JP3063339B2 - 移動方向検出装置 - Google Patents
移動方向検出装置Info
- Publication number
- JP3063339B2 JP3063339B2 JP3342659A JP34265991A JP3063339B2 JP 3063339 B2 JP3063339 B2 JP 3063339B2 JP 3342659 A JP3342659 A JP 3342659A JP 34265991 A JP34265991 A JP 34265991A JP 3063339 B2 JP3063339 B2 JP 3063339B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- moving direction
- output
- input
- edge detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光学式情報記録ディスク
再生装置の移動方向検出装置に関するものである。
再生装置の移動方向検出装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】以下に、従来の移動方向検出装置につい
て説明する。
て説明する。
【０００３】図４はこの従来の移動方向検出装置の回路
図を示すものである。図４において、４１及び４２は入
力信号の正負両方向の変化を検出してパルスを発生する
エッジ検出器、４３及び４４及び４５はクロック入力の
立ち上がりエッジでＤ入力のデータをＱ出力にラッチす
るＤフリップフロップ（以下ＦＦと記す）である。
図を示すものである。図４において、４１及び４２は入
力信号の正負両方向の変化を検出してパルスを発生する
エッジ検出器、４３及び４４及び４５はクロック入力の
立ち上がりエッジでＤ入力のデータをＱ出力にラッチす
るＤフリップフロップ（以下ＦＦと記す）である。
【０００４】読み取りビームがトラックのディスク内周
側で正、外周側で負となるトラッキングエラー信号を基
準レベルで打ち抜いて作られたＣＲＯＳＳ信号Ａは、エ
ッジ検出器４１とＦＦ４３のＤ入力に入力され、読み取
りビームがトラック上から外れた事を示して”Ｈレベ
ル”となるＯＦＴＲ信号Ｂはエッジ検出器４２とＦＦ４
４のＤ入力に入力されている。エッジ検出器４１はＣＲ
ＯＳＳ信号の論理値の変化が発生するとパルスＣを出力
し、それはＦＦ４４のクロック入力に入力される。同様
に、エッジ検出器４２の出力ＤはＦＦ４３のクロック入
力に入力されている。ＦＦ４３のＱ出力ＥはＦＦ４５の
Ｄ入力へ、ＦＦ４４のＱ出力ＦはＦＦ４５のクロック入
力へ入力され、ＦＦ４５のＱ出力Ｇが移動方向検出結果
となっている。
側で正、外周側で負となるトラッキングエラー信号を基
準レベルで打ち抜いて作られたＣＲＯＳＳ信号Ａは、エ
ッジ検出器４１とＦＦ４３のＤ入力に入力され、読み取
りビームがトラック上から外れた事を示して”Ｈレベ
ル”となるＯＦＴＲ信号Ｂはエッジ検出器４２とＦＦ４
４のＤ入力に入力されている。エッジ検出器４１はＣＲ
ＯＳＳ信号の論理値の変化が発生するとパルスＣを出力
し、それはＦＦ４４のクロック入力に入力される。同様
に、エッジ検出器４２の出力ＤはＦＦ４３のクロック入
力に入力されている。ＦＦ４３のＱ出力ＥはＦＦ４５の
Ｄ入力へ、ＦＦ４４のＱ出力ＦはＦＦ４５のクロック入
力へ入力され、ＦＦ４５のＱ出力Ｇが移動方向検出結果
となっている。
【０００５】以上のように構成された移動方向検出装置
について、以下その動作について説明する。
について、以下その動作について説明する。
【０００６】図５は従来例の動作を示すタイミングチャ
ートであり、読み取りビームがディスクの内周側から外
周方向に移動して来て、第ｎトラックの直前で反転して
内周方向へ移動した場合の、ＡからＧの各信号の変化を
表している。但し、図中の”ｎ−２”、”ｎ−１”の記
憶されている位置が、第（ｎ−２）トラックと第（ｎ−
１）トラックの中央を示す。
ートであり、読み取りビームがディスクの内周側から外
周方向に移動して来て、第ｎトラックの直前で反転して
内周方向へ移動した場合の、ＡからＧの各信号の変化を
表している。但し、図中の”ｎ−２”、”ｎ−１”の記
憶されている位置が、第（ｎ−２）トラックと第（ｎ−
１）トラックの中央を示す。
【０００７】ＦＦ４３はＯＦＴＲ信号Ｂが変化する瞬間
のＣＲＯＳＳ信号Ａをサンプリングし、ＦＦ４４はＣＲ
ＯＳＳ信号Ａが変化する瞬間のＯＦＴＲ信号Ｂをサンプ
リングしている。その結果ＦＦ４３のＱ出力Ｅは、読み
取りビームが外周方向に移動している場合にはＯＦＴＲ
信号Ｂの反転信号、内周方向に移動している場合にはＯ
ＦＴＲ信号Ｂに一致する信号となる。同様に、ＦＦ４４
のＱ出力Ｆは、外周方向ではＣＲＯＳＳ信号Ａに一致す
る信号、内周方向ではＣＲＯＳＳ信号Ａの反転信号とな
る。
のＣＲＯＳＳ信号Ａをサンプリングし、ＦＦ４４はＣＲ
ＯＳＳ信号Ａが変化する瞬間のＯＦＴＲ信号Ｂをサンプ
リングしている。その結果ＦＦ４３のＱ出力Ｅは、読み
取りビームが外周方向に移動している場合にはＯＦＴＲ
信号Ｂの反転信号、内周方向に移動している場合にはＯ
ＦＴＲ信号Ｂに一致する信号となる。同様に、ＦＦ４４
のＱ出力Ｆは、外周方向ではＣＲＯＳＳ信号Ａに一致す
る信号、内周方向ではＣＲＯＳＳ信号Ａの反転信号とな
る。
【０００８】ＦＦ４５において、ＦＦ４３のＱ出力Ｅを
ＦＦ４４のＱ出力Ｆでサンプリングする事により、方向
検出結果Ｇを得る。
ＦＦ４４のＱ出力Ｆでサンプリングする事により、方向
検出結果Ｇを得る。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、実際に移動方向が変化してからトラック
を１本通過した後のトラック中点に達しなければ、移動
方向検出結果が正しい値にならない、そして回路構成が
複雑であるという問題点を有していた。
来の構成では、実際に移動方向が変化してからトラック
を１本通過した後のトラック中点に達しなければ、移動
方向検出結果が正しい値にならない、そして回路構成が
複雑であるという問題点を有していた。
【００１０】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、移動方向検出結果が正しい値になるタイミングがよ
り早く、さらに回路構成もより簡単な移動方向検出装置
を提供することを目的とする。
で、移動方向検出結果が正しい値になるタイミングがよ
り早く、さらに回路構成もより簡単な移動方向検出装置
を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の移動方向検出装置は、トラッキングエラー信
号の正負判別結果である、ＣＲＯＳＳ信号の正負両方向
の変化に対してパルスを発生するエッジ検出器と、読み
取りビームがトラック上にあるかトラック間にあるかを
示すＯＦＴＲ信号を、エッジ検出器の出力パルスによっ
てサンプリングする第１のサンプリング部と、その出力
の反転信号とＯＦＴＲ信号との論理積をとった信号の立
ち上がりエッジでＣＲＯＳＳ信号をサンプリングして移
動方向検出信号として出力する第２のサンプリング部と
によって構成されている。
に本発明の移動方向検出装置は、トラッキングエラー信
号の正負判別結果である、ＣＲＯＳＳ信号の正負両方向
の変化に対してパルスを発生するエッジ検出器と、読み
取りビームがトラック上にあるかトラック間にあるかを
示すＯＦＴＲ信号を、エッジ検出器の出力パルスによっ
てサンプリングする第１のサンプリング部と、その出力
の反転信号とＯＦＴＲ信号との論理積をとった信号の立
ち上がりエッジでＣＲＯＳＳ信号をサンプリングして移
動方向検出信号として出力する第２のサンプリング部と
によって構成されている。
【００１２】
【作用】本発明は上記した構成により、方向検出結果を
決定する信号のタイミングをより早くして、移動方向検
出結果が正しい値になるタイミングをより早くし、同時
にエッジ検出器と、フリップフロップを各１つずつ削減
して、より簡単な回路構成を実現するものである。
決定する信号のタイミングをより早くして、移動方向検
出結果が正しい値になるタイミングをより早くし、同時
にエッジ検出器と、フリップフロップを各１つずつ削減
して、より簡単な回路構成を実現するものである。
【００１３】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１４】図１は本発明の実施例における移動方向検
出装置の回路図を示すものである。図１において、１は
エッジ検出器、２及び４はフリップフロップ、３はＡＮ
Ｄゲートである。
出装置の回路図を示すものである。図１において、１は
エッジ検出器、２及び４はフリップフロップ、３はＡＮ
Ｄゲートである。
【００１５】エッジ検出器１にはＣＲＯＳＳ信号Ａが入
力され、その出力ＣはＦＦ２のクロック入力に入力され
ている。ＯＦＴＲ信号ＢはＦＦ２のＤ入力に入力されて
いる。ＡＮＤゲート３の２つの入力には、ＦＦ２のＱ出
力の反転出力ＤとＯＦＴＲ信号Ｂが入力されている。Ａ
ＮＤゲート３の出力ＥはＦＦ４のクロック入力に入力さ
れ、ＦＦ４のＤ入力にはＣＲＯＳＳ信号Ａが入力されて
いる。
力され、その出力ＣはＦＦ２のクロック入力に入力され
ている。ＯＦＴＲ信号ＢはＦＦ２のＤ入力に入力されて
いる。ＡＮＤゲート３の２つの入力には、ＦＦ２のＱ出
力の反転出力ＤとＯＦＴＲ信号Ｂが入力されている。Ａ
ＮＤゲート３の出力ＥはＦＦ４のクロック入力に入力さ
れ、ＦＦ４のＤ入力にはＣＲＯＳＳ信号Ａが入力されて
いる。
【００１６】以上のように構成された本実施例の移動方
向検出装置について、以下その動作について説明する。
向検出装置について、以下その動作について説明する。
【００１７】図３は、従来例と同様に読み取りビームが
動作した場合の、本実施例における各信号のタイミング
チャートである。
動作した場合の、本実施例における各信号のタイミング
チャートである。
【００１８】エッジ検出器１はＣＲＯＳＳ信号Ａの論理
値の変化を検出してパルスを発生し、ＦＦ２はＯＦＴＲ
信号Ｂのその瞬間の値をサンプリングする事により、信
号Ｄは読み取りビームが外周方向に移動している場合に
はＣＲＯＳＳ信号Ａの反転、内周方向に移動している場
合にはＣＲＯＳＳ信号Ａと同じ信号となる。信号ＤとＯ
ＦＴＲ信号ＢとのＡＮＤを取る事により、ＯＦＴＲ信号
Ｂと同じタイミングで、外周方向の場合にはＣＲＯＳＳ
信号Ａの論理値０の部分、内周方向では論理値１の部分
で立ち上がる信号Ｅを得る事が出来る。信号Ｅによっ
て、ＦＦ２がＣＲＯＳＳ信号Ａをサンプリングする事に
より、移動方向検出信号Ｆを出力する。
値の変化を検出してパルスを発生し、ＦＦ２はＯＦＴＲ
信号Ｂのその瞬間の値をサンプリングする事により、信
号Ｄは読み取りビームが外周方向に移動している場合に
はＣＲＯＳＳ信号Ａの反転、内周方向に移動している場
合にはＣＲＯＳＳ信号Ａと同じ信号となる。信号ＤとＯ
ＦＴＲ信号ＢとのＡＮＤを取る事により、ＯＦＴＲ信号
Ｂと同じタイミングで、外周方向の場合にはＣＲＯＳＳ
信号Ａの論理値０の部分、内周方向では論理値１の部分
で立ち上がる信号Ｅを得る事が出来る。信号Ｅによっ
て、ＦＦ２がＣＲＯＳＳ信号Ａをサンプリングする事に
より、移動方向検出信号Ｆを出力する。
【００１９】以上のように本実施例によれば、ＣＲＯＳ
Ｓ信号の正負両方向の変化に対してパルスを発生するエ
ッジ検出器と、読み取りビームがトラック上にあるかト
ラック間にあるかを示すＯＦＴＲ信号を、エッジ検出器
の出力パルスによってサンプリングする第１のサンプリ
ング部と、その出力の反転信号とＯＦＴＲ信号との論理
積をとった信号の立ち上がりエッジでＣＲＯＳＳ信号を
サンプリングして移動方向検出信号として出力する第２
のサンプリング部とを設けることにより、従来例ではト
ラック中点に到達するまで出力されなかった方向検出信
号を、それよりも早いＯＦＴＲ信号Ｂの立ち上がりのタ
イミングで出力する事が出来る。
Ｓ信号の正負両方向の変化に対してパルスを発生するエ
ッジ検出器と、読み取りビームがトラック上にあるかト
ラック間にあるかを示すＯＦＴＲ信号を、エッジ検出器
の出力パルスによってサンプリングする第１のサンプリ
ング部と、その出力の反転信号とＯＦＴＲ信号との論理
積をとった信号の立ち上がりエッジでＣＲＯＳＳ信号を
サンプリングして移動方向検出信号として出力する第２
のサンプリング部とを設けることにより、従来例ではト
ラック中点に到達するまで出力されなかった方向検出信
号を、それよりも早いＯＦＴＲ信号Ｂの立ち上がりのタ
イミングで出力する事が出来る。
【００２０】又、従来例に比べ、回路構成を簡単化する
事が出来る。
事が出来る。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明は、トラッキングエ
ラー信号の正負判別結果である、ＣＲＯＳＳ信号の正負
両方向の変化に対してパルスを発生するエッジ検出器
と、読み取りビームがトラック上にあるかトラック間に
あるかを示すＯＦＴＲ信号を、エッジ検出器の出力パル
スによってサンプリングする第１のサンプリング部と、
その出力の反転信号とＯＦＴＲ信号との論理積をとった
信号の立ち上がりエッジでＣＲＯＳＳ信号をサンプリン
グして移動方向検出信号として出力する第２のサンプリ
ング部と、を設けることにより、移動方向検出結果が正
しい値になるタイミングをより早くし、より簡単な回路
構成で移動方向検出装置を得る事が出来る。
ラー信号の正負判別結果である、ＣＲＯＳＳ信号の正負
両方向の変化に対してパルスを発生するエッジ検出器
と、読み取りビームがトラック上にあるかトラック間に
あるかを示すＯＦＴＲ信号を、エッジ検出器の出力パル
スによってサンプリングする第１のサンプリング部と、
その出力の反転信号とＯＦＴＲ信号との論理積をとった
信号の立ち上がりエッジでＣＲＯＳＳ信号をサンプリン
グして移動方向検出信号として出力する第２のサンプリ
ング部と、を設けることにより、移動方向検出結果が正
しい値になるタイミングをより早くし、より簡単な回路
構成で移動方向検出装置を得る事が出来る。
【図１】本発明の一実施例における移動方法検出装置の
回路図
回路図
【図２】同実施例及び従来例の動作を説明するための、
読み取りビーム移動状態を示す模式図
読み取りビーム移動状態を示す模式図
【図３】同実施例の動作状態を示すタイミングチャート
【図４】従来例の回路図
【図５】従来例の動作状態を示すタイミングチャート
１ エッジ検出器 ２ フリップフロップ ３ ＡＮＤゲート ４ フリップフロップ
Claims (1)
- 【請求項１】トラッキングエラー信号の正負判別結果で
あるＣＲＯＳＳ信号の正負両方向の変化に対してパルス
を発生するエッジ検出器と、読み取りビームがトラック
上にあるかトラック間にあるかを示すＯＦＴＲ信号を上
記エッジ検出器の出力パルスによってサンプリングする
第１のサンプリング部と、その出力の反転信号とＯＦＴ
Ｒ信号との論理積をとった信号の立ち上がりエッジでＣ
ＲＯＳＳ信号をサンプリングして移動方向検出信号とし
て出力する第２のサンプリング部とを備えたことを特徴
とする移動方向検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3342659A JP3063339B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 移動方向検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3342659A JP3063339B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 移動方向検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05174391A JPH05174391A (ja) | 1993-07-13 |
| JP3063339B2 true JP3063339B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=18355491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3342659A Expired - Fee Related JP3063339B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 移動方向検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3063339B2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP3342659A patent/JP3063339B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05174391A (ja) | 1993-07-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR0176651B1 (ko) | 서보 어드레스 마크 자동검출 및 서보타이밍 보상회로 | |
| US4626933A (en) | Method and apparatus for qualifying data | |
| JPH1069741A (ja) | サーボ復調装置 | |
| JP3063339B2 (ja) | 移動方向検出装置 | |
| JPH0775107B2 (ja) | 磁気記録装置の信号再生回路 | |
| US4065796A (en) | Digital data decoder | |
| JPS6232546B2 (ja) | ||
| EP0409649B1 (en) | Information recording and reproducing device | |
| JP2730653B2 (ja) | シークサーボ用ヘッド位置・速度検出装置 | |
| JP2799706B2 (ja) | 位相比較回路 | |
| JP2588530B2 (ja) | 同期情報の記録検出装置 | |
| JP2798982B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
| JP2763079B2 (ja) | セクタマーク検出方法及び回路 | |
| JPH07169176A (ja) | 速度検出回路 | |
| JP2645020B2 (ja) | ディジタル信号再生装置 | |
| JPH04345971A (ja) | クロックマーク検出装置 | |
| KR880000573Y1 (ko) | 디스크형 기록매체의 랜덤서치시 트랙위치 제어장치 | |
| JP2633865B2 (ja) | トラッキング方法 | |
| JP2572383B2 (ja) | 磁気デイスク装置 | |
| JPH09306124A (ja) | 位置検出装置 | |
| JPS60124008A (ja) | 信号ピ−ク位置検出装置 | |
| JPH07254218A (ja) | パルス幅情報生成回路及びそれを用いたディスク再生装置 | |
| JPH01173368A (ja) | スライスレベル設定制御方式 | |
| JPH06223487A (ja) | 情報記録媒体とクロックマーク検出装置 | |
| JPS60101763A (ja) | 磁気デイスク記録装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |