JP2787391B2 - 自動設定減圧弁 - Google Patents

自動設定減圧弁

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JP2787391B2 JP4122665A JP12266592A JP2787391B2 JP 2787391 B2 JP2787391 B2 JP 2787391B2 JP 4122665 A JP4122665 A JP 4122665A JP 12266592 A JP12266592 A JP 12266592A JP 2787391 B2 JP2787391 B2 JP 2787391B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二次側の流体圧力を設
定する圧力設定ばねの弾性力を調節ねじの進退位置の変
更によって調節する減圧弁において、調節ねじの進退を
アクチュエ―タによって行う自動設定減圧弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動設定減圧弁は、例えば特開昭
63−20603号公報に示されている。これは、減圧
弁の弁ケ―シングに形成した軸受部にねじ結合した調節
ねじを電動機で回転させて軸方向に移動させることによ
り圧力設定ばねの付勢状態を変更するように構成し、調
節ねじの位置と設定圧力との関係に基づいて、電動機の
駆動を制御するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
比較的短時間に弁ケ―シングの軸受部と調節ねじが摩耗
し、このために調節ねじの位置と設定圧力との関係に狂
いが生じて、二次側の流体圧力を設定圧力に調節できな
くなる問題があった。これは、調節ねじや弁ケ―シング
は、製作し易く又コストを考慮して、一般に黄銅や鋳鉄
で作られるために、硬度が比較的低く、摩耗し易いため
である。従って、本発明の技術的課題は、調節ねじと弁
ケ―シングの軸受部の摩耗を防止して、長期に渡り二次
側の流体圧力を正確に設定圧力に調節できるようにする
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、弁ケーシング
に形成した軸受部にねじ結合した調節ねじを回転させて
軸方向に移動させその移動により一面に圧力設定ばね
の弾性力が作用し他面に二次圧が作用する圧力応動部材
に対する圧力設定ばねの付勢状態を変更することにより
弁の設定圧力を調節するように構成され、調節ねじの位
置と設定圧力との関係に基づいて調節ねじの軸方向の移
動をアクチュエータによって行うようにした自動設定減
圧弁において、調節ねじあるいは軸受部に磁石を取り付
け、調節ねじと軸受部の間のねじ部に磁石に吸引される
磁性流体を配置したものである。
【0005】
【作用】上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
磁性流体は、磁性微粒子を分散媒中に懸濁させることに
より作られたもので、磁性微粒子としてはフェライトや
マグネタイト等の鉄酸化物が用いられ、分散媒としては
パラフィン、水、エステルオイル、シリコンオイル等が
用いられる。調節ねじと弁ケ―シングの軸受部の間のね
じ部に磁性流体を配置したので、調節ねじと軸受部は摩
耗することがなく、従って、調節ねじの位置と設定圧力
との関係に狂いが生じることがなくなる。
【0006】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する(図1参照)。弁ケーシングで入口1と出口2、
主弁口3を形成し、主弁口3は主弁ばね4で閉弁方向に
付勢された主弁体5で開閉する。ピストン9をシリンダ
ー10内に摺動自在に配置し、ピストン9の下部ピスト
ン棒は前記主弁体5の上部突起部に当接する。ピストン
9の下面には出口2側の流体圧力が作用し、上面には入
口1側の流体圧力が一次圧通路11,12を通してパイ
ロット弁13で制御されて導入される。パイロット弁1
3は閉弁方向にばねで付勢され、弁棒を介して圧力応動
部材としてのダイヤフラム14の下面に当り、その変位
により開弁方向の操作力を受ける。
【0007】ダイヤフラム14の上面にはダイヤフラム
押え15を介して圧力設定ばね16の下端が当接し、弾
性力が作用する。圧力設定ばね16の上端にはばね受け
部材17及びボ―ル18を介して調節ねじ19の下端が
当り、調節ねじ19の回転による進退で、圧力設定ばね
16の圧縮量を調節して、ダイヤフラム14に作用する
弾性力を調節できるようになっている。調節ねじ19
は、弁ケ―シングの一部を成すばね収容ケ―ス20に固
定した軸受部21にねじ結合している。軸受部21に下
端から環状溝を形成し、円筒形状の磁石22を固定す
る。調節ねじ19と軸受部21の間のねじ部に磁性流体
23を配置する。ダイヤフラム14の下面は出口2に連
通する二次側検出通路24を通してダイヤフラム室25
に面する。
【0008】調節ねじ19が左右に回転すると、圧力設
定ばね16のダイヤフラム14を押し下げる弾性力が変
る。従って、ダイヤフラム14が下方に変位するとパイ
ロット弁13が押し下げられて開弁し、入口1の流体が
通路11,12を通ってピストン9の上方に導入され、
主弁体5がピストン9で押し下げられて主弁口3が開か
れ、入口1の流体が出口2に流れる。二次側の圧力が上
昇すると二次側検出通路24を通してダイヤフラム室2
5の圧力も上昇し、ダイヤフラム14が上方に変位す
る。その結果パイロット弁13が押し上げられて閉弁し
ピストン9の上方への供給流体が減少し主弁体5が主弁
ばね4で押し上げられ、主弁口3が塞がれる。以上を繰
り返して二次側の圧力を所望の値に保持する。
【0009】設定圧力を変更する時は調節ねじ19を回
転して圧力設定ばね16のダイヤフラム14への付勢力
を変更する。この調節ねじ19を回転せしめる機構を以
下に説明する。調節ねじ19の上部にアクチュエ―タ2
6の出力軸27を嵌合する嵌合孔28を形成し、嵌合孔
28の周囲には2か所切欠部29を形成する。出力軸2
7にピン30を貫通させて固定し、ピン30の両端を切
欠部29に嵌合して、出力軸27を嵌合孔28に嵌合す
る。アクチュエ―タ26は出力軸27を有する減速機3
1と減速機31の入力側に結合されたモ―タ32とから
成り、収容ケ―ス20に固定した取付台33に固定さ
れ、カバ―34で覆われる。
【0010】カバ―34内に電動機32へ駆動信号を供
給する制御手段35を配置する。制御手段35には予め
調節ねじ19の位置と設定圧力の関係を記憶せしめてお
く。出力軸27の定位置に於ける回転に対し、調節ねじ
19はピン30を介して回転しながら軸方向に移動す
る。取付台32に調節ねじ19の軸方向の位置を検出す
るポテンショ・メ―タ36を取り付ける。
【0011】設定すべき任意の設定圧力が入力される
と、制御手段35は関数関係に基づいて電動機32を回
転させ、調節ねじ19を進退せしめて圧力設定ばね16
の弾性力を調節する。ポテンショ・メ―タ36により調
節ねじ19が停止すべき位置に変位したことが検出され
ると、制御手段35は電動機32の駆動を停止する。上
記実施例では軸受部に磁石を取り付けたが、調節ねじに
取り付けることもできる。
【0012】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、調節ねじ
と弁ケ―シングの軸受部の間のねじ部に磁性流体を配置
したので、調節ねじと軸受部は摩耗することがない。従
って、長期に渡り二次側の流体圧力を正確に設定圧力に
調節できる自動設定減圧弁を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の自動設定減圧弁の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 入口 2 出口 3 主弁口 5 主弁体 14 ダイヤフラム 16 圧力設定ばね 19 調節ねじ 21 軸受部 22 磁石 23 磁性流体 26 アクチュエ―タ 27 出力軸 35 制御手段 36 ポテンショ・メ―タ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁ケーシングに形成した軸受部にねじ結
    合した調節ねじを回転させて軸方向に移動させその移
    動により一面に圧力設定ばねの弾性力が作用し他面に二
    次圧が作用する圧力応動部材に対する圧力設定ばねの付
    勢状態を変更することにより弁の設定圧力を調節するよ
    うに構成され、調節ねじの位置と設定圧力との関係に基
    づいて調節ねじの軸方向の移動をアクチュエータによっ
    て行うようにした自動設定減圧弁において、調節ねじあ
    るいは軸受部に磁石を取り付け、調節ねじと軸受部の間
    のねじ部に磁石に吸引される磁性流体を配置した自動設
    定減圧弁。
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