JP3051270B2 - タブレット装置および表示一体型タブレット装置 - Google Patents

タブレット装置および表示一体型タブレット装置

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JP3051270B2
JP3051270B2 JP28155992A JP28155992A JP3051270B2 JP 3051270 B2 JP3051270 B2 JP 3051270B2 JP 28155992 A JP28155992 A JP 28155992A JP 28155992 A JP28155992 A JP 28155992A JP 3051270 B2 JP3051270 B2 JP 3051270B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パーソナルコンピュ
ータやワードプロセッサなどに使用されるタブレット装
置および表示一体型タブレット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】手書き文字や図形をコンピュータやワー
ドプロセッサなどに入力する手段として、例えば、液晶
ディスプレイと静電誘導型タブレットを積層して、我々
が紙に筆記用具で書く感覚で文字や図形を静電誘導型タ
ブレットに入力できるようにした表示部一体型タブレッ
ト装置が実用化されている。しかしながら、この表示部
一体型タブレット装置は、電極のある部分とない部分と
では反射率や透過率が異なるために表示画面上で格子状
に電極が見え、液晶表示の質を落とす原因となってい
る。
【0003】そこで、このような欠点をなくしたタブレ
ットとして、最近、図6に示すような表示一体型タブレ
ット装置が提案されている(特願平3−46751号公
報)。この表示一体型タブレット装置は、液晶ディスプレ
イの表示電極と静電容量型タブレット装置の座標検出電
極を兼ねたものである。そして、図7に示すように1フ
レーム期間中にタブレット上の指示座標を検出する座標
検出期間と画像を表示する表示期間とを設けて、座標検
出と画像表示とを時分割で行うようにしている。
【0004】図6において、液晶パネル101は互いに
直交して配列されたコモン電極Y1〜Ym(以下、任意の
コモン電極をYと記載する)とセグメント電極X1〜Xm
(以下、任意のセグメント電極をXと記載する)との間
に液晶を挟入して構成されており、各コモン電極Yとセ
グメント電極Xとが交差する領域で各画素を構成してい
る。つまり、上記液晶パネル101にはn×mドットの
画素がマトリクス状に配列されていることになる。
【0005】この表示一体型タブレット装置は、上述の
液晶ディスプレイ上に静電容量型タブレットを積層した
ものに比べて、格子状の電極パターンがなくなり見易く
なるといった利点の他に、液晶ディスプレイと静電容量
型タブレットとの電極や駆動回路を兼用しているためコ
ストダウンや小型軽量化が容易になるといった利点があ
る。
【0006】上記表示一体型タブレット装置は次のよう
に動作する。すなわち、上記コモン電極Yを駆動するた
めのコモン駆動回路102と、上記セグメント電極Xを
駆動するためのセグメント駆動回路103とは、切り替
え回路104を介して表示制御回路105と検出制御回
路106に接続されている。この切り替え回路104
は、制御回路107によって制御されて、表示期間には
表示制御回路105からの出力信号をコモン駆動回路1
02およびセグメント駆動回路103に出力する一方、
座標検出期間には検出制御回路106からの出力信号を
コモン駆動回路102およびセグメント駆動回路103
に出力する。尚、図6においては、上記切り替え回路1
04,表示制御回路105,検出制御回路106および制
御回路107を各ブロックに分割して表現している。と
ころが、実際の回路においては上記各回路はLSI(大
規模集積回路)化されており、上記のようなブロックに
は形態上厳密に区分できない。
【0007】上記表示期間においては、先ず制御回路1
07からセグメント駆動回路103および切り替え回路
104に対して出力されるモード信号modeが表示モード
側に切り替えられる。そうすると、セグメント駆動回路
103は表示モードを選択さすると共に、切り替え回路
104は表示制御回路105側からの出力信号を選択出
力するように切り替わる。そして、上記表示制御回路1
05のシフトデータ出力端子Sからはシフトデータsが
出力され、反転信号出力端子FRからは反転信号frが出
力され、クロック出力端子CP1からはクロック信号cp
1が出力され、クロック出力端子CP2からはクロック
信号cp2が出力され、データ出力端子D0〜D3からは
表示データD0〜D3が出力される。
【0008】上記クロック信号cp1は1行分の画素を表
示する期間を周期とするクロック信号であり、切り替え
回路104の出力端子CP1Oを介してクロック信号cp
1oとしてコモン駆動回路102のクロック入力端子YC
Kとセグメント駆動回路103のラッチパルス入力端子
XLPに入力される。また、特定のコモン電極Yを選択
するためのパルス信号であるシフトデータsは、切り替
え回路104の出力端子SOを介してシフトデータsoと
してコモン駆動回路102のシフトデータ入力端子DI
O1に上記クロック信号cp1oと同期して入力される。
【0009】上記コモン駆動回路102にシフトデータ
soが入力されるとこのシフトデータsoのパルス位置がシ
フトレジスタによってクロック信号cp1oに同期してシフ
トされ、そのシフト位置に対応するコモン駆動回路10
2の出力端子O1〜Onからコモン電極Y1〜Ynにコモ
ン電極駆動信号の駆動パルスが印加される。このコモン
電極駆動信号は直流電源回路112から供給されるバイ
アス電源V0〜V5に基づいて生成される。
【0010】上記クロック信号cp2は1行分の画素を表
示する期間を数分割した期間を周期とするクロック信号
であり、上記切り替え回路104の出力端子CP2Oを
介してクロック信号cp2oとしてセグメント駆動回路10
3のクロック入力端子XCKに入力される。
【0011】上記表示データD0〜D3は切り替え回路1
04の出力端子D0O〜D3Oを介して表示データD0o
〜D3oとしてセグメント駆動回路103の入力端子XD
0〜XD3に入力され、セグメント駆動回路103内の
レジスタにクロック信号cp2oに同期して順次取り込まれ
る。そして、1行分の画素に対応する表示データが総て
取り込まれると、この取り込まれた表示データが上記ラ
ッチパルス入力端子XLPに入力されるクロック信号cp
1oのタイミングでラッチされ、各表示データに対応する
セグメント電極駆動信号の駆動パルスがセグメント駆動
回路103の出力端子O1〜Omからセグメント電極X
1〜Xmに印加される。このセグメント駆動信号も直流電
源回路112から供給されるバイアス電源V0〜V5に基
づいて作成される。
【0012】尚、上記反転信号frは、表示期間において
液晶に印加する電圧の印加方向を周期的に反転させて液
晶の電気分解による劣化を防止するための信号であり、
切り替え回路104の反転信号出力端子FROを介して
反転信号froとしてコモン駆動回路102の反転信号入
力端子YFRとセグメント駆動回路103の反転信号入
力端子XFRとに入力される。
【0013】こうして、上記コモン駆動回路102およ
びセグメント駆動回路103の動作によって液晶パネル
101の画素マトリックスがその行順序に従って駆動さ
れ、表示データD0〜D3に応じた画像が液晶パネル10
1に表示されるのである。
【0014】一方、上記座標検出期間においては、先ず
制御回路107からセグメント駆動回路103および切
り替え回路104に対して出力されるモード信号modeが
座標検出モード側に切り替えられる。そうすると、セグ
メント駆動回路103は座標検出モードを選択すると共
に、切り替え回路104は検出制御回路106側からの
出力信号を選択出力するように切り替わる。そして、上
記検出制御回路106のシフトデータ出力端子Sdから
はシフトデータsdが出力され、反転信号出力端子FRd
からは反転信号frdが出力され、クロック出力端子CP
1dからはクロック信号cp1dが出力され、クロック出力
端子CP2dからはクロック信号cp2dが出力され、デー
タ出力端子D0d〜D3dからは駆動データD0d〜D3dが
出力される。
【0015】上記クロック信号cp1dは1本のコモン電極
Yあるいは1本のセグメント電極Xを走査する走査期間
を周期とするクロック信号であり、切り替え回路4の出
力端子CP1Oを介してクロック信号cp1oとしてコモン
駆動回路102のクロック入力端子YCKとセグメント
駆動回路103のラッチパルス入力端子XLPに入力さ
れる。また、特定のコモン電極Yあるいはセグメント電
極Xを選択するためのパルス信号であるシフトデータsd
は、切り替え回路104の出力端子SOを介してシフト
データsoとしてコモン駆動回路102のシフトデータ入
力端子DIO1あるいはセグメント駆動回路103のシ
フトデータ入力端子EIO1に上記クロック信号cp1dと
同期して入力される。
【0016】そうすると、上述の表示期間の場合と同様
にして、上記コモン駆動回路102に入力されたシフト
データsoのパルス位置がシフトレジスタによってクロッ
ク信号cp1oに同期してシフトされ、そのシフト位置に対
応する出力端子O1〜Onからコモン電極Y1〜Ynにコ
モン電極走査信号y1〜yn(以下、任意のコモン電極走
査信号をyと記載する)の走査パルスが順次印加され
る。このコモン電極走査信号yは直流電源回路112か
ら供給されるバイアス電源V0〜V5に基づいて生成され
る。
【0017】一方、上記座標検出モードを選択した上記
セグメント駆動回路103に入力されたシフトデータso
のパルス位置がシフトレジスタによってクロック信号cp
1oに同期してシフトされ、そのシフト位置に対応する出
力端子O1〜Omからセグメント電極X1〜Xmにセグメ
ント電極走査信号x1〜xn(以下、任意のセグメント電
極走査信号をxと記載する)の走査パルスが順次印加さ
れる。
【0018】上述の説明は、上記シフトデータsoとクロ
ック信号cp1oとに基づいてセグメント電極Xを走査する
場合について説明しているが、次のようにしてセグメン
ト電極Xを走査してもよい。すなわち、上記検出制御回
路106から出力される駆動データD0d〜D3dのいずれ
かのビットをシフトデータsdとし、クロック信号cp2dを
同期信号として、順次セグメント駆動回路103の出力
端子O1〜Omから各セグメント電極X1〜Xmにセグメ
ント電極走査信号xを出力するのである。その際に、上
記クロック信号cp2dはセグメント電極Xを走査する走査
期間を周期とするクロック信号であり、上記切り替え回
路104の出力端子CP2Oを介してクロック信号cp2o
としてセグメント駆動回路103のクロック入力端子X
CKに入力される。
【0019】尚、上記セグメント駆動回路103におけ
る出力端子EIO2は上記シフトレジスタの最終段の出
力端子であり、この出力端子EIO2からは図9に示す
ようにシフトデータsdと同じパルス幅のパルス信号sio2
が出力される。上記セグメント電極走査信号xも直流電
源回路112から供給されるバイアス電源V0〜V5に基
づいて作成される。
【0020】上記座標検出期間はx座標検出期間とそれ
に続くy座標検出期間に分かれており、x座標検出期間
にはセグメント電極Xにセグメント電極走査信号xの走
査パルスを順次印加する一方、y座標検出期間にはコモ
ン電極Yにコモン電極走査信号yの走査パルスを順次印
加する。その際に、上記セグメント電極Xあるいはコモ
ン電極Yのうちの走査される電極用のセグメント電極走
査信号xあるいはコモン電極走査信号yの走査パルス電
圧(以下、走査電圧と言う)は、直流電源回路112から
供給されるバイアス電源電圧“V5"に設定されている。
一方、セグメント電極Xあるいはコモン電極Yのうちの
走査されない電極用のセグメント電極走査信号xあるい
はコモン電極走査信号yの電圧(以下、非走査電圧と言
う)は、直流電源回路112から供給されるバイアス電
源電圧“V1"に設定されている。
【0021】上記走査電圧V5の印加に起因して、図8
(a)に示すようなセグメント電極Xあるいはコモン電極
Yと指示座標検出ペン(以下、単に検出ペンという)10
8の検出電極との間の浮遊容量によって、検出ペン10
8に図8(b)に示すように電圧が誘起される。この検出
ペン108に生じた誘起電圧は、アンプ109で増幅さ
れて図8(c)に示すように2値化された後、x座標検出
回路110およびy座標検出回路111に入力される。
このx座標検出回路110およびy座標検出回路111
は、上記アンプ109からの出力信号と制御回路107
からのタイミング信号とに基づいて、上記走査電圧V5
が印加されてから誘起電圧が最高値になる迄の時間
“T"を検出することにより、夫々上記検出ペン108
が指示する位置のx座標あるいはy座標を検出する。
【0022】図9は、上記x座標検出期間中において、
液晶パネル101のセグメント電極Xに印加されるセグ
メント電極走査信号xのタイミングチャートおよび検出
ペン108あるいはアンプ109からの出力信号波形を
示す。また、図10は、x座標検出時におけるコモン駆
動回路102およびセグメント駆動回路103の等価回
路を示す。図10において、セグメント駆動回路103
におけるスイッチS1,S2,…,Smは各セグメント電極X
に順次走査電圧V5を印加するためのスイッチであり、
コモン駆動回路102におけるスイッチS1',S2',…,
n'は各コモン電極Yに順次走査電圧V5を印加するた
めのスイッチである。これらの各スイッチはCMOS
(相補型金属酸化膜半導体)シリコンゲート回路が用いら
れる。尚、抵抗rc1,rc5,rs1,rs5はオン抵抗である。
【0023】上記セグメント駆動回路103におけるス
イッチS1,S2,…,Sm-1,SmはスイッチS1からスイッ
チSmに向かって順次電圧V5側に切り替えられる。この
ようにして、図9に示すように、セグメント電極走査信
号xの走査電圧V5が液晶パネル101における一端に
位置するセグメント電極X1から順次他端に位置するセ
グメント電極Xmに向かって印加されるのである。図1
0においては、スイッチS2,S3,S4が電圧V5側に切り
替えられてセグメント電極X2,X3,X4に走査電圧を印
加しており、他のスイッチS1,S5,…,Smは電圧V1
に切り替えられてセグメント電圧X1,X5,…,Xmには非
走査電圧が印加されている。
【0024】上述のようにしてセグメント電極Xが走査
されると、検出ペン108の検出電極に図8(b)に示す
ような電圧が誘起される。この誘起電圧をアンプ109
によって増幅した後図8(c)に示すように2値化し、得
られた2値化信号の立ち上がり時点“T1"と立ち下がり
時点“T2"とから誘起電圧のピーク時点“T"を求めて
検出ペン108先端のx座標を算出するのである。
【0025】上記セグメント電極走査によって実際に得
られる誘起電圧は図9(d)に示すような波形であり、走
査開始時と走査終了時とにノイズF,Rが検出される。
尚、図9(e)は、なるべく狭い2値化パルスを得るため
に、図9(d)に示す誘起電圧信号(以下、検出信号と言
う)からアンプ109による増幅過程において2回微分
して得られた波形である。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上記検出ペン108を
液晶パネル101上に置いた場合に検出ペン108に誘
起される電圧の波形は、図9(c)に示すような波形が理
想的である。この理想的な波形の検出信号は、図6,図
8(a)および図10におけるコモン電極Yのように上側
に位置して検出ペン108に近い方の電極を走査する場
合に得られる。ところが、上記セグメント電極Xのよう
に下側に位置して検出ペン108から遠い電極を走査す
る場合には、図9(d)に示すように、電極走査信号に基
づくピーク(以下、検出信号ピークと言う)Sの他に検出
ペン108に近い方の電極(コモン電極Y)に誘起された
電圧に基づいて誘起される好ましくない誘導ノイズのピ
ーク(以下、誘導ノイズピークと言う)F,Rが含まれる
波形の検出信号が得られる。
【0027】したがって、上記液晶パネル101におけ
る端部にあるセグメント電極X1近傍あるいはセグメン
ト電極Xm近傍を走査する場合には上記検出信号ピーク
Sはx座標検出期間の開始時あるいは終了時に出現する
ため、検出信号ピークSに誘導ノイズピークFあるいは
誘導ノイズピークRが重畳されて、検出ペン先端のx座
標の検出精度が低下すると言う問題がある。
【0028】上述のような誘導ノイズピークF,Rは、
以下のようにして出現する。すなわち、図10における
コモン駆動回路102のオン抵抗rc1,rc5(=約1kΩ)お
よびコモン電極Yの電極抵抗rの値が大きいので、セグ
メント駆動回路103におけるスイッチS1,S2,…,Sm
を順次電圧V5側に切り替えて下側に位置する各セグメ
ント電極Xを走査すると、例えばセグメント電極X2,X
3,X4が走査されている場合にはセグメント電極X2,
3,X4に印加された走査電圧による電流iが対向する
コモン電極Yとの間の浮遊容量C(約10pF/mm2)を通
して図中矢印で示すようにセグメント電極X2,X3,X4
に流れ込み、セグメント駆動回路103内のオン抵抗r
s5を介して直流電源回路112に流れ込むことになる。
そのために、本来非走査電圧V1であるべきコモン電極
Yの電圧が、図9(a)に示すようにセグメント電極Xの
走査電圧V5の方向に(低電圧側に)僅かにシフトする。
【0029】したがって、図10に示すような状態の液
晶パネル101に検出ペン108を接近させると、検出
ペン108の検出電極には、図9(d)に示すように、検
出信号ピークSの他に図9(a)に示すようなコモン電極
Yに誘起された電圧に起因する図9(b)に示すような波
形の誘導ノイズピークF,Rが挿入された波形の電圧が
誘起される。その結果、アンプ109からの出力信号の
波形は図9(e)に示すような波形になるのである。
【0030】上側に位置するコモン電極Yは検出ペン1
08の検出電極と直接対向しているの対して、下側に位
置するセグメント電極Xはコモン電極Yの隙間を介して
対向している。したがって、コモン電極Yと検出ペン1
08の検出電極との静電結合の方がセグメント電極Xと
検出電極との静電結合よりも遥かに大きい。そのため
に、図9(a)に示すように低電圧側へシフトしたコモン
電極Yのシフト電圧値は極めて低いにも拘わらず、その
僅かな変動に基づいて上記検出電極に誘起される電圧は
上記検出信号ピークSのレベルに匹敵するレベルを呈す
るのである。
【0031】上記検出ペン108が液晶パネル101の
中央に位置する場合には、図9(d)に示すように誘導ノ
イズピークF,Rと検出信号ピークSとは分離可能であ
るから誘導ノイズピークF,Rの影響は余りない。とこ
ろが、上記検出ペン108がセグメント電極X1付近あ
るいはセグメント電極Xm付近にある場合には、検出信
号ピークSと誘導ノイズピークF,Rとが重畳されるの
で、検出信号ピークSの波形が複雑に歪むことになる。
したがって、上記検出電極による検出信号を2値化して
も検出ペン108の先端の正しいx座標を検出できな
い。
【0032】特に、上記誘導ノイズピークRの極性は検
出信号ピークSの極性とは反対である。したがって、検
出ペン108がセグメント電極Xm近傍に位置している
場合には、極性が逆である検出信号ピークSと誘導ノイ
ズピークRとが重畳されて検出信号ピークSのレベル低
下が生じ、座標検出精度が著しく低下する。極端な場合
にはx座標検出が不可能になる場合がある。
【0033】そこで、この発明の目的は、検出ペンの検
出電極によって誘起ノイズを検出しないようにして座標
検出精度を高めることができるタブレット装置および
示一体型タブレット装置を提供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、第1の電極群と第2の電極群とを有
するパネルと,上記第1の電極群に走査電圧を印加する
第1の駆動回路と,上記 第2の電極群に走査電圧を印加
する第2の駆動回路と,上記第1の電極群および第2の
電極群と静電的に結合された座標指示手段を有して,上
記座標指示手段に誘起する電圧に基づいて上記座標指示
手段の座標を検出するタブレット装置において、上記第
1の電極および第2の電極のうち上記座標指示手段から
遠い下側に位置する電極に印加される走査電圧に起因し
て上側に位置する電極に誘起される電圧を打ち消すよう
な補正電圧を生成する補正電圧生成手段を備えて、少な
くとも上記下側の電極に走査電圧が印加される期間にお
いては,上記補正電圧生成手段によって生成された補正
電圧を上記上側の電極に印加して,上記上側の電極に誘
起される電圧を打ち消すようにしたことを特徴としてい
る。
【0035】また、第2の発明は、第1の発明のタブレ
ット装置において、上記補正電圧生成手段は、上記下側
の電極に印加される走査電圧に起因して上側の電極に誘
起される電圧の反転信号の波形を表すディジタルの補正
データを内部メモリに格納し,この補正データを読み出
して補正信号として出力する補正信号発生回路と、上記
補正信号発生回路からの補正信号を受けて,この補正信
号に基づいてアナログの上記補正電圧を発生する補正電
圧発生回路を有することを特徴としている。
【0036】また、第3の発明は、第1の発明のタブレ
ット装置において、上記第1の駆動回路および第2の駆
動回路はシフトレジスタを有し、上記補正電圧生成手段
は、上記下側の電極群に走査電圧を印加する方の駆動回
路におけるシフトレジスタの初段の入力端子に入力され
て走査を開始させるシフトデータ信号と,査終了時に上
記シフトレジスタの最終段の出力端子から出力されるパ
ルス信号とを取り込んで,このシフトデータ信号とパル
ス信号とに基づいて上記下側の電極群の走査期間に匹敵
するパルス幅を有する2値の補正信号を発生する補正信
号発生回路と、上記補正信号発生回路からの補正信号を
受けて,この補正信号に基づいてアナログの上記補正電
圧を発生する補正電圧発生回路を有することを特徴とし
ている。
【0037】また、第4の発明は、第1の発明のタブレ
ット装置において、上記下側の電極群に対向する補助電
極を備えると共に、上記補正電圧生成手段は、上記下側
の電極に印加される走査電圧に起因して上記補助電極に
誘起される電圧を検出して補正信号として出力する補正
信号発生回路と、上記補正信号発生回路からの補正信号
を受けて,この補正信号の反転信号に基づいて上記補正
電圧を発生する補正電圧発生回路を有することを特徴と
している。
【0038】また、第5の発明は、第1の発明のタブレ
ット装置において、上記補正電圧生成手段は、上記下側
の電極に走査電圧が印加された際における上記上側の電
極の電流を検出して補正信号として出力する補正信号発
生回路と、上記補正信号発生回路からの上記補正信号を
受けて,この補正信号に基づいて上記補正電圧を発生す
る補正電圧発生回路を有することを特徴としている。
【0039】また、第6の発明は、第1の発明のタブレ
ット装置において、上記補正電圧生成手段は、上記下側
の電極に走査電圧が印加された際における上記上側の電
極の電圧を検出して補正信号として出力する補正信号発
生回路と、上記補正信号発生回路からの上記補正信号を
受けて,この補正信号に基づいて上記補正電圧を発生す
る補正電圧発生回路を有することを特徴としている。
【0040】また、第7の発明は、第1の電極群と第2
の電極群とを有する表示パネルと、上記第1の電極群に
表示用および座標検出用の電圧を印加する第1の駆動回
路と,上記第2の電極群に表示用および座標検出用の電
圧を印加する第2の駆動回路と,上記第1の電極群及び
第2の電極群と静電的に結合された座標指示手段を有し
て,上記座標指示手段に誘起する電圧に基づく上記座標
指示手段の座標検出と上記表示パネルへの表示とを時分
割で行う表示一体型タブレット装置において、上記第1
の電極および第2の電極のうち上記座標指示手段から遠
い下側に位置する電極に印加される電圧に起因して上側
に位置する電極に誘起される電圧を打ち消すような補正
電圧を生成する補正電圧生成手段を備えて、少なくとも
上記下側の電極に電圧が印加される期間においては,上
記補正電圧生成手段によって生成された補正電圧を上記
上側の電極に印加して,上記上側の電極に誘起される電
圧を打ち消すようにしたことを特徴としている。
【0041】
【作用】第1の発明では、パネルを構成する第1の電極
および第2の電極のうち座標指示手段から遠い下側に位
置する電極が走査される際に、上記下側の電極に印加さ
れる走査電圧に起因して上側に位置する電極に電圧が誘
起される。その際に、上記上側の電極に誘起される電圧
を打ち消すような補正電圧が、補正電圧生成手段によっ
て生成されて上記上側の電極に印加される。したがっ
て、上記下側の電極に印加される走査電圧に起因して上
記上側の電極に誘起された電圧は打ち消されるのであ
る。
【0042】その結果、上記下側の電極が走査される期
間において、上記第1の電極群および第2の電極群と静
電的に結合された座標指示手段に誘起されて出力される
出力信号には、上記下側の電極に印加された走査電圧に
起因して上記上側の電極に誘起された電圧に基づく誘導
ノイズが重畳されないのである。
【0043】また、第2の発明では、上記下側の電極に
印加される走査電圧に起因して上側の電極に誘起される
電圧の反転信号の波形を表すディジタルの補正データ
が、補正信号発生回路の内部メモリから読み出されて補
正信号として補正電圧発生回路に送出される。そうする
と、この補正電圧発生回路によって、少なくとも上記下
側の電極が走査される期間において、上記補正信号発生
回路からの補正信号に基づいてアナログの上記補正電圧
が発生されて上記上側の電極に印加される。こうして、
上記下側の電極に印加される走査電圧に起因して上記上
側の電極に誘起された電圧は打ち消される。
【0044】また、第3の発明では、補正信号発生回路
によって、上記下側の電極群を走査する第1の駆動回路
又は第2の駆動回路の何れか一方の駆動回路のシフトレ
ジスタの初段の入力端子に入力されて走査を開始させる
シフトデータ信号と、走査終了時に上記シフトレジスタ
の最終段の出力端子から出力されるパルス信号とが取り
込まれて、このシフトデータ信号とパルス信号とに基づ
いて上記下側の電極群の走査期間に匹敵するパルス幅を
有する2値の補正信号が生成される。そして、この生成
された2値の補正信号が補正電圧発生回路に送出され
る。そうすると、この補正電圧発生回路によって、少な
くとも上記下側の電極が走査される期間において、上記
補正信号発生回路からの補正信号に基づいてアナログの
上記補正電圧が発生されて上記上側の電極に印加され
る。こうして、上記下側の電極に印加される走査電圧に
起因して上記上側の電極に誘起された電圧は打ち消され
るのである。
【0045】また、第4の発明では、補正信号発生回路
によって、上記下側の電極に印加される走査電圧に起因
して上記下側の電極群に対向する補助電極に誘起された
電圧が検出されて補正信号として補正電圧発生回路に送
出される。そうすると、この補正電圧発生回路によっ
て、少なくとも上記下側の電極が走査される期間におい
て、上記補正信号発生回路からの補正信号の反転信号に
基づいて上記補正電圧が発生されて上記上側の電極に印
加される。こうして、上記下側の電極に印加される走査
電圧に起因して上記上側の電極に誘起された電圧は打ち
消されるのである。
【0046】また、第5の発明では、補正信号発生回路
によって、上記下側の電極に走査電圧が印加された際に
おける上記上側の電極の電流が検出されて補正信号とし
て補正電圧発生回路に送出される。そうすると、この補
正電圧発生回路によって、少なくとも上記下側の電極が
走査される期間において、上記補正信号発生回路からの
補正信号に基づいて上記補正電圧が発生されて上記上側
の電極に印加される。こうして、上記下側の電極に印加
される走査電圧に起因して上記上側の電極に誘起された
電圧は打ち消される。
【0047】また、第6の発明では、補正信号発生回路
によって、上記下側の電極に走査電圧が印加された際に
おける上記上側の電極の電圧が検出されて補正信号とし
て補正電圧発生回路に送出される。そうすると、この補
正電圧発生回路によって、少なくとも上記下側の電極が
走査される期間において、上記補正信号発生回路からの
補正信号に基づいて上記補正電圧が発生されて上記上側
の電極に印加される。こうして、上記下側の電極に印加
される走査電圧に起因して上記上側の電極に誘起された
電圧は打ち消される。
【0048】 第7の発明では、上記第1の発明の場合と
同様に、表示パネルを構成する第1の電極および第2の
電極のうち座標指示手段から遠い下側に位置する電極が
走査される際に、上記下側の電極に印加される走査電圧
に起因して上側に位置する電極に電圧が誘起される。
の際に、上記上側の電極に誘起される電圧を打ち消すよ
うな補正電圧が、補正電圧生成手段によって生成されて
上記上側の電極に印加される。したがって、上記下側の
電極に印加される走査電圧に起因して上記上側の電極に
誘起された電圧は打ち消される。その結果、上記下側の
電極が走査される期間において、上記座標指示手段から
の出力信号には、上記上側の電極に誘起された電圧に基
づく誘導ノイズは重畳されない。
【0049】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。尚、この発明の表示一体型タブレット装置の
液晶パネルにおいては、セグメント電極がコモン電極の
下側に位置しているものとする。また、この発明の表示
一体型タブレット装置におけるコモン駆動回路,セグメ
ント駆動回路,切り替え回路,表示制御回路,検出制御回
路,制御回路,検出ペン,アンプ,x座標検出回路,y座標
検出回路および直流電源回路等は、図6に示す表示一体
型タブレット装置と同じであるとする。
【0050】図1は、本実施例における液晶パネル,セ
グメント駆動回路およびコモン駆動回路と電源供給系を
示す図である。図1におけるコモン駆動回路2およびセ
グメント駆動回路3は図10に示すコモン駆動回路10
2およびセグメント駆動回路103と同じ等価回路を有
している。但し、本実施例におけるコモン駆動回路2お
よびセグメント駆動回路3への電源は以下のようにして
供給する。
【0051】直流電源回路6は、図6に示す直流電源回
路112と同じようにバイアス電源V0〜V5を供給す
る。そして、直流電源回路6からのバイアス電源V
5は、コモン駆動回路2の各オン抵抗rc5およびセグメン
ト駆動回路3の各オン抵抗rs5に供給される。一方、直
流電源回路6からのバイアス電源V1は補正電圧発生回
路5に供給される。
【0052】この補正電圧発生回路5は、補正信号発生
回路4から入力される補正信号に基づいて補正電圧V1'
を発生する。この補正電圧V1'は、下側に位置するセグ
メント電極Xが走査される際に、セグメント電極Xに印
加された走査電圧V5に起因して上側に位置するコモン
電極Yの電圧が図4(a)(図9(a)に同じ)に示すように走
査電圧V5側にシフトするのを補正するための電圧であ
る。したがって、その波形は、図4(b)に示すように、
図4(a)に示す波形の極性を反転した波形を有してい
る。上記補正信号発生回路4からの補正電圧V1'は、コ
モン駆動回路2の各オン抵抗rc1およびセグメント駆動
回路3の各オン抵抗rs1に供給される。
【0053】ここで、上記コモン駆動回路2のオン抵抗
rc1のみならずセグメント駆動回路3のオン抵抗rs1にも
補正電圧V1'を供給するのは次の理由による。すなわ
ち、x座標検出期間においては、補正電圧V1'が印加さ
れる非走査状態の総てのコモン電極Yと非走査状態にあ
るセグメント電極X(図1におけるセグメント電極X1,
5,…,Xm)との間に電圧差が生じないようにするため
である。但し、非走査電圧V1と補正電圧V1'との差は
小さく、セグメント駆動回路3の各オン抵抗rs1には非
走査電圧V1を供給しても殆ど支障はない。
【0054】上記補正信号発生回路4から出力される補
正信号は、アナログ信号であってもディジタル信号であ
ってもよい。そして、アナログ信号である場合には、補
正電圧発生回路5は例えばオペーレショナルアンプで構
成し、入力されるアナログの補正信号の単なる電力増幅
を実施すればよい。また、ディジタル信号である場合に
は、D/A変換器あるいは抵抗器およびコンデンサで構
成し、入力されるディジタルの補正信号を波形整形して
近似補正を実施すればよい。
【0055】以下、上記補正信号発生回路4および補正
電圧発生回路5の具体例について説明する。 <第1実施例> 本実施例における補正信号発生回路4は、補正電圧V1'
の波形(基準電圧=0)を予めディジタル値で表現した補
正データ(即ち、図4(b)に示すアナログ波形のA/D変
換値)をROM(リード・オンリ・メモリ)あるいはRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)等の内部メモリに格納して
おく。そして、下側に位置するセグメント電極Xを走査
するx座標検出期間に入ると、補正信号発生回路4は上
記内部メモリから補正データを読み出して補正信号とし
て補正電圧発生回路5に送出する。
【0056】そうすると、上記補正電圧発生回路5は、
補正信号発生回路4からの補正信号(補正データ)をD/
A変換し、直流電源回路6からのバイアス電源V1に重
畳させて、図4(b)に示すような波形の補正電圧V1'を
得るのである。
【0057】このように、本実施例においては、補正信
号発生回路4の内部メモリに予め補正電圧V1'の波形の
ディジタルデータ(補正データ)を格納しておく。そし
て、x座標検出期間においては、この補正データを補正
電圧発生回路5においてD/A変換してバイヤス電源V1
に重畳させ補正電圧V1'を得る。そして、この得られた
補正電圧V1'を非走査電圧として非走査状態にあるコモ
ン電極Yに印加するようにしている。したがって、本実
施例によれば、x座標検出期間においては、セグメント
電極Xに印加される走査電圧V5に起因してコモン電極
Yに誘起される電圧を打ち消すことによって、検出ペン
の検出電極で誘導ノイズが検出されないようにして座標
検出精度を高めることができる。
【0058】本実施例の簡易な変形例としては、図4
(c)に示すような大略x座標検出期間に亘るパルス幅を
有する2値信号波形のディジタル値を補正信号発生回路
4の内部メモリに格納するのである。そして、補正電圧
発生回路5は容量Cと抵抗Rとの組み合わせからなる回
路(以下CR回路と言う)によって、図4(c)に示す2値
信号波形を図4(b)の波形に近い電圧波形に変換する。
そして、直流電源回路6からのバイアス電源V1に重畳
させて図4(d)に示すような波形の補正電圧V1'を得る
のである。その際に、厳密に言えば個々の表示一体型タ
ブレット装置毎に補正電圧V1'の値は異なるので、各表
示一体型タブレット装置毎に異なる補正データを格納す
る必要がある。しかしながら、通常の場合には全表示一
体型タブレット装置における補正電圧V1'の分布を求め
てその平均の補正電圧V1'を補正値として内部メモリに
格納しておけば十分である。
【0059】尚、高精度な補正電圧V1'を必要とする場
合には、各表示一体型タブレット装置毎に正しい補正デ
ータを格納しておく必要がある。その場合には、フラッ
シュメモリやE2ROM(電気的消去可能なROM)等に
各コモン電極Yにあった補正データを格納しておけばよ
い。
【0060】<第2実施例> 本実施例における補正信号発生回路4では、図2に示す
ように、切り替え回路(図6参照)からのシフトデータso
およびセグメント駆動回路3の出力端子EIO2から出
力されるパルス信号seio2(図6参照)を取り込み、この
シフトデータsoおよびパルス信号seio2に基づいて生成
した補正信号を補正電圧発生回路5に出力する。すなわ
ち、図4(g)に示すように、図4(e)に示すようなシフト
データsoの立ち上がりでレベルが“H"となり、図4(f)
に示すようなパルス信号seio2の立ち上がりでレベルが
“L"となる矩形波形を有する補正信号を生成するので
ある。そうすると、上記補正電圧発生回路5は、補正信
号発生回路4からの矩形波形を有する補正信号に基づい
て、例えば図4(d)に示すような波形の補正電圧V1'を
出力するのである。
【0061】上述のような補正信号および補正電圧V1'
を生成する補正信号発生回路4および補正電圧発生回路
5は、具体的にはフリップフロップ程度の簡単なディジ
タル回路とCR回路との組み合わせや、図3に示すよう
なCR回路によって構成すればよい。尚、高い精度を必
要とする場合には、図3に示すCR回路に可変抵抗器を
追加して個々のコモン電極Y毎に調整可能にすればよ
い。
【0062】このように、本実施例においては、上記セ
グメント駆動回路3に入力されるシフトデータsoとセグ
メント駆動回路3から出力されるパルス信号seio2とに
基づいて、補正信号発生回路4によって矩形波形の補正
信号を発生するようにしている。したがって、内部メモ
リに補正データを格納したり新たな部品を設けたりする
ことなく、非常に容易に補正電圧V1'を生成して、下側
に位置するセグメント電圧Xに印加される走査電圧V5
に起因してコモン電極Yに誘起される電圧を除去でき
る。
【0063】<第3実施例> 本実施例における補正信号発生回路4は、図5に示すよ
うに、液晶パネル1上にセグメント電極Xおよびコモン
電極Yの他に別途設けられた補助電極Y0に、セグメン
ト電極X走査時に誘起された電圧に基づいて生成した補
正信号を補正電圧発生回路5に出力する。すなわち、上
側に位置するコモン電極Yと同一面上におけるコモン電
極Y1の外側に、コモン電圧Y1に平行してセグメント電
極Xに対向した補助電極Y0を設ける。この補助電極Y0
には、x座標検出期間において、セグメント電極Xに走
査電圧V5が印加されるとコモン電極Yと同様に電圧が
誘起されて、図4(a)に示すような波形(但し、基準値は
1ではない)の電圧が発生する。
【0064】このように、上記補助電極Y0に誘起され
た電圧をオペレーショナルアンプを含む補正信号発生回
路4で検出し、補正信号として補正電圧発生回路5に送
出する。そうすると、上記補正電圧発生回路5は、入力
された図4(a)の波形に相似な波形の補正信号の極性を
反転し、直流電源回路6からのバイアス電源V1に重畳
させて図4(b)に示すような波形の補正電圧V1'を得る
のである。
【0065】上記補助電極Y0は必ずしもコモン電極Y
と同一面上に形成する必要はない。例えば、コモン電極
Yに対して反対側(すなわち裏面側)に形成してもよい。
その際には、液晶パネル1の外面に接着層を有する銅テ
ープを接着することによって補助電極Y0を形成するこ
とも可能である。そうすれば、既に作成済みの液晶パネ
ルに、後から極めて容易に補助電極Y0を形成できる。
【0066】上述のように、本実施例においては、上記
下側に位置するセグメント電圧Xに印加される走査電圧
5に起因してコモン電極Yに誘起される電圧を直接検
出するための専用の補助電極Y0を設け、この補助電極
0に誘起される電圧に基づいて補正電圧V1'を生成す
るようにしている。したがって、上記セグメント電圧X
に印加される走査電圧V5に起因してコモン電極Yに誘
起される電圧を確実に除去できる。
【0067】<第4実施例> 本実施例における補正信号発生回路4は、下側に位置す
るセグメント電極Xを走査するx座標検出期間に、上側
に位置するコモン電極Yに流れる電流値を検出して補正
信号として補正電圧発生回路5に出力する。図9(b)に
示すような誘導ノイズピークF,Rは、コモン電極Yを
流れる電流に起因して生ずるものである。したがって、
コモン電流Yを流れる電流の波形も図4(a)に示す電圧
波形と同じなのである。したがって、補正電圧発生回路
5によって、このコモン電極Yの電流信号である補正信
号に基づいて、第3実施例と同様にして補正電圧V1'を
生成することが可能である。
【0068】<第5実施例> 本実施例における補正信号発生回路4は、下側に位置す
るセグメント電極Xを走査する際に、セグメント電極X
に印加された走査電圧V5に起因して上側に位置するコ
モン電極Yに誘起された電圧をコモン電極Yの電圧から
間接的に検出する。そして、この検出されたコモン電極
Yの電圧を補正信号として補正電圧発生回路5に出力す
る。すなわち、本実施例においては、第3実施例におけ
る補助電極Y0に変わって、1本あるいは複数本のコモ
ン電極Yから補正信号を取り出すのである。
【0069】このように、本実施例においては、上記下
側に位置するセグメント電圧Xに印加される走査電圧V
5に起因してコモン電極Yに誘起される電圧をコモン電
極Yから間接的に検出し、この検出された誘起電圧に基
づいて補正電圧V1'を生成するようにしている。したが
って、上記セグメント電圧Xに印加される走査電圧V5
に起因してコモン電極Yに誘起される電圧を第3実施例
に比較して簡単な構成で除去できる。
【0070】上記各実施例における液晶パネル1では、
コモン電極Yがセグメント電極Xの上側に位置している
が、逆にセグメント電極Xがコモン電極Yの上側に位置
している場合でも同様である。但し、上記補正信号発生
回路4が動作する期間は、下側に位置するコモン電極Y
が走査されるy座標検出期間とする必要がある。
【0071】
【発明の効果】以上より明らかなように、第1の発明の
タブレット装置は、パネルを構成する第1の電極および
第2の電極のうち座標指示手段から遠い下側に位置する
電極に印加される走査電圧に起因して上側に位置する電
極に誘起される電圧を打ち消すような補正電圧を生成す
る補正電圧生成手段を備えて、少なくとも上記下側の電
極が走査される期間においては、上記補正電圧生成手段
によって生成された補正電圧を上記上側の電極に印加し
てこの上側の電極に誘起される電圧を打ち消すようにし
たので、上記上側の電極には正常な非走査電圧が印加さ
れる。
【0072】したがって、上記下側の電極の走査期間に
おいて、この下側の電極に印加される走査電圧に起因し
て上記上側の電極に誘起される電圧に基づいて上記座標
指示手段に電圧が誘起されることがない。すなわち、こ
の発明によれば、上記座標指示手段によって誘電ノイズ
を検出しないようにして、座標検出精度を高めることが
できるタブレット装置を提供できる。
【0073】また、第2の発明のタブレット装置は、上
記補正電圧生成手段は補正信号発生回路と補正電圧発生
回路を有して、上記補正信号発生回路によって、下側の
電極に印加される走査電圧に起因して上記上側の電極に
誘起される電圧の反転信号の波形を表すディジタルの補
正データを内部メモリから読み出して補正信号として上
記補正電圧発生回路に送出し、この補正電圧発生回路に
よって、上記補正信号に基づいてアナログの上記補正電
圧を発生するようにしたので、簡単に上記補正電圧を生
成できる。
【0074】したがって、この発明によれば、上記内部
メモリに補正データを格納するだけで、非常に簡単な処
理で、上記座標指示手段によって誘電ノイズを検出しな
いようにして座標検出精度を高めることができるタブレ
ット装置を提供できる。
【0075】また、第3の発明のタブレット装置は、上
第1の駆動回路および第2の駆動回路はシフトレジス
タを有すると共に、上記補正電圧生成手段は補正信号発
生回路と補正電圧発生回路を有して、上記補正信号発生
回路によって、上記下側の電極群を走査する方の駆動回
路のシフトレジスタの初段の入力端子に入力されるシフ
トデータ信号と走査終了時に上記シフトレジスタの最終
段の出力端子から出力されるパルス信号とに基づいて上
記下側の電極群の走査期間に匹敵するパルス幅を有する
2値の補正信号を発生して上記補正電圧発生回路に送出
し、この補正電圧発生回路によって、上記補正信号に基
づいてアナログの上記補正電圧を発生するようにしたの
で、内部メモリや特別の検出手段を設けることなく、通
常に用いられるような上記シフトデータ信号とパルス信
号とによる簡単な処理によって上記補正電圧を生成でき
る。
【0076】したがって、この発明によれば、簡単な処
理によって、上記座標指示手段によって誘電ノイズを検
出しないようにして座標検出精度を高めることができる
タブレット装置を提供できる。
【0077】また、第4の発明のタブレット装置は、
指示手段から遠い上記下側の電極群に対向する補助電極
を備えると共に、上記補正電圧生成手段は補正信号発生
回路と補正電圧発生回路を有して、上記補正信号発生回
路によって、上記下側の電極に印加される走査電圧に起
因して上記補助電極に誘起される電圧を検出して補正信
号として上記補正電圧発生回路に送出し、この補正電圧
発生回路によって、上記補正信号の反転信号に基づいて
上記補正電圧を発生するようにしたので、上記上側の電
極に誘起される電圧を直接的に検出して上記補正電圧を
生成できる。
【0078】したがって、この発明によれば、上記下側
の電極に印加される走査電圧に起因して上側の電極に誘
起される電圧を確実に除去して、上記標指示手段によっ
て誘電ノイズを検出しないようにして更に座標検出精度
を高めることができるタブレット装置を提供できる。
【0079】また、第5の発明のタブレット装置は、上
記補正電圧生成手段は補正信号発生回路と補正電圧発生
回路を有して、上記補正信号発生回路によって、上記下
側の電極に走査電圧が印加された際における上記上側の
電極の電流を検出して補正信号として上記補正電圧発生
回路に送出し、この補正電圧発生回路によって、上記補
正信号に基づいて上記補正電圧を発生するようにしたの
で、上記上側の電極の電流に基づいて上記補正電圧を生
成できる。
【0080】また、第6の発明のタブレット装置は、上
記補正電圧生成手段は補正信号発生回路と補正電圧発生
回路を有して、上記補正信号発生回路によって、上記下
側の電極に走査電圧が印加された際における上記上側の
電極の電圧を検出して補正信号として上記補正電圧発生
回路に送出し、この補正電圧発生回路によって、上記補
正信号に基づいて上記補正電圧を発生するようにしたの
で、上記上側の電極に誘起される電圧を簡単な構成によ
って間接的に検出して上記補正電圧を生成できる。
【0081】したがって、この発明によれば、第4の発
明に比較して簡単な構成によって、上記標指示手段によ
って誘電ノイズを検出しないようにして座標検出精度を
高めることができるタブレット装置を提供できる。
【0082】 また、第7の発明の表示一体型タブレット
装置は、上記第1の発明の場合と同様に、表示パネルを
構成する第1の電極および第2の電極のうち座標指示手
段から遠い下側に位置する電極に印加される走査電圧に
起因して上側に位置する電極に誘起される電圧を打ち消
すような補正電圧を生成する補正電圧生成手段を備え
て、少なくとも上記下側の電極が走査される期間におい
ては、上記補正電圧生成手段によって生成された補正電
圧を上記上側の電極に印加してこの上側の電極に誘起さ
れる電圧を打ち消すようにしたので、上記上側の電極に
正常な非走査電圧を印加できる。すなわち、この発明に
よれば、上記座標指示手段によって誘電ノイズを検出し
ないようにして、座標検出精度を高めることができる表
示一体型タブレット装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の表示一体型タブレット装置に用いら
れるセグメント駆動回路およびコモン駆動回路の等価回
路および電源供給系を示す図である。
【図2】図1における電源供給系の具体例を示す図であ
る。
【図3】図2における補正信号発生回路および補正電圧
発生回路の具体的な回路図である。
【図4】補正信号および補正電圧の一例を示す図であ
る。
【図5】図2とは異なる電源供給系の具体例を示す図で
ある。
【図6】表示一体型タブレット装置のブロック図であ
る。
【図7】図6に示す表示一体型タブレット装置における
表示期間と座標検出期間の説明図である。
【図8】図6に示す表示一体型タブレット装置における
セグメント電極Xあるいはコモン電極Yと検出ペンとの
浮遊容量,検出ペンによる検出信号およびその2値化信
号の説明図である。
【図9】図6に示す表示一体型タブレット装置における
x座標検出期間中にセグメント電極に印加されるセグメ
ント電極走査信号のタイミングチャート,コモン電極の
電圧および誘導ノイズピークを含む検出信号の一例を示
す図である。
【図10】図6に示す表示一体型タブレット装置におけ
るセグメント駆動回路およびコモン駆動回路の等価回路
を示す図である。
【符号の説明】
1…液晶パネル、 2…コモン駆動
回路、 3…セグメント駆動回路、 4…補正信号発
生回路、 5…補正電圧発生回路、 6…直流電源回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−41625(JP,A) 特開 平2−171818(JP,A) 特開 平5−324169(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 - 3/033 G02F 1/133

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電極群と第2の電極群とを有する
    パネルと、上記第1の電極群に走査電圧を印加する第1
    の駆動回路と、上記第2の電極群に走査電圧を印加する
    第2の駆動回路と、上記第1の電極群および第2の電極
    群と静電的に結合された座標指示手段を有して、上記座
    標指示手段に誘起する電圧に基づいて上記座標指示手段
    の座標を検出するタブレット装置において、 上記第1の電極および第2の電極のうち上記座標指示手
    から遠い下側に位置する電極に印加される走査電圧に
    起因して上側に位置する電極に誘起される電圧を打ち消
    すような補正電圧を生成する補正電圧生成手段を備え
    て、 少なくとも上記下側の電極に走査電圧が印加される期間
    においては、上記補正電圧生成手段によって生成された
    補正電圧を上記上側の電極に印加して、上記上側の電極
    に誘起される電圧を打ち消すようにしたことを特徴とす
    タブレット装置
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のタブレット装置におい
    て、 上記補正電圧生成手段は、 上記下側の電極に印加される走査電圧に起因して上記上
    側の電極に誘起される電圧の反転信号の波形を表すディ
    ジタルの補正データを内部メモリに格納し、この補正デ
    ータを読み出して補正信号として出力する補正信号発生
    回路と、 上記補正信号発生回路からの補正信号を受けて、この補
    正信号に基づいてアナログの上記補正電圧を発生する補
    正電圧発生回路を有することを特徴とするタブレット装
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のタブレット装置におい
    て、 上記第1の駆動回路および第2の駆動回路はシフトレジ
    スタを有し、 上記補正電圧生成手段は、 上記下側の電極群に走査電圧を印加する方の駆動回路に
    おけるシフトレジスタの初段の入力端子に入力されて走
    査を開始させるシフトデータ信号と、走査終了時に上記
    シフトレジスタの最終段の出力端子から出力されるパル
    ス信号とを取り込んで、このシフトデータ信号とパルス
    信号とに基づいて上記下側の電極群の走査期間に匹敵す
    るパルス幅を有する2値の補正信号を発生する補正信号
    発生回路と、 上記補正信号発生回路からの補正信号を受けて、この補
    正信号に基づいてアナログの上記補正電圧を発生する補
    正電圧発生回路を有することを特徴とするタブレット装
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のタブレット装置におい
    て、 上記下側の電極群に対向する補助電極を備えると共に、 上記補正電圧生成手段は、 上記下側の電極に印加される走査電圧に起因して上記補
    助電極に誘起される電圧を検出して補正信号として出力
    する補正信号発生回路と、 上記補正信号発生回路からの補正信号を受けて、この補
    正信号の反転信号に基づいて上記補正電圧を発生する補
    正電圧発生回路を有することを特徴とするタブレット装
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のタブレット装置におい
    て、 上記補正電圧生成手段は、 上記下側の電極に走査電圧が印加された際における上記
    上側の電極の電流を検出して補正信号として出力する補
    正信号発生回路と、 上記補正信号発生回路からの上記補正信号を受けて、こ
    の補正信号に基づいて上記補正電圧を発生する補正電圧
    発生回路を有することを特徴とするタブレット装置
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のタブレット装置におい
    て、 上記補正電圧生成手段は、 上記下側の電極に走査電圧が印加された際における上記
    上側の電極の電圧を検出して補正信号として出力する補
    正信号発生回路と、 上記補正信号発生回路からの上記補正信号を受けて、こ
    の補正信号に基づいて上記補正電圧を発生する補正電圧
    発生回路を有することを特徴とするタブレット装置
  7. 【請求項7】 第1の電極群と第2の電極群とを有する
    表示パネルと、上記 第1の電極群に表示用および座標検
    出用の電圧を印加する第1の駆動回路と、上記第2の電
    極群に表示用および座標検出用の電圧を印加する第2の
    駆動回路と、上記第1の電極群および第2の電極群と静
    電的に結合された座標指示手段を有して、上記座標指示
    手段に誘起する電圧に基づく上記座標指示手段の座標検
    出と上記表示パネルへの表示とを時分割で行う表示一体
    型タブレット装置において、 上記第1の電極および第2の電極のうち上記座標指示手
    段から遠い下側に位置する電極に印加される電圧に起因
    して上側に位置する電極に誘起される電圧を打ち消すよ
    うな補正電圧を生成する補正電圧生成手段を備えて、 少なくとも上記下側の電極に電圧が印加される期間にお
    いては、上記補正電圧生成手段によって生成された補正
    電圧を上記上側の電極に印加して、上記上側の電極に誘
    起される電圧を打ち消すようにしたことを特徴とする表
    示一体型タブレット装置
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