JP3067887B2 - 船外機用エンジン装置 - Google Patents
船外機用エンジン装置Info
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
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- Combustion & Propulsion (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
に係り、特にシリンダブロックおよびシリンダヘッドを
備えた船外機用エンジン装置に関する。
装着された状態が示されている。この図において、船外
機1はエンジン3が装備された上部ユニット4と、前記
エンジン3の出力をスクリュー5に伝達する駆動軸等を
収容する下部ユニット6と、これら上部ユニット4及び
下部ユニット6を船尾2に固定するクランプブラケット
7とを含み構成されている。
れる構成となっている。すなわち、エンジン3における
シリンダブロック10の一側にキャブレタ11が配置さ
れているとともに、このキャブレタ11とシリンダヘッ
ド12に形成された吸気通路13との間にはインテーク
パイプ14が介装され、このインテークパイプ14及び
吸気通路13を介してキャブレタ11にて霧化された燃
焼用ガスが略180度転回してシリンダ15内に供給さ
れるようになっている。
エンジン装置は、インテークパイプ14におけるキャブ
レタ11及びシリンダヘッド12の連結面が相互に略9
0度傾いた面となっているため、加工用治具の増加を余
儀なくされるばかりでなく、加工工程数も増加するた
め、製品コストに影響を与えるという不都合があった。
ように極めて狭い空間内での配置要請から、短い距離間
で90度近く曲接した形状となっているため、これが吸
入抵抗となって出力の損失を惹起せしめることにもな
り、また、インテークパイプ14の製作上の困難性をも
招来していた。
キャブレタ11がインテークパイプ14による片持ち構
造であり、強度面においても不利となるという不都合が
あった。
を改善し、とくに、シリンダヘッド の吸気通路に対する
インテークパイプの連結面の加工工程およびその組み立
て工程を単純化すると共に、これによって生産性および
耐久性向上を図った船外機用エンジン装置を提供するこ
とを、その目的とする。
ャフトと、ピストンと、クランクシャフトに直交する方
向へピストンが摺動するシリンダブロックと、該シリン
ダブロックの一端に取り付けられたシリンダヘッドと、
該シリンダヘッドに取り付けられる点火プラグと、予混
合ガスをシリンダヘッドに供給するキャブレタと、この
キャブレタと吸気通路とを接続するインテークパイプ
と、を備えている。そして、インテークパイプを略直線
形状に形成すると共に前記ピストンの摺動方向と略平行
に配設し、シリンダヘッドは、一側に点火プラグが取り
付けられ他側に吸気通路及び排気通路が一体的に湾曲形
成されると共に、これら吸気通路及び排気通路の各開口
面を前記シリンダヘッドの前記シリンダブロックに対す
る合わせ面と同一の面上に設定している。さらに、シリ
ンダブロックに、シリンダヘッド側の排気通路と連通す
るシリンダブロック側の排気通路を形成すると共に、当
該排気通路の配置をインテークパイプとピストンの摺動
中心軸との間に設定する、という構成を採っている。こ
れによって前述した目的を達成しようとするものであ
る。
ッドのシリンダブロックに対する合わせ面と同一の面上
に設定しているため、これら各開口面と合わせ面とを同
時に加工できると共に、当該連結面の加工に際しては単
一の治具を用いて行なうことができ、また、パイプ内通
路が直線状に形成され得るため、吸気抵抗を抑制するこ
とができる。
いて説明する。なお、本実施例の説明に際しては、前記
従来例と同一構造につき同一符号を用いるものとし、説
明を省略もしくは簡略にする。
装置18の全体構成が示されている。図2には、図1の
A−A線矢視方向から見た図が示されている。また、図
1は、排気バルブ20の位置における断面図を示し、シ
リンダヘッド12内に形成された吸気通路13の一部は
点線で示されている。
3は、クランクシャフトと、ピストンと、クランクシャ
フトに直交する方向へピストンが摺動するシリンダブロ
ック10と、該シリンダブロック10の一端に取り付け
られたシリンダヘッド12と、該シリンダヘッド12に
取り付けられる点火プラグと、予混合ガスをシリンダヘ
ッドに供給するキャブレタ11と、このキャブレタ11
とシリンダヘッド12とを接続するインテークパイプ1
4とを備えている。また、シリンダヘッド12は、一側
に点火プラグが取り付けられ他側に吸気通路13及び排
気通路が一体的に湾曲形成されると共に、これら吸気通
路13及び排気通路の各開口面をシリンダヘッド12の
シリンダブロック10に対する合わせ面と同一の面上に
設定している。 さらに、図1及び図2において、シリン
ダヘッド12は、その一部がキャブレタ11側に突出し
て形成された突出部12Aとされ、この突出部12A内
に吸気通路13が形成されている。この吸気通路13
は、キャブレタ11から供給される予混合ガスを略18
0度転回する方向に供給できるよう全体として緩やかな
湾曲をなすように形成されており、これにより吸入抵抗
を小さく抑制できるようになっている。
部12Aとインテークパイプ14との連結面21は、イ
ンテークパイプ14とキャブレタ11との連結面22と
平行な方向に延出されている。インテークパイプ14と
前記連結面12Bとの間の連結は、ボルト等の適宜な固
定手段を介して行なうことができる。また、インテーク
パイプ14とキャブレタ11との連結は、インテークパ
イプ14に形成されたフランジ24と、キャブレタ11
に設けられたフランジ25とを突き合わせた状態で図示
しないボルト等により行なわれるようになっている。
A内に形成された吸気通路13の存在によって、比較的
短寸の部材により形成することができ、また、内部通路
14Aも直線状に延出されている。また、図示の如く、
インテークパイプ14はピストンの摺動方向と略平行に
シリンダヘッド12の吸気通路13の開口面に接続され
ている。さらに、図示されているように、シリンダブロ
ックには、シリンダヘッド12側の排気通路と連通する
シリンダブロック側の排気通路が形成されている。この
シリンダブロック側の排気通路の配置はインテークパイ
プ14とピストンの摺動中心軸との間に設定されてい
る。
ンダヘッド12の突出部12Aとインテークパイプ14
の連結面21を突き合わせた後、ボルト等によって連結
する。
24とキャブレタ11のフランジ25とを突き合わせ、
前述と同様にして両者の連結を行ない、これにより、吸
気装置20の組立が完了する。
は、図1の状態では下方より吸入され、この吸入外気は
キャブレタ11にて燃料と予混合される。キャブレタ1
1における予混合ガスはインテークパイプ14及び吸気
通路13内を経て略180度転回してシリンダ15内に
供給される。
リンダヘッド12に形成された突出部12A内の吸気通
路は比較的に緩やかに形成されているため、当該領域に
おける吸気抵抗を良好に緩和できるという効果がある。
シリンダヘッドのシリンダブロックに対する合わせ面と
同一の面上に設定しているため、これら各開口面と合わ
せ面とを同時に加工できると共に、とともに、インテー
クパイプ14の端面の加工用治具が単一のものを採用す
れば足り、従来のように略90度傾いたものに比べて製
造工程数の削減が実現できることとなり、製造コストを
低下させることが期待される。
さが従来例に比べて短寸に設定できるため、強度的に優
れ、キャブレタ11を片持ち構造としても振動等に基因
した強度低下を極力抑制できるという効果がある。
ト等により一体成形可能なものであり、突出部12Aの
形成は難なく行ない得、当該突出部12A内に吸気通路
13を形成することも技術的困難は少ないと考えられる
ため、製造コストの上昇を招来するような不都合もな
い。
として図示説明したが、本発明はこれに限定されるもの
でなく、単気筒または3気筒以上のエンジンにも勿論適
用できるものである。
れることもなく、具体的には4ストロークOHV,SO
HC,DOHC等各種形式のエンジンが例示できる。
つ、作用するので、これによるとインテークパイプの連
結面を単一の加工用治具等によって加工することがで
き、製造工程数の削減を図るとともに、吸入抵抗を極力
小さく抑制して出力損失原因を緩和し、かつ、強度的に
も改善を図ることのできる船外機用エンジン装置を提供
できるという効果がある。
て示す正面図である。
ある。
た説明図である。
示した図1と同様の図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 クランクシャフトと、ピストンと、前記
クランクシャフトに直交する方向へピストンが摺動する
シリンダブロックと、該シリンダブロックの一端に取り
付けられたシリンダヘッドと、該シリンダヘッドに取り
付けられる点火プラグと、予混合ガスを前記シリンダヘ
ッドに供給するキャブレタと、このキャブレタと前記シ
リンダヘッドとを接続するインテークパイプと、を備
え、 前記シリンダヘッドは、一側に点火プラグが取り付けら
れ他側に吸気通路及び排気通路が一体的に湾曲形成され
ると共に、これら吸気通路及び排気通路の各開口面を前
記シリンダヘッドの前記シリンダブロックに対する合わ
せ面と同一の面上に設定し、 前記インテークパイプを略直線形状に形成すると共に前
記ピストンの摺動方向と略平行に前記シリンダヘッドの
吸気通路の開口面に接続し、 前記シリンダブロックに、前記シリンダヘッド側の排気
通路と連通するシリンダブロック側の排気通路を形成す
ると共に、当該排気通路の配置を前記インテークパイプ
と前記ピストンの摺動中心軸との間に設定したことを特
徴とする船外機用エンジン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4092147A JP3067887B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 船外機用エンジン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4092147A JP3067887B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 船外機用エンジン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05312116A JPH05312116A (ja) | 1993-11-22 |
JP3067887B2 true JP3067887B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=14046325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4092147A Expired - Fee Related JP3067887B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 船外機用エンジン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3067887B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP4092147A patent/JP3067887B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05312116A (ja) | 1993-11-22 |
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