JP3062640B2 - 遠隔操作式自動制御弁 - Google Patents

遠隔操作式自動制御弁

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JP3062640B2
JP3062640B2 JP4122666A JP12266692A JP3062640B2 JP 3062640 B2 JP3062640 B2 JP 3062640B2 JP 4122666 A JP4122666 A JP 4122666A JP 12266692 A JP12266692 A JP 12266692A JP 3062640 B2 JP3062640 B2 JP 3062640B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体配管に取り付けて
流体の圧力、温度、流量等を制御する弁に関し、特にプ
ロセス量の検出、目標値との比較、偏差に基づく判断・
指令等を信号的に処理して、弁体を操作する電動機等の
駆動部を制御する自動制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動制御弁は、例えば特開昭63
−20603号公報に示されている。これは、調節ねじ
を回転させて軸方向に移動させその移動により圧力設定
ばねの付勢状態を変更することにより弁の設定圧力を調
節するように構成され、調節ねじの位置と設定圧力との
関係に基づいて調節ねじの軸方向の移動を電動機によっ
て行うようにしたものである。この自動設定減圧弁を遠
隔操作する場合は、図3に示すような構成になる。即
ち、自動設定減圧弁は減圧弁70、調整部71、駆動部
72から成り、調整部71は上記の圧力設定ばねや調節
ねじ等が対応し、駆動部72には同じく調節ねじを移動
させる電動機や電動機の駆動を制御する制御部等が対応
する。また73は減圧弁70の二次側に接続された熱交
換器等の蒸気使用装置、74は蒸気使用装置73に供給
する流体の圧力を検出する圧力センサ、75は圧力セン
サ74から入力される圧力信号と76から入力される設
定圧力目標値とを比較し、駆動部72をして比例動作、
あるいは微分・積分動作せしめる調節計であり、自動設
定減圧弁や圧力センサ74の遠隔に配置される。77,
78は電気信号線である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
自動設定減圧弁と圧力センサとは近くに配置されるが、
調節計が自動設定減圧弁及び圧力センサの遠隔に配置さ
れる構成であるので、調節計と自動設定減圧弁及び圧力
センサを連結する電気信号線の配線コストがかさみ、ま
たノイズが混入し易い問題があった。従って、本発明の
技術的課題は、配線コストを低減すると共にノイズの混
入し難い遠隔操作式自動制御弁を得ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、自動制御弁の
近くにプロセス量を検出するセンサを配置し、センサか
らの信号が入力され設定目標値と比較し偏差に基づいて
自動制御弁の駆動部を制御する調節計を自動制御弁及び
センサの遠隔に配置したものにおいて、センサからの信
号の変換部を調節計から分離して自動制御弁の内部に設
け、自動制御弁の内部の変換部と自動制御弁の遠隔の調
節計とを電気信号線で連結した遠隔操作式自動制御弁に
ある。
【0005】
【作用】上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
自動制御弁の内部にセンサからの信号の変換部を設け、
変換部と調節計とを電気信号線で連結したので、センサ
から変換部までの電気信号線を短くでき、配線コストを
低減できると共にノイズが混入し難くなる。
【0006】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する(図1と図2参照)。図2に自動制御弁としての
自動設定減圧弁を示す。弁ケ―シングで入口1と出口
2、主弁口3を形成し、主弁口3は主弁ばね4で閉弁方
向に付勢された主弁体5で開閉する。ピストン9をシリ
ンダ―10内に摺動自在に配置し、ピストン9の下部ピ
ストン棒は前記主弁体5の上部突起部に当接する。ピス
トン9の下面には出口2側の流体圧力が作用し、上面に
は入口1側の流体圧力が一次圧通路11,12を通して
パイロット弁13で制御されて導入される。パイロット
弁13は閉弁方向にばねで付勢され、弁棒を介してダイ
ヤフラム14の下面に当り、その変位により開弁方向の
操作力を受ける。
【0007】ダイヤフラム14の上面にはダイヤフラム
押え15を介して圧力設定ばね16の下端が当接し、弾
性力が作用する。圧力設定ばね16の上端にはばね受け
部材17及びボ―ル18を介して調節ねじ19の下端が
当り、調節ねじ19の回転による進退で、圧力設定ばね
16の圧縮量を調節して、ダイヤフラム14に作用する
弾性力を調節できるようになっている。調節ねじ19
は、弁ケ―シングの一部を成すばね収容ケ―ス20に固
定した軸受部21にねじ結合している。ダイヤフラム1
4の下面は出口2に連通する二次側検出通路24を通し
てダイヤフラム室25に面する。
【0008】調節ねじ19が左右に回転すると、圧力設
定ばね16のダイヤフラム14を押し下げる弾性力が変
る。従って、ダイヤフラム14が下方に変位するとパイ
ロット弁13が押し下げられて開弁し、入口1の流体が
通路11,12を通ってピストン9の上方に導入され、
主弁体5がピストン9で押し下げられて主弁口3が開か
れ、入口1の流体が出口2に流れる。二次側の圧力が上
昇すると二次側検出通路24を通してダイヤフラム室2
5の圧力も上昇し、ダイヤフラム14が上方に変位す
る。その結果パイロット弁13が押し上げられて閉弁し
ピストン9の上方への供給流体が減少し主弁体5が主弁
ばね4で押し上げられ、主弁口3が塞がれる。以上を繰
り返して二次側の圧力を所望の値に保持する。
【0009】設定圧力を変更する時は調節ねじ19を回
転して圧力設定ばね16のダイヤフラム14への付勢力
を変更する。この調節ねじ19を回転せしめる機構を以
下に説明する。調節ねじ19の上部に電動機26の出力
軸27を嵌合する嵌合孔28を形成し、嵌合孔28の周
囲には2か所切欠部29を形成する。出力軸27にピン
30を貫通させて固定し、ピン30の両端を切欠部29
に嵌合して、出力軸27を嵌合孔28に嵌合する。電動
機26は出力軸27を有する減速機31と減速機31の
入力側に結合されたモ―タ32とから成り、収容ケ―ス
20に固定した取付台33に固定され、カバ―34で覆
われる。出力軸27の定位置に於ける回転に対し、調節
ねじ19はピン30を介して回転しながら軸方向に移動
する。カバ―34内にモ―タ32へ駆動信号を供給する
モ―タ駆動回路35を配置する。取付台32に調節ねじ
19の軸方向の位置を検出するポテンショ・メ―タ36
を取り付ける。
【0010】図1に上記自動設定減圧弁を遠隔操作する
ブロック図を示す。自動設定減圧弁69は減圧弁50、
調整部51、駆動部52、変換部55から成り、調整部
51は上記の圧力設定ばね16や調節ねじ19等が対応
し、駆動部52には同じく電動機26やモ―タ駆動回路
35やポテンショ・メ―タ36等が対応する。また53
は減圧弁50の二次側に接続された熱交換器等の蒸気使
用装置、54は蒸気使用装置53に供給する流体の圧力
を検出する圧力センサ、55は圧力センサ54から入力
される信号の変換部、56は設定圧力目標値と変換部5
5から入力される信号とを比較し微分・積分演算を行
い、変換部55にモ―タ駆動信号を送信する調節計であ
り、自動設定減圧弁や圧力センサ54の遠隔に配置され
る。57,58は電気信号線である。変換部55は電源
59、センサ入力回路60、CPU61、通信回路62
をもって構成され、センサ入力回路60は増幅器A/D
変換器を有し、圧力センサ54からの圧力信号をデジタ
ル信号に変換する。調節計56は電源63、通信回路6
4、CPU65、設定入力回路66、表示回路67をも
って構成され、CPU65には予め調節ねじ19の位置
と設定圧力の関係を記憶させている。
【0011】設定すべき任意の設定圧力目標値が68か
ら設定入力回路66に入力されると、CPU65は変換
部55を介して入力される圧力センサ54からの圧力信
号と比較し予め記憶した関係に基づいて微分・積分演算
を行い、変換部55にモ―タ駆動信号を送信する。これ
により駆動部52の電動機26が駆動され、調整部51
の調節ねじ19が進退せしめられて圧力設定ばね16の
弾性力が調節される。駆動部52のポテンショ・メ―タ
36により調節ねじ19が停止すべき位置に変位したこ
とが検出されると、電動機26の駆動が停止される。
【0012】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、配線コス
トを大幅に下げることができ、また高精度の遠隔操作式
自動制御弁を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の遠隔操作式自動制御弁のブロ
ック図である。
【図2】本発明の実施例に用いる自動設定減圧弁の断面
図である。
【図3】従来の遠隔操作式自動制御弁のブロック図であ
る。
【符号の説明】
50 減圧弁 51 調整部 52 駆動部 54 圧力センサ 55 変換部 56 調節計 57,58 電気信号線 66 設定入力回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動制御弁の近くにプロセス量を検出す
    るセンサを配置し、センサからの信号が入力され設定目
    標値と比較し偏差に基づいて自動制御弁の駆動部を制御
    する調節計を自動制御弁及びセンサの遠隔に配置したも
    のにおいて、センサからの信号の変換部を調節計から分
    離して自動制御弁の内部に設け、自動制御弁の内部の
    換部と自動制御弁の遠隔の調節計とを電気信号線で連結
    した遠隔操作式自動制御弁。
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