JP3049826B2 - 磁気変化検出装置 - Google Patents

磁気変化検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検出体の運動に伴う
磁気変化の繰り返し状態を検出する磁気変化繰返状態検
出手段と、該磁気変化繰返状態検出手段が検出する磁気
変化の増加又は減少の傾向が所定の基準値を越える場合
に、磁気変化が増加傾向と減少傾向との間で切り換わっ
たと判断する切換タイミング判断手段とを備えた磁気変
化検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】こうした磁気変化検出装置は、従来よ
り、例えば、ホール素子の出力電圧変化を利用して被検
出体の直線運動や回転運動の状態を検出する装置等にお
いて種々利用されてきた。ホール素子の出力電圧変化
は、所定の2値判定アルゴリズムに基づいてAD変換さ
れ、2値出力として与えられ、各種の演算に用いられて
いる。
【0003】従来の2値判定アルゴリズムは、図8に示
す様に、ホール素子からの出力電圧の現在値Dnと基準
値Doとの大小関係を判断し(S101)、現在値Dn
の方が基準値Doより大きければ増加傾向と判断して2
値出力用設定値Qnを「1」に設定し(S102)、そ
れ以外は減少傾向と判断して2値出力用設定値Qnを
「0」に設定し(S103)、現在値Dnと基準値Do
との差の絶対値が所定のヒステリシス幅Hを越えたら初
めて、先に設定した2値出力用設定値Qnに基づいて2
値出力Vout を行うと共に、基準値Doをその時の現在
値Dnに設定し直す(S104,S105)というもの
であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば回転
検出の場合、センサと回転体のギャップのばらつきや、
ホール素子出力のばらつき等により、最大値と最小値が
変動する。これに対し、従来の2値判定アルゴリズムで
は、こうした変動を考慮していない。
【0005】このため、図9に明らかな様に、時刻t10
1 ,t102では最大値と最小値のほぼ中間において出力
が切換わっているが、最大/最小幅が大きくなると、時
刻t103 ,時刻t104 の様に、最大値又は最小値に寄っ
たところでヒステリシス幅Hに達し、出力が切換わるこ
とになる。このため、期間(t103 −t104 )は期間(t1
01 −t102 )よりも短くなってしまう。一方、最大最小
幅が減少する際には、期間(t105 −t106 )に明らかな
様に、2値出力Vout の切換タイミングが長くなってし
まう。この様に、従来の装置においては、2値出力の切
換タイミングが変動し、検出精度が悪くなるという問題
があった。
【0006】そこで、こうした被検出体とセンサの間の
ギャップの変動や、センサ自体の出力のばらつきや温度
特性といった種々の変動要因があっても、高精度の検出
を行い得る磁気変化検出装置を提供することを目的とし
て本発明を完成した。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】かかる目的を達
成するために、本発明の磁気変化検出装置は、被検出体
の運動に伴う磁気変化の繰り返し状態を検出する磁気変
化検出手段と、該磁気変化検出手段が検出する磁気変化
の増加又は減少の傾向が所定の基準値を超える場合に、
磁気変化が増加傾向と減少傾向との間で切り換わったと
判断する切換タイミング判断手段とを備えた磁気変化検
出装置において、前記磁気変化検出手段から出力される
アナログ信号から互いに周波数が異なる2つの信号を生
成し、それらの周波数差から前記アナログ信号を数値化
する数値化手段と、該数値化手段によって数値化された
値に基づくデジタル信号を用いて、切換タイミング判断
直前の磁気変化繰り返し状態における前記磁気変化検出
手段による検出値の最大値と最小値とを抽出する直前ピ
ーク値抽出手段と、該直前ピーク値抽出手段により抽出
された最大値と最小値とに基づいて、前記基準値として
のヒステリシス幅を更新する基準値更新手段とを備えた
ことを特徴とする
【0008】本発明の磁気変化検出装置によれば、数値
化手段が磁気変化検出手段から出力されるアナログ信号
から互いに周波数が異なる2つの信号を生成し、それら
の周波数差から前記アナログ信号を数値化し、直前ピー
ク値抽出手段が、数値化手段によって数値化された値に
基づくデジタル信号を用いて、切換タイミング判断直前
の磁気変化繰り返し状態における磁気変化検出手段によ
る検出値の最大値と最小値とを抽出し、基準値更新手段
が、直前ピーク値抽出手段により抽出された最大値と最
小値とに基づいて、基準値としてのヒステリシス幅を更
新するので、被検出体との間のギャップ変動等によって
最大値と最小値とが変動しても、常に、切換タイミング
と最大値・最小値との関係を一定に維持することがで
き、高い検出精度を得ることができるとともに、異なる
2つの周波数信号の差からアナログ信号を数値化するの
で、好ましい。
【0009】
【実施例】次に、本発明を適用した実施例を説明する。
実施例は、回転速度検出装置に適用したものであり、図
3に示す様に、ロータ10の磁性材料製の歯10aに対
向する様に磁界バイアス用の磁石20を配置し、両者の
間に、ホール素子を含んだ磁気検出回路50を封止した
モールドIC40を配置したものである。なお、図中3
0は非磁性体からなるケース、41は入出力ピン、42
は基板である。
【0010】この磁気検出回路50は、図4に示す様
に、例えばCMOS型電圧制御発振回路からなる第1の
電圧/周波数変換回路VCO1と、同じくCMOS型電
圧制御発振回路からなる第2の電圧/周波数変換回路V
CO2とを並列に備え、各電圧/周波数変換回路VCO
1,VCO2に対してホール素子HEからのホール電圧
VP ,VM が印加される。従って、各電圧/周波数変換
回路VCO1,VCO2は、ホール素子HEからのホー
ル電圧VP ,VM の変化に応じてそれぞれ周波数f1,
f2の発振出力を生じる。この二つの発振出力は周波数
差数値化回路51に入力される。この周波数差数値化回
路51は、周波数f1,f2の差f1−f2を数値化し
た数値化出力Niを後段のデジタルフィルタ52に与え
る。デジタルフィルタ52は、この数値化出力Niをデ
ジタル出力Diに変換し、さらに後段のコンパレータ5
3に与える。このコンパレータ53は、デジタル出力D
iに基づいて2値化処理を実行し、2値化出力Vout を
出力する。この2値化出力Vout によってロータ10の
回転に伴う磁界強度の変化が定量的に把握されることに
なるのである。磁界強度と各出力との関係を図5に模式
的に示した。
【0011】なお、電圧/周波数変換回路VCO1,V
CO2,周波数差数値化回路51,デジタルフィルタ5
2及びコンパレータ53は、クロック信号CLKにより
相対的な動作タイミング等の調整がなされている。コン
パレータ53が実施する2値化処理は、図1に示す様な
アルゴリズムにより成り立っている。
【0012】まず、デジタルフィルタ52からのデジタ
ル出力の現在値Dnを取り込む(S1)。続いて、最新
の最大値Dmax と最小値Dmin とを求め、それによって
ヒステリシス幅Hを演算する(S2)。その後、デジタ
ル出力Diが増加傾向にあるか減少傾向にあるかを判定
する(S3)。
【0013】この判定結果が増加傾向とでたら、現在値
Dnが基準値Do(Dmin )よりヒステリシス幅H分上
回ったか否かを判断する(S4)。そして、Dn>(D
min+H)となって初めて2値化出力Vout を「1」に
切り換える(S5)。一方、S3の判断が減少傾向とで
たならば、現在値Dnが基準値Do(Dmax)をヒステ
リシス幅H分下回ったか否かを判断する(S6)。そし
て、Dn<(Dmax −H)を満足したら初めて2値化出
力Vout を「0」に切り換える(S7)。
【0014】S2の処理において最新の最大値Dmax ,
最小値Dmin を求めるには、例えば次の様にすればよ
い。まず、Dn=Dmax =Dmin に初期値を設定した後
に、Dn>Dmax となる毎に「Dmax ←Dn」と更新
し、逆にDn<Dmin となる毎に「Dmin ←Dn」と更
新する。こうすれば、実際の検出値の最大と最小を把握
することができる。しかし、このままでは最新の値とい
うことはできない。そこで、S5の処理において2値化
出力Vout を「1」に切り換えると共に最大値Dmax を
クリアし、S7の処理において2値化出力Vout を
「0」に切り換えると共に最小値Dmin をクリアする様
にすればよい。
【0015】この結果、図2に示す様に、時刻t1 〜t
2 の間のヒステリシス幅Hの演算に用いられる最大値D
max には直前の山の値であるmax1が用いられ、最小
値Dmin には直前の谷の値であるmin1が用いられる
ことになる。なお、ヒステリシス幅Hの演算式として
は、演算係数mを用いて、例えばH=m(Dmax +Dmi
n )などと表される。従って、H1=m(max1+m
in1)をヒステリシス幅として、これに基づいた判断
がなされ、時刻t2 において2値化出力Vout が「1」
から「0」へ切り換えられる。
【0016】このとき、最小値Dmin はクリヤされるか
ら、時刻t2から後は、最大値Dmax はmax1のまま
であるが、最小値Dmin が現在値Dnになり、徐々に減
少して時刻t3 に至ることになる。なお、時刻t2 か
ら、最小値Dmin が定まる時刻t3 までの間、H1は保
持される。
【0017】そして、時刻t3 にて二番目の谷を越える
から、その後は、最小値Dmin が二番目の谷の値min
2に定まる。新たな最大値、最小値が定まった時点にお
いて初めてヒステリシス幅が更新される。従って、ヒス
テリシス幅は、H2=m(max1+min2)とな
り、時刻t3 より後の期間においては、このヒステリシ
ス幅H2を基準として2値化出力Vout を「0」から
「1」へ切り換えるタイミングが判断される。この結
果、時刻t4 にて2値化出力Vout の切換が実行され
る。
【0018】すると、今度は最大値Dmax がクリヤされ
て現在値Dnの増加に伴って徐々に増加していき、次の
山を越える時刻t5 において定まる。この結果、最大値
Dmax =max2,最小値Dmin =min2にてヒステ
リシス幅H3=m(max2+min2)が演算され、
同様の処理が繰り返されることになる。
【0019】コンパレータ53は、詳細には図6に示す
様な回路構成となっており、この2値化アルゴリズムを
実現する様に構成されている。デジタルフィルタ52か
ら入力されるデジタル出力Diは、現在値ラッチ回路5
3a,基準値判定及びラッチ回路53b,最大値検出回
路53c及び最小値検出回路53dへ入力される。
【0020】現在値ラッチ回路53aは、後段の差分検
出回路53eへ現在値Dnを出力する。差分検出回路5
3eは、この現在値Dnと基準値判定及びラッチ回路5
3bから出力される基準値Doとの差分Snを求めてさ
らに後段のヒステリシス演算回路53fへ出力する。ま
た、差分検出回路53eは、これとは別に、増減判定信
号Sn(MSB)を出力ラッチ回路53g,基準値判定
及びラッチ回路53b,ヒステリシス幅設定回路53h
へ出力する。なお、増減判定信号Sn(MSB)は、D
n−Doが正の場合はハイレベル出力を、逆の場合はロ
ウレベル出力を指示する信号である。
【0021】一方、最大値検出回路53cは、入力され
るデジタル出力Diがそれまでに検出された最大値を越
える場合はこれを更新する形で最大値Dmaxを求め、後
段のヒステリシス幅設定回路53hに出力する。同様
に、最小値検出回路53dも、最小値Dmin を更新しつ
つヒステリシス幅設定回路53hに出力する。
【0022】ヒステリシス幅設定回路53hは、入力さ
れた最大値Dmax と最小値Dmin とに基づいて、ヒステ
リシス幅H=m(Dmax +Dmin )を演算し、これをヒ
ステリシス演算回路53fに出力する。ヒステリシス演
算回路53fは、差分検出回路53eから与えられた差
分Snとヒステリシス幅Hとを比較し、差分Snがヒス
テリシス幅Hを越える場合は基準値判定及びラッチ回路
53bと出力ラッチ回路53gへラッチ信号を出力す
る。
【0023】基準値判定及びラッチ回路53bは、ヒス
テリシス演算回路53fからのラッチ信号が入力される
と、基準値Doをクリヤし、デジタルフィルタ52から
入力されるデジタル出力Di(即ち現在値Dn)を基準
値Doとしつつ極値が表れた時点でこれを固定する。従
って、先に示した図2で説明すると、時刻t2 にて基準
値Doはリセットされて時刻t3 に至るまでは基準値D
o=Dn(t2 )となり、時刻t3 〜t4 の間は基準値
Do=min2となり、時刻t4 〜t5 間は基準値Do
=Dn(t4 )となり、時刻t5 を越えると基準値Do
=max2となる。
【0024】一方、出力ラッチ回路53gは、ヒステリ
シス演算回路53fからラッチ信号が出力されると、差
分検出回路53eからの増減判定信号Sn(MSB)に
基づくハイレベル信号又はロウレベル信号を2値化出力
Vout として出力する。なお、現在値ラッチ回路53
a,基準値判定及びラッチ回路53b,最大値検出回路
53c,最小値検出回路53d,差分検出回路53e,
ヒステリシス演算回路53f及びヒステリシス幅設定回
路53h等は、クロック信号CLKによって同期がとら
れている。
【0025】次に、従来例として説明した図8の2値化
判定アルゴリズムと、本実施例の2値化判定アルゴリズ
ムとの作用・効果上の差を模式化した図7を説明する。
図7の(A)は、ロータ10の歯10aと磁石20との
間のギャップが広くてホール素子HEからの出力電圧V
P ,VM が小さい状態においてデジタルフィルタ52か
ら出力されるデジタル出力Diを上段に、逆にギャップ
が狭くてホール素子HEからの出力電圧VP ,VM が大
きい状態においてデジタルフィルタ52から出力される
デジタル出力Diを下段に示している。なお、図中ts
は、サンプリング期間であり、1/ts=f1・nと表
すことができる(ただし、nは分周比,f1はVCO1
の周波数)。
【0026】今、現在値Dnがデジタル出力Diの山と
谷の中間になった時刻に2値化出力Vout を切り換える
場合を想定する。本実施例の2値化判定アルゴリズムを
用いた場合には、最新の最大値と最小値とによってヒス
テリシス幅を更新している。従って、最大値と最小値と
の中間で2値化出力を反転させる場合についてその反転
時期を考えると、ホール出力が小の場合には、デジタル
値Diが「5」となった時刻が反転時期となる。一方、
ホール出力が大の場合には、デジタル値Diが「10」
となった時刻が反転時期となる。従って、図から明らか
な様に、ホール出力の大小による2値化出力の反転時期
の誤差は、図中(B)に示す様に、わずかに角度位相差
tbだけとなる。一方、従来例のアルゴリズムでは、ヒ
ステリシス幅が固定であるから、ホール出力小の場合も
ホール出力大の場合も、例えばデジタル値が「3」とな
った時刻が2値化出力の反転時期となるため、その誤差
は角度位相差taと大きくなる。
【0027】この様に、ホール出力が何等かの原因で変
動した場合、従来例では2値化出力の切換時期が大きく
変動してしまうのに対し、本実施例によれば、ホール出
力の変動に左右されることなく、常に一定の角度位相の
時期に2値化出力を切り換えることができる。
【0028】この結果、この2値化出力を用いての各種
演算の精度と信頼性を高めることができる。以上本発明
の一実施例を説明したが、本発明はこれに限定されず、
例えば被検出体の変位や直線運動の検出における磁気変
化検出装置として構成することもでき、具体的な回路構
成にしてみても本発明の要旨を逸脱しない範囲内の種々
なる態様を採用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上の如く本発明の磁気変化検出装置に
よれば、独特のアルゴリズムを採用することにより、被
検出体とセンサとの間のギャップの変動や、センサ自体
の出力のばらつきや温度特性といった種々の変動要因が
あっても、高精度の検出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の2値化判定アルゴリズムのフローチ
ャートである。
【図2】 その作用を説明するタイミングチャートであ
る。
【図3】 実施例の回転速度検出装置の概略構成図であ
る。
【図4】 そこに採用された磁気変化検出回路の構成図
である。
【図5】 この磁気変化検出回路における磁界強度と各
出力との関係を示したタイミングチャートである。
【図6】 実施例の磁気変化検出回路のコンパレータの
詳細な回路構成図である。
【図7】 実施例と従来例とを作用・効果的に比較した
説明図である。
【図8】 従来例の2値化判定アルゴリズムのフローチ
ャートである。
【図9】 その問題点を示したタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
10・・・ロータ、10a・・・歯、20・・・磁石、
30・・・ケース、40・・・モールドIC、50・・
・磁気検出回路、51・・・周波数差数値化回路、52
・・・デジタルフィルタ、53・・・コンパレータ、5
3a・・・現在値ラッチ回路、53b・・・基準値判定
及びラッチ回路、53c・・・最大値検出回路、53d
・・・最小値検出回路、53e・・・差分検出回路、5
3f・・・ヒステリシス演算回路、53g・・・出力ラ
ッチ回路、53h・・・ヒステリシス幅設定回路、HE
・・・ホール素子、VCO1,VCO2・・・電圧/周
波数変換回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−90769(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 3/48 - 3/481 G01P 3/489 G01D 5/245 102

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出体の運動に伴う磁気変化の繰り返
    し状態を検出する磁気変化検出手段と、 該磁気変化検出手段が検出する磁気変化の増加又は減少
    の傾向が所定の基準値を越える場合に、磁気変化が増加
    傾向と減少傾向との間で切り換わったと判断する切換タ
    イミング判断手段と、 を備えた磁気変化検出装置において、 前記磁気変化検出手段から出力されるアナログ信号から
    互いに周波数が異なる2つの信号を生成し、それらの周
    波数差から前記アナログ信号を数値化する数値化手段
    と、 該数値化手段によって数値化された値に基づくデジタル
    信号を用いて、切換タイミング判断直前の磁気変化繰り
    返し状態における前記磁気変化検出手段による検出値の
    最大値と最小値とを抽出する直前ピーク値抽出手段と、 該直前ピーク値抽出手段により抽出された最大値と最小
    値とに基づいて、前記基準値としてのヒステリシス幅を
    更新する基準値更新手段とを備えたことを特徴とする磁
    気変化検出装置。
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