JP3068943B2 - 電気車制御装置 - Google Patents

電気車制御装置

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JP3068943B2
JP3068943B2 JP6280292A JP6280292A JP3068943B2 JP 3068943 B2 JP3068943 B2 JP 3068943B2 JP 6280292 A JP6280292 A JP 6280292A JP 6280292 A JP6280292 A JP 6280292A JP 3068943 B2 JP3068943 B2 JP 3068943B2
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inverter
control device
power
electromagnetic coil
electric vehicle
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達弥 佐藤
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気車の駆動制御を
なす電気車制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、VVVFインバータ装置を
用いて交流電動機を駆動する方式の電気車制御装置にお
いて、例えば1個または2個のような少数の電動機を駆
動する小容量のインバータ装置を必要数だけ搭載する分
散インバータ方式のものが実用化されようとしている。
【0003】この分散インバータ方式の電気車制御装置
を、一般的なインバータ方式、すなわち1個のインバー
タ装置で4台以上の電動機を駆動する方式のものと比較
した場合、空転再粘着性能に優れているほかに、インバ
ータ装置のいずれかが故障した時にも故障したインバー
タ装置のみを電源から解放することにより、正常なイン
バータ装置を用いて電気車の運転が可能となるため、運
行に対する影響を最小限にすることができる利点があ
る。
【0004】図2は、このような分散インバータ方式の
電気車制御装置の従来の回路例を示しているが、この回
路例では、4台のインバータ装置各々が4台の誘導電動
機の1台ずつに個別に電力を供給するようにしてあり、
1は直流電源から電力を集電するパンタグラフ、2は電
源遮断器、3a〜3dそれぞれは個別開放用接触器、4
a〜4dはにこれらの各個別開放用接触器3a〜3dの
動作を制御するための制御用接点、5a〜5dはリアク
トル、6a〜6dは直流電力を三相交流電力に変換する
インバータ装置、7a〜7dはこの各インバータ装置6
a〜6dによって駆動される誘導電動機である。
【0005】そして、このような従来の電気車制御装置
では、個別開放用接触器3a〜3dは常開型で、電磁コ
イルの励磁時に閉じ、電磁コイルの消磁時に開くように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
分散インバータ方式の電気車制御装置では、保護遮断動
作は複数のインバータ装置に共通の電源側に設けられた
遮断器で行なうことができるので、インバータ装置それ
ぞれを停止させるための個別開放用開閉手段は本来、無
電流にて回路の開閉を行なうことができる断路器動作で
十分である。
【0007】ところが従来の分散インバータ方式の電気
車制御装置では、図2に示すように個別開放用開閉手段
として電磁コイルの励磁時に閉じ、電磁コイルの消磁時
に開く常開型の電磁接触器を用いていたために、制御コ
イルの断線やコイル制御電流の消失が発生した時には回
路が開いてしまうことになるが、そのために電流遮断能
力を要求されることになり、個別開放用開閉手段として
本来の断路器の役割を果たすだけのものよりも大型の機
器を用いなくてはならない問題点があった。
【0008】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みなされたもので、個別開放型開閉手段として常閉型の
ものを用いることにより、回路機器として本来の役割を
果たすだけの小型のものを用いることができて回路構成
を小型化、軽量化できる電気車制御装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、電磁コイル
で操作される開閉手段と、これに接続された直流電力を
三相電力に変換するインバータ装置と、このインバータ
装置に接続された交流電動機とから成る電動機駆動回路
の複数組を単一の直流電源に遮断器を介して並列に接続
して構成される電気車制御装置において、電動機駆動回
路各々の開閉手段として、電磁コイルの消磁時に閉とな
り、電磁コイルの励磁時に開となる常閉型のものを用い
たものである。
【0010】
【作用】この発明の電気車制御装置では、インバータ装
置の個別開放用開閉手段に常閉型のものを用いることに
より、制御コイルの断線やコイル制御電源切時を考慮せ
ずに済み、電流遮断能力が不要となる。そして、この場
合、開放されるべきインバータ装置に電源電圧が印加さ
れることになるが、これによる投入電流はフィルタリア
クトルで抑制することができ、さらに各インバータ装置
に共通の電源側に設けられた遮断器で電源遮断すること
ができるのでなんら問題を引き起こすことはなく、結果
的に回路機器の小型化、軽量化が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。
【0012】図1はこの発明の一実施例の回路構成を示
している。この図1の電気車の制御装置は、4台のイン
バータ装置各々が4台の誘導電動機の1台ずつに個別に
電力を供給するようにしてあり、図2に示した従来例と
同様、1は直流電源から電力を集電するパンタグラフ、
2は電源遮断器、5a〜5dはフィルタリアクトル、6
a〜6dは直流電力を三相交流電力に変換するインバー
タ装置、7a〜7dはこれらの各インバータ装置6a〜
6dによって駆動される誘導電動機である。
【0013】そして、この実施例の回路では、個別開放
用接触器8a〜8dとして、電磁コイルの励磁時に開
き、電磁コイルの消磁時に閉じるように動作する常閉型
のものが用いられている。そして、これらの各個別開放
用接触器8a〜8dの動作を制御するために制御用接点
4a〜4dが備えられている。次に、上記の構成の電気
車制御装置の動作について説明する。
【0014】パンタグラフ1によって集電される直流電
源は遮断器2を通り、リアクトル5a〜5d各々で電流
制限を受けながら各インバータ装置6a〜6dに入力さ
れ、ここで三相交流電力に変換され、各々の誘導電動機
7a〜7dに供給され、これによって各誘導電動機7a
〜7dが回転駆動される。
【0015】そして、インバータ装置6a〜6dのいず
れかを止めたい場合には、個別開放用接触器8a〜8d
のうちの該当するものに対する開閉接点4a〜4dのい
ずれかを閉じ、電磁コイルを励磁する。これによって、
常閉型の個別開放用接触器が開き、インバータ装置への
給電を停止することになる。
【0016】そして、この場合、個別開放用接触器8a
〜8dに常閉型のものを用いているために、制御コイル
の断線やコイル制御電源切時を考慮せずに済み、電流遮
断能力が不要となり、結果的にこれらの個別開放用接触
器として小型、軽量のものを用いることができるように
なる。
【0017】なお、個別開放用接触器の制御コイルの断
線、あるいは制御電源切時における電磁コイルの消磁に
よって、開放されるべきインバータ装置に電源電圧が印
加されることになるが、これによる投入電流はフィルタ
リアクトル5a〜5d各々によって抑制され、さらに各
インバータ装置6a〜6dに共通の電源側に設けた遮断
器2によって電源遮断がなされるために問題が起きるこ
とはない。
【0018】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、分散イ
ンバータ方式の電気車制御装置における個別開放用開閉
手段に常閉型のものを用いたことにより、遮断性能を考
慮しなくてもよくなって小型、軽量のものを用いて回路
を構成することができ、回路構成を小型化、軽量化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の回路ブロック図。
【図2】従来例の回路ブロック図。
【符号の説明】
1 パンタグラフ 2 遮断器 4a〜4d 接触器制御用接点 5a〜5d フィルタリアクトル 6a〜6d インバータ装置 7a〜7d 誘導電動機 8a〜8d 個別開放用接触器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁コイルで操作される開閉手段と、こ
    れに接続された直流電力を三相電力に変換するインバー
    タ装置と、このインバータ装置に接続された交流電動機
    とから成る電動機駆動回路の複数組を単一の直流電源に
    遮断器を介して並列に接続して構成される電気車制御装
    置において、 前記電動機駆動回路各々の開閉手段として、電磁コイル
    の消磁時に閉となり、電磁コイルの励磁時に開となる常
    閉型のものを用いて成ることを特徴とする電気車制御装
    置。
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JPH05268702A JPH05268702A (ja) 1993-10-15
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