JP3066477B2 - 食器洗浄機用フィルター装置 - Google Patents

食器洗浄機用フィルター装置

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JP3066477B2 JP6115260A JP11526094A JP3066477B2 JP 3066477 B2 JP3066477 B2 JP 3066477B2 JP 6115260 A JP6115260 A JP 6115260A JP 11526094 A JP11526094 A JP 11526094A JP 3066477 B2 JP3066477 B2 JP 3066477B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【利用分野】本発明は、食器洗浄機に装着した洗浄水濾
過用のフィルター装置に関するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】食器洗浄機は、通常、図
1に示すように、ケーシング(1) 内の洗浄室(1a)の底部
に貯留させた洗浄水を、この洗浄室(1a)の底壁部(11)に
設けた洗浄水用の流出口(14)から送水ポンプ(P1)を含む
送水回路(C1)によりノズルアーム(N) に至らしめて噴出
させることにより被洗浄物(M)(M)の汚れを取り除く構成
となっており、所定時間循環使用した後の前記洗浄水
は、前記流出口(14)から排水回路(C3)を介して機外に排
出される。そして、前記送水回路(C1)及び排水回路(C3)
の上流端には、洗浄水に含まれる残滓を除去する為のフ
ィルター装置(F) が設けられる。
【0003】このフィルター装置(F) の従来のものとし
て、特開昭63- 153036号に開示されるものがある。この
ものでは、図2に示すように、上記底壁部(11)の一部に
凹陥部(12)を形成すると共に、これの底壁部に上記流出
口(14)を設け、この流出口(14)の外周部を支持フランジ
(13)として、この支持フランジ(13)に、有底で且つ底壁
部に送水回路(C1)及び排水回路(C3)への排水口(22)を設
けた筒体(2) の上端を一体化すると共に、この支持フラ
ンジ(13)に、フィルター本体(3) の周縁部(31)を支持さ
せた構成となっている。更に、前記周縁部(31)は、その
上下両面にわたって合成樹脂製の被覆材(33)により被覆
させた構成となっている。
【0004】上記筒体(2) と支持フランジ(13)とを一体
化するには、スポット溶接による方法も考えられるが、
この溶接作業に際しては、大きな箱状の洗浄室(1a)を取
扱う必要があってその作業性が悪いことから、現実的で
ない。又、前記筒体(2) を合成樹脂製とした場合には接
続できない。従って、通常、図3に示すように、前記筒
体(2) と支持フランジ(13)との間にパッキンシール(D)
を介在させた状態で、支持フランジ(13)の上方からこれ
に貫通させた締付ネジ(B)(B)により筒体(2) を吊下げ状
態にネジ止めした構成が採用される。
【0005】ところが、この場合には、同図に示すよう
に、前記締付ネジ(B)(B)の頭部(B1)(B1)が支持フランジ
(13)の上面に突出するから、上記フィルター本体(3) の
被覆材(33)と支持フランジ(13)と間に、前記頭部(B1)(B
1)の高さ分の上下方向の間隙が生じる。この上下間隙
は、比較的大きいことから、これに洗浄水が通過して、
前記洗浄水中に含まれる比較的大きな残滓が多量に筒体
(2) 内に漏れる。これによりフィルター本体(3) による
残滓除去効果が低下する。これを防止するには、前記被
覆材(33)と凹陥部(12)の周壁との間の水平方向の間隙を
なくすか殆どない状態とすることも考えられるが、この
ものでは、フィルター本体(3) の脱着時に、被覆材(33)
と上記周壁とが引っかかり易く、その脱着操作性が著し
く低下する。
【0006】一方、これら残滓漏れとフィルター本体
(3) の脱着操作性の両方の問題を解消するものとして、
図4に示すように、上記支持フランジ(13)から更に内周
側に取付フランジ(15)を突出させ、この取付フランジ(1
5)に筒体(2) をネジ止めすることが考えられる。このも
のでは、支持フランジ(13)に頭部(B1)(B1)が突出せず、
この支持フランジ(13)と被覆材(33)とが密着することか
ら、上記残滓漏れが防止されると共に、上記水平間隙を
大きくしてフィルター本体(3) の脱着をスムーズにでき
る。ところが、このものでは、支持フランジ(13)に対す
る筒体(2) の内径が小さくなることから、筒体(2) の容
量が上記のものに比べ小さくなるという問題がある。
【0007】
【技術的課題】本発明は、このような点に鑑みてなされ
たものであり、『洗浄室(1a)の底壁部(11)の一部に凹陥
部(12)を形成し、この凹陥部(12)の底壁部に流出口(14)
を開口させ、この流出口(14)の外周部を、これより下流
側回路との接続部となる筒体(2) を吊下げ状態に連設す
るための支持フランジ(13)とすると共に、この凹陥部(1
2)に収容されるフィルター本体(3) の周縁部(31)を、上
記支持フランジ(13)の上面に支持し、前記周縁部(31)
を、上下両面にわたって合成樹脂製の被覆材(33)により
被覆させた食器洗浄機用フィルター装置』において、筒
体(2) の容量を確保しつつフィルター本体(3) の脱着操
作性及び残滓除去効果を向上させることをその課題とす
る。
【0008】
【技術的手段】上記課題を解決するために講じた本発明
の技術的手段は、『支持フランジ(13)にこれの上方から
貫通させた締付ネジ(B)(B)により筒体(2) をネジ止め
し、被覆材(33)の下半部(33a) には、前記締付ネジ(B)
(B)の頭部よりも大きく且つ前記被覆材(33)の外縁側に
は開かない切欠部を前記締付ネジ(B)(B)の配設部分に対
応させて配設し、前記下半部(33a) の肉厚寸法を前記頭
部(B1)(B1)の高さより僅かに小さい程度の値に設定し
た』ことである。
【0009】
【作用】本発明の上記技術的手段は次のように作用す
る。このものでは、フィルター本体(3) の周縁部(31)は
支持フランジ(13)によって支持される。このとき、前記
周縁部(31)を被覆する被覆材(33)の下半部(33a) と筒体
(2) をネジ止めするための締付ネジ(B)(B)の頭部(B1)(B
1)とが対向する。ところが、前記下半部(33a) には、頭
部(B1)(B1)よりも大きな切欠部(4)(4)が設けられて、こ
れらの配設間隔が締付ネジ(B)(B)の配設部分に対応させ
て配設されているから、前記周縁部(31)を支持フランジ
(13)上に載置した状態では、前記切欠部(4)(4)内に頭部
(B1)(B1)の全部又は殆どが没入した状態となる。これに
よって、被覆材(33)と支持フランジ(13)との間の上下間
隙が極小さいものとなる。
【0010】従って、このフィルター装置に、洗浄室(1
a)内の洗浄水を通過させた場合、該洗浄水に含まれた比
較的大きな残滓は前記上下間隙を殆ど通過せず筒体(2)
内に漏れることがない。又、この部分で、前記残滓の通
過がほぼ阻止されるから、被覆材(33)と凹陥部(12)の周
壁との間の間隙を大きくしても、上記残滓漏れは生じな
い。
【0011】
【効果】本発明は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。このものでは、洗浄水に含まれた比較的大きな
残滓がフィルター本体(3) の被覆材(33)と支持フランジ
(13)との間を殆ど通過せず、残滓が筒体(2) 内に漏れ
ることがないから、フィルター本体(3) による残滓除去
効果が向上する。しかも、被覆材(33)と凹陥部(12)の周
壁との間の間隙を大きくしても、前記残滓の漏れが防止
できるから、フィルター本体(3) の脱着操作性が向上す
る。
【0012】更に、筒体(2) の直径を支持フランジ(13)
のそれと同程度に設定できるから、この筒体(2) の内径
を大きくでき、その容量が十分確保される。尚、このも
のでは、フィルター本体(3) の装着状態に於いて周縁部
(31)と頭部(B1)(B1)との間に被覆材(33)の下半部(33a)
が介在されないから、その被覆材(33)の上半部が底壁部
(11)よりも上方に突出しないように凹陥部(12)内に収容
する場合において、支持フランジ(13)から前記底壁部(1
1)までの高さが既述の従来のものより小さくなる。従っ
て、凹陥部(12)を成形する際の絞り加工等の加工性が向
上する。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。この実施例は、図5に示すような従来と同様の食器
洗浄機に本発明のフィルター装置(F) を実施したもので
あり、この食器洗浄機は、同図に示すように、ケーシン
グ(1) 内に前方に開放する洗浄室(1a)を形成し、この前
方開放部を上下に開閉する扉(T) によって閉塞したもの
であり、前記洗浄室(1a)内の上下に、被洗浄物(M)(M)を
収容するラック(R)(R)を配置し、これら(R)(R)の下方に
洗浄水を噴出する為の一対のノズルアーム(N)(N)を各別
に設け、前記洗浄室(1a)の底壁部(11)に、洗浄水用の流
出口(14)を含むフィルター装置(F) を連設し、このフィ
ルター装置(F) と前記ノズルアーム(N)(N)との間を、送
水ポンプ(P1)を含む送水回路(C 1)によって連通接続した
構成となっている。
【0014】前記洗浄室(1a)は、前方開放の略正方形断
面の箱体に形成され、この開放端の下辺はこの洗浄室(1
a)の底壁部(11)よりも所定寸法高く設定されており、こ
れにより、洗浄室(1a)の底部に一定深さの洗浄水用貯留
室が形成される。そして、前記底壁部(11)の前側部分
に、後述の流出口(14)が設けられている。尚、この洗浄
室(1a)内のノズルアーム(N)(N)は、底壁部(11)に連設さ
れた支持体(G) 及び洗浄室後壁から突出した支持アーム
の先端に連設された支持体(G) により回動自在に軸支さ
れ、下方のノズルアーム(N) には、底壁部(11)を貫通し
て送水ポンプ(P1)の吐出口が接続され、又、上方のノズ
ルアーム(N) には、下方のノズルアーム(N) との連絡回
路(C11) を介して前記吐出口が連通している。更に、前
記送水ポンプ(P1)の流入口は、後述の筒体(2) に接続さ
れている。
【0015】そして、上記底壁部(11)には、図7及び図
8に示すように、平面形状が略矩形状の凹陥部(12)を設
けると共に、これの底壁部に、前記凹陥部(12)と同心で
且つ矩形状の流出口(14)を設けている。この流出口(14)
の外周部は、一定幅の支持フランジ(13)となっており、
この支持フランジ(13)に、有底で且つ矩形状の筒体(2)
をパッキンシール(D) を介して吊下げ状態に上方からネ
ジ止めすると共に、この支持フランジ(13)上に、フィル
ター本体(3) の周縁部(31)を支持させている。尚、この
実施例では、上記支持フランジ(13)の幅を、前記ネジ止
め用の締付ネジ(B)(B)の頭部(B1)(B1)の直径より僅かに
大きい値に設定している。
【0016】この実施例では、前記筒体(2) は、ポリプ
ロピレン樹脂製であり、その上端部には、外周側に張り
出す環状凸部(21)が設けられている。そして、この環状
凸部(21)の内外周の大きさは、支持フランジ(13)のそれ
に略一致させており、この環状凸部(21)をネジ止めする
ための締付ネジ(B)(B)の頭部(B1)(B1)が上記支持フラン
ジ(13)の上面に突出している。尚、この筒体(2) の底壁
中央には、排水口(22)が設けられ、図5に示すように、
これの下方に続くパイプが2方向に分岐されて上記送水
回路(C1)及び排水回路(C3)の各構成パイプに接続されて
いる。
【0017】そして、前記フィルター本体(3) は、図6
から図8に示すように、上向きに拡大する扁平皿状の第
1フィルター(3a)と、これの底壁中央に設けた開部(34)
に収容配置される筒状の第2フィルター(3b)と、この第
2フィルター(3b)内に収容配置される有底筒状の第3フ
ィルター(3c)とから構成されており、各フィルターに
は、それぞれ把持部(30a)(30b)(30c) を具備させてい
る。尚、このものでは、図7に示すように、各フィルタ
ーの装着状態に於いて、第2フィルター(3b)の下端が、
上記排水口(22)を包囲する態様で筒体(2) の底壁上面に
対接するようになっており、又、筒体(2) の底壁上面に
は、この第2フィルター(3b)の下端を排水口(22)の周囲
に位置決めする為の環状の直立片(23)を突設している。
【0018】前記第1フィルター(3a)は、図6から図8
に示すように、多数の小さな透孔(A)(A)が設けられたス
テンレス製のパンチングプレートで形成されると共に、
これの周縁部(31)は、矩形状で且つ水平な環状板に形成
されている。そして、この周縁部(31)は、図9及び図1
0に示すように、その上下両面にわたって、横向U字状
断面のポリプロピレン樹脂製の被覆材(33)が被覆されて
おり、これの下半部(33a) には、図8から図10に示す
ように、締付ネジ(B)(B)の配設間隔に対応させて頭部(B
1)(B1)より僅かに大きい切欠部(4)(4)を設けている。即
ち、この実施例では、下半部(33a) の肉厚寸法を、上記
締付ネジ(B)(B)の頭部(B1)(B1)の高さより僅かに小さい
程度の値に設定すると共に、切欠部(4)(4)を、頭部(B1)
(B1)より僅かに大径の半円弧部に被覆材(33)の内周縁に
開放する直線部が連続する構成としている。
【0019】前記第2フィルター(3b)は、図6及び図7
に示すように、ポリプロピレン樹脂製で且つ胴部に4つ
の大きな開口部を設けた筒状枠(35)の内周面に、微小の
(直径0.2mm程度の)小孔が無数に設けられたステ
ンレス製のスクリーン(36)を固着した構成となってい
る。そして、前記筒状枠(35)の上端外周には、上記開部
(34)の周縁部と嵌合する係合片(37)が周設されている。
【0020】前記第3フィルター(3c)は、ポリプロピレ
ン樹脂製であり、その側壁には、多数の上下方向の長孔
が設けられると共に、底壁には、上記透孔(A)(A)よりも
僅かに大きい直径の多数の小孔が設けられている。そし
て、この第3フィルター(3c)の上端外周には、上記筒状
枠(35)の上端内周縁部に係合する係合片(38)が周設され
ている。
【0021】尚、図5に示すように、上記洗浄室(1a)の
後壁上部には、給水回路(C2)の下流端としての給水口(6
1)が開口しており、この給水回路(C2)を介して機外から
の洗浄水が洗浄室(1a)内に供給される。又、洗浄室(1a)
内の貯留水の水位を検知する水位センサ(S) が、その検
知管を送水ポンプ(P1)の流入口に挿通する態様で設けら
れ、この水位センサ(S) からの出力値が設定値となった
時点で開閉弁(62)が閉弁される構成となっている。更
に、上記排水回路(C3)には、排水ポンプ(P2)が介装され
ており、これより下流側がケーシング(1) の後壁から外
部に引き出される。
【0022】[洗浄動作の実際について]上記構成の食
器洗浄機の洗浄室(1a)に、上記したように、所定量の洗
浄水を貯留させた後に、送水ポンプ(P1)を動作させる
と、前記貯留洗浄水が送水回路(C1)を通じてノズルアー
ム(N)(N)に送り込まれてラック(R)(R)に収容した被洗浄
物(M)(M)としての食器類に吹きつけられる。これによっ
て、被洗浄物(M)(M)に付着した残滓が落とされて、洗浄
水と共に洗浄室(1a)の底部に落下する。この残滓を含む
洗浄水は、前記送水ポンプ(P1)の動作により流出口(14)
を通過して筒体(2) 内に引き込まれ、この時点で、残滓
がフィルター本体(3) の各フィルターによって捕集さ
れ、前記洗浄水は、再びノズルアーム(N)(N)に送られ
る。
【0023】このとき、第1フィルター(3a)により殆ど
の残滓が捕集されると共に、比較的大きな残滓は、この
第1フィルター(3a)より内周側に位置する第3フィルタ
ー(3c)内に到達した後、第3フィルター(3c)に具備させ
た長孔の幅及び孔部の径との関係からこの第3フィルタ
ー(3c)によって捕集されることとなる。又、上記支持フ
ランジ(13)の上面に突出した締付ネジ(B)(B)の頭部(B1)
(B1)と第1フィルター(3a)の周縁部(31)とが対向する
が、このものでは、前記周縁部(31)の被覆材(33)の下半
部(33a) に上記した切欠部(4)(4)が設けられているか
ら、第1フィルター(3a)をセットした状態では、前記切
欠部(4)(4)内に頭部(B1)(B1)の殆どが没入した状態とな
る。これによって、被覆材(33)と支持フランジ(13)との
間に生じる上下方向の間隙は、極小さいものとなる。従
って、洗浄水に含まれる比較的大きな残滓は筒体(2) 内
に漏れることがない。しかも、被覆材(33)の外周縁と凹
陥部(12)の周壁との間の間隙をフィルター本体(3) の脱
着がスムーズとなる程度に大きく設定しても、上記残滓
漏れは生じない。
【0024】更に、この実施例では、第1フィルター(3
a)の透孔(A)(A)や前記上下間隙を通過する微小の残滓を
も捕集するために、上記第2フィルター(3b)が設けられ
ている。即ち、この第2フィルター(3b)の下端が排水口
(22)を包囲する態様で筒体(2) の底壁に対接しているこ
とから、前記微小残滓が第2フィルター(3b)のスクリー
ン(36)の外面全域に捕集される態様で、洗浄水が第2フ
ィルター(3b)内に進入して前記排水口(22)へと流出す
る。
【0025】上記洗浄動作が完了すると、排水ポンプ(P
2)が作動して貯留洗浄水がフィルター装置(F) 及び排水
回路(C3)を介して機外に排出され、このとき、上記と同
様にフィルター本体(3) により残滓が捕集される。この
後、ケーシング(1) 内に設けた給気装置(K) からの乾燥
空気により被洗浄物(M)(M)が乾燥される。尚、フィルタ
ー本体(3) に捕集された残滓を除去するには、扉(T) を
開いた後、第2フィルター(3b)の把持部(30b) を持ち上
げて、この第2フィルター(3b)を第3フィルター(3c)と
共に取り外し、その後、第1フィルター(3a)を取り外し
てこれら各フィルターを清掃すればよい。
【0026】[変形例について] .フィルター本体(3) は、上記実施例のものに限定さ
れるものではなく、他の構成でもよい。 .上記実施例では、切欠部(4)(4)を被覆材(33)の内周
縁に開放させたが、これを開放させない構成としてもよ
い。即ち、丸孔でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のフィルター装置(F) を装着した食器洗
浄機の断面図
【図2】従来例のフィルター装置(F) の断面図
【図3】支持フランジ(13)に筒体(2) をネジ止めした場
合の断面図
【図4】支持フランジ(13)に取付フランジ(15)を連設し
た場合の断面図
【図5】本願発明実施例のフィルター装置(F) を装着し
た食器洗浄機の断面図
【図6】本願発明実施例のフィルター本体(3) の組み立
て説明図
【図7】本願発明実施例のフィルター装置(F) の断面図
【図8】これの上面図
【図9】これの要部断面図
【図10】第1フィルター(3a)の下面図
【符号の説明】
(1a)・・・洗浄室 (11)・・・底壁部 (14)・・・流出口 (B) ・・・締付ネジ (B1)・・・頭部 (2) ・・・筒体 (13)・・・支持フランジ (31)・・・周縁部 (33)・・・被覆材 (4) ・・・切欠部 (12)・・・凹陥部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄室(1a)の底壁部(11)の一部に凹陥部
    (12)を形成し、この凹陥部(12)の底壁部に流出口(14)を
    開口させ、この流出口(14)の外周部を、これより下流側
    回路との接続部となる筒体(2) を吊下げ状態に連設する
    ための支持フランジ(13)とすると共に、この凹陥部(12)
    に収容されるフィルター本体(3) の周縁部(31)を、上記
    支持フランジ(13)の上面支持し、前記周縁部(31)を、
    上下両面にわたって合成樹脂製の被覆材(33)により被覆
    させた食器洗浄機用フィルター装置において、 支持フランジ(13)にこれの上方から貫通させた締付ネジ
    (B)(B)により筒体(2)をネジ止めし、被覆材(33)の下半
    部(33a) には、前記締付ネジ(B)(B)の頭部よりも大きく
    且つ前記被覆材(33)の外縁側には開かない切欠部を前記
    締付ネジ(B)(B)の配設部分に対応させて配設し、前記下
    半部(33a) の肉厚寸法を前記頭部(B1)(B1)の高さより僅
    かに小さい程度の値に設定した、食器洗浄機用フィルタ
    ー装置。
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