JP3060877B2 - マルチメディアシナリオ再生装置 - Google Patents

マルチメディアシナリオ再生装置

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JP3060877B2
JP3060877B2 JP5504895A JP5504895A JP3060877B2 JP 3060877 B2 JP3060877 B2 JP 3060877B2 JP 5504895 A JP5504895 A JP 5504895A JP 5504895 A JP5504895 A JP 5504895A JP 3060877 B2 JP3060877 B2 JP 3060877B2
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像及び音声の再生装置
に関し、特に映像情報及び音声情報の同期関係を記述し
たマルチメディアシナリオに基づいて、所定のフォーマ
ットでデジタル符号化された映像情報及び音声情報を復
号化して再生するマルチメディアシナリオ再生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】データ圧縮技術の進展に伴ない、静止画
のみならず動画の映像情報を音声情報と共に記憶媒体に
記憶しておき、再生の必要なときに読み出して情報を提
供したり、あるいは読み出した情報を通信回線を介して
所定の端末に送信するシステムが開発されている。IS
DNやLAN等の通信路を用いて、文字、映像、音声等
をサーバクライアント間で通信するシステムとして、例
えば特開平6−95626号公報に示されるものがあ
る。同公報の技術によれば、映像情報及び音声情報のそ
れぞれに対してメディアデータ管理手段が設けられ、全
管理手段におけるデータ準備が完了した時点において、
マルチメディアシナリオの再生が開始される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、全管理手段におけるデータ準備が完了してからマル
チメディアシナリオの再生を開始するので、サーバにお
いてデータ転送準備が完了するまでに要する時間や、デ
ジタル回線における伝送時間だけ、マルチメディアシナ
リオ再生装置側において、ユーザが待たされることにな
り、使い勝手が良くないという問題がある。すなわち、
符号化された映像情報と音声情報のデータがサーバから
端末へ通信回線を介して供給され、端末側で受信データ
を復号して再生している場合、ユーザの希望で前方向又
は後ろ方向へスキップ再生するときは、サーバにおいて
データ転送準備が完了するまでに要する時間だけユーザ
が待たされることになり、スキップする度に待ち時間が
生じることになるという問題があった。供給されるデー
タが映画等のソフトのときは、スキップ先の情報を見聞
きするまで待たされることとなるので、端末として用い
られるかかる再生装置の改善が望まれる。
【0004】したがって、本発明はサーバから情報を受
信するマルチメディアシナリオ再生装置側で前方向又は
後ろ方向へのスキップ再生を指示した場合であってもユ
ーザ側において遅延時間を意識させない程度にリアルタ
イムでスキップ再生の可能なマルチメディアシナリオ再
生装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、マルチメディアシナリオ再生装置におい
てマルチメディアシナリオを再生する場合は、サーバか
ら送信される素片化された映像情報及び音声情報を所定
量だけ先行して受信して記憶手段に保持し、ユーザのス
キップ指示に基づいて記憶手段から読み出すよう制御す
るシナリオ管理手段を設けることによりユーザ側におい
て遅延時間を意識させないようにしている。
【0006】すなわち本発明によれば所定のフォーマッ
トでデジタル符号化された映像情報及び音声情報と、前
記映像情報及び音声情報の同期関係を記述したマルチメ
ディアシナリオを格納したサーバにデジタル回線にて接
続可能で、前記映像情報及び音声情報と前記マルチメデ
ィアシナリオを前記サーバから受信し、前記マルチメデ
ィアシナリオにて示される同期関係に基づいて前記映像
情報及び音声情報を復号化して再生するマルチメディア
シナリオ再生装置であって、前記デジタル回線を介して
前記映像情報と前記音声情報と前記マルチメディアシナ
リオを受信するネットワーク制御手段と、前記ネットワ
ーク制御手段により受信された前記映像情報を一時的に
蓄える第1のバッファメモリと、前記ネットワーク制御
手段により受信された前記音声情報を一時的に蓄える第
2のバッファメモリと、前記第1のバッファメモリの書
き込みアドレスを管理する第1のアドレスレジスタと、
前記第2のバッファメモリの書き込みアドレスを管理す
る第2のアドレスレジスタと、前記第1のバッファメモ
リから読み出された前記映像情報を復号化する第1の復
号化手段と、前記第2のバッファメモリから読み出され
た前記音声情報を復号化する第2の復号化手段と、前記
ネットワーク制御手段により受信された前記マルチメデ
ィアシナリオを一時的に蓄えるシナリオ記憶手段と、ユ
ーザからの再生モードの指示を受けるための入力手段
と、前記シナリオ記憶手段に記憶された前記マルチメデ
ィアシナリオから前記映像情報と前記音声情報の同期関
係を取り出して前記ネットワーク制御手段に対して前記
サーバから所望の映像情報及び音声情報を素片単位に先
行して受信するよう要求するとともに、前記入力手段に
入力された再生モードの指示に従い第1のバッファメモ
リと前記第2のバッファメモリに対して前記映像情報と
前記音声情報を書き込むために前記第1のアドレスレジ
スタと前記第2のアドレスレジスタを制御するシナリオ
管理手段とを、有するマルチメディアシナリオ再生装置
が提供される。
【0007】
【作用】本発明は上記構成なので、シナリオ管理手段が
マルチメディアシナリオから映像情報と音声情報の同期
関係を取り出し、サーバから映像情報と音声情報のデー
タを先行して受信し、第1のバッファメモリと第2のバ
ッファメモリへ格納し、格納したデータは第1の復号化
手段と第2の復号化手段へ送られ、復号化された後、ユ
ーザの目に見えるようになるが、シナリオ管理手段は、
ユーザの指示とは無関係に共に素片化された映像情報と
音声情報の先行受信を行い、記憶手段に保持し、ユーザ
のスキップ再生指示に従って必要な素片化された情報を
記憶手段から読み出すので、前方向又は後ろ方向へスキ
ップ再生などを行ってもユーザは待たされることがな
い。
【0008】
【実施例】以下図面と共に本発明の好ましい実施例につ
いて説明する。図1は本発明のマルチメディアシナリオ
再生装置のシステム構成の好ましい例である。全体が1
2で示されるマルチメディアシナリオ再生装置はデジタ
ル回線を介して図示省略のサーバ(ステーションを構成
するホストコンピュータを含むもの)に接続可能であ
る。マルチメディアシナリオ再生装置はネットワーク制
御手段1、第1と第2のバッファメモリ2、3、第1及
び第2のアドレスレジスタ4、5、第1と第2の復号化
手段6、7、シナリオ記憶手段8、シナリオ管理手段
9、入力手段10を有している。
【0009】ネットワーク制御手段1は、デジタル回線
を介してサーバとの間でデータ伝送処理を行う。第1の
バッファメモリ2はネットワーク制御手段1に接続さ
れ、サーバから送信された映像データがネットワーク制
御手段1を経由して一時的に蓄えられる。第2のバッフ
ァメモリも同様にネットワーク制御手段1に接続され、
サーバから送信された音声データがネットワーク制御手
段1を経由して一時的に蓄えられる。第1のアドレスレ
ジスタ4はシナリオ管理手段9の指示に基づき、第1の
バッファメモリ2の書き込みブロック番号を指定する。
第2のアドレスレジスタ5も同様にシナリオ管理手段9
の指示に基づき、第2のバッファメモリ3の書き込みブ
ロック番号を指定する。
【0010】第1の復号化手段6は第1のバッファメモ
リ2に接続され、所定のフォーマットで符号化されてい
る映像データを復号してアナログ信号へ変換し、図示省
略の信号処理回路へ送り出す。第2の復号化手段7は第
2のバッファメモリに接続され、所定のフォーマットで
符号化されている音声データを復号してアナログ信号へ
変換し、上記信号処理回路へ送り出す。これらの復号化
手段6、7は所定のデコーダの他、誤り訂正回路、D/
Aコンバータ等を有する。シナリオ記憶手段8はネット
ワーク制御手段1とシナリオ管理手段9に接続され、マ
ルチメディアシナリオがネットワーク制御手段1を経由
して一時的に蓄えられる。シナリオ管理手段9は、ネッ
トワーク制御手段1に対してサーバから所望の映像情報
及び音声情報を受信するよう要求し、シナリオ記憶手段
8からマルチメディアシナリオを取り出して、映像情報
及び音声情報の素片数を計算し、第1のアドレスレジス
タ4と第2のアドレスレジスタ5を制御する。
【0011】上記構成で、デジタル回線としては例えば
INSネット64を用いることができる。サーバから送
信される映像情報及び音声情報は予め所定の圧縮符号化
フォーマット(MPEG−1、MPEG−2、JPEG
等)に従ってデジタル信号とされて、光ディスク等の記
憶媒体に保持されているものとする。ネットワーク制御
手段1は所定の通信プロトコルに従いサーバとの間で通
信を行い、ユーザの所望の情報をサーバから受信する機
能を有する。受信されたデータの中の映像情報を保持す
る第1のバッファメモリ2としては、例えば4MB程度
のメモリを用いることができる。同様に音声情報を保持
する第2のバッファメモリ3としては、例えば4MB程
度のメモリを用いることができる。また、受信されたデ
ータの中の後述するシナリオを保持するシナリオ記憶手
段8としては、例えば1MB程度のメモリを用いること
ができる。
【0012】入力手段10はユーザが再生モードを選択
したり、前後へのスキップ(映画ソフト等ではチャプタ
単位のジャンプ)を指示したりするための操作パネルあ
るいはリモコン装置を含む。シナリオ管理手段9は入力
手段10からの指示に従いネットワーク制御手段1へサ
ーバからの情報の受信コマンドを発し、第1及び第2の
アドレスレジスタ4、5を制御して第1と第2のバッフ
ァメモリ2、3への受信データの書き込みの制御を行う
ものである。シナリオ管理手段9はCPU(中央演算処
理装置)とインタフェース、ROM、RAM等から構成
することができる。
【0013】図2の(a)は、サーバから伝送される情
報に含まれるマルチメディアシナリオの記述例である。
この記述例は、12行から構成されている。各行の一番
目の文字列は、S又はTから始まり、次に数字が続く。
Sは、その行がスキップポイントとして定義されている
ことを意味している。Tはスキップポイントではないこ
とを意味している。S又はTに続く数字は時刻であり、
単位は秒である。各行の2番目以後の文字列は、映像情
報又は音声情報の素片名とその動作を意味している。再
生開始はPLAYであり、再生停止はSTOPである。
【0014】シナリオを詳しく説明する。 (1)第1行目はスキップポイントであり、時刻0にお
いて、映像データ(映像素片)であるVIDEO#1の
再生を開始し、音声データ(音声素片)であるAUDI
O#1の再生を開始する。 (2)第2行目はスキップポイントではなく、時刻10
において、映像データであるVIDEO#1の再生を停
止し、音声データであるAUDIO#1の再生を停止す
る。 (3)第3行目はスキップポイントであり、時刻15に
おいて、映像データであるVIDEO#2の再生を開始
する。 (4)第4行目はスキップポイントでなく、時刻20に
おいて、音声データであるAUDIO#2の再生を開始
する。 (5)第5行目はスキップポイントでなく、時刻25に
おいて、音声データであるAUDIO#2の再生を停止
する。 (6)第6行目はスキップポイントでなく、時刻30に
おいて、映像データであるVIDEO#2の再生を停止
する。 (7)第7行目から第12行目までも同様に解釈する。
【0015】図2の(b)は、図2の(a)のマルチメ
ディアシナリオを再生したときの映像情報及び音声情報
の再生開始と停止を図式化したものである。横軸が時間
軸である。
【0016】図3は、図2の(a)のマルチメディアシ
ナリオを再生するときに、第1のバッファメモリ2へ映
像データが格納されていく様子を説明する図である。図
3の(a)は、マルチメディアシナリオの中の映像情報
の素片数が4個あり、第1のバッファメモリ2を奥行き
方向へ8分割した例を示している。第1のバッファメモ
リ2は、4x8のブロックに分割されている。各ブロッ
クは、上位アドレスと下位アドレスの2つで指定され
る。上位アドレス=0,下位アドレス=0のブロック番
号は0−0となる。上位アドレス=0,下位アドレス=
1のブロック番号は0−1である。以下同様であり、上
位アドレス=3,下位アドレス=7のブロック番号は3
−7である。
【0017】図3の(b)は、マルチメディアシナリオ
を再生するために、サーバから映像データの先行受信を
開始した直後の第1のバッファメモリ2の内容を示した
ものである。第1のバッファメモリのブロック番号0−
0に、映像データVIDEO#1の先頭ブロック#10
0が格納されていることを示している。図3の(b)〜
図4の(i)で網掛け部分はデータが格納されているこ
とを示し、それ以外の空白部はデータが格納されていな
いことを示す。図3の(c)は、図3の(b)の続きで
あり、第1のバッファメモリのブロックアドレス0−0
に、映像データVIDEO#1の先頭ブロック#100
が格納され、ブロック番号1−0に、映像データVID
EO#2の先頭ブロック#200が格納され、ブロック
番号2−0に、映像データVIDEO#3の先頭ブロッ
ク#300が格納されている。
【0018】図3の(d)は、図3の(c)の続きであ
り、第1のバッファメモリのブロックアドレス0−0
に、映像データVIDEO#1の先頭ブロック#100
が格納され、ブロック番号1−0に、映像データVID
EO#2の先頭ブロック#200が格納され、ブロック
番号2−0に、映像データVIDEO#3の先頭ブロッ
ク#300が格納され、ブロック番号3−0に、映像デ
ータVIDEO#4の先頭ブロック#400が格納さ
れ、以下同様に、ブロック番号3−3に映像データVI
DEO#4の第四ブロック#403が格納されている。
図3の(e)は、図3の(d)の続きであり、ユーザが
マルチメディアシナリオの再生を開始したため、シナリ
オの先頭の映像データであるVIDEO#1の再生が開
始され、ブロック番号0−0に格納されていたデータ#
100が第1の復号化手段6に送出され、空になってい
る。並行してサーバからの先行受信が行われているの
で、ブロック番号0−4,1−4,2−4,3−4に、
それぞれ、映像データブロック#104,#204,#
304,#404が格納される。
【0019】図4の(f)は、図3の(e)の続きであ
り、ユーザがマルチメディアシナリオの再生途中でスキ
ップを2回実行したため、映像データVIDEO#1の
再生が映像データブロック#103の直前で中断され、
第2のスキップポイントである映像データVIDEO#
3の再生が開始され、ブロック番号2−0に格納されて
いたデータ#300が第1の復号化手段6に送出され、
空になっている。並行してサーバからの先行受信が行わ
れているので、ブロック番号0−5,1−5,2−5,
3−5に、それぞれ、映像データブロック#105,#
205,#305,#405が格納される。図4の
(g)は、図4の(f)の続きであり、映像データVI
DEO#3の再生が進み、データブロック#304の直
前のデータブロックまでが第1の復号化手段6に送出さ
れ、空になっている。並行してサーバからの先行受信が
行われているので、ブロック番号0−7,1−7,2−
7,3−7に、それぞれ、映像データブロック#10
7,#207,#307,#407が格納される。
【0020】図4の(h)は、図4の(g)の続きであ
り、映像データVIDEO#3の再生が進み、映像デー
タブロック#305の直前のデータブロックまでが第1
の復号化手段6に送出され、空になっている。並行して
サーバからの先行受信を行うが、第1のバッファメモリ
2の奥行き方向の最後のブロックまでデータを格納した
のでラップアラウンドして、先頭ブロックから映像デー
タを格納している。上位アドレス=0に格納されている
映像情報は再生中ではないので、VIDEO#1の先頭
ブロック#100のデータを受信して、ブロック番号0
−0に格納する。上位アドレス=1のブロックは、空き
ブロックが無いのでデータ受信は行わない。上位アドレ
ス=2に格納されている映像情報は再生中であるから、
VIDEO#3の第九ブロック#308が格納される。
上位アドレス=4のブロックは、空きブロックが無いの
でデータ受信は行わない。
【0021】図4の(i)は、図4の(h)の続きであ
り、映像データVIDEO#3の再生が進み、データブ
ロック#306の直前のデータブロックまでが第1の復
号化手段6に送出され、空になっている。並行してサー
バからの先行受信が行われているので、上位アドレス=
0のブロック番号0−1に映像データVIDEO#1の
ブロック#101が格納され、上位アドレス=2のブロ
ック番号2−1に映像データVIDEO#3のブロック
#309が格納されている。また、上位アドレス=1又
は3のブロックは、空きブロックが無いのでデータ受信
は行わない。なお、第2のバッファメモリ3へ音声デー
タが格納されていく様子も同様である。
【0022】図5は、第1のアドレスレジスタ4のビッ
ト構成を示す図である。第1のアドレスレジスタ4は全
部で5ビットから構成されている。上位2ビットは、第
1のバッファメモリ2の上位アドレスを意味し、下位3
ビットは、第1のバッファメモリ3の下位アドレスを意
味する。図6は、シナリオ管理手段9において映像デー
タを先行受信する処理を説明するためのフローチャート
であり、図3の(b)から図4の(i)は、本フローチ
ャートの通りに動作した場合を示している。
【0023】シナリオ管理手段9は、シナリオ記憶手段
8からマルチメディアシナリオを読み出して、映像情報
の素片数を計算する(ステップS101)。図2の
(a)の例では、素片数=4である。変数m,nに初期
値として0を設定する(ステップS102,S10
3)。第1のアドレスレジスタ4の上位アドレスレジス
タに変数mの値を設定し、第1のアドレスレジスタ4の
下位アドレスレジスタに変数nの値を設定する(ステッ
プS104,ステップS105)。第1のアドレスレジ
スタ4で示されるブロック番号のブロックが空か否かを
判定する(ステップS106)。空でなければ、変数m
に1を加える(ステップS110)。空であれば、変数
n=0かつ上位アドレスmのブロックに格納されている
映像データが再生中であるか否かを判定する(ステップ
S107)。
【0024】ステップS107でyesのときは、映像
データを前回の続きから1ブロック受信した後(ステッ
プS108)、変数mに1を加える(ステップS11
0)。noのときは、映像データの先頭から、1ブロッ
ク受信した後(ステップS109)、変数mに1を加え
る(ステップS110)。変数mが素片数−1より大き
くなったか否かを判定し、(ステップS111)、そう
でない場合は、ステップS104へ戻る。大きくなった
場合は、変数mに0を設定し(ステップS112)、変
数nに1を加える(ステップS113)。変数nが上位
アドレスの最大値より大きくなったか否かを判定し(ス
テップS114)、そうでなければステップS104へ
戻る。大きくなった場合は、ステップS102へ戻る。
【0025】なお、シナリオ管理手段9において音声デ
ータを先行受信する処理を説明するためのフローチャー
トも同様である。また、上記実施例において第1のバッ
ファメモリ2の奥行きを8としたが、8に限定されるも
のではない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーバからの情報を受信してマルチメディアシナリオ再
生装置においてマルチメディアシナリオを再生する場合
は、ユーザの指示とは無関係に共に素片化された映像情
報と音声情報の先行受信を行い、記憶手段に保持し、ユ
ーザのスキップ再生指示に従って必要な素片化された情
報を記憶手段から読み出すので、前方向又は後ろ方向へ
スキップ再生などを行ってもユーザは待たされることが
なく、遅延時間を意識させないようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチメディアシナリオ再生装置の好
ましい実施例のブロック図である。
【図2】(a)は図1の実施例におけるマルチメディア
シナリオの記述例を示した図で、(b)は、(a)のマ
ルチメディアシナリオを再生したときの映像情報及び音
声情報の再生開始と停止を模式的に示した図である。
【図3】(a)は図1の実施例における第1のバッファ
メモリ2のアドレスと記憶領域の関係を示す模式図であ
り、(b)〜(e)は第1のバッファメモリ2へ映像デ
ータが格納されていく様子を説明する図である。
【図4】図3の(b)〜(e)に続いて(f)〜(i)
は第1のバッファメモリ2へ映像データが格納されてい
く様子を説明する図である。
【図5】図1の実施例における第1のアドレスレジスタ
4のビット構成を示す図である。
【図6】図1の実施例におけるシナリオ管理手段9にお
いて映像データを先行受信する処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク制御手段 2、3 バッファメモリ 4、5 アドレスレジスタ 6、7 復号化手段 8 シナリオ記憶手段 9 シナリオ管理手段 10 入力手段 12 マルチメディアシナリオ再生装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H03M 7/00 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/24 - 7/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のフォーマットでデジタル符号化さ
    れた映像情報及び音声情報と、前記映像情報及び音声情
    報の同期関係を記述したマルチメディアシナリオを格納
    したサーバにデジタル回線にて接続可能で、前記映像情
    報及び音声情報と前記マルチメディアシナリオを前記サ
    ーバから受信し、前記マルチメディアシナリオにて示さ
    れる同期関係に基づいて前記映像情報及び音声情報を復
    号化して再生するマルチメディアシナリオ再生装置であ
    って、 前記デジタル回線を介して前記映像情報と前記音声情報
    と前記マルチメディアシナリオを受信するネットワーク
    制御手段と、 前記ネットワーク制御手段により受信された前記映像情
    報を一時的に蓄える第1のバッファメモリと、 前記ネットワーク制御手段により受信された前記音声情
    報を一時的に蓄える第2のバッファメモリと、 前記第1のバッファメモリの書き込みアドレスを管理す
    る第1のアドレスレジスタと、 前記第2のバッファメモリの書き込みアドレスを管理す
    る第2のアドレスレジスタと、 前記第1のバッファメモリから読み出された前記映像情
    報を復号化する第1の復号化手段と、 前記第2のバッファメモリから読み出された前記音声情
    報を復号化する第2の復号化手段と、 前記ネットワーク制御手段により受信された前記マルチ
    メディアシナリオを一時的に蓄えるシナリオ記憶手段
    と、 ユーザからの再生モードの指示を受けるための入力手段
    と、 前記シナリオ記憶手段に記憶された前記マルチメディア
    シナリオから前記映像情報と前記音声情報の同期関係を
    取り出して前記ネットワーク制御手段に対して前記サー
    バから所望の映像情報及び音声情報を素片単位に先行し
    て受信するよう要求するとともに、前記入力手段に入力
    された再生モードの指示に従い前記第1のバッファメモ
    リと前記第2のバッファメモリに対して前記映像情報と
    前記音声情報を書き込むために前記第1のアドレスレジ
    スタと前記第2のアドレスレジスタを制御するシナリオ
    管理手段とを、 有するマルチメディアシナリオ再生装置。
  2. 【請求項2】 前記シナリオ管理手段が前記マルチメデ
    ィアシナリオの記述内容から前記映像情報と前記音声情
    報の各々の素片数を計算し、その計算結果に応じて前記
    第1のバッファメモリ及び前記第2のバッファメモリを
    管理すべく前記第1のアドレスレジスタ及び前記第2の
    アドレスレジスタを制御するよう構成されている請求項
    1記載のマルチメディアシナリオ再生装置。
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