JP3051327B2 - 光コネクタ上の偏波面保存光ファイバの偏波保存面の計測方法 - Google Patents

光コネクタ上の偏波面保存光ファイバの偏波保存面の計測方法

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JP3051327B2
JP3051327B2 JP7228237A JP22823795A JP3051327B2 JP 3051327 B2 JP3051327 B2 JP 3051327B2 JP 7228237 A JP7228237 A JP 7228237A JP 22823795 A JP22823795 A JP 22823795A JP 3051327 B2 JP3051327 B2 JP 3051327B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏波面保存光ファ
イバの偏波保存面の計測方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】偏波面保存光ファイバは、光ファイバジ
ャイロスコープ、光ファイバ干渉計の導波路などの計測
用として、あるいはコヒーレント通信用または光集積回
路の伝送路用として使用されている。図5は偏波面保存
光ファイバの一例の断面を示す図である。図5におい
て、偏波面保存光ファイバ(1)は、中心部の楕円形状
のコア(22)とその周囲のクラッド等(23)とから
構成され、コア(22)の楕円形状の長軸と短軸に沿っ
て偏波保存面(12)が存在する。そして、偏波保存面
(12)にあわせて偏光を入射すると、偏光が保持され
る性質を有している。
【0003】この偏波面保存光ファイバ(1)は、その
断面構造より決定される偏波保存面(12)を有してい
るため、例えば偏波面保存光ファイバ(1)を接続する
場合、接続すべき偏波面保存光ファイバ(1)の両断面
における偏波保存面(12)を一致させる必要がある。
そのため、偏波面保存光ファイバ(1)を光コネクタ
(5)により接続しようとする場合は、偏波面保存光フ
ァイバ(1)を光コネクタ(5)にセットした際の偏波
保存面(12)を所定の基準値に一致させて設定してお
く必要があり、偏波保存面(12)を計測する必要があ
る。
【0004】図3は偏波面保存光ファイバの偏波保存面
を計測する方法の一例を説明するための図である。図3
において、(31)は光源、(32)は偏光子、(1)
は測定すべき偏波面保存光ファイバ、(34)は検光
子、(35)は光センサ、(36)は光パワーメータで
ある。上述した構成の装置において、偏光子(32)を
通過した偏光が偏波面保存光ファイバ(1)の偏波保存
面にあうように偏光を入射した状態で、検光子(34)
を回転させて光パワーメータ(37)の出力が最大とな
る位置を偏波保存面として求める。そして、光コネクタ
として組み立てる場合は、求めた偏波保存面が基準とな
る面、例えば水平面と一致するよう偏波面保存光ファイ
バ(1)の端面を回転させて固定している。
【0005】光ファイバジャイロスコープ等では偏波面
保存光ファイバが2芯の光コネクタの一方のファイバと
して引き出され、ファイバコイルを形成し、他の芯とし
て光コネクタに戻る。しかしながら、上述した従来の偏
波保存面の計測方法では、ファイバの両端面が離れてい
ることが必要であり、本発明が対象としている光コネク
タ上にファイバの両端面が近接している場合には不可能
であった。したがって、光コネクタ上の2芯の光ファイ
バを別々に従来の偏波保存面の計測方法を用いて計測
し、光コネクタ上の2本のファイバを所定の基準値に一
致させた後、それらのファイバの他端同士を融着してフ
ァイバコイルを形成していた。上記ファイバの他端同士
を融着する際にも、それらのファイバの偏波保存面を一
致させることが必要であり、ファイバの偏波保存面を精
度よく一致させた状態で融着することは困難であった。
なお、ファイバの融着は、放電によりファイバの先端を
溶かし接続する。この場合、偏波保存面(12)の不一
致の原因となるファイバの曲がり及びねじれ癖を取り、
接着力の低下の原因となる汚れを取ることが必要とな
る。また、良好な融着条件の設定が必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、光ファイバコ
イルの両端が光コネクタに並設されている偏波面保存光
ファイバのファイバコイルを形成したまま、光ファイバ
コイルの両端の偏波保存面を計測する方法を見いだすこ
とにより、生産性を高め、融着部における光の接続損失
をなくすことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の光コネクタ上の偏波面保存光ファイバの偏
波保存面の計測方法は、光ファイバコイルの両端が同一
光コネクタに近接して並設されている偏波面保存光フ
ァイバの一端面に光源からの光を第1のレンズを介して
入射し、前記偏波面保存光ファイバの他端から出射する
光を第2のレンズを介して光検出器で検出する光ファイ
バの偏波保存面の計測方法であって、前記第1のレンズ
と前記第2のレンズとを共通とした対物レンズを用い、
光ファイバコイルの一端面に前記光源の像が略結像し、
かつ前記光源からの光が前記偏波面保存光ファイバの他
端に入射せず、さらに前記偏波面保存光ファイバの他端
の像が前記光検出器の受光面位置に略結像させることを
特徴とするものである。また、前記第1のレンズ、前記
第2のレンズと前記光検出器との間にビームスプリッタ
を設け、前記光ファイバの他端から出射する光を前記第
2のレンズ、前記ビームスプリッタを介して前記光検出
器に入射し、前記光源からの光を前記ビームスプリッタ
の分岐方向から入射することも好適である。なお、前記
第2のレンズの焦点を精度良く光検出器に合わせること
により、偏波保存面の測定精度を高めることができる。
【0008】光源の落射照明軸と、光ファイバの他端か
ら光検出器の撮像側光学系の光路の軸とを一致させない
ことにより、偏波面保存光ファイバの光入射端面に前記
照明を集光させ、かつ、前記偏波面保存光ファイバの観
察端面に前記落射照明が当たらないようにすることが可
能となる。このことにより、偏波面保存光ファイバの光
入射端面に多くの光量を入射することができ、偏波面保
存光ファイバの観察端面からは、光入射端面に入射され
た偏光のみが出射され、精度の高い測定が可能となる。
また、偏波保存面の計測は上記説明のCCD等でパター
ン認識する以外に、偏光フィルターとパワーメータの組
み合わせによっても可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一括整列型二芯光
コネクタ上のファイバ端面観察方法の実施例を示す図で
ある。図1に示す例において、(1)は測定対象である
偏波面保存光ファイバであり、光ファイバコイルの両端
は図2に示すように同一の光コネクタ(5)に近接して
並設されている。(2)は前記第1のレンズと前記第2
のレンズとが共通である対物レンズ、(3)はビームス
プリッタ、(4)はCCDカメラ、(7)は白色光源で
ある。上述した構成の装置では白色光源(7)から出射
する白色光をビームスプリッタ(3)、対物レンズ
(2)を介して偏波面保存光ファイバの一端面(入射フ
ァイバ端面)(1a)に入射した状態で、偏波面保存光
ファイバ1の他端面(出射ファイバ端面)(1b)を、
対物レンズ(2)、ビームスプリッタ(3)を介して拡
大してCCDカメラ(4)で撮像する。撮像した画像
は、画像処理装置において画像処理され、モニタに求め
られた偏波保存面(12)とともに表示される。なお、
白色光源(7)の位置は、入射光が入射ファイバ端面
(1a)に焦点が合うように調整する。また、CCDカ
メラ(4)の位置は、出射ファイバ端面(1b)からの
出射光がCCDカメラ(4)の焦点に合うように調整す
る。
【0010】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、落射照明
軸と撮像側光学系の光路とを一致させないことにより、
狭ピッチで並んだ光コネクタの特定のファイバの光入射
端面に前記落射照明が当たり、かつ、前記偏波面保存光
ファイバの観察端面に前記落射照明を当てないことが可
能となる。したがって、光コネクタに並設されている入
力側と出力側のファイバがコイルを形成した状態で偏波
保存面を計測することがでる。その結果、従来の入力側
と出力側のファイバをそれぞれ単独で偏波保存面を計測
した後、入力側と出力側のファイバを融着していたのに
比べ大幅な工数削減、光の接続損失の削除等を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光コネクタ上のファイバ端面観察方法
の実施例1を示す図である。
【図2】本発明の光コネクタ上のファイバ端面観察方法
の実施例2を示す図である。
【図3】偏波面保存光ファイバの偏波保存面を計測する
方法の一例を説明するための図である。
【図4】従来技術の偏波面保存光ファイバの偏波保存面
を計測する方法の一例を説明するための図である。
【図5】偏波面保存光ファイバの一例の断面を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 偏波面保存光ファイバ 2 対物レンズ 2a第1のレンズ 2b第2のレンズ 3 ビームスプリッタ 4 CCDカメラ 5 光コネクタ 7 白色光源 12 偏波保存面 22 コア 23 クラッド 31 光源 32 偏光子 34 検光子 35 光センサ 36 光パワーメータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−310441(JP,A) 特開 平5−203412(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 11/00 - 11/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバコイルの両端が同一の光コネ
    クタに近接して並設されている偏波面保存光ファイバの
    一端面に光源からの光を第1のレンズを介して入射し、
    前記偏波面保存光ファイバの他端から出射する光を第2
    のレンズを介して光検出器で検出する光ファイバの偏波
    保存面の計測方法であって、前記第1のレンズと前記第
    2のレンズとを共通とした対物レンズを用い、光ファイ
    バコイルの一端面に前記光源の像が略結像し、かつ前記
    光源からの光が前記偏波面保存光ファイバの他端に入射
    せず、さらに前記偏波面保存光ファイバの他端の像が前
    記光検出器の受光面位置に略結像させることを特徴とす
    る光コネクタ上の偏波面保存光ファイバの偏波保存面の
    計測方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のレンズ、前記第2のレンズと
    前記光検出器との間にビームスプリッタを設け、前記光
    ファイバの他端から出射する光を前記第2のレンズ、前
    記ビームスプリッタを介して前記光検出器に入射し、前
    記光源からの光を前記ビームスプリッタの分岐方向から
    入射する請求項1記載の光コネクタ上の偏波面保存光フ
    ァイバの偏波保存面の計測方法。
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