JP3049949B2 - 検出入力の切替装置 - Google Patents

検出入力の切替装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は検出入力の切替方式に係
り、特に発電機等を制御するにあったて、検出信号を切
替える場合の制御入力信号の切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】交流発電機の電圧調整や速度調整の制御
に必要な交流電圧や交流電流の検出入力は、電圧変成器
や変流器を通し、この後に変換器にて制御用の検出信号
として取込んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の検出入力の切替
方式では次のような問題点があった。
【0004】(1)変換器の種類によっては、応答時間が
0.5〜0.8秒の応答遅れが生じ、制御応答時間に悪い影響
を与えることになる。
【0005】(2)変換器自体の経年変化による変換ズレ
や温度ドリフトが発生するので、定期点検を必要とす
る。
【0006】(3)制御対象は、三相交流であり、電圧,
電流,周波数,有効電力,無効電力毎にかなりの数の変
換器を必要とする。これにより、コスト的にまた収容ス
ペース的に問題となる。
【0007】上記(1)〜(3)の問題点を解決する手段とし
て、交流の波形をサンプリングして3種法により測定値
の実効値変換することも考えられるが、さらに新しい問
題の発生が予想される。
【0008】すなわち、ディジタル方式にして従来の問
題点がクリアされるが、ディジタル方式で避けられない
サンプリング間隔に注意を要する。つまり3種法は、交
流の正弦波の電気角度30度サンプルが基本である。と
ころが、発電機は、起動時や負荷しゃ断時に回転数がか
なり変動するために、定時間サンプルで正しい実効値を
求められない。従って、その回転数の変化に追従して、
その周波数に応じた電気角度30度サンプルの測定値の
入力が必要となり、この周波数変動に追従する電気角度
30度サンプル方式が必要とされるが実用的でない。
【0009】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、検出対象の成分要素の
変動範囲に応じて3積法と実効値を移動平均法によって
演算要素を切替えることにより、高精度な検出を可能に
する検出入力の切替方式を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、本発明の検出入力の切替装置は、所定の
電気要素成分を含むアナログ検出信号を入力として走査
する検出信号入力部と、該検出信号入力部の走査信号を
基に演算制御を行う主演算制御部と、該主演算制御部の
演算結果に基づいて所定の演算を行う補助演算制御部、
によって構成され、前記検出入力信号の値を求める演算
装置において、 前記検出信号入力部は、前記電気要素成
分を含むアナログ検出信号の瞬時値を入力として該瞬時
値を実効値に変換する実効値変換回路と、この実効値変
換回路の実効値信号と前記要素成分の瞬時値信号を入力
として切換え出力するスイッチ手段と、該スイッチ手段
の切換え出力信号をサンプルホールドしてサンプリング
信号を出力するサンプルホールド回路と、該サンプルホ
ールド回路のサンプリング信号を走査するマルチプレク
サ、によって構成され、 前記主演算制御部は、前記走査
回路のアナログ走査信号をディジタル信号に変換するA
/D変換回路と、該ディジタル信号を入力として所定の
演算制御を行う主演算回路と、該ディジタル信号を入力
として記憶する第1のメモリ手段と、基準信号を記憶す
る第72のメモリ手段と、前記検出信号入力部のサンプ
ルホールド回路にサンプリングタイミング信号を供給す
るタイマ回路と、前記主演算回路の指令に基づいて、前
記要素成分の値が所定値範囲以内のときは前記スイッチ
手段を前記検出信号の瞬時値側に切り換えさせ、それ以
外のときは前記実効値変換回路側に切り換えさせる切換
え指令回路、によって構成され、 前記補助演算制御部
は、前記検出信号入力部の走査ディジタル信号を記憶す
る第3のメモリ手段と、基準信号を格納する第4のメモ
リ手段と、前記第3のメモリ手段の記憶内容と前記主演
算制御部の第1のメモリ手段の記憶内容を読み取って所
定の演算制御を行うディジタル信号プロセッサ、 によて
構成されていることを特徴とする
【0011】
【作用】被検出対象に含まれる電気要素成分の変動の所
定範囲内では3積法により検出し、所定範囲外では実効
値検出とする。この検出の切替は移動平均法によるもの
であるから、切替時の差動もなくなる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図を参照しながら説
明する。
【0013】図は本発明の実施例による検出入力の切替
方法を示すもので、11a〜11fはアナログフィル
タ、12a,12bは実効値変換回路、13a,13b
は切換スイッチ、14a,14b,14cはサンプルホ
ールド回路、15はマルチプレクサで、これらによって
検出信号入力部10が構成される。20は主演算制御部
であって、この主演算制御部20はアナログ/ディジタ
ル変換器(A/D)21,主演算回路(CPU)22,
メモリ(E2PROM)23,タイマ回路24,第1の
メモリ手段としてのメモリ(RAM)25a,25b,
第2のメモリ手段としてのメモリ(ROM)26および
切換指令回路(D/O)27によって構成される。30
は補助演算制御部であって、この補助演算制御部30は
ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)31,第3の
メモリ手段としてのメモリ(RAM)32および第4の
メモリ手段としてのメモリ(ROM)33からなる。
【0014】図の検出入力切替装置において、検出信号
入力部10においては、アナログフィルタ11aは発電
機のU相電流信号Iu,V相電流信号IvおよびW相電流
信号Iwを入力とし、アナログフィルタ11bは発電機
のU相電圧信号Vu,V相電圧信号VvおよびW相電圧信
号Vwを入力する。
【0015】アナログフィルタ11cは系統母線電圧信
B を入力とし、アナログフィルタ11dは水車のガ
イド弁開度信号Gvを入力とし、アナログフィルタ11
eはカプラン水車のランナー弁開度信号Rvを、アナロ
グフィルタ11fは発電機の励磁電流信号Ifを入力と
する。
【0016】アナログフィルタ11aの電流信号は切換
スイッチ13aを介してサンプルホールド回路14aに
直接導かれるとともに実効値変換回路12aによって、
実効値に変換されて導かれる。アナログフィルタ11b
の電圧出力信号は切換スイッチ14bを介して直接又は
実効値変換回路12bによって実効値に変換された後に
サンプルホールド回路14bに導かれる。アナログフィ
ルタ11cの電圧出力信号はサンプルホールド回路14
cに導かれるとともに、アナログフィルタ11d〜11
fの出力信号はマルチプレクサ15に入力される。
【0017】主演算制御部20では、マルチプレクサ1
5の走査出力をA/D変換器21によってディジタル信
号に変換し、CPU22とRAM25a,25bに入力
する。ROM26には基準周波数信号が設定されてい
る。タイマ回路24は検出入力回路部10のサンプルホ
ールド回路14a〜14cにサンプリングタイミング信
号を供給して各サンプルホールド回路にサンプリングさ
せる。CPU22はサンプリング信号を基に発電機の周
波数が定格周波数±3HZ以内の時は切換指令回路(D
/O)27に切換スイッチ13a,13bを交流瞬時値
側に切換させ、それ以外の時は実効値変換回路側に切換
させる。補助演算制御部30においては、ROM33に
は基準信号が格納されており、ディジタルシグナルプロ
セッサ31がROM32の記憶内容とRAM25bの記
憶内容を読み取り周波数演算を行うとともに、有効電力
を無効電力の演算を実効する。すなわち、交流瞬時値入
力と実効値入力との切替式には、交流半分の6サンプル
の移動平均法を実施して検出入力量を次式によって求め
る。
【0018】
【数1】
【0019】また、この関係の一例を示すと次表のよう
になる。
【0020】
【表1】
【0021】上記実施例の検出入力信号の切換装置によ
れば、3積法には温度変化等の影響の少ない水晶発振器
を採用し定時間サンプル方式が実用的である。また、入
力方法の実効値変換の動作原理の違いにより、切替時に
測定値の差が発生すると予想されるが、これは切替前の
サンプルデータと切替後のサンプルデータとの移動平均
による差を無くし、円滑な切替を実施できる。定時間サ
ンプル方式と実効値変換回路を使用して、それぞれの短
所を補うことにより、新しく予想される問題も解決する
ことができる。
【0022】また、上記実施例では、発電機の起動時や
負荷しゃ断時の制御は、有効・無効電力,力率等の制御
が不要であり、これらの検出入力も不要である。さら
に、発電機が母線に対して並列運転されている時には有
効無効電力等の入力は3積法により求める。
【0023】なお、上述の実施例では交流発電機に関す
る検出データについて述べたが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。
【0024】
【発明の効果】本発明は、上述の如くであって、被検出
対象の電気要素成分の変動が所定範囲以内のときは3積
法により、それ以外の時は実効値変換回路により入力す
るとともに、この3積法と実効値変換の切替を移動平均
法とするものであるから、高精度の検出演算が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による検出入力の切替方式を実
行するためのブロック図。
【符号の説明】
10…検出信号入力部 11a〜11f…アナログフィルタ 12a,12b…実効値変換回路 13a,13b…切換スイッチ 14a〜14c…サンプルホールド回路 15…マルチプレクサ 20…主演算制御部 21…アナログ/ディジタル変換器 22…主演算回路 23…メモリ(E2PROM) 24…タイマ 25a,25b…メモリ(RAM) 26…メモリ(ROM) 27…切換指令回路 30…補助演算制御部 31…ディジタルシグナルプロセッサ 32…メモリ(RAM) 33…メモリ(ROM)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−146921(JP,A) 特開 平1−264599(JP,A) 特開 平3−95469(JP,A) 特開 平3−71713(JP,A) 特開 平1−260314(JP,A) 特開 平2−170275(JP,A) 実開 平2−118272(JP,U) 実開 平3−130687(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電気要素成分を含むアナログ検出
    信号を入力として走査する検出信号入力部と、該検出信
    号入力部の走査信号を基に演算制御を行う主演算制御部
    と、該主演算制御部の演算結果に基づいて所定の演算を
    行う補助演算制御部、によって構成され、前記検出入力
    信号の値を求める演算装置において、 前記検出信号入力部は、前記電気要素成分を含むアナロ
    グ検出信号の瞬時値を入力として該瞬時値を実効値に変
    換する実効値変換回路と、この実効値変換回路の実効値
    信号と前記要素成分の瞬時値信号を入力として切換え出
    力するスイッチ手段と、該スイッチ手段の切換え出力信
    号をサンプルホールドしてサンプリング信号を出力する
    サンプルホールド回路と、該サンプルホールド回路のサ
    ンプリング信号を走査するマルチプレクサ、によって構
    成され、 前記主演算制御部は、前記走査回路のアナログ走査信号
    をディジタル信号に変換するA/D変換回路と、該ディ
    ジタル信号を入力として所定の演算制御を行う主演算回
    路と、該ディジタル信号を入力として記憶する第1のメ
    モリ手段と、基準信号を記憶する第72のメモリ手段
    と、前記検出信号入力部のサンプルホールド回路にサン
    プリングタイミング信号を供給するタイマ回路と、前記
    主演算回路の指令に基づいて、前記要素成分の値が所定
    値範囲以内のときは前記スイッチ手段を前記検出信号の
    瞬時値側に切り換えさせ、それ以外のときは前記実効値
    変換回路側に切り換えさせる切換え指令回路、によって
    構成され、 前記補助演算制御部は、前記検出信号入力部の走査ディ
    ジタル信号を記憶する第3のメモリ手段と、基準信号を
    格納する第4のメモリ手段と、前記第3のメモリ手段の
    記憶内容と前記主演算制御部の第1のメモリ手段の記憶
    内容を読み取って所定の演算制御を行うディジタル信号
    プロセッサ、 によて構成されていることを特徴とする検出入力の切替
    装置。
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