JP3054262B2 - 意匠効果の優れたシート状物及びその製造方法 - Google Patents

意匠効果の優れたシート状物及びその製造方法

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JP3054262B2
JP3054262B2 JP4070195A JP7019592A JP3054262B2 JP 3054262 B2 JP3054262 B2 JP 3054262B2 JP 4070195 A JP4070195 A JP 4070195A JP 7019592 A JP7019592 A JP 7019592A JP 3054262 B2 JP3054262 B2 JP 3054262B2
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栄志 川端
靖之 林田
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鐘紡株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字,図柄等の意匠を
形成する効果に優れたシート状物に係り、更に詳細には
加熱モールドを押圧して意匠を形成するに際し、加熱モ
ールドの使用温度範囲の広い意匠効果に優れたシート状
物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱したモールドを押圧して文字
や図柄等の意匠を形成するためのシート状物としては、
繊維質基材に高分子弾性体を付与してなるシート基材の
上にポリウレタンより成る湿式銀面層を形成したものが
知られている。
【0003】上述の様なシート状物は、例えば160〜
210℃に加熱したモールドを押圧することにより、凹
凸状をした意匠がその表面に形成されるものであり、こ
こで使用するモールドの温度は、湿式銀面層の軟化温度
によって適宜設定する必要がある。即ち、湿式銀面層の
軟化温度が高い場合は、モールドの温度もそれに応じて
高くしなければ凹凸形状が十分に賦与されない。逆に、
湿式銀面層の軟化温度が低い場合は、モールドはそれに
応じあまり高温にしてはならず、必要以上に高温とすれ
ば、シート状物がモールド表面に焼き着くことがある。
【0004】一般に、意匠効果に優れたシート状物に意
匠を賦形加工するにおいては、高温のモールドを短時間
押圧する方法が加工効率上も有利であり、このため湿式
銀面層の軟化温度が180℃以上の樹脂よりなるものが
一般的に使用されている。
【0005】しかしながら、軟化温度の高い湿式銀面層
を有するシート状物に賦形加工を施す場合には、モール
ドの温度を一定の範囲内の高温に保持し続ける必要があ
るが、短時間に多数の賦形加工をした場合、モールドの
温度が一時的に低下する等、一定の温度に精密に制御す
るのが困難となる。このため、モールドの温度変化に伴
い、シート状物に良好なる凹凸形状を賦与することがで
きず、安定した品質のものが得られなくなる。
【0006】更に、短時間の賦形加工では、賦形加工さ
れた部分の表面平滑性が不足するといった問題点もあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、上述の
問題点に鑑み鋭意研究した結果本発明を完成したもので
あって、本発明の目的は、加熱モールドを押圧し良好な
る賦形加工するにおいて、該加熱モールドの温度がある
程度変動したとしても安定した品質で賦形加工すること
ができ、更に短時間の賦形加工によっても表面平滑性の
良好な賦形加工面を得ることができる意匠効果に優れた
シート状物及びその製造方法を提供することにある。
【0008】本発明の目的は、繊維質基材に高分子弾性
体を付与してなるシート基材上に、ポリウレタンとポリ
エステルとからなるポリマーアロイを主体とする湿式銀
面層を形成せしめてなるシート状物であって、前記ポリ
エステルが前記ポリウレタンより軟化温度が30℃以上
低いものであることを特徴とする意匠効果の優れたシー
ト状物によって達成される。
【0009】また本発明の他の目的は、繊維質基材に高
分子弾性体を付与してなるシート基材に、樹脂溶液を塗
布し、これを湿式凝固せしめシート基材上に湿式銀面層
を形成することからなるシート状物を製造する方法にお
いて、前記樹脂溶液が、ポリウレタンと該ポリウレタン
より軟化温度が30℃以上低いポリエステルとの混合物
を有機溶剤で溶解したものからなることを特徴とする意
匠効果の優れたシート状物の製造方法によって達成され
る。
【0010】本発明で言うシート基材とは、不織布,織
布,編布等からなる繊維質基材に高分子弾性体の有機溶
剤溶液又はエマルジョンを付与し、凝固させて繊維質基
材内に高分子弾性体を充填させたもの、あるいはこの表
面に同高分子弾性体の被覆層を形成させたものであり、
その製造は公知の適宜な方法によればよい。
【0011】上記高分子弾性体としては、例えばポリウ
レタン樹脂,塩化ビニル樹脂,アクリル酸エステル・ス
チレン共重合体,スチレン・ブタジエン共重合体,ウレ
タン・塩化ビニル共重合体等の重合体およびそれらの混
合物を挙げることができ、好ましくはポリウレタン樹脂
及びポリウレタン樹脂とウレタン・塩化ビニル共重合体
との混合物である。
【0012】本発明においては、上記シート基材の表面
に多孔質構造の湿式銀面層が形成されている。該湿式銀
面層は、ポリウレタンとポリエステルとが混合されたポ
リマーアロイを主体とするものであって、通常所望する
色に着色するための顔料又は染料を分散含有している。
【0013】本発明において上記混合されるポリウレタ
ンとポリエステルとは軟化温度が異なるものである。即
ち、ポリエステルの軟化温度は、ポリウレタンの軟化温
度よりも少なくとも30℃、好ましくは30〜100
℃、更に好ましくは50〜80℃低いものである。軟化
温度の差が30℃より小さい場合は、賦形加工する際の
最適なモールドの使用温度範囲が狭くなる。上記ポリウ
レタンとポリエステルの組合せとしては、例えば軟化温
度180〜220℃のポリウレタンと軟化温度100〜
150℃のポリエステルとの組み合わせを挙げることが
できる。
【0014】上記混合されるポリウレタンとポリエステ
ルの配合割合は重量比で、好ましくは9:1〜4:6、
更に好ましくは8:2〜6:4である。ポリエステルの
割合が多過ぎる場合には、湿式凝固によって良好なる多
孔質構造が得られにくい傾向にある。
【0015】本発明に係る上記湿式銀面層は、上述の如
き組合せで混合されたポリウレタンとポリエステルとを
適宜な有機溶剤に溶解し、必要に応じ所望する色の顔料
又は染料を適量添加して、有機溶剤溶液とした後、これ
を上記シート基材に塗布し、湿式凝固後水洗し乾燥する
ことにより形成することができる。湿式銀面層の厚さ
は、好ましくは0.1〜0.6mm、更に好ましくは
0.2〜0.5mm程度である。
【0016】上記有機溶剤は、ポリウレタンとポリエス
テルとを両方共溶解するものであり、具体的には例えば
ジメチルホルムアミド,酢酸エチル,トルエンとMEK
との混合溶剤等を挙げることができ、中でもジメチルホ
ルムアミドが好適である。
【0017】本発明の方法において、ポリウレタンとポ
リエステルとを上記有機溶剤に溶解する方法は特に限定
されるものではなく、例えば片方の樹脂を溶解したのち
他方の樹脂を溶解する方法、両方の樹脂を同時に有機溶
剤に溶解する方法、それぞれの樹脂を予め溶解した溶液
を混合する方法等を挙げることができる。尚、軟化温度
の高いポリエステルは溶剤に溶解しにくい傾向がある。
【0018】上述の如き組成に調整された溶液を、シー
ト基材の表面に塗布し、水系凝固液で処理して湿式銀面
層を形成せしめる工程及び水洗乾燥する工程は、常法に
従って行うことができる。
【0019】即ち、必要に応じ界面活性剤,着色剤,老
化防止剤等を添加し、更に固形分濃度を10〜40重量
%、好ましくは15〜35重量%に調整したポリウレタ
ンとポリエステルとの有機溶剤溶液を、ロールコータ
ー,ナイフコーター等の適宜な塗布手段を用いて、前記
シート基材の表面に、一般的に150〜1,500g/
2 、好ましくは300〜1,200g/m2 の塗布量
(溶液として)になるように塗布し、次いで水あるいは
水と有機溶剤との混合液中に浸漬して湿式凝固せしめた
後、脱溶剤のための水洗,乾燥することにより、多孔質
構造を有する湿式銀面層を具えたシート状物が得られ
る。
【0020】本発明において湿式銀面層は、樹脂として
ポリウレタンのみを用いて形成した従来品に比べ、より
緻密な多孔質構造をなすものである。このため、従来品
に比べ表面形状がより緻密で、機械的強度に優れ、耐磨
耗性も良好なものとなる。
【0021】尚、本発明において湿式銀面層に代えて、
乾式発泡法で得られる多孔質樹脂層を形成した場合は、
加熱モールドによって意匠を賦形加工した際の、色変化
に乏しく好ましくない。
【0022】
【実施例】以下、本発明をその実施例により具体的に説
明する。尚、実施例及び比較例において「部」とあるの
は「重量部」を意味するものである。
【0023】実施例1 エステル短繊維(繊度1.5デニール、長さ50mm)
よりなる不織布(目付240g/m2 、厚さ1.6m
m)に、ポリブチレンアジペートグリコールとジフェニ
ルメタン−4,4′−ジイソシアネートとエチレングリ
コールとから合成されたポリウレタンエラストマー(固
形分30%、DMF溶液)100部,酸化鉄ブラウン
1.5部,ジメチルホルムアミド100部よりなる溶液
を含浸し、湿式凝固せしめた後、充分水洗し、乾燥し
て、厚さ1.5mm,見掛け密度0.34g/cm3
シート基材を得た。
【0024】次に、得られたシート基材の片方の面に、
上述と同様にして合成された軟化温度190℃のポリウ
レタンエラストマー(固形分30%、DMF溶液)80
部と、軟化温度110℃のポリエステル(固形分30
%、DMF溶液)20部と、着色料として酸化鉄ブラウ
ン2部と、ジメチルホルムアミド30部と、界面活性剤
3部とからなる溶液を800g/m2 塗布したのち、水
に浸漬しポリウレタンを凝固せしめた。これを温水で洗
浄してジメチルホルムアミドを完全に除去し、続いて乾
燥することにより茶色の湿式銀面層を形成しシート状物
を得た。
【0025】<賦形加工>得られたシート状物に、表面
に凹凸模様が形成されたモールドを170℃,200℃
に加熱して1秒間加圧加熱し、賦形加工した。
【0026】結果は表1に示す通りであり、いずれの加
熱温度の場合も良好なる立体的な意匠が形成された。ま
た賦形加工面は表面平滑性の極めて良好なものであっ
た。
【0027】実施例2 実施例1において湿式銀面層を形成するために用いた溶
液に配合した軟化温度110℃のポリエステルに代え
て、軟化温度130℃のポリエステルを20部配合した
以外は実施例1と同様にしてシート状物を得た。
【0028】得られたシート状物に、実施例1と同様に
して賦形加工を施した。その結果は、表1に示す通りで
あった。
【0029】実施例3 実施例1において湿式銀面層を形成するために用いた溶
液に配合した軟化温度110℃のポリエステルに代え
て、軟化温度150℃のポリエステルを20部配合した
以外は実施例1と同様にしてシート状物を得た。
【0030】得られたシート状物に、実施例1と同様に
して賦形加工を施した。その結果は、表1に示す通りで
あった。
【0031】実施例4 実施例1において湿式銀面層を形成するために用いた溶
液に配合した軟化温度190℃のポリウレタンエラスト
マーの配合量を80部に代えて50部とし、軟化温度1
10℃のポリエステルの配合量を20部に代えて50部
とした以外は実施例1と同様にしてシート状物を得た。
【0032】得られたシート状物に、実施例1と同様に
して賦形加工を施した。その結果は、表1に示す通りで
あった。
【0033】比較例1 実施例1において湿式銀面層を形成するために用いた溶
液に配合した軟化温度110℃のポリエステルに代え
て、軟化温度170℃のポリエステルを20部配合した
以外は実施例1と同様にしてシート状物を得た。
【0034】得られたシート状物に、実施例1と同様に
して賦形加工を施した。その結果は、表1に示す通りで
あった。
【0035】比較例2 実施例1において湿式銀面層を形成するために用いた溶
液に配合した2種類の樹脂に代えて、軟化温度160℃
のポリウレタンエラストマーを100部用いた以外は実
施例1と同様にしてシート状物を得た。
【0036】得られたシート状物に、実施例1と同様に
して賦形加工を施した。結果は、表1に示す通りであっ
た。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート状
物は、湿式銀面層を軟化温度の高いポリウレタンと軟化
温度の低いポリエステルとのポリマーアロイによって形
成したため、良好なる賦形加工をするためのモールドの
温度範囲が従来品に比べ大幅に広がった。このため、モ
ールドの温度が若干変化したとしても、安定した品質の
賦形加工が可能となり、大量に賦形加工する場合やモー
ルドの温度制御が精密でない場合に極めて好適なもので
ある。
【0039】また、本発明のシート状物の湿式銀面層
は、ポリウレタンとポリエステルとの混合溶液を湿式凝
固したため、従来品に比べより緻密な多孔質構造のもの
となる。このため、加熱したモールド短時間押圧した場
合でも、表面平滑性に優れた加工面を得ることができ
る。更に、従来品に比べ機械的強度に優れ、耐磨耗性の
良好なものが得られる。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維質基材に高分子弾性体を付与してな
    るシート基材上に、ポリウレタンとポリエステルとから
    なるポリマーアロイを主体とする湿式銀面層を形成せし
    めてなるシート状物であって、前記ポリエステルが前記
    ポリウレタンより軟化温度が30℃以上低いものである
    ことを特徴とする意匠効果の優れたシート状物。
  2. 【請求項2】 繊維質基材に高分子弾性体を付与してな
    るシート基材に、樹脂溶液を塗布し、これを湿式凝固せ
    しめシート基材上に湿式銀面層を形成することからなる
    シート状物を製造する方法において、前記樹脂溶液が、
    ポリウレタンと該ポリウレタンより軟化温度が30℃以
    上低いポリエステルとの混合物を有機溶剤で溶解したも
    のからなることを特徴とする意匠効果の優れたシート状
    物の製造方法。
JP4070195A 1992-02-19 1992-02-19 意匠効果の優れたシート状物及びその製造方法 Expired - Lifetime JP3054262B2 (ja)

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