JP3060158B2 - 裏当て付きファスナー、および裏当てまたは水除付きファスナーの取り付け方法 - Google Patents

裏当て付きファスナー、および裏当てまたは水除付きファスナーの取り付け方法

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JP3060158B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製靴に用
いる裏当て付きファスナー、および合成樹脂靴への裏当
てまたは水除付きファスナーの取り付け方法に関し、た
とえば合成樹脂製靴がスラッシュ成形靴である場合に好
適な前記ファスナーおよびその取り付け方法に関する。
【0002】
【技術背景】従来、合成樹脂製靴に用いるファスナーの
取り付け方法として、種々の技術が知られている。たと
えば、(1)特公昭47−2980号の「スラッシュ成
形靴ファスナー装着法」、(2)特公昭49−2145
号の「スラッシュ成形靴ファスナー装着法」、(3)特
公昭57−12602号の「合成樹脂靴へのファスナー
装着方法」、(4)特公昭52−43138号の「水除
けとファスナーを靴に装着する方法とその装置」、
(5)特公昭63−62201号の「合成樹脂靴のファ
スナー取付方法及びそれに使用する高周波融着装置の上
電極」が従来公知である。
【0003】(1)の技術では、スラッシュ成形靴に裏
布を装着した後にファスナー装着部に相当する部分に、
ファスナー布縁とファスナー覆片とを接着したものを靴
の外部側から外皮に融着し、この後、前記外皮と前記裏
布のファスナーの開閉部に当たる部分を切り開いてい
る。また、(2)の技術では、スラッシュ成形靴に、フ
ァスナー布縁とファスナー覆片とを接着したものを靴の
内部側から外皮に装着した後に裏布を装着し、この後、
前記外皮と前記裏布のファスナーの開閉部に当たる部分
を切り開いている。(3)の技術では、ファスナーを靴
の内部側から該外皮に融着すると同時に、外皮のファス
ナー部分を除去している。(4)の技術では、水除け付
きのファスナーを外皮に融着するに際して、ファスナー
の側部のみが外皮に融着されるように、靴の内部側に位
置する電極の形状にスリットを形成し、該スリット内に
水除け部分を挿入した状態で融着を行っている。(5)
の技術は(3)の技術と(4)の技術との単なる組み合
わせである。
【0004】ところで、(1)〜(3)の技術では、裏
布をファスナー開口部で切り開いているため、該裏布の
「ファスナーの裏当て」としての機能が不完全であり、
ファスナーの開閉部が直接、靴の内部側に露出する。こ
のため、ファスナーの開閉に際して靴下、ストッキン
グ、足部の皮膚がファスナーに食い込む等の問題があ
る。また、(4),(5)の技術では、裏布を装着する
際に、該裏布をファスナの輪郭で外皮に縫着等しようと
すると、水除が靴の内部側で前記輪郭からはみ出して折
れ曲がるために、水除の袋部分をも縫着等してしまう結
果となる。このため、裏布の簡易な装着は不可能であっ
た。したがって、(4),(5)の技術では、通常、裏
布は装着されず、特にブーツでは水除が折り曲がり、シ
ワとなって足当たりを悪くすると言う問題がある。
【0005】
【発明の目的】本発明の一つの目的は、開閉部を完全に
被覆することができる裏当て付きファスナーを提供する
ことである。本発明の他の目的は、特に一体成形された
継ぎ目のない樹脂靴外皮と裏布との間に取り付けられる
ファスナーに、片側が固定された裏当ての固定されない
側が、高周波融着や縫着により固定されることがなく、
しかも作業性に極めて優れた裏当て付きファスナーの取
り付け方法を提供することである。本発明のさらに他の
目的は、水除付きファスナーの外皮への取り付けにも好
適な方法を提供することである。
【0006】
【発明の概要】本発明の裏当て付きファスナーは、裏当
てが、下端部がファスナーの開閉部の最下端よりも延長
した長さを有し、その一方の側部のみが前記ファスナー
に取り付けられて構成される(以下、この裏当てのファ
スナーに取り付けられた側を「裏当ての拘束側」と言
う)。そして、裏当ての両側部のうち、ファスナーに取
り付けられていない側(以下、「裏当ての自由側」と言
う)に連続する下端部が、ファスナーを全開した状態で
外皮の外側に引き出し可能なように、後述する方法で、
舌片状に形成されてなることを特徴とする。
【0007】ここで、ファスナーには、コイル式やムシ
金具式の開閉部をスライダーで開閉するタイプの他、ホ
ックで開閉するタイプ等、種々のものが含まれる。ま
た、合成樹脂製靴には、スラッシュ成形の他、射出成
形、プレス成形により製造される、短靴、ミドルブー
ツ、ロングブーツ等が含まれる。裏当ては、ファスナー
を十分に被覆する幅とされる。通常、裏当ての幅はその
全長に亙り等幅としてもよいし、ファスナーの上部では
幅広に、ファスナーの下部では幅狭に形成する等、長さ
方向位置により異なるように形成することもできる。ま
た、ファスナーには水除を取り付けることもできる。な
お、裏当てまたは水除はファスナーに融着、接着、縫着
等の種々の方法により取り付けることができる。
【0008】本発明の裏当て付きのファスナーにおい
て、上述した裏当ての下端部の舌片状部分の形成方法
、該裏当ての下端辺から切り込みを入れて形成する
法か、または前記裏当ての下端部を段状に切除して形成
する方法を採用する。
【0009】本発明の裏当てまたは水除付きファスナー
の取り付け方法は、(A)裏当てまたは水除付きファス
ナーを、靴の内部側から外皮に取り付ける工程、(B)
前記外皮をファスナーの開閉部が露出するように切除す
る工程、(C)裏布を、靴の内部側に配置し(ファスナ
ーは該裏布により被覆される)、該裏布をファスナーを
介して、外皮に接合する工程、(D)前記裏布をファス
ナーの開閉部が露出するように切除する工程、を有して
なり、(C)の工程は、前記裏当て付きファスナーにあ
っては、ファスナーの両側部のうち、裏当ての自由側に
ついての、裏布と外皮との接合に際し、該裏当ての自由
側をファスナーの開口から引き出して行い、前記水除付
きファスナーにあっては、該水除の袋部分をファスナー
の開口から引き出して行うことを特徴とする。
【0010】(A)の工程における、裏当てまたは水除
付きファスナーの外皮への取り付けは、融着、接着、縫
着等により行うことができる。融着による取り付けは、
靴の外部側に位置する第1電極と、靴の内部側に位置す
る第2電極とを用いて行われる。裏当て付きファスナー
を第2電極に載置する際には、裏当ての自由側が、第1
電極と第2電極との間に介在しないように、裏当てを折
り曲げることができる。
【0011】(B)の工程では、ファスナーが位置する
外皮部分を高周波等によりU字等の輪郭で溶かして切除
することもできるし、カッターによりU字等に切除する
こともできる。(A)の工程を高周波融着により行い、
(B)の工程を高周波溶断により行う場合には、前記の
特公昭52−43138号に示された技術を用いて、こ
れらの工程を同時に行うことができる。
【0012】(C)の工程では、裏布は吊り込みにより
外皮に配置される。裏布の外皮への取り付けは、融着、
接着、縫着等により行われる。このとき、ファスナーが
裏当て付きの場合には、前述したように、ファスナーの
両側部のうち、裏当ての拘束側についての、裏布と外皮
との接合に際しては、裏当ての自由側はファスナーの開
口から引き出される。したがって、この裏当ての自由側
が、裏布と共に外皮に接合されると言った不都合は生じ
ない。また、ファスナーが水除付きの場合には、該水除
の袋部分はファスナーの開口から引き出される。これに
より、水除が靴の内部側で前記輪郭からはみ出して折れ
曲がり、水除の袋部分をも縫着等してしまうと言った不
都合は生じない。
【0013】この場合、本発明の裏当て付きファスナー
を用いた場合には、ファスナーの両側部のうち、裏当て
の自由側についての、裏布と外皮との接合に際し、該裏
当ての自由側は、前記舌片状部分と共にファスナーの開
口から引き出される。
【0014】
【実施例】図1(a),(b)は本発明の裏当て付きフ
ァスナーの実施例を示す図であり、ファスナー1として
スライダー11により開閉が行われるムシ金具式のもの
が用いられ(ムシ金具を符合12で示す)、裏当て2と
してファスナー1の幅と等幅のものが用いられている。
なお、本実施例では、ファスナー1の本体部(スライダ
ー11,ムシ金具12以外の縁布部分)、および裏当て
2は合成樹脂を素材と形成されている。
【0015】この裏当て2は、その下端部がファスナー
1の開閉部の最下端よりも延長した長さを有し、一方の
側部(すなわち、拘束側2A)のみが前記ファスナーに
縫着(縫着部を符合S1Aで示す)により取り付けられ
ている。そして、裏当て2の両側部のうち、自由側2B
に連続する下端部が、ファスナー1を全開した状態で外
皮の外側に引き出し可能なように舌片状(この舌片状部
分を21で示す)に形成されている。
【0016】図1(a)の裏当て付きファスナーでは、
裏当て2には下端辺中央から上方に向けて切り込み22
が形成され、該切り込み22はムシ金具12の最下端よ
りやや下方に達している。該切り込み22により、舌片
状部分21が形成されている。この切り込み22を、ム
シ金具12の最下端位置、またはこれより上方にまで達
するようにもできるが、この場合には靴の装着の際に、
舌片状部分21が外皮の外部に飛び出る可能性があり、
好適ではない。なお、後述するファスナー1の取り付け
後(すなわち、後述する工程(D)の終了後)において
は、上記の切り込みを粘着テープ等により閉合すること
もできるが、切り込み22の上端を図1(a)のように
した場合には、上記粘着テープ等により切り込み22を
閉合する処理は省略できる。
【0017】図1(b)の裏当て付きファスナーでは、
裏当て2の下端部を段状に切除することにより、舌片状
部分21が形成されている。以下に、図1(a),
(b)の裏当て付きファスナーを用いた、本発明の方法
の実施例を説明する。図2(a),(b)は、図1
(a),(b)の裏当て付きファスナーを用いた本発明
の方法による(A),(B)の工程を示す図である。本
実施例では、高周波加熱用電極(図2(a)に示すよう
に、第1電極41および第2電極42からなる)によ
り、裏当て付きファスナーを、靴の内部側から合成樹脂
製(本実施例では、スラッシュ成形により形成されてい
る)の外皮3に取り付ける工程と、外皮3をファスナー
1が露出するように切除する工程とが同時に行われる。
【0018】図2(a)において、ファスナー1はブロ
ック状の第2電極42に載置され、裏当て2は第2電極
42の側部に折り曲げられている。ファスナー1の上部
には外皮3が載置されており、外皮3の上方には横断面
がU字形状をなす突起体からなる第1電極が配置されて
いる。
【0019】なお、図2(a)に示した第2電極42に
代えて、中央にスリットを持つ電極(図6(a)参照)
を使用することもでき、裏当て2は第2電極の側部に折
り曲げずに中央のスリット内に挿入される。このような
方法により、(A),(B)の工程を行う場合には、裏
当て2が取り付けられた側の第1,第2電極間には外皮
3、裏当て2および裏布5が介在し、裏当て2が取り付
けられない側の第1,第2電極間には、外皮3および裏
布5が介在する。このため、高周波による加熱の度合い
が上記U字形の左右で不均一となる。以上のような不都
合があるため、(A),(B)の工程を行う場合、通常
は、図2(a)に示した方法が採用される。
【0020】第1電極41の突起体下面には、複数の突
出条43および突起44がそれぞれ形成されており、最
も内側の突出条43の高さは他の突起44よりも高さが
高く形成されている。
【0021】図2(a)において、第1電極41と第2
電極42とを押接して、両電極間に高周波電圧を印加す
ることで、突起44が位置する部分ではファスナー1と
外皮3とは融着される。これと共に、第1電極41の内
側(U字形の内部)部分は、突出条43の高さが高いこ
とから溶断除去される(あるいは、溶断除去できる程度
に突出条43が位置する外皮3の厚さが薄くなる)。な
お、突起44が位置する部分のファスナー1と外皮3と
の融着の強度は、次の工程(C)においてファスナー1
と外皮3と裏布とを縫着することから、さほど強力でな
くてもよい。このようにして、裏当て付きファスナー
が、外皮3に取り付けられ、かつ外皮3がファスナー1
を露出するように切除されるた状態を図2(b)に示
す。
【0022】図3は、図1(a),(b)の裏当て付き
ファスナーを用いた本発明の方法による(C)の工程を
示す図である。この工程では、靴の内部側から、裏布5
を吊り込む(これにより、ファスナー1は裏布5により
被覆される)。この後、裏布5をファスナー1を介して
外皮3に接合する。ここでは、裏布5の外皮3への取り
付けは、縫着により行っている(縫着部を符合S2A,
S2Bで示す)。このとき、ファスナー1の両側部のう
ち、裏当て2の拘束側2Aについての、裏布5と外皮3
との接合に際しては、裏当ての自由側2Bはファスナー
1の開口から引き出される。このとき、裏当ての自由側
2Bも、舌片状部分21と共にファスナーの開口から引
き出される。したがって、裏当て2の自由側2Bが、裏
布5と共に外皮3に接合されることはない。裏当て2の
下端部をファスナーの開閉部の最下端よりも延長しては
いるが、上記の舌片条部分21を形成しない場合、裏当
て2の下端に皺がよった状態で上記縫着が行われるた
め、靴の履用感が低下したり、外観を損なったりする等
の不都合が生じる。
【0023】なお、本実施例では、裏布5として合成樹
脂織布を用いている。裏布5として、合成樹脂、非合成
樹脂からなる織布、編布、不織布等、これらの積層体等
を用いることができる。なお、本実施例のように、裏布
5を縫着により外皮3にファスナー1を介して接合する
場合には、該裏布は非合成樹脂系の織布等から形成する
ことができる。
【0024】図4は、図1(a),(b)の裏当て付き
ファスナーを用いた本発明の方法の(D)の工程後を示
す図である。(D)の工程では、裏布5をファスナー1
の開閉部が露出するように切除する。この切除は、たと
えば、カッターや鋏を用いて行うことができる。
【0025】図5は、水除付きファスナーの一例を示す
図である。同図に示すように、ファスナー1には水除6
が縫着により取り付けられている(縫着部を符号S1
A,S1Bで示す)。ファスナー1を外皮に取り付けた
後に、水除6を取り付ける作業は容易ではないが、次に
述べる方法を用いて、水除6付きのファスナー1を、裏
布と共に外皮に取り付けることができる。
【0026】図6(a),(b)は、図5の水除付きフ
ァスナーを用いた本発明の方法による(A)工程および
(B)工程を同時に行う様子を示す図である。図6
(a)の高周波用電極では、第2電極45が図2(a)
に示した第2電極42と異なっている。図6(a)の第
2電極45は、中央に水除6を挿入するためのスリット
46を有している。このようにして、水除付きファスナ
ーが外皮3に取り付けられ、かつ外皮3がファスナー1
を露出するように切除された状態を図6(b)に示す。
【0027】図7は、図5の水除付きファスナーを用い
た本発明の方法による(C)工程を示す図である。同図
に示すように、裏布5をファスナー1を介して外皮3に
縫着等により接合する場合、水除6は袋部分がファスナ
ー1の開口から引き出される。このとき、水除6が靴の
内部側でファスナー1の輪郭からはみ出して折れ曲がる
ことはないので、水除6の袋部分が縫着等されることは
ない。
【0028】図8は、図5の水除付きファスナーを用い
た本発明の方法による(D)工程後を示す図であり、フ
ァスナー1の開閉部が露出するように裏布5が切除され
た様子が示されている。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では以下のよ
うな効果を奏することができる。 (1)スライダーを移動させるとき(特に、ファスナー
を閉じるとき)に、靴下、ストッキング、足部の皮膚が
ファスナーに食い込む等の不都合が解消される。また、
裏当ての幅を十分に広くとることができるので、スライ
ダーの移動により裏当てがファスナーに食い込む等の不
都合も解消される。 (2)特に、ファスナーの下端部に縫合によるシワが発
生しないので、仕上がりの外観も良く、足当たりも良好
である。 (3)水除付きファスナーを本発明方法に使用した場
合、裏布の装着に支障がなく、足当たりの良好な水除付
きファスナーを備えた靴の製造が可能となる。 (4)裏当てや水除をファスナーに予め取り付けておく
ことができるので、生産性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の裏当て付きファスナーの実施例を示す
図であり、(a)は裏当ての下端辺中央から上方に向け
て切り込みが形成されたもの、(b)は裏当ての下端部
を段状に切除することにより、舌片状部分が形成された
ものを示している。
【図2】本発明の方法の(A),(B)の工程を図1の
裏当て付きファスナーに適用した様子を示す図であり、
(a)はファスナーは当該工程を示す図であり、(b)
は工程完了後を示す図である。
【図3】本発明の方法の(C)の工程を図1の裏当て付
きファスナーに適用した様子を示す図である。
【図4】本発明の方法の(D)の工程を図1の裏当て付
きファスナーに適用した様子を示す図である。
【図5】水除付きファスナーの一例を示す図である。
【図6】本発明の方法の(A),(B)の工程を図5の
水除付きファスナーに適用した様子を示す図であり、
(a)はファスナーは当該工程を示す図であり、(b)
は工程完了後を示す図である。
【図7】本発明の方法の(C)の工程を図5の水除付き
ファスナーに適用した様子を示す図である。
【図8】本発明の方法の(D)の工程を図5の水除付き
ファスナーに適用した様子を示す図である。
【符号の説明】
1 ファスナー 11 スライダー 12 ムシ金具 2 裏当て 2A 裏当ての拘束側 2B 裏当ての自由側 21 舌片状部分 22 切り込み 3 外皮 41 第1電極 42 第2電極 43 第2電極の突出条 44,45 第2電極の突起 46 スリット 5 裏布 S1A,S1B,S2A,S2B 縫着部
フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭57−12602(JP,B2) 実公 平4−7762(JP,Y2) 実公 昭25−1739(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A43C 11/00 - 11/24 A43B 23/00 - 23/30

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏当ての下端部がファスナーの開閉部の
    最下端よりも延長した長さを有し、該裏当ての一方の側
    部のみが前記ファスナーに取り付けられてなる、合成樹
    脂製靴に用いる裏当て付きファスナーであって、 前記裏当ての両側部のうち、ファスナーに取り付けられ
    ていない側に連続する下端部が、ファスナーを全開した
    状態で外皮の外側に引き出し可能なように、該裏当ての
    下端辺から切り込みを入れて、または該裏当ての下端部
    が段状に切除されて、舌片状に形成されてなる、 ことを特徴とする前記裏当て付きファスナー。
  2. 【請求項2】 (A)裏当てまたは水除付きファスナー
    を、靴の内部側から外皮に取り付ける工程、 (B)前記外皮をファスナーの開閉部が露出するように
    切除する工程、 (C)裏布を、靴の内部側に配置し、該裏布をファスナ
    ーを介して、外皮に接合する工程、 (D)前記裏布をファスナーの開閉部が露出するように
    切除する工程、 を有してなる合成樹脂製靴への裏当てまたは水除付きフ
    ァスナーの取り付け方法であって、 前記(C)の工程は、 前記裏当て付きファスナーにあっては、ファスナーの両
    側部のうち、裏当てがファスナーに取り付けられていな
    い側についての、裏布と外皮との接合に際し、裏当ての
    ファスナーに取り付けられていない側を、ファスナーの
    開口から引き出して行い、 前記水除付きファスナーにあっては、該水除の袋部分を
    ファスナーの開口から引き出して行う、 ことを特徴とする前記取り付け方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の裏当て付きファフナー
    を用いた、請求項に記載の裏当て付きファスナーの取
    り付け方法であって、 前記(C)の工程は、ファスナーの両側部のうち、裏当
    てがファスナーに取り付けられていない側についての、
    裏布と外皮との接合に際し、裏当てのファスナーに取り
    付けられていない側を、前記舌片状部分と共にファスナ
    ーの開口から引き出して行う、 ことを特徴とする前記取り付け方法。
  4. 【請求項4】 前記(A)の工程が、靴の外部側に位置
    する第1電極と、靴の内部側に位置する第2電極とを用
    いた高周波融着により行われる、請求項3または4に記
    載の裏当て付きファスナーの取り付け方法であって、 裏当て付きファスナーを前記第2電極に載置する際に、
    裏当てのファスナーに取り付けられていない側が、第1
    電極と第2電極との間に介在しないようにしたことを特
    徴とする前記取り付け方法。
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