JP3061694B2 - 酸化重合型印刷インキ - Google Patents

酸化重合型印刷インキ

Info

Publication number
JP3061694B2
JP3061694B2 JP30064692A JP30064692A JP3061694B2 JP 3061694 B2 JP3061694 B2 JP 3061694B2 JP 30064692 A JP30064692 A JP 30064692A JP 30064692 A JP30064692 A JP 30064692A JP 3061694 B2 JP3061694 B2 JP 3061694B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing ink
parts
oil
ink
varnish
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30064692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0693220A (ja
Inventor
好興 吉岡
実裕 山本
秀 中村
雅史 中野
Original Assignee
谷口インキ製造株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=27311215&utm_source=***_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3061694(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by 谷口インキ製造株式会社 filed Critical 谷口インキ製造株式会社
Priority to JP30064692A priority Critical patent/JP3061694B2/ja
Publication of JPH0693220A publication Critical patent/JPH0693220A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3061694B2 publication Critical patent/JP3061694B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷インキに関し、更に
詳しく云えば揮散溶剤の問題が無く、且つ乾燥性及び機
上安定性等に優れた酸化重合型印刷インキの提供を目的
とする。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷インキ、特に酸化重合型の印
刷インキは、顔料である着色剤、ベヒクルである樹脂ワ
ニス、鉱物油留分のインキソルベント及び乾燥助剤等の
添加剤から構成され、主として吸液性のある紙の印刷に
使用されている。これら従来の酸化重合型印刷インキの
ワニス樹脂としては、天然又は合成の酸化重合型樹脂が
使用され、インキの粘度、タック、フロー等の調節の為
に各種の鉱物油留分のインキソルベントがインキ全量の
10〜50重量%を占める割合で使用されている。この
インキソルベントは粘度調節等以外にも、印刷後に溶剤
が紙に吸収され、紙上における印刷インキの塗膜形成分
の濃度向上によって印刷インキの乾燥促進にも貢献して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】しかしながら、
上記従来の印刷インキで印刷した場合、インキ中の溶剤
は乾燥時に作業雰囲気中に揮散され、やがて大気汚染の
原因となるので、印刷工場には溶剤を大気中に放出させ
ない為の設備が要求される様になって来た。この設備負
担は中小の印刷工場では耐え難いものである。更に鉱物
油留分のインキソルベントを含有している印刷インキの
場合には、印刷を中断した場合、印刷版上に残っている
印刷インキ中のインキソルベントが蒸発し、印刷再開時
に種々の問題が発生して機上安定性に欠けるという問題
がある。
【0004】又、被印刷材として合成樹脂からなる合成
紙やプラスチックフイルム(シート)の如く、吸液性の
低い被印刷材にも酸化重合型インキが使用される傾向が
あり、これらの被印刷材の場合には、吸液性の低さ、吸
液による合成樹脂の膨潤等によって被印刷材が印刷中或
は印刷後に波打ち、後の取り扱いに困難を来すと云う問
題がある。従って、本発明の目的は、鉱物油留分のイン
キソルベントを殆ど或は全く含有しない印刷インキであ
って、揮散溶剤の問題及び機上安定性の問題が無く且つ
印刷後速乾性であり更に合成樹脂製被印刷材にも印刷可
能な酸化重合型印刷インキを提供することである。
【0005】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、顔料及び樹脂ワ
ニスを含み、実質上鉱物油留分のインキソルベントを含
有しない印刷インキにおいて、上記樹脂ワニスが、ヒド
ロキシル基を有さぬ不飽和脂肪酸及びそのモノアルコー
ルエステルから選ばれる少なくとも1種の不飽和基を1
個以上有する炭素数18〜50の脂肪族系化合物を含む
ことを特徴とする酸化重合型印刷インキである。
【0006】
【作用】印刷インキのワニス樹脂を溶解させるものとし
て、それ自体被膜形成能を有する特定の化合物を使用す
ることによって、従来の鉱物油留分のインキソルベント
を殆ど或は全く使用する必要がなくなり、従って揮散溶
剤の問題及び機上安定性の問題が無く、且つ印刷後速乾
性であり更に合成樹脂製被印刷材にも印刷可能な酸化重
合型印刷インキを提供することが出来る。
【0007】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳しく説明する。本発明で使用する樹脂ワニ
スとしては、従来公知の天然或は合成の乾性油又は半乾
性油が使用することが出来、例えば、従来印刷インキに
使用されている天然油脂としては、アマニ油、大豆油、
サフラワー油、シナギリ油、日本キリ油、ヒマワリ油、
エノ油、麻実油、トール油、ゴマ油、コムギ胚芽油、ト
ウモロコシ油、ナタネ油、コメヌカ油、脱水ヒマシ油、
綿実油、イカ油、鰯油、秋刀魚油、鱈油等の魚油、鯨
油、これらの各種変性物等が挙げられ、又、合成のワニ
ス用樹脂としては、例えば、石油樹脂(芳香族系、脂肪
族系、芳香族・脂肪族共重合系)、ロジンエステル、フ
ェノール変性ロジン、フェノール樹脂、オクチルフェノ
ール、ノニルフェノール等のレゾール型又はノボラック
型の樹脂が挙げられる。
【0008】本発明では、上記の樹脂ワニスがその一部
として、不飽和基を1個以上有する炭素数18〜50の
脂肪族系化合物を含むことを特徴としている。該化合物
はトール油脂肪酸の如く市場から入手してもよいし、任
意の方法で合成することが出来る。好ましい合成方法と
しては下記の如き幾つかの方法が挙げられる。不飽和
脂肪酸をモノアルコールでエステルする方法。乾性油
をモノアルコールによってアルコリシス化する方法。
不飽和脂肪族モノアルコールを適当な酸でエステル化す
る方法。乾性油を不飽和モノアルコールによってアル
コリシス化する方法。
【0009】上記の方法は、適当な炭素数の不飽和脂
肪酸、例えば、トール油脂肪酸、オレイン酸、エライジ
ン酸、バクセン酸、リノール酸、リノエライジング酸、
リノレイン酸、アラキドン酸、ブカニ酸、パリナリン酸
等と、適当な炭素数を有する脂肪族の飽和又は不飽和モ
ノアルコールと反応させて、得られる生成物の炭素数を
18〜50とし且つ不飽和基を1個以上とする方法であ
る。この方法で使用する脂肪族の飽和モノアルコールと
しては、例えば、メタノール、エタノール、n−又はi
so−プロパノール、n、sec又はtert−ブタノ
ール、ヘプチノール、2−エチルヘキサノール、ヘキサ
ノール、オクタノール、デカノール、ドデカノール等が
挙げられ、不飽和脂肪族系モノアルコールとしては、例
えば、オレイルアルコール、ドデセノール、フイセテリ
アルコール、ゾンマリルアルコール、オレイルアルコー
ル、ガドレイルアルコール、11−イコセノール、11
−ドコセノール、15−テトオラコセノール等が挙げら
れる。
【0010】又、上記の方法は、前記の如き乾性油を
上記の如き適当な飽和又は不飽和モアルコールによっ
てアルコリシス化して、得られる生成物の炭素数を18
〜50とし且つ不飽和基を1個以上とする方法である。
又、上記の方法は、上記の如き適当な炭素数を有する
不飽和脂肪族系モノアルコールと適当な炭素数を有する
飽和又は不飽和の低〜中の級脂肪酸或はポリカルボン酸
とを反応させて、得られる生成物の炭素数を18〜50
とし且つ不飽和基を1個以上とする方法である。又、上
記の方法は、不乾性油を前記の如き不飽和モノアルコ
ルでアルコリシス化し、得られる生成物の炭素数を1
8〜50とし且つ不飽和基を1個以上とする方法であ
る。
【0011】上記の如きエステル化反応又はアルコリシ
ス化反応は、例えば、両者を無触媒好ましくは酸触媒又
はアルカリ触媒の共存下、常圧又は加圧下に加熱する方
法が挙げられるが、他の方法であってもよい。本発明に
おいて特に好ましい不飽和基を1個以上有する炭素数1
8〜50の脂肪族系化合物は、トール油脂肪酸、その
ノアルコールエステル、オレイン酸とオレイルアルコー
ルとのエステル及び前記乾性油のアルコリシス化物であ
る。本発明においては、上記の不飽和基を1個以上有す
る炭素数18〜50の脂肪族系化合物は、前記ワニス樹
脂100重量部当たり約5〜90重量部の割合で使用す
ることが好ましい。不飽和基を1個以上有する炭素数1
8〜50の脂肪族系化合物の量が5重量部未満である
と、形成される印刷インキの粘度が高過ぎて印刷が困難
となり、一方、不飽和基を1個以上有する炭素数18〜
50の脂肪族系化合物が約90重量部を越えると樹脂ワ
ニスの速乾性が不満足であり、インキ被膜の強度や艶等
が不十分となる。
【0012】着色剤としては、従来の印刷インキに使用
されている顔料であって、従来公知の顔料は本発明の印
刷インキの着色剤としていずれもそのまま使用すること
が出来る。又、その使用量も従来公知の印刷インキと同
様でよく、例えば、印刷インキ100重量部中で、約1
0〜40重量部を占める割合が一般的である。ドライヤ
ーとしてはコバルト、マンガン、セリウム、ジルコニウ
ム、鉛、鉄、亜鉛、銅、バナジウム、バリウム、カルシ
ウム等の多価金属のナフテン酸、オクチル酸、樹脂酸、
トール油脂肪酸等の油溶性カルボン酸、樹脂酸の塩等で
あり、これらのドライヤーは、印刷インキ100重量部
中金属として約0.005〜0.5重量%を占める割合
で使用するのが一般的である。
【0013】特に本発明においては、使用するワニスの
不飽和度が高い場合には、上記のドライヤーは単独で使
用してもよいが、使用するワニスの不飽和度が低い場合
(例えば本発明で使用する化合物が1〜2個の不飽和基
の混合物である場合)には、乾燥助剤を上記ドライヤー
100重量部当たり10〜100重量部の割合で併用す
ることによって印刷後の乾燥時間を短縮することが出来
るので好ましい。本発明の印刷インキは上記の着色剤、
酸化重合型樹脂及びドライヤーの他に、本発明の目的達
成を妨げない範囲の多少のインキソルベント、レベリン
グ改良剤、増粘剤、皮張り防止剤、その他従来公知の添
加剤を含むことが出来る。以上の如き本発明の印刷イン
キの製造方法自体は従来公知の方法でよい。
【0014】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りのない限り重量基準である。 実施例1 ネオポリマー#150(日本合成樹脂製)500部とト
ール油脂肪酸400部とを220℃で加熱溶解してワニ
スとした。このワニス70部とフタロシアニンブルー1
8部とを三本ロールで混合練肉し、マンガン含有率8%
のオクチル酸マンガン1.0部及びアマニ油10部を混
合し、インコメーターのタック値(400rpm、1分
間値)9.0の本発明のオフセット印刷インキを得た。
【0015】実施例2 フェノール変性ロジン(軟化点154℃)100部とト
ール油脂肪酸オクチルアルコールエステル100部とを
220℃で加熱溶解してワニスとした。このワニス70
部とカーミン6B18部とを三本ロールで混合練肉し、
コバルト含有率8%のナフテン酸コバルト0.4部及び
大豆油8部を混合し、インコメーターのタック値(40
0rpm、1分間値)8.7の本発明のオフセット印刷
インキを得た。 実施例3 フェノール変性ロジン(軟化点157℃)100部とト
ール油脂肪酸オレイルアルコールエステル110部とを
200℃で加熱溶解してワニスとした。このワニス70
部とカーボンブラックMA−11(三菱化成製)18部
とを三本ロールで混合練肉し、マンガン含有率8%のオ
クチル酸マンガン1.0部、1,10−フェナントロリ
ン1.0部及びアマニ油7部を混合し、インコメーター
のタック値(400rpm、1分間値)9.2の本発明
のオフセット印刷インキを得た。
【0016】実施例4 フェノール変性ロジン(軟化点156℃)100部とオ
レイン酸オレイルアルコールエステル105部とを21
0℃で加熱溶解してワニスとした。このワニス70部と
カーミン6B18部とを三本ロールで混合練肉し、マン
ガン含有率8%のオクチル酸マンガン0.5部、1,1
0−フェナントロリン0.5部及びアマニ油10部を混
合し、インコメーターのタック値(400rpm、1分
間値)9.0の本発明のオフセット印刷インキを得た。 実施例5 フェノール変性ロジン(軟化点156℃)100部とア
マニ油をメタノールでアルコリシスして得たアマニ油脂
肪酸メチルエステル110部とを230℃で加熱溶解し
てワニスとした。このワニス70部とフタロシアニンブ
ルー18部とを三本ロールで混合練肉し、マンガン含有
率8%のオクチル酸マンガン0.5部、2,6−ジ−t
−ブチルフエノール0.5部及びワニス5部とアマニ油
脂肪酸メチル6部を混合し、インコメーターのタック値
(400rpm、1分間値)8.7の本発明のオフセッ
ト印刷インキを得た。
【0017】比較例1 ネオポリマー#150(日本合成樹脂製)500部とア
マニ油500部とを220℃で加熱溶解してワニスとし
た。このワニス70部とフタロシアニンブルー18部と
を三本ロールで混合練肉し、マンガン含有率8%のオク
チル酸マンガン0.5部及びアマニ油10部を混合し、
インコメーターのタック値(400rpm、1分間値)
9.4の比較例のオフセット印刷インキを得た。
【0018】比較例2 フェノール変性ロジン(軟化点156℃)100部と日
石#5ソルベント50部及びアマニ油50とを220℃
で加熱溶解してワニスとした。このワニス70部とフタ
ロシアニンブルー18部とを三本ロールで混合練肉し、
コバルト含有率8%のナフテン酸コバルト0.4部及び
大豆油10部を混合し、インコメーターのタック値(4
00rpm、1分間値)8.8の本発明のオフセット印
刷インキを得た。 比較例3 フェノール変性ロジン(軟化点156℃)100部と日
石#5ソルベント50部及びアマニ油50とを220℃
で加熱溶解してワニスとした。このワニス70部とフタ
ロシアニンブルー18部とを三本ロールで混合練肉し、
マンガン含有率8%のオクチル酸マンガン0.5部、
2,6−ジ−t−ブチルフエノール0.5部及びアマニ
油10部を混合し、インコメーターのタック値(400
rpm、1分間値)9.0の比較例のオフセット印刷イ
ンキを得た。
【0019】上記本発明及び比較例の印刷インキの厚肉
インキの乾燥性、印刷物の乾燥時間及び揮発分を下記の
条件で測定し、下記表1の結果を得た。 (1)厚肉インキの乾燥時間:内径4cmの缶に10g
の印刷インキを採り、25℃で静置して上質紙にインキ
が粘着しなくなるまでの時間を測定した(これは機上安
定性を表す)。 (2)印刷物の乾燥時間:アートコート紙の印刷物をJ
IS法に準じて25℃で測定した。 (3)揮発分:ASTM−D2369に準じて測定し
た。
【0020】
【表1】
【0021】実施例6〜15 実施例1〜5における脂肪酸エステル及びドライヤーに
代えて下記表2のエステル及びドライヤーを使用し、他
は実施例1〜と同様にして本発明の印刷インキを得、
同様に評価して下記表2の結果を得た。比較例4〜7実
施例1〜における脂肪酸エステル及びドライヤーに代
えて下記表2の化合物及びドライヤーを使用し、他は実
施例1〜と同様にして本発明の印刷インキを得、同様
に評価して下記表2の結果を得た。尚、表中の実施例の
後の括弧内の紅、墨及び藍は前記実施例1〜との対応
関係を表す。
【0022】
【表2】
【0023】
【効果】以上の如き本発明によれば、印刷インキのワニ
ス樹脂を溶解させるものとして、それ自体被膜形成能を
有する特定の化合物を使用することによって、従来の鉱
物油留分のインキソルベントを殆ど或は全く使用する必
要がなくなり、従って揮散溶剤の問題及び機上安定性の
問題が無く、且つ印刷後速乾性であり更に合成樹脂製被
印刷材にも印刷可能な酸化重合型印刷インキを提供する
ことが出来る。
フロントページの続き (72)発明者 中野 雅史 茨城県水海道市内守谷町字柏山3950−3 谷口インキ製造株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−22872(JP,A) 特開 昭62−46681(JP,A) 特開 昭52−101111(JP,A) 特開 平5−1253(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 11/00 - 11/20

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔料及び樹脂ワニスを含み、実質上鉱物
    油留分のインキソルベントを含有しない印刷インキにお
    いて、上記樹脂ワニスが、ヒドロキシル基を有さぬ不飽
    和脂肪酸及びそのモノアルコールエステルから選ばれる
    少なくとも1種の不飽和基を1個以上有する炭素数18
    〜50の脂肪族系化合物を含むことを特徴とする酸化重
    合型印刷インキ。
  2. 【請求項2】 該モノアルコールエステルが、乾性油の
    モノアルコールによるアルコリシス化物である請求項1
    に記載の酸化重合型印刷インキ。
  3. 【請求項3】 脂肪族系化合物が、トール油脂肪酸及
    び/又はそのモノアルコールエステルである請求項1に
    記載の酸化重合型印刷インキ。
  4. 【請求項4】 脂肪族系化合物が、オレイン酸とオレ
    イルアルコールとのエステルである請求項1に記載の
    化重合型印刷インキ。
  5. 【請求項5】 インキ中のドライヤーが不飽和脂肪酸の
    金属塩、1,10−フェナントロリン及び2,2’−ジ
    ピリジルからなる群から選ばれる請求項1に記載の酸化
    重合型印刷インキ。
  6. 【請求項6】 ワニスの不飽和度が低い場合において、
    ドライヤーとして不飽和脂肪酸の金属塩を使用し、且つ
    乾燥助剤として1,10−フェナントロリン及び/又は
    2,2’−ジピリジルを使用する請求項1に記載の酸化
    重合型印刷インキ。
JP30064692A 1992-04-02 1992-10-14 酸化重合型印刷インキ Expired - Fee Related JP3061694B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30064692A JP3061694B2 (ja) 1992-04-02 1992-10-14 酸化重合型印刷インキ

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10837592 1992-04-02
JP21880392 1992-07-27
JP4-218803 1992-07-27
JP4-108375 1992-07-27
JP30064692A JP3061694B2 (ja) 1992-04-02 1992-10-14 酸化重合型印刷インキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0693220A JPH0693220A (ja) 1994-04-05
JP3061694B2 true JP3061694B2 (ja) 2000-07-10

Family

ID=27311215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30064692A Expired - Fee Related JP3061694B2 (ja) 1992-04-02 1992-10-14 酸化重合型印刷インキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3061694B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0808347B1 (en) * 1995-02-08 2003-07-09 Xaar Technology Limited Ink jet printer ink composition
EP1323794A4 (en) * 2000-09-08 2004-11-17 Sakata Inx Corp INK COMPOSITION FOR OFFSET PRINTING
JP4556091B2 (ja) * 2001-08-31 2010-10-06 Dic株式会社 顔料の分散用ベース組成物および分散方法
US9896603B2 (en) * 2013-07-08 2018-02-20 Dic Corporation Curing accelerator for oxidative polymerization-type unsaturated resin, printing ink, and coating material
JP6241354B2 (ja) * 2014-04-04 2017-12-06 東洋インキScホールディングス株式会社 平版印刷インキ組成物
JP6809054B2 (ja) * 2015-11-02 2021-01-06 セイコーエプソン株式会社 油性記録液
JP6693088B2 (ja) * 2015-11-02 2020-05-13 セイコーエプソン株式会社 油性インクジェットインク

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0693220A (ja) 1994-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5622548A (en) Duplicating inks for digital duplicators
US5178672A (en) Printing compositions
WO1997000920A1 (en) Printing inks
JPH06206912A (ja) エマルジョンポリマーの製造方法
JP3061694B2 (ja) 酸化重合型印刷インキ
JP5108430B2 (ja) インキ組成物
US4087483A (en) Preparation of a printing ink binder
JP4662093B2 (ja) 印刷インキ用バインダーおよび印刷インキ
DE2527719B2 (de) Bindemittel fur eine (Tief)-Druckfarbe für Papier und Verfahren zu seiner Herstellung
JP4093656B2 (ja) 印刷インキ用樹脂
CN108699384B (zh) 可溶于低挥发性有机化合物溶剂的含金属氨基甲酸酯化聚合物
JP5010264B2 (ja) ヒートセット型オフセット印刷インキ組成物
JP3282019B2 (ja) 透明加工紙用紫外線重合、酸化重合併用型ワニス
JPH051253A (ja) 印刷インキ
JP2002097411A (ja) ワニス及び印刷インキ
JPH10140070A (ja) 印刷インキ組成物
US5508320A (en) Printing inks based on mineral oil and their use for sheet offset printing
JPH05239393A (ja) 乾燥促進組成物
WO2000063307A1 (en) A water-in-oil emulsion digital duplicating ink
JPH0123510B2 (ja)
JP2896203B2 (ja) 印刷インキ
JP2017193605A (ja) 浸透乾燥型オフセット印刷用墨インキ組成物、及びそれを用いた、浸透乾燥方式により印刷を行ったときのドライダウンを低減させる方法
JP2010168418A (ja) オフセットインキおよびそれを用いた印刷物
JPH0123509B2 (ja)
WO2023099784A1 (en) Liquid cobalt resinate compositions and methods of preparing the same

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000307

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees