JP3051753B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は蛍光灯等の放電灯を高周波点灯する装置に関
する。
<従来の技術> 蛍光灯等の放電灯を高周波で点灯することにより点灯
装置を小形軽量化でき、発光効率も向上できることは周
知である。
この種、点灯装置としては、例えば第8図に示すよう
に、いわゆる一石自励式インバータ回路を用いたものが
ある。これは商用交流電源11に接続された整流器RF2
平滑用コンデンサC11を接続して、整流平滑した直流電
圧を出力するようにした直流電源回路12と、これの出力
端子間に、共振用コンデンサC12と発振トランスT2の1
次巻線T2aの並列回路をスイッチングトランジスタQ2
コレクタ・エミッタ間を介して接続し、上記1次巻線T
2aの端子間に、一対の電極Fa,Fb間に予熱用コンデンサC
13を挿入した放電灯FL2を、一方はチョークコイル
11を、他方は交流結合用のコンデンサC14を介して接続
し、上記発振トランスT2のベース巻線T2bの一端を抵抗R
12とコンデンサC15を介してスイッチングトランジスタQ
2のベースに接続し、ベース巻線T2bの他端を上記直流電
源回路12の負側出力端に接続し、直流電源回路12の正側
出力端を起動用抵抗R11を介してスイッチングトランジ
スタQ2のベースに接続した点灯回路13とから構成されて
いる。
そして、商用交流電源11が図示しない電源スイッチの
投入により直流電源回路12に供給されると、直流電源回
路12は、整流器RF2と平滑用コンデンサC11により、交流
入力を全波整流し、これを平滑した直流電圧を出力す
る。この直流電圧により、起動用抵抗R11を介してスイ
ッチングトランジスタQ2にベース電流が流れ、スイッチ
ングトランジスタQ2がオン状態となる。このとき、トラ
ンジスタQ2のコレクタ電流は、C11→T2a→Q2→C11の経
路で流れる。発振トランスT2のベース巻線T2bには、ト
ランジスタQ2をオンさせる方向に電圧が誘起されるた
め、トランジスタQ2はオン状態を維持する。
この際、上記ベース巻線T2bに発生した誘起電圧によ
り抵抗R12を介してコンデンサC15がCR時定数で図示極性
に充電され、この充電の進行に伴なって充電電流が減少
し、これにつれてトランジスタQ2のベース電流も減少し
てオフする方向となり、これにつれてコレクタ電流も減
少し飽和に向うため、ベース巻線T2bの誘起電圧もオフ
する方向となって、コンデンサC15がその電荷をC15→T
2b→Q2のエミッタ・ベース→C15の経路で放電し、トラ
ンジスタQ2が急速にオフ状態となる。オフ状態になる
と、直流電源回路12の出力により起動用抵抗R11を介し
てトランジスタQ2に再びベース電流が流れ、トランジス
タQ2は以降同じ動作を繰り返して、高周波発振を行う。
そして、上記トランジスタQ2がオフ状態になると、ト
ランジスタQ2のオン期間に発振トランスT2とチョークコ
イルL11に蓄えられたエネルギーが共振用コンデンサ
C12、予熱用コンデンサC13、交流結合用コンデンサC14
との間で、一方は並列共振し、他方は直列共振する。そ
の結果、発振トランスT2の1次巻線T2aに高周波の共振
電圧が発生し、この共振電圧が放電灯FL2の電極Fa,Fb間
に印加され、放電灯FL2が点灯する。放電灯FL2が点灯す
ると、放電灯FL2の電極Fa,Fb間のインピーダンスが低下
し、このインピーダンスは予熱用コンデンサC13のイン
ピーダンスより十分小さいため、チョークコイルL11
流れる電流は、略々放電灯FL2に流れることになる。
<発明が解決しようとする課題> しかし乍ら、上記のように構成されたものにあって
は、共振要素が並列共振と直列共振の2つとなるため、
共振波形がくずれ易くなり、共振電圧のピーク値が低下
して不点灯となったり、共振周波数が低下して可聴帯域
に入り、電磁音等の異音を発生したりするおそれがある
という問題を有している。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、そ
の目的とするところは簡略化した構成で上記課題を解決
し、かつ経済的に製することができる点灯装置を提供す
ることにある。
<課題を解決するための手段> 本発明は、上記目的を達成するため、直流電源回路の
出力端に、電極相互間に予熱用コンデンサを挿入し、か
つ、電極の一方に交流結合用コンデンサを接続した放電
灯と、磁気的に結合した第1,第2の巻線のいずれか一方
の巻線と、コレクタが上記一方の巻線に接続されたスイ
ッチングトランジスタとを直列に接続し、上記放電灯の
電極間に、ダイオードで、そのアノードが上記直流電源
回路の出力端と接続した上記放電灯の電極に接続された
順方向ダイオードと上記交流結合用コンデンサとを介し
て、上記第1,第2の巻線のいずれか他方の巻線を接続し
て、上記スイッチングトランジスタのオフ時、一方の巻
線に蓄積したエネルギーを他方の巻線を介して反転放出
するように構成したことを特徴とする。
<作用> 直流電源回路の出力により、スイッチングトランジス
タのオン時、放電灯の電極、予熱用コンデンサ、交流結
合用コンデンサを介して一方の巻線に電流を流し、上記
一方の巻線に蓄積したエネルギーを、上記スイッチング
トランジスタのオフ時、上記、順方向ダイオードを介し
て他方の巻線に反転放出して直列共振により発生した共
振電圧によって、放電灯を点灯させる。
<実 施 例> ここで先ず、本発明における交流高電圧の発生を第2
図乃至第5図によって説明する。第2図において、今、
スイッチSを閉じると、直流電源Eから+E→Ca→Cb→
La→S→−Eの経路で電流が流れはじめる。このとき、
巻線Lbにはアノードが直流電源Eの正極側に接続された
ダイオードDaを逆バイアスする極性の電圧eLbが誘起さ
れるので、第2図は第3図と等価となり、LCは直列回路
となって、スイッチSオン時の電流iONで示され、電流iONは正弦波状に流れる。コンデンサCa,
Cbの充電電圧をecab、巻線Laの電圧降下をeLaとおく
と、 で示され、ecab,eLaいずれも正弦波状となる。
今、巻線LaとLbの巻線を同一とすると、巻線Lbの誘起
電圧eLbは巻線Laの電圧降下eLaと同じになり、他方、直
列となったコンデンサCa,Cbの両端電圧ecabは上記
(2)式のように示されるので、ダイオードDaを逆バイ
アスする極性の電圧が印加されており、その値は、上記
コンデンサCa,Cbの両端電圧ecabと巻線Laの電圧降下eLa
との差(ecab−eLa)の電圧に等しく、スイッチSオン
直後に最大となり、その後時間とともに正弦波状に減少
し、やがて零をクロスしてダイオードDaを順バイアスす
る。
そして、ダイオードDaが順バイアスする時点は、巻線
LaとLbの巻数が同じの場合、上記電圧ecab,eLaが直流電
源Eの1/2となる点である。巻線LaとLbの巻線比(Lb/L
a)がnの場合、巻線Lbの誘起電圧eLbは巻線Laの電圧e
Laのn倍となり、この条件下で、上記電圧eLbとecab
同じ値となる時点でダイオードDaが順バイアスされるの
で、上記電圧ecabが直流電源Eの の点でダイオードDaが順バイアスされ、巻線Lbに電流が
流れはじめることになる。即ち、巻線La,Lbの巻線をNa,
Nbとすると、巻線比nは となり、ダイオードDaのオン(順バイアス)は、 で示され、上記電圧eLbとecabが同じ値となる時点でス
イッチSを開くと、巻線La,Lbには電流を維持して流そ
うとする作用が生じ、巻線La,Lbに電圧が誘起されるこ
とになるが、スイッチSが開いているため、巻線Laから
は電流が流れず、この結果、電流iOFFはLb→Cb→Ca→Da
→Lbの経路で流れ、第2図は第4図と等価となる。
上記巻線LaとLbの巻数が同じ場合(Na=Nb)スイッチ
Sが開く直前に流れていた電流と同じ値でLb→Cb→Ca→
Da→Lbの経路で回生電流が流れ、このとき併せて、スイ
ッチSが閉じていたときに充電されたコンデンサCa・Cb
の電荷qも放電し、コンデンサCa,Cbを第4図の図示極
性に充電していく。
スイッチSが閉じているとき、巻線La及びコンデンサ
Ca,Cbに蓄積されたエネルギーの全てがスイッチSが開
いているときに巻線Lbを介して反転放出し、コンデンサ
Ca,Cbを逆極性に充電するものとすれば、巻線Laの蓄積
エネルギーPLとコンデンサCa,CbのエネルギーPCであるから、反転放出後の巻線LaとコンデンサCa,Cbの
全エネルギーはWLaとWcabの和となる。
LC回路放電で、任意時刻における電荷qと電流iは q=Acos ωt+Bsin ωt ……(14) i=ω(Bcos ωt−Asin ωt) ……(15) で示され、これは第4図と同じ状態であるので、直列と
なったコンデンサCa,CbをCとおくと初期条件t=0,q=
Q,i=−ionpと上記(14)、(15)式より Q=Acos 0+Bsin 0 よってA=Q −ionp=ω(Bcos 0−Asin 0) 従って、(14),(15)式より、Cの電荷qとLC回路に
流れる電流iOFFは、 となり、上記(6)、(7)式から、 即ち、スイッチSが開いているときの電圧、電流もすべ
て正弦波関数となる。
従って、スイッチSの開閉時におけるコンデンサCa,C
bの回路に流れる電流、電圧波形は、第5図に示すよう
に交流波形となり、特に電流iは正負対称となった波形
となる。
以下、本発明の実施例を第1図によって説明する。同
図において、1は商用交流電源、2は直流電源回路で、
上記商用交流電源1に接続された整流器RF1の出力端子
間に、平滑用コンデンサC1を挿入して、コンデンサC1
端子間から整流平滑した直流電圧を出力するようになっ
ている。3は上記直流電源回路2の出力端に接続端子P,
Nを介して接続された点灯回路である。これは、接続端
子Pに一対の電極Fa・Fbを有する放電灯FL1の一方の電
極Faの一端を接続し、この電極Faの他端と他方の電極Fb
の一端との間に(即ち電極相互用に)予熱用コンデンサ
C2を挿入し、上記他方の電極Fbの他端に交流結合用コン
デンサC3を介して、磁気的に結合して第1、第2の巻線
T1a,T1bとベ−ス巻線T1cと第3の巻線T1dとを巻装して
なる発振トランスT1の上記第1の巻線T1aの一端を接続
し、この第1の巻線T1aの他端と上記接続端子Nとの間
に、スイッチングトランジスタQ1のコレクタ・エミッタ
間を挿入し、このスイッチングトランジスタQ1のベース
に上記放電灯FL1の電極Faの他端に接続された起動用抵
抗R1を接続すると共に、該トランジスタQ1のエミッタに
一端を接続した発振トランスT1のベース巻線T1cの他端
を、抵抗R2とコンデンサC4を介して接続し、上記放電灯
FL1の電極Faの他端と電極Fbの他端との間に、アノード
が電極Faの他端に接続されたダイオードD1と上記交流結
合用コンデンサC3を介して、上記第2の巻線T1bを挿入
して、接続端子P、Nに直流電圧が印加されると、起動
用抵抗R1を通してトランジスタQ1にベ−ス電流が流れて
オン状態となり、これにより2→Fa→C2→Fb→C3→T1a
→Q1→2の経路で電流が流れ、ベ−ス巻線T1cにトラン
ジスタQ1をオンする方向の誘起電圧が発生し、抵抗R2
コンデンサC4を介してトランジスタQ1にベ−ス電流を流
して、トランジスタQ1のオン状態を維持し、上記コンデ
ンサC4がC4R2時定数で充電されることにより充電電流が
減少し、これにつれてトランジスタQ1のベース電流も減
少し、これに伴ってコレクタ電流も減少し、トランジス
タQ1がオフし、コンデンサC4はその電荷をC4→R2→T1c
→Q1のエミッタ・ベ−ス→C4の経路で放電して、トラン
ジスタQ1を急速にオフし、トランジスタQ1のオフより、
巻線T1aに蓄積されたエネルギーをT1b→C3→Fb→C2→D1
→T1bの経路に反転放出させると共に、コンデンサC3、C
2の電荷も上記経路で同時に放電させ、直列共振により
発生した共振電圧により放電灯FL1を点灯させるように
なっている。なお、アノードが接続端子Nに接続された
ダイオードD2はスイッチングトランジスタQ1の保護用で
ある。又、接続端子PN間には、発振トランスT1の第1、
第2の巻線T1a,T1bと磁気的に結合させた第3の巻線T1d
をカソードが接続端子Pに接続されたダイオードD3を介
して接続して、上記第1の巻線T1aに蓄積されたエネル
ギーを放出するために電圧が発生したとき、その電圧と
巻数に比例した電圧を誘起させるよう形成し、上記第1
の巻線T1aに発生した電圧が、トランジスタQ1のコレク
タ最大電圧を超えようとしたとき、ダイオ−ドD3を導通
して直流電源側に電流を流して、トランジスタQ1の過電
圧破壊を防止するようになっている。
次にその動作について説明する。図示しない電源スイ
ッチの投入により、商用交流電源1をうけた直流電源回
路2は、全波整流しこれを平滑した直流電圧を出力す
る。これを放電灯FL1の電極Faと起動用抵抗R1を通して
うけたトランジスタQ1はベ−ス電流が流れてオンし、こ
のオン動作によって発振トランスT1の巻線T1aに2→Fa
→C2→Fb→C3→T1a→Q1のコレクタ・エミッタ→2の経
路で電流が流れ、放電灯FL1の電極Fa、Fbが予熱される
と共にベ−ス巻線T1cにトランジスタQ1をオンする方向
に誘起電圧が発生し、T1C→R2→C4→Q1のベ−ス・エミ
ッタ→T1Cの経路で電流が流れて、トランジスタQ1のオ
ン状態を維持するが、コンデンサC4がC4R2時定数を有し
て図示極性に充電されるため、充電につれてトランジス
タQ1のベ−ス電流が減少し、これに伴ってコレクタ電流
も減少し、トランジスタQ1がオフし、コンデンサC4はそ
の電荷をC4→R2→T1C→Q1のエミッタ・ベ−ス→C4の経
路で放電してトランジスタQ1を急速にオフする。
上記トランジスタQ1のオフにより、巻線T1aに蓄積さ
れたエネルギ−はT1b→C3→Fb→C2→D1→T1bの経路に反
転放出すると共に、コンデンサC2、C3の電荷も同時に放
電して、コンデンサC2、C3は図示極性と逆極性に充電さ
れ、放電灯FL1はその電極Fa、Fb間に直列共振による共
振電圧が印加される。
そして、上記トランジスタQ1がオフすると、起動用抵
抗R1を通して、トランジスタQ1に再びベ−ス電流が流れ
てオンし、上述同様の動作の繰り返しによって、放電灯
FL1はその電極に予熱と共振電圧の印加とが繰り返し行
われて、電極Fa、Fbが放電し、放電灯FL1が点灯する。
点灯後は電極Fa、Fb間のインピ−ダンスがコンデンサC2
のインピ−ダンスより十分小さくなるので、流れる電流
は略々電極Fa、Fb間に流れ、点灯を維持する。
この際、電極Fa、Fb間に流れる電流は正負対称の波形
となるため、電極の黒化を防止して長期に亘って点灯を
維持することになる。また、トランジスタQ1のスイッチ
ング周波数はコンデンサC4と抵抗R2のC4R2時定数によっ
て定まることになり、かつ共振要素は直列共振のみであ
るので、周波数の低下をきたすことなく放電灯の高周波
点灯動作が行われることになる。そして、巻線T1d
は、トランジスタQ1のオン時、巻線T1aと巻数に比例し
てダイオ−ドD3を逆バイアスする方向の電圧が誘起さ
れ、トランジスタQ1のオフ時、上記巻線T1aに蓄積され
たエネルギ−を放出するために発生する電圧に比例して
ダイオ−ドD3を順バイアスする方向の電圧が誘起され
る。このため、トランジスタQ1のオフ時におけるコレク
タ最大電圧を超える電圧が巻線T1aに発生しようとした
ときは、巻線T1dに誘起される電圧によりダイオ−ドD3
を介して、直流電源回路2に電流を流して、直流電源回
路2の出力電圧にいわゆるクランプすることになり、ト
ランジスタQ1の破壊を防止する。換言すればトランジス
タQ1を過電圧から保護する。
次に、放電灯FL1を点灯前に外した場合は、直流電源
回路2から直流電圧が出力されても点灯回路3は応動し
ない。
また、放電灯FL1を点灯後に外した場合は巻線T1aに蓄
積されたエネルギ−を放出しようとして電圧が発生する
がその電圧がトランジスタQ1のコレクタ最大電圧を越え
ようとしたときは、これに比例した電圧が巻線T1dに誘
起されて上述同様過電圧保護動作を行う。
第6図及び第7図は、上記点灯回路3の他の実施例を
示したもので、上述同様に動作するので、対応する部材
に同一符号を付して説明を省略する。
本発明は上記実施例に限定するものではなく、要旨を
変更しない範囲で種々変更できることは言うまでもな
い。
〔発明の効果〕 本発明によれば、直流電源回路の出力端に、電極相互
間に予熱用コンデンサを挿入し、電極の一方に交流結合
用コンデンサを接続した放電灯と、磁気的に結合した第
1、第2の巻線のいずれか一方の巻線とコレクタが上記
一方の巻線に接続されたスイッチングトランジスタを直
列に接続し、上記放電灯の電極間に、ダイオードで、そ
のアノードが上記直流電源回路の出力端と接続した上記
放電灯の電極に接続された順方向ダイオードと上記交流
結合用コンデンサとを介して、上記第1、第2の巻線の
いずれか他方の巻線を接続し、スイッチングトランジス
タのオン時に上記一方の巻線に蓄積したエネルギ−を上
記他方の巻線に予熱用、交流結合用両コンデンサを介し
て反転放出するようにして、放電灯を点灯するようにし
てあるので、共振要素を直列共振のみで形成することが
でき、周波数を低下せしめることなく安定した共振電圧
を発生させて放電灯を点灯せしめることができる。しか
も、LC直列共振のためのコンデンサは放電灯の予熱用と
交流結合用の両コンデンサを兼用して行うことができる
ので、部品数を減少し、簡略化した回路で小型軽量化を
図つて構成することができる。また、第1,第2の巻線の
いずれか一方の巻線に蓄積したエネルギ−を上記他方の
巻線に予熱用、交流結合用の両コンデンサを介して反転
放出するようにしてあるので、回路に流れる電流を正負
対称波形にすることができ、放電灯の黒化を防止して長
期に亘って安定した点灯を行うことができる。しかも、
放電灯の電極を介して第1,第2の巻線のいずれか一方の
巻線にスイッチングトランジスタをオンさせて電流を流
すようにしてあるので、点灯中に放電灯を外しても、負
荷の変動によりインバ−タの出力を制御する必要は全く
なく、また制御することによって周波数を上昇せしめる
ことなく、安定した高周波帯域を維持せしめることがで
きる。
さらに、点灯回路の入力端子間に上記第1,第2の巻線
と磁気的に結合させた第3の巻線を、ダイオードで、そ
のカソードが上記放電灯の電極と接続した出力端子に接
続された逆方向ダイオードを介して接続して形成すれ
ば、第1,第2の巻線のいずれか一方の巻線に蓄積された
エネルギ−の放出のために発生する電圧に比例した電圧
を誘起させることができるので、直流電源側に帰還せし
めることができ、スイッチングトランジスタの過電圧破
壊を防止してインバ−タの保護を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図乃至
第5図は本発明の交流電圧の発生原理を説明したもの
で、第2図乃至第4図はその回路図、第5図はその電
圧,電流波形図である。 第6図及び第7図は第1図の点灯回路の他の実施例を示
す回路図、第8図は従来例を示すブロック図である。 2:直流電源回路、3:点灯回路 FL1:放電灯、Fa、Fb:電極 T1:発振トランス、T1a:第1の巻線 T1b:第2の巻線、T1C:ベ−ス巻線 T1d:第3の巻線 D1,D2,D3:ダイオ−ド Q1:スイッチングトランジスタ C2:予熱用コンデンサ C3:交流結合用コンデンサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源回路の出力端に、電極相互間に予
    熱用コンデンサを挿入し、電極の一方に交流結合用コン
    デンサを接続した放電灯と、磁気的に結合した第1,第2
    の巻線のいずれか一方の巻線と、コレクタが上記一方の
    巻線に接続されたスイッチングトランジスタとを直列に
    接続し、上記放電灯の電極間に、ダイオードで、そのア
    ノードが上記直流電源回路の出力端と接続した上記放電
    灯の電極に接続されたダイオードと上記交流結合用コン
    デンサとを介して、上記第1,第2の巻線のいずれか他方
    の巻線を接続し、上記スイッチングトランジスタのオフ
    時、上記一方の巻線に蓄積したエネルギーを他方の巻線
    を介して反転するように構成したことを特徴とする放電
    灯点灯装置。
  2. 【請求項2】上記直流電源回路の出力端子間に、上記第
    1,第2の巻線と磁気的に結合した第3の巻線を、ダイオ
    ードで、そのカソードが上記放電灯の電極と接続した出
    力端子に接続されたダイオードを介して接続したことを
    特徴とする請求項第1項記載の放電灯点灯装置。
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