JP3068098U - 球形食品成型盤 - Google Patents

球形食品成型盤

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JP3068098U
JP3068098U JP1999007713U JP771399U JP3068098U JP 3068098 U JP3068098 U JP 3068098U JP 1999007713 U JP1999007713 U JP 1999007713U JP 771399 U JP771399 U JP 771399U JP 3068098 U JP3068098 U JP 3068098U
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spherical food
spherical
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food molding
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歐陽禹
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歐陽禹
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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面がなめらかで、弾力性に富み、かつ完全
な球形に近い食品に成形可能な球形食品成型盤を提供す
ること、および飴を含んだ生地をも安全に成形可能な球
形食品成型盤を提供すること。 【解決手段】 球形食品の原料を投入する側の面を、互
いに摺り合わせながら逆方向に移動可能な上盤10およ
び下盤20とを備え、上盤10および下盤20は、それ
ぞれ幅方向に複数の円弧槽14,24を有しており、そ
の円弧槽14,24を、摺り合わせながら移動する方向
の内の一方より他方に向かって徐々に深度を増すように
構成した球形食品成形盤とする。また、円弧槽14,2
4がそれぞれ隣接する凸状の境界の尾根部16,26
を、深度が増す方向に向かって徐々に面積を減じるよう
に構成した球形食品成形盤とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、球形食品を大量生産することができる球形食品成型盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から公知の球形食品(白玉等)の成型盤は、一対のそれぞれ半円弧槽を有 する二本のローラー軸を備えた構造を有している。このため、棒状の原料生地は 、二本のローラー軸の相互圧迫を経て、半円弧槽の作用を経由し、複数の小円球 に成型されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の球形食品成形盤には、次のような欠点が存在する。すなわち、 単純な2組の半円弧槽の嵌合を経て成型しているだけであるため、その完成品た る球形食品の表面は、滑らかではなく、弾力性にも劣る。また、こね、揉み、あ るいはプレス動作をほとんど経由しないで成形されるので、成型された食品は十 分な球形を呈しておらず、手作りの白玉の弾力性と比較して、口当たりに劣る。
【0004】 さらに、餡を含まない原料生地に対しては、球体成型を行うことができるもの の、餡を含む食品に対しては、餡が漏れ出す危険性があるため、使用できないと いう問題もある。
【0005】 上記課題に鑑み、本考案は、表面がなめらかで、弾力性に富み、かつ完全な球 形に近い球形食品を成形可能な球形食品成型盤を提供することを目的とする。さ らに、飴を含んだ生地をも安全に成形可能な球形食品成型盤を提供することを目 的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の球形食品成形盤は、球形食品の原料 を投入する側の面を、互いに摺り合わせながら逆方向に移動可能な上盤および下 盤とを備え、上盤および下盤は、それぞれ幅方向に複数の円弧槽を有しており、 その円弧槽を、摺り合わせながら移動する方向の内の一方より他方に向かって徐 々に深度を増すように傾斜するように構成している。このため、上盤と下盤を摺 り合わせながら移動するに従い、だんだん球形に成形されていき、完成品となる 。
【0007】 また、請求項2記載の考案は、請求項1記載の球形食品成形盤において、円弧 槽を、深度を増す方向に向かって、徐々に弧の直径を大きく構成している。この ため、上盤と下盤を摺り合わせながら移動するに従い、原料となる生地が円弧槽 の中に入り込み、こねと揉みの作用を受けながら、より大きな球状成型品に仕上 がる。
【0008】 また、請求項3記載の球形食品成形盤は、球形食品の原料を投入する側の面を 、互いに摺り合わせながら逆方向に移動可能な上盤および下盤とを備え、上盤お よび下盤は、それぞれ幅方向に複数の円弧槽を有しており、円弧槽がそれぞれ隣 接する凸状の境界の尾根部を、深度が増す方向に向かって徐々に面積を減じるよ うに構成している。このため、球形食品の最終成形段階において、隣接する球形 食品との切断が正確に行われることになり、球形食品中の飴が飛びだす危険性が 低くなる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る球形食品成形盤の実施の形態について、図に基づいて説明 する。
【0010】 図1、2、3および4に示すように、球形食品成形盤は、主に、相互に摺り合 わせながら移動可能な同一形状の上盤10と下盤20とから構成されている。上 盤10と下盤20の移動方向と直交する両側には、一定の高さの側壁12,22 がそれぞれ形成されている。上盤10および下盤20の各側壁12,22の間に は、複数の円弧槽14,24が形成されている。
【0011】 円弧槽14,24は、移動方向の片側にある浅円弧槽141,241から、移 動方向の他方に向かい、徐々に深度を増すように構成され、深円弧槽141,2 41を形成している。それぞれの隣り合った円弧槽141,241の間には、そ れぞれ凸状の境界の尾根部16,26が設けられている。この尾根部16,26 は、片側の平面を比較的広いくした平面凸部161,261より、反対側に向か い徐々に平面が狭くなり、狭凸部162,262を形成している。
【0012】 また、側壁12,22の内側には、大弧度円弧槽121,221が形成されて いる。この大弧度円弧槽121,221の内側は、大弧度浅円弧槽1211,2 211より徐々に反対側に向かい下降して大弧度深円弧槽1212,2212と なっている。
【0013】 また、図5に示すように、成形される球形食品Wは、餡を含む食品であっても 、餡を含まない食品であっても良い。その内部に餡W1を含む円柱状食品Wは、 成形開始の際に、上盤10と下盤20前端の間隙中に投入される。上盤10と下 盤20の前端は、浅円弧槽141,241である。上盤10と下盤20が相互に 摺り合わせながら移動すると、円柱状食品Wは、浅円弧槽141,241から深 円弧槽141,241に向かい移動する。
【0014】 そして、上盤10と下盤20の相互に反対方向に移動すること(なお、下盤2 0を固定状態に設定しても良い)によって、円弧槽141,241、及び凸部1 6,26は、それぞれ円柱状食品Wに対して、こね、揉み、プレス等の作用を及 ぼす。そして、最後に、凸状の境界の尾根部16,26の最も鋭利な狭凸部16 2,262によって、隣接する球形食品のカットが行われることになる。
【0015】 かかる工程をもう少し詳しく説明する。図6および図7に示すように、円柱状 食品Wが上盤10と下盤20のほぼ中央位置にある時には、円柱状食品W全体の 上下縁は半円波形状を呈し、つながった状態となっている。次に、図8に示すよ うに、円柱状食品Wがすべて深円弧槽141、241にくると、その複数の食品 は、ほぼ球形に成形された完成状態に近づいている。
【0016】 さらに、図9に示すように、円柱状食品Wが、深円弧槽141,241までく ると、境界尾根部16,26の最も鋭利な狭凸部162,262の位置にきてお り、カッターに類似した作用により、各隣接した球形食品がカットされる。最後 には、図10に示すように、上盤10と下盤20が、相互に通過して摺り合わせ を終えると、複数の球形食品W2がスライド板(図示なし)上にこぼれ落ちて来 る。
【0017】 円柱状食品Wの外表層部分は、米製品、あるいはその他の小麦製品とすること ができるため、そのカット時は高収縮性を有する。このため、カット面の外表層 は迅速に収縮し、餡W1が漏れ出すことはない。図11のA、B、Cは、そのカ ット動作の変化を示す。このように、円柱状食品Wが上盤10と下盤20によっ て、こね、揉み、プレスおよびカットの諸動作を加えられる。、かかる工程にて 成型された球形食品W2は、弾力性を具え、表面は滑らかである。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、成型された球形食品は、こね、揉み、プレスおよびカットの 諸動作を経由するため、十分な弾力性と非常に滑らか表面を具え、手作りの白玉 の弾力性と口当たりに匹敵するものとなる。また、餡が漏れ出す恐れがないため 、餡を含む食品に対しても、成型を行うことができる。また、一度の摺り合わせ で十分な成形食品をつくることができるので、大量生産が可能であり、経済性に 優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る球形食品成形盤の実施の形態の上
盤あるいは下盤の斜視図である。
【図2】図1の上盤あるいは下盤の上面図である。
【図3】図1の上盤あるいは下盤の正面図である。
【図4】図1の上盤あるいは下盤の側面図である。
【図5】円柱形状の生地が上盤と下盤の間隙中に投入さ
れた直後の側面図(A)と、(A)のA−A線における
断面図(B)である。
【図6】図5の状態の後の側面図(A)と、(A)のA
−A線における断面図(B)である。
【図7】図6の状態の後の側面図(A)と、(A)のA
−A線における断面図(B)である。
【図8】図7の状態の後の側面図(A)と、(A)のA
−A線における断面図(B)である。
【図9】図8の状態の後の側面図(A)と、(A)のA
−A線における断面図(B)である。
【図10】球形食品が上盤と下盤の間隙中から放出され
る際の側面図(A)と、(A)のA−A線における断面
図(B)である。
【図11】球形食品の成型品としてカットされる様子を
示す断面図であり、(A)〜(C)へとカットされてい
く様子を、経時的に示す図である。
【符号の説明】
10 上盤 12 側壁 14 円弧槽 141 浅円弧槽 141 深円弧槽 16 尾根部 20 下盤 22 側壁 24 円弧槽 241 浅円弧槽 241 深円弧槽 26 尾根部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】球形食品の原料を投入する側の面を、互い
    に摺り合わせながら逆方向に移動可能な上盤および下盤
    とを備え、上記上盤および上記下盤は、それぞれ幅方向
    に複数の円弧槽を有しており、上記円弧槽を、摺り合わ
    せながら移動する方向の内の一方より他方に向かって徐
    々に深度を増すように構成したことを特徴とする球形食
    品成型盤。
  2. 【請求項2】前記円弧槽を、深度を増す方向に向かっ
    て、徐々に弧の直径を大きく構成したことを特徴とする
    請求項1記載の球形食品成型盤。
  3. 【請求項3】球形食品の原料を投入する側の面を、互い
    に摺り合わせながら逆方向に移動可能な上盤および下盤
    とを備え、上記上盤および上記下盤は、それぞれ幅方向
    に複数の円弧槽を有しており、上記円弧槽がそれぞれ隣
    接する凸状の境界の尾根部を、深度が増す方向に向かっ
    て徐々に面積を減じるように構成したことを特徴とする
    球形食品成型盤。
JP1999007713U 1999-10-12 1999-10-12 球形食品成型盤 Expired - Lifetime JP3068098U (ja)

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