JP3056943U - 電子機器の自動時刻設定装置 - Google Patents

電子機器の自動時刻設定装置

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    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが時刻設定のための何らの操作を行わ
なくても、一定時間経過後に自動的に時刻設定を行う。 【解決手段】 時刻データが挿入された送信電波を受信
し、受信した送信電波から時刻データを抽出して、機器
内部の時計部10の時刻設定動作を行う電子機器の自動
時刻設定装置であって、電源の立ち上げに応答して一定
時間の計測を開始する計測部11を備え、システムコン
トローラ6は、計測部11によって一定時間が計測され
たとき、時計部10の最初の時刻設定動作が行われたか
否かを判別し、最初の時刻設定動作が行われていないと
判別した場合には、時刻設定動作を実行する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、時刻データが挿入された送信電波を受信し、受信した送信電波から 時刻データを抽出して、機器内部の時計手段の時刻設定動作を行う電子機器の自 動時刻設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、多くの電子機器には時計機能が内蔵されている。この時計機能は、例え ば電子機器を購入したユーザが、コンセントを差し込んで電源を立ち上げ、電源 スイッチをオンすることによって表示される初期設定メニューに従って、現在時 刻の設定操作を行うようになっている。
【0003】 例えば、テレビジョン受像機(TV)やビデオカセットレコーダ(VCR)等 では、受信チャンネルのオートプリセットを行うが、このときにオートプリセッ トに続いて時計機能の時刻設定を行うようになっている。ヨーロッパでは、垂直 帰線期間の同期信号部分に時刻データを挿入したテレビジョン信号を送信してい る放送局があり、このようなテレビジョン信号に含まれる時刻データを抽出して 、内部の時計機能の時刻設定を行うようになっている。
【0004】 すなわち、オートプリセットを行って受信チャンネルを自動的に設定した後、 テレビ画面やビデオの表示パネル等に、時刻設定(オートクロック)を自動で行 うか、手動で行うかの選択メニューが表示される。ここでユーザが自動を選択す ると、次に時刻データを取得するチャンネルを自動で検索するか、手動で検索す るかの選択メニューが表示される。ここでユーザが自動を選択すると、以後、各 チャンネルに設定した放送局の中からテレビジョン信号に時刻データを挿入して いる放送局を検索し、その検索した放送局から送信されてくるテレビジョン信号 に含まれる時刻データを抽出して、時計機能の時刻設定を行うようになっている 。
【0005】 このように、テレビ画面や表示パネルに表示された選択メニューから自動、手 動のいずれかを選択し、自動を選択することによって時刻設定を自動で行うよう に構成されたものは、従来から種々提案されている。例えば、ユーザのボタン操 作によって時計機能の時刻設定(自動修正)を行うものとして、特開平8−20 1546号公報に記載の電波修正機能付き時計がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このように、時刻設定動作を自動で行うものは従来らか種々提案されているも のの、時刻設定を自動で行うか、手動で行うかの選択や、時刻データを取得する チャンネルを自動で検索するか、手動で検索するかの選択は、ユーザ自身が行う 必要がある。つまり、これらを選択した後に、自動で時計機能の時刻設定を行う ことになる。 そのため、例えば、時刻設定を自動で行うか、手動で行うかの選択途中で、ユ ーザが何等かの理由により操作を中断してしまった場合には、時計機能の時刻設 定が行われないままになってしまうといった不具合があった。
【0007】 本考案はこのような問題点を解決すべく創案されたものであって、その目的は 、ユーザが時刻設定のための何らの操作を行わなくても、一定時間経過後に自動 的に時刻設定を行わせるようにした電子機器の自動時刻設定装置を提供すること にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の請求項1に記載の電子機器の自動時刻設定 装置は、時刻データが挿入された送信電波を受信し、受信した送信電波から時刻 データを抽出して、機器内部の時計手段の時刻設定動作を行う電子機器の自動時 刻設定装置において、電源の立ち上げに応答して一定時間の計測を開始する計測 手段と、前記時計手段の最初の時刻設定動作が行われたか否かを判別する第1の 判別手段と、前記計測手段によって一定時間が計測されたとき、前記第1の判別 手段によって最初の時刻設定動作が行われていないと判別された場合には、時刻 設定動作を実行する時刻設定制御手段とを備えた構成とする。
【0009】 また、本考案の請求項2に記載の電子機器の自動時刻設定装置は、請求項1に 記載のものにおいて、前記計測手段によって一定時間が計測されたとき、機器自 体が時刻設定動作を行える状態であるか否かを判別する第2の判別手段と、この 第2の判別手段によって機器自体が時刻設定動作を行える状態でないと判別され た場合には、前記計測手段をリセットして、最初の一定時間より短い一定時間の 計測を開始させる計測制御手段とを備えた構成とする。 また、本考案の請求項3に記載の電子機器の自動時刻設定装置は、請求項1又 は2に記載のものにおいて、最初の時刻設定動作を実行後、前記計測手段によっ て計測される所定時間が経過するたびに、設定時刻の修正を行う時刻修正制御手 段を備えた構成とする。
【0010】 また、本考案の請求項4に記載の電子機器の自動時刻設定装置は、請求項1、 2又は3に記載のものにおいて、前記計測手段は、電源コンセントを挿入したと き、又は電源コンセントを挿入し次に電源スイッチを操作したとき、最初の一定 時間の計測を開始するものである。 また、本考案の請求項5に記載の電子機器の自動時刻設定装置は、請求項1、 2、3又は4に記載のものにおいて、前記送信電波を、映像信号部分に時刻デー タを挿入したテレビジョン信号としたものである。
【0011】 また、本考案の請求項6に記載の電子機器の自動時刻設定装置は、請求項1に 記載のものにおいて、前記時刻設定制御手段は、前記計測手段が一定時間を計測 したときに、チャンネルプリセットがされていない時、又は時刻データを含む放 送局が検出できない時は、オートプリセット動作を実行して各チャンネルに放送 局の周波数データを設定し、その設定した放送局の中からテレビジョン信号に時 刻データを挿入している放送局を検索し、その検索した放送局から送信されてく るテレビジョン信号に挿入されている時刻データを抽出して前記時計手段の時刻 設定動作を行うものである。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。 図1は、本考案の自動時計設定装置を内蔵した電子機器の全体構成を示すブロ ック図であり、本実施の形態では、テレビジョン受像機を例に挙げている。 同図において、アンテナ入力端子1は、受信した放送波から所望のチャンネル を選択するチューナ回路2に接続されており、チューナ回路2の出力は、選択し たチャンネルの映像信号を検波、増幅等する映像信号処理系3と、選択したチャ ンネルの音声信号を検波、増幅等する音声信号処理系4とに導かれている。
【0013】 また、映像信号処理系3の図示しない検波回路から出力されるAFA電圧がA FT検出回路5に導かれており、AFT検出回路5の検出信号(AFT信号)が 選局制御等を行うシステムコントローラ6に導かれている。また、映像信号処理 系3の同期分離回路3aによって分離された同期信号(SD信号)は、システム コントローラ6に導かれている。さらに、垂直帰線期間の映像信号に含まれる時 刻データは、時刻データ抽出部7に導かれており、時刻データ抽出部7によって 抽出された時刻データが、システムコントローラ6に導かれるようになっている 。
【0014】 また、システムコントローラ6には、各チャンネルの周波数データを記憶する EEP−ROM等からなるチャンネルデータ記憶部8が双方向に接続されている とともに、オートプリセットキーやチャンネル選択キー等を備えたキー入力部9 が接続されている。さらに、システムコントローラ6には、現在時刻を計時する 時計部10が双方向に接続されているとともに、任意の時間を計測(カウント) する計測部(タイマー部)11が双方向に接続されている。また、システムコン トローラ6の出力は、チューナ回路2に導かれた構成となっている。
【0015】 システムコントローラ6は、電源の立ち上げ後、計測部11によって一定時間 が計測されたとき、時計部10が最初の時刻設定をされているか否かを判断し、 最初の時刻設定がされていない場合には、時計部10の最初の時刻設定動作を実 行するようになっている。また、システムコントローラ6は、計測部11によっ て一定時間が計測されたとき、機器自体が時刻設定動作を行える状態であるか否 かを判別し、機器自体が時刻設定動作を行える状態でないと判別した場合には、 計測部11をリセットして、最初の一定時間より短い一定時間の計測を開始させ るようになっている。また、システムコントローラ6は、時計部10の最初の時 刻設定動作を実行後、計測部11によって計測される所定時間が経過するたびに 、設定時刻の修正を行うようになっている。すなわち、請求項に記載の第1の判 別手段、第2の判別手段、計測制御手段、時刻設定制御手段及び時刻修正制御手 段は、本実施の形態ではシステムコントローラ6によって実現されている。
【0016】 次に、上記構成の自動時計設定装置を内蔵したテレビジョン受像機において、 時計部10の最初の時刻設定動作(初期設定動作)について、図2に示すフロー チャートを参照して説明する。 テレビジョン受像機のコンセントをプラグに差し込み、キー入力部9の図示し ない電源スイッチをオンすると(ステップS1)、システムコントローラ6は、 まずオートプリセット(チャンネルプリセット)動作を実行するとともに(ステ ップS2)、計測部11を起動して、最初の一定時間(例えば、12時間)の計 測を開始させる(ステップS3)。
【0017】 ステップS2のオートプリセット動作については、従来周知の技術であるので 、ここでは以下に簡単に説明する。すなわち、システムコントローラ6では、チ ューナ回路2の図示しない局部発振器を制御して、VHF、UHFの各バンド切 り替えを行い、各バンドについて全チャンネルを周波数の低い方からスキャンす る。そして、このとき映像信号処理系3の同期分離回路3aから入力されるSD 信号とAFT検出回路5から入力されるAFT信号とに基づき、DS信号有りで AFT信号有りの場合には、そのときのチャンネルの周波数データをチャンネル データ記憶部8に記憶する。システムコントローラ6は、このようなプリセット 動作を各バンドの最大周波数までそれぞれ行うことにより、チャンネルデータ記 憶部8には、放送波の有る全チャンネルの周波数データが記憶されることになる 。
【0018】 一方、このようにしてオートプリセット動作が終了すると、次に時刻設定を自 動で行うか、手動で行うかの選択メニューがテレビ画面に表示され、ここで自動 を選択すると、次に時刻データを取得するチャンネルを自動で検索するか、手動 で検索するかの選択メニューが表示されるので、ここでさらに自動を選択すると (ステップS4でYesの場合)、以後、時計部10の最初の時刻設定が自動で 行われることになる(ステップS5〜ステップS7)。ステップS5〜ステップ S7の動作については後述する。
【0019】 一方、テレビ画面に時刻設定を自動で行うか、手動で行うかの選択メニューが 表示された段階、又は時刻データを取得するチャンネルを自動で検索するか、手 動で検索するかの選択メニューが表示された段階で、ユーザが何らかの理由によ り操作を中断した場合には、時計部10の最初の時刻設定が行われないままとな る(ステップS4でNoの場合)。そして、この時刻設定が行われないままの状 態で計測部11により最初の一定時間が計測されると(ステップS8)、システ ムコントローラ6は、計測部11からの計測信号に基づき、時計部10の最初の 時刻設定が行われたか否かを判断する(ステップS9からステップS10へ)。 ステップS10での判断は、例えば時計部10の時刻設定を行ったとき、時刻設 定フラグを立てておくことによって判断することができる。
【0020】 そして、時計部10の時刻設定を行っていない場合には、この時点で時計部1 0の最初の時刻設定を自動で行う(ステップS5〜ステップS7)。すなわち、 システムコントローラ6は、チャンネルデータ記憶部8に記憶しているチャンネ ルデータに基づき、プリセットされたチャンネルを順次スキャンしてテレビジョ ン信号を受信し、その受信したテレビジョン信号の映像信号部分に時刻データが 挿入されている放送局(PBS局)を検索する(ステップS5)。そして、その 検索した放送局から送信されてくるテレビジョン信号に挿入されている時刻デー タを時刻データ抽出部7で抽出し、その抽出した時刻データをシステムコントロ ーラ6に出力する(ステップS6)。システムコントローラ6は、この時刻デー タを時計部10に書き込むことにより、時計部10の時刻設定を行う(ステップ S7)。
【0021】 なお、ステップS9において、時刻設定が行われたか否かを判断することがで きないとき(例えば、ユーザが時刻データを送信していない放送局の番組を聴取 している場合等、時刻データを取得することができない条件のとき)は、ステッ プS11へと動作を進め、計測部11をリセットして、さらに一定時間の計測を 開始させる。ただし、このときの一定時間は、最初の一定時間である例えば12 時間より短くし、例えば3時間とする。そして、この3時間が経過すると、ステ ップS12からステップS9へと戻って、再び上記の処理を繰り返すことになる 。なお、2回目以降の一定時間(3時間)を最初の一定時間(12時間)より短 く設定したのは、ステップS9からステップS11へ行く動作が何回か繰り返さ れたとしても、少なくとも1日以内には時計部10の時刻設定を完了できるよう にするためである。
【0022】 以上説明したように、本考案の電子機器の自動時刻設定装置によれば、ユーザ がコンセントをプラグに挿入し、電源スイッチを押しさえすれば、その後、時計 部10の最初の時刻設定動作がユーサの操作中断等によって実行されなくても、 一定時間経過後には、ユーザが何ら操作しなくても、時計部10の時刻設定が自 動で行われることになる。
【0023】 なお、上記の時刻設定動作の説明では、一定時間を12時間とし、この一定時 間より短い一定時間を3時間としているが、この時間については任意に設定すれ ばよい。また、上記の時刻設定動作の説明では、計測部11の計測開始の条件を 、テレビジョン受像機のコンセントをプラグに差し込み、かつ電源スイッチをオ ンしたときとしているが、テレビジョン受像機のコンセントをプラグに差し込ん だ時点で計測部11の計測を開始するように設定してもよい。さらに、上記の時 刻設定動作の説明では、オートプリセット動作についてはすでに実行済の状態で 計測部11による一定時間の計測を行っているが、計測部11により一定時間が 計測されたとき、オートプリセットがされていない場合には、オートプリッセト を実行してからステップS9以下の処理を行うことになる。
【0024】 次に、時計部10の時刻修正動作について、図3に示すフローチャートを参照 して説明する。 時刻設定された時計部10も、長時間そのまま修正することなく使用すると、 実際の時刻と誤差を生じることになる。そこで、本実施の形態では、計測部11 を備えているので、これを利用して、以後の時刻修正動作を行うようにしている 。
【0025】 すなわち、時計部10の最初の時刻設定を終了すると、システムコントローラ 6は、計測部11をリセットして、次に所定時間の計測を開始させる。ただし、 ここでの所定時間は任意に設定可能であるが、本実施の形態では例えば8時間と する。そして、計測部11により所定時間(8時間)が計測されると(ステップ S21)、システムコントローラ6は、時刻修正が可能か否かを判断する(ステ ップS22)。このとき、例えばユーザが時刻データを送信していない放送局の 番組を聴取している等、時刻データを取得することができない場合には、ステッ プS26へと動作を進め、計測部11をリセットして、再度、所定時間(8時間 )の計測を開始させる(ステップS21)。そして、8時間を計測すると、時刻 修正が可能か否かの判断を再び行う(ステップS22)。
【0026】 一方、ステップS22での判断において、時刻修正が可能である場合(例えば 、電源オフ状態、又はユーザが時刻データを送信している放送局の番組を聴取し ている場合等)には、時計部10の時刻修正を行う(ステップS23〜ステップ S25)。すなわち、システムコントローラ6は、チャンネルデータ記憶部8に 記憶しているチャンネルデータに基づき、プリセットされたチャンネルを順次ス キャンしてテレビジョン信号を受信し、その受信したテレビジョン信号の映像信 号部分に時刻データが挿入されている放送局(PBS局)を検索する(ステップ S23)。そして、その検索した放送局から送信されてくるテレビジョン信号に 挿入されている時刻データを時刻データ抽出部7で抽出し、その抽出した時刻デ ータをシステムコントローラ6に出力する(ステップS24)。システムコント ローラ6は、この時刻データを時計部10に書き込むことにより、時計部10の 時刻修正を行う(ステップS25)。
【0027】 なお、ステップS22において時刻修正が可能であると判断された場合に、ユ ーザが時刻データを送信している放送局の番組を聴取している場合には、ステッ プS23の検索を行うことなく、その受信している放送局のテレビジョン信号の 映像信号部分に挿入されている時刻データを抽出することになる。 なお、時刻修正動作については、この他にも、電源オフ時に実行する等、種々 の動作が可能である。
【0028】
【考案の効果】
本考案の請求項1に記載の電子機器の自動時刻設定装置は、時刻データが挿入 された送信電波を受信し、受信した送信電波から時刻データを抽出して、機器内 部の時計手段の時刻設定動作を行う電子機器の自動時刻設定装置において、電源 の立ち上げに応答して一定時間の計測を開始する計測手段と、時計手段の最初の 時刻設定動作が行われたか否かを判別する第1の判別手段と、計測手段によって 一定時間が計測されたとき、第1の判別手段によって最初の時刻設定動作が行わ れていないと判別された場合には、時刻設定動作を実行する時刻設定制御手段と を備えた構成としたので、ユーザが電源を立ち上げる操作さえすれば、その後、 時計手段の最初の時刻設定動作がユーサの操作中断等によって実行されなくても 、一定時間経過後には、ユーザが何ら操作しなくても、時計手段の時刻設定を自 動で行うことができる。
【0029】 また、本考案の請求項2に記載の電子機器の自動時刻設定装置は、請求項1に 記載のものにおいて、計測手段によって一定時間が計測されたとき、機器自体が 時刻設定動作を行える状態であるか否かを判別する第2の判別手段と、この第2 の判別手段によって機器自体が時刻設定動作を行える状態でないと判別された場 合には、計測手段をリセットして、最初の一定時間より短い一定時間の計測を開 始させる計測制御手段とを備えた構成としたので、最初の一定時間が経過したと きに、例えばユーザが時刻データを送信していない放送局の番組を聴取していて 、時刻データを取得することができない状態であっても、その後のいずれかの時 点で時計手段の最初の時刻設定を自動で行うことができる。
【0030】 また、本考案の請求項3に記載の電子機器の自動時刻設定装置は、請求項1又 は2に記載のものにおいて、最初の時刻設定動作を実行後、計測手段によって計 測される所定時間が経過するたびに、設定時刻の修正を行う時刻修正制御手段を 備えた構成としたので、時刻修正を一定のタイミングで定期的に行うことができ る。 また、本考案の請求項4に記載の電子機器の自動時刻設定装置は、請求項1、 2又は3に記載のものにおいて、計測手段は、電源コンセントを挿入したとき、 又は電源コンセントを挿入し次に電源スイッチを操作したとき、最初の一定時間 の計測を開始するように構成したので、ユーザが時刻設定のための何らの操作を 行わなくても、一定時間経過後に最初の時刻設定動作を確実に行うことができる 。
【0031】 また、本考案の請求項5に記載の電子機器の自動時刻設定装置は、請求項1、 2、3又は4に記載のものにおいて、送信電波として、同期信号部分に時刻デー タを挿入したテレビジョン信号を利用するようにしたので、例えば定期的に送信 されてくる時報を受信して時刻を設定する場合に比べて、時刻データの取得がよ り簡単に行える。
【0032】 また、本考案の請求項6に記載の電子機器の自動時刻設定装置は、請求項1に 記載のものにおいて、時刻設定制御手段は、計測手段が一定時間を計測したとき に、チャンネルプリセットがされていない時、又は時刻データを含む放送局が検 出できない時は、オートプリセット動作を実行して各チャンネルに放送局の周波 数データを設定し、その設定した放送局の中からテレビジョン信号に時刻データ を挿入している放送局を検索し、その検索した放送局から送信されてくるテレビ ジョン信号に挿入されている時刻データを抽出して時計手段の時刻設定動作を行 うように構成したので、例えば定期的に送信されてくる時報を受信して時刻を設 定する場合に比べて、時刻データの取得がより簡単かつ確実に行える。さらに、 もしプリセットがなされていない場合やプリッセトしたチャンネル中に時刻デー タを送信している放送局がない場合でも、再度プリセット動作を行い、時刻デー タを放送している局を検索することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動時計設定装置を内蔵したテレビジ
ョン受像機の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本考案の自動時計設定装置を内蔵したテレビジ
ョン受像機において、時計部の最初の時刻設定動作(初
期設定動作)を説明するためのフローチャートである。
【図3】本考案の自動時計設定装置を内蔵したテレビジ
ョン受像機において、時計部の時刻修正動作を説明する
ためのフローチャートである。
【符号の説明】
3 映像信号処理系 3a 同期分離回路 6 システムコントローラ 7 時刻データ抽出部 8 チャンネルデータ記憶部 9 キー入力部 10 時計部 11 計測部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻データが挿入された送信電波を受信
    し、受信した送信電波から時刻データを抽出して、機器
    内部の時計手段の時刻設定動作を行う電子機器の自動時
    刻設定装置において、 電源の立ち上げに応答して一定時間の計測を開始する計
    測手段と、 前記時計手段の最初の時刻設定動作が行われたか否かを
    判別する第1の判別手段と、 前記計測手段によって一定時間が計測されたとき、前記
    第1の判別手段によって最初の時刻設定動作が行われて
    いないと判別された場合には、時刻設定動作を実行する
    時刻設定制御手段とを備えたことを特徴とする電子機器
    の自動時刻設定装置。
  2. 【請求項2】 前記計測手段によって一定時間が計測さ
    れたとき、機器自体が時刻設定動作を行える状態である
    か否かを判別する第2の判別手段と、 この第2の判別手段によって機器自体が時刻設定動作を
    行える状態でないと判別された場合には、前記計測手段
    をリセットして、最初の一定時間より短い一定時間の計
    測を開始させる計測制御手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の電子機器の自動時刻設定装置。
  3. 【請求項3】 最初の時刻設定動作を実行後、前記計測
    手段によって計測される所定時間が経過するたびに、設
    定時刻の修正を行う時刻修正制御手段を備えたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の電子機器の自動時刻設
    定装置。
  4. 【請求項4】 前記計測手段が、電源コンセントを挿入
    したとき、又は電源コンセントを挿入し次に電源スイッ
    チを操作したとき、最初の一定時間の計測を開始するも
    のである請求項1、2又は3に記載の電子機器の自動時
    刻設定装置。
  5. 【請求項5】 前記送信電波は、映像信号部分に時刻デ
    ータが挿入されたテレビジョン信号である請求項1、
    2、3又は4に記載の電子機器の自動時刻設定装置。
  6. 【請求項6】 前記時刻設定制御手段は、前記計測手段
    が一定時間を計測したときに、チャンネルプリセットが
    されていない時、又は時刻データを含む放送局が検出で
    きない時は、オートプリセット動作を実行して各チャン
    ネルに放送局の周波数データを設定し、その設定した放
    送局の中からテレビジョン信号に時刻データを挿入して
    いる放送局を検索し、その検索した放送局から送信され
    てくるテレビジョン信号に挿入されている時刻データを
    抽出して前記時計手段の時刻設定動作を行うことを特徴
    とする請求項1に記載の電子機器の自動時刻設定装置。
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