JP3050041U - 販売シート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は販売シートに関し、１種類の部品に
ついて複数の品種がある場合、顧客にそれら品種を説明
し、顧客の品種選択の参考となるように、その部品の複
数の品種を一覧表形式にした販売シートを実現すること
を目的とする。 【解決手段】 矩形状の用紙１の上部左方を商品表示領
域２とし、該商品表示領域２に販売対象の部品を使用し
ている商品の写真またはイラストを表示し、用紙１の上
部の残りの部分を商品名表示領域３とし、該商品名表示
領域３に会社名、商品名、販売店を表示し、上記商品表
示領域２と商品名表示領域３を除く部分を格子状に区切
り、その左端の行を部品品種表示領域４とし、該部品品
種表示領域４に前記販売対象の部品についての品種を表
示し、該部品品種を記載した欄に続く右方の各升をデー
タ領域５とし、該データ領域５に、部品のメーカー名、
グレード、価格およびバーコードを表示して成るように
構成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、販売シートに関する。詳しくは、例えば、自動車のような大型の商 品に用いられている部品を販売する販売店において、１種類の部品に仕様の異な る複数の品種、複数のメーカー、メーカーの複数の仕様、価格がある場合に、そ れらを顧客に容易に説明することができるように一覧表にした販売シートにに関 する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、大型の商品、例えば自動車に例をとると、その部品、例えばタイヤに例 をとると、一車種に使用できるタイヤのサイズは複数あり、また、タイヤを製造 するメーカーも複数あり、さらに、同一メーカーが同一サイズでも仕様を異にし た複数種類があり、価格もそれぞれが全て同一とは限らない。従って、顧客がタ イヤを購入しようとしたとき選択が困難である。このような場合、従来の販売店 においては、データブックを用いて顧客に説明する方法をとっていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、データブックは、各メーカー毎のものであり、顧客への説明時に、複 数のデータブックを複数ページ使用して説明しなければならず、顧客の理解を得 るに時間と手間を要するという問題があった。

【０００４】 本考案は上記従来の問題点に鑑み、１種類の部品について仕様の異なる複数の 品種がある場合、その部品を販売する際に、顧客にそれら複数ある品種を説明し 、顧客の品種選択の参考となるように、その部品の複数の品種を一覧表形式にし た販売シートを実現することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案の請求項１の販売シートは、矩形状の用紙１の上部左方を商品表示領域 ２とし、該商品表示領域２に販売対象の部品を使用している商品の写真またはイ ラストを表示し、用紙１の上部の残りの部分を商品名表示領域３とし、該商品名 表示領域３に会社名、商品名、販売店を表示し、上記商品表示領域２と商品名表 示領域３を除く部分を格子状に区切り、その左端の行を部品品種表示領域４とし 、該部品品種表示領域４に前記販売対象の部品についての品種を表示し、該部品 品種を記載した欄に続く右方の各升をデータ領域５とし、該データ領域５に、部 品のメーカー名、グレード、価格およびバーコードを表示したことを特徴とする 。

【０００６】 この構成を採ることにより、１種類の部品について多数の品種、多数のメーカ ー、多数のメーカー仕様等がある場合、それらを一覧表とすることができるため 、顧客に対する販売側の説明が容易となり、顧客側の理解が得易くなるため、顧 客の部品選択が容易となる。

【０００７】 また、請求項２の発明は、請求項１において、前記バーコードはＰＯＳシステ ム用バーコードであることを特徴とする。この構成を採ることにより、ＰＯＳと 連携した作業が可能となる。

【０００８】

【考案の実施の形態】

図１は本考案の実施の形態を示す図である。本実施の形態は同図に示すように 、矩形の用紙１を用い、この用紙１の上部の左部分を販売対象の部品を使用して いる商品を表示する商品表示領域２とし、上部の残り部分を商品名表示領域３と し、上記商品表示領域２と商品名表示領域３を除く部分を格子状に区切り、その 左端の行を前記販売対象の部品についての種類を表示する部品品種表示領域４と し、該部品品種表示領域４の右方の各升を、部品のメーカー名、グレード、価格 およびバーコードを表示するデータ領域５としたものである。

【０００９】 このように構成された本実施の形態は、販売店で、一つの販売対象部品が、複 数の仕様、複数のメーカー名、複数のメーカー仕様等があるような、選択肢が多 数ある部品を販売する時、商品表示領域２には商品の写真またはイラストが表示 され、商品名表示領域３には商品名とその商品の製造会社名が表示され、部品品 種表示領域４にはそれぞれの升に部品の品種（基本の仕様）が記載され、データ 領域５には、各品種毎にメーカー名、メーカー内グレード、価格等が記載されて いるため、販売員が顧客に、部品の仕様および価格等を説明する際に極めて便利 であり、顧客の理解も早くなり、部品選択が容易になる等の利点がある。

【００１０】 また、部品表示領域４に記載されたバーコードは、バーコード読み取り装置を 介してホストコンピュータと情報の授受を行い、部品に関する参考情報を得るこ とができ、それを顧客に説明する資料とすることができる。

【００１１】

【実施例】

図２は本考案の実施例を示す図である。本実施例は商品として自動車を例に採 り、部品としてタイヤを例にとったものである。そして、商品表示領域２には販 売対象部品を使用している自動車の写真６をのせ、商品名表示領域３には車輌通 称名７、製造会社名８、及び販売店名９を記載している。。また、部品品種表示 領域４には当該車種に使用できるタイヤサイズ１０が記載され、データ領域５に はタイヤメーカー名１１、メーカーのグレード記号１２、価格１３、バーコード １４等が記載されている。

【００１２】 この場合、部品品種として、タイヤサイズが１４と１５の２種類記載されてい る。また、メーカーは、タイヤサイズ１４の場合はＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄ、Ｅの５社が 、タイヤサイズ１５の場合はＢ、Ｃ、Ｄ、Ｅの４社が、メーカーグレードとして はＸ、Ｙ、Ｚ、Ｐ、Ｑの５種がそれぞれ記載されている。このように形成された 本実施例は前述した実施の形態と同様な作用・効果を発揮することができる。

【００１３】

【考案の効果】

本考案の販売シートに依れば、商品に使用されている一つの部品について、仕 様の異なる複数の品種、複数のメーカー、複数のグレードがある場合、それらを 一覧表の形式にまとめて表示したことにより、販売店側が顧客側に説明するのに 、大量のデータブックを必要とせず、容易に説明ができ、顧客側も理解が早くな り、部品選択の容易化に寄与することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施の形態を示す図である。

【図２】本考案の実施例を示す図である。

【符号の説明】

１…用紙 ２…商品表示領域 ３…商品名表示領域 ４…部品品種表示領域 ５…データ領域 ６…写真 ７…車種 ８…製造会社名 ９…販売店名 １０…タイヤサイズ １１…タイヤメーカー名 １２…グレード １３…価格 １４…バーコード

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 矩形状の用紙（１）の上部左方を商品表
   示領域（２）とし、該商品表示領域（２）に販売対象の
   部品を使用している商品の写真またはイラストを表示
   し、用紙（１）の上部の残りの部分を商品名表示領域
   （３）とし、該商品名表示領域（３）に会社名、商品
   名、販売店を表示し、上記商品表示領域（２）と商品名
   表示領域（３）を除く部分を格子状に区切り、その左端
   の行を部品品種表示領域（４）とし、該部品品種表示領
   域（４）に前記販売対象の部品についての品種を表示
   し、該部品品種を記載した欄に続く右方の各升をデータ
   領域（５）とし、該データ領域（５）に、部品のメーカ
   ー名、グレード、価格およびバーコードを表示したこと
   を特徴とする販売シート。
2. 【請求項２】 前記バーコードはＰＯＳシステム用バー
   コードであることを特徴とする請求項１の販売シート。