JP3054716B2 - 摩擦係合装置 - Google Patents

摩擦係合装置

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JP3054716B2
JP3054716B2 JP2411954A JP41195490A JP3054716B2 JP 3054716 B2 JP3054716 B2 JP 3054716B2 JP 2411954 A JP2411954 A JP 2411954A JP 41195490 A JP41195490 A JP 41195490A JP 3054716 B2 JP3054716 B2 JP 3054716B2
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達朗 三好
栄記 梅澤
俊 北原
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エヌエスケー・ワーナー株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、湿式摩擦材と、鋼
板、アルミ板等の金属板とが接合し、摩擦力を発生する
摩擦係合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の摩擦係合装置は図25に示す如く
インプットシャフト6に嵌装されたハブ5のスプライン
部51に嵌合する駆動板2と、リテーナ4のスプライン
部41に嵌合する受動板1の接触によりトルクが伝達さ
れる。図において3はプレッシャープレート、7はピス
トンである。
【0003】一般に、摩擦係合装置には、小型軽量であ
ること、作動ショックが小さいこと、及びトルク容量の
高いことが要求され、しかもその要求はきわめて大きい
ものである。
【0004】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、従来の摩擦係
合装置にあっては、作動ショック低減のため摩擦係数の
低い潤滑油が多用されるので、小型化すれば必然的に低
トルク容量となってしまう。そのため作動押力を高く
し、トルク容量を大きくするため、湿式摩擦材のハクリ
寿命の低下、相手摩擦面(受動板)のヒートスポット発
生、及び熱変形、油圧ポンプの大型化、作動油のもれ、
などの耐久寿命に関する問題点、またこれらを解決する
ために安全率を考慮せねばならなくなり、装置自体の小
型化は困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な課題を解決するために、金属板の摩擦面の少なくとも
一方の面にセラミックス薄膜合成法によるセラミックス
薄膜を形成させると共に、前記のセラミックス薄膜の、
膜厚分布を変化させたことを特徴とする摩擦係合装置が
提供される。セラミックス薄膜の膜厚分布を金属板の摩
擦面上に種々の形態で形成させることにより、高い動摩
擦係数(μd)及び高い静摩擦係数(μs)を得ること
ができ、また理想的なトルク波形を経時的変化なく維持
させることが可能となり、装置の小型化などが可能とな
る。
【0006】更に、セラミックス薄膜は、同一膜物質で
あっても、その合成法により著じるしく特性が異なるた
め要求特性に合った合成手法を選択する必要がある。そ
の摩擦特性の設計手法として、前記したセラミックス薄
膜の膜厚分布を変化させたことにより意図通りの摩擦特
性を有する製品を作成することができ、従って、前記の
問題点の解決が得られる。
【0007】
【作 用】図25に示す摩擦係合装置の受動板1を形成
する鋼板、アルミ板等の金属板の両面もしくは、片面に
セラミックス薄膜(例としてTiC、TiN、SiC、
Si3 4 、BN、Al2 3 、TaN、CrN、Ti
CN及びiカーボン膜(非晶質透明硬質カーボン膜)等
が挙げられる。)の表面処理を施している。表面処理法
としては、薄膜合成法として、セラミック質の薄膜を母
材表面に合成する手法として、気相法、融液法、溶液塩
法、溶液法等が挙げられる。
【0008】受動板の処理後の表面粗さは粒子の小さい
もので処理した場合、下地面粗さと変らないため、処理
後の表面粗さの調整は、処理面を加工するか、下地面粗
さを処理前に設定しておくことが必要である。
【0009】従来受動板は駆動面からのトルクの伝達も
しくは熱の伝導の役目であったが、上記したような種々
の表面処理を施すことによって、図26ないし図31に
示すような摩擦特性の改善を得ることができる。(詳し
い説明は後述する。)
【0010】
【実施例】図1は受動板1と駆動板2の関係の斜視図、
図2は側断面図を示し、受動板1は鋼板、アルミ板など
の金属板9からなり、スプライン歯91を有している。
【0011】駆動板2は金属板9の両面に湿式摩擦材8
が貼着されている。この発明においては、中央の受動板
1は両面にセラミックス処理が施されており、両端の受
動板1′、1′には片面のみにセラミックス表面処理が
施されている。
【0012】図3は受動板1のスプライン歯91の近辺
の拡大図であり、図4、図5は図3のX−X断面図を示
す。図4は金属板9の全面にセラミックス薄膜10が施
されている場合、図5は片面のみに薄膜が存在する場合
を示している。
【0013】図4、図5においては、理解しやすいよう
に、金属板9の大きさに対して薄膜10の厚さを誇張し
て示している。図6は別な実施例の斜視図、図7は互に
相接した場合の側断面図を示し、受動板1と駆動板2は
何れも片面のみに湿式摩擦材8が接着され、その反対面
は金属板が表れ、セラミックス表面処理が施されてい
る。
【0014】図8ないし図11は図6に示す実施例の表
面処理の態様を示し、図8は受動板1のセラミックス処
理側の表面を示し、図9はそのX−X断面図、図10は
駆動板2のセラミックス処理側の表面を示し、図11は
そのY−Y断面図である。何れの図も8は湿式摩擦材
を、10はセラミックス薄膜を示し、又黒点は薄膜分布
を示している。又薄膜10は内周側が厚みを増すように
膜厚が変化している。
【0015】図12ないし図24はセラミックス表面処
理の種々の変形例を示し、図12、図14、図16、図
19、図21、図23はセラミックス表面処理側の表面
を示し、それらの図の次の図はそのX−X断面図を示し
ている。図12、図13は図8の変形であり、図14、
図15は薄膜の厚みが段階的に変化している例を示し、
図16、図17、図18はセラミックス表面処理が部分
的にされている例であって、図17は中央の板、図18
は端部にある板に該当する。
【0016】図19、図20は表面処理を一部施してい
ない例であって、その部分が円周方向に油溝11となり
うる形態となっている。この例では外周部の方に未処理
部の巾を大きくすることにより、内周部の歪分布を平均
化し、冷却性を向上させることができる。図21、図2
2は図19の変形であって、未処理部が閉じられた形状
12となっていて、冷却効果や、内外周の処理面積のバ
ランスから形状、個数、大きさ、位置などを使用条件に
よって決定する。
【0017】図23、図24は未処理部が半径方向の溝
14となっている場合であって、使用条件から、外周と
内周の処理面積のバランスを考慮して角度、本数、貫通
又は未貫通などを決定する。なお、図8以降に種々あげ
た例以外にも様々な態様が可能である。
【0018】図26ないし図29は耐久試験におけるす
べり速度の変化に応じた摩擦力(トルク)の特性を表し
ている。図26はこの発明のものの耐久初期の特性、図
27は従来のものの耐久初期の特性、図28はこの発明
のものの、図29は従来のものの耐久後の特性を夫々示
している。
【0019】何れの図もたて軸はクラッチトルク(摩擦
力)を示し、横軸は制動時間(回転したフライホイール
を停止させるのに必要とする時間を示し、Aはこの発明
のもの、Bは従来のものの変化を示す。従来のものでは
回転数が0になる直前にルースタテイルとよばれるピー
クが発生し、μ−V特性(すべり速度の変化に伴う摩擦
係数μの変化を表す特性)も、作動ショックに不利とな
る右上りの特性を示す。
【0020】この発明では、同じ湿式摩擦材、同じ潤滑
油を用いて、ルースタテイルは消滅し、μ−V特性もフ
ラットもしくは右下りの傾向を示し、トルク(動摩擦係
数μd、静摩擦係数μs)の絶対レベルも20〜40%
向上する結果が出ている。これは作動ショックに非常に
有利であるばかりでなく、連続滑りに使用された際にも
ジャダー等の自励振動発生を抑制しながら高トルク容量
を得ることが可能となる。
【0021】図30と図31はこの発明のものと従来品
の耐久試験中の摩擦係数(動・静)の経時変化を示す。
図30は動摩擦係数、図31は静摩擦係数について夫々
示し、何れの図もAはこの発明のもの、Bは従来品の変
化を示している。Aはどちらも安定しており、サイクル
数(試験回数)に関係なくフラットである。それに対し
従来品は大きな経時変化を示している。
【0022】
【発明の効果】この発明の摩擦係合装置は前記の如き構
成であって、(1) 動摩擦係数及び静摩擦係数の向上、
(2) 摩擦特性の改善によるピーク発生の解消、(3) 長期
使用における摩擦係数の経時変化の改善が、摩擦係合装
置の小型、軽量化、及び高トルク容量を得て、それによ
り信頼性の高い製品を提供できるという効果を得たもの
である。
【0023】なお、この発明の摩擦係合装置は実施例に
示した多板クラッチのみならず、トルクコンバーターの
直結クラッチ、ブレーキバンド、変速機のシンクロナイ
ザーリング等、多くの用途に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】受動板と駆動板の配列を示す図
【図2】側断面図
【図3】一部拡大図
【図4、図5】図3のX−Xの断面図
【図6】別な実施例の配列を示す図
【図7】側断面図
【図8】一実施例の正面図
【図9】図8のX−X断面図
【図10】別実施例の正面図
【図11】図10のX−X断面図
【図12】別実施例の正面図
【図13】図12のX−X断面図
【図14】別実施例の正面図
【図15】図14のX−X断面図
【図16】別実施例の正面図
【図17、図18】図16のX−X断面図
【図19】別実施例の正面図
【図20】図19のX−X断面図
【図21】別実施例の正面図
【図22】図21のX−X断面図
【図23】別実施例の正面図
【図24】図23のX−X断面図
【図25】摩擦係合装置の一例の側断面図
【図26】この発明のもののクラッチトルクと制動時間
の耐久初期の関係を示す図
【図27】従来のものの図26と同様な図
【図28】この発明のものの耐久後の図26と同様な図
【図29】従来のものの耐久後の図26と同様な図
【図30】動摩擦係数の経時変化を示す図
【図31】静摩擦係数の経時変化を示す図
【符号の説明】
1 受動板 2 駆動板 3 プレッシャープレート 4 リテーナ 41 スプライン部 5 ハブ 51 スプライン部 6 インプットシャフト 7 ピストン 10 セラミックス薄膜 11 溝 12 閉じた溝又は孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−249628(JP,A) 特開 平2−278022(JP,A) 特公 昭46−15043(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 13/62 C23C 30/00 F16D 69/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湿式摩擦材と、鋼板、アルミ板等の金属
    板とが接合し、摩擦力を発生する摩擦係合装置におい
    て、 金属板の摩擦面の少なくとも一方の面にセラミックス薄
    膜合成法によるセラミックス薄膜を形成させると共に、
    前記のセラミックス薄膜の、膜厚分布を変化させたこと
    を特徴とする摩擦係合装置。
  2. 【請求項2】 前記のセラミックス表面処理を施した金
    属板において、金属板の下地粗さもしくはセラミックス
    薄膜の表面粗さ分布を変化させたことを特徴とする請求
    項1記載の摩擦係合装置。
  3. 【請求項3】 前記のセラミックス表面処理を施した金
    属板において、セラミックス粒子の大きさを同一表面上
    において変化させたことを特徴とする請求項1または2
    記載の摩擦係合装置。
  4. 【請求項4】 前記のセラミックス表面処理を施した金
    属板において、2種類以上のセラミック質を薄膜として
    形成させたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項
    記載の摩擦係合装置。
  5. 【請求項5】 前記のセラミックス表面処理を施した金
    属板において、前記セラミックス表面処理が、部分的に
    施されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1
    項記載の摩擦係合装置。
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