JP3064364B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP3064364B2
JP3064364B2 JP2243184A JP24318490A JP3064364B2 JP 3064364 B2 JP3064364 B2 JP 3064364B2 JP 2243184 A JP2243184 A JP 2243184A JP 24318490 A JP24318490 A JP 24318490A JP 3064364 B2 JP3064364 B2 JP 3064364B2
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清伸 日野岡
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体集積回路に関し、特に保護回路素子
を有する半導体集積回路に関する。
〔従来の技術〕
近年、相補型MOSトランジスタを有する半導体集積回
路においては、第4図に示すように入力保護回路とし
て、常時オフ型のPチャネルMOSトランジスタとNチャ
ネルMOSトランジスタを高電位電源と低電位電源間に直
列接続したドレインに内部回路を接続した保護回路を用
いている。
また、最近ではゲート電極及びソース・ドレイン領域
の表面に金属シリサイド層を用いることにより多結晶シ
リコン層の抵抗を下げて高速化を図ろうとする製品があ
る。特にゲートアレイ等の製品では、ソース・ドレイン
領域上に形成されるコンタクト孔の数が、制限されるた
めにソース・ドレイン領域の拡散層抵抗によって回路ス
ピードが制約される場合が多くソース・ドレイン領域の
表面にシリサイド層を設けて抵抗を下げる必要がある。
さらに、ソース・ドレイン領域の表面に設けたシリサ
イド層を介して不純物イオンをイオン注入し、ソース・
ドレイン領域を形成することで、ショートチャネル化に
必要な非常に浅い拡散層を形成できる利点がある。従っ
てゲートアレイ等においては、ソース・ドレインのシリ
サイド化技術は必須の技術となって来ている。
このような製品に対しても前記のごとき入力保護回路
が用いられているが、入力保護回路のMOSトランジスタ
を構成するソース・ドレイン領域の拡散層が浅いと静電
破壊に対しての強度が十分でなくフォトリソグラフィ工
程を追加して入出力保護部のトランジスタのソース・ド
レイン領域にはシリサイド層を設けず、比較的深い拡散
層を設けて静電破壊に対する強度を持たせている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来の半導体集積回路は、入出力保護部のMOSト
ランジスタのソース・ドレイン領域以外のMOSトランジ
スタにシリサイド層を設けるためのリソグラフィ工程を
必要とし、工程数が増加するという問題点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体集積回路は、一導電型半導体基板上に
設けた逆導電型ウェルに設けて内部回路と電源間に接続
し且つゲート電極を電源に接続したゲート電極及びソー
ス・ドレイン領域にシリサイド層を有する第1のMOSト
ランジスタと、前記ウェル以外の領域に設けて前記第1
のMOSトランジスタとGND間に接続し且つゲート電極をGN
Dに接続したゲート電極及びソース・ドレイン領域にシ
リサイド層を有する第2のMOSトランジスタと、前記半
導体基板上に設けた逆導電型ウェルを抵抗層として前記
第1及び第2のMOSトランジスタの接続点と入出力信号
端子間に接続して構成され、更に具体的には、抵抗層と
して用いる逆導電型ウェルには、コンタクト用の拡散層
として表面にシリサイド層を有する逆導電型の高濃度拡
散層が設けられている、という構成をなす。
〔実施例〕
本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a),(b)は本発明の第1の実施例を示す
平面図及びA−A′線断面図、第2図は本発明の第1の
実施例を説明するための回路図である。
第1図(a),(b)及び第2図に示すように、P型
シリコン基板1の一主面にN型のウェル2を選択的に設
け、N型ウェル2の表面に選択的にN型不純物を導入し
て設けたN+型拡散層4及びN+型拡散層の表面に設けたシ
リサイド層8からなるコンクト領域を形成してN型ウェ
ル2を抵抗層とし、層間絶縁膜5に設けたコンタクト孔
を介してコンタクト領域に接続した配線6,7により電源V
DDとGND間に直列接続したPチャネルトランジスタQ1
NチャネルトランジスタQ2のドレインと入出力信号用の
ボンディングパッドとの間に抵抗Rとして接続する。
ここで、シリサイド層8を設けたN+型拡散層4は、静
電破壊に対して弱いが仮にこのN+型拡散層4が破壊され
たとしてもN型ウェル2で覆われているため不良にはな
らない、又、トランジスタQ1,Q2に対する保護素子とし
ても働くため従来例のようにトランジスタQ1,Q2が破壊
される可能性は低くなる。従って、トランジスタQ1,Q2
にのみシリサイド層を設けないようにするためのフォト
リソグラフィ工程の増加も必要がなくなる。
第3図(a),(b)は本発明の第2の実施例を示す
平面図及びB−B′線断面図である。
第3図(a),(b)に示すように、N型ウェル2の
表面とP型シリコン基板1の表面が接するPN接合の端部
にN型ウェル2の周囲を取囲むように、P+型拡散層9及
びシリサイド層8を設けた以外は第1の実施例と同様の
構成を有している。
ここで、負電圧のサージに対しては、トランジスタ
Q1,Q2への印加電圧はN型ウェル2の順方向電圧(1V以
下)でクランプされるが、正電圧のサージに対しては、
N型ウェル2の逆方向ブレークダウン電圧でクランプさ
れることになる。N型ウェル2とP型シリコン基板1で
決まるN型ウェル2の耐圧は80V程度であり保護効果が
十分ではない。P+型拡散層9を配置すれば逆方向ブレー
クダウン電圧は、N型ウェル2とP+型拡散層9で決定さ
れるために15V程度まで低下させることができ保護能力
がさらに高まる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、一導電型半導体基板に
設けた逆導電型ウェルを抵抗層として第1及び第2のMO
Sトランジスタの接続点と入出力信号端子との間に接続
することにより第1及び第2のMOSトランジスタにシリ
サイド層を設けることができ、フォトリソグラフィ工程
を簡略化できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本発明の第1の実施例を示す平
面図及びA−A′線断面図、第2図は本発明の第1の実
施例を説明するための回路図、第3図(a),(b)は
本発明の第2の実施例を示す平面図及びB−B′線断面
図、第4図は、従来の半導体集積回路を説明するための
回路図である。 1……P型シリコン基板、2……N型ウェル、3,4……N
+型拡散層、5……層間絶縁膜、6,7……配線、8……シ
リサイド層、9……P+型拡散層、Q1……Pチャネルトラ
ンジスタ、Q2……Nチャネルトランジスタ、R……抵
抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/06 H01L 21/822 H01L 21/8234 H01L 27/04 H01L 27/088

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一導電型半導体基板上に設けた逆導電型ウ
    ェルに設けて内部回路と電源間に接続し、且つ、ゲート
    電極を電源に接続したゲート電極及びソース・ドレイン
    領域にシリサイド層を有する第1のMOSトランジスタ
    と、前記ウェル以外の領域に設けて前記第1のMOSトラ
    ンジスタとGND間に接続し、且つ、ゲート電極をGNDに接
    続したゲート電極及びソース・ドレイン領域にシリサイ
    ド層を有する第2のMOSトランジスタと、前記半導体基
    板上に設けた逆導電型ウェルを抵抗層として前記第1及
    び第2のMOSトランジスタの接続点と入出力信号端子間
    に接続したことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】抵抗層として用いる逆導電型ウェルと半導
    体基板とのPN接合の端部の上に一導電型の高濃度拡散層
    を前記ウェルの周囲を取囲んで設けた請求項1記載の半
    導体集積回路。
  3. 【請求項3】抵抗層として用いる逆導電型ウェルには、
    コンタクト用の拡散層として表面にシリサイド層を有す
    る逆導電型の高濃度拡散層が設けられている請求項1又
    は2記載の半導体集積回路。
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