JP3067545B2 - 雌端子金具 - Google Patents

雌端子金具

Info

Publication number
JP3067545B2
JP3067545B2 JP6242036A JP24203694A JP3067545B2 JP 3067545 B2 JP3067545 B2 JP 3067545B2 JP 6242036 A JP6242036 A JP 6242036A JP 24203694 A JP24203694 A JP 24203694A JP 3067545 B2 JP3067545 B2 JP 3067545B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tab
pin
terminal
shaped terminal
fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6242036A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0883636A (ja
Inventor
幸康 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP6242036A priority Critical patent/JP3067545B2/ja
Priority to EP95305353A priority patent/EP0701299B1/en
Priority to DE69505925T priority patent/DE69505925T2/de
Priority to US08/520,075 priority patent/US5695352A/en
Publication of JPH0883636A publication Critical patent/JPH0883636A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3067545B2 publication Critical patent/JP3067545B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/35Contact members for non-simultaneous co-operation with different types of contact member, e.g. socket co-operating with either round or flat pin
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/111Resilient sockets co-operating with pins having a circular transverse section
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/113Resilient sockets co-operating with pins or blades having a rectangular transverse section

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雄端子金具が挿入され
て電気的な接触を行う雌端子金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コネクタにおいて電気的接続を行うため
に雌端子金具に嵌合される雄端子金具の代表的な形状と
しては、板状をなすタブタイプのものと細長いピンタイ
プのものがある。
【0003】図6はタブタイプの雄端子金具(以下、タ
ブ形端子という)8を示し、タブ形端子8は、金属薄板
を曲げ成形したものであって、後端部には図示しない電
線が圧着されるバレル8B,8Cが形成されていると共
に、先端側には二枚重ねにしたタブ8Aが突出してい
る。このタブ形端子8に対応する雌端子金具100は、
図14に示すように同じく金属薄板を曲げ成形したもの
であって、後端部には図示しない電線が圧着されるバレ
ル101,102が形成されていると共に、先端側には
先端面が開口した箱形の嵌合部103を有する。この嵌
合部103内にはその前端下縁から延出して折り返され
た弾性接触片104が突出していて、この弾性接触片1
04と嵌合部103の天井面との間はタブ形端子8のタ
ブ8Aが挿入される挿入空間105となっている。タブ
8Aが挿入空間105内に挿入されると、タブ8Aの上
下両面には嵌合部103の天井面と弾性接触片104と
が接触して弾性接触片104の弾性復元力により所定の
接触圧が確保され、雄雌両端子金具8,100が電気的
に導通可能となる。
【0004】また、図7はピンタイプの雄端子金具(以
下、ピン形端子という)9を示し、ピン形端子9は金属
線材からなり、先端側に突出する細長い円形断面の嵌合
ピン9Aを有し、後端部には図示しない電線が圧着され
るバレル9B,9Cが固着されている。このピン形端子
9に対する雌端子金具110は、図15に示すように同
じく金属材料からなり、先端部には内部が円形の挿入空
間112となっている嵌合筒111が固着され、後端部
には図示しない電線が圧着されるバレル113,114
が固着されている。また、嵌合筒111の内周には僅か
に内側へ突出する図示しない弾性接触部が形成されてい
る。ピン形端子9の嵌合ピン9Aが嵌合筒111の挿入
空間112内に挿入されると、弾性接触部がその弾性復
元力により嵌合ピン9Aの外周に所定の接触圧で接触
し、雄雌両端子金具9,110が電気的に導通可能な状
態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の雌端子金具10
0,110は、夫々、タブ形端子8とピン形端子9が嵌
合されるのに最適な形状と寸法を有する専用タイプのも
のとなっている。したがって、仮にピン形端子9の嵌合
ピン9Aをタブ形端子8用の雌端子金具100の挿入空
間105に挿入することが寸法的に可能であったとして
も、円形の嵌合ピン9Aを所定の位置に安定して保持す
ることができなかったり、所定の接触圧が得られない等
の不具合が生じる。また、タブ形端子8の板状をなすタ
ブ8Aをピン形端子9用の雌端子金具110の円形をな
す挿入空間112内に挿入することは、形状の点から不
可能である。
【0006】このように、従来では、許容電流値等の規
格が同じであっても、雄端子金具の形状の違いによって
専用の雄端子金具を用意しなければならなかったため、
製造や保管等に際してコストが高くついたり作業効率が
低いといった不具合が生じていた。
【0007】本願発明は上記事情に鑑みて創案されたも
のであって、タブタイプとピンタイプの両タイプの雄端
子金具に対して兼用できる雌端子金具を提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、雄側
のタブ形端子の板状をなすタブが挿入可能なタブ形端子
用挿入空間と、雄側のピン形端子の細長い嵌合ピンが挿
入可能であり前記タブ形端子用挿入空間と一部を共通と
するピン形端子用挿入空間とが備えられ、前記タブ形端
子用挿入空間内の前記タブを上下両側から挟んで保持す
る一対のタブ形端子保持部が設けられ、前記一対のタブ
形端子保持部のうち上側のタブ形端子保持部は、左右両
側面壁の上端から半円形に湾曲して真下を向いた部位か
ら更に斜め下方外向きに延びた形状をなす左右一対の弾
性押圧片からなり、各弾性押圧片の斜め下方外向きに延
びた部分の先端面は、前記タブ形端子に当接可能なタブ
形端子用接触面とされているとともに、前記一対の弾性
押圧片の斜め下方外向きに延びた部分の対向面は、下側
の前記タブ形端子保持部と協動することで前記ピン形端
子用挿入空間内の前記嵌合ピンを少なくとも3方向から
囲むように保持するピン形端子用接触面とされている
成とした。
【0009】
【0010】
【作用】請求項1にかかる発明においては、雌端子金具
のタブ形端子用挿入空間内にタブ形端子のタブが挿入さ
れると、そのタブがこれを両側から挟む一対のタブ形端
子保持部によって安定して保持されると共に、雌端子金
具とタブ形端子との電気的導通が可能になる。また、ピ
ン形端子用挿入空間内にピン形端子の嵌合ピンが挿入さ
れると、一対のタブ形端子保持部の両方が協動してその
嵌合ピンを少なくとも3方向から囲むように安定して保
持すると共に、雌端子金具とピン形端子との電気的導通
が可能になる。
【0011】
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明にかかる雌端子金具は、
タブタイプとピンタイプの両タイプのいずれのタイプの
雄タブ形端子とも嵌合することができるだけでなく、タ
ブ形端子用の保持部がピン形端子の保持部を兼ねている
から、雌端子金具の小型化を図ることができる。
【0013】
【0014】
【実施例】
<実施例1>以下、本発明を具体化した実施例1を図1
乃至図7を参照して説明する。本実施例の雌端子金具1
は、導電性の金属薄板材より成形され、その後端部は図
示しない電線が圧着されるワイヤバレル1A及びインシ
ュレーションバレル1Bとなっている。また、雌端子金
具1の前端部は、全体として前後方向に細長く、後述す
る雄端子金具が嵌合される嵌合部10となっている。
【0015】嵌合部10の底面壁11の左右両側縁から
は側面壁12,12が上方に立ち上がっており、その両
側面壁12,12の上端からはそれぞれ内側へ曲げ成形
された一対の弾性押圧片(本発明の構成要件であるタブ
形端子保持部に相当する)13,13が連続して設けら
れている。この弾性押圧片13は、側面壁12の上端か
ら半円形に湾曲して真下を向いた部位から更に斜め下方
外向きに延びた形状をなし、その断面形状は前後方向の
長さ全体に亘って一定となっている。そして、この斜め
下方外向きに延びた部分の対向面は、ピン形端子用接触
面14Aとなっている。また、斜め下方外向きに延びた
部分の先端は水平に切欠されていて、この切欠された面
は、タブ形端子用接触面15Aとなっている。
【0016】底面壁11の前端縁には弾性受け片(本発
明の構成要件であるタブ形端子保持部に相当する)16
が連続して設けられている。この弾性受け片16は、底
面壁11の前端で折り返されて上記弾性押圧片13のタ
ブ形端子用接触面15Aよりも下方を後方へ延びてい
る。この弾性受け片16はなだらかな山形をなしてお
り、その山の頂上部は、弾性押圧片13のタブ形端子用
接触面15Aに対して所定の間隔を空けて対向するタブ
形端子用接触面15Bとなっている。この弾性押圧片1
3と弾性受け片16のタブ形端子用接触面15A,15
Bの上下間隔の寸法は、雄端子金具が嵌合されない状態
において後述するタブ形端子8のタブ8Aの厚さよりも
小さく設定されている。そして、この両タブ形端子用接
触面15A,15B及び側面壁12,12で囲まれた空
間がタブ形端子用挿入空間17となっている。
【0017】また、弾性受け片16の頂上部を中心とす
る前後の一定範囲においては、弾性受け片16を打圧成
形することよって下方に凹んだ嵌合溝18が形成されて
いる。この嵌合溝18の左右両縁は、上記弾性押圧片1
3のピン形端子用接触面14Aと協動して後述するピン
形端子9を保持するピン形端子用接触面14B,14B
となっている。また、嵌合溝18は、弾性受け片16を
前後方向に一定の形状で切欠するように形成されている
ため、そのピン形端子用接触面14Bはその前後方向の
全体に亘ってピン形端子9の嵌合ピン9Aに対して線接
触するようになっている。
【0018】弾性押圧片13と弾性受け片16のピン形
端子用接触面14A,14Bの位置関係については、雄
端子金具が嵌合されない状態においてこれらの4つのピ
ン形端子用接触面14A,14Bに接する仮想円の外径
寸法がピン形端子9の嵌合ピン9Aの外径寸法よりも少
し小さくなるように設定されている。そして、これらの
ピン形端子用接触面14A,14Bによって囲まれた空
間が、タブ形端子用挿入空間17と一部を共通とするピ
ン形端子用挿入空間19となっている。
【0019】かくして、本実施例の雌端子金具1は、以
下に説明する汎用のタブタイプの雄タブ形端子(以下、
タブ形端子という)8と、同じく汎用のピンタイプの雄
端子金具(以下、ピン形端子という)9との嵌合が可能
となっている。タブ形端子8は、導電性の金属薄板材よ
り成形されており、図6に示すように、後端部は図示し
ない電線が圧着されるワイヤバレル8B及びインシュレ
ーションバレル8Cとなっている。このタブ形端子8の
前端部は、薄板材をその側縁において上面側に折り返す
ることにより二枚重ねとしたタブ8Aとなっており、こ
のタブ8Aが雌端子金具1のタブ形端子用挿入空間17
内に挿入されるようになっている。
【0020】また、ピン形端子9は、導電性の金属線材
を圧造、プレス等の加工手段によって成形したものであ
り、図7に示すように、後端部は図示しない電線が圧着
されるワイヤバレル9B及びインシュレーションバレル
9Cとなっている。このピン形端子9の前端部は、円形
断面をなし、雌端子金具1のピン形端子用挿入空間19
に挿入される細長い嵌合ピン9Aとなっている。
【0021】次に、本実施例の作用について説明する。
本実施例の雌端子金具1にタブ形端子8を嵌合させる際
には、タブ形端子8のタブ8Aを、弾性押圧片13の前
端面に突き当てないように弾性受け片16の前端部上面
に沿わせるようにしてタブ形端子用挿入空間17内に挿
入する。挿入が進むと、タブ8Aの上面と下面に、夫
々、弾性押圧片13,13のタブ形端子用接触面15
A,15Aと弾性受け片16のタブ形端子用接触面15
B,15Bが接触する。このとき、タブ8Aの厚みによ
り、弾性押圧片13がそのタブ形端子用接触面15Aを
上方へ変位させるように弾性変形すると共に、弾性受け
片16が下方へ弾性変形し、この弾性押圧片13と弾性
受け片16の弾性復元力によりタブ形端子用接触面15
A,15Bがタブ8Aを上下から挟み付ける。これによ
り、タブ形端子8が所定の位置に保持されると共に、タ
ブ8Aとタブ形端子用接触面15A,15Bとが所定の
接触圧で接触して電気的に導通可能な状態となる。
【0022】また、本実施例の雌端子金具1にピン形端
子9を嵌合させる際には、ピン形端子9の嵌合ピン9A
を、弾性押圧片13の前端面に突き当てないように弾性
受け片16の前端部上面に沿わせるようにしてピン形端
子用挿入空間19内に挿入する。挿入が進むと、嵌合ピ
ン9Aの外周面には、その周方向に略等間隔を空けた4
カ所において弾性押圧片13,13のピン形端子用接触
面14A,14Aと弾性受け片16のピン形端子用接触
面14B,14Bとが接触する。このとき、弾性押圧片
13,13がそのピン形端子用接触面14A,14Aを
斜め上方外側へ変位させるように弾性変形すると共に、
弾性受け片16が下方へ弾性変形し、この弾性押圧片1
3と弾性受け片16の弾性復元力によりピン形端子用接
触面14A,14A,14B,14Bが嵌合ピン9Aを
4方向から押さえ付ける。これにより、ピン形端子9が
所定の位置に保持されると共に、嵌合ピン9Aとピン形
端子用接触面14A,14Bとが所定の接触圧で接触し
て電気的に導通可能な状態となる。
【0023】このように、本実施例の雌端子金具1は、
タブタイプとピンタイプの両方のタイプの雄端子金具
8,9との嵌合を行うことができるため、各タイプの専
用の雌端子金具を用意する場合に比べて、製造や保管等
に際してコストや作業効率などの点で優れたものとなっ
ている。
【0024】しかも、タブ形端子8を保持するための一
対の弾性押圧体13と弾性受け片16がピン形端子9を
保持する機能を兼ね備えているから、両保持部を別々の
位置に設けた場合に比べて、本実施例の雌端子金具1は
小型化が図られている。
【0025】<実施例2>次に、本発明を具体化した実
施例2を図8乃び図9を参照して説明する。本実施例の
雌端子金具2は、上記実施例1において弾性受け片の形
状を異ならせたものであり、他の構成については実施例
1とほぼ同様となっている。弾性受け片26には、上記
実施例1で形成されていた嵌合溝16及びその両側縁の
ピン形端子用接触面14Bに相当するものは設けられて
おらず、弾性受け片26の山の頂上部における幅方向の
中央部位は、図6に示すタブ形端子8と図7に示すピン
形端子9とに共通の接触面24Bとなっている。さら
に、弾性押圧片23,23のタブ形端子用接触面25
A,25Aと共通の接触面24Bとの間の寸法は、実施
例1と同じく、タブ形端子8のタブ8Aの厚さ寸法より
も少し小さく設定されている。
【0026】また、弾性受け片26に嵌合溝が設けられ
ないために嵌合時の嵌合ピン9Aの位置が実施例1の場
合よりも高くなるが、両弾性押圧片23,23のピン形
端子用接触面24A,24A間の左右の間隔は上記実施
例1のピン形端子用接触面14A,14A間の間隔より
も大きくなっており、これによって、嵌合ピン9Aの高
さのズレが吸収されている。
【0027】本実施例の雌端子金具2においてピン形端
子9を嵌合させたときには、ピン形端子用挿入空間29
内に挿入された嵌合ピン9Aに対してその斜め上方から
弾性押圧片23,23の2つのピン形端子用接触面24
A,24Aが接触すると共に真下から弾性受け片26の
共通の接触面24Bが接触する。そして、ピン形端子9
はこれらの接触面24A,24A,24Bによって3方
向から押さえ付けられることにより一定位置に保持され
ることになる。
【0028】また、タブ形端子8との嵌合は上記実施例
1の雌端子金具1と同様にして行われ、タブ形端子用挿
入空間27内に挿入されたタブ8Aに対して弾性押圧片
23,23のタブ形端子用接触面25A,25Aと弾性
受け片26の共通の接触面24Bとが上下から挟んだ状
態で接触する。
【0029】<実施例3>次に、本発明を具体化した実
施例3を図10乃び図11を参照して説明する。本実施
例の雌端子金具3は、上記実施例2において弾性押圧片
の形状を異ならせたものである。弾性押圧片33の下方
に延びる部分は、その途中の高さにおいて外側へ三角形
状に突出するように屈曲されている。この屈曲部分で挟
まれた空間は、図7に示すピン形端子9が挿入されるピ
ン形端子用挿入空間39となっている。また、各屈曲部
分の内側面はピン形端子用接触面34A,34Aとなっ
ていて、これらのピン形端子用接触面34Aがピン形端
子9の嵌合ピン9Aに対して4方向から囲むように接触
するようになっている。さらに、弾性押圧片33の下向
きの先端部は、弾性受け片36のタブ形端子用接触面3
5Bと対向するタブ形端子用接触面35Aとなってお
り、この両タブ形端子用接触面35A,35Bの間の空
間はピン形端子用挿入空間39とは別のタブ形端子用挿
入空間37となっている。
【0030】本実施例の雌端子金具3においてピン形端
子9を嵌合させたときには、ピン形端子用挿入空間39
内に挿入された嵌合ピン9Aに対して4方向からピン形
端子用接触面34Aが接触すると共に、弾性押圧片33
の弾性復元力によりピン形端子9が左右から挟まれて一
定の位置に保持される。また、図6に示すタブ形端子8
を嵌合させたときには、タブ形端子用挿入空間37に挿
入されたタブ8Aに対して弾性押圧片33のタブ形端子
用接触面35Aと弾性受け片36のタブ形端子用接触面
35Bとが上下から挟むように接触すると共に、弾性押
圧片33と弾性受け片36の弾性復元力によりタブ形端
子8が一定の位置に保持される。
【0031】<実施例4>次に、本発明を具体化した実
施例4を図12乃び図13を参照して説明する。本実施
例の雌端子金具4は前面が開放された箱形をなす嵌合部
40を有し、この嵌合部40の前端縁からは弾性受け片
46が嵌合部40の中空内に折り返されて後方へ延びて
いる。嵌合部40の天井面と弾性受け片46との間の空
間は、図6に示すタブ形端子8と図7に示すピン形端子
9について共通の挿入空間47となっている。また、嵌
合部40の天井面は下方に膨出しており、この膨出部の
下面がタブ形端子8とピン形端子9とに共通の接触面4
4Aとなっている。弾性受け片46の上面はタブ形端子
用接触面45Bとなっている。また、弾性受け片46に
は下方へ凹んだ嵌合溝48が形成されており、この嵌合
溝48の左右両側縁がピン形端子用接触面44B,44
Bとなっている。
【0032】本実施例の雌端子金具4においてタブ形端
子8を嵌合させたときには、共通の挿入空間47内に挿
入されたタブ8Aに対して嵌合部40の共通の接触面4
4Aと弾性受け片46のタブ形端子用接触面45Bとが
上下から挟むように接触すると共に、弾性受け片46の
弾性復元力によりタブ形端子8が一定の位置に保持され
る。また、ピン形端子9を嵌合させたときには、共通の
挿入空間47内に挿入された嵌合ピン9Aに対して接触
面44Aと弾性受け片46のピン形端子用接触面45
B,45Bとが接触すると共に、ピン形端子9が弾性受
け片46の弾性復元力により上下に挟まれて一定の位置
に保持される。
【0033】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
【0034】(1)上記実施例1及び実施例2において
は、弾性押圧片13,23のピン形端子用接触面14
A,24Aが平坦面となっているが、本発明によれば、
ピン形端子用接触面を円弧形とし、この円弧面に嵌合ピ
ンが広い面積に亘って接触するようにしてもよい。
【0035】(2)上記実施例3においては、ピン形端
子用接触面34Aの形成されている部分が三角形状とな
っているが、本発明によれば、ピン形端子用接触面が嵌
合ピンの外周に密着するような円弧形となるようにして
もよい。
【0036】(3)上記実施例1及び実施例4において
は、弾性受け片16,46の嵌合溝18,48の側縁に
設けたピン形端子用接触面14B,44Bに嵌合ピン9
Aが線接触するようにしたが、本発明によれば、嵌合溝
を大きくしてその内周面に周方向に沿って嵌合ピンが接
触するようにしてもよい。
【0037】(4)上記実施例1及び実施例4において
は、嵌合溝18,48のピン形端子用接触面14B,4
4Bとなっている側縁が角張っているが、本発明によれ
ば、この嵌合溝の側縁を円弧状に凹ませ、その円弧面に
嵌合ピンを接触させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の雌端子金具の一部切欠斜視
【図2】雌端子金具の先端部を示す縦断面図
【図3】雄端子金具が嵌合されていない状態の正面図
【図4】タブ形端子が嵌合された状態の正面図
【図5】ピン形端子が嵌合された状態の正面図
【図6】タブ形端子の斜視図
【図7】ピン形端子の斜視図
【図8】実施例2の雌端子金具のタブ形端子が嵌合され
た状態の正面図
【図9】実施例2の雌端子金具のピン形端子が嵌合され
た状態の正面図
【図10】実施例3の雌端子金具のタブ形端子が嵌合さ
れた状態の正面図
【図11】実施例3の雌端子金具のピン形端子が嵌合さ
れた状態の正面図
【図12】実施例4の雌端子金具のタブ形端子が嵌合さ
れた状態の正面図
【図13】実施例4の雌端子金具のピン形端子が嵌合さ
れた状態の正面図
【図14】従来のタブ形端子用の雌端子金具の斜視図
【図15】従来のピン形端子用の雌端子金具の斜視図
【符号の説明】
1…雌端子金具 8…タブ形端子 8A…タブ 9…ピン形端子 9A…嵌合ピン 14A,14B…ピン形端子用接触面 15A,15B…タブ形端子用接触面 17…タブ形端子用挿入空間 19…ピン形端子用挿入空間
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−45935(JP,U) 実開 昭62−20475(JP,U) 実開 平1−60472(JP,U) 実開 昭56−156292(JP,U) 実開 平1−179385(JP,U) 実開 昭51−864(JP,U) 特公 昭53−41796(JP,B2) 実公 昭53−14938(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/11 - 13/35 H01R 31/06 H01R 13/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄側のタブ形端子の板状をなすタブが挿
    入可能なタブ形端子用挿入空間と、 雄側のピン形端子の細長い嵌合ピンが挿入可能であり
    記タブ形端子用挿入空間と一部を共通とするピン形端子
    用挿入空間とが備えられ、 前記タブ形端子用挿入空間内の前記タブを上下両側から
    挟んで保持する一対のタブ形端子保持部が設けられ、 前記一対のタブ形端子保持部のうち上側のタブ形端子保
    持部は、左右両側面壁の上端から半円形に湾曲して真下
    を向いた部位から更に斜め下方外向きに延びた形状をな
    す左右一対の弾性押圧片からなり、 各弾性押圧片の斜め下方外向きに延びた部分の先端面
    は、夫々、前記タブ形端子に当接可能なタブ形端子用接
    触面とされているとともに、 前記一対の弾性押圧片の斜め下方外向きに延びた部分の
    対向面は、下側の前記タブ形端子保持部と協動すること
    前記ピン形端子用挿入空間内の前記嵌合ピンを少なく
    とも3方向から囲むように保持するピン形端子用接触面
    とされていることを特徴とする雌端子金具。
JP6242036A 1994-09-09 1994-09-09 雌端子金具 Expired - Lifetime JP3067545B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6242036A JP3067545B2 (ja) 1994-09-09 1994-09-09 雌端子金具
EP95305353A EP0701299B1 (en) 1994-09-09 1995-07-31 Female electrical terminal
DE69505925T DE69505925T2 (de) 1994-09-09 1995-07-31 Elektrische Kontaktbuchse
US08/520,075 US5695352A (en) 1994-09-09 1995-08-28 Female Terminal fitting

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6242036A JP3067545B2 (ja) 1994-09-09 1994-09-09 雌端子金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0883636A JPH0883636A (ja) 1996-03-26
JP3067545B2 true JP3067545B2 (ja) 2000-07-17

Family

ID=17083324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6242036A Expired - Lifetime JP3067545B2 (ja) 1994-09-09 1994-09-09 雌端子金具

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5695352A (ja)
EP (1) EP0701299B1 (ja)
JP (1) JP3067545B2 (ja)
DE (1) DE69505925T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8067049B2 (en) 2007-03-20 2011-11-29 Nagoyaseiraku Co., Ltd. Method of storing roasted coffee beans

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19710422C1 (de) * 1997-03-13 1998-08-27 Wieland Electric Gmbh Steckbuchse bzw. elektrischer Steckverbinder mit Kontaktfeder und Steckbuchse als Anschlußkontakt
WO2000074176A1 (en) * 1999-05-28 2000-12-07 The Whitaker Corporation Electrical contact receptacle terminal to mate with round and rectangular pins
JP3686551B2 (ja) * 1999-06-17 2005-08-24 矢崎総業株式会社 端子金具
US6224432B1 (en) * 1999-12-29 2001-05-01 Berg Technology, Inc. Electrical contact with orthogonal contact arms and offset contact areas
US6802748B2 (en) * 2000-12-22 2004-10-12 Tyco Electronics Corporation Spring contact for connectors
US20030104426A1 (en) * 2001-06-18 2003-06-05 Linsley Peter S. Signature genes in chronic myelogenous leukemia
JP2004253166A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Yazaki Corp 雌端子
JP2009176617A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子および端子の接続構造
JP5707735B2 (ja) 2009-07-24 2015-04-30 住友電装株式会社 端子金具付き電線及び端子金具付き電線の製造方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1164346A (fr) * 1957-01-03 1958-10-08 Prise de courant perfectionnée
NL281197A (ja) * 1961-07-27
NL292842A (ja) * 1962-05-17
GB1001210A (en) * 1962-11-19 1965-08-11 Pressac Ltd An electric connector and a method of making same
FR2198681A5 (ja) * 1972-08-30 1974-03-29 Amp Inc
JPS60211786A (ja) * 1984-04-06 1985-10-24 矢崎総業株式会社 汎用型電気接続子
JPS6460471A (en) * 1987-08-31 1989-03-07 Toyoda Gosei Kk Steering wheel core bar
JP2597847Y2 (ja) * 1992-06-08 1999-07-19 モレックス インコーポレーテッド リセプタクル端子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8067049B2 (en) 2007-03-20 2011-11-29 Nagoyaseiraku Co., Ltd. Method of storing roasted coffee beans

Also Published As

Publication number Publication date
EP0701299B1 (en) 1998-11-11
EP0701299A3 (en) 1996-06-12
US5695352A (en) 1997-12-09
DE69505925D1 (de) 1998-12-17
EP0701299A2 (en) 1996-03-13
JPH0883636A (ja) 1996-03-26
DE69505925T2 (de) 1999-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2675698B2 (ja) 電気接触端子
US5151056A (en) Electrical contact system with cantilever mating beams
US4838816A (en) Electrical terminal having a receptacle contact section of low insertion force
US5269712A (en) Low-force receptacle contact and method of making same
US6077131A (en) Male terminal
US8616925B2 (en) Multi-contact terminal fitting
JP3428756B2 (ja) 雌型電気端子
US6851989B2 (en) Terminal fitting with plural resilient contact pieces and pressing portion for holding base ends of resilient contact pieces together
US5681192A (en) Male terminal metal fixture
US5462459A (en) Spring-type electrical receptacle
JP3067545B2 (ja) 雌端子金具
US5067913A (en) Electrical connector
JP2631258B2 (ja) 過度応力防止手段を有する雄電気端子
US6811450B1 (en) Electrical receptacle-type terminal
US6790105B2 (en) Male terminal fitting
JP3143222U (ja) 改良されたデュアルビームコンタクトを備えたコネクタ
US7044809B2 (en) Electric contact and housing of plug connector
US6428366B1 (en) Electrical terminal socket and method of fabricating same
US4909762A (en) Electric connector
US5237742A (en) Method of producing electrical contact socket
JP7480077B2 (ja) 雌端子
JP3526307B2 (ja) 雌型コンタクト及びそれを有するコネクタ
JPH0427100Y2 (ja)
JPH07302638A (ja) コネクタ
JP3087610B2 (ja) 雌コネクタ