JP3068374B2 - 床材用基板および床材 - Google Patents

床材用基板および床材

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、床仕上げに使用され
る床材、および床材を製造するための床材用基板に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】パーティクルボードや合板等からなる床
下地に敷設施工される床材は、長板状基板の上面に表面
材が貼着されたものを基本構成としており、周囲4辺の
うち隣り合う2辺に雄ざね部が形成されるとともに、残
りの2辺に前記雄ざね部に対応する雌ざね部が形成され
ている。
【0003】このような床材の施工は、床材を接着剤を
用いて床下地に貼着するとともに、基板側辺部に位置す
る雄ざね部に釘を打ち込んで床下地に固定する、いわゆ
る糊釘併用よって行われるのが通例である。したがっ
て、床材用基板は、釘打ちによって割れや欠け等が発生
しないように、釘打ち可能な性質を有するものであるこ
とが必要であり、そのような性質を有するものとして、
高品位ラワン材合板からなるものが一般に知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
天然木材資源の枯渇化、自然保護の社会的要請の影響に
より、木材、特に高品位ラワン材等の高品位木材のいた
ずらな消費が制限される傾向にあり、建築用木材の分野
においても、ラワン代替材の使用による床材用基板の提
供、いわゆる省ラワン化が強く求められている。
【0005】しかして、省ラワン化の手段として、例え
ば床材用基板を、パーティクルボードや中質繊維板等の
再構成材料によって形成することが考えられるが、これ
らの材料は耐釘打ち性に欠点があり、釘打ちによって雄
ざね部が損傷したり、あるいは打ち込んだ釘を充分に保
持できない等、釘打ちによる固定を確実に行うことがで
きず、未だ実用化に至っていないのが現状である。
【0006】この発明の第1の目的は、上述の観点に基
づいてなされたもので、天然資源の枯渇化に対処しつ
つ、施工時の釘打ち固定を確実に行うことができる床材
を製造可能な床材用基板を提供することである。
【0007】また、第2の目的は、上記第1の目的を達
成できる基板を主要部としてなる床材を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本願第1の発明の床材用基板は、基板本体が
パーティクルボード、中質繊維板、ウェハーボード、オ
リエンテッドストランドボード、およびハードボードの
中から選ばれた再構成材料による板状の主構成材と、そ
の少なくとも長手方向両側辺に貼着された釘保持可能な
材料からなる端材とで構成され、上記基板本体の上面全
域に亘って、該基板本体の上面部の美的欠陥を隠蔽する
ための上面シート材が貼着されると共に、同基板本体の
下面側全域に、抗張力が幅15mmあたり39.2N
(4kgf)以上の材料からなる抗張性下面シート材が
貼着されてなることを要旨とするものである。
【0009】第1発明の基板においては、前記端材が、
合板または単板積層材(LVL)によって構成されてな
るものを採用するのが好ましい。
【0010】一方、上記第2の目的を達成するため、本
願第2の発明の床材は、上記第1発明の床材用基板の上
面に表面化粧材が貼着された複合材をもって構成されて
なり、その複合材の周囲4辺のうち隣り合う2辺に雄ざ
ね部が形成されるとともに、残り2辺に前記雄ざね部に
対応する雌ざね部が形成されてなることを要旨とするも
のである。
【0011】
【作用】本願第1の発明の床材用基板は、板状の主構成
材の側辺に、釘保持可能な材料からなる端材が貼着さ
れた基板本体をもって構成されてなるものである。
【0012】このため、その基板の端材に雄ざね部を形
成するようにして製造した床材においては、施工時に、
釘保持可能な端材で構成された雄ざね部に、釘が打ち込
まれることとなるので、釘打ち固定を確実に行うことが
できる。更に主構成材として、例えばPB等の再構成材
料等を使用しているため、高品位木材の節減を図ること
ができる。
【0013】また、床材用基板として、前記基板本体の
上面に上面シート材を貼着しているため、たとえ基板上
面に、直接、木質単板等の薄物表面化粧材を貼着したと
しても、基板本体上面部の美的欠陥は上面シート材によ
って隠蔽されることとなる。さらに、上面シート材が基
板本体および表面化粧材間に介在することにより、両者
が吸湿等によって異なる割合で伸長したとしても、上面
シート材が両者間の緩衝材として作用することとなる。
【0014】また、床材用基板として、前記基板本体の
下面に所定の抗張力を有する下面シート材を貼着してい
るため、、その下面シート材によって、基板ないしは床
材製品に有害な谷反りが発生するのを防止することがで
きる。
【0015】方、本願第2の発明の床材は、その主要
部である基板が、上記第1の発明の基板と同様な構成を
有しているものであるため、主要部において、上記第1
の発明と同様な作用を果たすものである。
【0016】
【実施例】<第1の実施例> 図1はこの発明の第1の実施例である床材用基板(B
1)を主要部としてなる床材(F1)をその一部を切り
欠いて概略的に示す斜視図、図2は図1のII−II線断面
図である。なお、これらの図および以下の図面において
は、発明の理解を容易にする目的で、厚さ方向の寸法を
実際のものより大きく示している。
【0017】図1及び図2に示すように、この床材(F
1)は、基板(B1)の上面に表面化粧材(15a)が
貼着された複合材をもって構成されており、その複合材
の周囲4辺のうち隣り合う2辺に雄ざね部(13)が形
成されるとともに、残り2辺に前記雄ざね部(13)に
対応する雌ざね部(14)が形成されたものである。
【0018】基板(B1)は、板状の主構成材(11)
の両側辺と、一端部とに沿って端材(12)が貼着され
た基板本体(10)を有しており、その基板本体(1
0)の上面全域に上面シート材(16)が貼着されると
ともに、下面全域に下面シート材(17)が貼着されて
いる。
【0019】主構成材(11)としては、パーティクル
ボード(PB)、中質繊維板(MDF)、ウェハーボー
ド(WB)、オリエンテッドストランドボード(OS
B)、ハードボード(HB)等の再構成材料を使用する
必要がある。
【0020】構成材(11)の厚さは、5mm以上に
設定するのがよく、6mm〜12mmのものは好適に使
用することができる。また、主構成材(11)には、そ
の内部に、必要に応じて補強材を配置して、強度を高め
るようにしてもよい。
【0021】端材(12)は、釘保持可能な材料で構成
されたものであれば使用することができ、その中でも主
構成材(11)よりも機械的強度が高いものは良好に使
用することができる。具体的には、合板、集成材、単板
積層材(LVL)、むく材等の木質板からものや、合成
木材、合成ゴム、硬質発泡体等の樹脂材料からなるもの
を好適に使用することができるが、もとよりその材料は
限定されるものではない。
【0022】なお、端材(12)を合板で構成する場合
には、そのプライ数、積層方向、繊維方向は特に限定さ
れるものではないが、4プライ以上で積層方向が板厚方
向の合板や、プライ数の半分以上の単板がその繊維方向
が床材長さ方向に配された合板を使用するのが好まし
い。
【0023】端材(12)は、上記主構成材(11)と
同程度の厚さのものを使用することができ、厚さが薄い
ものでは、雄ざね部(13)の強度が低くなる恐れがあ
る。さらに、端材(12)の幅寸法は、10mm〜50
mmに設定するのがよく、中でも15mm〜25mmに
設定するのがよい。
【0024】端材(12)の主構成材(11)への接合
方法は、図1及び図2に示すバットジョイント方式に限
られず、例えば図(a)に示すスカーフジョイント方
式、同図(b)に示す相じゃくり接合方式、同図(c)
(d)に示すフィンガージョイント方式、同図(e)に
示す本実接合方式、同図(f)に示す相じゃくり実はぎ
接合方式、同図(g)に示すV字ジョイント方式等の接
合方法を好適に使用することができる。図3に示す接合
方式は、図1及び図2に示すバットジョイント方式に比
べて接着面積が増加するため、高い接合強度を得ること
ができる。
【0025】なお、本発明においては、高強度の端材
(12)を主構成材(11)の両側辺部に沿って貼着し
ているため、長さ方向における反りを抑制する効果があ
り、基板ないしは床材製品に有害な反りが発生するのを
防止することができ
【0026】参考までに、本出願人による実験では、端
材を両側辺部にバットジョイント方式にて貼着した床材
では、端材が貼着されていないものと比較すると、場合
によって、長さ1200mmあたり、3mm以上もの反
りが低減するという測定結果が得られている。
【0027】主構成材(11)および端材(12)は、
長さ方向あるいは幅方向に継ぎ合わされていてもよい。
その継ぎ合わせ方法は、特に限定されるものではない
が、上記したようにバットジョイント方式、スカーフジ
ョイント方式、相じゃくり接合方式、フィンガージョイ
ント方式、相じゃくり実はぎ接合方式、V字ジョイント
方式等の継ぎ合わせ方法を好適に使用することができ、
継ぎ合わせ部に接着剤を使用していても、使用していな
くともよい。
【0028】上面シート材(16)としては、基板上面
に薄物(0.3mm程度)の表面化粧材(15a)を貼
着した際に、基板本体上面部の美的欠陥が現出されない
ものであれば、どのようなものでも使用することができ
る。
【0029】下面シート材(17)としては、基板(B
1)ないしは床材(F1)に有害な反りが発生するのを
防止できる程度に抗張性を有する材料からなるものであ
れば、使用することができ、具体的には、抗張力が幅1
5mmあたり39.2N(4kgf)以上の材料からな
るものを使用する必要があり、好ましくは58.8(
kgf)以上の材料からなるものを使用するのが良い。
【0030】上記各シート材(16)(17)として好
適な材料を具体的に例示すると、紙、不織布、織布、木
材単板、樹脂含浸紙、バルカナイズドファイバー紙、合
成樹脂シートないしはフィルム、合成樹脂発泡体シート
等のシート状物、およびこれらを組み合わせたシート状
物等がある。
【0031】本実施例においては、上面シート材(1
6)および下面シート材(17)として、重さ115g
/m 2 、厚さ142μmのポリエチレンシートを、重さ
75g/m 2 、厚さ70μmの2枚のクラフト紙で挟み
込んだ3層シートによって構成されたものや、2枚のク
ラフト紙間に溶融ポリエチレン、溶融ポリプロピレン等
を流し込んで3層にラミネートしたもの等を使用してい
る。
【0032】表面化粧材(15a)としては、木質単
板、模様印刷紙、模様塩化ビニール等の公知のものを使
用することができる。
【0033】なお、本実施例においては、表面化粧材
(15a)を表面基材を介して貼着しているため、基板
本体上面部の美的欠陥が表面基材によって隠蔽されて、
床材製品表面に現出される恐れがないので、薄物の表面
化粧材を使用しても差し支えない。
【0034】このような構成の床材(F1)は、基板
(B1)に表面化粧材(15a)を貼着して複合材を形
成し、その複合材の周辺部にさね加工を施して、雄さね
部(13)および雌ざね部(14)を形成することによ
って製造されるものである。この場合、雄ざね部(1
3)は端材(12)に形成されることとなる。
【0035】なお、端材(12)を樹脂材料で構成する
場合には、押出成形等の成形加工によって、さね部(1
3)(14)をあらかじめ一体的に形成しておけば、さ
ね加工をあらためて行う必要はない。
【0036】一方、この床材(F1)の施工は、床材
(F1)を床下地の上に接着剤を用いて接着するととも
に、釘を側辺の雄ざね部(13)の基端部分に貫通する
ように打ち込んで、床下地に固定することによって行わ
れる。また、2枚目以降の施工は、すでに床下地に固定
された床材のさね部に、次に施工する床材のさね部を雄
雌嵌合するとともに、上記と同様に床下地に固定するこ
ととなる。
【0037】この床材(F1)によれば、高強度かつ釘
保持可能な端材(12)で構成された雄ざね部(13)
に釘が打ち込まれることとなるため、釘が端材(12)
に強く保持され、釘打ち固定を確実に行うことができ
る。
【0038】また、主構成材(11)として、PB等の
再構成材料等を使用しているため、高品位木材の節減が
図られて、天然木材資源の枯渇化に対処することができ
【0039】た、この実施例の床材(F1)において
は、基板本体(10)の上面に上面シート材(16)を
貼着しているため、基板(B)の上面に、直接、木質
単板等の薄物表面化粧材(15a)を貼着しても、基板
本体(10)の上面の美的欠陥は上面シート材(16)
によって隠蔽されて、床材製品表面に現出されることは
なく、良好な美観を確保することができる。さらに、上
面シート材(16)が基板本体(10)と薄物表面化粧
材(15a)との間に介在することにより、製造工程中
において、表面化粧材貼着用接着剤に含まれる水分が、
基板本体に浸透することが防止されるので、吸水、吸湿
に伴う膨張や反りの発生等の不具合の発生を防止できる
とともに、床材完成品において、吸湿等によって基板本
体(10)および表面化粧材(15a)が異なる割合で
伸長したとしても、上面シート材(16)が両者間の緩
衝材として作用するので、表面化粧材(15a)にヒワ
レ等が発生するのを防止することもできる。
【0040】さらに、基板本体(10)の下面に抗張性
を有する下面シート材(17)を貼着しているため、そ
のシート材(17)によって、有害な反りが発生するの
を防止することができる。
【0041】また、本実施例においては、シート材(1
6)(17)を基板本体(10)の上下両面全域に貼着
しているため、例えば下面シート材(17)によって床
材下面側から床材内部への吸湿を防止でき、反り、表面
材の汚染、層間剥離の発生等、吸湿による悪影響が及ぶ
のを防止することができる。さらに上面シート材(1
6)によっても、床材上面側から内部への吸湿を防止で
きるので、より一層、反りの発生等を防止することがで
きる。
【0042】なお、シート材自体が吸湿性の材料であっ
ても、防湿シートを貼着したり、防湿塗料を塗布する
等、防湿処理を施しておけば、上記の効果を得ることが
できる。
【0043】<第2の実施例> 図に示すように、本発明の第の実施例である床材
(F)は、基板本体(10)の上下両面全域に上記3
層シートからなるシート材(16)(17)が貼着され
た基板(B)を備え、その基板(B6)の上面に化粧
MDF等からなる表面材(15)が貼着されてなるもの
である。
【0044】表面材(15)としては、厚さ2.7mm
のMDFからなる表面基材(15b)の上面に、厚さ
0.3mmの木質単板からなる表面化粧材(15a)が
貼着されたもの(以下「化粧MDF」と称する)が使用
されている。
【0045】なお、表面基材(15b)としては、種々
の材料を使用することができ、ラワン合板ももちろん使
用することができるが、好適には、上記のMDFからな
るもののほか、MDF以外の再構成材料や、針葉樹合板
等の低品位木材等、上記主構成材(11)の材料と同材
料からなるものを使用するのがよい。
【0046】また、表面基材(15b)の上面に塗料を
塗布したものや、表面基材(15b )の裏面に紙、不織
布、木材単板等からなる上記シート材を貼着したもの等
を、表面材(15)として使用することも可能である。
【0047】その他の構成は、上記実施例の構成と同様
であり、同様な効果を得ることができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、第1の発明の床材用基板
は、板状の主構成材の側辺に、釘保持可能な材料から
なる端材が貼着された基板本体をもって構成されてなる
ものである。このため、その基板の端材に雄ざね部を形
成するようにして製造した床材においては、施工時に、
釘保持可能な端材で構成された雄ざね部に、釘が打ち込
まれることとなるので、釘打ち固定を確実に行うことが
できる。また、主構成材として、PB等の再構成材料を
使用しているため、高品位木材の節減が図られて、天然
木材資源の枯渇化に対処することができる
【0049】また、基板本体の上面に上面シート材を貼
着しているため、たとえ基板上面に、直接、木質単板等
の薄物表面化粧材を貼着したとしても、基板本体上面の
美的欠陥が上面シート材によって隠蔽されて、美的欠陥
が床材製品表面に現出されることはなく、良好な美観を
確保することができる。さらに、上面シート材が基板本
体と表面化粧材との間に介在することにより、吸湿等に
よって両者が異なる割合で伸長したとしても、上面シー
ト材が両者間の緩衝材として作用するので、表面化粧材
等にヒワレ等が発生するのを防止することができる
【0050】また、基板本体の下面に抗張性を有する下
面シート材を貼着しているため、その下面シート材によ
って、基板ないしは床材製品に有害な反りが発生するの
を防止することができるという効果がある。
【0051】一方、第2の発明の床材は、その主要部で
ある基板が、上記第1の発明の基板と同様な構成を有し
ているものであるため、主要部において、上記第1の発
明と同様な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の基板を主要部として
なる床材を一部を切欠いて示す概略斜視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】この発明の変形例である基板本体を示す断面図
である。
【図4】この発明の第2の実施例である床材を示す断面
図である。
【符号の説明】
10…基板本体 11…主構成材 12…端材 13…雄ざね部 14…雌ざね部 16…上面シート材 17…下面シート材 B1、B2…基板 F1、F2…床材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板本体が、パーティクルボード、中質
    繊維板、ウェハーボード、オリエンテッドストランドボ
    ード、およびハードボードの中から選ばれた再構成材料
    による板状の主構成材と、その少なくとも長手方向両側
    辺に貼着された釘保持可能な材料からなる端材とで構成
    され、 上記基板本体の上面全域に亘って、該基板本体の上面部
    の美的欠陥を隠蔽するための上面シート材が貼着される
    と共に、 同基板本体の下面側全域に、抗張力が幅15mmあたり
    39.2N(4kgf)以上の材料からなる抗張性下面
    シート材が貼着されてなる ことを特徴とする床材用基
    板。
  2. 【請求項2】 前記端材が、合板または単板積層材(L
    VL)によって構成されてなる請求項1記載の床材用基
    板。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の床材用基板の上
    面に表面化粧材が貼着された複合材をもって構成されて
    なり、その複合材の周囲4辺のうち隣り合う2辺に雄ざ
    ね部が形成されるとともに、残り2辺に前記雄ざね部に
    対応する雌ざね部が形成されてなることを特徴とする床
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