JP4504574B2 - 洗浄水タンク内の洗浄水の流出機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食器洗浄機等の洗浄室の下方に位置して洗浄室内の被洗浄物の洗浄に使用した洗浄水を貯留する洗浄水タンク内の洗浄水を洗浄室へ給水するとともに、同洗浄水タンク内の洗浄水を外部へ排水する2つの機能を有する流出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、食器洗浄機においては、被洗浄物を洗浄する洗浄室の下方に洗浄水タンクを備ている。当該洗浄水タンクは、被洗浄物の洗浄に使用して洗浄室から流下する洗浄水を貯留するもので、洗浄水タンクに一旦貯留された洗浄水は、洗浄運転中には給水機構の給水ポンプの駆動により、給水管路を通して再度洗浄室に供給されて被洗浄物の洗浄水に使用され、また、洗浄運転終了後には、排水機構の排水バルブを開放して排水管路を通して外部へ排水される。図1には、給水機構と排水機構の両機構を備えた従来の食器洗浄機の洗浄水タンクを概略的に示している。
【0003】
当該食器洗浄機において、洗浄水タンク10aは、給水機構10bと排水機構10cとを備えているもので、給水機構10bは、洗浄水タンク10aの底壁部11から起立する側壁部12に設けた給水口に接続されて洗浄室10dに至る給水管路13と、給水管路13の途中に介装された給水ポンプ14と、洗浄水タンク10aの側壁部12の内側に配設されて給水管路13の開口部に接続するポンプフィルタ15を備えた構成となっている。また、排水機構10cは、洗浄水タンク10aの底壁部11に設けた排水口に接続されて排水場所に至る排水管路16と、排水管路16の途中に介装された排水バルブ17を備えた構成となっている。洗浄水タンク10aは、洗浄室10dの下方に配置されていて、洗浄室10d内の被洗浄物を洗浄して流下する洗浄水をタンクフィルタ18を透過して貯留するものである。
【0004】
当該食器洗浄機においては、洗浄運転中には給水ポンプ14を駆動して、洗浄水タンク10a内に貯留する洗浄水をポンプフィルタ15を透過して給水管路13に流入させ、給水管路13を通して洗浄室内に配設されている洗浄ノズル等に供給するもので、洗浄室内に収容されている被洗浄物は洗浄ノズル等から噴出する洗浄水により洗浄される。噴出した洗浄水は、被洗浄物を洗浄した後再び洗浄タンク10a内に流下する。
【0005】
当該食器洗浄機においては、給水ポンプ14の駆動を停止して洗浄運転を停止した後には、排水機構10cの排水バルブ17を開き、洗浄水タンク10a内に貯留している洗浄水を排水管路16を通して排水する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、当該食器洗浄機においては、被洗浄物の洗浄後の洗浄水には、被洗浄物に付着していた残菜等のごみが混在していることから、洗浄室10dを流下する洗浄水はタンクフィルタ18を透過して洗浄水タンク10a内に貯留されるるようになってはいるが、洗浄水タンク10a内に貯留する洗浄水には、タンクフィルタ18にて捕捉しえないごみが混在している。
【0007】
このため、給水機構10bにおいては、貯留する洗浄水を洗浄室内に循環供給する場合には、洗浄水に混在するごみを、給水管路13に流入する直前にポンプフィルタ15にて捕捉する手段が採られている。この結果、洗浄水タンク10a内に貯留する洗浄水には、タンクフィルタ18にて捕捉しえないごみが漸次増大して、ごみは洗浄水タンク10aの底部に沈積するとともに、洗浄水中および洗浄水上に浮遊する。このため、このような状態にある洗浄水タンク10a内の洗浄水を排水する場合には、洗浄水に混在するごみは洗浄水とともに排出されることになるため、排水機構10cとは別に、排出された洗浄水中のごみの捕捉手段が必要になる。
【0008】
従って、本発明の目的は、洗浄水タンク内に貯留されている洗浄水を排水する場合、洗浄水に混在するごみを、給水機構で不可欠のポンプフィルタを有効に利用して効果的に捕捉するようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、洗浄水タンク内の洗浄水の流出機構に関し、特に、洗浄室の下方に位置して同洗浄室内の被洗浄物の洗浄に使用した洗浄水を貯留する洗浄水タンク内の洗浄水の流出機構を適用対象とするものである。
【0010】
しかして、本発明に係る流出機構は、前記洗浄水タンクの底部に開口して同洗浄水タンク内に貯留する洗浄水を前記洗浄室内に供給する給水管路と、前記洗浄水タンクの底部に開口して同洗浄水タンク内に貯留する洗浄水を外部へ排出する排水管路と、前記洗浄水タンクの底部に配設されて前記給水管路および前記排水管路の開口部を覆蓋するフィルタ装置と、前記排水管路に抜き差し可能に挿入されて同排水管路の開口部を閉鎖するオーバフローパイプを備えていること、および、前記フィルタ装置は、前記給水管路および前記排水管路の開口部を覆蓋するフィルタ部と、同フィルタ部を貫通状態に立設されて前記オーバフローパイプが挿入されるパイプ部を備え、前記パイプ部は、前記オーバフローパイプが挿入されて前記排水管路の開口部が閉鎖された状態で、前記オーバフローパイプの外周間に前記洗浄水タンクにおける前記フィルタ部より下方または同フィルタが包囲する内部に開口して同オーバフローパイプの内孔に連通する円環状の通路を形成していることを特徴とするものである。
【0011】
本発明に係る洗浄水の流出機構においては、前記フィルタ装置を、皿状の枠体の底部にフィルタ材を張設してなるフィルタ部と、同フィルタ部における前記枠体の底部に固着されて前記フィルタ材を貫通した状態で起立し前記オーバフローパイプが挿通されるパイプ部を備えた平型フィルタ装置とすることができる。この場合、フィルタ部を構成する前記枠体を、各角部が滑らかな円弧状に形成することが好ましい。
【0012】
また、本発明に係る洗浄水の流出機構においては、前記フィルタ装置を、天板の外周縁から下方に延びる筒状のフィルタ材からなるフィルタ部と、前記天板に貫通状態で固着されて起立し前記オーバフローパイプが挿通されるパイプ部を備えた箱型フィルタ装置とすることができる。この場合、前記天板の上面には取っ手を設けることが好ましい。
【0013】
また、本発明に係る洗浄水の流出機構においては、前記フィルタ装置を、上記した箱型フィルタ装置を平型フィルタ装置に載置して組み合わせた二重形式のフィルタ装置とすることができる。
【0014】
また、本発明に係る洗浄水の流出機構において、前記フィルタ装置として前記箱型フィルタ装置を採用する場合には、前記オーバフローパイプを、前記排水管路の開口部を開放すべく同排水管路から抜き出す際に、前記フィルタ装置に掛止される掛止部を備える構成とすることができる。
【0015】
【発明の作用・効果】
本発明に係る洗浄水の流出機構においては、洗浄水の洗浄室への供給運転時には、洗浄水タンク内に貯留する洗浄水はフィルタ装置のフィルタ部を透過して給水管路に流入し、給水管路を経て洗浄室に供給される。これにより、洗浄水タンク内に貯留する洗浄水に混在するごみは、フィルタ装置のフィルタ部にて捕捉されて、洗浄室側へ流出するようなことはない。また、この間、洗浄水タンク内に貯留する洗浄水が過剰になると、洗浄水の一部がフィルタ装置のフィルタ部を透過し、パイプ部とオーバフローパイプが形成する環状通路およびオーバフローパイプの内孔を経て、排水管路に流入して排水される。
【0016】
当該流出機構においては、洗浄水の洗浄室への供給運転の停止後には、洗浄水タンク内に貯留する洗浄水を外部へ排水する。洗浄水の排水に当たっては、オーバフローパイプを排水管路から引き抜いて、排水管路の開口部を開放する。これにより、洗浄水タンク内に貯留する洗浄水は、フィルタ装置のフィルタ部を透過過した後に排水管路に流入して排水される。この間、洗浄水に混在するごみは、フィルタ装置のフィルタ部に捕捉されて、外部へ排出されることはない。
【0017】
従って、当該流出機構においては、洗浄水タンク内に貯留されている洗浄水を洗浄室に供給する際に洗浄水に混在するごみを捕捉すべく機能するフィルタ装置を、洗浄水タンク内に貯留されている洗浄水を排水する際に洗浄水に混在するごみを捕捉すべく機能させることができる。すなわち、給水時に不可欠なフィルタ装置を有効に利用して、排水時のごみを効果的に捕捉することができる。
【0018】
本発明に係る流出機構を構成するフィルタ装置は、給水管路および排水管路の開口部を覆蓋するフィルタ部と、同フィルタ部を貫通状態に立設されたパイプ部を備えた構成になっているが、当該フィルタ装置を、皿状の枠体の底部にフィルタ材を張設してなるフィルタ部と、枠体のフィルタ材の底部に位置する部位に固着されて起立するパイプ部を備えた平型の形状(平型フィルタ装置)に、また、天板の外周縁から下方に延びる筒状のフィルタ材からなるフィルタ部と、天板に貫通状態で固着されて起立するパイプ部を備えた箱型の形状(箱型フィルタ装置)に構成することができる。
【0019】
本発明に係る流出機構において、フィルタ装置として、このような平型フィルタ装置を採用すれば、フィルタ装置の洗浄水タンク底部に対する脱着をパイプ部を把持した状態で行うことができて、その脱着作業が容易であり、特に、洗浄水タンク底部の定位置に確実に装着することができる。この場合、平型フィルタ装置において、フィルタ部を構成する皿状の枠体を絞り加工等により、その各角部が滑らかな円弧状になるように形成すれば、枠体およびフィルタ部の隅部等でのごみの付着が防止され、ごみの局部的な堆積を防止することができる。
【0020】
また、本発明に係る洗浄水の流出機構において、フィルタ装置として、上記した箱型フィルタ装置を採用した場合においても、フィルタ装置の洗浄水タンク底部に対する脱着をパイプ部を把持した状態で行うことができて、その脱着作業が容易であり、特に、洗浄水タンク底部の定位置に確実に装着することができることは勿論であり、さらには、下記のごとき作用効果を奏するものである。
【0021】
すなわち、箱型フィルタ装置を採用することにより、フィルタ部の面積を大きく設定することができるとともに、フィルタ部と給水管路の開口部との間に大きい間隔を確保することができるため、給水ポンプの吸水圧により洗浄水に混在するごみがフィルタ部に局部的に集中して捕捉されるようなことがなく、ごみがフィルタ部に局部的に集中して捕捉されることに起因する吸水不足が解消され、かつ、洗浄水の給水時のエアの巻き込みも解消される。
【0022】
また、本発明に係る洗浄水の流出機構において、フィルタ装置として、箱型フィルタ装置を平型フィルタ装置に載置して組み合わせた二重形式のフィルタ装置として採用する場合には、両フィルタ装置のフィルタ部の透過穴を互いに異なる大きさに設定することにより、洗浄水に混在する大小それぞれのごみの多くを捕捉することができる。
【0023】
なお、箱型フィルタ装置においては、天板の上面に取っ手を設けることにより、当該フィルタ装置の脱着作業を容易にすることができる。また、オーバフローパイプ側に、排水管路の開口部を開放すべく同排水管路から抜き出す際に、フィルタ装置に掛止される被掛止部を設けることにより、オーバフローパイプを排水管路から完全に抜き出す際に箱型フィルタ装置に掛止して、箱型フィルタ装置を一体に取り外すことができる利点がある。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づいて説明する。図2は、本発明の一例に係る洗浄水の流出機構を装備した食器洗浄機の洗浄水タンクを概略的に示している。当該食器洗浄機においては、機本体21の内部が隔壁部材22で上下に区画されていて、隔壁部材22の下方が洗浄水を貯留する洗浄水タンク23に形成され、かつ、隔壁部材22の上方が洗浄室24に形成されている。被洗浄物である食器類は、ラックに収納された状態で洗浄室24に収容されて、洗浄水タンク23内に貯留する洗浄水で洗浄されかつすすぎされる。
【0025】
なお、符号25aは模式的に示す洗浄ノズルであって、洗浄水タンク23の底部に立設した支持柱25bの先端部に脱着可能に取付けられており、食器類は洗浄ノズル25aから噴出する洗浄水により下方から洗浄されるようになっている。また、支持柱25bには図示しないすすぎノズルも脱着可能に取付けらていて、食器類は洗浄ノズル25aから噴出する洗浄水により下方からすすぎされる。洗浄室24には、上方にも洗浄ノズルおよびすすぎノズルが配設されていて、食器類は、これらの洗浄ノズルやすすぎノズルから噴出する洗浄水によっても、洗浄室24に上方から洗浄されかるすすぎされるようになっている。
【0026】
隔壁部材22は、洗浄室24の底部を形成しているが、隔壁部材22に設けた開口部の周縁部には、タンクフィルタ26が載置されている。従って、洗浄室24の各ノズルから噴出して食器類を洗浄、すすぎ等を行った洗浄水は、タンクフィルタ26を透過して洗浄水タンク23内に流下して貯留される。当該洗浄水タンク23の底部には、本発明の一例に係る洗浄水の流出機構30が配設されている。
【0027】
流出機構30は、洗浄水タンク23の底部に開口して洗浄水タンク23内に貯留する洗浄水を洗浄室24の各ノズルへ供給する給水管路31と、給水管路31の途中に介装されている給水ポンプ32と、洗浄水タンク23の底部に開口して洗浄水タンク23内に貯留する洗浄水を外部へ排出する排水管路33と、洗浄水タンク23の底部に配設されて給水管路31および排水管路33の開口部を覆蓋するフィルタ装置30aと、排水管路33に抜き差し可能に挿入されて排水管路33の開口部を先端部34aにて閉鎖するオーバフローパイプ34とにより構成されている。
【0028】
流出機構30を構成するフィルタ装置30aは、図3に示すように、フィルタ部35とパイプ部36とからなるもので、フィルタ部35は長方形状で皿状の枠体35aの底部にパンチングメタル等の水透過性のフィルタ材35bを取付けられて形成されているものである。また、パイプ部36は円筒状のパイプを枠体の底部の梁部にて固着して形成されているもので、フィルタ材35bを貫通した状態にある。
【0029】
当該フィルタ装置30aは、洗浄水タンク23の底部に設けた凹所23aの周縁部に載置されていて、フィルタ部35が凹所23aの底部にて開口している給水管路31、排水管路33の開口部を覆蓋している。パイプ部36には、オーバフローパイプ34が抜き差し可能に挿入されていて、パイプ部36の内周面との間に円環状の通路36aを形成している。
【0030】
オーバフローパイプ34は、先端部34aが紡錘形に形成されて開口するとともに、頭部側の周壁に、内孔34bに連通する複数の流入穴を有するもので、フィルタ装置30aのパイプ部36を通して、排水管路33の開口部から排水管路33内に挿入されていて、先端部34aが排水管路33の開口部に設けた絞り部33aに嵌合している。この嵌合状態においては、オーバフローパイプ34は排水管路33の開口部を閉鎖していて、排水管路33はオーバフローパイプ34の内孔34bを通してのみ洗浄水タンク23に連通している。
【0031】
かかる構成の流出機構30を装備した食器洗浄機においては、洗浄運転時には、給水ポンプ32を駆動させて洗浄水タンク23内に貯留する洗浄水を、給水管路31を通して各ノズルに供給して、洗浄室24内に収容されている食器類の洗浄、すすぎを行う。洗浄およびすすぎに使用した洗浄水は、洗浄室24内を流下して、洗浄室24の底部に配置したタンクフィルタ26を透過して洗浄水タンク23内に還流する。
【0032】
この間、洗浄水タンク23内に貯留する洗浄水は、フィルタ装置30aのフィルタ部35を透過して給水管路31に流入し、給水管路31を経て洗浄室24の各ノズルに供給される。
【0033】
これにより、洗浄水タンク23内に貯留する洗浄水に混在するごみは、フィルタ装置30aのフィルタ部35にて捕捉されて、洗浄室24側へ流出させることはない。また、この間、洗浄水タンク23内に貯留する洗浄水が過剰になると、洗浄水の一部がフィルタ装置30aのフィルタ部35を透過して、パイプ部36とオーバフローパイプ34が形成する環状通路36aおよびオーバフローパイプ34の内孔34bを経て、排水管路33に流入して排水される。
【0034】
当該食器洗浄機においては、洗浄運転の停止後には、洗浄水タンク23内に貯留する洗浄水を外部へ排水する。洗浄水の排水に当たっては、オーバフローパイプ34を排水管路33から引き抜いて、排水管路33の絞り部33aを開放する。これにより、洗浄水タンク23内に貯留する洗浄水は、フィルタ装置30aのフィルタ部35を透過して排水管路33の開口部から内孔に流入して排水される。この間、洗浄水に混在するごみは、フィルタ装置30aのフィルタ部35に捕捉されて、外部へ排出されることはない。
【0035】
従って、当該流出機構30においては、洗浄水タンク23内に貯留されている洗浄水を洗浄室24側に供給する際に洗浄水に混在するごみを捕捉すべく機能するフィルタ装置30aを、洗浄水タンク23内に貯留されている洗浄水を排水する際に洗浄水に混在するごみを捕捉すべく機能させることができる。すなわち、給水時に不可欠なフィルタ装置30aを有効に利用して、排水時のごみを効果的に捕捉することができる。
【0036】
また、当該食器洗浄機が装備するフィルタ装置30aは、給水管路31および排水管路33の開口部を覆蓋するフィルタ部35と、フィルタ部35を貫通状態に立設されたパイプ部36を備えた平型フィルタ装置に構成されている。当該フィルタ装置30aは、洗浄水タンク23の底部の凹所23aに対する脱着をパイプ部36を把持した状態で行うことができて、その脱着作業が容易であり、特に、洗浄水タンク23の定位置である凹所23aの周縁部に確実に装着することができる。
【0037】
当該フィルタ装置30aにおいては、フィルタ部35を構成する皿状の枠体35aが、絞り加工等により、その各角部が滑らかな円弧状になるように形成されているため、フィルタ部35の隅部等でのごみの付着が防止され、ごみの局部的な堆積を防止することができる。
【0038】
図4は、本発明に係る流出機構30を構成するフィルタ装置の第2の実施形態を示している。当該フィルタ装置30bは、箱型フィルタ装置であって、フィルタ部37とパイプ部38とからなり、フィルタ部37は、皿状の枠体37aと、枠体37a上に起立するパンチングメタル等のフィルタ材からなる長方形の筒体37bと、筒体37bの上側開口部を覆蓋する天板37cと、天板37cの上面に設けた取っ手37dにより構成されている。筒体37bには底部がなくて、筒体37bは下方に開口していて、その下端縁部にて枠体37aの内周縁部に固着されて、枠体37aに対して起立状態にある。パイプ部38は、円形状の筒体からなるもので、天板37cに貫通状態で固着されている。
【0039】
当該フィルタ装置30bは、平型フィルタ装置であるフィルタ装置30aと同様に使用されるもので、洗浄水タンク23の凹所23aの周縁部に載置され、パイプ部38にはオーバフローパイプ34が挿入されて使用される。オーバフローパイプ34は、フィルタ装置30aの場合と同様に使用されて同様に機能する。
【0040】
当該フィルタ装置30bにおいては、特に、フィルタ部37のフィルタ機能部が長方形の筒体37bにて構成されているため、フィルタ面積を大きく設定することができるとともに、フィルタ機能部である筒体37bと給水管路31の開口部との間に大きい間隔を確保することができ、給水ポンプ32の吸水圧により洗浄水に混在するごみが筒体37bの外周側に局部的に集中して捕捉されるようなことがなく、ごみがフィルタ機能部に局部的に集中して捕捉されることに起因する吸水不足が解消され、かつ、洗浄水の給水時のエアの巻き込みが解消されることになる。
【0041】
また、当該フィルタ装置30bにおいては、フィルタ機能部である筒体37bの上方開口部を覆蓋する天板37cを設けている。このため、天板37cは筒体37bの蓋として機能し、洗浄水タンク23内に貯留する洗浄水の水面が低下した場合でも、筒体37bの上方開口部からのエアの巻き込みがなく、洗浄室24に対する洗浄水の給水が円滑になされる。さらには、このように機能する天板37cの上面には、取っ手37dを設けているため、取っ手37dを使用することによりその脱着作業を容易に行うことができ、特に、洗浄水タンク23の定位置である凹所23aの周縁部に確実に装着することができる。
【0042】
図5は、本発明に係る流出機構30を構成するフィルタ装置の第3の実施形態を示している。当該フィルタ装置30cは、平型フィルタ装置30aと箱型フィルタ装置30bを組合わせて併用しているもので、箱型フィルタ装置30bは、そのパイプ部38に平型フィルタ装置30aのパイプ部36を挿通させた状態で、平型フィルタ装置30aのフィルタ部35上に載置して組合わされている。当該フィルタ装置30cにおいては、洗浄水タンク23の底部における凹所23aの周縁部に載置した状態で使用され、パイプ部36にはオーバフローパイプ34が挿入されて使用される。オーバフローパイプ34は、フィルタ装置30a,30bの場合と同様に使用されて同様に機能する。
【0043】
当該フィルタ装置30cにおいては、平型フィルタ装置30aと箱型フィルタ装置30bを組合わせた二重形式のフィルタ装置に構成されいるため、ごみの捕捉機能が高く、洗浄水タンク23内に貯留する洗浄水に残菜等のごみが大量に混在している場合でも十分に対処することができる。また、両フィルタ装置30a,30bのフィルタ部35,37の透過穴を互いに異なる大きさに設定することにより、洗浄水に混在する大小それぞれのごみの多くを捕捉することができる。
【0044】
当該フィルタ装置30cにおいては、洗浄水タンク23内の洗浄水を排水する場合には、オーバフローパイプ34を引き抜いて排水管路33の絞り部33aを開放するが、オーバフローパイプ34を引き抜く際に、箱型フィルタ装置30bを取り外す。これにより、洗浄水は、箱型フィルタ装置30bにて捕捉されているごみが除去された状態で、平型フィルタ装置30aのフィルタ部35を透過して排水されることになり、洗浄水に混在するごみはフィルタ部35にて確実に捕捉されることになる。
【0045】
図6および図7には、箱型フィルタ装置とオーバフローパイプとの間に掛止手段を設けた例を示している。図6に示す箱型フィルタ装置30bとオーバフローパイプ39との掛止手段は、同図(a)に示すように、オーバフローパイプ39の先端側に設けた被掛止リング39aと、箱型フィルタ装置30bのパイプ部37にて構成されている。
【0046】
当該箱型フィルタ装置30bおよびオーバフローパイプ39を装備した食器洗浄機において、洗浄水タンク23内に貯留する洗浄水を外部へ排水する際には、すでに詳述しているように、オーバフローパイプ39を排水管路33から引き抜いて排水管路33の絞り部33aを開放するが、オーバフローパイプ39を排水管路33から完全に引き抜く際には、図6(b)に示すように、オーバフローパイプ39の先端側の被掛止リング39aが箱型フィルタ装置30bのパイプ部33の下端部に掛止される。従って、オーバフローパイプ39を完全に引き抜く場合には、箱型フィルタ装置30bはオーバフローパイプ39に掛止した状態で、オーバフローパイプ39と一体に取り外される。
【0047】
また、図7に示す箱型フィルタ装置30bとオーバフローパイプ39との掛止手段は、同図(a)に示すように、オーバフローパイプ39の頭部側に設けた被掛止アーム39bと、箱型フィルタ装置30bの天板37cの上面に設けた掛止枠37eにて構成されている。オーバフローパイプ39側の被掛止アーム39bは、箱型フィルタ装置30b側の掛止枠37e内に臨んでいる。
【0048】
当該箱型フィルタ装置30bおよびオーバフローパイプ39を装備した食器洗浄機において、洗浄水タンク23内に貯留する洗浄水を外部へ排水する際には、上記したと同様に、オーバフローパイプ39を排水管路33から引き抜いて排水管路33の絞り部33aを開放するが、オーバフローパイプ39を排水管路33から完全に引き抜く際には、図7(b)に示すように、オーバフローパイプ39側の被掛止アーム39bが箱型フィルタ装置30b側の掛止枠37eに掛止される。従って、オーバフローパイプ39を完全に引き抜く場合には、箱型フィルタ装置30bはオーバフローパイプ39に掛止した状態で、オーバフローパイプ39と一体に取り外される。
【0049】
従って、このような掛止手段を有するは箱型フィルタ装置30bおよびオーバフローパイプ39を使用した場合には、洗浄水の排水終了後、フィルタ装置30bをオーバフローパイプ39と一体に取り外すことができる。また、このような掛止手段を有するは箱型フィルタ装置30bと平型フィルタ装置30aを併用してオーバフローパイプ39を使用した場合には、洗浄水を排水する際、フィルタ装置30bをオーバフローパイプ39と一体に取り外すことができる。このため、箱型フィルタ装置30bの洗浄水タンク23に対する取付け、取外しを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】給水機構と排水機構の両機構を備えた従来の食器洗浄機の洗浄水タンクを概略的に示す構成図である。
【図2】本発明の一例に係る洗浄水の流出機構を装備した食器洗浄機の洗浄水タンクを概略的に示す構成図である。
【図3】同流出機構を構成するフィルタ装置の一例を示す平面図(a)、および同図のb−b線に沿う縦断面図(b)である。
【図4】同フィルタ装置の他の例を示す縦断面図(a)、および平面図(b)である。
【図5】同フィルタ装置のさらに他の例を示す縦断面図(a)、および平面図(b)である。
【図6】掛止手段の一例を備えたオーバフローパイプを備えたフィルタ装置の一部縦断側面図(a),(b)である。
【図7】掛止手段の他の一例を備えたオーバフローパイプを備えたフィルタ装置の一部縦断側面図(a),(b)である。
【符号の説明】
10a…洗浄水タンク、10b…給水機構、10c…排水機構、10d…洗浄室、11…底壁部、12…側壁部、13…給水管路、14…給水ポンプ、15…ポンプフィルタ、16…排水管路、17…排水バルブ、18…タンクフィルタ、21…機本体、22…隔壁部材、23…洗浄水タンク、23a…凹所、24…洗浄室、25a…洗浄ノズル、25b…支持柱、26…タンクフィルタ、30…流出機構、31…給水管路、32…給水ポンプ、33…排水管路、33a…絞り部、34…オーバフローパイプ、34a…先端部、34b…内孔、30a,30b,30c…フィルタ装置、35…フィルタ部、35a…枠体、35b…フィルタ材、36…パイプ部、36a…環状通路、37…フィルタ部、37a…枠体、37b…筒体、37c…天板、37d…取っ手、37e…掛止枠、38…パイプ部、39…オーバフローパイプ、39a…被掛止リング、39b…被掛止アーム。

Claims (5)

  1. 洗浄室の下方に位置して同洗浄室内の被洗浄物の洗浄に使用した洗浄水を貯留する洗浄水タンクにおける洗浄水の流出機構であり、当該流出機構は、前記洗浄水タンクの底部に開口して同洗浄水タンク内に貯留する洗浄水を前記洗浄室内に供給する給水管路と、前記洗浄水タンクの底部に開口して同洗浄水タンク内に貯留する洗浄水を外部へ排出する排水管路と、前記洗浄水タンクの底部に配設されて前記給水管路および前記排水管路の開口部を覆蓋するフィルタ装置と、前記排水管路に抜き差し可能に挿入されて同排水管路の開口部を閉鎖するオーバフローパイプを備えてなり、前記フィルタ装置は、前記給水管路および前記排水管路の開口部を覆蓋するフィルタ部と、同フィルタ部を貫通状態に立設されて前記オーバフローパイプが挿入されるパイプ部を備え、前記パイプ部は、前記オーバフローパイプが挿入されて前記排水管路の開口部が閉鎖された状態で、前記オーバフローパイプの外周間に前記洗浄水タンクにおける前記フィルタ部より下方または同フィルタ部が包囲する内部に開口して同オーバフローパイプの内孔に連通する環状の通路を形成していることを特徴とする洗浄水タンク内の洗浄水の流出機構。
  2. 請求項1に記載の洗浄水タンク内の洗浄水の流出機構において、前記フィルタ装置は、皿状の枠体の底部にフィルタ材を張設してなるフィルタ部と、同フィルタ部における前記枠体の底部に固着されて前記フィルタ材を貫通した状態で起立し前記オーバフローパイプが挿通されるパイプ部を備えた平型フィルタ装置であることを特徴とする洗浄水タンク内の洗浄水の流出機構。
  3. 請求項1に記載の洗浄水タンク内の洗浄水の流出機構において、前記フィルタ装置は、天板の外周縁から下方に延びる筒状のフィルタ材からなるフィルタ部と、前記天板に貫通状態で固着されて起立し前記オーバフローパイプが挿通されるパイプ部を備えた箱型フィルタ装置であることを特徴とする洗浄水タンク内の洗浄水の流出機構。
  4. 請求項1に記載の洗浄水タンク内の洗浄水の流出機構において、前記フィルタ装置は、皿状の枠体の底部にフィルタ材を張設してなるフィルタ部と、同フィルタ部における前記枠体の底部に固着されて前記フィルタ材を貫通した状態で起立し前記オーバフローパイプが挿通されるパイプ部を備えた平型フィルタ装置と、天板の外周縁から下方に延びる筒状のフィルタ材からなるフィルタ部と、前記天板に貫通状態で固着されて起立し前記平型フィルタ装置における前記パイプ部が挿入されるパイプ部を備えた箱型フィルタ装置を組合わせてなる二重形式のフィルタ装置であって、前記箱型フィルタ装置は、同箱型フィルタ装置の前記パイプ部に前記平型フィルタ装置の前記パイプ部を挿入した状態で同平型フィルタ装置に載置されて組合わされていることを特徴とする洗浄水タンク内の洗浄水の流出機構。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の洗浄水タンク内の洗浄水の流出機構において、前記オーバフローパイプは、前記排水管路の開口部を開放すべく同排水管路から抜き出す際に、前記フィルタ装置に掛止される掛止部を備えていることを特徴とする洗浄水タンク内の洗浄水の流出機構。
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