形等の大量生産型の成形法は勿論適用できるが本考案には必ずしも好適でない。 本考案の樹脂組成物を成形する方法としては、小さい型を用いる注型法が好適で ある。ペットや人の焼却骨の砕片または粉体を、選択した粉状または液状の樹脂 と混合し、この混合物をそれぞれの樹脂に応じた温度で加熱成形すればよい。合 成樹脂として液状のアクリル樹脂、不飽和ポリエステル、ポリスチレン、硬質ポ リウレタン等を用いれば、型に入れて成形の途中で焼却骨の砕片を封じ込めて透 明な製品とすることができる。
【0012】
【実施例】
本考案について以下実施例によって具体的に説明する。
【0013】 図1は本考案に係る樹脂組成物の一例として、愛玩動物の焼却骨をアクリル樹 脂あるいはポリスチレン樹脂等の無色の液状の樹脂と触媒を混合し、球形のシリ コーンゴムでできた型に流し込んで成形固化させた多数の珠1の中心に紐2を通 して連結して作成した数珠を示した。3は数珠の房である。珠1の成形型は上記 のシリコーンゴムの外、高価な金型、安価な石膏、ガラス、木、紙、鉛等が使用 される。成形された珠1はこの例では無色透明な球体の中に焼却骨の粉体が分散 された状態となるが、例えば着色樹脂を使用してもよく、またその他不透明な樹 脂を用いてもよい。さらに、数珠の外ペンダントやネクタイピン等の装身具、そ の他ペットの飼い主の好みのものを作成することができる。
【0014】
【考案の効果】 本考案は上記の構成であるので、 1.衛生的で、環境面においても無害である。 2.霊園や慰霊所に出向くことなく、各自自由な形で慰霊することができ、経済 的でもある。 3.常に身近に置くことができ、外観的にも抵抗感なく飾って置くことができる 。 4.半永久的に保存が可能である。 等の効果がある。
【提出日】平成12年3月2日(2000.3.2)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、愛玩動物または人を火葬にした後の遺骨を樹脂と混合もしくは樹脂 に封入 して成形固化した成型品を用いた装身具に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもので、ペットアニマル(愛玩動物) などの死後も何らかの形で身近に置いておきたいという人達の希望に沿うべく、 美観を損なうことなく、衛生的かつ長期保存が可能な記念となる装身具を提供す ることを目的とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案は、砕片化または粉体化された愛玩動物ま たは人の焼却骨を、合成樹脂と混合した樹脂組成物または該焼却骨を封入した樹 脂組成物を 、型を用いて成形固化した成型品を用いた装身具である
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 本考案による装身具の例としては、樹脂組成物を球状の成型品にした珠を連結 した数珠が挙げられる。その他樹脂組成物を後述するいろいろな形に成形した成 型品を用いたネックレス、指輪、イヤリング、キーホルダー、ネクタイピンなど が挙げられる。また上記樹脂組成物を成形した成型品 の表面に愛玩動物または人 の姿レリーフ加工する部位を設けたものを用いた装身具であってもよい
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案に係る樹脂組成物を成形固化した成型品の形状としては、例えば板状、 球状、方形状、その他ハート形、菱形、角錐など任意の形状とすることができ、 さらにこれをそれぞれの形状に合わせた容器、例えばガラス、クリスタル、陶磁 器、金属など、または木製の容器に入れて生前の写真と共に身近におくことがで きる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 また、前記の樹脂組成物が所定の形状に成形固化された装身具とすることもで きる。所定の形状とは、例えば円形、方形、ハート型、菱形など好みに応じて選 択することができる。装身具としては、例えばネックレス、指輪、イヤリング、 キーホルダーなどに加工すればよい。あるいは球状等に成形加工したものを多数 繋いで仏教で用いる数珠などに加工することもできる。さらに、愛玩動物の写真 等をコンピュータ・グラフィック処理して、前記装身具の表面の一部にその姿を レリーフ加工することもできる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 図1は本考案に係る樹脂組成物の一例として、愛玩動物の焼却骨をアクリル樹 脂あるいはポリスチレン樹脂等の無色の液状の樹脂と触媒を混合し、球形のシリ コーンゴムでできた型に流し込んで成形固化させた多数の珠1の中心に紐2を通 して連結して作成した数珠を示した。3は数珠の房である。珠1の成形型は上記 のシリコーンゴムの外、高価な金型、安価な石膏、ガラス、木、紙、鉛等が使用 される。成形された珠1はこの例では無色透明な球体の中に焼却骨の粉体が分散 された状態となるが、例えば着色樹脂を使用してもよく、またその他不透明な樹 脂を用いてもよい。さらに、数珠の外、その他樹脂組成物を成形した成形品を用 いた ペンダントやネクタイピン等の装身具、その他ペットの飼い主の好みのもの を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る樹脂組成物の一例を示す数珠。
【符号の説明】
1.数珠の珠 2.紐 3.房
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月2日(2000.3.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 装身具
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項3】 樹脂組成物を成形固化した成型品の表面
愛玩動物または人の姿レリーフ加工する部位を設
けたものを用いた請求項1記載の装身具。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月2日(2000.3.2)
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る装身具の一例を示す数珠の正面
【符号の説明】 1 数珠の珠 2 紐 3 房

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砕片化または粉体化された愛玩動物また
    は人の焼却骨を、合成樹脂と混合あるいは封入し、型を
    用いて成形固化した樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の樹脂組成物が所定の形状
    に成形固化された装身具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の樹脂組成物の表面に愛玩
    動物の姿がレリーフ加工された樹脂製品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002091875A1 (en) * 2001-05-15 2002-11-21 Serami Co., Ltd Tourmaline-containing rubber ornamant and production method therefor
JP2009039141A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Yu Nakauchi メモリアルアクセサリー

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