JP3065423U - 組み付け容易な腕時計 - Google Patents

組み付け容易な腕時計

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JP3065423U
JP3065423U JP1999004891U JP489199U JP3065423U JP 3065423 U JP3065423 U JP 3065423U JP 1999004891 U JP1999004891 U JP 1999004891U JP 489199 U JP489199 U JP 489199U JP 3065423 U JP3065423 U JP 3065423U
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Inventor
修一 灰田
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株式会社 トキマ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、組み付けを容易に行うことができ
ると共に容易に時計本体や時計バンドを変えることがで
きる組み付け容易な腕時計を提供するものである。 【解決手段】 組み付け容易な腕時計１０の時計本体１
２の表面側は嵌入突起部１８が形成されている。この嵌
入突起部１８は時計バンド１６の取付貫通孔２０に挿入
されるようになっている。また、時計本体１２の裏面側
には取付貫通孔２０に挿入することができない押付部２
２が形成されている。取付枠体１４は時計バンド１６の
表面１６Ｂに当接状態で配設されるようになっている。
この取付枠体１４は押付部２２と同様に平面視矩形状に
形成され、取付枠体１４には時計本体１２の嵌入突起部
１８が嵌入できる嵌入貫通口２４が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は組み付けが容易で、しかも時計本体や時計バンドの交換が容易な組み 付け容易な腕時計に関する。
【０００２】
【従来の技術】
腕時計は時計本体と、この時計本体に取り付けられる時計バンドから構成され ている。 従って、腕時計の時計本体に時計バンドを取り付ける場合は時計本体の時計バ ンド取付部を形成すると共に時計バンドの一端部に筒状部を形成して連結ピンを 介して取り付けている。 従って、腕時計の組み付け工程が多くなり組み付けが煩雑になるという不具合 がある。 また、長期間使用して時計本体や時計バンドのデザインやカラーに飽きても上 述したように従来の腕時計においては時計本体に時計バンドを取り付けるのが煩 雑であるため、時計本体や時計バンドを容易に変えることができないという不具 合がある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事実に鑑みなされたものであり組み付けが容易に行うことができ ると共に容易に時計本体や時計バンドを変えることができる組み付け容易な腕時 計を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
請求項１の考案は、時計本体と、この時計本体の表面側に突設されて時計バン ドに貫通された取付貫通孔に挿入される嵌入突起部と、前記時計本体の裏面側に 形成されて時計バンドの裏面に当接される押付部と、前記時計バンドの表面側に 位置されて前記時計本体の嵌入突起部が嵌入されると共に前記当接部と共に前記 時計バンドを挟み付ける取付枠体と、を有してなることを特徴としている。 請求項２の考案は、時計本体と、この時計本体の表面側に突設されて時計バン ドに貫通された取付貫通孔に挿入される嵌入突起部と、前記時計本体の裏面側に 形成されて時計バンドの裏面に当接される押付部と、前記時計バンドの表面側に 位置されて前記時計本体の嵌入突起部が嵌入されると共に前記当接部と共に前記 時計バンドを挟み付ける取付枠体と、前記押付部の両端部に枢支されるピンと、 前記時計バンドの裏面に設けられて前記ピンが挿入されるピン挿入筒体と、を有 してなることを特徴としている。
【０００５】
【考案の実施の形態】
図１及び図２には本考案に係る組み付け容易な腕時計の第１実施例が示されて いる。 図１及び図２に示されるように、本考案の組み付け容易な腕時計１０は時計本 体１２と取付枠体１４と時計バンド１６とから構成されている。この時計本体１ ２の内部には図示されないムーブメントが内蔵され時を刻むようになっている。 図１に示されるように、前記時計本体１２の表面側は平面視円形状の嵌入突起 部１８が形成されている。この嵌入突起部１８は前記時計バンド１６の長手方向 中間部に形成された取付貫通孔２０に挿入されるようになっている。また、前記 時計本体１２の裏面側には前記取付貫通孔２０に挿入することができない平面視 矩形状の押付部２２が形成されている。この押付部２２は前記時計バンド１６の 裏面１６Ａに当接するようになっている。 また、前記取付枠体１４は時計バンド１６の表面１６Ｂに当接状態で配設され るようになっている。この取付枠体１４は前記押付部２２と同様に平面視矩形状 に形成され、取付枠体１４の中央部には前記時計本体１２の嵌入突起部１８が嵌 入できる嵌入貫通口２４が形成されている。 前記時計バンド１６の一端部にはバックル２６が取り付けられ、他端部にはバ ックル用ピン孔２８が複数貫通形成されている。
【０００６】 本考案の組み付け容易な腕時計１０を製造する場合は図１に示されるように時 計バンド１６の裏面１６Ａ側に時計本体１２を配設し、時計本体１２の嵌入突起 部１８を前記時計バンド１６の取付貫通孔２０に挿入すると共に時計バンド１６ の表面１６Ｂ側に配設した取付枠体１４の嵌入貫通口２４に嵌入させる。 これにより、時計本体１２と取付枠体１４は嵌合して一体となり、しかも時計 本体１２の押付部２２と取付枠体１４は前記時計バンド１６を挟み付けるので、 時計本体１２と取付枠体１４と時計バンド１６とは一体となり組み付け容易な腕 時計１０は完成する。 従って、本考案の組み付け容易な腕時計１０は時計バンド１６を時計本体１２ と取付枠体１４との間に配設して時計本体１２の嵌入突起部１８を前記時計バン ド１６の取付貫通孔２０に挿入すると共に取付枠体１４の嵌入貫通口２４に嵌入 させるだけの簡単な作業で組み付けることができるので容易に製造することがで きる。
【０００７】 また、時計本体１２と取付枠体１４を互いに離間方向に強く引っ張れば嵌入し ていた時計本体１２の嵌入突起部１８が嵌入貫通口２４から抜けるので、時計本 体１２と取付枠体１４と時計バンド１６を分離することができる。 従って、組み付け容易な腕時計１０の時計本体１２や時計バンド１６のデザイ ンや色彩に飽きた場合は時計本体１２や時計バンド１６を自由に変えることがで きるという利点を有する。
【０００８】 図３乃至図５には本考案の本考案に係る組み付け容易な腕時計の第２実施例が 示されている。なお、第１実施例と同一の構成は同一の符号を用いてその説明を 省略する。 図３及び図４に示されるように、本考案の組み付け容易な腕時計３０も時計本 体１２、取付枠体１４、時計バンド１６とから構成され、時計バンド１６を時計 本体１２と取付枠体１４とで挟み付ける腕時計３０である。 図５に示されるように、前記時計本体１２の押付部２２の両端部には支持ピン 係止片３２，３２が対向して突設されている。これら支持ピン係止片３２の内側 面３２Ａにはピン挿入孔３４が形成され、支持ピン係止片３２間に配設されるバ ネピン３６の両端部３６Ａが挿入されるようになっている。 また、図４に示されるように前記時計バンド１６の裏面１６Ａにはピン挿入筒 体３８が一体形成されている。このピン挿入筒体３８には前記バネピン３６が挿 入されるようになっている。 本考案の腕時計３０を製造する場合は時計バンド１６の裏面側に時計本体１２ を配設し、時計本体１２の嵌入突起部１８を前記時計バンド１６の長手方向中間 部に形成された取付貫通孔２０に挿入すると共に時計バンド１６の表面側に配設 した取付枠体１４の嵌入貫通口２４に嵌入させる。 最後に、バネピン３６を前記時計バンド１６の裏面に形成されたピン挿入筒体 ３８に挿入し、バネピン３６の端部３６Ａを支持ピン係止片３２の内側面３２Ａ に形成されたピン挿入孔３４に挿入する。 従って、この組み付け容易な腕時計３０においては時計本体１２はバネピン３ ６によっても、時計バンド１６に固定されるのでより確実にが形成され、時計本 体１２は時計バンド１６に取り付けられる。 なお、他の構成及び作用は第１実施例の組み付け容易な腕時計１０と同一であ るのでその説明は省略する。
【０００９】 なお、前記実施例で組み付け容易な腕時計１０，３０の時計本体１２、取付枠 体１４、時計バンド１６の形状を図示したが、時計本体１２、取付枠体１４、時 計バンド１６の形状は前記実施例に示した形状に限定されるものではなく、例え ば図６に示されるような形状でもよいことは勿論である。
【００１０】
【考案の効果】
本考案の組み付け容易な腕時計は、時計の組み付けを容易に行うことができる と共に時計本体や時計バンドを容易に変えることができるという優れた効果を有 する。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施例の組み付け容易な腕時計の分解斜視
図である。
【図２】第１実施例の組み付け容易な腕時計の正面図で
ある。
【図３】第２実施例の組み付け容易な腕時計の正面図で
ある。
【図４】第２実施例の組み付け容易な腕時計の背面図で
ある。
【図５】第２実施例の組み付け容易な腕時計の時計本体
の拡大背面図である。
【図６】他の実施例の組み付け容易な腕時計の正面図で
ある。
【符号の説明】
１０ 組み付け容易な腕時計 １２ 時計本体 １４ 取付枠体 １６ 時計バンド １８ 挿入突起部 ２０ 取付貫通孔 ２２ 押付部 ２４ 嵌入貫通孔 ３０ 組み付け容易な腕時計 ３２ 支持ピン係止片 ３６ バネピン ３８ ピン挿入筒体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 時計本体と、この時計本体の表面側に突
    設されて時計バンドに貫通された取付貫通孔に挿入され
    る嵌入突起部と、前記時計本体の裏面側に形成されて時
    計バンドの裏面に当接される押付部と、前記時計バンド
    の表面側に位置されて前記時計本体の嵌入突起部が嵌入
    されると共に前記当接部と共に前記時計バンドを挟み付
    ける取付枠体と、を有してなることを特徴とする組み付
    け容易な腕時計。
  2. 【請求項２】 時計本体と、この時計本体の表面側に突
    設されて時計バンドに貫通された取付貫通孔に挿入され
    る嵌入突起部と、前記時計本体の裏面側に形成されて時
    計バンドの裏面に当接される押付部と、前記時計バンド
    の表面側に位置されて前記時計本体の嵌入突起部が嵌入
    されると共に前記当接部と共に前記時計バンドを挟み付
    ける取付枠体と、前記押付部の両端部に枢支されるピン
    と、前記時計バンドの裏面に設けられて前記ピンが挿入
    されるピン挿入筒体と、を有してなることを特徴とする
    組み付け容易な腕時計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016501564A (ja) * 2012-10-29 2016-01-21 マイクロソフト テクノロジー ライセンシング，エルエルシー ウェアラブル・パーソナル情報システム
JP2016515844A (ja) * 2013-03-08 2016-06-02 トムトム インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップ フィットネスウォッチケース

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US10154814B2 (en) 2012-10-29 2018-12-18 Microsoft Technology Licensing, Llc Wearable personal information system
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