JP3060794B2 - 端子圧着装置 - Google Patents

端子圧着装置

Info

Publication number
JP3060794B2
JP3060794B2 JP5213316A JP21331693A JP3060794B2 JP 3060794 B2 JP3060794 B2 JP 3060794B2 JP 5213316 A JP5213316 A JP 5213316A JP 21331693 A JP21331693 A JP 21331693A JP 3060794 B2 JP3060794 B2 JP 3060794B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
core
barrel piece
crimper
piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5213316A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0750191A (ja
Inventor
康 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP5213316A priority Critical patent/JP3060794B2/ja
Publication of JPH0750191A publication Critical patent/JPH0750191A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3060794B2 publication Critical patent/JP3060794B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は端子金具のバレル部を
加締めて電線を圧着する端子圧着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】端子金具は、図8(B)に雌側の端子金
具を例として示すように、導電性材料からなる薄板を折
曲げ成形して、一側に相手側端子金具と嵌合して電気接
触する接触部Aを設け、また他側に電線Wの先端を圧着
するバレル部Bを設けている。このバレル部Bは、電線
Wの端末の被覆mを圧着する被覆バレルCと、この被覆
mが剥ぎ取られて露出する複数の細線pが束ねられた芯
線nを圧着する芯線バレルDにより電線Wを包み込むよ
うに圧着されている。なお、芯線バレルDの両端部に
は、芯線バレルDの角張った端縁で芯線nが切断されな
いように、ベルマウスEと称せられる突起が設けられて
いる。
【0003】この端子金具は、図8(A)に示すよう
に、接触部Aと、その後部に断面略U字状に湾曲した嵌
入部bを設けた圧着前の端子金具(以下、ワークとい
う。)Sに圧着加工がなされて形成されるものである。
このワークSの嵌入部bには被覆バレルCと芯線バレル
Dに圧着される被覆バレル片cと芯線バレル片dがそれ
ぞれ立設されており、端子圧着装置により、この嵌入部
b内に電線Wの先端部を収容した上で、両バレル片c,
dをそれぞれ内側に折曲げて圧着加工を施すことが従来
から行われている。
【0004】この端子圧着装置としては例えば、実開平
1ー172291号公報に記載された発明が知られてお
り、図9,図10に示すように、下型71の成形面上に
ワークSを配置し、この上方に電線Wをセットした上で
ラム72に取付けられた被覆クリンパ73と芯線クリン
パ74と降下させて被覆バレル片cと芯線バレル片dの
圧着加工を施す構成としている。
【0005】この際、電線WをU字状の嵌入部b内に押
し込めた上で圧着を行うように、被覆クリンパ73と芯
線クリンパ74との間に電線押さえ75を配設してい
る。この電線押さえ75は、ブロック状の板材からな
り、この上部とラム72に設けたばね受けピン76,7
7との間に引っ張りばね78を懸架して、下方に付勢し
て取付けられている。また、電線押さえ75には下面に
電線Wを中央に寄せる寄面79が設けられており、ラム
72が下動すると、まず寄面79により、電線Wを中央
に寄せた上でワークS内に収容し、これに続いて両クリ
ンパ73,74が嵌入部bを圧着する構成とされてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ベルマウスE
を形成するためには、図11に示すように、芯線バレル
片dの横幅qよりxだけ両側が狭い範囲rを芯線クリン
パ74の成形面により圧着するようにしており、芯線ク
リンパ74と積層状に設けられている電線押さえ75の
下端の一部が、芯線バレル片dの端縁よりも内側に入っ
た位置に対応することになる。従って、図11に二点鎖
線で示すように、電線押さえ75は芯線バレル片dに当
たるまでしか降下することができなかった。
【0007】すなわち、図12(A)に示すように芯線
nが電線押さえ75により押し込められて、図12
(B)に示すように、電線押さえ75が芯線バレル片d
に当たると、それ以上の電線Wの押し込みができなくな
り、電線Wが嵌入部bの底面から浮いた状態に留め置か
れたまま、芯線バレル片dが圧着されることとなる。こ
のため、図12(C)に示すように、芯線バレル片の突
き合わせ部から芯線nの一部の細線pがはみ出る、いわ
ゆる芯線こぼれを起こすことがあった。
【0008】なお、寄面79は、電線Wが嵌入部bの中
央から偏った位置に配置された際には、嵌入部bの外に
芯線が導かれてしまうことがあるため、嵌入部bの中央
へガイドしてこれを防止するために設けられている。し
かし、この寄面79を設けると、電線押さえ75が芯線
バレル片dと当接する位置まで降下しても、電線Wをさ
らに上方位置までしか押し込めることができないため、
かえって芯線こぼれを生じる傾向を助長していた。
【0009】このため、この発明では、芯線を嵌入部内
に完全に嵌入することによって、確実に芯線こぼれを生
じない端子圧着装置とすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、下型と上型との間
で、上縁に被覆バレル片と芯線バレル片が立設された断
面略U字状の嵌入部が形成されたワークと、この嵌入部
の上方に電線の先端をセットして、電線の被覆と芯線を
それぞれ被覆バレル片と芯線バレル片により包み込むよ
うに加締めて圧着する端子圧着装置において、前記上型
には、被覆バレル片を押圧する成形面が設けられ、かつ
被覆バレル片よりも広い成形幅を持った被覆クリンパ
と、芯線バレル片を押圧する成形面が設けられ、かつ芯
線バレル片の幅方向の両端部にベルマウスを設けるべく
幅方向の中央部のみを押圧可能な成形幅を持った芯線ク
リンパと、この両クリンパの間に配設されて、被覆バレ
ル片及び芯線バレル片が圧着されるに先だって電線の芯
線を嵌入部内に押し込むための電線押さえとが設けら
れ、この電線押さえと前記芯線クリンパの下部における
間には、前記電線押さえを芯線バレル片と当接すること
から逃がすべく間隙が設けられ、かつこの間隙は、前記
電線押さえがその下部における前記芯線クリンパとの対
向面を薄肉とした段差状とされることで形成されている
ところに特徴を有する。請求項2の発明は、下型と上型
との間で、上縁に被覆バレル片と芯線バレル片が立設さ
れた断面略U字状の嵌入部が形成されたワークと、この
嵌入部の上方に電線の先端をセットして、電線の被覆と
芯線をそれぞれ被覆バレル片と芯線バレル片により包み
込むように加締めて圧着する端子圧着装置において、前
記上型には、被覆バレル片を押圧する成形面が設けら
れ、かつ被覆バレル片よりも広い成形幅を持った被覆ク
リンパと、芯線バレル片を押圧する成形面が設けられ、
かつ芯線バレル片の幅方向の両端部にベルマウスを設け
るべく幅方向の中央部のみを押圧可能な成形幅を持った
芯線クリンパと、この両クリンパの間に配設されて、被
覆バレル片及び芯線バレル片が圧着されるに先だって電
線の芯線を嵌入部内に押し込むための電線押さえとが設
けられ、この電線押さえと前記芯線クリンパの下部にお
ける間には、前記電線押さえを芯線バレル片と当接する
ことから逃がすべく間隙が設けられ、かつこの間隙は、
前記芯線クリンパがその上部における前記電線押さえと
対向する面を厚肉とした段差状とすることで形成されて
いるとこ ろに特徴を有する。 請求項3の発明は、下型と
上型との間で、上縁に被覆バレル片と芯線バレル片が立
設された断面略U字状の嵌入部が形成されたワークと、
この嵌入部の上方に電線の先端をセットして、電線の被
覆と芯線をそれぞれ被覆バレル片と芯線バレル片により
包み込むように加締めて圧着する端子圧着装置におい
て、前記上型には、被覆バレル片を押圧する成形面が設
けられ、かつ被覆バレル片よりも広い成形幅を持った被
覆クリンパと、芯線バレル片を押圧する成形面が設けら
れ、かつ芯線バレル片の幅方向の両端部にベルマウスを
設けるべく幅方向の中央部のみを押圧可能な成形幅を持
った芯線クリンパと、この両クリンパの間に配設され
て、被覆バレル片及び芯線バレル片が圧着されるに先だ
って電線の芯線を嵌入部内に押し込むための電線押さえ
とが設けられ、この電線押さえと前記芯線クリンパの下
部における間には、前記電線押さえを芯線バレル片と当
接することから逃がすべく間隙が設けられ、かつこの間
隙は、前記電線押さえと前記芯線クリンパの上部の間に
スペーサを介装することで形成されているところに特徴
を有する。
【0011】
【作用】まず下型の上に断面略U字状の嵌入部が形成さ
れたワークが載置される。この嵌入部の上縁に立設され
た被覆バレル片と芯線バレル片に対応した上方位置に電
線の被覆と芯線をセットする。そして上型が下降してい
くと、被覆クリンパと芯線クリンパとの間に配設された
電線押さえが電線に当接して、これを下方に押し下げて
いき、電線をワークの嵌入部内に入れる。この際芯線ク
リンパは、芯線バレルの幅方向の両端にベルマウスを設
けるために中央部のみを押圧し、言い換えると、芯線ク
リンパの両端から芯線バレル片がはみ出した状態にあ
る。しかし、電線押さえと芯線クリンパとの間は下部に
おいて間隙が設けられ、電線押さえが芯線バレル片から
離間する方に逃がされているから、電線押さえは芯線バ
レル片に当接すること無くさらに下降して、電線の芯線
を嵌入部の深部まで押し込む。これに続いて、被覆クリ
ンパ及び芯線クリンパが、電線の被覆と芯線をそれぞれ
被覆バレル片と芯線バレル片により包み込むように加締
めて圧着する。この際、電線は嵌入部の深部まで押圧さ
れているので芯線の一部細線が芯線バレルからはみ出す
いわゆる芯線こぼれを生じない。
【0012】
【発明の効果】この発明は、電線押さえにより電線を嵌
入部内に押し込む際に、芯線バレル片に邪魔されること
なく押し込むことができるので、芯線を深部まで押し込
んで芯線こぼれを確実に防止する効果を奏する。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例1について図1〜図
3に基づいて説明する。図1はこの実施例1の端子圧着
装置の要部を示し、一般的な端子圧着装置と同様に、下
型1の上方にラム2に取付固定された上型が昇降可能に
配置されている。この上型は、被覆バレル片cを圧着す
る被覆クリンパ3と芯線バレル片dを圧着する芯線クリ
ンパ4からなり、この被覆クリンパ3と芯線クリンパ4
との間に電線押さえ5がラム2との間に懸架した図示し
ない引っ張りばねより上下動可能に取付けられている。
そして、下型1上に図示しない搬送装置により搬送され
たワークSが載置されるとともに、この下型1の上面に
図示しない電線搬送装置から電線Wが順次搬送され、そ
の後に、上型が下降して、被覆クリンパ3と芯線クリン
パ4により電線Wを包み込むようにワークSが圧着加工
されるようにされている。
【0014】被覆クリンパ3は、被覆バレル片cの全幅
にわたって成形するように被覆バレル片cよりも広い板
厚(成形幅)からなり、その下端面に被覆バレル片cを
内側に湾曲して成形する成形面10が形成されている。
【0015】また、芯線クリンパ4は、芯線バレル片d
の両端部にベルマウスEを設けるようにその横幅よりも
僅かに狭い範囲で圧着する板厚(成形幅)からなり、そ
の下端面に芯線バレル片dを内側に湾曲して成形する成
形面13が形成されている。
【0016】電線押さえ5は、図2に示すように、従来
例と同様に略矩形の肉厚の板材から形成されており、電
線Wを押圧する押圧面14が設けられている。そして、
電線押さえ5の上部でラム2との間に懸架した図示しな
い引っ張りばねより上下動可能に取付けられている。そ
して、芯線クリンパ4側の面には段差15によって下部
が薄肉面とされ、図1に示すように、被覆クリンパ3、
電線押さえ5及び芯線クリンパ4を積層状に配設され、
芯線クリンパ4と電線押さえ5の下部に間隙yが形成さ
れ、これにより電線押さえ5は芯線バレル片dと当接し
ない位置に配設されている。
【0017】この実施例1の作用について説明すると、
ラム2が上昇した状態で、下型1上に図示しない搬送装
置によりワークSが搬送されて載置される。また、図示
しない電線搬送装置から被覆mの先端が剥されて芯線n
が露出した電線Wが搬送され、ワークSと両クリンパ
3,4の間に配置される。この成形準備状態からラム2
が下降して、ワークSの圧着加工が開始される。
【0018】そして、ラム2が降下して、図3(A)に
示すように電線押さえ5の押圧面14が電線Wを押圧し
つつ更に降下する。この際電線押さえ5は被覆バレル片
cと芯線バレル片dとの間へ入り込み、芯線バレル片d
と当接しないため、さらに降下して電線Wを嵌入部bの
深部まで押し込める。これとほぼ同時に、被覆クリンパ
3及び芯線クリンパ4の成形面10,13が被覆バレル
片c、及び芯線バレル片dの各上端部に当接し(図3に
は成形面13のみを示す。)、この成形面10,13に
沿って両バレル片c,dが湾曲されていき、図3(C)
に示すように電線Wの芯線nと被覆mをそれぞれ包み込
むように加締めて被覆mと芯線nをそれぞれの被覆バレ
ルCと芯線バレルDとを圧着する。このため、芯線nは
嵌入部bの底に押し付けられている状態で両バレル片
c,dが圧着され、芯線こぼれを生じること無く圧着工
程が終了する。そして圧着工程が終了すると、再びラム
2が上昇して次のワークの圧着工程が開始される。
【0019】図4は、実施例2の要部の正面図であっ
て、芯線クリンパ4aは、肉厚の板材から形成されてお
り、電線押さえ5a側の面には段差21によって上部が
厚肉面とされ、被覆クリンパ3、電線押さえ5a及び芯
線クリンパ4aを積層状に配設すると、芯線クリンパ4
aと電線押さえ5aの下部に間隙が形成され、これによ
り電線押さえ5aは芯線バレル片dと当接しないように
配設される。
【0020】また、図5は実施例3の要部の正面図であ
って、芯線クリンパ4b及び電線押さえ5bは、それぞ
れ板材から形成されており、この両者の間にスペーサ2
3が設けられ、このスペーサ23により芯線クリンパ4
bと電線押さえ5bの下部に間隙が形成され、これによ
り電線押さえ5bは芯線バレル片dと当接しないように
配設される。
【0021】なお、この実施例1〜実施例3の電線押さ
えにおいては、その押圧面に寄面を設けていない例を示
したが、図6及び図7に示すように、電線押さえ5の下
面に電線Wを嵌入部bの中央に寄せる寄面34,35を
設けてもよい。これにより、電線Wは断面U字状の嵌入
部b内の中央に配設された上で、圧着成形されることに
なるので、さらに芯線こぼれの発生を確実に防止するこ
とができる。
【0022】この発明は上述した実施例に限定されるも
のではなく、電線押さえが、ワークSの被覆バレル片c
と芯線バレル片dとの間に嵌入して、電線Wを嵌入部の
深部まで押し込めればよく、この要旨を逸脱しない範囲
で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の要部の縦断面図である。
【図2】実施例1の電線押さえの斜視図である。
【図3】実施例1の圧着動作の説明図である。
【図4】実施例2の要部の正面図である。
【図5】実施例3の要部の正面図である。
【図6】他の変形例を示す要部の断面図である。
【図7】他の変形例を示す要部の断面図である。
【図8】(A)は圧着前の端子金具(ワーク)の斜視
図、(B)は圧着後の端子金具の斜視図である。
【図9】従来例を示す上型の分離斜視図である。
【図10】従来例を示す要部の正面図である。
【図11】同、説明図である
【図12】従来例の解決課題を示す説明図である
【符号の説明】
W…電線 m…被覆 n…芯線 S…ワーク b…嵌入
部 c…被覆バレル片 d…芯線バレル片 3…被覆クリンパ 4…芯線クリン
パ 5…電線押さえ 10…成形面 13…成形面 14…押圧面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/18 H01R 43/00 H01R 43/048

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下型と上型との間で、上縁に被覆バレル
    片と芯線バレル片が立設された断面略U字状の嵌入部が
    形成されたワークと、この嵌入部の上方に電線の先端を
    セットして、電線の被覆と芯線をそれぞれ被覆バレル片
    と芯線バレル片により包み込むように加締めて圧着する
    端子圧着装置において、 前記上型には、被覆バレル片を押圧する成形面が設けら
    れ、かつ被覆バレル片よりも広い成形幅を持った被覆ク
    リンパと、芯線バレル片を押圧する成形面が設けられ、
    かつ芯線バレル片の幅方向の両端部にベルマウスを設け
    るべく幅方向の中央部のみを押圧可能な成形幅を持った
    芯線クリンパと、この両クリンパの間に配設されて、被
    覆バレル片及び芯線バレル片が圧着されるに先だって電
    線の芯線を嵌入部内に押し込むための電線押さえとが設
    けられ、 この電線押さえと前記芯線クリンパの下部における間に
    は、前記電線押さえを芯線バレル片と当接することから
    逃がすべく間隙が設けられ かつこの間隙は、前記電線押さえがその下部における前
    記芯線クリンパとの対向面を薄肉とした段差状とされる
    ことで形成され ていることを特徴とする端子圧着装置。
  2. 【請求項2】 下型と上型との間で、上縁に被覆バレル
    片と芯線バレル片が立設された断面略U字状の嵌入部が
    形成されたワークと、この嵌入部の上方に電線の先端を
    セットして、電線の被覆と芯線をそれぞれ被覆バレル片
    と芯線バレル片により包み込むように加締めて圧着する
    端子圧着装置において、 前記上型には、被覆バレル片を押圧する成形面が設けら
    れ、かつ被覆バレル片よりも広い成形幅を持った被覆ク
    リンパと、芯線バレル片を押圧する成形面が設けられ、
    かつ芯線バレル片の幅方向の両端部にベルマウスを設け
    るべく幅方向の中央部のみを押圧可能な成形幅を持った
    芯線クリンパと、この両クリンパの間に配設されて、被
    覆バレル片及び芯線バレル片が圧着されるに先だって電
    線の芯線を嵌入部内に押し込むための電線押さえとが設
    けられ、 この電線押さえと前記芯線クリンパの下部における間に
    は、前記電線押さえを芯線バレル片と当接することから
    逃がすべく間隙が設けられ、 かつこの間隙は、前記芯線クリンパがその上部における
    前記電線押さえと対向 する面を厚肉とした段差状とする
    ことで形成されていることを特徴とする端子圧着装置。
  3. 【請求項3】 下型と上型との間で、上縁に被覆バレル
    片と芯線バレル片が立設された断面略U字状の嵌入部が
    形成されたワークと、この嵌入部の上方に電線の先端を
    セットして、電線の被覆と芯線をそれぞれ被覆バレル片
    と芯線バレル片により包み込むように加締めて圧着する
    端子圧着装置において、 前記上型には、被覆バレル片を押圧する成形面が設けら
    れ、かつ被覆バレル片よりも広い成形幅を持った被覆ク
    リンパと、芯線バレル片を押圧する成形面が設けられ、
    かつ芯線バレル片の幅方向の両端部にベルマウスを設け
    るべく幅方向の中央部のみを押圧可能な成形幅を持った
    芯線クリンパと、この両クリンパの間に配設されて、被
    覆バレル片及び芯線バレル片が圧着されるに先だって電
    線の芯線を嵌入部内に押し込むための電線押さえとが設
    けられ、 この電線押さえと前記芯線クリンパの下部における間に
    は、前記電線押さえを芯線バレル片と当接することから
    逃がすべく間隙が設けられ、 かつこの間隙は、前記電線押さえと前記芯線クリンパの
    上部の間にスペーサを介装することで形成されているこ
    とを特徴とする端子圧着装置。
JP5213316A 1993-08-04 1993-08-04 端子圧着装置 Expired - Lifetime JP3060794B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5213316A JP3060794B2 (ja) 1993-08-04 1993-08-04 端子圧着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5213316A JP3060794B2 (ja) 1993-08-04 1993-08-04 端子圧着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0750191A JPH0750191A (ja) 1995-02-21
JP3060794B2 true JP3060794B2 (ja) 2000-07-10

Family

ID=16637133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5213316A Expired - Lifetime JP3060794B2 (ja) 1993-08-04 1993-08-04 端子圧着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3060794B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3731783B2 (ja) 1997-09-05 2006-01-05 矢崎総業株式会社 端子の圧着方法および圧着装置
WO2007043345A1 (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Autonetworks Technologies, Ltd. 端子付き電線の製造方法及び端子付き電線並びに端子圧着装置
JP2010135120A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Yazaki Corp ケーブル芯線用端子圧着刃型と端子圧着機
JP5586354B2 (ja) 2010-07-15 2014-09-10 矢崎総業株式会社 金型及び圧着方法
JP2012199168A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子付電線の製造方法及び端子圧着装置
JP5720527B2 (ja) * 2011-10-17 2015-05-20 住友電装株式会社 端子付電線の製造方法、および、端子圧着装置
DE102013205235A1 (de) * 2013-03-25 2014-09-25 Tyco Electronics Amp Gmbh Crimpverbindung
JP6263500B2 (ja) * 2015-06-12 2018-01-17 矢崎総業株式会社 電線付き端子及びワイヤハーネス

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0750191A (ja) 1995-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2747160B2 (ja) シールドケース
US5484961A (en) Terminal crimping method and crimp terminal used therefor
US20210050677A1 (en) Terminal and wire with terminal
JP3060794B2 (ja) 端子圧着装置
US5500999A (en) Terminal crimping device
JP2929416B2 (ja) 接続端子の切断・圧着装置
WO2020250800A1 (ja) 端子、および端子付き電線
EP1267457B1 (en) Terminal crimping dies
US5342996A (en) Inter-connecting terminal
JP6786312B2 (ja) 圧着端子
JP3331185B2 (ja) 圧接装置及び圧接方法
JP6856418B2 (ja) 端子付き電線の製造方法及び製造システム
JP3845336B2 (ja) 圧着端子
JPH0750190A (ja) 端子圧着装置
JP3679185B2 (ja) 導体の圧着接続方法
JPH05109458A (ja) 電線用端子のかしめ装置
WO2020209179A1 (ja) 端子、および端子付き電線
JP2547306Y2 (ja) 絶縁被覆バレル用クリンパ
US20230007908A1 (en) Electrical terminal with crimped connection to a flat flexible cable
JP4403256B2 (ja) 圧着端子圧着装置及び圧着金型
US20220069534A1 (en) Terminal crimping device
JPH0534693U (ja) 圧着端子の圧着金型
JP2700747B2 (ja) 圧接端子および該端子を用いた被覆電線の接続方法
JPH0252395B2 (ja)
JP2003331940A (ja) 圧着端子

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000328

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120428

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130428

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term