JP3062673B2 - 外輪回転転がり軸受の密封装置 - Google Patents
外輪回転転がり軸受の密封装置Info
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- JP3062673B2 JP3062673B2 JP5290333A JP29033393A JP3062673B2 JP 3062673 B2 JP3062673 B2 JP 3062673B2 JP 5290333 A JP5290333 A JP 5290333A JP 29033393 A JP29033393 A JP 29033393A JP 3062673 B2 JP3062673 B2 JP 3062673B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、外輪回転転がり軸受の
密封装置に係り、特に内輪の外周面に周方向に連続して
設けられる周溝の内壁面に対して接触させられるシール
リップの改良に関する。
密封装置に係り、特に内輪の外周面に周方向に連続して
設けられる周溝の内壁面に対して接触させられるシール
リップの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は、自動車などのエンジンに用いら
れるアイドラー軸受を示しており、密封装置によって軸
受内部にグリースが封入されている。図中、１は固定輪
である内輪、２は回転輪である外輪、３はボール、４は
冠型保持器、５は密封装置、６はブラケットである。
れるアイドラー軸受を示しており、密封装置によって軸
受内部にグリースが封入されている。図中、１は固定輪
である内輪、２は回転輪である外輪、３はボール、４は
冠型保持器、５は密封装置、６はブラケットである。
【０００３】密封装置５は、外輪２の内周肩部２１に係
止されて内輪１側へ延ばされるシール本体部５１と、こ
のシール本体部５１の内周に設けられて内輪１の外周面
との間で密封部を形成する２つのシールリップ５２、５
３とを備えている。シール本体部５１は鋼板などの環状
芯金５４にゴムなどの弾性体５５を被着したものからな
り、シールリップ５２、５３は前述の弾性体５５と一体
に形成されるものである。前記２つのシールリップ５
２、５３は、シール本体部５１の内周に内径側へ二股に
延びるように設けられており、内輪１の外周面に周方向
に連続して設けられる周溝１１に臨まされている。この
周溝１１の一方の内壁面１２は、ほぼ垂直に立ち上がっ
ているが、他方の内壁面１３は、溝幅を径方向外向きに
広げるようにテーパ状に立ち上がっている。
止されて内輪１側へ延ばされるシール本体部５１と、こ
のシール本体部５１の内周に設けられて内輪１の外周面
との間で密封部を形成する２つのシールリップ５２、５
３とを備えている。シール本体部５１は鋼板などの環状
芯金５４にゴムなどの弾性体５５を被着したものからな
り、シールリップ５２、５３は前述の弾性体５５と一体
に形成されるものである。前記２つのシールリップ５
２、５３は、シール本体部５１の内周に内径側へ二股に
延びるように設けられており、内輪１の外周面に周方向
に連続して設けられる周溝１１に臨まされている。この
周溝１１の一方の内壁面１２は、ほぼ垂直に立ち上がっ
ているが、他方の内壁面１３は、溝幅を径方向外向きに
広げるようにテーパ状に立ち上がっている。
【０００４】そして、第１のシールリップ５２は、径方
向内向きにほぼ垂直に延ばされて内輪１の周溝１１のテ
ーパ状の内壁面１３に対して接触させられており、第２
のシールリップ５３は、径方向内向きに斜めに延ばされ
て内輪１の周溝１１の垂直な内壁面１２に対して非接触
に近接させられている。
向内向きにほぼ垂直に延ばされて内輪１の周溝１１のテ
ーパ状の内壁面１３に対して接触させられており、第２
のシールリップ５３は、径方向内向きに斜めに延ばされ
て内輪１の周溝１１の垂直な内壁面１２に対して非接触
に近接させられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来で
は、特に接触タイプの第１シールリップ５２についての
剛性を考慮していないために、製品によっては、軸受の
回転中に振動や衝撃を受けることによって、内・外輪
１、２の相対位置が変動して密封装置５のシールリップ
５２、５３と周溝１１との相対位置が変動するときに、
軸受内部に封入されてあるグリースが漏れやすくなる。
は、特に接触タイプの第１シールリップ５２についての
剛性を考慮していないために、製品によっては、軸受の
回転中に振動や衝撃を受けることによって、内・外輪
１、２の相対位置が変動して密封装置５のシールリップ
５２、５３と周溝１１との相対位置が変動するときに、
軸受内部に封入されてあるグリースが漏れやすくなる。
【０００６】例えば、第１シールリップ５２の剛性が高
い場合には、内・外輪１、２の相対運動に対して追従し
にくくて、第１シールリップ５２と周溝１１のテーパ状
の内壁面１３との接触状態（シールしめしろ）が変化し
やすくなる一方、剛性が低い場合には追従性はよくなる
ものの、グリースをせき止める機能が低下しやすくな
る。このような現象は、軸受を外輪回転で使用する場合
に顕著となる。
い場合には、内・外輪１、２の相対運動に対して追従し
にくくて、第１シールリップ５２と周溝１１のテーパ状
の内壁面１３との接触状態（シールしめしろ）が変化し
やすくなる一方、剛性が低い場合には追従性はよくなる
ものの、グリースをせき止める機能が低下しやすくな
る。このような現象は、軸受を外輪回転で使用する場合
に顕著となる。
【０００７】本発明は、このような事情に鑑み、振動や
衝撃を受けても軸受内部からのグリース漏れを阻止でき
るようにすることを課題としている。
衝撃を受けても軸受内部からのグリース漏れを阻止でき
るようにすることを課題としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、外輪の軌道側
周面の肩部に係止されて内輪側へ延ばされる芯金に弾 性
体を被着してなるシール本体部と、このシール本体部の
先端から径方向にほぼ垂直に延ばされかつ内輪の軌道側
周面に周方向に連続して設けられる周溝の内壁面に対し
て接触させられる弾性シールリップとを備える外輪回転
転がり軸受の密封装置において、前記シールリップの軸
方向厚みを０．２〜０．４ｍｍに設定するとともに、径
方向長さＡと軸方向厚みＢとの比が、４．５≦Ａ／Ｂ≦
７となるように設定されている構成である。
周面の肩部に係止されて内輪側へ延ばされる芯金に弾 性
体を被着してなるシール本体部と、このシール本体部の
先端から径方向にほぼ垂直に延ばされかつ内輪の軌道側
周面に周方向に連続して設けられる周溝の内壁面に対し
て接触させられる弾性シールリップとを備える外輪回転
転がり軸受の密封装置において、前記シールリップの軸
方向厚みを０．２〜０．４ｍｍに設定するとともに、径
方向長さＡと軸方向厚みＢとの比が、４．５≦Ａ／Ｂ≦
７となるように設定されている構成である。
【０００９】
【作用】本発明では、外輪回転形式の転がり軸受におい
て外輪にシール本体部を取り付け、内輪側に弾性シール
リップを接触させる形態を前提としているために、シー
ル本体部が外輪とともに回転されることによってシール
本体部そのものが振動や衝撃を受けやすくなることを考
慮し、密封装置のシールリップの剛性を適度とすること
により、外輪回転転がり軸受の内・外輪の相対運動に対
する追従性を高めるようにしている。これにより、外輪
回転転がり軸受が振動や衝撃を受けても内輪の周溝内壁
面に対するシールリップの接触状態（シールしめしろ）
があまり変化せずに安定することになる。
て外輪にシール本体部を取り付け、内輪側に弾性シール
リップを接触させる形態を前提としているために、シー
ル本体部が外輪とともに回転されることによってシール
本体部そのものが振動や衝撃を受けやすくなることを考
慮し、密封装置のシールリップの剛性を適度とすること
により、外輪回転転がり軸受の内・外輪の相対運動に対
する追従性を高めるようにしている。これにより、外輪
回転転がり軸受が振動や衝撃を受けても内輪の周溝内壁
面に対するシールリップの接触状態（シールしめしろ）
があまり変化せずに安定することになる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の詳細を図１および図２に示す
実施例に基づいて説明する。図１は密封装置の上半分の
縦断面図、図２は軸受のグリース漏れ実験の結果を示す
グラフである。図１において図３と同一符号は同じ部
品、部分を指している。図１において、１は外輪回転転
がり軸受の内輪、２は外輪回転転がり軸受の外輪、３は
外輪回転転がり軸受のボール、１１は内輪１の周溝、１
２は周溝１１の垂直な内壁面、１３は周溝１１のテーパ
状の内壁面、５は本発明にかかる密封装置である。
実施例に基づいて説明する。図１は密封装置の上半分の
縦断面図、図２は軸受のグリース漏れ実験の結果を示す
グラフである。図１において図３と同一符号は同じ部
品、部分を指している。図１において、１は外輪回転転
がり軸受の内輪、２は外輪回転転がり軸受の外輪、３は
外輪回転転がり軸受のボール、１１は内輪１の周溝、１
２は周溝１１の垂直な内壁面、１３は周溝１１のテーパ
状の内壁面、５は本発明にかかる密封装置である。
【００１１】密封装置５は、外輪２の内周肩部２１に係
止されて内輪１側へ延ばされるシール本体部５１と、こ
のシール本体部５１の内周に設けられて内輪１の外周面
との間で密封部を形成する２つのシールリップ５２、５
３とを備えている。シール本体部５１は鋼板などの環状
芯金５４にゴムなどの弾性体５５を被着したものからな
り、シールリップ５２、５３は前述の弾性体５５と一体
に形成されるものである。前記２つのシールリップ５
２、５３は、シール本体部５１の内周に内径側へ二股に
延びるように設けられており、内輪１の外周面に周方向
に連続して設けられる周溝１１に臨まされている。第１
のシールリップ５２は、径方向内向きにほぼ垂直に延ば
されて内輪１の周溝１１のテーパ状の内壁面１３に対し
て接触させられており、第２のシールリップ５３は、径
方向内向きに斜めに延ばされて内輪１の周溝１１の垂直
な内壁面１２に対して非接触に近接させられている。
止されて内輪１側へ延ばされるシール本体部５１と、こ
のシール本体部５１の内周に設けられて内輪１の外周面
との間で密封部を形成する２つのシールリップ５２、５
３とを備えている。シール本体部５１は鋼板などの環状
芯金５４にゴムなどの弾性体５５を被着したものからな
り、シールリップ５２、５３は前述の弾性体５５と一体
に形成されるものである。前記２つのシールリップ５
２、５３は、シール本体部５１の内周に内径側へ二股に
延びるように設けられており、内輪１の外周面に周方向
に連続して設けられる周溝１１に臨まされている。第１
のシールリップ５２は、径方向内向きにほぼ垂直に延ば
されて内輪１の周溝１１のテーパ状の内壁面１３に対し
て接触させられており、第２のシールリップ５３は、径
方向内向きに斜めに延ばされて内輪１の周溝１１の垂直
な内壁面１２に対して非接触に近接させられている。
【００１２】本発明の特徴は、第１シールリップ５２に
おいて径方向長さＡと軸方向厚みＢとの比が、４．５≦
Ａ／Ｂ≦７となるように設定されていることである。な
お、Ａ／Ｂの数値が小さくなればリップ剛性が増加し、
大きくなればリップ剛性が低下する。
おいて径方向長さＡと軸方向厚みＢとの比が、４．５≦
Ａ／Ｂ≦７となるように設定されていることである。な
お、Ａ／Ｂの数値が小さくなればリップ剛性が増加し、
大きくなればリップ剛性が低下する。
【００１３】前記数値は、密封装置５を装着した外輪回
転転がり軸受について回転させながら振動を与えたとき
に、軸受からのグリース漏れを調べる実験を行った結果
に基づいて、特定している。
転転がり軸受について回転させながら振動を与えたとき
に、軸受からのグリース漏れを調べる実験を行った結果
に基づいて、特定している。
【００１４】実験に用いた軸受は、型番ＪＩＳ６００７
であり、軸受の保持器４を強化ポリアミド樹脂、動定格
荷重Ｃを１２５０ｋｇ（旧ＪＩＳ）、静定格荷重Ｃ０を
９１５ｋｇ（旧ＪＩＳ）、グリースをウレア系グリース
としている。
であり、軸受の保持器４を強化ポリアミド樹脂、動定格
荷重Ｃを１２５０ｋｇ（旧ＪＩＳ）、静定格荷重Ｃ０を
９１５ｋｇ（旧ＪＩＳ）、グリースをウレア系グリース
としている。
【００１５】実験に用いた密封装置５では、弾性体５５
の素材をフッ素系ゴム、外径寸法Ｄをφ６２ｍｍ、外径
から第１シールリップ５２の先端までの径方向長さＣを
７．１ｍｍで一定とし、前述の第１シールリップ５２の
径方向長さＡと軸方向厚みＢとの比を種々に設定した複
数種類Ｎ１〜Ｎ１１の密封装置５を用いている。このう
ちＮ１〜Ｎ７は４．５≦Ａ／Ｂ≦７に含まれるが、Ｎ８
〜Ｎ１１は４．５≦Ａ／Ｂ≦７に含まれない。
の素材をフッ素系ゴム、外径寸法Ｄをφ６２ｍｍ、外径
から第１シールリップ５２の先端までの径方向長さＣを
７．１ｍｍで一定とし、前述の第１シールリップ５２の
径方向長さＡと軸方向厚みＢとの比を種々に設定した複
数種類Ｎ１〜Ｎ１１の密封装置５を用いている。このう
ちＮ１〜Ｎ７は４．５≦Ａ／Ｂ≦７に含まれるが、Ｎ８
〜Ｎ１１は４．５≦Ａ／Ｂ≦７に含まれない。
【００１６】実験の結果としては、図２に示すように、
Ｎ１〜Ｎ５がグリース漏れ無し、Ｎ６〜Ｎ１１がグリー
ス漏れ有りとなった。これらの結果から、第１シールリ
ップ５２の径方向長さＡと軸方向厚みＢとの比Ａ／Ｂの
下限値を４．５、上限値を７にそれぞれ特定した。但
し、４．５≦Ａ／Ｂ≦７に含まれるＮ６とＮ７でもグリ
ース漏れがあったことからすると、実験に用いた密封装
置５の例では、第１シールリップ５２の軸方向厚みＢが
０．２ｍｍ未満になるとリップ剛性が低下し過ぎること
になり、また、０．４ｍｍを越えるとリップ剛性が高く
なり過ぎることになる。このことから、実験に用いた密
封装置５の例に限ると、軸方向厚みＢについても０．２
〜０．４ｍｍの範囲内に設定するのがより好ましいと言
える。したがって、最も好ましくは、図２において太い
実線Ｘの範囲内に特定するように、径方向長さＡと軸方
向厚みＢとの比Ａ／Ｂに加えて軸方向厚みＢを設定する
のがよい。
Ｎ１〜Ｎ５がグリース漏れ無し、Ｎ６〜Ｎ１１がグリー
ス漏れ有りとなった。これらの結果から、第１シールリ
ップ５２の径方向長さＡと軸方向厚みＢとの比Ａ／Ｂの
下限値を４．５、上限値を７にそれぞれ特定した。但
し、４．５≦Ａ／Ｂ≦７に含まれるＮ６とＮ７でもグリ
ース漏れがあったことからすると、実験に用いた密封装
置５の例では、第１シールリップ５２の軸方向厚みＢが
０．２ｍｍ未満になるとリップ剛性が低下し過ぎること
になり、また、０．４ｍｍを越えるとリップ剛性が高く
なり過ぎることになる。このことから、実験に用いた密
封装置５の例に限ると、軸方向厚みＢについても０．２
〜０．４ｍｍの範囲内に設定するのがより好ましいと言
える。したがって、最も好ましくは、図２において太い
実線Ｘの範囲内に特定するように、径方向長さＡと軸方
向厚みＢとの比Ａ／Ｂに加えて軸方向厚みＢを設定する
のがよい。
【００１７】なお、実施例では、外輪２に密封装置５を
固定したが、内輪１に固定するようにしてもよく、実施
例構造に限定されるものではない。
固定したが、内輪１に固定するようにしてもよく、実施
例構造に限定されるものではない。
【００１８】
【発明の効果】本発明では、密封装置のシールリップの
軸方向厚みを特定するとともにシールリップの径方向長
さと軸方向厚みとの比を特定することにより、シールリ
ップの剛性を適度とし、外輪回転転がり軸受の内・外輪
の相対運動に対する追従性を高めるようにしているか
ら、外輪回転転がり軸受が振動や衝撃を受けても内輪周
溝内壁面に対するシールリップの接触状態（シールしめ
しろ）をほとんど変化させずに安定化することができ
て、軸受内部からのグリース漏れを阻止できるようにな
る。
軸方向厚みを特定するとともにシールリップの径方向長
さと軸方向厚みとの比を特定することにより、シールリ
ップの剛性を適度とし、外輪回転転がり軸受の内・外輪
の相対運動に対する追従性を高めるようにしているか
ら、外輪回転転がり軸受が振動や衝撃を受けても内輪周
溝内壁面に対するシールリップの接触状態（シールしめ
しろ）をほとんど変化させずに安定化することができ
て、軸受内部からのグリース漏れを阻止できるようにな
る。
【図１】本発明の密封装置の一実施例の上半分の縦断面
図。
図。
【図２】密封装置が装着された軸受のグリース漏れ実験
の結果を示すグラフ。
の結果を示すグラフ。
【図３】密封装置が装着された軸受の上半分の縦断面
図。
図。
１ 内輪 ２ 外輪 ５ 密封装置 １１ 内輪の周溝 １３ 周溝のテーパ状内壁面 ５１ 密封装置のシール本体部 ５２ 密封装置の第１シールリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16C 33/78
Claims (1)
- 【請求項１】 外輪の軌道側周面の肩部に係止されて内
輪側へ延ばされる芯金に弾性体を被着してなるシール本
体部と、このシール本体部の先端から径方向にほぼ垂直
に延ばされかつ内輪の軌道側周面に周方向に連続して設
けられる周溝の内壁面に対して接触させられる弾性シー
ルリップとを備える外輪回転転がり軸受の密封装置であ
って、 前記シールリップの軸方向厚みを０．２〜０．４ｍｍに
設定するとともに、径方向長さＡと軸方向厚みＢとの比
が、４．５≦Ａ／Ｂ≦７となるように設定されている、
ことを特徴とする外輪回転転がり軸受の密封装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5290333A JP3062673B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 外輪回転転がり軸受の密封装置 |
| US08/290,306 US5544963A (en) | 1993-11-19 | 1994-08-12 | Bearing seal assembly with specially dimensioned sealing lip |
| FR9412174A FR2712647B1 (fr) | 1993-11-19 | 1994-10-12 | Ensemble formant joint d'étanchéité et ensemble formant roulement équipé d'un tel joint d'étanchéité. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5290333A JP3062673B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 外輪回転転がり軸受の密封装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139553A JPH07139553A (ja) | 1995-05-30 |
| JP3062673B2 true JP3062673B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=17754711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5290333A Expired - Fee Related JP3062673B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 外輪回転転がり軸受の密封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3062673B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1698790A2 (en) | 2005-03-01 | 2006-09-06 | NTN Corporation | Sealed rolling bearing |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6719459B1 (en) | 1999-10-18 | 2004-04-13 | Nsk Ltd. | Ball bearing |
| JP2002122151A (ja) * | 2000-08-09 | 2002-04-26 | Nsk Ltd | 転がり軸受 |
| JP5493667B2 (ja) * | 2009-10-05 | 2014-05-14 | 日本精工株式会社 | シールリング付転がり軸受 |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP5290333A patent/JP3062673B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1698790A2 (en) | 2005-03-01 | 2006-09-06 | NTN Corporation | Sealed rolling bearing |
| EP2312176A1 (en) | 2005-03-01 | 2011-04-20 | NTN Corporation | Sealed rolling bearing |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07139553A (ja) | 1995-05-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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